まちの政治家は、こんなことしてます新人議員の活動日記


2007年3月26日(月)のフジノ
● 4年間で最後の議会が最終日でした

 今日は、4年間の任期でラストの市議会でした。

 でも、フジノにとってはいつもと全く変わらない
 真剣勝負の予算議会、最終日。

 絶対に成立させてはならない
 ひどい来年度予算案に対して
 フジノは『反対』をしました。

 フジノが行なった反対討論はこちらに掲載してあります。
 (他の議員を説得する為に行なう正式な『演説』のことです)

 しかし、議会の多数派は
 こんな予算案を賛成多数で成立させてしまいました。

 本当にがっかりです。

 今回の予算が何故ダメなのかを
 これから毎日少しずつ書いていきます。

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 いずれにしても

 「正しいことが正しいとは通らない」

 それが今の横須賀市議会だとフジノは感じます。

 メンバーがみんな入れ替わって
 自由な議論ができるようになるべきです。

 市長の与党とか野党なんて
 地方議会にはあってはならない。

 正しいことは正しい、と言える。
 間違っていることは間違っている、と言える。

 そんな当たり前の議会でなければ
 何の為に存在しているのか全く分かりません。

 市民のみなさまの為の
 市議会でなければ、解散すべきです。

 4年間、政治家を勤めましたが
 その想いは全く変わりませんでした。


● 大好きな先輩議員・原島ひろこさん(ネットワーク運動よこすか) 

 4年間で最後の市議会が終わったとはいえ、
 政治家フジノの任期はまだ続きます。

 新しい横須賀市議会議員が選ばれるまでは
 このまちの現役の政治家として
 全力で働き続けます。

 だから、今期限りで引退する議員の方々も
 まだ4月いっぱいは現役の議員です。

 でも、みなさん、選挙に突入するのでしょうから、
 もうカンタンにはお会いできなくなるのでしょうね。

 そんなこともあって、予算議会終了後に
 とても尊敬してきた原島ひろこ議員と記念撮影をしてもらいました。

 左から
 一柳議員、
 原島議員、
 フジノです。


 原島さんのおかげで実現した政策が
 この横須賀市にはたくさんあります。

 どんな時でも折れない政治家としての信念は
 全ての政治家が見習うべきだと思います。

 また、フジノ個人としては
 政治的にめざすゴールがとても近いことが多かったので
 本当にたくさんのことを原島議員から教えていただきました。

 いろいろな視察をしたり、
 一緒に様々な活動をさせていただきました。

 ちょっと思い出すだけでも、


 ・このまちの燃せるゴミを焼却している南処理工場の
  『焼却炉』そのものの中に
  横須賀市議会議員としては史上初めて入った!

  (こちらをご参照ください

 ・突然に廃止された『はり灸マッサージ施術費助成』について
  事業者の方々に対するアンケート調査を
  原島議員と一緒に行なって、
  最終的に復活させることができた!

  (こちらを参照ください

 ・新しくスタートした児童相談所をいちはやく視察しました。
  (こちらをご覧下さい

 ・生徒数が急増して対応しきれない為に困っている
  市立養護学校の給食調理室を視察しました。
  この視察の結果を
  原島さんもフジノも議会でとりあげた為に
  全面改修こそ実現しなかったものの、一部改修が実現しました。

  (こちらをご覧下さい

 などなど、たくさんあります。

 また、守秘義務のカンケーで
 詳しく書くことはできないけれども

 原島議員のご協力のおかげで
 フジノだけでは対応しきれなかった、
 本当に困って苦しんでいる市民の方の
 力になっていただきました。

 こういう素晴らしい方が政治家であったことは
 本当に良かったと思います。

 ネットワーク運動よこすかは2期8年で必ず引退して
 次の方にバトンタッチするルールになっています。

 4年が経った今でこそ諦めましたが
 最初の2年間くらいは

 「原島さんに3期目をやってもらいたい運動」

 をフジノは勝手にやっていました。

 それくらいに、立派な素晴らしい政治家なのです。
 いつも視線は市民のみなさんと同じ目線。

 そして、決断と実行力は
 他の政治家たちを抜きん出ていたと思います。

 まだ4月末まで任期は続きますが、
 ひとまず、原島ひろこ議員、本当にありがとうございました。

 これからもこのまちの福祉の為に
 どうか一緒にがんばっていってください!


● 政治家フジノの進退について

 選挙に浮かれている議員ばかりに
 フジノはうんざりしてきました。

 目の前の仕事をしっかりやってこそ、政治家です。

 予算議会が終わるまでは
 現役の議員としての責任と誇りにかけて
 フジノ自身は一切語るべきではない、という信念を貫いてきました。

 たくさんの方々にご心配をおかけしました。

 本当に長い時間、悩みました。

 そして、今日のお昼13時半に決心しました。
 本会議が始まる30分前のことです。

 (何故この瞬間だったのかは、また後日書くことにします)

 政治家フジノの進退について
 ついに1つの結論を出しました。

 フジノの想いは、予算議会の最後に行なった
 来年度予算への反対討論の中で述べました。

 政治家フジノの生まれた場所はYデッキですから
 本当ならば、Yデッキにてみなさまにお伝えしたかったです。

 でも、いろいろな法律的な制約があって
 Yデッキで自分の進退を語るのはムリだと分かりました。

 それでも、正式な公の場で、かつ、
 全ての市民のみなさまに開かれた場で
 自分の意思を自分の言葉によってハッキリと伝えたいと考えました。

 その場所が、予算議会の最後の反対討論の場でした。
 以下、反対討論からの抜粋です。












 明らかに物事の優先順位が間違っています。
 税金の使い方が間違っています。

 こんな風に命を軽んじた予算には
 絶対に賛成することはできません。



 今日が政治家としての4年間の任期の
 最後の議会の日
となります。

 けれども、市長がこんな議案を出すならば、
 市議会がこんな議案に賛成するならば

 僕は何度でも何度でも
 この横須賀市議会に戻ってきて、反対をしつづけたい


 と思います。




 これが政治家フジノの想いです。



2007年3月23日(金)のフジノ
● 政治が敗北した日/桜台中学校の閉校

 今日は、桜台中学校の閉校式でした。

 終業式を終えた1・2年生とともに
 10時40分から体育館に集合しました。

 PTAのみなさん、OB・OGのみなさん、
 地域のみなさん、歴代教員のみなさん、
 多くの関係者のみなさんが、一同に介しました。

 3月3日の『47周年を祝う集い』とは違って、
 今日の閉校式はあくまでも
 教育委員会の主催でした。

 だから当然ではあるのですが、
 司会進行も学校再編を担当した教育委員会がやったのですが
 そのことにフジノは激しく強い違和感を覚えました。

 この素晴らしい学校の統合を決めた教育委員会が
 式典を進めていくことに複雑な気持ちになったのは、
 フジノだけではなく、他の来賓の方々からも指摘を受けました。

 ふつうに考えれば、当然のことですよね。

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 教育長のあいさつの後、
 小幡校長先生からの言葉がありました。

 小幡校長先生は、
 第17代目にして最後の校長先生です。

 桜台中学校の魅力は何よりもまずこどもたちの存在、
 そして教員の方々も素晴らしい方が多かったことだと思います。

 そんな中でも小幡校長先生はフジノにとって
 このコーナーで何度も書いてきましたが

 「こんな素晴らしい校長先生が居てくれて、本当に良かった」

 という存在でした。

小幡校長先生の言葉

 3年前に辞令が出されて着任早々、
 『統合』についてすさまじい量のマスコミに取材ぜめにあったこと。

 教育委員会は、最初は

 「統合ありきではなく
  小規模校を積極的に支援する」

 と言ったこと。

 しかし、寝耳に水で、統合が決定されてしまったこと。

 PTAによる統合撤回を求めた署名活動が始まり
 市議会でも論議が始まったこと。

 そして、結局はウワサどおりに
 統合が決まってしまったこと。

 統合が決まっても、こどもたちが入学してきてくれたこと。
 そのおかげで統合が1年先延ばしになったこと。

 (これらの経緯は全てこちらのコーナーをご覧ください)

 大きな戸惑いと激動の中で
 PTAのみなさんの大きな期待と励ましに力づけられたこと。

 何よりもいつも生徒たちのことを
 最優先して考えてきたこと。


 小幡校長先生のお話を聴きながら、
 フジノは、涙が出てしかたがありませんでした。

 先生の言葉のひとつひとつに
 様々な光景が浮かんできました。

 しまいには、涙が嗚咽になってしまい、
 声を出さないようにハンカチで口元を押さえました。

 悔しかった。

 こんなに素晴らしい学校を統合することは
 明らかに間違っている。

 けれども、統合を止められなかったのは
 明らかに政治家としてフジノが敗北したということだ。

 統合について生徒たちが書いた作文を
 自分の立場が危うくなるかもしれないのに
 フジノにコピーしてくれた先生。

 どうしたら統合を止められるかを
 一緒に何時間も話し合ったPTAの方々。

 統合が決まってからも政治家としてフジノは

 「絶対に桜台中学のこどもたちが不利にならないように」

 と、必ず市議会があるたびに取りあげてきました。

 昨日おこなわれた、政治家としての任期4年間で最後の
 予算委員会(教育経済常任委員会)でも

 「学校の統廃合はこどもたちの気持ちを最も大切にしてほしい」

 「統合してからも桜台中から坂本中へ移ったこどもたちを
  しっかりと追跡調査してほしい」

 と、くりかえし訴えました。

 けれども、結局そんなことは小手先でしかない。
 やっぱり僕は、このまま桜台中学校を残したかった。

 悔しくて悔しくて、泣けてしかたがありませんでした。
 来賓席の最前列に座っていましたが

 もはや外面だとか対面なんて
 考えることすらできないくらい、
 悔しくて悲しくて、ずうっと泣けてたまりませんでした。

 政治家としての無力を感じました。

 今日の活動日記に生徒たちの写真が無いのは、
 生徒たちを見るにつけても涙がこぼれて仕方がなくて、
 写真を撮るどころじゃなかったのですね。

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 その後、
 『PTA会長のあいさつ』、
 『生徒お別れのことば』があり、
 『生徒の合奏』が行なわれました。

 フジノは合奏を誰よりも1番前で
 聴かせてもらえました。

 ●

 4年間、この合奏がとても大好きでした。

 2度目に桜台中学校を訪れた時に、
 第一教室の先生が

 「文化祭に向けてみんなで練習した風景をおさめた
  ビデオがあるんだよ」

 と、1本のビデオを貸してくれました。

 大きな音が鳴ると体調が悪くなってしまうこどもに
 何日も何日もかけて、少しずつ音に慣れていってもらうのですね。

 そして、それから今度は少しずつ音符に合わせて
 楽器を鳴らせるように練習していきます。

 一人の時には演奏できても
 みんなで合奏する時にはうまくできないこどももいます。

 こんないろいろなことがあって
 練習によって少しずつ少しずつ1つの曲が完成していくのです。

 障がいのないこどもたちは、
 ゆっくりとした歩みの障がいのあるこどもたちのことを
 はじめのうちは

 「何でこんなこともできないの!」

 と思ったかもしれません。

 でも、桜台中学校で一緒に過ごしていくうちに、
 障がいのないコから見た「ゆっくり」は
 障がいのあるコにとって「全身全霊をかけた速さ」であることに
 やがて自然と気がついていくのです。

 ●

 合奏が終わって、席に戻るこどもたちを見つめながら
 やっとフジノは涙を止めることができました。

 ついに、校旗の返還です。

 桜台中学校の旗を
 教育委員会へと返すのです。

桜台中学校の校旗を教育委員会に返却する

 そして、最後のプログラムが
 『校歌斉唱』でした。


 毎年2〜3回しか訪れなくても
 フジノもこどもたちと一緒に、この校歌を歌ってきました。

 だから、今ではそらんじて
 歌えるようになりました。

 この文章を今、パソコンに打ちながらも
 気づいたら鼻歌で校歌を歌っていました。

 しかし、桜台中学校のこどもたちと一緒に
 あの場所で歌うことはもう2度と無いのだと思うと
 本当に残念です。

 歌い終わると、ついに閉校式が終わりました。

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 PTAの方々やいろいろな方々が

 「フジノさん、これまでありがとうございました」

 と、声をかけてくださいました。

 そのたびに僕は

 「桜台中学校を残すことができなくて
  本当に申し訳ございませんでした」

 と謝りました。

 そして、

 「こどもたちが坂本中学校に編入してからも
  苦しんだり困ったりしないように
  どんな立場になっても絶対に僕は卒業まで見守ります」

 とお伝えしました。

 僕はいつものようにバイクに乗って
 正門へ向かって走り出しました。

 桜台中学校の正門の前の桜が1本だけ、
 この日に間に合って、咲いていました。

 僕は、本当に悲しくてたまらず、
 桜台中学校を出てからも
 まっすぐに事務所に向かうことができませんでした。

 1・2年生のこどもたち、親御さん、先生方、
 卒業生、OB・OGのみなさん、
 PTAのみなさん、歴代の教員のみなさん、
 本当に申し訳ございませんでした。

 政治家として力が足りなかったばかりに
 大切な素晴らしい特色のある学校を守ることができませんでした。

 本当にごめんなさい。


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 (07年3月24日・毎日新聞・朝刊より)


● 規模の大きさが『社会性』を育てる、という仮説

 今回の統廃合は、最後の最後まで
 こどもたちを抜きにしてなされたと感じています。

 昨日の教育経済常任委員会でも
 『学校再編』『規模の適正化』についてフジノは
 教育委員会と議論をしました。

 ある程度の人数がいなければ
 こどもたちの社会性が育たない、と教育委員会は主張します。

 けれども、それはフィクションだと思います。

 誰がそれを事実だと証明できますか。

 小規模の学校で育ったこどもたちは
 大人になった時に、本当に『社会性』が弱いのでしょうか。


 30年とか40年とか経って
 追跡調査をした研究があるのでしょうか。

 (公衆衛生学には『コホート調査』という
  同一集団を何十年も追いかける調査研究がありますが
  教育学の分野でこういった研究がなされたということは
  聞いたことがありません)

 つまり、壮大な『仮説』に過ぎないとフジノは断言します。

 こどもたちが社会性を育めるかどうかは
 あくまでもそのこどもたちを取り巻く
 全ての環境(学校だけではなく、兄弟や家族、親族、地域との関係)と
 時代背景に左右されるものだと思います。

 だから、小規模な学校を
 『適正化』するという発想そのもの
 フジノはこれからも徹底的に反対し続けます。



2007年3月21日(水)のフジノ
● 神奈川県知事の選挙へ行こう!

 明日、神奈川県知事の選挙が告示されます。
 告示というのは、選挙スタート、という意味ですね。

 どうか神奈川県民のみなさん、
 必ず4月8日には、選挙へ行ってください!

 公職選挙法のカンケーで
 明日22日以降は、
 県知事選挙について
 このHPおよびブログで書くことはできなくなります。

 4月8日を過ぎるまでは、
 県知事については触れません。

 市政に関することは
 これまでどおり報告していきます。


● 東京都知事はアサノさんに!

 フジノが10年以上も尊敬している浅野史郎さん(前・宮城県知事)が
 東京都知事選挙に立候補します。

 予算議会が終わるまでは絶対に横須賀を離れない

 と決めているフジノですが、
 アサノさんのことだけは
 気になって気になってしかたがありません。

 今すぐ応援に行きたい!

 かつてフジノのお願いに応えて
 横須賀に講演に来て下さった恩義に対して
 どうしてもアサノさんの応援に行きたい。

 今この瞬間もフジノの事務所の机の前には
 3年前に講演に来てくれた
 アサノさんと一緒に撮った写真が飾られています。

 壁には、アサノさんの
 『みやぎ知的障害者施設解体宣言』が貼られています。

 何度も何度も書きますが、
 好きキライの『感情』と
 政策実現能力への『評価』は全く別ものです。

 しかし、浅野史郎さんに対しては
 好きキライの『感情』以前に、
 政策実現能力への『評価』がとても高いのです。

 彼ならば、東京を変える。
 東京が変われば、この国が変わります。

 もちろん、石原都知事のおかげで
 たくさんの改革が進みました。

 特に、財政再建を進める上でツールとして必要な
 『機能するバランスシート』を導入したことは
 高く評価しています。

 しかし、 障がいのある方・女性・外国籍の方々をはじめとする
 あらゆる弱い立場の方々に対して
 たびたびなされる差別発言は
 政治家として許すことができません。

 フジノは東京都知事選挙では
 『アサノさんを東京都知事にしたい!横須賀勝手連』として
 できる全てのことを行いたいと思っています。

 予算議会が終わったら、アサノさんの応援に行くぞ!

 都民のみなさん、
 毎日の暮らしの中で感じること・考えること・おかしいと思うこと、
 それは政治の力で変えることができます。

 政治をあきらめないでください。

 全ての候補者から出された政策を読んで、
 そして、毎日の暮らしの中であなたが感じる想いに
 一致する政策を訴えている候補者にどうか投票をしてください。



2007年3月20日(木)のフジノ
● フジノの政策が実現します/アメリカ軍がらみの犯罪の通報先

 アメリカ軍兵士による横須賀市民への犯罪を防ぐ為に
 フジノはあらゆる提案を行なってきました。

 特に、アメリカ軍がらみの犯罪に巻き込まれた時に
 あなたはどうしたらいいか、分かりますか?

 警察に通報するのでしょうか?
 MPを呼ぶにはどうしたら良いのでしょうか?

 誰もそんなこと、知らないですよね?

 このまちに暮らしている限りは
 いつだってアメリカ軍がらみの犯罪に巻き込まれるのに!

 ある市民の方は、

 >実は数年前、平成町の交差点で
 >友達のお父さんの乗った車が
 >酒酔い運転で信号無視のアメリカ兵の車に衝突されて
 >亡くなりました。
 >この事件の前に
 >アメリカ兵の犯罪対策がなされていたらと思うと・・・

 という、悲痛なメールをくれました。
 絶対に許せない。

 こんな想いをもう絶対に誰にもさせない。
 だから、フジノは徹底的に対策を提案してきました。

 そんな提案の1つとして、
 昨年5月に
 フジノはこういう提案をしました。


 平成18年第2回定例会(5月30日)より一部抜粋




















 それでは、2問目の質問に移ります。

 アメリカ兵の犯罪被害者については
 特に積極的かつ包括的に
 支援を行ってほしいということについても
 関係機関と協議していくということだったのですけれども
 今、既に泣き寝入りの実態があるのです。

 本当に今、実際にそういうケースがあるわけです。

 そこで、ぜひこういったアメリカ兵が絡んだ犯罪の窓口は
 どういうところになるのかということを
 積極的に広報していただきたい
と思うのですが、
 いかがでしょうか。

 基地周辺地区安全対策協議会では
 3つの事例を挙げて窓口を紹介していましたが
 ぜひ市民の皆さんに向けて
 広報していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。




調










 犯罪被害者支援に関して
 再度の御質問がございました。

 アメリカ軍犯罪被害者の
 相談窓口についての広報について。

 これにつきましては
 検討課題として認識してございますので、
 今後、関係部局と協議を行いながら検討を進めてまいりたい。

 以上でございます。

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 (後日談:06年9月6日)

 第3回基地周辺地区安全対策協議会の場で発表されたのですが
 来年度からの『市民便利帳よこすかガイド』という冊子の中で
 アメリカ軍絡みの犯罪・事故の時の窓口について
 掲載を行なう
、とのことでした。



 これは、別のコーナーから
 改めてこちらに書いたものです。

 後日談をご覧ください。

 (後日談:06年9月6日)

 第3回基地周辺地区安全対策協議会の場で発表されたのですが
 来年度からの『市民便利帳よこすかガイド』という冊子の中で
 アメリカ軍絡みの犯罪・事故の時の窓口について
 掲載を行なう
、とのことでした。

 この後日談にある『市民便利帳よこすかガイド』が
 提案から10ヶ月が経った今日、
 ついに新しく発行されて
 総務部から市議会議員に配られました。

 こちらです!



 さっそくフジノは中身をチェックしました。

 もちろん『通報先』が
 しっかりと記述されているかを確かめる為です。

 それは、32ページにありました!
 32ページの1番下です。
     ↓

 見えますか?
 こんな風に書いてあります。

 『米海軍関係に関する相談』

 月〜金曜8:30〜17:00
 これ以外の時間と事件・事故など緊急性を要するものは(110番)へ

 基地対策課 822−8140



 ついに、実現しました。
 フジノの提案がまた1つ実現しました。

 でも...。


● でも、こんなもので良いのか!

 あなたはどう感じましたか?

 本当に弱い内容しか書いていなくて
 フジノはこれを読んだ時にショックでした。

 すぐに基地対策課に電話をしてクレームを入れました。

 けれども、

 「これまで全くこういった内容を掲載していなかったので
  まずこれだけの記述が載ったことを第一歩としたい」

 という返事がかえてきました。

 うーん...。

 これでは弱すぎる!

 よっぽどフジノのHPの方が
 詳しく通報先が書いてあります。

 結局、アメリカ軍の顔色をうかがってばかりで

 「横須賀市民が犯罪を受けて困っている」

 という視点が
 決定的に欠けているのです。

 市役所は、誰の為に働いているのか。

 市民便利帳に税金を使って、
 どんな情報を届けようとしているのか。

 もっとしっかりしてほしい。

 確かに『第一歩』としては
 これが最大限の努力なのかもしれない。

 でも、毎年改訂するそうなので
 来年版はもっとしっかりした記述に変えさせます。

 絶対に!



2007年3月19日(月)のフジノ
● フジノの政策が実現します/アメリカ軍兵士による犯罪を無くす為に

 「命を守ることが政治家の仕事だ」

 と、フジノは信じています。

 だから、昨年1月3日に
 横須賀市民の女性がアメリカ兵に撲殺されたことは
 本当に残念でたまらない悲痛な事件でした。

 (詳しい経緯はこちらをご覧下さい)

 本来ならば、対策を行なうべきなのはアメリカ軍です。

 しかし、アメリカ軍の対策が不十分であるが故に、
 あの1月3日から1年以上が経つ今も
 様々な事件が起こっています。

 だから、アメリカ軍まかせではダメだ。

 アメリカ軍兵士によるくりかえされる犯罪を
 どうやったら防ぐことができるのか。

 その問いに対する
 政治家としてのフジノの結論は、

 アメリカ軍の教育体制を、実効性あるものに変える

 というものです。

 そして、市民の安全を守る為には
 横須賀市も積極的に動かなければならないとの立場から
 これまで様々な提案を行なってきました。

 そして、ついに、フジノの提案が実現に近づいてきました!

 アメリカ軍による犯罪を防止する為に
 『基地周辺地区安全対策協議会』が設置されています。

 今日開催された第4回目の協議会では、
 ついに大きな動きがありました。


● (実現1)協議会の場で、アメリカ軍の教育体制が報告されました

 本日開催された
 第4回基地周辺地区安全対策協議会では

 議題は、なんと

 「米海軍横須賀基地内の教育プログラムについて」

 でした。

 つまり、一般質問でフジノが行なってきた提案のとおりになったのです。

 アメリカ軍側から、以下の説明がありました。

 1.日本着任者(軍属家族も含めた全ての横須賀基地構成員)
  に対する教育プログラムについて

 2.基地外に居住する横須賀基地構成員に対する対応について

 具体的な教育プログラムの内容は、
 毎日新聞が報道した記事(06年8月3日)を超えてはおらず
 新たな説明はありませんでした。

 (06年8月3日・毎日新聞朝刊より)
 


 プログラムはこんな内容です。

1日目8〜16時まで 基地の中の説明、軍人としてどうあるべきか心構えなど
2日目8〜16時まで 日本文化・歴史・マナー(レストランや買い物など)
3日目 体験学習日(駅へ行ったり、買い物をする)
4日目 日本の交通法規について学ぶ

 こんな4日間の教育で
 異文化の中に入っていくことができるのでしょうか。

 観光する為や留学する為ならば
 導入プログラムとしてこの程度で十分なのかもしれません。

 しかし、対象はアメリカ軍の兵士なのです。

 こんなプログラムで、
 どうやって犯罪を予防しようというのでしょうか。

 しかもプログラムを詳しく調べていけばいくほど
 『アメリカ兵による犯罪を予防するという観点は無い』ことが分かります。

 今ある教育体制では、絶対に足りません。
 改善が必要です。


● (実現2)アメリカ軍の教育体制を、協議会が実際に視察します

 さらに、もう1つ動きがありました。

 次回の協議会(第5回)を開催する前の
 どこかの日程で

 実際に協議会メンバーがアメリカ軍基地の中に行き、
 教育プログラムを視察する


 ことになりました。

 これもフジノの一般質問での提案どおりになったのです。

 昨年9月議会でのフジノの質問に対して
 蒲谷市長は

 「現地調査はアメリカの取り組みの現場を見るのか
  という質問ですが、それはそうではございません。

 横須賀市内の基地周辺地域の現状を
 視察するということでございます。」

 と答弁しました。

 つまり、「基地の中には入らない」と市長は答えていたのです。

 けれども「そんなもんじゃ足りない!」という想いから
 フジノは怒りの再質問を行ないました。

 (06年9月28日本会議、フジノ3回目の質問より抜粋)







 しかし、それだけで本当によろしいのでしょうか。

 やはりワーキングチーム並みの活動として、
 協議会がアメリカの教育体制の場の視察を行う。


 どのような日常的な教育を行っているのか、
 問題行動を起こさないようにどのような行動をしているのか、
 綱紀粛正の努力が言葉だけではないのか

 というのを

 協議会の場で実際に視察をして、
 それについてアメリカ軍と意見交換をして、
 改善点などを提案していく


 というような努力が必要ではないでしょうか。

 こういったことによって、
 横須賀のアメリカ兵による犯罪というのは
 減少していくのではないかと僕自身は信じています。




 昨年9月議会から半年間が過ぎて、
 大きな変化が起こったといえます。

 沖縄のワーキングチーム並みの権限を
 協議会に与えるのは当然です!

 人が殺された、という重みを
 絶対に忘れてはならないのです。

 フジノはこの協議会を毎回必ず傍聴しています。

 しかし、今回の協議会に
 市議会議員はフジノ以外、誰も来ていませんでした。

 また、第1回目には記者クラブ全社がそろっていたマスコミも
 今回は3〜4社が顔を出していたに過ぎませんでした。

 明らかに関心が下がっているのを感じます。

 しかし、この問題は絶対に風化させてはいけないのです。

 行政や市民の方々が
 時の経過と共に忘れようとも
 ご遺族の悲しみや痛みは決して薄れることはありません。

 だからこそ、このまちの政治家として
 フジノは絶対に忘れません。

 アメリカ軍による犯罪をゼロにする。
 殺人も強姦も絶対に起こさせない。

 これからもフジノは
 アメリカ軍兵士による犯罪を予防する為の
 対策を徹底的に提案していきます。


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