まちの政治家は、こんなことしてます政治家フジノの活動日記


2008年6月7日(土)のフジノ
● 精神保健ボランティア連絡協議会20周年記念講演会へ

 今日は、徹夜での原稿書きの合間をぬって
 横浜・桜木町にある横浜市健康福祉センターへ。

 『神奈川県 精神保健ボランティア連絡協議会』
 なんと20周年を迎えました。

 すごい!

 精神保健ボランティアって、神奈川県から始まったんですよ。
 1984年に神奈川県でスタートしたんです。

 それから、88年に3つのグループが結成したのが
 この『神奈川県精神保健ボランティア連絡協議会』
 (以下、精ボ連)なのです。

 こうした個別のボランティアをネットワーク化したのも
 神奈川の精ボ連が全国で最初なのです。

 今では毎年行なわれている『全国のつどい』に
 2003年11月の千葉県浦安市、
 2004年10月の秋田県、とフジノは参加してきたのですが

 『全国のつどい』に行くたびに
 この活動が神奈川県から始まった、ということに
 改めて誇りを感じることがたくさんありました。

会場の様子

 今日は、その20周年を記念して、

 地域精神医療の先駆けとして長年活躍してこられた
 浜田晋先生(浜田クリニック:写真右側)の講演会が行なわれました。

 講演会の後は、浜田先生と石川到覚先生(大正大学教授)とで
 対談が行なわれました。

 石川先生のお名前って聞いたことがあるのに
 誰なのかどうしても想い出せなくて
 事務所に戻って、本棚をあたって分かりました!

著作「精神保健ボランティア」とフジノ

 タイトルもずばり『精神保健ボランティア』という本を
 お書きになったのが、石川先生でした。

 精神保健ボランティアの必要性を理論的に訴えるだけでなく、
 実際にボランティアを育てる為に最も初期の頃から
 活動してくださった先人です。

会場の様子その2 

 お2人のお話もとても勉強になりましたが、

 かねてから精ボ連のみなさまには
 同志としての強い共感の気持ちを抱いているので
 久しぶりにお会いできたことがうれしくてたまらなかったです。

 この4年間は『全国のつどい』にも参加できなくて
 誰も覚えていて下さらないかと思っていたら
 すでに受付の時点で

 「あら、フジノさん!」

 と声をかけてくださいました。本当にありがとうございます。

 前会長の前田さんも、現会長の山口さんも
 とてもご活躍の様子でうれしかったです。

 改めて、精神保健福祉における
 ボランティアの存在の意味(専門家だけでは絶対にいけない!)を
 再確認しました。

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 横浜から戻って、事務所へ向かう途中。

 美しい真っ白なあじさいが
 咲いていました。

まっしろいあじさい

 今日は、かわいい後輩が結婚式でした。

 僕は仕事で参加できなかったのですが
 梅雨のあいまに1日きれいに晴れてくれて、本当に良かった。

 さあ、今日もひたすら9日に向けて
 一般質問の原稿書きです。がんばらなくっちゃ。



2008年6月6日(金)のフジノ
● せんたく『地方政府議員連合』に参加します

 原稿書きで徹夜あけなのに加えてで、
 あまりの忙しさで訳が分からなくなっていますが

 政治家として1つの判断をしましたので、ご報告いたします。

 『地域・生活者基点で日本を洗濯(選択)する国民連合』
 (通称せんたく)

 という組織がありますが、

 その中に新しく『地方政府議員連合』というものが設置されました。
 (こちらをご覧下さい)

 あえてひとことで言うならば、
 『せんたく』の地方議員バージョンです。


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 かねてからフジノは、
 『ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟』のメンバーです。

 政治家にとってマニフェストは市民のみなさまとの大切な契約であり
 古き悪しき政治と決別する為の、重要な『ツール』だと考えてきました。

 選挙の時だけくちさきだけで語られる選挙公約、
 終わってしまえば誰も覚えていないニセモノの公約を終わらせる。

 あくまでも、本物の選挙公約とは『市民との契約』なのです。
 民間企業で契約が破られることがあれば、裁判になって当然です。
 本当の公約とは、民間企業の契約以上に重い、
 絶対に守るべきものなのです。

 この本当の姿を取り戻す為に
 マニフェストは有効な手段なのです。

 そこで、マニフェストを全国で当たり前にする為の活動を広げる
 この『地方議員連盟』に2005年の設立準備会から参加してきました。

 (だから前回の横須賀市長選挙でも
  候補者にマニフェストを出させる為に活動もしたんですよ。
  その経緯はぜひこちらをご覧下さいませ)

 その『ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟』の共同代表である
 大西一史さん(熊本県議会議員)が、現在、
 『せんたく』の事務局長に就任しています。

 そして、このたび、『せんたく』の地方議員バージョンともいうべき
 せんたく『地方政府議員連合』を設立するにあたって

 僕たち『ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟』のメンバーに
 活動方針を読んでその志が同じならば
 ぜひ参加してほしい旨の呼びかけがありました。

 フジノは受賞は逃したものの、第2回マニフェスト大賞の
 ベストホームページ部門にノミネートされたこともありますし

 積極的に関わることで広報・宣伝力がアップできるならば
 フジノもぜひお手伝いさせていただこうと決めました。

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 さっそく全ての書類を読んでみました。

 せんたく『地方政府議員連合』の当面の具体的な目標は3つです。


 1.議会基本条例の制定など、地方議会の自主・自立と権限強化の推進

 2.政務調査費・議会関係諸費の透明化や情報公開の推進

 3.ローカル・マニフェストの推進



 フジノはこのうち、すでに2は個人的に実現していますし、
 3はいつも意識している課題です。

 (1の議会基本条例については、フジノはあまり必要性を感じていません)


 そして、何よりもこころを打ったのは、

 ・『せんたく』は全て無償のボランティア活動であること

 ・『せんたく』は次の総選挙を有権者にとって
  本当に意味のあるものとする為に活動し、総選挙の公示がされたら、
  その役割は終わる。


 つまり、マスメディアの報道とは完全に異なっていて
 新党運動とも政界再編とも一切カンケーありません。
 総選挙が始まったら、
 『せんたく』は終わるのです。

 (この『地方政府議員連合』に加わることは
  イコール『せんたく』に加わることだそうです。
  規約のその部分だけにはあんまり納得いかないかなぁ...)

 『地方政府議員連合』として活動していくことで
 さらに日本にマニフェスト選挙がもっと浸透させられるのならば、

 つまり、

 ・親が政治家だからこどもも政治家になる世襲を無くし、

 ・芸能人があっけなくテレビ人気で政治家になるようなことを無くし、

 ・政策と政策による議論のぶつかりあいによって

 ・民主主義が実現される日本が実現できるならば


 フジノはその役割を果たしたいと願うのです。
 だから、参加することにしました。


 忙しいせいで決心をしてからだいぶ日が経ってしまいましたが
 みなさまに「参加します!」という報告をさせていただきました。

 もちろん、ふだんの政治家としての活動そのものが
 上に書いた『地方政府議員連合』の活動そのものですから
 横須賀市議会議員としての仕事が
 おろそかになることはありません。

 これからも、ニセモノのお任せ民主主義をぶっこわして、
 1人1人の自立した市民による民主主義が実現することを目指して

 全力で活動していきますので
 どうぞよろしくお願いします。



2008年6月5日(木)のフジノ
● 市長への一般質問はこちらです

 今日、議会事務局に発言通告書を提出しました。
 9日におこなう市長への一般質問の内容です。

 こちらをご覧下さい。
 (PDFファイルじゃないバージョンは明日掲載しますね)

 本来ならば、民生常任委員会で
 部長と議論するようなテーマになっていますけれども

 今年のフジノの所属が教育経済常任委員会なので
 こんな感じになっています。

 とはいいつつも、教育経済常任委員会でも
 けっこう有意義な議論ができそうで

 今からとても楽しみです。



2008年6月4日(水)のフジノ
● カフェトークの参加者も国際化してきました

 最近フジノは、毎週1回のカフェトークを
 どんなことがあっても休まないと決めているのですが

 今日はもう徹夜つづきで
 会場に入っていく前はかなりふらふらしていました。

 しかし、すぐにシャッキリと目が覚めることがありました。

 なんと、アメリカ人の大学院生が
 政治研究のフィールドワークとしてカフェトークに来た、というのです。

 先日は、群馬の方が

 「カフェトークにぜひ行きたいです」

 というメールをもらったばかりだったのですが
 アメリカからの留学生というのは、予想外でした。

 これまでも東京・千葉・横浜、
 あらゆる年齢、様々な職業、いろいろな国籍の方々が
 カフェトークに来てくれました。

 けれども、アメリカ人で
 横須賀と基地のカンケーをはじめとする政治状況に関心があって
 フィールドワークで毎週のように横須賀を訪れている、
 なんて大学院生が存在するなんて
 想像さえしたことがありませんでした。

 それにしても、コロンビア大学卒業なんて
 すごくエリートですね。日本語もぺらぺらでした。

 フジノのHPは、手作り感があって良い、と評価してくれました。
 サンキュー。

 とりあえず、

 「僕は典型的な政治家ではないので
  あまりここでの体験をもって
  日本の政治家はみんなこんな感じだとは判断しないでほしい」

 と、お伝えしました。

 僕自身は大学院を休学している最中なので、
 とても彼のことをうらやましく感じました。

 いいなぁ、フィールドワーク。
 僕も、やりたい研究があるんだよなぁ(涙)。



2008年6月3日(火)のフジノ
● 眠りたい...

 9日から、6月議会が始まります。

 もちろん今回もフジノは、本会議の場で
 市長に対して一般質問を行います。

 その為に数日前から徹夜体制が続いていて
 すでに心身ともにまいっています。

 今回の6月議会は、いつもと違って
 5月に臨時で開かれた議会から
 全然あいだが無くて、疲れが抜けませんでした。

 この2週間、全く休むことができなくて
 このままの体調で
 6月議会をのりこえられるのか、不安です。

 それに加えて、過去何回か前から

 本会議の直前になるとプライベートで
 「とても不幸な出来事」が起こるようになってしまって
 (例えば、こんな感じです)

 この6月議会が始まるにあたっても、
 やっぱり...起こりました。

 よりによって昨日、あまりのことに話を聴いた瞬間に
 ショックで吐きそうになるような「とても悲しい出来事」がありました。

 ああ、もうつらい。本当なら仕事を放り投げて
 どこかへ消えてしまいたい。もうイヤだ。

 でも、また立ち上がって、仕事に立ち向かわないと。

 僕は僕という個人のものでありながら、
 僕だけのものではないのですから。がんばろう。

 つらくても悲しくてもがんばろう。
 もう本当にいつもいつもイヤでたまらない。
 でも前を向いて歩こう。

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 今日、先輩ご夫婦と一緒に夕飯を食べました。

 5年前に初めて選挙に出た時の
 フジノの姿を見て感じたこと

 というのを、改めて聞かせていただいて
 思わず涙が出ました。

 (でも、また左目からだけでした。
  最近、何故かいつも涙は左目からしか流れないのです。
  何故だろう?)

 何者でも無かった僕を、信じてくれて
 本当にたくさんの方々が投票所に足を運んでくれたという事実。

 今でこそ、他の都道府県やまちに出かけても知られていたり、
 他のまちの政治家の方から会いたいと言ってもらったり
 政策について問い合わせのメールが来たり

 いろんなマスメディアでとりあげてもらったりとか
 フジノは世間に少しは知られるようになりました。

 でも、5年前はただの会社員で
 政治とも全く無関係に生きてきた、
 ただ深い絶望と激しい復讐心だけが武器の、
 28才でした。

 それにも関わらず、5年前の選挙で投票してくれた
 たくさんの方々がいて、そして僕は今、仕事をすることができている。

 この圧倒的な現実を、いつも忘れたことはありません。

 だから、また立ち上がって
 このまちをもっと良くなるようにがんばるのだ。

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 あさってが一般質問の発言通告書のしめきりなので
 明日も徹夜だと思うのですが、

 完成したらすぐに市民のみなさまに
 HPでお知らせしますね。


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