まちの政治家は、こんなことしてます


2007年9月1日(土)のフジノ
● 内閣府が『第1回自殺対策シンポジウム』を開きます

 すでに8月15日に発表された内容なのですけれど、
 改めて、今日になって
 内閣府の自殺対策推進室から
 お手紙を頂きましたのでみなさまにお知らせしますね。

内閣府からのお手紙とチラシ

 内閣府の自殺対策推進室には
 先日お世話になったばかりですから
 びっしびし広報しまくって恩返しさせていただきます(笑)。

 実は、9月8日(土)、日本で初めて政府が主催する
 自殺対策のシンポジウムが行なわれます。

 去年おととしにも
 『世界自殺予防デー』にフォーラムが行なわれました。

 でも、これはあくまでも
 NPO自殺対策支援センターライフリンクが主催した
 民間団体によるものなのです。

 WHOや厚生労働省はあくまでも
 後援をしただけなのです。

 それが、ついに今年は政府が動いた訳です。
 自殺対策基本法が成立した効果ですね。

 官主導する、というのではなくて、
 官活動する、ということですね。

 フジノは当日、横須賀での『ひとり親家庭交流会』に行くので
 どうしても参加することができないのですが
 どうか内閣府による『第1回自殺対策シンポジウム』に
 みなさまぜひおこしください。



             第1回自殺対策シンポジウム

  1.日時:平成19年9月8日(土)13:30〜17:30

  2.主催:内閣府

  3.場所:秋葉原コンベンションホール
     東京都千代田区外神田1−18−13秋葉原ダイビル2F

  4.プログラム(予定)

  ・基調講演
   「自殺予防とうつ病対策 〜自殺のサインに気づいたら〜(仮題)」
   防衛医科大学校防衛医学研究センター教授 高橋祥友さん

  ・体験談
   「自殺未遂経験者及び未遂経験者を支えた家族の体験談」

  ・パネルディスカッション
   コーディネータ 読売新聞東京本社編集委員 南砂さん
   パネリスト
   NPO国際ビフレンダーズ東京自殺防止センター 西原由記子さん
   保健師・NPOMDA(うつ・気分障害協会)代表 山口律子さん
   弁護士・過労死弁護団全国連絡会議 山下敏雅さん
   弁護士・全国クレジット・サラ金問題対策協議会事務局長 木村達也さん

  ・無料相談会 10:00〜16:00(受付9:30〜15:40)
   「多重債務相談」、「働く人の悩み・過労死・過労自殺相談」、
   「うつ病などの心の健康相談」について、
   専門家による無料相談会を実施。

  5.参加の申込について

   こちらのチラシ(pdfファイル472KB)からお申し込みいただくか、
   自殺対策シンポジウム事務局までご連絡ください。
    電話03(5565)5381
    FAX03(3541)7533
    Eメール:stopjisatsu@nks.jp



 当日にフジノは行かれなくても
 『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』メンバーが
 必ず行ってくれますし、少しずつ動いていく日本の自殺対策の全てを
 しっかりと追い続けていきます。

 自殺は必ず減らすことができます。

 僕たちはあきらめない。
 だから、どうか一緒に力を貸してください。

 当日、ぜひたくさんの方々が来てくださいますように。
 もちろん、世界自殺予防デーに行なわれる
 横須賀での講演会もお忘れなく!


● 大学院のゼミ合宿へ

 もうすでに2日(土)に突入していますが
 来宮(熱海の1つ先です)に終電で向かっている車内で
 これを書いています。

 これから大学院生として、学部のゼミ合宿に参加してきます。

 フジノは仕事のつごうで
 これから(0時50分頃に到着予定)参加ですが
 学部生たちはすでにお昼12時には現地に着いています。

 合宿といっても、院生にとって遊びはゼロです。
 今から徹夜で、大学生たちとグループで発表の準備をします。

 そのまま明日は夜まで発表会(4グループが発表、個人発表もあり)、
 2日目の夜は打ち上げがありますが、
 フジノは終えていない仕事を
 合宿に持っていきますので
 打ち上げには参加しない予定です。

 合宿に参加する為に、いろいろ仕事をやりくりして
 けっこう大変でした。だからこそ、しっかりと勉強してきます。



2007年9月3日(月)のフジノ
● またもアメリカ兵が市民を襲いました

 新聞各紙の報道ですでに知っている方も多いでしょうが
 またも酔っ払ったアメリカ軍兵士が犯罪をおかしました。

 一体、何度目の『また』でしょうか。

 まだ夜9時にもならない時間に
 酔っ払ったフェルナンド=モラート容疑者(23)は
 北久里浜駅のそばでいきなり市民の方を
 後ろから両腕で首を絞める、という暴力をふるったのです。

 しかも現行犯で逮捕されていながら
 「事件のことは知らない」と否認しました。

 自分がついさっき人を殺そうとしたくせに
 平気で「覚えていない」と言える人間は

 (1)よっぽど泥酔していたか、
 (2)よっぽど悪意があるか、

 の、どちらかです。
 どちらにしてもサイテーだと思います。

 またもアメリカ軍の
 教育体制の効果の無さが明らかになりました。

 (2007年9月2日・朝日新聞・朝刊より)

 (2007年9月2日・神奈川新聞より)

 (2007年9月2日・毎日新聞・朝刊より)

 記事を読めば読むほど、情けなくなります。
 唯一の救いは、被害者の方が殺されなかったことだけです。


● いくら横須賀市が抗議しても防止できないアメリカ軍兵士の犯罪

 この事件の報告を受けて、
 本日になって
 市長の意を受けた企画調整部長が
 電話でアメリカ軍の民事部長に抗議をしました。

 (蒲谷市長は何故、文書で正式に抗議しないのでしょうか)

 また、

 「近日に開催される市長とアメリカ軍との
  トップ会談の場でもこの件については話題とする可能性が高い

 と、市の関係者に確認しました。

 必ず蒲谷市長には、この事件について厳しく注意するのは当然のこと、
 『実際に効果がある対策』を行なうように結果を求めてほしいです。


● またも開催しない基地周辺地区安全対策協議会

 市の関係者に確認したところ、
 この事件を受けても

 「基地周辺地区安全対策協議会はひらかない」

 とのことでした。フジノは強く抗議しました。

 この協議会はもはや終わった。

 スーパー防犯灯をつけて、
 それで女性殺人事件は無かったことにされてしまった。

 アメリカ兵の犯罪を防止する為につくった協議会は
 もはやその機能を停止しています。開催さえされないのだから。

 馬堀海岸で2人も女性が刺されても、
 北久里浜で会社員がいきなり首をしめられても、
 開催する理由にならないとは...。

 蒲谷市長には、アメリカ兵から市民の命を守る気が無いのか。
 いくら市議会で追及しても、答弁を行動に移さない。

 スーパー防犯灯をつけて、
 それで女性殺人事件は無かったことにされてしまった。 

 「この痛ましい死を犬死にしてはいけない」と信じて
 政治家フジノは蒲谷市長とアメリカ軍の対応を強く批判してきた。

 しかし、現状では
 彼女の死は犬死となったと言わざるをえない。


● アメリカ軍よ、結果を出せ。結果以外に何も必要ない

 今までのアメリカ軍の対策は
 『結果』が出ていません。


  深夜の飲酒をとりしまるという対策をアメリカ軍はとりました。
     ↓
  その結果、アメリカ兵たちは早い時間から泥酔しています。


  アメリカ軍基地のまわり(汐入・中央・米ヶ浜)の警備を強化しました。
     ↓
  その結果、アメリカ兵たちは市内全域に犯罪の場が拡大しつつあります。

 7月5日の殺人未遂事件は馬堀でした。
 今回の暴行事件は北久里浜です。


  基地の外に出る時は1人で外出はしないという対策をとりました。
     ↓
  今回の犯罪でも、同行していた2人は
  犯行後に止めに入っただけで未然に防ぐ事はできませんでした。


 情けない...。

 これがアメリカ軍の対策の結果です。
 成果が全く出ていない。

 市の関係者にヒアリングした際に
 ある上級職員はこう言いました。

 「米軍の対策が有効では無いのではなくて
  今、対策をしているから、この数の犯罪におさまっている」

 フジノはこの言葉を聞き逃しませんでした。

 そうなんですよ。何もしていなかったら
 アメリカ軍兵士はもっと多くの犯罪を平気でしていることでしょう。

 市の幹部職員でさえ、そう考えている訳です。
 当たり前です。市の職員だって、アメリカ兵に殺されたくない。

 場当たり的な対策ばかりのアメリカ軍に対して
 市職員だって本心から対策を信じているはずがない。

 アメリカ軍よ、もっと対策を取れ。

 市民に、こころの底から安全なまちだと信じさせてみろ。

 いくらボランティア活動とかいってゴミ拾いなんかやったところで
 いくらブラスバンドの演奏をやってみたところで
 そんなことを市民は求めていない。

 安心して外出できるふつうのまちに戻せ。

 政治家としてではなく
 日本人としてフジノは
 当たり前のことを言っているだけだ。

 原子力空母が来れば、もっとアメリカ兵はこのまちにあふれる。
 そうすればもっと犯罪があふれるまちになってしまう。

 いいかげんにしろ。

 アメリカ軍よ、教育対策・綱紀粛正にもっと本気で取りくめ。

 市民が自分の暮らすまちで安心して歩ける
 当たり前のまちに横須賀を戻せ。

 市民が納得できる対策を示してみせろ。

 少なくとも今のレベルの対策では
 犯罪が減るとは全く思えない。



2007年9月4日(火)のフジノ
● 自殺予防対策の為の、相談先を一覧にまとめた冊子が発行!

 去年12月18日に初めて開催された
 『横須賀市 自殺対策連絡協議会』の場で決定したのが
 『相談先を一覧にした冊子づくり』です。

 自殺対策連絡協議会メンバーの
 大滝紀宏先生(精神科医・湘南病院副院長)を中心に
 メンバーの方々や事務局のみなさんが作成に尽力して下さいました。

 それから9ヶ月が経った今日、
 ついに発行されました!

 50ページにもわたる力作です。

 市議会議員あてに配られたペーパーをご覧下さい。
 冊子の名前は『よこすか 心のホットライン』です。

 フジノが政治家になる前に
 仲間とたちあげた夜間電話相談の名前が『こころのホッとライン』。
 なんか似ていて、微笑んでしまいました。

 人はつながっていくことで、孤独から救い出されていく。
 人と人とは必ずつながっていくことができる。

 政治家になる前も
 政治家になった今も
 全く変わることなく僕はそう信じています。

 さて、実際に配られた冊子を
 市民のみなさまにも
 ぜひご活用いただきたいと
 フジノは願っています。

 ホットラインは
 使われてこそ意味があります。

 だから、どんどんみなさまに
 活用していただきたいのです。

 「困った時の心のホットライン」

 という感じで
 手元に置いてお使い下さい!

 この冊子は、保健所・市役所・行政センター・役所屋などに
 置いてあって配布されています。

 けれどもフジノとしては、
 いつでも市民のみなさまに使っていただきたいので
 このHPから全てを読めるようにしました。

 けっこうな作業でしたが、pdfファイルにしました。
 下のリンクをクリックして、ぜひご覧になって下さい。



                よこすか 心のホットライン


 表紙、発行によせて、冊子を利用するにあたっての注意点、目次
 (133KB)

 1.横須賀の自殺率・自殺死亡者数
 2.こころのサイン見逃さないで!(自殺予防の十か条など)
 (147KB)

 3.相談機関窓口一覧(概要)
 (357KB)

 4.各相談機関窓口について(各相談機関の窓口の詳細)・(1)〜(3)

  (1)こころの悩みの相談、自殺に対する相談
  (2)こころの電話、いのちの電話
  (3)労働者のこころの相談

 (4)〜(5)(95KB)

  (4)就労に関する相談
  (5)中小企業経営・職業スキルアップに関する相談

 (6)〜(8)(276KB)

  (6)多重債務・返済に関する相談
  (7)法律・行政相談
  (8)人権相談

 (9)〜(13)(273KB)

  (9)子育て・児童手当・医療費助成制度に関する相談
  (10)子育ての様々な悩みに関する相談
  (11)育児や虐待に関する相談
  (12)不登校・ひきこもり・非行問題等に関する相談
  (13)学校・教育問題に関する相談

 (14)〜(19)(259KB)

  (14)子どもの発達障がいに関する相談
  (15)ひとり親に関する相談
  (16)女性専門相談
  (17)性犯罪被害相談(女性専門相談)
  (18)外国の方を対象とした女性専門相談
  (19)配偶者(パートナー)からの暴力相談

 (20)〜(25)(246KB)

  (20)高齢者に関する相談
  (21)精神保健福祉に関する相談
  (22)障がい・難病・エイズに関する相談
  (23)薬物に関する相談
  (24)生活福祉・年金に関する相談
  (25)消費生活に関する相談

 (26)〜(30)(279KB)

  (26)生活に関する一般的な相談
  (27)ボランティアに関する相談
  (28)生活安全・警察・暴力団に関する相談
  (29)交通事故に関する相談
  (30)自死遺族相談



 この冊子が印刷・発行されただけでは
 自殺を無くすことはできません。

 どうか使ってください。

 相談先とつながって、
 今あなたが追い込まれている苦しみから抜け出して下さい。

 今のあなたの苦しみは
 抜け出すことができる。

 相談先の中にはノウハウが足りないところも
 まだまだあるでしょう。力不足なのも事実です。

 それでも僕たちは本気で
 自殺に追い込まれる人を無くしたいと考えています。

 だから、どうか使ってください。

 あなたが今この瞬間に感じている苦しみは
 必ず抜け出せる方法があると僕は信じています。

 その手助けの1つとして
 この冊子が役に立てますように...。



2007年9月6日(木)のフジノその1
● あまね共同作業所へ行ってきました

 今日は、あまね共同作業所(舟倉)を訪れました。
 作業の見学と、職員の方々からお話をうかがいました。

 書きたいことがたくさんあるので、2回に分けて書きますね。

 『NPO法人あまね』が運営している
 作業所&事業所はいろいろあります。

 作業所としては、4つですね。

 1.あまね共同作業所(利用者10名)
  袋の手付け、ポスティング、DM、リボン箱の作成など。

 2.第2あまね共同作業所(利用者10名)
  資源回収、ビーズアクセサリー、DM、犬のおやつ作りなど。

 3.ワークハウスあまね(利用者11名)
  クッキー、新聞まき、刺繍など。

 4.キッチンハウスあまね(利用者9名)
  カレーライスの製造、ポスティングなど。

 事業所としては、2つですね。

 1.居宅介護支援事業所あまね
  わかりやすく言ってしまえばホームヘルプのことです。

 2.共同生活介護事業所
  グループホーム「こもれび」と「かもめはうす」を運営しています。

 その他にもいろいろな事業を行なっています。
 みなさん、本当にとてもがんばっていらっしゃいます。

 23年の歴史を持つ、とても応援したくなる作業所です。


● あまねの商品を紹介します

 夜に向けて台風が関東に直撃する日の午後に訪れたので
 作業所の利用者の方々(障がいのある方々)は
 みなさん、お帰りになった後でした。

 職員の方々は、納期が迫る商品を完成させる為、
 そのまま作業を続けていらっしゃいました。

 こちらは、ビニールのてさげ袋の手付け作業です。
 てさげ部分のプラスチックをはめて、
 厚紙の部分とホッチキスでとめていきます。



 平均すると、1枚あたり2円40〜50銭だそうです。

 企業の孫うけの形で仕事を請け負うのですが
 最近は不況のあおりを受けて
 注文数が少なくなってきているそうです。

 例えば、2000枚単位での発注だったのが
 500枚単位と激減してしまっているとのことです。

 作業所の多くはこのように
 企業の製品の一部などを孫うけの形で行なってきました。

 そうするとなかなか作業が無くなってしまうので、
 職員さんが営業をかけたり、独自の商品を開発したり、と
 いろいろな営業努力をしているのですね。

 そんな中で、フジノのおすすめは
 『ワンちゃんのおやつ』です。



 これはタウン紙『はまかぜ』(8月24日号)でも紹介されたばかりですが、
 犬用のクッキーです。フジノも食べましたが、おいしかったです。

 種類は5種類です。
 おから入りヨーグルトスコーン、
 パセリ、
 チーズ入りのカルシウムクッキー、
 カリカリの小魚クラッカー、
 カナダ産メープルシロップ入りのメープルクッキー。

 どれも香料や保存料は入れないので
 市販されているものに比べて賞味期限が短いものの、
 ヘルシーなので人気なのですね。



 あまね作業所でも直接に販売していますが、
 秋谷にあるドックラン『サンシャインパラダイス』
 三春町の『のぶこペットクリニック』でも好評販売中です。

 さらに、ビーズを使った犬の首輪もいろいろ販売しています。



 フジノが気に入ったのは、おそろいのもの。
 ペットは首輪、飼い主はケータイストラップ、おそろいなのですね。



 こういうの、とてもいいなあ、と思いました。


● 障害者自立支援法に対する怒りがまた強くなりました

 あまね作業所では
 今日の豪雨の中も職員さんはポスティングに行っていました。

 最初に書いたような様々な作業を行なっているのですが
 それでも当事者の方々の1ヶ月のお給料は、
 1人あたり7000〜8000円くらいです。

 でも、その人の特性にあった仕事を
 障がいの無い人々と同じように行なって得られたお給料です。

 たとえ7000円でも
 大きな大きな収入だと思います。

 そして、そんな『働き』の場が
 『作業所』なのです。

 こうした大切な作業所を
 当事者の方々から奪おうとしているのが
 フジノがずうっと反対してきた障害者自立支援法です。

 障害者自立支援法では、作業所を無くすことにしてしまいました。

 政治家フジノは『経営の観点』を
 福祉業界に持ち込むのは「当然だ」と考えていますが
 経営の観点だけでは福祉は守れません。

 作業所を無くすことは、僕は認められません。

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 さらに、昨年スタートしたこの法律は、
 障がいのある方々から
 福祉サービスを受けた時に利用料をもぎとります。
 (応益負担と言います)

 障がいの重い人ほど支払うおカネが高くなる、という
 世界でも日本以外に例の無い法律なのです。

 この応益負担がはじまったことによって
 これまで受けられていた生きていく為に必要な福祉サービスを
 カットせざるをえない(これを『利用抑制』と言います)方々が
 全国にたくさん出ました。

 人として生きていくのに必要な福祉サービス
 (これを福祉用語で『対人社会サービス』と呼びます)

 対人社会サービスを受けたくてもおカネが支払えないから
 それをあきらめざるをえない方々がいらっしゃるのです。

 これまでも当然のこととして当事者の方々は
 対人社会サービスを受けた時には
 所得に応じておカネを払ってきました(応能負担と言います)。

 けれども、障害者自立支援法のスタート後は
 支払う金額のケタが上がるくらい増えてしまったのです。

 居宅介護支援事業所あまねの当事者の方々の中でも
 分かっている限りでも2名の方が利用抑制に追い込まれているようです。

 障害者自立支援法の背景にあるのは、
 財政至上主義・市場経済至上主義です。

 「命を守るのが政治の仕事」という
 フジノの信念とは正反対の思想です。許せません。

 人は、障がいがあることを望んで選んだのではありません。

 対人社会サービスを受けることは
 人として生きていく当たり前のことです。

 それを政治・行政が財政難を理由に奪うことは、
 憲法違反だし、それ以前に人として許すことができません。




 ...うーん、あまね作業所の見学のお話から
 すっかり脱線してしまいました。

 次回は、あまね作業所のことを別の側面からご紹介します。


 今日は、すさまじい風雨ですね。

 どうかみなさん、台風直撃にそなえて
 防災グッズを枕元に置いて、いざという時も大丈夫でいてくださいね。

 ではでは。



2007年9月7日(金)のフジノ
● あまねの商品について、問い合わせにお答えします

 昨日の活動日記でご紹介しました
 『あまね共同作業所』の商品について問い合わせがありましたので
 お答えします。

 『わんちゃんのおやつ』については、
 もちろん『あまね』に直接に来てくださっても販売しております。



 その場合は、上の写真のような1袋ずつの販売だけでなくて

 「1週間分でお願いします」

 みたいに、大きな袋でも販売してくれます。

 ただし、あまねのクッキーの売りは無添加・新鮮さなので
 あまりいっぺんに多く買っても賞味期限が切れてしまいますので
 ご注意ください。

 それから昨日も書きましたが、あまね以外では
 秋谷にあるドックラン『サンシャインパラダイス』
 三春町の『のぶこペットクリニック』でも販売しております。

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 さらに、問い合わせが多かった、
 アクセサリーについてです。



 上の写真の他にも
 犬用ではない、
 人用(?)アクセサリーも販売しております。

 値段は、

 ・犬の首輪&飼い主さんケータイストラップおそろいセット:1000円

 ・犬の首輪(単品):700円

 ・ケータイストラップ(単品):300円

 ・ネックレス(人用):700円

 ・バレック(大):350円

 ・バレック(小):400円(2つ入っています)

 となっています。

 犬の首輪ですが、あまねにワンコを連れてきてくれれば
 オーダーメイドでぴったりのサイズのものを作ってくれます。




● どこで買えるのか?

 あのですね、過去にもフジノは
 いろいろな作業所で素敵な商品を発見するたびに

 「インターネットで通信販売しましょうよ!」

 って何回も提案してきたのですが、
 どこの作業所でも注文量に製作が追いつかないのですね。

 だから、大量生産できないので、そこはお許しください。

 さてさて、買える場所なのですが

 (1)あまね共同作業所へ直接におこしください

   JR久里浜・京急久里浜から徒歩15分程度のところです。
   きれいな建物です。世間の方々が持っている作業所のイメージを
   きっとくつがえしてもらえるでしょうから、ぜひおこしください。

   10月27日(土)には、あまねバザーが行なわれますので
   その機会にいらっしゃるのもいいかもしれません。
   

 (2)コープかながわ岩戸店の店内の一角をお借りしての販売(月1回)

   コープかながわ岩戸店の店内の一角をお借りして
   毎月あまねの商品を販売しているそうなのですが
   今月は18日(火)13:30〜15:00のはず。
   ご確認は、あまねまでお願いします。

 (3)市民活動サポートセンター(汐入)での販売

   こちらでも販売しているそうです。
   近いところでは10月2日に販売を行なうそうです。
   ご確認は、あまねまでお願いします。

 できればフジノとしては、
 直接にぜひあまねに訪れてほしいなあと思います。

 さらに、これは
 フジノの個人的な希望(あくまでもフジノの希望です)なのですが

 「どこか受託販売をしてくれるアクセサリーのお店がいてくれたら
  もっと手に入りやすくなるのになあ」

 と思います。つまり、販路拡大です。

 インターネットでの受注販売だと数が間に合わなくても
 お店の中のテーブルのスペースに置かせてもらえて
 売れた分を補充する、なんて形だったらできると思うんですよね...。

 (「受託」じゃなくて「買い取り」ならなお素晴らしいです、なんてね)

 ぜひみなさま、気に入ったものがあれば
 どしどし買ってくださいね。


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