まちの政治家は、こんなことしてます


2009年9月13日(日)のフジノその1
● 自殺予防街頭キャンペーンがスタート!/次回は14日(月)

 昨年に引き続きまして、今年も自殺予防の
 街頭キャンペーンを行なっております!

 (昨年の様子:1日目@Yデッキ2日目@追浜駅前3日目@京急久里浜駅前

 プレスリリースはこちらです。

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 「自殺対策街頭キャンペーン」を実施
 〜 吉田市長も参加し「命の大切さ」を伝えます 〜


 横須賀市では、自死遺族、精神保健ボランティアらと共に
 市内3カ所で「自殺対策街頭キャンペーン」を実施します。

 本市では、年間約100人の大切な命が
 自殺によって失われています。

 自殺は追い込まれた末の死であり、
 多くの自殺は防ぐことができるものです。

 街頭キャンペーン初日の9月11日には市長が先頭に立ち、
 参加者全員で「命の大切さ」「悩みがあったら誰かに相談することの重要性」
 などのメッセージを市民に伝えます。

 1.日時(時間は毎回17時〜18時)
 (1)9月11日(金) 横須賀中央駅前Yデッキ
 (2)9月14日(月) 京浜急行追浜駅前
 (3)9月15日(火) 京浜急行久里浜駅前  

 2.参加者
 自死遺族、精神保健ボランティア、自殺対策連絡協議会委員、市民ほか

 3.内容
 クリアファイル、チラシなど(計3,000部)の配布

 4.目的
 ・自殺対策に対する理解を深める。
 ・こころの健康問題や自殺予防に対しての意識を高める。

 担当:保健所健康づくり課(精神保健福祉担当)
 TEL: 046-822-4336 FAX: 046-822-4874
 E-Mail: hchp-hw@city.yokosuka.kanagawa.jp

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 初日の様子を神奈川新聞が報道してくれました。


 (2009年9月13日・神奈川新聞より)

 この初日の配布の時間帯こそ
 まさにフジノが教育経済常任委員会にて

 教育委員会事務局の答弁と、
 先日の本会議での市長の答弁があまりにも違い過ぎるので

 異例のことながら、常任委員会へ市長を答弁者として招へいして
 一体、本当は何が『事実』なのかを追及していた時間帯でした。


 だから、自殺予防対策がメインの政治家であるフジノなのに
 初日のこの街頭キャンペーンに参加できませんでした。悔しい...。

 市長は大急ぎで最後の方だけ参加したようです。

 フジノが市議会を出発した頃には
 もう、Yデッキは片づけられていました。

 2日目と3日目は、フジノも当然ながら
 参加して市民のみなさまに自殺予防対策の必要性を訴えて
 啓発活動に参加いたします!

 ぜひみなさまもお手伝いにいらしてくださいね。



2009年9月12日(土)のフジノその1
● ブレる吉田市長へ怒りをフジノは感じています/美術館の今後の問題

 昨日の神奈川新聞では

 『美術館運営で市長/形態見直し検討』

 という見出しで
 『ハコモノ3兄弟』についてフジノの市長へ行なった質疑
 取り上げていただきましたが

 昨日フジノが出席した教育経済常任委員会を報道した
 今日の新聞では、全く別のニュアンスの記事になってしまいました。

 『市長、慎重に検討/美術館運営など委員会で答弁』

 (2009年9月12日・神奈川新聞より)


 昨日の教育経済常任委員会で
 フジノは美術館を担当している教育委員会に対して

 「運営形態の見直しはどのように行なっていくのか」
 「いつからどのように行なっていくのか」

 などを、教育長・生涯学習部長・美術館運営課長に
 質問をしました。

 すると、出るわ出るわ...

 「ヒアリングにおいて、
  市長からそのような『意向』はお聞きしましたが
  具体的な『指示』や『命令』は受けておりません」

 「いつから見直すのかという点ですが
  平成20年度でようやく丸1年間分のデータがとれましたので
  少なくとも3〜5年間は美術館のデータを蓄積して
  それから、プロジェクトチームを立ち上げていく予定です」

 おい!

 先日の本会議での市長の答弁と
 全く違うじゃないか!

 あまりにも納得できなかったので、フジノは
 教育経済常任委員会の委員長に

 この委員会への吉田市長の出席を
 正式に要請をしました。

 委員会の場に市長を呼んで質疑をするのは
 極めて異例なケースで、あまり例はありません。

 まさかそれをフジノがやらねばならなかったのは残念ですが
 あまりにも市長と教育委員会の間で答弁に『ミゾ』があるので
 しかたがありません。

 委員長から正式に委員のみなさまに
 確認していただいて、全員が賛成してくださったので

 委員会の場に市長に出席していただき
 あらためて、教育委員会との答弁の違いを明確にすべく
 市長にフジノは質問しました。

 その結果、市長は

 「まだ教育委員会に指示は出していない」

 と認めました。

 フジノは激しく失望させられました。

 これでは何の為に、フジノは
 吉田雄人候補を応援したのか分かりません。

 本会議での答弁はいったい何だったのでしょうか?

 「やるやる」と言って実際はやらないという
 「やるやる詐欺」を吉田市長はやろうとしているのでしょうか?

 今の時点では、吉田市長に対して
 大きな失望を隠せません。

 ハッキリと指示を出して、美術館問題を解決に向かうべく
 市長がリーダーシップを発揮しなくてどうするんだ!

 情けない...。

 投票してくれたみなさまにも
 本当に申し訳なく感じています。



2009年9月11日(金)のフジノその1
● 美術館、経営形態見直しへ!/市長へのフジノの質疑

 けさの神奈川新聞では

 『美術館運営で市長/形態見直し検討』

 という見出しで、

 『ハコモノ3兄弟』についてフジノの市長へ行なった質疑
 取り上げて下さいました。



 一問一答も載っています。

 (2009年9月11日・神奈川新聞より)


2009年9月10日(木)のフジノ
● 今日は「世界自殺予防デー」/図書館の新たな取り組みがスタート!

 今日は、WHOが定めている『世界自殺予防デー』です。

 日本では『自殺予防週間』のはじまりの日でもあります。

 わが横須賀市でも様々な自殺予防対策に取り組んでいますが、
 今年からさらに新たな取り組みがスタートしました。

 図書館です!



 昨年9月議会での教育経済常任委員会の場で、
 フジノは図書館長に提案をしたのですが

 図書館長は、来年度からの取り組みを約束してくれたのですが、
 それがまさに今日からスタートしました。

 下の文章が、マスメディアに対して
 プレスリリースしたものです。

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 「自殺予防」関連図書コーナー特設のお知らせ

 〜ひとつの命 大切な私〜

 横須賀市立中央図書館では、世界自殺予防デー(9月10日)を中心とする
 自殺予防週間(9月10日〜16日)に合わせ、
 命の大切さを訴える100冊の本を紹介するコーナーを特設します。

 横須賀市では、年間約100人の大切な命が
 自殺によって失われています。

 自殺の多くは、「追い込まれた末の死」です。

 大切な「いのち」を自殺で失わないためには、
 自殺や精神疾患についての正しい知識を持ち、
 これらに対する偏見をなくしていくことが必要です。

 命の大切さや自殺の危険を示すサイン、
 また危険に気づいたときの対処方法などについて、
 市民の皆さんの理解の促進を図ります。

 1.日時 9月10日(木)〜30日(水) 開館時間内

 2.場所 横須賀市立中央図書館2階(横須賀市上町1丁目61番地)

 3.内容 「命の大切さを訴える100冊」は、自殺やその予防、
        自殺遺族について考える図書を中心に、心の健康や、
        青少年の悩み・生き方などの図書を揃えました。

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 さっそく図書館に行ってきました!

 特設コーナーは、
 2階のエレベーター前に設置されていました。



 2つの棚が設置されていて、1つには100冊の本が置かれています。

 もう1つの棚には、
 今年の自殺予防キャンペーンの内容を記したチラシと
 いざという時に役立つ関係機関の一覧が紹介されている冊子
 『こころのホットライン』が置かれていて、自由にもらえるようになっています。



 1階の正面玄関を入ってすぐにある2階への階段をあがると
 右側にあります。



 100冊の内訳をじっくりと見たのですが

 自殺予防対策に直接に関わるものや
 うつ対策についてのものは
 フジノ事務所にもある文献が大半だったのですけれども

 こころの健康を高める内容のものや
 元気をとりもどしたり、こころに栄養をもらえるような文献もあって
 フジノもとても気に入りました。



 特に『中学生の夢』『高校生の夢』の2冊には
 座りこんで読んでいたのですが、とても惹きつけられました。

 こうした特設コーナーの本が直接にいのちを救う訳ではありませんが

 何よりもまずは市民のみなさまの1人でも多くに
 自殺や精神疾患についての正しい知識を持っていただくことが
 不可欠です。

 そして、誰にでも起こりうることですから
 偏見を解消していくことも重要なのです。

 ぜひ、あなたが図書館にいらした時はこの特設コーナーにも
 足を運んでいただきたいと願っています。

 そして、図書館長をはじめ、図書館のみなさま、
 コーナー設置の約束を果たして下さってありがとうございました!



2009年9月9日(水)のフジノその2
● 市長へ行なったフジノの質疑について

 今日の本会議にて、フジノは市長へ質疑を行ないました。



 (その全文はこちらです)

 吉田雄人候補のマニフェストのキャッチフレーズが
 『脱・官僚宣言』だとするならば、

 今日のフジノの市長への質疑のキャッチフレーズは
 『脱・与党宣言』です。

 二元代表制(市長と市議会という2つの代表を持つ)である
 地方政府においては、与党も野党もありません。

 選挙で応援したからといって、無条件に市長の全てに賛成することなど
 政治家としてフジノは絶対にありえません。

 それを改めて、市議会という大切な公の場で
 市民のみなさま、市議会のみなさま、市役所のみなさまに対して
 宣言させていただきました。

 新しい時代の新しい政治には、
 しつこいまでの愚直さで民主主義を守るという想いが必要です。

 民主主義とは、議論をつうじて
 より良いゴールへを目指して歩んでいくものです。

 だからこそ、『脱・与党宣言』です。

 そして、実際にその後の市長へのフジノの質疑は
 徹底的に、いつもどおりに厳しく行ないました。

 「そんな答弁ならば、蒲谷市長と何も変わらないじゃないか!」

 といった言葉も、言わざるをえない場面もありました。

 フジノは歴代の市長に対していつも厳しく追及をしてきました。
 当然、吉田市長に対しても
 全く手加減するつもりはありません。

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 傍聴に来て下さった市民の方々から
 2種類の感想をお聞きしました。

 (1)フジノがそこまで雄人に厳しくやるなんて...
   (=ショックを感じた系)

 (2)フジノが質問して雄人が答弁する時代がついに来たのか
   (=時代の変化を率直に感じてくださった系)


 ショックを感じてしまった市民のみなさま、
 どうか今までの古い政治の常識を捨てていただけますよう
 こころからお願いいたします。

 フジノに与えられた使命は、『新しい横須賀』を実現することだけです。

 吉田雄人を守ることではありません。

 もしも雄人が『新しい横須賀』の実現を阻害するならば
 かねてから申し上げてきたとおり、
 雄人をひきずりおろすのもフジノの仕事です。

 フジノが守りたいのは個人ではなく、このまちです。
 このまちに暮らす人々の暮らしを守りたいのです。

 それが政治家としての使命です。

 どうかご理解ください。

 そして、新しい時代の訪れを感じて下さった市民の方々には、
 さらにお願いがあります。

 質問と、答弁と、それぞれの中身をじっくりと聴いて下さいませ。

 そして、それがあなたにとって本当に意味のあるものかを
 厳しくご判断していただきたいのです。

 もう就任から2ヶ月以上が経ちました。

 すでにフジノのこころでは
 吉田雄人が市長に当選したことへの喜びや感慨はありません。
 それはもうとっくの過去の出来事になっています。

 もはやフジノは、雄人を応援した勝手連ではなく、

 ただの1人の市長と、
 ただの1人の市議会議員でしかありません。

 市長と市議会の役目は、市民のみなさまに
 「ああ、本当にこのまちは変わった」と実感していただけるように
 希望を感じられるまちへと必死で働くことだけなのです。



2009年9月9日(水)のフジノその1
● 本日、フジノが質疑をします

 今日10時から本会議が開かれますが、
 フジノは3番目に市長へ質疑を行ないます。

 正確な時間帯はハッキリとは分らないのですが
 午前中の最後あたりか、
 午後の最初あたりでしょうか。

 全身全霊をこめて質疑をかわしたいと思います。

 傍聴にいらして下さる方々、インターネット中継で観て下さる方々、
 そして、42万人全ての市民のみなさまに恥じないように
 しっかりがんばります。



2009年9月8日(火)のフジノ
● それで「脱・官僚」なのか?/副市長人事が内内示されました

 昨日、吉田市長から市議会に対して
 新たな副市長2名と教育委員1名の『人事』について
 内内示がありました。

 (正式に提案されるのは後日なので
  内内示という表現を使っていますが、実際には内示と同じです)

 副市長の人事というのは、とても注目されてきた訳ですが
 ふたをあけてみれば、2人とも元市職員、つまり官僚OBということでした。


 (2009年9月8日(火)付・朝日新聞・朝刊より)

 最終的な『目的』であるマニフェストが実現されれば
 フジノは、そこに至る『手段』はどんなものでも良い、と考えています。

 政治家ですから、マキャベリズムです。

 けれども、『脱・官僚』を訴えてきた吉田雄人候補の在り方として
 本当にこれで良いのか、という強い疑問があります。

 フジノは民間企業から政治家に転職して
 かれこれ6年半が経ちますが、

 自分自身がこの政治家業界に染まっていくのを時々感じて
 本当に吐き気がするようなイヤな気持ちになります。

 市職員として30年間勤めて下さった方々は
 それは人生の大先輩としてはすばらしいとリスペクトします。

 しかし、人生の大先輩として尊敬することと
 マニフェスト実現に向けた市長のサポート役としてふさわしいかどうかは
 全く別の次元の話です。

 民間から大胆な人事をするのではないかと
 期待していた市民の方々もとても多かったですし、
 違和感が強いのは当然です。

 フジノは今の時点では、
 人事案に賛成するかどうかは決めていません。

 できれば2人ともに直接にお会いできたら
 マニフェスト実現への意欲やその実現への方法などを
 ぜひお尋ねしたいです。

 それからでなければ結論は出せない、
 というのが今の結論です。


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