まちの政治家は、こんなことしてます政治家フジノの活動日記


2008年5月15日(金)のフジノ
● 総務常任委員会、住民投票条例案を否決

 今日は、まず本会議。

 署名を集めた方々の市民団体の代表者5名が『参考人』として
 壇上から1人15分ずつ意見を述べました。

 フジノは、この参考人5名の意見を聴いているうちに
 あまりにも切なくて
 あまりにも悔しくて
 涙がぽろぽろ出てしまいました。

 13日の本会議では、蒲谷市長を厳しく追及したフジノですが

 じゃあ、市議会議員として
 できることを全て命がけでやってきたのか?

 と市民の方々に問われたら、
 僕は「できませんでした」というのが答えです。

 だから、参考人の方々の切実な声を聴いているうちに
 政治家として自分自身がふがいなくて
 泣けてしかたがありませんでした。

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 そんな自分なのに、けさは複数の市民の方々から

 「本会議、良かったよ」
 「がんばってくれたね」

 と、お電話を頂く。

 本会議終了後のお昼休みに
 エレベーターで一緒になった見知らぬ初老の方から

 「フジノさん、先日傍聴に来ました。
  私たちの想いを代弁してくれてありがとうございます」

 と、褒めていただく。

 ますます心苦しくて、つらかったです。

 蒲谷市長の責任追及だけではなくて、
 フジノも原子力空母母港化反対の為にできたことが
 本当はあったはず。

 でも、僕は自分の体調を優先したり、
 ストーカー被害から身を守ることを優先したり、
 自殺予防対策や米兵犯罪対策を優先して、
 原子力空母の問題にはあえて動かなかった...。

 時間と体力が無限にあれば、
 そう思うとますます悔しさがつのりました。

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 午後、夕方まで総務常任委員会。

 住民投票条例案は、この委員会で否決されました。

 明日、本会議がありますが、
 委員会で否決されたら
 まず絶対に本会議でも否決になります。

 可決される可能性は、ほぼゼロに近いです。

 そんな中、明日、あえてフジノは賛成討論をします。
 一体何を語れば良いのか、正直、迷っています。



2008年5月14日(水)のフジノ
● 昨日の市長への質疑が報道されました

 結局ほとんど寝ずに仕事をして、
 朝を迎えてしまいました。

 悪夢のような何十時間もパソコンの前に座り続けた
 市長への質疑の原稿書きが終わりましたが、

 すでに、続いて16日(金)に行なう
 『討論』の為の原稿を書きはじめています。

 政治家というのは
 昼間には
 市民の方々のお話をうかがっていたり、
 見学でどこかに外に出ていることが多いのですね。

 だから、落ち着いて文章を書ける時間は
 どうしても夜中になってしまいます。

 そうすると、徹夜になってしまうんですよね。

 さて、明け方の台風のような豪雨の中、
 新聞配達の方々が濡れないようにビニールに入れてくれた
 新聞各紙をさっそく読み込んでみました。

 昨日の市長との質疑は
 残念ながら大きく載ってはいませんでした。
 (こんな感じでした)

 大きな災害や事件があれば、
 横須賀のような小さなまちのニュースは吹き飛んでしまいます。

 (ビルマも中国も本当に悲しく厳しい状況にありますね。
  募金活動でも何でもいいから、臨時議会が終わりしだい、
  何か行動に移したいです。本当に厳しい状況ですね)

 そんな中、朝日新聞は
 昨日の市長とのやりとりをフジノ&佐久間議員の質疑を
 とりあげてくれました。とても感謝です。

 (2008年5月14日・朝日新聞より)
2008年5月14日・朝日新聞・朝刊より、市長への質疑の様子

 でも、もっと他の新聞にも書いてほしかったです。

 というのも、昨日の午前中の本会議で
 佐久間議員と井坂議員の質疑は、本当に素晴らしかったのです。

 あんまりすごかったので、その気持ちを伝えたくて
 午前中の質疑が終わってすぐに
 フジノはまず同じ控え室の
 上地議員(佐久間議員と同じ会派)に

 「本当に勉強になりました!問題を本質まで掘り下げて
  そこから解決策の提案へと向かう佐久間さんのアプローチは
  誰にもマネができない、深い質疑だと感じました」

 と佐久間さんに伝言していただいて、

 それからすぐに共産党横須賀市議団の控え室を訪れて
 井坂議員の質疑についても感想を伝えさせていただきました。

 井坂さんの質疑は、市長の矛盾を鋭くついていました。
 もしかしたら市長ご自身は、ご自分の論理矛盾に
 気が付いていないかもしれません。

 けれども井坂さんは、1つずつ問題を解きほぐしていって
 Aという答弁とBという答弁の間にある全くの相容れない事柄を
 分かりやすく聴いている人々に説明してくれます。

 市長の答弁って、ふつうに聞いていると
 正しいことを言っているように聞こえてしまうんです。

 でも、決定的に矛盾していることを言っているのを
 井坂さんは決して見逃したりはしないんです。本当にすごいです。

 そんな訳で、昨日の午前中の質疑は
 フジノに加えて、井坂議員、佐久間議員の3人が行なったのですが
 本当にお2人の質疑は素晴らしかったので、
 もっとメディアにとりあげてほしかったなぁ、と思いました。、


● 午前中は、委員会(協議会)でした

 今日の午前中は、常任委員会でした。

 横須賀の市議会議員は、
 4つの常任委員会のうちの1つに必ずメンバーとなります。

 フジノは今年度は『教育経済常任委員会』です。

 今日の様子はこちらに書きましたので
 ご覧下さいね。



2008年5月13日(火)のフジノ
● 命を削って、市長への質問原稿を書きあげました

 今は、朝4時15分です。
 ようやく本会議での市長への質疑の原稿が完成しました。

 世の中の99%の人々は、

 傍聴になんか来てもらえない本会議での議論の為に
 政治家がここまで体を削ってまで
 質問原稿を書いているなんて知らないし

 そんなことは知る必要も全く無いと思う。

 でも、今回も2回も倒れながら原稿を書いて、
 ここ数日間はほとんど寝ていないし

 言葉のアヤではなくて、
 僕は身もこころも市民のみなさんに捧げて
 この市長への質問原稿を書き上げました。

 それは、市民のみなさまの代表だからではなく、
 藤野英明という1人の個人のプライドにかけて、やりました。

 政治家という仕事は、本当は命がけだということや
 政治家という仕事は、マジで24時間ずっと市民のことを考えていることや

 そんなことは誰も知ってくれなくてもかまわない。

 僕は、政治家フジノとして
 僕の誇りの為にいつも全力を尽くす。

 かつて市長のリコールをする為に
 いろいろな方々に相談にまわっていた時に

 相手の首を取りにいくなら
 自分の首も取られる覚悟でなければムリだ、と言ってまわりました。

 今日も、いや、これまで政治家生活の5年間全ての
 本会議で市長とむきあって議論をする時は
 そう信じて、闘ってきたつもりです。

 その闘いは、本番の壇上だけではなくて
 そこに至るまでの数ヶ月の調査、原稿を書くまでの数週間、
 その全てにわたっているのです。

 さあ、これから少しだけ眠って
 10時から本会議だ。

 フジノが市長への質疑のトップバッター。
 全力でぶつかってきます。


 それにしてもキムタクのドラマ『CHANGE』サイコー。


● 2度も市民からの直接請求は、市長への『不信任』だ

 ここからはお昼に書いています。

 ここしばらくのあいだ、神奈川新聞の特集記事の連載で
 住民投票条例をどう評価するかを
 横須賀市議会の全会派に質問して載せていました。

 無所属は、会派に所属していないから
 やっぱりインタビューすらされないなぁ、と思っていたら
 昨日、神奈川新聞の記者が来てくれました。

 でも、やっぱりスペースが小さいですよね(笑)

 フジノが伝えたかったこと、すごく省略されまくっていて
 何回かくりかえし読んでもフジノのコメントの意味が
 あんまりよく分からないですね(苦笑)


 (2008年5月13日・神奈川新聞より)
2008年5月13日・神奈川新聞より、無会派の意見

 フジノが伝えたかったこと。

 (1)有権者の50分の1もの署名とハンコを
  たった1ヶ月で集めなければならないという本当に苦しく厳しい
  『直接請求』という行動を
  2回も市民の方々に行なわせてしまった。


 (2)それは、原子力空母を認めないという選挙公約を破った
  蒲谷市長の政策を市民が受け容れられない、
  つまり、市長への『不信任』を意味していると言える。


 (3)市民が最も大切な存在である主権在民のわが国で、
  市民による『直接請求』には本当に重い意味がある。
  だから、市民の代表である政治家として
  フジノは直接請求に賛成する。

 こんな気持ちでインタビューに答えました。

 あんまりにも早口でしゃべりまくったから、
 記者の方もメモしきれなくてごめんなさいね。


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 ここからは13日29時50分というか
 14日早朝5時50分に書いています。

 フジノが市長へ行なった質疑の原稿全文(1回目のみ)を
 HPに載せましたのでご覧下さいませ。

 なお、市長とのやりとりを動画で見ることもできます。
 こちらをご覧下さいませ。


 さあ、10時から、教育経済常任委員会だ!
 2時間くらい寝たら、またがんばろう!



2008年5月12日(月)のフジノその2
● 市長との論戦、フジノがトップバッターです!(朝10時スタート)

 明日、原子力空母の母港化についての住民投票条例をめぐって
 本会議で市長との激しい質疑が行なわれるのですが

 トップバッターは、フジノです!

 なんと、まぁ...。

 ただいま夕方18時20分なのですが
 まだ原稿が終わってないのに、トップバッターなんて...。

 順番が午後からなら
 ギリギリまで手直しできるのに、厳しいなぁ。

 とにかく、課長や部長たちが
 答弁作成の為に待機しつづけないでもらう為に
 17時過ぎたところであらかじめ連絡して、
 帰ってもらうようにお願いしました。

 半分だけ原稿をあらかじめ提出しているから
 残りの半分は、市長とぶっつけ本番の議論です

 明日朝10時スタートですので、
 インターネット生中継が観られる方はぜひどうぞ。

 傍聴に行ってみようかな、と思った方は
 こちらのHPをご覧下さい。傍聴はカンタンです。


● 教育経済常任委員にフジノは正式に決まりました

 すでに先日お知らせしたとおりですが、
 フジノは本日12日付けで、
 2008年度は『教育経済常任委員会』メンバーとなりました。

 43人の他の横須賀市議会議員のみなさんが
 どの常任委員会に所属したのかは
 こちらの一覧表をご覧下さい。

 さあ、今日も徹夜だ!

 『CHANGE』は録画しておいて
 今はとにかく原稿をがんばらなければ!



2008年5月12日(月)のフジノ
● 原稿書きが終わらない

 うう、もう朝の7時17分なのに
 市長への質問原稿がまだ半分も終わっていない。

 一体この数日間、何十時間、
 パソコンの前で原稿を書いているんだろう。

 早くしあげないと、
 答弁を書くことになる課長たちや部長たちが
 かわいそうなことになってしまう...。

 急がねば。

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 今日から本会議スタートです。

 今日は人事が決まって
 明日から住民投票条例案の審議が始まります。



2008年5月10日(土)のフジノ
● 体力の限界と悔し涙

 朝、起きたら、起きれませんでした。
 体力の限界がやってきました。

 前日の夜からすでに熱があったので
 ありったけの風邪薬とユンケルをぶちこんで
 2時半には布団に入って治そうとしたのですが、

 徹夜続きの体には、残念ながら効きませんでした。

 とにかく動けず、布団から立ちあがれず。

 なんとかケータイまで手を伸ばして
 今日見学する予定だった
 『ライトセンター』にキャンセルとお詫びの電話をかけました。

 行こうとするたびに別の用事が入ったり、
 体調が悪くなってしまって
 キャンセルしてしまうことが続いてしまっています。

 もはや『ライトセンター』の見学は
 僕の中では、悲願のようになっています。

 本当ならば、今日10日(土)は、
 『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』のみんなで
 多重債務対策について学ぶ為に神戸に行っています。

 フジノはこの会の代表という立場なので
 当然ながら神戸に行くべきなのですが
 視覚障がいに対してもっともっと取り組みを深くしたくて

 さんざん悩んだ挙句に、
 あえてライトセンターの見学を選ばせてもらいました。

 代表としては無責任だけど
 政治家としては正しいと信じて、
 本当に悩んだのですが選びました。

 だけど、朝、起きたら動けませんでした。

 どれほど気持ちで盛り返そうとしても、
 動けませんでした。

 ものすごく悩んだ末に
 ライトセンターにキャンセルの電話を入れて、

 またもキャンセルしなければならなかったショックで
 気が動転していた僕は、

 じゃあ神戸に行かなければ、と思って

 すぐに神戸行きの新幹線のチケットが取れないか
 いつも新幹線の手配をお願いしている近畿日本ツーリストに
 電話をかけようとしていました。

 でも、当たり前のことですが、
 ライトセンターがある横浜の二俣川にさえ行けないのに
 神戸なんて行けないことにすぐ気づいて、
 電話を切って、呆然としてしまいました。

 雨戸をあける為に立つこともできなくて
 暗いままの部屋の中で、悔しくて涙が出てきました。

 本当に悔しかった。

 僕が政治家として働いているのは、
 僕にとって本当に切実なことを果たす為なのです。

 視覚障がいのある方々の為に
 そのご家族の為に

 僕はもっとやらなければならないことがあるのに
 全然まだやるべきことができていない。

 それなのに、他のことばかりに時間が取られている。

 他の仕事ばかりがいつも僕を追い回していて
 僕が本当にやらなければいけない仕事が全然できない。

 いや、違う。
 体力が無い自分がいけないんだ。

 つい9日にも、議会事務局の方に

 「フジノ議員、もっと体力を付けてください!」

 と言われたばっかりだった。
 本当そのとおりだ。

 自分が望んでやりたい仕事だけをやることなんて誰もできなくて
 他人に期待されてやらなきゃいけない仕事ばかりに
 追い回されている時間の方が多いのも

 会社員時代からいつだっていつもあったことで、
 それは当たり前のことなのだ。

 やらされてる仕事もやるべき仕事も
 全部こなす体力こそが必要なんだ。

 それに、自己管理も失格だ。

 最近、徹夜が長く続いていて
 眠るのも細切れで数時間ずつ、という感じで

 数日前からもう心身の限界を感じていたのに
 どうしても休みを取ることができなくて

 自己管理、失格でした。

 ああ、もっと体力が欲しい。

 僕にしかできない仕事があるのが分かってるのに
 それが果たせないのが悔しい。

 もう1度、ゼロからやりなおしだ。

 誰にも助けてもらえずに苦しくてどうにもならなくても
 でもがんばっている人々がたくさんいる。

 そこに届きたい。

 僕には遠回りが近道になるという発想を
 どうしても受け容れることができなくて、
 それで結局は損をしている。

 人生は長く続くものなのだということが
 もっと信じられるようになったら、変われるかもしれないけど

 今は人生が次の日もやってくるような確信が持てないから
 どうしても今やるべきことを今やってしまいたいと
 あせってしまう。

 もう1度、ゼロからやりなおしだ。



2008年5月9日(金)のフジノ
● 13日の本会議で市長に質疑をする内容をおしらせします

 今日は、議会事務局に『発言通告書』を提出してきました。

 まもなく12日(月)から
 臨時議会が始まります。

 今回は、

 『原子力空母の横須賀母港化に賛成か反対か、
  現在の安全対策で十分か十分でないのか、
  についての「住民投票」をやるのかやらないのか』

 を話し合います。

 フジノ的に言うと、住民投票議会ですね。

 さて、『発言通告書』というのは、
 本会議で市長・教育長らに質問を行なう時に
 あらかじめ、提出しなければいけない書類のことなのですね。

 いやあ、厳しいスケジュールでした。

 昨日8日に市長から議案(話し合う内容)が提出されて
 それを受け取ってから、けさまで徹夜で発言通告書を作りました。

 こちらが提出した実物です(pdfファイルです)。

 pdfファイルがひらけない方の為に、
 下に、文字にしたものを掲載します。


 発言者氏名:藤野 英明
 発言の会議:平成20年5月13日・本会議
 発言の種類:質疑
 答弁を求める者:市長

 件名および発言の要旨


  1.蒲谷市長の責任問題について

 (1) 横須賀市制101年の歴史において34代続く横須賀市長の中で、
  わずか1期目の在任中に
  有権者から2度にわたって直接請求を出された市長は
  これまで存在しているのか。


 (2) もしも前問の答弁が
  「蒲谷市長だけしか存在しない」のであるならば、
  蒲谷市長は「政治家」としてご自身の「責任」をどのように考えているのか。


 (3) 原子力空母配備のわずか3ヶ月前にも関わらず、
  こうした直接請求が有権者から起こったことを、
  米軍基地があることに常に向き合わざるをえない横須賀市の「市長」として
  蒲谷市長はご自身の「責任」をどのように考えているのか。


  2.現在までの本市の安全対策の問題と今後の在り方について

 (1) 今回、直接請求された住民投票条例案には
  「安全対策」についての問いが含まれている。
  この事実が示していることは
  (昨年の臨時議会での住民投票否決以降、現在に至るまでの)、
  原子力空母の母港化問題について
  市長が取り組んできた「安全対策についての諸施策」では
  有権者に安心を与えることができておらず、
  むしろ受け容れられていないことが原因ではないのか。


 (2) 前問と同じく、「安全対策」の「情報提供・広報」の取り組みも、
  有権者の不安を解消・払拭できるものでは無かったことを
  意味しているのではないか。


 (3) 有権者と全ての市民の不安を解消する為に、
  蒲谷市長が今後「安全対策」として行なう全ての取り組みについて、
  対策のスケジュールとその効果について、
  改めてその全てを明らかにすべきではないか。


  3.凶悪な米兵犯罪の続発が、
   今回の署名数が1万人も増加した1つの原因ではないのか


 (1) 原子力空母の母港化により
  横須賀に米軍・軍属の数が増加することは周知の事実である。
  そうした事情に加えて、
  近年、「国内で続発しているアメリカ兵による凶悪犯罪」が
  今回の署名数の増加につながった、
  と分析するのは当然だと私は考えるが、市長はどのようにお考えか。

  また、これは同時に
  「市内でも続発しているアメリカ兵による凶悪犯罪」に対する
  本市の犯罪防止への取り組みが弱く、
  有権者に市の米兵犯罪防止策が支持されていないことも
  示しているのではないか。


   4.蒲谷市長は自らの政策について横須賀市民と
    さらに積極的な対話をくりかえし行なうべきではないか


 (1) 立候補時に通常型空母のみの受け入れを
  選挙公約とした蒲谷市長と、
  その公約を信じたにも関わらず
  今年8月には原子力空母の母港化が迫っている
  という実態を全く受け容れられない有権者・市民と、

  いまだ両者の間で対話が全く足りていないことが
  こうした直接請求につながったと私は考えるが、
  蒲谷市長はどのように受け止めているか。


   5.住民投票の「対象事項」の基準に対する、
    蒲谷市長の現在の見解について


 (1) 住民投票の対象事項を具体的に挙げていくことを
  「ポジティブリスト」と呼び、
  そぐわない事項を「ネガティブリスト」と呼ぶが、
  昨年第1回臨時議会では
  「それぞれを列挙して蒲谷市長なりの見解を示してほしい」との
  私の質疑に対して、市長は
  「第26次地方制度調査会」の平成12年10月答申をあげて
  「引き続き検討中である」として明確な答弁を避けた。

  しかし、今回の質疑ではそうした「調査会の一般論」ではなく、
  政治家であり地方自治体の長である蒲谷市長ご自身の
  持論をお答えいただきたい。

  蒲谷市長が考える住民投票の対象事項の
  「ポジティブリスト」と「ネガティブリスト」とは何か、
  可能な限り「個別」かつ「具体的」に列挙してお答えいただきたい。


 (2)もしも前問の答弁を明確に述べないのであれば、
  それは、「住民投票の対象とは、そのときの市長が
  恣意的に決められるものだ」と市民に受け止められかねないが、
  この点はどのようにお考えか。



 これから、発言通告の内容に沿って
 質問の原稿を作ります。

 ああ、また徹夜の日々が始まる...。

 連休も1日も休まなかったし、
 4〜6月は忙しすぎて本当に参りそうです。

 HPの更新もなかなかできなくなってしまいますが、
 あらかじめご了承ください。


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