まちの政治家は、こんなことしてます


2010年1月31日(日)のフジノその1
● 第6回リリー賞(精神障がい者自立支援活動賞)選考委員会でした!

 今日は、東京・青山1丁目にある
 日本イーライリリー株式会社の東京支社に向かいました。

 ここで『第6回精神障がい者自立支援活動賞』(通称:リリー賞)の
 選考委員会が開かれました。



 精神障がいのある方々自らが偏見の解消と積極的な社会参加の為に
 全国で本当にたくさんの様々な活動を行なっていらっしゃる訳ですが

 そうした活動を積極的に応援していきたい
 という想いが、リリー賞にはこめられています。

 今回は、過去最多84もの応募がありました。

 応募の締め切りから今日に至るまで
 事務局の方々による『事前審査』がありました。

 また、あらかじめフジノたち選考委員会メンバーにも
 応募書類が送付されて
 『メンバー個人での審査』を行なってきました。

 そして今日は、最終的にメンバー全員で議論を行なって、
 ついに『リリー賞』を選ぶのですね。


 ところで、精神保健医療福祉の世界におけるすごいメンバーに囲まれて
 選考委員はみんな対等であるとはいえ、フジノはかなり緊張しました。

 フジノの左隣には佐藤光源先生と高橋清久先生、
 右隣には寺谷隆子先生、真正面には大島巌先生です...(汗)。

 こうしたものすごいメンバーの中で、
 若造にすぎないフジノが意見を言うのはものすごいプレッシャー。

 しかも、先生方と真逆の意見を言わねばならない時には
 ものすごくドキドキしてしまいました。

 それでも、どんな時でもどんな相手に対しても
 ハッキリと意見を述べるのが政治家フジノの持ち味だからこそ
 ここにも招かれてきているのだ、

 絶対に形だけの選考委員会になんて絶対にしない、

 そう決意して、あえてたくさんの意見を述べさせていただきました。
 ずっと、額に汗がだらだらと出てしまいました...。

 でも、そんな若造フジノの意見に対しても、
 先生方は不快な表情をされることも全く無く
 むしろ、ものすごく丁寧に反論やご意見をくださいました。

 (すごく勉強になりました。ありがとうございます!)

 こうして、2時間にわたってびっちりと選考委員会は続きました。
 とても充実した時間でした。

 最終的に選考委員会メンバーの『総意』で
 2つの受賞者を決めさせていただきました。

 発表は、表彰式にて行なわれます!

 下の写真は、選考委員会メンバーの
 澤田優美子さん(第1回リリー賞受賞者)と高橋清久先生です。



-------------------------------------------------------

 さて、表彰式(&同時にシンポジウムも行ないます)は
 2月20日です!

 ぜひたくさんの方々におこしいただきたいと願っています!

 先日の活動日記に続いて再び紹介しますが、
 表彰式とともにシンポジウムも開催します。

 タイトルは

 『障害者』から『障碍者』へ。さらに...
 〜「精神障害者」の呼称と表記を考えるシンポジウム〜


 です。


 (チラシのPDFファイルはこちらです。ご覧下さい)

 当日のプログラムはこちらです。

 13:00 表彰式&受賞者の活動紹介
           プレゼンテーター:萩原流行(俳優)

 14:30 シンポジウム 「障害者」から「障碍者」へ。さらに...
        〜「精神障害者」の呼称と表記を考えるシンポジウム〜


       ●豊田 徳治郎(芦屋家族会会長)
          「精神障害」関係者こそ、呼称と表記にこだわろう

       ●増川ねてる信浩(WRAPファシリテーター)
          「精神障害者」「当事者」「コンシューマー」
          〜呼称をめぐる当事者アンケートから〜

       ●當山 日出夫(立命館大学客員研究員)
          「碍」の字と改定常用漢字表試案

       ●佐藤 光源(東北福祉大学大学院教授)
          呼称と表記の変更は精神医学をどう変えるか?
          〜統合失調症への呼称変更の経験から〜

       ●座長:高橋 清久(精神・神経科学振興財団理事長)

 17:00 終了

 ぜひ全国からたくさんの方々に
 おこしいただきたいと願っています!



2010年1月27日(水)のフジノその2
● 新しいごみ処理施設の建設予定地は長坂5丁目になりました

 あまりにも突然の発表に
 怒りを通り越して、むなしくなりました。

 吉田市長の今回の決定に
 フジノは全く賛成できません。

 決定のプロセスも含めて、また、発表の仕方も含めて
 完全に反対です。


 美術館建設に反対運動が起こったのも
 長井海の手公園ソレイユの丘に反対運動が起こったのも

 あまりにも市民不在で行政が決めてしまう
 そうした在り方への怒りがあったはずです。

 それを何故、ともに反対運動を闘った吉田雄人が
 市長になったら途端に歴代市長と同じことをするのだろうか。

 僕はあまりにも情けなくて
 本当に悔しいです。

 こんなことを吉田市長が行なった以上は
 信頼関係を保つことは完全に不可能です。

 今日を最後に、吉田市長の駅立ちには参加しませんし
 そのことは吉田市長にもそうお伝えしました。

 こんな民主主義の冒涜は絶対に許せないからです。

 フジノにとって、吉田市長への信頼はゼロになりました。
 もうこれ以上、彼を支えることはフジノには不可能です。

 吐き気がするくらいに(言葉のあやではなくて、本当の意味で、です)
 精神的にも不愉快でうんざりさせられました。

 こんな言行不一致な人を
 ついさっきまで必死に支えていたのかと思うと
 自らのバカバカしさが身に染みて、情けなくてたまりません。

 薄々気づいてもおかしいと感じても自分をごまかしてきましたが
 今日はっきりと分かりました。

 僕は、まちがっていました。



2010年1月26日(火)のフジノその1
● 日本対がん協会の方と意見交換をしました

 今日は『財団法人日本対がん協会』の本部の方が
 わざわざ東京から横須賀を訪れて下さって、

 これからのがん対策について
 フジノと意見交換をおこないました。

 (日本対がん協会のサイト)

 がん撲滅を目指して活動を続けている『日本対がん協会』は
 すでに設立から50年以上もの歴史を持つ由緒ある存在です。

 かたや政治家に転職して7年間のフジノにとって
 『がん対策』は決してメインの政策ではありませんでした。

 けれども、2年前に子宮頸がんとの出会いがあって
 「自らの取り組むべき課題だ」と強く決心をするようになりました。

 期間だけで見ればフジノの活動は、
 それからのわずか2年間だけではあります。

 しかし、こうして『日本対がん協会』の方が
 フジノの取り組みに関心を持っていただけたということは
 率直に「力強い援軍を得た」という気持ちです。

 ありがたいことです。

 政治だけでは届かない部分の取り組みには
 ぜひとも力を貸していただければと願っています。


● がん対策に対するフジノの率直な想い

 『日本対がん協会』の方にも申し上げたのですが
 今現在のフジノのがん対策に対する率直な想いを記します。

 昨年12月22日の朝日新聞の連載記事の中で

 人生の最期の課題として
 自殺対策とがん対策に全身全霊を捧げた山本孝史さんから

 自殺対策と子宮頸がん対策に取り組んでいるフジノが
 まるでバトンを託されるような形で掲載されてしまいました。

 記事そのものはとても素晴らしいものなのですが

 12月22日に掲載されて以来、記事を読んで下さった全国の方々から
 等身大のフジノ以上の『高すぎる評価』をされることが多くなってしまいました。

 見知らぬ方々からの年賀状やメールも
 本当にたくさん頂きました。

 とてもありがたいことなのですが、
 しかし、フジノはそのような評価を受けるべき存在ではありません。

 どうか、山本さんとフジノを重ねては見ないで下さいませんか...。

 山本さんの遺志を受け継ぎたいという想いは強いのですが
 全身全霊をかけても到底フジノが山本さんには及ぶはずが無いのです。

 全国から頂いたご期待に添えるような存在では全くありません。

 また、今のフジノの関心は、全てのがんではなくて
 あくまでも子宮頸がんに対してだけなのです。

 本来ならば誰もかからなくて済むがんであるにもかかわらず
 子宮頸がんをいまだに撲滅できていないわが国の取り組みの遅さへの
 怒りの気持ちが強いからです。

 また、本気でこころを動かされた出来事からしか
 心身ともに決して万全ではないフジノには動ける余力がありません。

 心底からの想いが入っていないままに
 ただ対象を広げてしまえば、結局は何もできないことになるのは
 自分でとてもよく分かっています。

 だから今はとにかく子宮頸がんに対して集中して取り組んで、
 誰もが当たり前のように検診を受けられるようにすることと
 10代前半から予防ワクチンの接種を受けられるようにすることこそが
 フジノに課せられた使命だと受け止めています。

 ただ...昨年暮れに大切な後輩を
 がんで亡くしてしまってからは

 「奪われるべきではなかった命が奪われてしまった」

 という深い悲しみを感じています。

 子宮頸がん対策への取り組みを続けていくうちに
 他のがんに対しても取り組みへの想いが強まるのかもしれません。

 それは今の時点では分かりません。

 ともかく今は、1つずつ自分にできることを
 徹底的に全て行なっていくことしかありません。

 それが今現在のがん対策に対するフジノの率直な想いです。
 どうか市民のみなさまにご理解いただけますように...。



2010年1月25日(月)のフジノその1
● 吉田雄人市長の駅立ち@浦賀駅

 けさの吉田雄人市長の駅立ちは浦賀駅でした。

 駅立ちを再開した最初の頃、外はいつも真っ暗でした。
 でも、1月も終わりが近づくにつれて夜明けが早くなったように感じます。



 昨年10月の浦賀での『車座会議』から2ヶ月ぶりに
 フジノは浦賀駅に来たのですが
 バリアフリー化の工事もだいぶ進んできましたね。

 季節の移り変わりやこうした風景の変化によって
 月日の流れる早さを痛感させられます。



 時が経つことで多くの物事が変化していったり
 人の想いや生き方も変わっていったりしますが

 雄人の演説するスタイルは
 市長に就任してから半年が経っても全く変わらないことには
 フジノはひとあんしんしています。

 それは、『ワンフレーズではない演説』です。

 街頭を通り過ぎていく市民の方々に対して
 『ある物事の現状・その問題点・改善に向けた政策』をしっかり語る姿勢です。

 通勤・通学の足早に改札と向かう方々に対して
 政策を最初から最後まで全てを聞いていただくことは
 現実的に不可能です。

 でも、全てを聴いていただくことが不可能だと分かっていても
 耳に入りやすい聴こえの良いワンフレーズを繰り返すのではなくて

 雄人は基本的に
 しっかりと政策を訴え続ける演説スタイルなのですね。

 フジノはこのスタイルが好きです。

 市民の方々の中にはアドバイスをしてくれる方々が
 けっこうたくさんいらっしゃって

 「通り過ぎる人々にそんなにしっかりと政策を語っても
  聴いてもらえないのだから、短いフレーズを繰り返せばいいのに」

 と言われた経験がフジノにもたくさんあります。

 でも、政策はワンフレーズなんかでは伝えられないのです。

 いくら耳に聴こえの良いフレーズだろうと、
 ワンフレーズ政治ほど『無責任』なものはありません。

 誰にとっても分かりやすく政策を語ることは大切ですが
 聴こえの良いワンフレーズで市民の方々をごまかすのは間違いです。



 その意味で、雄人が変わらずに政策を語り続けるスタイルなのは
 フジノにとってはとてもうれしいことです。

 政治家である限り、雄人のその姿勢が
 ずっと変わらないでいてほしいと強く願います。

-------------------------------------------

 あさって27日(水)は、臨時議会がおこなわれます!

 まず、朝10時から『議会運営委員会』が開かれて
 11時から『本会議』が行われます。

 この臨時議会はわずか1日のみの開催です。
 内容は、『教育長人事』についてと『補正予算』についての2つです。



→日記過去分の目次へ
→はじめのページに戻る