まちの政治家は、こんなことしてます


2011年12月17日(土)のフジノその2
● かわいい子どもたちのもとへサンタは必ずやってきてくれる

 夕方から『よこすかひとり親サポーターズ・ひまわり』
 クリスマスパーティーでした!

 昨年と同じく朝10時からお昼15時までは
 講演会が行なわれました。

 『ひまわり』代表の寺田さんによると
 少人数のグループに分かれてのワークショップ形式で
 大好評だったそうです。良かった!

 フジノはというと

 森ゆうこ副大臣に横須賀に来てもらう為に
 激しく動き回ってきた
 昨日までの疲れが出たのか

 昨夜から少し風邪をひきかけたのか咳が出てしまいました。

 こどもたちにうつしたくないので
 昼の講演会には欠席することにしました。

 夜のクリスマスパーティーまでに何としてでも治して
 こどもたちと全力で遊ぼうと決心して
 風邪薬とユンケルを大量にのんで
 午前中を過ごしました。



 おかげで夕方には風邪もすっかり治って
 喜び勇んでクリスマスパーティーに向かいました。

 今年は参加者がとても多くて
 こどもたちだけでも約35名、学校の1クラス分ですね。

 からあげ、ポテト、パン、ケーキをはじめ、
 たくさんのごちそうがテーブルに並びました。

 こどもたちは、まつぼっくりを使って
 クリスマスツリーを作ったり、とても楽しそうでした。



 やがてクリスマス会も終わりに近づいてきて
 こどもたちと

 「今年はサンタ来ないのかも!?」
 「ねえ、来ないのかなあ」

 と話していたら...。

 やってきてくれました!

 サンタクロースは、こどもたちみんなにプレゼントを渡してくれて
 さらに『ひまわり』の大人たちにもプレゼントを届けてくれました。

 サンタさん、今年もありがとうございます。



 ところで。

 昨年のクリスマスパーティーの時にフジノが書いたこと
 残念ながら、予想通りになってしまいました。

   > 今日の講演会とクリスマスパーティーには
   > 今まで1度も姿を見せたことが無い
   > 政治家立候補予定者たちが何人もやってきていた。
   >
   > そして、熱心におかあさんやおとうさんたちに話しかけていた。
   > 中には、こどもたちと遊んであげている人もいた。
   >
   > ねえ、選挙の直前だからって来たんじゃないよね?
   > 選挙が終わった後にも、来年にも必ず来てくれるよね?
   >
   > 絶対に、こどもたちを裏切らないでね。

 去年やってきたヤツらは
 今年1人も来なかった。

 汚い大人たちのウソまみれの行動に
 こどもたちを巻き込まないでほしい。本当に最低だと思う。

 来るなら選挙に当選しても落選しても
 ずうっと来てくれよ。僕は、虚しくてやりきれないよ。

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 さてさてさ。

 次回の『よこすかひとり親サポーターズ・ひまわり』の企画は
 1月15日(日)のカップリングパーティーです。

 いわゆる婚活ですね。

 申し込み状況を聴いてみたら、かなり集まっているみたいです。
 シンママ・シンパパのみなさま、ぜひいらしてくださいね!


  「カップリングパーティーinソレイユの丘」

  横須賀在住または在勤のa
  婚歴のある独身男女かひとり親を対象とした託児付きの企画です。
  (未婚のシンママ・シンパパもOKです)

 日時:来年1月15日(日)10時30分集合〜15時

 場所:長井海の手公園ソレイユの丘

 定員:男女各20組(応募が10名を下回る場合は中止)

 締切:1月12日(木)

 参加費:男3000円、女2000円、託児1人につき1000円

 内容:ランチや体験教室、遊具で楽しいひとときを過ごしながら
     まじめな交際相手を見つける企画です。

 お申し込みはこちらへお願いします。




 この日、フジノは脱原発世界会議で
 朝から横浜に行かなきゃいけないのだけれど

 「おじさん、ソレイユ来ないとダメだからね!」と
 こどもたちから言われて、かなり悩んでいます...。

 「おじさんは朝から横浜で仕事があるから
  午後から行かれるように努力はするけど、約束できないよ」

 と返事をすると

 「努力するじゃダメ!来なさい!」

 と怒られました。

 悩ましい。でも、うれしい。

 脱原発世界会議もすごく大事。
 でも、こどもたちとの約束の方がもっと大事。

 こどもたちとの約束は、絶対に守りたい。

 それは政治家として以前に
 大人の最低限のルールだと信じているから。

 こどもたちに笑顔を生みだす為に
 わざわざ大上段に構えて議会でわめく以前に

 ただぎゅっと抱っこして、
 また会えるんだよという実感を持ってもらえるように
 行動で示したいから。



2011年12月17日(土)のフジノその1
● 昨日の副大臣の横須賀来訪を新聞各紙が報じてくれました

 昨日の森ゆうこ副大臣の横須賀来訪
 新聞各紙が報じてくれました。

 各社の原発への姿勢が
 そのまま支局の記者に反映される訳ではありませんが

 はからずも『脱原発』を強く打ち出している
 東京新聞が最も大きく報じてくれました。

 フジノは読売新聞を購読していないので
 掲載されたかどうかは確認していません。

 朝日新聞が取り上げなかったのは
 しばらくの間、横須賀支局のA記者が横須賀を離れて 
 東京本社に援軍に出てしまっている為です。
 残念です。

 さらに、都内からも
 教育の専門紙である日本教育新聞が
 取材に来てくれていました。ありがとうございます。

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 まず、毎日新聞です。

 毎日新聞では、副大臣の来訪にあわせて
 『給食一食丸ごとセシウム検査』を詳しく報じています。

 この『丸ごと検査』が今いかに全国から注目されているか、
 横須賀市の先進的な取り組みの意義にも触れています。

 (2011年12月17日・毎日新聞より)


 続いて、地元紙・神奈川新聞です。

 「汚染土砂の処分について指針を示してほしい」と
 副大臣に対して市長が求めたことを明記してくれました。

 学校の敷地内から一刻も早く汚染土を移動してほしい、
 という保護者のみなさまの願いを
 きちんと市長が伝えたことが分かります。

 (2011年12月17日・神奈川新聞より)


 最後に、東京新聞です。

 東京新聞の記事が最も詳しいですね。

 フジノHPでは各紙を縮小してしまっているので
 ちょっとわかりづらいのですが

 紙面での扱いも
 東京新聞が最も大きく取り上げてくれていました。

 写真もちゃんと掲載されていて

 諏訪小学校の校長先生をまんなかに
 左側に森ゆうこ副大臣、文部科学省の担当者、
 右側に学校教育部長、教育長、学校保健課長が座って
 意見交換をしている様子が写っています。

 副大臣の全国的な実施に向けたコメントも
 きちんと報じてくれています。

 (2011年12月17日・東京新聞より)

 今回の副大臣の横須賀来訪を報じてくれた3社とも
 それぞれに切り取る角度が異なっていて
 それぞれに分かりやすくて
 とても良かったです。

 この件に限らず、
 支局に与えられた記事のスペースは
 いつもとても小さい訳ですが

 全国面のどかーんと大きな記事よりも
 地方面の小さな記事にこそ

 市民のみなさまがより知りたい
 身近なことが載っているのですよね。

 給食食材の検査についても、
 校庭に埋設された汚染土についても、
 本当に市民のみなさまが情報を求めています。

 ここで紹介した3紙は、そうした市民の切なる願いに添った
 情報を届けてくれた記事だったです。

 日頃どれだけ全力を尽くしても、政治・行政だけでは
 市民のみなさまの安心を生み出すことはできません。

 マスメディアによる報道こそ
 大きな力を持っています。

 今回の震災を通して改めて新聞の持つ
 人々に希望をもたらす力をフジノは再確認しました。

 だから、フジノはいつも横須賀支局の記者の方々の活動を
 こころから応援しています。

 支局のみなさま、
 どうかこれからもがんばってくださいね。

 市民のみなさまもいつも
 良い記事を待っていますからね。



2011年12月16日(金)のフジノその1
● 大忙しの1日でした

 今日は、朝から夜まで全く違う内容の活動が続いて
 ちょっと混乱しています。切り替えがなかなか大変。

 とりあえず写真だけアップします。

 朝。

 新たに策定する『第3期横須賀市障がい福祉計画』を話しあう
 社会福祉審議会・障がい福祉専門分科会へ。

 今日が実質的には最終回でした。



 昼その1。

 文部科学省から森ゆうこ副大臣らが視察に訪れる諏訪小学校へ。

 諏訪小学校の校長先生と30分間ほど
 意見交換をさせていただきました。

 フジノの提案から
 諏訪小学校に視察が来ることになってしまったので
 そのことのお詫びとお礼をお伝えしました。



 高い濃度の放射性物質が検出された土を
 今日ちょうど校庭に埋める予定でした。

 朝から始めて昼には終わる予定でしたが
 森副大臣に見ていただく為に
 教育委員会がスケジュールを変更しました。

 (ナイス判断です)

 森副大臣がいらっしゃるまで
 あえて埋め戻す前の状態にしてありました。



 そして、こちらは埋め戻しをした後です。
 フジノは、埋め戻す前、埋め戻した後、それぞれ視察してきました。



 「森副大臣とお会いする時にぜひ私たちの想いを伝えて下さい」
 と複数のおかあさんがたがフジノを訪ねて来て下さいました。

 確かにその想いを承りました。
 必ず副大臣にお伝えします!



 昼その2。

 諏訪小学校の視察と
 市長・教育長らとの意見交換を終えた森ゆうこ副大臣に
 お会いしていただきました。



 フジノからは、
 呼びかけに応えて横須賀に来てくださったことへの御礼と
 市民のみなさまから預かった『声』をお伝えしました。

 森副大臣は予定の時間をはるかに超えて
 フジノの話に耳を傾けて下さいました。



 ものすごく貴重な意見交換ができました。



 夕方。

 森副大臣は車で文部科学省へとお帰りになりましたが
 フジノは電車に乗って大急ぎで厚生労働省へ向かいました。

 『医療計画の見直し等に関する検討会』が
 今日で最終回でした。



 ついに、方針が決定となります。



 夜。

 厚生労働省を出て、落ち葉のじゅうたんの上を歩いて
 横須賀へ向かいました。





 今日は本当に忙しい1日でした。



2011年12月15日(水)のフジノ
● 森ゆうこ文部科学副大臣が横須賀の給食検査を視察に来ます

 おとといの活動日記でお知らせしました

 『給食一食丸ごとセシウム検査』を
 全国で初めてスタートした横須賀市の取り組みを
 森ゆうこ文部科学副大臣が自ら視察して下さる

 という件ですが

 日時やスケジュールなどの詳細が正式に発表されました。
 こちらです。
    ↓

 そう、森副大臣は明日、横須賀に来て下さるのです!

 「現場を訪れてほしい」
 「生の声に耳を傾けてほしい」という願いに

 公務が多忙な中でも
 まっすぐに応えてくれた森副大臣の姿勢に
 フジノは、深く感動しています。

 スピーディーな意思決定とフットワークの軽さも
 森副大臣は本当に素晴らしいです。

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 ところで、市職員の方々にお話をうかがうと
 今回、突然に決まった視察ということで

 文部科学省も横須賀市教育委員会も
 大変ご苦労されているとのことです。

 それはそうですよね...(汗)。

 事務方の職員を全て超えて、
 頭ごなしにツイッターで提案・即答がなされてしまったのですから。

 慌ただしいスケジュール調整等で
 フジノのせいでご迷惑をおかけした職員のみなさまには、
 ごめんなさい。

 でも、こどもたちを守りたいという保護者のみなさんの
 率直な想いを伝える大事な機会を
 フジノはどうしても作りたかったのです。

 いくらフジノが政治家といえども
 単なるいち市議会議員ですから

 文部科学省にふつうに電話しても
 絶対に、大臣・副大臣には取り次いでもらえません。

 だから、いくら「頭ごなしだ」と批判を受けてもいいから
 フジノには「直訴」するしかなかったのです。

 こういうフジノのやり方が
 行政機構のルールに反しているのは最初から承知の上です。

 それでもあえてフジノは
 『政治主導』という言葉が本当にあるならば、
 こういうことだと信じたいのです。

 手続きをいくつかすっ飛ばして
 じゃっかんの迷惑をかけてしまうとしても

 現場に副大臣がじかに訪れてくれる。
 市町村の生の声に耳を傾けてくれる。

 そんな国民の声を聴こうとするリーダーの姿勢こそが
 フジノは『政治主導』だと信じたいのです。

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 さてさて。

 文部科学副大臣の横須賀来訪について
 教育長から市議会議員宛ての報告文書が出されて
 メディア宛てのプレスリリースも発表されました。

 さっそくそのことをお伝えしたくて
 早野先生へツイートをしました。

 すると、早野先生がものの5分と経たないうちに
 お返事をくださいました。


 そこで、改めて御礼を申し上げると共に

 これから文部科学省が
 『給食一食丸ごとセシウム検査』を行なうにあたって

 4月をめどに作成する『要綱』について
 ぜひアドバイスをしてくださるようお願いしました。


 「お役に立つことなら何でもやります、とお伝え下さい」

 との早野先生のお返事、
 フジノにはものすごく心強く感じられました!

 何と言っても、この『給食一食丸ごとセシウム検査』は
 早野先生が提唱して下さったものなのです。

 『事前』の食材検査だけでは莫大な量で対応しきれず
 汚染された食材もチェックをすり抜けてしまう状況に
 どうしたら良いのか悩んでいた時に

 『事後』の食材検査というものがあることとそのメリットを
 早野先生が打ち出してくれたおかげで

 こどもたちを内部被曝の脅威から
 ようやく守ることができるかもしれない、とフジノはホッとしたものです。

 その提唱者である早野先生がこうおっしゃって下さるのですから
 フジノもとても勇気が湧いてきました。

 さらに、それから5時間後。

 なんと森ゆうこ文部科学大臣が
 早野先生とフジノに宛ててツイートをしてくださいました。


 フジノは改めて森副大臣に
 感謝の気持ちをお伝えしました。

 早野先生は顔文字で笑顔で手を振ってくれています。

 なんかとてもフラットで
 いいカンケーですよね。

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 かつて、田中正造さん(衆議院議員)は
 足尾銅山の鉱毒の被害から人々を守る為に

 必死に国会で質疑を行ないましたが
 政府は全く動きませんでした。

 そこで、天皇陛下に『直訴』をしたのです。

 当時の日本では『直訴』などは許されません。
 田中正造さんは奥さまと離縁し、
 遺書を胸にもって『直訴』したのでした。

 それから110年が経った今の日本は、大きく変わりました。

 フジノは、森ゆうこ副大臣と1度もお会いしたことがありませんし
 早野龍五先生にも1度もお会いしたことがありません。

 それでも、こどもたちを守りたいという1つの想いのもとで
 お互いの善意を信じて、インターネットやツイッターという手段で
 つながったのです。

 上も下も無く、右も左も無く、
 人と人は、フラットにつながることができるのです。

 いのちを守る為に、人はどんどんフラットにつながっていかれる。
 とても良い時代になりました。

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 早野先生、ありがとうございます。
 森ゆうこ文部科学副大臣、明日はどうぞよろしくお願いします!

 ご迷惑をおかけしてしまった文部科学省&横須賀市の
 事務方のみなさま、ごめんなさい。
 そして、ありがとうございます。

 特に、大臣官房企画官のTさんには、深く感謝しております。

 明日が政府にとっても横須賀市にとっても
 こどもたちの暮らしを守る為の良い機会になりますように!


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