まちの政治家は、こんなことしてます


2009年11月14日(土)のフジノその2
● 地方議員年金を廃止する議員と市民の会が結成されました

 明治大学で行なわれた『結』のイベントを
 前半部分だけで途中退出して

 新宿区役所の中にある、
 新宿区議会の第1委員会室へ向かいました。

 『(仮称)地方議員年金を廃止する議員と市民の会・結成準備会』

 に参加する為です。



 数日前、下のようなお知らせをいただきまして、
 その想いはフジノも全く同じなので参加することにしました。




 (仮称)地方議員年金を廃止する議員と市民の会結成準備会への
  お誘い


 地方議員年金、中でも市・町村議会議員年金財政は、

 「平成19年度で184億円の赤字であり、
  平成23年度には枯渇」と広く報道されています。

 このことは何年も前から指摘されていたにも関わらず、

 大幅な掛金・負担金等の引き上げと
 給付の引き下げという弥縫策を重ねるばかりで、
 年金財政はさらに悪化の一途を辿りました。

 しかも最近は、悪化の原因は平成の大合併にあるのだと言って
 (実際にはいずれにしても枯渇は時間の問題であることが判明)

 国に対し、存続のための方策を取れ(=税金を注入せよ)
 という意見書を挙げる議会さえ出ています。

 その一方で、年金共済金の納付を拒否する
 という行動に出る議員たちも出ています。

 現在総務省では地方議会議員年金制度検討会を立ち上げており、
 この年末には廃止も視野に報告書を出す予定です。

 私たち議員や市民は、この事態を傍観するだけでよいのでしょうか。

 それとも国会議員年金のように廃止はしたものの、
 その後40年間(掛け金はなく)公費のみを投入し続けると言う
 「名ばかり廃止」になるまで沈黙を守り、
 もらうものはちゃっかりもらうという「逃げ得」を待つのでしょうか。

 もう、一刻の猶予もありません。

 私たちが声を上げない限り、本当の意味での廃止にはならないでしょう。

 そこで、以下の2点を共通目標として、行動しようではありませんか。

 1.地方議員年金を廃止する

 2.自らの身を削ることも厭わない




 本日は、わずか7名の参加にとどまりましたが
 すでに何名もの賛同者の名前があがっています。



 本日の準備会で、正式に

 地方議員年金を廃止する議員と市民の会

 が発足することとなりました。

 事務局の体制などは少しずつ動いていくはずですが
 とにかく次回、12月6日(日)14時に『総会』を行なうことになりました。

 (場所は未定です)

 できることならば、想いを同じくする市民・議員のみなさまと
 廃止に向けた行動を一緒に取っていただきたいと願っています。


● 地方議員年金に対するフジノの考え(会の考えではありません)

 (ここから先は、フジノ個人の考えであって、
  会の考えや決定とは全くカンケーありません)

 地方議員(市・区・町・村の議員)OB・OGたちに支払われている
 『議員年金』というのは
 すでに制度は破綻しているのです。

 政治家であるフジノたちも『掛け金』を支払っていますが
 それだけではもはやまかなえないので、
 税金を投入しているのです!

 『掛け金』だけで運営できたのはスタートから11年だけで、
 1972年から36年間にわたって税金で補填しつづけてきたのです。

 政治家はみんな国民年金に入っているのに、
 12年間(=3期)政治家をやれば
 『上乗せ』で議員年金をさらにもらうことができます。

 こんな特権はおかしいです。

 ただでさえおかしな特権なのに、
 そこに税金を投入しているのはもっとおかしいです。

 しかも、地方議員年金の破綻は、もうずうっと前から分かっていました。

 それなのに、投入する税金を増やしたり、
 現役議員からの掛け金を増やしたりして、

 最終的な『廃止』という決着を先送りしてきたのです。

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 すでに雑誌などあらゆるメディアで宣言してきた通り、

 政治家としてフジノは、

 議員年金は今すぐ廃止すべきだ

 と考えています。

 フジノは自分にその資格があったとしても
 議員年金を受けとるつもりは全くありません。

 また、今まで支払ってきた掛け金を
 返してもらうつもりもありません。

 今すぐに『廃止』して、税金の投入をやめるべきだと考えています。

 税金の投入を即刻やめるべきである以上、
 支払うことができる年金の元手が無くなるのですから

 今、議員年金を受け取っている政治家OB・OGの方々には
 大変申し訳ないこととは思いますが

 議員年金の受け取りは、辞退していただきたいと考えています。

 これだけの財政危機に日本を追い込んだのは
 歴代の政治家OB・OGの方々にも大いに責任があります。

 『痛み』を国民のみなさまにだけ押し付けるのではなく
 政治家であった人間が『痛み』を引き受けることが必要だと信じています。

 このフジノの意見には、多くの政治家OB・OGの批判があるでしょう。

 けれども結論はもう「廃止に向けて動くことしかない」と
 フジノは考えています。

 ●

 この数年間にわたって続く厳しい経済・社会状況の中で
 国民年金だけで生活しておられるたくさんの市民のみなさま、
 あなたはどうお考えですか?



2009年11月14日(土)のフジノその1−2
(未完成版:書きかけでごめんなさい)
● 女子大学発!子宮頸がん征圧イベント2009@明治大学へ

 (その1−1より続いています)

 *以下は、時間のつごうで画像と走り書きメモのみです。
   後日必ず正式な文章を掲載します。ごめんなさい!





 さあ、始まりました。オープニングムービー。

 オープニングムービーも素晴らしいできばえです。





 司会は、『結』代表のお1人。



 もう1人の司会は、なんと山田邦子さん!

 ゲストだとばかり思っていたら、司会をしてくれました。



 大学生たち。本音トークが聞けました。



 会場も一緒になっての○×クイズで
 子宮頸がんについての正しい知識を学んでいきます。





 宮城ドクターによる子宮頸がんについての必須知識の説明。
 とても分かりやすかったです。



 本音トークセッション。
 すごくいいお話がいくつもありました。



 さらに、特別ゲスト。仁科亜希子さんと娘さんの仁美さんです。



 第1部のラストは、
 『結(yui)』のこれまでの活動とこれからの活動の紹介。

 これまでの活動も本当に熱心だったと感じましたが
 これからの活動にもとても注目しています!がんばって!



 フジノは、次の仕事へ向かわなければならなかったので
 第1部が終わったところで会場を出ました。



 本当に素晴らしいイベントでした。

 そして、大学生たちによるこの取り組みが
 これからもずっと続いていくことをこころから願っています。

 がんセンターの方が

 「自分たちが啓発しても限界がある。
  みなさんの取り組みはこころ強い援軍だ」

 という主旨の発言をなさっていましたが、

 それは政治家フジノにとっても、全く同じ想いです。

 彼女たち/彼らたちが、まさに同世代の問題として
 笑顔でふつうに語り続けてくれることこそが

 最大の普及・啓発になっていくとフジノは信じています。

 どうかこれからもがんばって下さい!
 応援しつづけていきます!

 そして、フジノはこの問題を重視する立場の政治家として
 政治家として成すべきことをしっかりと実現していきます。

 お互いにがんばっていきましょう!



2009年11月14日(土)のフジノその1−1
● 女子大学発!子宮頸がん征圧イベント2009@明治大学へ

 昨日の活動日記でもお知らせしました、

 大学生たちによる素晴らしい画期的な試み
 子宮頸がん予防・検診啓発プロジェクト『結(yui)』

 半年間の活動の成果の場である
 『子宮頸がん征圧イベント2009』に参加する為に
 明治大学・和泉キャンパスへ行ってきました。

 昨夜からの雨がとても心配でしたが、
 彼女たちの取り組みの素晴らしさを神様も認めたのでしょうね。

 雨は止んで、ときどき晴れ間がのぞいていました。



 僕の親友が大学時代に明治大学に通っていたのですが
 キャンパスの中に入ったのは初めてでした。

 こないだ神奈川大学を訪れた時も感じたのですが
 『学びたいこと』に全ての時間を費やすことが許されてた大学時代って、
 人生を通じて、本当に貴重な時間でした。

 僕は本当に朝から晩まで本当に寝るのも惜しくて
 ひたすら学究に専念していた大学時代でした。

 あんなすごく密度の濃い時間はもう2度と訪れないのでしょうが、
 それでもいつの日かまた僕は必ず大学院に戻りたいと
 改めて感じました。

 大学のキャンパスを時々訪れてみるのって、
 そういう初心というか決意を再確認する良い機会ですね。



 会場までの誘導なども、『結(yui)』のメンバーである
 学生さんたちが完璧に行なっていました。

 門から会場までは、誘導の為のこんな看板がたくさんあって、
 正式な学会に参加する時と全く変わらない、見事な対応でした。



 さて、受付に到着です。

 『結(yui)』の活動に限らず、
 学生のみなさんが一生懸命がんばっている姿は素敵です。

 (やっぱり未来は若者たちが切り拓いていくものですからね!)



 受付まわりのテーブルには、子宮頸がんの普及啓発の為の
 いろいろな資料や、『結』作成の小冊子が置かれていました。

 反対側のテーブルには、募金箱も置かれていました。



 ホールは2階に分かれていて、学生たちは1階、その他(フジノら)は2階。
 どちらもほぼ満席に近い状態になっていました。

 男女比は、女性が3分の2くらいでしょうか...。

 子宮頸がんの問題とは『女性だけのものではない』という原則からいくと
 男性が3分の1も来てくれたことは本当にうれしかったです。

 カップルで来てくれていた人々もいたのですが、
 こういう恋人同士って本当に素敵だと思います。

 お互いを思いやるからこそ、検診を受けに行くことが当たり前。
 もっとそれが当たり前の常識になる時代へと、
 『結(yui)』の活動が時代を動かしていってほしいです。


 先日も子宮頸がん対策の報道の中で
 『結(yui)』の取り組みを紹介してくださっていましたが
 今日もTBSのカメラが入って、
 撮影をしていました。

 (放送は来週月曜日朝6時くらいの予定だそうです)

 子宮頸がんの征圧の為には
 ぜひもっとマスメディアに力を貸していただきたいです。




 (1−2へ続く


2009年11月13日(金)のフジノ
● ついに明日!女子大生リボンムーブメント結(yui)の「子宮頸がん征圧イベント」開催!

 フジノにとって、『子宮頸がん対策』重要な政策課題です。

 何故ならば、そもそも予防接種でワクチンを打てば、
 発症するこそ自体を防げるガンであるのに

 先進国の中では日本だけが
 予防ワクチンを承認していませんでした。

 ようやく今年9月1日になって、承認をされました。

 ワクチンが承認されてから2ヶ月が経ちましたが、
 予防接種が始まる気配が全く無い(横須賀市には何も通知が来ていません)ので

 フジノが厚生労働省に確認すると
 健康局結核感染症課・健康局ガン対策推進室・医薬食品局審査管理課と
 3つの課にたらいまわしにされた挙句、

 「いまだ方針は決まっていない」

 とのことでした。

 そんなことでは、せっかくワクチンが承認されたのに意味がありません。

 予防接種法という法律を改正して、
 一刻も早く全国の中学生・高校生たちに予防接種を始めるべきなのです!

 ただ、予防ワクチンを打つべき年齢は10代なかばなので、
 今現在すでに10代後半にさしかかっている(予防接種をしていない)方々は
 誰もがもう『子宮頸がん』にかかるリスクを持っています。

 しかし、そのリスクがあまりにも市民のみなさまに知られていません。

 だからこそ、絶対に誰もが検診を受けるべきなのですが
 その必要性さえ全く知られていないのが実態です。

 実際、20〜30代の発症がすごく増えているにも関わらず、
 検診を受ける人はあまりにも低いのです。

 その状況を変えたくて、かつてこの活動日記では
 検診の様子を紹介いたしました。

 フジノHPを観て実際に検診に行って下さった女性も多いのですが
 全くまだまだ足りていません。全ての女性に検診に行っていただきたいのです。

 現状では、発症して初めて『子宮頸がん』の存在を知ることになり、
 もう子宮を全て摘出するしかないような事態になってしまっていたり
 いのちを落とす方もたくさんいるのです。

 だからこそ、検診を受けることの重要性を
 政治・行政は必死になって
 徹底的に全ての女性に伝えなければいけません。

 子宮頸がんの犠牲者は、政治・行政の怠慢によるものです。
 政治の仕事は、いのちを守ることなのに!

 そんな時、ひょんなことからフジノが出会った
 この大学生たちによる活動は本当にとても素晴らしいです!

 この団体の活動を、神奈川新聞が報道してくれました!


 (2009年11月13日・神奈川新聞より)

 女子大生グループが子宮頸がん啓発に尽力、
 14日にイベント


 写真:「結」の共同代表臼井さん(左)と鈴村さん。
     手前にあるのが、今秋に完成したフリーペーパー

 県内や都内の女子大生グループが、
 子宮頸(けい)がんの啓発活動に取り組んでいる。

 「予防できる唯一のがん」

 とされながら近年、20〜30代の患者が急増する現状を何とかして変えたい―。

 そんな思いから、「もっと自分を大切にして」と、
 同世代の女性たちに検診の受診を呼び掛けている。

 14日には、明治大学和泉キャンパス(東京都杉並区)で
 「子宮頸がん征圧イベント」を開催する。

 学生団体の名は「女子大生リボンムーブメント結(yui)」。

 東洋大学4年臼井あかねさん(22)と
 慶応大学2年鈴村沙織さん(20)が共同代表を務め、スタッフ十数人で運営。
 日本対がん協会が監修している。

 発足はことし6月ごろ。
 当初は乳がんの啓発を主軸に据えていたが、
 がんについて勉強するうちに20代で子宮頸がんになる女性が増えていると知り、
 子宮頸がんにシフトしたという。

 今はイベント、フリーペーパー、ホームページ(HP)―が活動の柱。

 今秋に完成したばかりのフリーペーパーでは、
 子宮頸がん検診を体験したり、専門家へのインタビューにも挑戦した。

 日本は諸外国と比べ検診の受診率が低く、
 子宮頸がんそのものをよく知らない若い世代も多い...。

 取り組みを通じ、そうした現実を目の当たりにした臼井さんらは、言う。

 「結では学生一人一人が語り手。
  『自分と向き合いもっと自分を大切にしよう』と伝えたい」

 「同世代からの訴えだからこそ受け入れられやすいはず」―。

 「女子大生発 愛で結ぶ国家プロジェクト」

 と題した14日のイベントは午後1時半〜5時で、誰でも入場可能。
 大学生が、恋愛や結婚といった切り口から
 子宮頸がんについて考える「トークセッション」のほか、
 専門家の講義、タレントの山田邦子さん率いる
 「スター混声合唱団」のコンサートを予定している。

 結のホームページのアドレスは、http://yui-c.com/

 (岡本晶子)

 (引用おわり)
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 こういう大切な活動を報道してくれる神奈川新聞には
 こころから感謝しています。本当にありがとうございます。

 どうか市民のみなさま、明日のイベント、ぜひ参加して下さい!

 参加できない方々も、どうか検診を受けて下さい。
 (横須賀市での検診情報はこちらです)

 誰もがかかるガンなのです。

 特に、20〜30代の若い女性のみなさま、どうか受診して下さい!
 お願いします!



2009年11月12日(木)のフジノ
● 事業仕分けを傍聴しました/市ヶ谷へ

 今日は、東京・市ヶ谷の独立行政法人国立印刷局市ヶ谷センターへ。

 政府の行政刷新会議による
 『事業仕分け』(第2日目)の現場を実際に観てきました。

 といっても、単なる『傍観者』のつもりは全く無くて

 今日の夕方16:45〜17:40のスケジュールで
 第1ワーキンググループ(以下、WGと省略)で仕分けされる

 内閣府所管の普及・啓発等
 (青少年育成の推進、食育の推進、少子化社会対策の推進、
  高齢社会対策の推進、バリアフリー・ユニバーサルデザインの推進、
  障害者施策の推進、交通安全対策の推進、
  犯罪被害者等施策の推進自殺総合対策の推進

 について

 『絶対にカットされたくない立場』の1人として
 議論の現場に直接立ち会いたくて、その場に行くことにしたのです。

 全ての事業仕分けはインターネットで生中継されていますから
 本来はわざわざ東京・市ヶ谷まで行く必要はありません。
 (昨日も午後は事務所でずっと観ていました)
 
 だから、この事業が『刷新送り』になっていなければ、
 現場まで行くことも無かったのですが...。

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 横須賀でのひととおりの仕事を終えて
 なんとか午後13時半すぎに到着しました。



 次に、現場の様子を紹介してみますね。


● 現場の様子はこんなでした

 玄関は入り口が『マスコミ』と『一般』に分かれていて
 フジノは『一般』側へ向かいました。

 まず玄関に入る前に、警備員さんによる荷物チェックと、
 空港でやるみたいなスキャナーによる全身チェック。

 「刃物類は持っていませんか?」と尋ねられました...。

 続いて、玄関の中に入ると名簿に名前と肩書きを書いて
 資料を受け取って、スリッパにはきかえて、
 ようやく入場です。

 メンバーの声が聴こえるようにワイヤレスレシーバーを渡されました。
 昨日(=初日)、「聴こえづらい」「数が足りない」と
 マスメディアでとりあげられたレシーバーがこちらですね。



 今日は、数は十分に足りていましたが
 場所によっては電波の受信状態が悪くて聴き取りづらかったのですが

 同時にスピーカーも設置されていましたので
 メンバーの意見交換は全てハッキリと聴き取ることができました。

 ところで、現場はすさまじい数の報道陣でした。
 そして、マナーの悪さがとても目立ちました。

 傍聴者用のイスは、ほぼ全てマスメディア関係者が座っているか、
 座っていなくても荷物を置きっぱなしにしていて、空きは無し。

 荷物置きっぱなしのまま1時間も戻らなかった人に
 フジノはけっこう厳しく苦情を言ってしまいました。

 (だって、ご高齢の方々がずっと立ったまま傍聴しているのに
  マスメディアのみなさんも当然に配慮すべきじゃないですか?)

 3時間後の目的の事業仕分けの時間が来るまでは、
 もっぱら厚生労働省の事業を担当している
 第2WGを傍聴し続けました。



 昨夜のテレビニュースが騒いでいたほどには
 『短時間』で『拙速』な判断をしているとは全く感じられませんでした。

 これは、現場に来て実際に体感してハッキリ分かったことで
 とても良かったと思いました。

 約1時間の議論が終わると、こんな評価シートに記入して
 WGとしての『最終的な結論』が出されます。

 3つのWGのスペースにつながる通路には
 このように結果が貼り出されています。



 第2WGは、廃止や見直しばかりですね。

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 携帯電話に留守電が入っていないかを確かめたかったことと、
 ちょっと外の空気を吸いたかったので、いったん会場の外へ出ました。



 駐車場は、テレビ局の車だらけでした。


● ついに本番だ!

 さて、戻ってすぐに第1WGへと移動しました。

 ここからがフジノの本番です。

 この事業をフジノは「必要だ!」と考えているので
 そもそも『刷新送り』になったこと自体が疑問でした。

 例えば、自殺予防総合対策(平成19年度決算)についての
 説明資料をぜひ見て下さい。

 ・自殺総合対策調査研究等経費

 ・自殺総合対策人材育成費

 ・自殺総合対策理解促進経費

 この3つで、わずか3400万円です。

 でも、第2WGを観てきた限りでは議論は公平だし、
 それならば『聖域』の無い事業仕分けの場で、
 逆にその『有効性』にお墨付きをもらいたいと感じました。

 ただ仮に本来良い事業であっても
 省庁の担当者のプレゼンテーションの仕方や受け答えによっては
 『仕分け人』にネガティブな印象を与えてしまうこともありそう。

 フジノは、内閣府の担当者をとても応援したい気持ちで
 ハラハラしながら見守っていました。

 そして、スタート!

 9つの分野の最後に自殺対策についての説明にさしかかった時、
 内閣府の担当者(松田・共生社会政策担当政策統括官)は

 「本当は、億の単位で行いたいくらいなんです!」

 と熱く語っていました。

 内閣府の担当者からの説明が終わると
 次に、財務省の主計官から『論点』が説明されました。

 ・内閣府でなければできない仕事であることは否定できない。

 ・全て大事なものだが、必ず優先度の濃淡があるはず。

 ・厳しい財政状況を踏まえれば
  どの程度の緊急性があるか検証してもらう必要がある。

 ・事業のマンネリ化や定着しているものもあり、
  事業効果に疑問があるものも見受けられる。

 ・各省と重複している部分もある。ダブリはよくチェックする必要がある。

 ・普及啓発の部分で、パンフレットなどの方法や
  全国イベントのフォーラムは
  廃止も含めて抜本的に見直してほしい。

 ・法律や大綱で求められているものもあるが、
  真の必要性を考えなければならない。

 ・見直しを行なって、まず予算の重複を無くしてほしい。
  費用対効果を考えてほしい。

 その事業の重要性を認めながらも
 厳しすぎる感じの『論点』説明でした。

 だって、そもそも自殺対策の費用対効果って何ですか?
 犯罪被害者支援の普及・啓発の効果って何ですか?

 こうした取り組みに対する効果は
 何十年も経って効果が出てくるものだとフジノは考えます。

 しかし、仕分け人の判断は
 そうしたフジノの判断とは全く違うものになりました。

 枝野議員からは

 「典型的なムダとは、種類が違う。しかし、
  本来の内閣府に求められているマネジメント力をもっと強化すれば、
  より少ない予算でより高い効果をあげることができるはず」

 といった、厳しい意見が出ました。



 1時間の議論の結論は、なんと『予算は3分の1縮減』へ!

 こんなの全く納得できない!

 終わると共に、内閣府の担当者の方々のもとへも
 たくさんのマスメディアが集まり、インタビューを行なっていました。

 説明にあたった内閣府の松田統括官は
 フジノ同様に納得はできていない様子でした。



 確かに予算編成に即これが全て反映される訳では無いはず。


● 泉ケンタ内閣府大臣政務官のもとへ

 どうしても納得がいかなかったフジノは、
 事業仕分けに立ち会っていた
 泉ケンタ内閣府大臣政務官のもとへ向かいました。

 泉政務官に、たった今、行なわれたばかりの
 内閣府の普及・啓発に対する事業仕分けについて反論しました。

 「やるべき重要性は高いはずです」と意見しました。

 突然に、しかも初対面で意見を述べにいったのですが
 泉政務官は丁寧に応えて下さいました。

 あくまでも事業仕分けの結果は結果として、
 泉政務官のお考えは
 そもそも自殺対策に対して内閣府にさらにがんばってほしい、
 というものでした。

 泉ケンタ政務官とフジノとは、同い年であることや
 共通の友人(高槻市議会議員の川口洋一さんです)が居るおかげで
 やがてすぐ気さくに話し合うことができました。

 自殺予防対策の今後の推進について、
 10分ほど意見交換をしていただきました。

 より効果的な自殺予防の総合対策をすすめたいという想いは
 政務官とフジノの想いは完全に一致していることは分かりました。

 (...ただ、今回の仕分け結果については
  いまだフジノは納得できてはいません。
  内閣府の取り組みは正しい、とフジノは考えています)



 「今後、一緒に働く機会がきっとありますね」

 と泉政務官におっしゃっていただいて

 「ええ、必ずあると思います」

 とお答えして、フジノは会場を出ました。


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 冬の夕暮れは早くて
 帰り道は、もう真っ暗でした。



 交わされた議論を何回も頭で繰り返し思い出して
 それでもどうしても結果に納得できなくて

 市ヶ谷駅までの道のりを歩いている間ずっと
 フジノは胃が痛くてうんざりしました。

 だって、もっと削るべき事業があるはずじゃないか。
 何故こんなところを削るんだ。

 「コンクリートからいのちへ」

 だったはずじゃないか...。

 電車に乗っても、繰り返し繰り返し、
 仕分け人の言葉を書いたメモを読み返しては「納得いかない」と
 ずーっと考えていました。


● 酉の市/元気を取り戻さなければ

 市ヶ谷から気を落としながら帰ってきて、
 横須賀中央駅を出ると

 目の前の諏訪神社の周りに夜店が出ていました。

 今日が『酉の市』だったことを思い出して
 神社の参道へと歩いていきました。

 神社は例年よりも空いていました。
 夜店をまわると、どこも「今日は暇だよ」との声ばかり。

 あさってのお給料日まで
 あと9000円で過ごさねばならないのですが
 いちばん安い熊手を買うことにしました。

 いちばん安い熊手は、3000円もしました。

 粋じゃない僕は「うーん」と悩んだのですが

 お店のみなさんが「よよよい」を全てやって下さるという
 大サービス付だったので、買うことにしました。

 「おにいさん、祈願するのは何?家内安全?商売繁盛?」

 「そうですね、家内安全と商売繁盛の両方でお願いします」

 「本当は1つなんだけど、おまけしとくよ。
  おにいさん、商売してるの?」

 「いやまあ、横須賀の自殺が減って景気が回復すればいいなあと思って」

 「ほおー、いいこと言うねえ。じゃあ、やるよ!」

 ってな感じで、火打石で切り火をしてもらいました。



 そして、

 「よよよい、よよよい、よよよい、よい!」

 の三本締め。

 来年こそ、このまちの自殺は減る。必ず減らす。
 がんばらなければ。



2009年11月10日(火)のフジノその2
● ベストホームページ賞を受賞してのメッセージ

 マニフェスト大賞の授賞式が終わった後、
 日刊インターネット新聞社からインタビュー取材を受けました。

 その様子が動画で観られますので
 ぜひご覧下さい。

 前回のインタビューに引き続いて、
 すさまじくまばたきの多いフジノが観られます(汗)

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