まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2005年7月30日(土)のフジノ
● 中学生たちの、想いのこもった演劇を観てきました

 けさは、はまゆう会館を訪れて
 第22回中学校演劇発表会を観てきました。

はまゆう会館  今日と明日の2日間、
 8校によって
 演劇が発表されます。

 『ひびきあう〜からだとことば』

 これが今回のコピーです。

 浦賀中学校、大津中学校、大矢部中学校、追浜中学校、
 衣笠中学校、公郷中学校、久里浜中学校、野比中学校、
 の8校です。

パンフレット  今回は公郷中学校
 関係者の方に
 お招きいただきました。
 ありがとうございます。

 フジノの中学時代、
 在籍していた武山中学校は
 演劇が盛んな学校でした。

 熱意ある先生方が居てくれた、
 ということが
 とても大きかったと思います。

 加えて演劇部と生徒会(フジノは生徒会長でした)は仲が良くて
 文化祭の時には照明係とかやってお手伝いもしました。
 懐かしいなあ。演劇、とても好きです。

 その武中にいた先生方(I先生、N先生、T先生ら)が
 学校は変わっても
 今も横須賀の中学生たちの演劇を強くサポートしているのですね。
 本当にすごいことだなあと感じます。

 ちなみに、開会の言葉のあとに
 あいさつをしたのがその先生の内の1人、I先生です。
               ↓
先生のあいさつ  もう少しで定年、
 なんて惜しい!

 そんな熱い先生です。

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 お目当ての公郷中学校による発表は、
 シェークスピアの『リア王』でした。

 とても良かったと思います。

 政治家に転職する前のフジノがいた会社は、
 映画だけでなく演劇・ミュージカルも上演していましたから
 けっこうたくさん演劇を観てきました。

 そんな僕にとっても、本当に楽しかったです。

 長い『リア王』を短い上演時間の中に
 とてもうまく消化していたと思います。

リア王を演じる公郷中学校のみんな  リア王

 表現が豊かで、エネルギッシュな演技で、声もよく通っていて、
 僕は仕事であることを忘れて引き込まれました。

 オリジナルのシーンも
 違和感なく楽しめました。

 また観たいな、と感じました。

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 続いて、大矢部中学校による
 『ターミナルオブライフ』です。

 『リア王』の動的な演劇に対して
 こちらは場面が1度も変わらないまま演じ続ける静的なものでした。

 テーマも『輪廻転生』ということもあり、
 プログラムを読みながら
 「けっこう演じるのは難しいかな?」と先入観を持ったりしました。

公郷中学校のステージ

 けれども、メインの4人は
 この難しいテーマを演じきったと思います。

 生と死、生きるということ、
 これらは実際の人生でも本当に大きなテーマです。
 こういうテーマこそ演劇でぶつかっていってほしいと感じます。

 大矢部中学校のみんなは、
 それをやり遂げたのだと思います。お見事でした。

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 この2校で午前の部は終了。
 午後すぐに別の用事があったので
 フジノはここまでしか観られませんでした。

 けれども、本当に良かったです。

 この行事は好きで
 自分が中学生だった頃から時々来ていましたが
 政治家になってからは忙しくて足を運ぶことができませんでした。

 『演じる』ということは『物語る』ということと同じで
 人としての成長をしていく上でものすごく意味のあることだと思います。

 そんな心理学的な意味を持ち出すまでも無く、
 人々のこころを潤すエンターテイメントとして演劇はとても魅力的です。

 演劇に挑戦している中学生のみなさんには、
 ぜひこれからも演劇を続けていってほしいと思いました。

 今日はお招きいただきまして、
 本当にありがとうございました。

 明日も9時20分から開場で、
 はまゆう会館で発表会は続きます。
 お時間のある方はぜひ足を運んでみて下さいね。


● 大楠・佐島・西地区のみなさんと再会しました

 お昼からは太田和に移動しました。

 竹内英明県議が主催されている
 大楠・佐島を中心とする西地区のみなさんとのBBQ大会に、
 木村正孝前市議吉田雄人市議と共に
 お招きいただきました。

 フジノにとって、お会いした多くのみなさんは
 市長選挙で一緒に勝手連として闘ってくれた熱い仲間です。
 (大楠勝手連・佐島勝手連・太田和勝手連など)

 やっぱり一緒に闘ってくれた方々と再会できたことは
 とてもうれしかったです。

竹内県議・木村前市議・吉田市議、そしてみなさんと。

 写真に映っている方々はメンバーの内のわずかで、
 この後ろにずらりとたくさんの方々がいらっしゃいます。

 市長選挙を闘ったメンバーはみんな元気いっぱいです!

 敗戦は敗戦、事実としてありますが、
 これからの新しい横須賀をめざして、みんな前向きに進んでいます。

 僕たちはこれからも全力で、
 そして笑顔いっぱいで、活動していきます!


● 『若者も参加しよう!福祉のつどい』に参加しました

 続いて、汐入の総合福祉会館へ向かいました。

 ずっと関心を持ってその策定過程から注目しつづけている
 『よこすか地域福祉計画』

 このHPでも何度も取り上げてきましたので
 詳しい説明は省略しますが
 とても大切な計画なのですね。

 そして、計画は実践されてこそ意味があります。

 この実践が地域福祉計画はかなり機能していて、
 横須賀市では初の100人単位の市民会議も運営されています。

 (『よこすか福祉の輪市民会議』といいます。
  政治家でなければフジノもメンバーになりたかった...)

 今日はその活動の1つとして、
 『若者も参加しよう!福祉のつどい』が開催されました。

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 目的は、

 「若い人たちがボランティア活動に参加・考えるきっかけを
  つくると同時に、若い人たちの声を聞く場とします」

 でした。

 目的どおりで、若い世代が本当にたくさん集まりました。

 武山中学校、県立久里浜高校、
 湘南学院高校、県立保健福祉大学などから
 中・高・大学生が参加しました。

 まずは4名の方からボランティア体験談の発表があり、
 続いてグループに分かれて、テーマについて語り合いました。

 1つのグループに10人くらいずつ、
 9つのグループが1時間にわたって語り合ったことを
 最後に発表しあいました。

会場には中高生がたくさん参加していました。

 上の写真で雰囲気が伝わるといいなあ。

 特に久里浜高校からの参加者の多さには驚きました。
 すごかったですよ。

 昔から久里浜高校の福祉への取り組みは定評がありますが
 今回は野球部のみんなが参加してくれたのが大きかったです。

 フジノはグループ討議から参加したのですが、
 久里高の男子といろいろなことを語り合うことができました。

 地域の社会福祉協議会の方々や
 市の健康福祉部の方と
 高校生、一般の方々と福祉・ボランティアについて
 意見交換ができるなんて本当に滅多に無い素晴らしい機会でした。

 発表も決してありきたりなものでなく、
 グループによっては

 「ボランティア経験もほとんど無いし
  無償で活動するならバイトをしていた方がいいと思う」

 「学校で強制的にボランティアをさせられました」

 という意見もありました。

 こういう本音の話からスタートしなければ
 物事は変わっていきません。

 そして、本音から改善点や方向性を見出して
 新しい活動へと向かっていくのです。

 今回の目的である

 「若い人たちがボランティア活動に参加・考えるきっかけをつくる」
 「若い人たちの声を聞く場にする」

 は、大成功だったと思います。

 よこすか福祉の輪市民会議のみなさん、
 参加してくれた中高校生・大学生のみなさん、大人のみなさん、
 本当にありがとうございました。

 福祉のまち、よこすかをめざして
 これからも一緒に歩んでいきましょうね!


● 歴史ある御霊神社へ

 夕方、いくつかの市民相談を終えた後、
 佐原にある『御霊神社』のお祭りにお招きいただきました。

 ふだん政治家としては
 絶対にお祭りに行かないフジノなのです。

 けれども、佐原のお祭りは
 本当に熱心に活動されている方がいらっしゃるのですね。

 その想いやご苦労には
 個人としても政治家としても強く共感しています。

 そこで実際にどうしても見たくて
 お邪魔させていただきました。

御霊神社 

 かつて武将(ああ、名前を忘れてしまった。すごく有名です)が
 戦いの中で目に剣(矢という説もあり)を刺されてしまいました。

 逃げのびて、家来に目から剣を抜きとるようにと命令しました。

 家来は、なかなか抜けない剣を抜くために
 武将の顔を足で踏みつけて勢いをつけました。

 そして、抜いた瞬間...。

 家来に顔を踏みつけられた無礼に怒った武将は
 抜き取られた剣をつかむやいなや
 ひとふり、家来の首をはねてしまいました。

 この家来が首をはねられてしまった場所が
 御霊神社であると言われています。

 歴史の古い、由緒ある神社です。

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 明日の出番を待つ山車、
 ちょうちんに浮かび上がる鳥居、
 参道の階段の踊り場で走り回るたくさんの子ども達、
 夏のお祭りの風景がそこにありました。

 フジノは神社を訪れるのが大好きなこともあって
 とても楽しい時間を過ごすことができました。

 佐原のみなさん、お招きいただきまして
 本当にありがとうございました。


● 民意が市政に生かされることを願う会へ

 その後、民意が市政に生かされることを願う会へ参加しました。
 市長選挙の後、少し休憩をしていましたけれども
 まもなく再始動いたします。

 第4ラウンド、と僕たちが呼んでいる活動の打ち合わせ。
 そろそろ本格的に始まります。
 とても楽しみ。

 そして、カフェトークの時
 木村正孝さんとお話していた『横須賀をおもしろくする取り組み』も
 そろそろ発表できそうな段階になってきました。

 いずれ、木村さんから発表されると思います。
 これもまたとても楽しみです。


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 今日は1日、すごくいろいろな取り組みに参加して
 へとへとに疲れきってしまいました。

 けれども、気力は充実しています。

 何故なら、どの1つの取り組みをとっても
 このまちが新しく変わっていく
 そんな動きを表しているものばかりだったから。

 中学生の演劇、勝手連のみなさんとの再会、
 中高大学生たちとの福祉の語り合い、
 強い熱意でお祭りを盛り上げている方々との出会い、
 そして、願う会の第4ラウンドへの打ち合わせ。

 このまちが変わるという希望を
 感じさせられる1日でした。

 とにかく疲れまくってヘトヘトです。
 でも、明日からもガンガン活動していきます!

 みなさん、今日も1日、お疲れ様でした。
 どうか夏バテに気をつけて下さいね。



2005年7月29日(金)のフジノ
● カフェトーク(夜の部)を、秋に『お試し』でスタートします

 かねてからカフェトークの『夜の部』を行なおう、と
 考えてきたのですが、計画にめどがついてきましたので
 お知らせします。

 夜の部、10月をめどに第1回を試しに行ないたいと思います。

 日付は未定ですが、金曜日の夜20時〜22時で
 場所はいつもの『BUENO』さんを予定しています。

 もっともっといろいろな方々が
 気軽に集まれる場づくりをする必要を感じています。

 この『お試し』である程度の方向が定まったら
 そのまま本格スタートにつなげていきたいと考えています。

 また報告しますので、よろしくお願いします。


● 素敵な方々に話しかけていただきました

 クーラーが無いフジノ事務所は
 連日の真夏日に
 ミストサウナのような状態になっています。

 そんな訳で、ここ数日は事務所には行かずに
 お気に入りのカフェ『BUENO』で仕事をしています。

 書類や参考文献を読んだり、
 市民の方々から頂いたメールにお返事を書いたり、
 HPを更新したりしています。

 そんなここ最近のフジノなのですが、
 今夜は市民の方々に話しかけていただきました。

 華やかな女性2人組の方で、
 行政書士事務所で働いていらっしゃるとのこと。
 HPも定期的に見ていて下さっているとのことでした。

 こういう方々が政治に関心を持って下さっている、という事実は
 フジノをものすごく励ましてくれます。

 かねてからのフジノの口癖ですが

 マスメディアが報じる『若い世代は政治に関心が無い』はウソだ

 というのが、また裏付けられたように感じます。

 10代も、若い女性も、
 きちんと自分のまちのことに関心があるし、
 そのための手段としての政治にだって関心を持っています。

 そんな想いを強くさせていただいた、
 とても素敵な出会いでした。ありがとうございます。


● 障害者自立支援法案のゆくえ

 参議院の厚生労働委員会で
 昨日は約6時間にわたって審議が行なわれました。

 (その模様は報じたフジテレビの記事はこちら
  ニュースの映像はこちらからご覧いただけます)



2005年7月28日(木)のフジノ
● このHPの写真が広告コンクールの作品として出品されます

 先日、広告業界のクリエーターの若手の方から
 あるメールをもらいました。

 広告のコンテストに応募するにあたって
 フジノのHPの中にある1枚の写真を使わせてもらえないか、
 という申し出を受けたのです。

 日常的な活動をみなさんに知ってほしくて
 積極的に写真(画像)をHPに掲載しているのですが
 クリエーターの方の琴線に触れるような
 そんな写真を掲載できていたことをうれしく思いました。

 申し出はもちろんOKをしました。

 その方のコンセプトに強く共感したからです。

 基本的にはコンテストへの応募ですから
 入賞することが目的の1つかとは思うのですが
 フジノの中ではすでにその方は
 入賞以上の価値を持っています。

 メディアの重要性・役割を真っ向から受け止めて
 それをこの世の中の現実にとって
 少しでもプラスにしていきたいという想いは素晴らしいと思います。

 今では政治家になってしまったフジノですが
 かつてマスコミ業界に身をおいた同じ立場の1人として
 その方の活動にエールを送りたいと思います


● 精神障がいのある方々が働きやすい世の中に変えるために

 今日は、横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で行われた
 『新時代の精神障がい者就労支援〜その戦略を探る〜』という
 セミナーに参加しました。

パシフィコ横浜

 今日もまた真夏日でしたね。

 この国では、障がいのある方々が働くことを
 『就職』とは言わずに『就労(しゅうろう)』と呼びます。

 就職という言葉には無いニュアンス、つまり
 働くことそのものができるようになる(?)、みたいなニュアンスが強くて
 何かおかしな言葉で納得がいかないので
 フジノはふだん使わない
 福祉業界用語です。

就労支援セミナー会場  横浜市は新しく今年10月から
 『精神障害者就労支援センター』
 を開設します。

 本日はその開設に向けての
 記念のセミナーです。

 ちなみに
 開設される場所は
 横浜市総合保健医療センター
 の中です。

 日本社会事業大学通信教育学部の
 精神保健福祉士養成課程で学んでいるおかげで
 この分野の仲間がたくさんできました。

 今回のこのセミナーも、通信教育の同期が
 横浜市に勤めていることから知ることができました。

 『就労支援』は、本当に大切なテーマです。

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 今日のプログラムはこんな感じ。

 第1部・基調講演
 『精神障がい者就労支援の昨日・今日・明日』
 九州ルーテル学院大学・倉知延章教授

就労支援セミナーの様子

 第1部が終わった後に、
 なんと後輩に出会いました。

 22才なので年齢的には後輩なのですが
 精神保健福祉士としてすでに働いているという意味では
 先輩なのです。とても優秀な女性です。

 某病院で精神保健福祉士として働いていて
 今日は午後から研修としてこちらに来ているとのことでした。

 いつも独りきりでフジノは講演会やセミナーに
 勉強に来ることが多いので、
 知りあいに出会えるとうれしいものですね。

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 第2部・パネルディスカッション
 『新時代の就労支援戦略を考える』

 パネラーとして5名の方々がまず15分程度お話をして
 会場からの質問に答えていく、という形でした。

 パネラーは次の5名です。

 ・厚生労働省職業安定局調査官 今井明さん

 ・横河電機株式会社人材労政部 箕輪優子さん

 ・横浜市精神障がい者地域生活支援連合会事務局長 菊地綾子さん

 ・ワークショップメンバーズ 斉藤弘人さん

 ・横浜市総合保健医療センター就労援助係 村上裕輔さん


就労支援セミナーの様子

 障害者自立支援法案が参議院で審議中なのに
 ルーテル学院大学の倉知教授と
 厚生労働省調査官の今井さんは
 法案が通過する前提で話しているのが非常に不快でした。
 (フジノはこの法案が廃案になるべきだと考えています)

 「法案そのものは反対意見もありますが
  就労については大きな前進です」

 だって。

 就労が前進とか言っても
 生活そのものができなくなれば働くことなんてできないんですよ。

 いくら部分が良くても
 全体がダメなら、それはダメじゃん。

 生活そのものをダメにするような法律が成立するのを前提にして
 語られる就労支援なんてニセモノだよ。

 フジノがそう感じたのは決して特別なことじゃないと思います。

 フジノはずっとムカついてて
 今井調査官をずっとにらみつけてました。

 あんまりニラんでたからか、
 今井さんもこっちばっかり見ていました。

 まあ、茶髪の人なんて会場に僕以外いないし
 前の方の席に座ってたから、
 今井さんにしたらただフジノが珍しかっただけかもしれないけどさ。

 でも、この2人以外のお話は
 とても勉強になりました。

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 終わった後には、スタッフとして大忙しなのに
 通信教育課程の同期である方が
 わざわざあいさつに来てくれました。ありがとうございます!

 行政とか政治家とかという立場は
 ふだんは率直に腹を割った会話をできなくさせてしまいます。

 でも、他都市であったり、
 同期であるということは、
 そんな障壁を無くしてくれます。

 今日はセミナーに参加できて
 とても勉強になりました。

 問題だと感じている点が僕の中でハッキリしたし、
 政治家としてやらなければいけないことも
 ますます考えることができました。

 横浜市の取り組みには刺激を受けることが多いです。

 隣のまちなのにすごいな、という意味では悔しいけど、
 これからもどんどん横須賀市を刺激して下さい!


● カフェのいろいろな形

 今日はセミナーが終わった後に
 友人と待ち合わせをして、あるカフェに行きました。

 「NPOが運営しているバリアフリーのカフェがあって
  そこに連れて行きたいんだ」

 ということで行ってみたのですが
 とてもユニークなところでした。

 NPO法人『アニミ』が運営しているカフェです。
 写真は撮らなかったので
 こちらのHPで様子をご覧下さい。

 勉強が足りなくて知らなかったけれど、
 ここはとても有名なところなのですね。

 神奈川県が実施している
 『トライ!』という
 障がいのある方を対象とした職業訓練があります。

 この訓練講座のうち、
 『接客営業・接客サービス科』という2ヶ月間の科目があるのですが
 それを行なうのがこちらのNPOアニミでした。

 みなとみらいの大きなショッピングセンターの中にあって
 新高島駅下車徒歩5分と分かりやすい場所なので
 機会があればみなさんも訪れてみて下さい。

 いろいろな形のカフェがどんどんできて
 どんな立場の人であろうと気軽に立ち寄ることができて
 たくさんのことを自由に語り合える場が増えていくといいなあと
 つくづく願います。

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 カフェと言えば、
 三春町に新しくできた『ふれあいうらら』!

 前は何度も通っているのに
 まだ1度も店内に入る時間が取れなくて残念!

 実はこの店舗の場所、
 フジノが最初に事務所にするために
 不動産屋さんに案内された場所だったのですよ(笑)。

 そんな縁もありますし、早く訪れてみたい!

 バス停のそばですし、
 横須賀のみなさんはぜひ行ってみて下さいね。



2005年7月27日(水)のフジノ
● このゆびとまれ(第9回)を見てきました

 今日は午後から
 久里浜にある湘南信金久里浜支店4階ギャラリーくりはまで
 26〜28日まで行なわれている
 『このゆびとまれ(第9回)』を見てきました。

 このイベント(あえてイベントと呼びます)を
 ひとことで『美術の展示会』と呼ぶのは
 本質を表していないような気がします。

 お花・墨(書道の発展した感じ)・器(陶芸やいろいろ)を
 とても素敵な感じに展示していました。

 けれども展示という言葉もあてはまらないような
 『動的な感じ』があって、とても楽しいイベントでした。

 そもそも、定期的に『もっともっと1・2・3』という活動が
 毎月第4土曜日に行われているのですね。

 Tさんという素敵な方の主催によって
 障がいのある/無いに関わらず
 創作をはじめとする
 いろいろな活動を行っているのですね。

 その活動の成果の一部を
 展示という形で紹介しているのが『このゆびとまれ』です。

このゆびとまれ、展示作品

 上がフジノの1番好きな作品でした。

 約2mくらいの布(向こうが透けて見える薄い白い布です)に
 墨で大きく書かれたダイナミックな作品でした。
 向こうが見える布と薄めの墨字が
 涼しさを感じさせて、夏の海を感じさせられました。

 携帯電話カメラで撮った写真なので
 会場の様子が全然伝わる映像になっていなくて残念です。
 画像では茶色がかってしまっていますが
 実際には台風が去った後の真夏日の砂浜のような
 真っ白い感じの会場だったんです。

 いくつかフジノの好きな作品群を
 写真を載せてみますね。

このゆびとまれ、展示コーナー  この1コーナーは
 まるまる1人の方による
 作品コーナーでした。

 写真では
 伝わらないのですが
 水場にノドを潤しに来た
 ハトの作品を始め、
 とても素敵な作品が
 たくさんありました。

 下の写真のコーナーは、
 創作物と、畑で取れた面白い形のかぼちゃとの組み合わせが
 とてもいいなあと感じました。

このゆびとまれ、展示コーナー2

 本当はこの他にもたくさん面白いものがあったのですが
 じっくり見る時間が取れなくて、残念でした。

 このイベントは 
 明日(10〜17時)まで行なっていますので
 お時間のある方はぜひ遊びに行って下さいね。

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 障がいのあるとか無いとかにカンケーなく、
 人は誰もが創造活動をするものなのだとつくづく思います。

 それが音楽や美術などの表現活動であれ、
 料理や建築や耕作やスポーツや
 その種類はいろいろありますが
 人は自分の分身を
 何らかの形によって創造したいのだと感じました。

 第4土曜日に行われている『もっともっと1・2・3』の
 ふだんの活動にもいつか参加できたら楽しいだろうなと思いました。


● このまちのすごい人たちを知ること/知らせるべきこと

 夕方からは、『シダータのアトリエ』にお邪魔しました。

 ある市民の方から引き合わせていただいたのですが
 三堀唯史さんという非常にユニークな方がいらっしゃいます。

 平作の美しい風景の中に
 アトリエ兼お店をひらいています。

 三堀さんが生み出す革製品は
 とても美しく、職人の技としか言いようが無い作品たちでした。

 いろいろなお話をしながら
 このまちの可能性について意気投合しました。

 このまちには、市内で知られていないだけで
 実際はものすごい評価を受けている人々がたくさんいる。

 そういう人々をもっともっと子ども達に紹介していくことが
 このまちで希望をもって生きていくことにつながるのではないか。

 そんな感じのお話です。

 三堀さんご自身が
 フジノにとってはみなさんに知られるべき存在の1人だと
 感じています。

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 たまたま今日は、製作会社の方が
 アトリエ兼お店をロケハン(撮影地としての下見)にきていました。

 これもまた『横須賀ロケサービス』のお手柄のようです。

 平作の美しい自然と
 そこに調和したアトリエが素敵なので
 ぜひ機会があればこちらをみなさんも訪れてみて下さい。


● 長い1日の終わり

 守秘義務のカンケーで
 HPに書くことはできないのですけれども、
 市民の方々からの相談を受けて駆け回っていた
 長い長い1日でした。

 このまちの福祉についても
 改めて考えさせられた1日でした。

 僕はまだまだ働かなければならない、
 休んでいる暇は無いのだなあ、と
 台風一過の晴天のもと
 夏休みの人にとっては最高に海日和のこのまちで
 そんなことを考えながら働いていました。


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 と思っていたら、
 夜中0時現在もリアルタイムで2件相談を受けています。

 うーん、政治家の仕事は
 24時間営業ですね。



2005年7月26日(火)のフジノ
● マスメディアへの想い/政治家として出会う、いろいろな人々

 今日は夕方から
 ある新聞社の方の取材を受けました。

 横須賀支局の方ではなく、
 東京本社の社会部の記者の方から電話を頂いて
 横須賀まで来てもらっての
 取材でした。

 これまでも横須賀市外のメディアから取材を受けたことは数回あって
 県内では川崎市局に取材を受けたり、
 県外では青森県や秋田県の新聞にも載りました。

 雑誌にも載り、ラジオにもテレビにも出ましたが、
 フジノにとってマスメディアはやはり苦手です。

 インターネットのHPという自前のメディアを持っているからこそ
 フジノは安心して活動をすることができています。

 けれども、インターネットの普及が無かったならば、
 政治家としてのフジノは消耗品として
 すぐに消えていったと思います。

 ある時期だけ流行りとして扱われて持ち上げられて
 賞味期限が過ぎれば
 すぐに捨てられるというのが
 何に対しても
 この国のマスメディアのパターンです。

 政治家に転職する前は
 映画会社で働いていたということもそうですが、
 そういうこの国のマスメディアの在り方といつも向き合ってきました。

 この国ではマスメディアのどちら側に立つか、ということは
 大きな意味があります。

 テレビを観る側か、番組をつくる側か。
 新聞を読む側か、記事を書く側か。
 これらのどちら側に立つか、はものすごく大きな違いがあります。

 ほとんどの方々は無意識に『受け手の側』にいると思いますが、
 『送り手の側』に比べると
 すさまじく不利な立場に
 自動的に追いやられていることになります。

 圧倒的な情報量の少なさや、
 そもそもどんな情報を受けるのかという選択肢さえ、
 『送り手の側』に与えられている訳です。

 そんな訳で、日常的にマスメディアへの対応は
 かなり考えた末に行なうようにしています。

 特に、取材はフジノの意図と違うことを
 書かれてしまわないようにとか、気を遣います。

 めんどくさいですね(笑)。

 政治家になる前は、自分が取材とか
 受ける対象になるなんて考えてなかったのにね。

 だからこそ、このHPは自分の真意を
 直接にあなたに届けられるメディアとして大切にしています。
 フジノの言葉・フジノの文体で伝えられる
 このメディアは命綱だと思っています。

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 そんなフジノですが、今日お会いした記者の方は
 とても問題意識が共有できる方ですごくうれしかったです。

 精神保健福祉について、自殺予防について、
 長年に渡って取材されている方でした。

 取材の理由は全く別のところにあったのですが
 偶然にもそのことを知って、つい僕の想いを語ってしまいました。

 30分程度の取材の予定が
 2時間20分もお話をしてしまいました。

 精神保健福祉の向上のために
 マスメディアが果たす役割はすさまじく大きいです。

 それにもかかわらず、関心のある人は少ないのが現実です。

 だからこそ、そんな方と偶然にも出会えて
 本当にうれしく感じました。


● 障害者自立支援法案の参議院での議論(委員会1日目)

 今日は参議院の厚生労働委員会で、
 障害者自立支援法案の審議が始まりました。

 第1日目は、法案の趣旨説明と
 衆議院で成立した修正案の説明が行われました。
 (この様子はインターネット中継で録画が観られます。こちら

 合計8分30秒ほどで終わりました。

 趣旨説明なんて大臣が原稿をただ音読するだけですし
 本当にあっけないものですね。

 次回の委員会は28日(木)10時からです。
 わずか6時間ほどの予定ですが、
 きちんとした議論が行われるように願います。


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