まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2007年1月31日(水)のフジノ
● 4年前の今日、フジノは政治家への転職を決心した

 昨年の暮れからずうっと毎日、本当に忙しいです。

 この1ヶ月は特に、議会活動報告チラシを配ったせいなのか
 たくさんの方々から
 あらゆる相談をうかがっています。

 横浜市や東京都からの相談の電話も多いです。

 「困っている人に行政区はカンケーない」が絶対の信念なので
 政治家フジノはいろいろなところに電話をかけまくり
 いろんな場所を駆けずりまわっています。

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 それだけ忙しくしているのに
 大切な時間がムダにさせられることも多くて
 うんざりしています。

 2年前の市長選挙の時にもそうだったのですが
 選挙(4月にあるんですよ)が近くなると
 訳の分からないヤツらからの電話が多くなります。

 例えば、

 「今日の夜、一緒にメシを食いながらあんたと話ができないか?」

 という電話が、夜19時くらいにありました(笑)。

 「今日は忙しくてあと2件、市民の方の相談をうかがいます。
  終わるのは早くても22時半を過ぎると思います」

 「それなら、酒を飲みながら待っているから
  終わったら連絡しろや」

 「申し訳ないんですけれど僕はお酒を飲みませんし、
  お酒を飲んでいる状態の方の相談は
  一切うかがわないことにしているので、
  申し訳ありませんが、明日以降にしていただけませんか?」

 「何だと!おれだって市民だぞ」

 「でも、これからお話をうかがう2人の市民の方々は
  ものすごく深刻な相談なんです。

  可能な限り早くお話をうかがわないと
  命にだって関わる可能性がある相手なんです。

  でも、あなたは食事をとりながら
  僕とゆっくり話をできるような健康で元気な状態なのですよね?

  それならば、後日でもよろしくありませんか?」

 「なんだと、生意気言いやがって!」

 「いえ、これは生意気かどうかということではなくて
  市民の方の相談内容の重さで判断している優先順位なんです」

 「めしを食うぐらいできないのか!
  あんたは何様のつもりなんだ!

  あんたのことは応援しないからな!
  選挙は絶対に落としてやるから覚えてろよ」

 「そうですか。ぜひそうしてください。

  「政治家は政策で選ぶもの」ですから
  「一緒に食事を取らないからって応援しない」なんて(笑)

  あなたの考え方は、僕の政策とは無関係みたいですから
  ぜひ僕のことは絶対に応援しないでください。

  お電話ありがとうございました」

 そして、僕は電話を切りました。

 おもしろいでしょ。
 こういう電話が本当にたくさんあるんですよ。

 っていうか、こんなくだらない電話に出る時間が
 もったいないので仕事をさせてくれ!

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 明日までに、住民投票議会(2月5日の質疑)に向けて
 発言通告書を完成させないといけないのです。

 そんな時にこういう電話もらうと
 うんざりさせられます。

 4年前の今日、フジノは立候補を決意しました。

 その時にはただの会社員でしたから
 今思えば、とてもラクでした。

 悲しい出来事があって政治家に転職する決意をしましたが
 それを除けば、とてもラクだったなあと思うのです。

 何故なら、毎日ただ必死に駅に立って
 政策を訴えていれば良かった。

 会社に通いながら政治活動をしていたから
 早起きをして、演説をして、会社に通勤をして、1日仕事をして、
 夜になったらチラシをポスティングして、とか
 体力的には確かにきつかったのは覚えています。

 でも、それは別に大変ではありませんでした。

 今は全く違います。

 どれだけ忙しくても相談のメールや電話に応じながら
 目の前の議会の為に
 必死に調べものをして
 どんなに寝てなくても質問原稿を書きつづけています。

 これが現役の政治家の
 当たり前の姿なのです。

 全力で議会に取り組む。
 全力で困っている方々の相談を受ける。

 これが現役の政治家の
 当たり前の姿なのです。


● 毎日、フジノは『決起』しています

 「フジノさんが再選に向けて
  決起集会を行なうのであれば、ぜひうかがいます」

 という、とても丁寧なお電話をいただきました。

 でも、そういうのを行なう予定は今のところ全くありません。
 たぶん将来にわたっても永久にありません

 1ヶ所に集まって「エイ、エイ、オー」っていうのは
 集団の凝集性を高める(まあ、気持ちを高めるってことですね)には
 そういう『イベント』は心理学的な効果はあるでしょうね。

 でも、新しい時代の政治家は
 そういうイベントはもうやらない(やるべきではない)
 と考えています。

 たぶん文化会館の中ホールとかを借りて
 後援会の人々をたくさん集めて

 「〜くんをもう1度、政治家にしてあげてください!エイエイエオー!」

 とか涙ながらに叫んでる人が
 いっぱいいるようなヤツが決起集会ですよね。

 うう、イメージするだけで、気持ち悪い...。

 逆に言うと、そういう決起集会みたいなのやる政治家は
 古いタイプの政治家なのではないかなあ...。

 『〜の集い』とか、名前はいろいろだと思うのですが
 『決起集会』的なものはフジノは絶対にやりません。

 だって、毎日毎日、決起しているもん。
 必死に決起しているもん。

 政治家は、毎日、覚悟を決めなければできない仕事です。

 フツーに仕事していれば忙しくて家族の顔なんて見れないし、
 ここには書くこともできないつらい現実を毎日目の当たりにしたり、
 けっこうヘビーな仕事なんです。

 だから、毎日毎日、覚悟を決めて
 朝、玄関のドアを開ける時、

 「おれは今日も負けない、くじけない」って

 1人で決起しています。

 だから、すみません。

 本当にご丁寧なお電話を頂いて
 大変申し訳ございませんが、決起集会をやる予定は
 この先も将来にわたっても全くありませんので、
 ご了承ください。



2007年1月30日(火)のフジノ
● 先生たちに先生にしかできない仕事をさせてくれ!

 『学校の給食費を支払わないモラルの低い親たち』
 問題がマスメディアで取りあげられている。

 横須賀市の状況を追いかけたメディアが
 存在していないのが本当に残念。しっかりしてほしい。

 横須賀市にも、給食費未納の親たちがいる。

 最新のデータ(平成17年度)はこうだ。


   <給食費を支払わなかった人数と金額>

  小学校:313人 293万6,000円
  中学校:160人  43万4,000円

  合計:473人 337万円



 この人たちが支払わない理由の大半が
 「モラルの欠如」なのだ。
 「経済的な理由」はほとんどいない。

 何やってるんだよ、大人たち。
 情けなさ過ぎるよ。いいかげんにしてほしい。

 そして、もっとひどい事実がある。

 こうした未納の給食費の問題を解決する為に

 担任の先生・校長先生・教頭先生たちが
 電話での催促を行なったり、家庭訪問を行なっているのだ!


 学校の先生たちの仕事を増やすな!

 教育委員会や政治家フジノが
 いくら必死になって『いじめ対策』を打ち出しても
 こどもたちと実際に過ごす時間が一番長いのは『現場の先生たち』だ。

 ただでさえ、以前よりも書類仕事が増えてしまって
 先生たちはこどもたちと接する時間が取れない。

 それなのに、お金の催促まで先生たちにやらせるなんて
 あまりにも情けなくて、
 親たちのモラルの欠如を許せない!

 いじめからこどもを守る為にも
 先生たちにもっと本当の仕事をする時間を与えてほしいのに。

 フジノはこういう親たちを
 どうしても許すことができない。

 だって、割り算すれば分かるでしょ?
 1人あたり1万円もしない給食費をあえて払っていないんです。

 こんな人たちを許す訳にはいかない。
 ほんとなら、どんどん裁判やるべきだと思う。

 次の議会では、こういう親たちのせいで
 大切な仕事をする時間を奪われている先生たちを
 本当の仕事をできるように保障する為に
 絶対に『対策』を提案したい。



2007年1月29日(月)のフジノ
● ついに『臨時議会』が始まります!

 今日、議会運営委員会が開かれました。
 ここで、議会のスケジュールやいろいろなことを決める場です。

 さて、ついに『住民投票』を行なうか否かを決める
 住民投票議会が始まります!

 スケジュールはこんな感じです。


 2月5日(月)14:00〜 本会議
    「住民投票条例案の提案説明」「市長の意見」「議案への質疑」

 2月6日(火)告示期間(法律で告示を行なうことが決められています)

 2月7日(水)10:00〜 本会議
    「住民投票を求めて署名をした代表者の意見陳述」15分×5名

         13:00〜 総務常任委員会
    「住民投票条例案についての質疑」「賛成か反対かの委員会採決」

 2月8日(木)11:00〜 本会議
    「市議会全体として、賛成か反対かの最終採決」



 ぜひとも注目していて下さいね。

 このまちの大切なことを決める歴史的な議会になりますから。



2007年1月28日(日)のフジノ
● 電車の運転手さんは、こどもたちの『ヒーロー』

 今日、京浜急行に乗ったのですが
 友達と待ち合わせる為に1番前の車両に乗りました。

 そうしたら、日曜日のお昼ということもあって
 座席がガラガラだったので、運転手さんの真後ろの席にしてみました。

京浜急行の運転席の真後ろの座席  フジノの隣には、2人の小さなこども。

 「ねえ、座る?」と尋ねると
 「ううん、いいの」とこどもたち。

 座席には座らないで
 立ったまま
 運転している様子を
 かぶりつきで観ていました(笑)。

 いつの時代になっても
 やっぱりこどもたちにとって
 電車の運転手さんは『ヒーロー』ですね。

 フジノも運転席の真後ろに座って、少しワクワクしました。


● 久里浜駅で「議会活動報告チラシ」を配りました

 今日はお昼から久里浜で、議会活動報告チラシを配りました。

 久里浜でチラシ配りをすると知った友達が
 わざわざ手伝いに来てくれました。Mくん、ありがとね。

 時間のつごうで1時間しかできなかったのですが
 最も読んでほしい人々である
 学生のみんな(小中学生・高校生たち)に
 とても多く受け取ってもらえました。本当にありがとね。

 「ぜひ、ご意見を聞かせて下さい」

 と、お願いしました。

 久里浜のみなさんは本当に親切で
 たくさんの励ましの声をいただきました。

 あるアメリカ人の方が話しかけてくれました。

 アメリカと日本のいじめの比較研究を
 大学院で行なって論文を書いたという方と意見交換をしました。

 もちろんフジノ自身もたくさんの文献を読んで
 海外の国々のいじめの状況を勉強してはいます。

 しかし、いじめを専門に研究してきた方のお話は
 とても詳しくて、新しい発見がいくつもありました。
 ぜひ参考にさせていただきます。ご意見ありがとうございました。

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 12月議会で『いじめ問題』について
 いくつもの提案を行ないましたが、その時にも
 たくさんのこどもたち(学生のみんな)から
 いじめについて『生の声』を聞かせてもらいました。


議会活動報告チラシを配るフジノ  けれども、まだまだ
 『生の声』が足りません。

 もっとみんなの
 実体験にもとづいた『声』を
 聞かせてほしいのです。

 また、最近では
 学校の先生をしている方々からも
 ご意見をいただくようになりました。

 でも、まだまだ足りません。

 『現場の声』が1番大切です。

 どうかリアルな
 『生の声』を聞かせて下さい。
 必ず政策に反映させていきます!

 いじめに苦しむこどもをゼロにしたい。

 いや、必ずゼロにする。

 その為には、政治家フジノも横須賀市教育委員会も
 全力を尽くしていきます。

 だから、どうかあなたも『声』を聞かせて下さい!
 よろしくお願いします。


● ホームレスの方々の自立支援を守る為に

 書きたいことがたくさんあるのですが
 来月まで書けないことがあります。

 でも、タイトルのとおりです。

 党派・会派を超えて、ホームレスの方々を自立支援を
 あらゆるかたちで政治家はサポートしていきます。

 来年度予算案がムリなら、補正予算だ!



2007年1月27日(土)のフジノ
● 住民投票を行なうべきです!フジノは一瞬もブレていません

 今日は、いくつものイベントをキャンセルして、あえて
 『市議会での住民投票条例案可決を求める市民集会』に出席しました。

 ここに出席したのは
 政治家フジノの決意をきちんと示す為です。

 「フジノは住民投票に反対するらしい」

 みたいなことを最近言われたりして
 ものすごくムカついています。

 たぶん、住民投票を失敗させたいヤツらが
 フジノたちを分裂させたくてやっている作戦なんでしょうね...。

 フジノが受任者なのに署名集めをしなかったことを
 わざと誹謗中傷しまくっている人々がいます。

 でも、署名活動が始まる前にはじめから
 「体調不良ですし、署名集めは僕はできないから
  受任者になるのはムリです」とハッキリと伝えてきました。

 原島議員をはじめとして、みなさんがその事実を知っています。

 それをたくさんの方から
 「ぜひ受任者になって」と説得されて断れなかったのです。

 「体調不良もあるから署名は集められません」
 「形だけになりますが、良いですか?」

 と最初から伝えた上で、受任者になりました。

 こうした理由も全てきちんとオープンで説明してきたにも関わらず
 『本気度』を疑われるような発言を複数の方からされて、
 フジノはとてもショックでした。

 だから、今日は政治家フジノにとって大切な政策に関わるイベントを
 全てキャンセルして、あえてこちらのイベントに参加しました。
 これで少しは納得していただけたでしょうか。

 ずうっと前から参加を予定していたイベント
 『自殺を防ごう 横浜から』に参加するのをやめました。

 そして、もしもこのイベントに出席しない場合は
 「絶対これに行くぞ!」と2番目に決めていたイベントもあきらめました。

 『障がいのある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例、
  成立の報告と、今後を考える会』
です。

 (1)自殺予防対策を進めること

 (2)障がいのある方々への差別を禁止する条例を実現すること


 この2つは、政治家フジノにとって
 本当に大切な2つの政策です。

 この2つに深く関わるイベントをあえてキャンセルしました。
 もう、ほんとにカラダが3つ欲しいですよ(涙)。

 住民投票は
 絶対に行なうべきです。

 おとといのこのコーナー
 でも書いたばかりです。

 (左の写真は
  呉東弁護士です)

 サヨク活動にみられがちな
 原子力空母を反対する活動を「ウイングを広げる」のが
 フジノの役割だということは十分理解しています。

 それが今回はなかなかうまくできなかったのも
 十分に理解しています。

 けれども、実際にフジノが署名活動に参加しなくても
 有権者の9人に1人の署名が集めることができた。

 これが今のこのまちの強さです。
 『客寄せパンダ』をフジノが演じる必要は、もう無いと思います。

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 集会の場では、市議会議員あいさつということで
 政治家フジノの現在の率直な想いをお話しました。

 仮に「住民投票をやらない」という判断を
 市議会の多数派がしたとしても、何も終わりではありません。

 仮に「原子力空母が横須賀を母港にした」としても
 2008年に実際にそうなってしまっても
 何も終わりではありません。

 やってきたとしても、それを押し戻す活動を続けるのです。

 あきらめているヒマなんて無いと思います。

 僕たちは次の世代への責任があります。
 全力を尽くして、闘い続けるのです。

 そういう想いを伝えました。

 政治家フジノの反原子力空母への想いが
 一瞬たりともブレていないことを
 集会に参加してくれたみなさんに理解してもらえたと信じています。



2007年1月26日(金)のフジノ
● 朝の浦賀駅で「議会活動報告チラシ」を配りました

 また忙しくて寝る時間が無かったので
 徹夜してそのまま浦賀駅に行き、議会活動報告チラシを配りました。

 浦賀駅に着くと、大きな階段の下の方では
 複数の人々(立候補予定者?)がいろいろ居ました。

 フジノは自分自身がサラリーマンだった頃は、
 政治家が朝早くから集団で駅前に居てあいさつとかしてるのが
 本当にうんざりでした。

 これから満員電車の通勤ラッシュに乗る前に
 イヤな気持ちになりたくないのが分からないのかなあ...。

 どうして嫌がられていることに気づかないのかな?
 サラリーマンとかOLを経験していないのかな?

 とにかく、フジノはそのゴチャゴチャした群れからは
 とりあえず離れて人通りの少ない方へ移動しました。

 いつも通り、『のぼり』も無し。
 『名前』をわめくことも無し。
 伝えたいのは『政策』だけ。

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 ずうっと長い間、市民の方々から
 「浦賀にも来て下さい」と言われていた約束をやっと果たせました。

 ほんとに久しぶりに浦賀駅でチラシを配ったのですが
 応援の言葉をかけて下さる方々がたくさんいらして、
 感謝・感謝です。

 今回はメガフォンは持っていきませんでしたけれど
 次回はちゃんと『1人自殺予防対策キャンペーン』に行きますからね。

 浦賀駅は個人的にも政治家としても
 とても思い入れの深い場所です。

 例えば、政治家になってからは、
 美術館建設反対の署名活動の頃のこと。

 浦賀での美術館トーク終了後
 様々なひどい言葉を投げつけられました。

 その時の怒りを活動日記に書いたら
 「暴言を吐いた浦賀住民」を批判したのに
 「ふつうの浦賀住民」にまでも
 逆恨みをかいました。

 今で言う『炎上』ってヤツですね(笑)

 個人的には、
 僕の父がかつて浦賀に勤めていたこともあるし、
 高校時代に大好きだった女性のもより駅が浦賀駅だったこともあって、
 とても大好きなまちです。

 好きな人に誕生日プレゼントを渡したくて
 浦賀駅で待ち合わせをしたのですが
 約束の時間を6時間も過ぎたのにひたすら待っていたことがあります。

 フツーなら、フラれたことに気づくべきなのですが
 超鈍感なフジノはただひたすら待っていました(笑)。

 そんな思い出深い浦賀駅ですけれども、
 この浦賀方面には、実は精神科医療が全くありません。

 人口的に考えれば、メンタルクリニックか精神科病院が
 浦賀周辺にも無ければいけません。でも、それが無い。

 精神保健福祉の向上をめざす政治家としては
 何とかしてメンタルクリニックが浦賀地区にできなければならない、と
 いつも考えています。

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 浦賀駅構内のごはんを食べれるお店で
 朝ごはんにカレーを食べながら、そんなことを考えたりしました。

 浦賀駅をご利用のみなさん、
 たくさんチラシを受け取って下さってありがとうございました。

 次は必ず『自殺予防対策キャンペーン』に行きます。
 早く約束を果たさないと。がんばります。


● ホームレスの方々を支援するのは、この格差社会では不可欠!

 フジノは4年前からホームレスの方々に
 とても応援してもらっています。

 だから、市議会の中でも
 ホームレスの方々を支援する政策
をうちだしてきました。

 (2005年9月29日:フジノが行なった『市長への一般質問』
  それに対して、市長が一時保護施設の設置検討を明言しました

 これだけ格差が激しい時代です。

 東京と青森のように『地域と地域の間での格差』もあれば、
 同じ年齢の人の間でも『格差』が確かに広がっています。

 フジノの友人にも
 アルファロメオに乗っている人もいれば
 社会的ひきこもりの状態の人もいます。

 だから、いつ誰がこの格差社会の結果として
 ホームレスに追い込まれたとしても全くフシギではないのです。

 税金を使ってホームレスの方の自立支援をすることは
 実は、全ての人々にとっての保険(つまり社会保障です)なのです。

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 けれども、何だかこの市長答弁が
 くつがえされてしまいそうな情報が入ってきました。

 ホームレスの方々の自立支援や安否確認をしてくれている
 NPO・ボランティア団体の方々から

 「横須賀市は本当にやる気があるのだろうか?」

 と、フジノに問い合わせがありました。

 フジノなりの情報源をたどっていくと
 どうも本当のようなのです。

 何故だ!

 横須賀市はホームレスの方々の自立支援に
 乗り出すはずだったじゃないですか。

 全く納得ができません。

 その怒りの気持ちを抑えきれずに
 フジノは夕方のYデッキに向かいました。

 いつもならば穏やかにお話をするのですが
 今日は違います。

 「ホームレスの方々の自立支援をサポートする為に
  税金を使うことは間違っていますか?
  フジノは間違っていますか?」

 怒りに満ちた演説で(金曜日の夕方なのにごめんなさい)
 市民のみなさんに問いかけました。

 美術館の為に毎年3億円以上もの赤字が出て、税金が使われます。

 そんなムダづかいをするくらいならば、
 ホームレス自律支援の為に数千万円の税金を使うことの方が
 命を守るのが仕事の
 政治・行政としては正しいはずです。

 フジノは間違っていますか?

 何度も何度もYデッキで問いかけましたが
 市民の方々からは

 「間違ってないぞ!」

 「がんばれ、フジノ!」

 の声があがりました。

 格差社会のこの国では、ホームレスに誰がいつなってもおかしくない、
 そういう不安を誰もが抱えているのです。

 だからこそ、ホームレスの方々への
 自律支援をサポートする政策を絶対に取るべきなのです。

 僕の政策は間違っていないはずです。
 横須賀市は何とかして考え直してほしいと思います。



2007年1月25日(木)のフジノ
● いつのまにか『反米』フジノにさせられてた(笑)

 このまちでは、2月に臨時議会が行なわれます。

 アメリカ軍が原子力空母を横須賀に配備する問題について
 「Yes」か「No」かの住民投票をすべきか、という議案を話し合います。

 そもそも市議会の中で 
 「住民投票を行なうべきだ」と提案したのはフジノです
から
 フジノが「賛成」なのは言うまでもありません。

 例えば、これらを読んでみて下さい。

 2005年12月9日
 議会運営委員会にて、委員外委員として発言の機会をもらい
 フジノは3つの提案(住民投票・市民集会・他市町村議会との連携)を行なう

 2005年12月9日
 しかし、議会運営委員会は、
 フジノの提案を「議題にさえしない」ことに決定する

 2005年12月10日
 フジノの提案を議会運営委員会が拒否したことを複数の新聞が報道する

 2005年12月11日
 こうした一連の動きを取材していたテレビ朝日が
 『スーパーJチャンネル』にて報道する

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 フジノの考え方は繰り返し述べてきましたが
 次の通りです。

 1.住民投票は当然やるべき、自分のまちのことは自分たちが決める

 2.アメリカ軍の空母が横須賀を母港にすることには反対

 3.そもそもアメリカ軍が基地を日本に駐留していることに反対

 4.日本の国防は、自衛隊が行なうべき


 こう考えています。

 けれども、42人の横須賀市議会議員のうち
 新聞報道によると32人以上が住民投票には反対だそうです。

 「アメリカとのカンケーを重視(偏重)しすぎると
  いずれこの国はダメになる」とフジノは考えています。

 自分が生まれ育った郷土を守りたいという郷土愛は
 誰のこころにだってあります。

 生まれ育ったまちをキライな人はいますか。

 キライな人はいるとしても
 「他国に侵されても良い」なんて人はいないはず。

 郷土愛を持つフツーの人間として
 郷土が集まって作られたこの日本という国を
 僕は大切に想っています。

 (それは政府の言う『愛国心』とは違います)。

 そんなフジノのことを、
 ある人々は「フジノは『反米』だ」と言います。

 いつからこの国では、自分の国を大切に想うことが
 『反米』になってしまったのでしょうか。

 「日本人として自分の国は自分たちで守る」

 という気持ちをしっかり持つことは、
 『反米』とかそういうイデオロギーとは全くカンケーありません。

 でも、呼びたければ勝手に呼べ。
 フジノは『反米』でいいよ。もうめんどくさいから。


● 『六ヶ所村ラプソティー』の上映会があります

 さて、そんな反米フジノ(笑)から宣伝です。

 政治家として原子力空母に反対しているだけではなく、
 個人としては原子力エネルギーそのものにもフジノは反対しています。

 かわりのエネルギーの開発を願っています。

 あるいは生活レベルを落としてでも
 人間が暮らし続けられるような地球環境を守れないかと願っています。

 そんなフジノがものすごく注目している映画
 『六ヶ所村ラプソティー』が、お隣の逗子市で上映されます。

 青森県の六ヶ所村(人口1万2000人)という小さな村で
 2007年7月から原子力発電所の
 産業廃棄物再利用工場が稼動しはじめます。

 2004年に完成しましたが
 その建設の過程から現在までを撮影したドキュメンタリー映画です。

 現在、日本では55基の原子力発電があります。

 この現実について、単純な「反対」「賛成」の二元論ではない
 もっと穏やかに冷静に見つめ続けた
 とても良い映画だという評を読みました。

 ずっと観たかったのですが、なかなか観れませんでした。

 けれども、フジノがリスペクトするアーティストYukaliciousさんから
 「逗子で映画上映会をやります!」と連絡をもらいました。

 予算議会のまっただなかになりますが
 なんとかして観にいきたいと思います。

 原子力空母に賛成の人も反対の人も
 原子力エネルギーに賛成の人も反対の人も
 とにかくまずは観て下さい。



  『六ヶ所村ラプソティー』上映会@逗子

  2月22日(木)
  第1回上映 15:00〜
  第2回上映 19:00〜
  (間にトークタイムあり!)

  場所: 逗子文化プラザ「さざなみホール」
  参加費:1000円 (高校生以下400円)

  問い合わせ(メール):
  
六ヶ所村ラプソディー上映実行委員会(湘南支部)



 ぜひご覧下さいね。



2007年1月24日(水)のフジノ
● カフェトークで『選挙』の話は止めてください

 今日はカフェトークに7名の参加者がありました。

 横浜市をはじめ、いろいろな地域からわざわざお忙しい中を
 参加して下さってありがとうございました。

 ただ、1つ、本当に残念なことがありました。

 選挙の話題が多かったことです。

 カフェトークは選挙活動の場ではありません。

 「やがてくる市議会議員選挙についてフジノはどう考えているか」は
 もう何度もここでくりかえし書いてきました。

 どうか、カフェトークの場で
 選挙の話をすることは一切やめてください。


 どうかお願いします。

 誰もが自由にいろいろなことを話せる、という大切な場が
 濁ってしまいます。
 汚れてしまいます。
 ダメになってしまいます。

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 『事務所開き』をした議員が居てもフジノにはカンケーありません。

 選挙が大好きなヤツには
 勝手にやらせておけばいいじゃないですか。

 フジノはそんな選挙好きな人たちのことを
 一瞬たりとも気にしたことはありません。

 フジノにはライバルなんて誰もいません。

 フジノのライバルは、福祉のまちを実現できるかどうか
 時に不安がもたげる『自分の弱気』だけです。

 選挙好きの人々とフジノを同列に考えるのはやめてください。

 いろいろな人々がフジノの進退を心配してくれますが
 申し訳ありませんが、
 まだあと2回も議会が残っているのです。

 そんな時に自らの進退を語ることは
 はっきり言って、市民のみなさまをバカにしたことになります。

 原子力空母の賛否を問う住民投票条例についての臨時議会
 そして、来年度予算案を議論する予算議会

 すさまじく重要な問題じゃないですか。
 こんな大切な問題が目の前にあるのに何が選挙ですか!

 選挙の4月が近づこうが何だろうが
 選挙よりも大切なことがフジノにはあります!

 目の前の議会です。

 目の前の議会を大切にできないヤツが
 選挙で勝つとしたら、そのまちは腐っています。

 そのまちの有権者も、ダメな有権者だということです。

 もしも横須賀がそんな腐ったまちだとするならば
 喜んでフジノは引っ越して出て行きます。

 どうか、目の前の大切なことを見失わないで下さい。

 これから先、カフェトークでは
 選挙の話題は一切禁止です。

 よろしくお願いします。


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