まちの政治家は、こんなことしてます


藤野英明
  
藤野英明、35歳。ただの元会社員。
  29歳の時に市議会議員になりました。


  思うところあって
  政治という『手段』に挑戦することになりました。
  ネガティブなイメージばかりの
  政治という業界に
  しろうとがどこまで通用するのか?
  その挑戦の一部始終、
  ありのままの姿を
  ここで伝えていきたいと思います。

  (横須賀市議会でたった1人だけの、
   どんな政党とも組織とも関係ない
無所属です。)


フジノの発言で知りたいキーワードを入力して下さい。検索できます。


2010年3月11日(木)のフジノ
● ハコモノ3兄弟「芸術劇場」の借金の残高

 予算議会のまっただなかですが
 その予算案の中身を少しずつ紹介したいと思います。

 フジノがこのまちの『負の遺産』として
 『ハコモノ3兄弟』と名付けた3つの施設があります。

 芸術劇場、美術館、ソレイユの丘の3つです。

 そのうち、最大のハコモノが汐入の『横須賀芸術劇場』です。
 今年でオープンから16年になります。

 平成21年度末の芸術劇場部分についての
 借金の残高は、143億1774万円です。

 (同じく芸術劇場と一体となっている建物に
  『産業交流プラザ』がありますが、
  こちらの借金の残高は6億8279万2000円です)

 (財政部・予算資料・P59より) 

 建設にかかった借金を返すには、まだまだ年数がかかります。

 さらにハコモノは古くなっていきますから
 その修理も必要になりますし

 使用している設備も更新していかなければならないので
 ずるずると税金が出ていくことになります...。


● 芸術劇場の1年間の赤字は、7億3855万円

 ハコモノの問題点は建設にかかった借金だけではなくて、
 完成してからの運営費用のコストが大きいということです。

 平成22年度の予算案からそのコストについて説明します。


 1.芸術劇場・管理事業:5億5795万8000円

 内訳
 (1)指定管理料 4億2004万円
 (2)ベイスクエアよこすか一番館共用部分負担金 1億3352万3000円
 (3)建物総合損害共済基金分担金 84万7000円
 (4)備品購入費 354万8000円

 (1)ですが、芸術劇場を運営を委託しているのですが
 市の外郭団体に指定管理料(=委託金のことです)を支払っています。


 2.芸術劇場劇場・設備更新事業:1億8059万8000円

 内訳:舞台照明設備 1億8059万8000円

 この整備の財源として、2000万円は県から補助金が出ました。
 (県からの補助金も、もともとはみなさまの税金です)

 足りない部分は、横須賀市が新たに借金をしました。
 1億6050万円です。
     ↓
 (企画調整部・予算資料・P10より)


 ということで、平成22年度1年間で
 芸術劇場の費用見込みは7億3855万6000円でした。

 かたや収入はゼロですから
 (フジノは借金を収入とはみなしません)

 つまり、7億3855万6000円の赤字です!

 あなたはこんなにもたくさんの税金を使ってまで
 あの芸術劇場が必要ですか?

 ...本当に残念な施設です。



2010年3月9日(火)のフジノその3
● 『核密約』の詳細説明、外務省から横須賀市へ明日訪問

 夕方6時10分過ぎ、全ての市議会議員宛てに
 緊急で資料が配られました。

 すでにあらゆるメディアで報じられているとおり、
 『核密約』問題について、政府が今までの見解を改めました。

 この問題について、明朝、外務省から
 日米地位協定室長が横須賀を訪れることになりました。

 目的は、この問題について詳しく説明する為とのことです。

 配られた資料はこちらをご覧下さい。

 7ページもあって、分かりづらい言い回しをしていますが
 あえてひと言で言うならば

 ・これまで50年間、政府は国民をだましてきた

 ・『非核3原則』は破られ、核兵器が日本に持ち込まれていた

 ということです。


● 吉田市長は激しく抗議すべき

 横須賀にも核兵器が持ち込まれていた可能性が極めて高いので
 フジノもこの問題を市議会でとりあげてきました。

 事態は動き出し、はからずもフジノの提案どおり
 政府から文書で回答をもらう形となりました。

 一方、吉田市長は「新政権の動向を見守る」との答弁を
 これまでくりかえし続けてきました。

 もはや政府の動向を見守るのではなくて、
 横須賀市長としてどのような行動を取るべきなのかが大切です。

 アメリカ政府と日本政府に対しての抗議は当然のこと、
 アメリカ軍に対しても、アメリカ大使に対しても、
 直接に吉田市長は強く抗議すべきです。

 この密約問題は、日米両政府が50年にわたって
 ウソをつき続けてきたという大問題であると同時に

 横須賀市民を大きな危険にさらしながらも
 その危険への対応を両政府に求めてこなかった歴代市長の
 重大な過失でもあります。

 だからこそ、吉田市長は歴代市長とは違う姿勢を
 はっきりと打ち出すべきです。

 言うべきことはハッキリと言うべき。
 それが『新しい横須賀』の姿です。



2010年3月9日(火)のフジノその1
● 『成人式の見直し』できず、吉田市長またも公約違反...

 今日は『こども育成部』の新年度予算案について
 民生常任委員会で質疑が行なわれました。

 この部の予算案でフジノが『市長の姿勢』として
 注目していたのが『成人式の見直し』についてでした。

 かねてからフジノは
 『税金で行政が開催する成人式の廃止』を訴えてきました。

 『今のままの成人式』を続ける必要は無い、と考えています。

 もしも続けるならば、開催方法を変えて
 民間企業の協賛を得るなど
 税金の投入をゼロにすべきだと考えています。

 つまり、ただの廃止ではなくて

 「行政が税金を使って行なう成人式はもはや廃止すべきだ」

 という提案です。

 しかも、『成人式の在り方の見直し』は吉田市長の持論でもあり、
 昨年9月議会では田辺議員の質問に対して
 はっきりと答弁もしています。

 吉田市長が就任して最初に開催された今年(2010年)1月の成人式は
 前市長からのスケジュールがすでにスタートしていた為に
 見直しはできなかったものの

 来年(2011年)1月の成人式については
 見直しをかけるはずでした。

 つまり、この予算議会で出される予算案には

 (1) 『廃止』決定、つまり予算そのものが計上されない

 (2) 『民間との協同開催』など在り方が変更されて計上される

 (3) 『見直し』に向けた検討委員会などの予算が計上される

 の3つの選択肢がありました。

 しかし、吉田市長はまたも公約を破りました。

 ありえないはずの4番目の選択肢、
 「今までどおりに計上」されていました...。

 下の画像の通り、成人式・予算額273万円(例年と同じ規模)、と
 今までどおりで何も変わらずに計上されていました。


 (こども育成部・新年度予算案の資料より)


 こども育成部長の答弁によると

 「美容院・着物の貸付業者などへの対応がまにあわなかった。
  すぐでは業者も困るだろうから、
  2011年度予算案を検討する時期(2010年秋か?)までには考えたい」

 とのことでした。

 また、公約違反。また、先送り。

 吉田市長の公約違反はどんどん出てくるので
 だんだんフジノも驚かなくなってきました。

 しかし、「時間が無かった」という言い訳は認めません。
 時間は十分ありました。

 吉田市長は市議会議員時代から提案してきたことは
 当選直後からすぐに指示を出して
 検討させることはできたはずです。

 一方で、ごみ処理施設の建設地の決定は
 市長の独断で市民の声も聴かずにすぐ決定した訳です。

 「時間が足りなかったから」というのは何の説明責任も果たしていません。
 吉田市長は公約を破ってばかりで、本当に情けなくなります。



2010年3月5日(金)のフジノ
● 何も謝ってなんかいない『謝罪文』/市民不在の建設地発表

 今日は、自分が担当している教育経済常任委員会の
 新年度予算案の資料を読み込みをしながら

 市議会インターネット生中継
 民生常任委員会での予算案審議を観ていました。

 やはり、あまりにも突然に吉田市長が決定・発表した
 ごみ処理施設の建設地問題が取り上げられていました。

 委員会審議の中で、ある議員が

 「本会議で複数の議員が指摘していた
  謝罪文というのは一体どういう文章なのか?」

 と指摘していました。

 その指摘は当然です。

 あれだけ『情報公開』の必要性を指摘されているのに
 吉田市長は謝罪文を出したことを
 発表さえしなかったのですから!

 実は、1月27日の突然の決定・発表の為に
 町内会長らを集めて行なった説明会の場で

 「あまりにも唐突な決定に対して謝罪文を出すべきだ」

 という町内会長らの求めがありました。

 (町内会長らの怒りは全くもっともなことで共感できますし、
  フジノは謝罪文だけでは納得できません)

 ただ、その謝罪文がいつ出されるのかは
 全く知りませんでした。

 フジノは今回、予算議会の本会議で
 吉田市長に対してこの問題で質疑を行なうことが決まっていたので

 ここしばらくの間、西地区の市民の方々に会っていただいたり
 電話をしたりして、たくさんのお話をうかがってきました。

 そのヒアリングの中で、たまたまある市民の方から
 『すでに謝罪文が出されていたこと』を知りました。

 そこで担当部に資料請求をして
 謝罪文のコピーを入手したのです。

 それがこれです。
 (謝罪文書をPDFファイルにしたものはこちら


 平成22年(2010年)2月11日

 武山連合町内会
 会長 加藤茂雄 様

 横須賀市長 吉田雄人


 新たなごみ処理施設の整備について(お詫び)


 日頃より、本市行政につきまして
 多大なるご理解とご協力を賜り、ありがとうございます。

 また、過日は、ご多忙中にもかかわらず、
 新たなごみ処理施設の整備についての説明会にご出席くださいまして、
 誠にありがとうございました。

 当日は、西行政センター館長より電話にてご参集をお願いし、
 内容について事前のお知らせもしないまま、

 私のほか副市長や環境部の職員が出席し、
 突然の説明となったため、
 皆様におかれては大変に驚かれ、
 不愉快な思いをされたものと存じます。

 本当に申し訳ございませんでした。

 それらの点について、
 大変な驚きと戸惑い、ご心労、ご迷惑をお掛けしたものと
 深く反省しているところであり、心からお詫び申し上げます。

 このたびの案件につきましては、
 今後、誠心誠意、地域の皆様方にご説明申し上げ、
 ご理解とご協力をお願いしてまいりたいと考えておりますので、
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

 (引用終わり)
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 それにしても全文を読んでみると
 あまりにもタイトルと中身がちぐはぐなことが分かるでしょう?

 謝罪になんかなっていません。

 吉田市長はフジノの本会議での質疑に対しても
 最後まで謝罪しませんでしたが

 この文章の中でも謝罪なんかしていません。

 自らの『密室政治』という過ちを認めることができないのですから
 当然、吉田市長は謝ることだってできないのでしょう...。

 市民をバカにするのもいいかげんにしてほしいし、
 政治不信をさらに強くするのも本当にうんざりです。

 何が『チェンジ!』だ...。

 単語だけをオバマ大統領からパクッただけで、
 そのキャッチフレーズに中身なんて無かったのだ。

 そんな人間を見抜けなかったなんて
 僕もそうとうに人を見る目が無かった。

 人を見る目が無かったせいで、
 本当に多くの市民の方々にご迷惑をおかけしてしまった。

 4年間、こんな市政が続くのかと思うと
 本当に希望が持てない。



2010年3月4日(木)のフジノその2
● 補正予算案の採決/フジノはこれに反対しました

 今日の本会議で、2月19日からスタートしている予算議会の
 前半部分が終わりました。

 これまで議論されてきた『補正予算案』に対する結論を決める為に
 『賛成』か『反対』かの採決が行なわれました。

 全会派・無所属議員が何に『賛成』して何に『反対』したかは
 下の表の通りです。



 フジノが反対したのは6つの議案に対してでした。

 (1)一般会計の補正予算案

 (2)市民病院の補正予算案

 (3)損害賠償の額の決定について

 (4)公有財産の売り払いと交換について

 (5)土地の確認について

 (6)町の区域の変更について

 具体的な反対の理由は、また後で説明しますね。


 結論からいうと、市長の提案どおりに
 市議会は全ての議案を可決しました。



2010年2月25日(木)のフジノその2
● 3月は『自殺対策強化月間』です/「広報よこすか」3月1日号から

 まもなくみなさまのお手元に届く『広報よこすか』3月1日号には、
 自殺対策強化月間のおしらせが載っています。

 政府が打ち出した『自殺対策100日プラン』に基づいて
 フジノも12月議会でさらなる対策を訴えましたが

 横須賀市としても、3月を『自殺対策強化月間』として
 街頭キャンペーンなどの取り組みを新たに行なうことになりました!

 (広報よこすか・3月1日号・3面より引用)


 3月は『自殺対策強化月間』です〜今、できることから始める〜

 わが回では、毎日100人もの人が自殺で亡くなり、
 その4倍、5倍の人が遺族になるという事態が、
 平成10年以降12年間続いています。

 このような厳しい現状を踏まえ、国は、
 例年最も自殺者の多い3月を「自殺対策強化月間」と定めました。

 3月は決算期を迎え、失業や倒産を迫られる人が増えることから、
 自殺者が増えると言われています。

 自殺を防止するために大切なことは、
 周囲にいる皆さんが悩みに気付き、早めに専門家につなぎ、
 温かく見守ることです。

 そのことが、悩んでいる人の弧立を防ぎ、生きる希望につなげます。
 わたしたろにできることを、今から始めることが大切です。

 ● 自殺対策強化月間パンフレット

 「見逃さないで命のSOS “一緒に生きる”を伝えたい…」

 あなたに気づいてもらいたいメッセージを掲載しています。
 3月15日(月)の新聞に折り込むほか、
 市役所1階市政情報コーナー、行政センター、役所屋などでお配りします。
 ぜひご覧ください。


 ● 自殺対策街頭キャンペーン

 ・3月15日(月)京急汐入駅前

 ・3月17日(水)京急北久里浜駅前

 ・3月18日(目)JR衣笠駅前

 時間はいずれも17時から。

 市民ボランティア、精神ボランティアの皆さんと、パンフレットをお配りします。

 【お問い合わせ:保健所健康づくり課(822)4336】


 ● よこすか心のホットライン

 悩みを抱えたときは、適切な相談機関に相談することをおすすめします。
 冊子「よこすか心のホットライン」は、市の自殺率や
 うつ病に対する理解、相談機関、
 市内・近隣で精神科などのある医療機関を掲載しています。

 行政センター、役所屋、市役所1賠市政情報コーナーでお配りしています。

 (引用終わり)
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 もちろん9月の自殺予防キャンペーンに続いて
 フジノもこの街頭キャンペーンに参加します。

 3月はずっと予算議会のまっただなかですし
 予算委員会の終了は夕方過ぎなので、
 スタート時間には間に合わないかもしれませんが
 必ず3日間、行きます。

 そして、一緒にキャンペーンをお手伝いしてくれる人を
 こころから募集しています。

 できることならば、ただ「ボランティアをしたい」という方では無くて
 自殺・自死に対して共感的な理解のある方にお願いしたいと思います。

 1日だけでもOKですし、3日間フルでも助かります。

 お名前とご連絡先(住所・電話)をフジノまで
 メールをくださいませ。

 当日いきなり参加はムリなのでお断りしております。

 しめきりはありませんが、事前の準備がありますので
 早ければ早いほど助かります。どうかよろしくお願いします!


● 政府も動いてくれている/鳩山総理メルマガで言及!

 昨年に福島みずほ自殺対策担当特命大臣を訪れた時
 新政権の自殺対策への本気度について
 フジノはこのように記しました。


  > フジノは前政権の時から
  > 内閣府の自殺対策推進室には強い信頼感を持っていました。
  >
  > けれども、その上司である方々(国会議員の大臣たちです)は
  > 本当に自殺対策に関心があるのかどうか見えてきませんでした。
  >
  > でも今日、新政権の大臣・副大臣とお会いして
  > 僕たちは同じゴールを目指していることが
  > ハッキリと分かったのです。
  >
  >ならば、僕たちが成すべきことも明らかです。
  >
  > 大臣らと完全に同じ目標を共有できていることが分かった以上、
  > 国と共に力を併せて全身全霊をかけて対策に取り組むことです。

 あの日、フジノは新政権が自殺対策へ
 本気で取り組むのだと信じることにしました。

 そして、鳩山総理が1月29日の施政方針演説で
 「いのちを守りたい」と24回もおっしゃった時、

 安全圏からコメントするだけが仕事の
 テレビ番組の皮肉屋たちはこれを笑い飛ばしましたが
 フジノは「とても素晴らしい施政方針だ」と感じました。

 さらに今日配信された鳩山内閣のメールマガジンでも
 このように触れられていました。

 (鳩山内閣メールマガジン第20号より引用)

 > 一方、わが国では、1日に約90人、
 > 年間3万を超える人々が自殺で亡くなるという状況が
 > 12年間続いています。誠に痛ましい事態です。
 >
 > 私は、所信表明演説で、
 > 息子さんを自殺で亡くしたおばあさんの話をしました。
 > 自らいのちを断つ人が後を絶たない、
 > しかも政治も行政もそのことに全く鈍感になっている。
 > 私は、これを正していきたいと思います。
 >
 > 3月は、例年、自殺者数が最も多くなります。
 >
 > そこで私たちは、この3月を、政府として初めて
 > 「自殺対策強化月間」と定め、さまざまな悩みを抱える方々に対して、
 > それぞれの立場に立った施策を進めていくこととしました。
 >
 > そのひとつとして、「睡眠」を切り口としたキャンペーンを実施します。
 >
 > 疲れているのに2週間以上十分眠れていないのは
 > 「うつ」のサインだそうです。
 > 不眠に悩む人が近くにいたら、
 > 思い切ってお医者さんに診てもらうよう勧めましょう。
 > ハローワークや職場での心の健康相談にも力を入れてまいります。
 >
 > 自殺をめぐる問題は大変複雑ですが、
 > まずは身の回りの人たちへの心配りから始めてみませんか。
 > 不安を抱えた人に手を差しのべ、1人でも多くの人々のいのちを守る社会、
 > 支え合う社会にしたい、それが、私の切なる願いです。

 (引用おわり)


 フジノは完全なる無所属ですから
 民主党にも自民党にも関心はありませんし、支持していません。

 けれども、自殺予防対策に真剣に取り組んでくれるならば
 どんな党派の方であっても力を合わせて
 一緒に闘っていきたいと願っています。

 今回の政府のアクションは、大歓迎です。

 ひとりでも多くの救うことができるはずのいのちを守っていく。
 それが政治と行政の当たり前の仕事です。

 フジノも全力を尽くしていきます。



2010年2月25日(木)のフジノその1
● 議会運営委員会でした/フジノの質問順が決定しました

 今日は10時から議会運営委員会が開かれました。

 明日から始まる市長への質疑について
 全ての順番が決まりました。

 ・2月26日(金)
   新政会:加藤眞道議員
   公明党:西田和恵議員

 ・3月1日(月)
   研政よこすか市民連合:矢島真知子議員
   自由民主党:竹折輝隆議員

 ・3月3日(水)
   ニューウィング横須賀:佐久間則夫議員
   日本共産党:大村洋子議員
   無会派:瀧川君江議員
         フジノ
         田辺昭人議員

 ということで、フジノは3月3日の3番目に
 吉田市長へ質問をします。

 正確な時間帯は分かりませんが、
 たぶん午後1時か2時くらいになるかもしれません。


● 永住外国人への地方参政権付与に反対する意見書案が出ました

 議会運営委員会の場で、自由民主党から
 『永住外国人に対する地方参政権付与に反対する意見書(案)』
 提案されました。

 今日のところは提案があったということのみにとどまり、
 具体的に意見書を出すかどうかや
 文章はどのようなものにするかなどは
 次回の議会運営員会で話し合うことになりました。

 今回提案された意見書案はこちらです。

 先日もフジノは記しましたが、
 今、政府=民主党が提案しようとしている法案は

 > 政局的な思惑が絡みついた外国人への参政権付与

 だと受け止めています。

 マスメディアの報道からの情報でしかありませんが
 参政権付与を進めようとしている民主党も
 それに反対している自由民主党も
 どちらも選挙目当てでの動きにしかフジノには見えません。

 国政レベルの政局に地方議会がふりまわされるのは
 うんざりだとフジノは感じています。

 ちなみに今回政府が検討しているのは

 ・地方政府の首長(市長村長のことです)を選ぶ権利

 ・地方政府の議員(市町村会議員のことです)を選ぶ権利

 ・立候補する権利(被選挙権)はありません

 ・選挙権は成人に認めます

 ・対象は、朝鮮籍を除く在日コリアンら特別永住外国人42万人と
  中国人・日系ブラジン人・フィリピン人など一般永住外国人49万人。


 ということだそうです。



2010年2月24日(水)のフジノ
● 情報公開とはかけはなれた「ごみ処理施設」建設予定地の発表

 けさの神奈川新聞の社説は、
 横須賀市が突然に発表した『ごみ処理施設建設予定地』についてでした。

 (2010年2月24日・神奈川新聞・社説より)

 広域ごみ処理、合意形成へ情報公開を

 横須賀、三浦両市の広域ごみ処理がようやく動きだした。

 長年の懸案だった焼却施設など3施設の建設候補地に、
 横須賀市の長坂地区が選ばれた。

 しかし、突然の発表に地元住民の戸惑いは大きい。

 同市は情報公開に努め、
 住民の合意形成を図るべきである。

 横須賀市は唯一の焼却施設である南処理工場が
 稼働して26年経過し、老朽化が進んでいることから

 三浦市と共同でごみ処理施設を建設して
 利用し合う「ごみの広域処理」を目指し、昨年3月に基本計画をまとめた。

 横須賀市内に焼却施設と生ごみ資源化施設、
 不燃ごみなどの選別施設を建設し、
 三浦市内には最終処分場を整備する。

 県は1998年に「県ごみ処理広域化計画」をまとめ、
 単独市の横浜、川崎、相模原を含む9ブロックに県内を分割。
 2007年度までに広域化実施計画の策定を目指すとした。

 ある程度の規模でごみ処理することにより、
 経費や環境面への負担軽減を図る狙いがある。

 県環境農政部によると、現在は3ブロック増え、
 単独の3市を除いても9ブロックで広域化に取り組んでいる。

 既に焼却施設の建設地を決めて住民との協議に入っているものから、
 計画策定に至らず協議中のものまで、
 各地の事情を反映して進行状況はさまざまだ。

 理念としては広域処理に賛成しつつも、
 焼却施設の建設場所など具体的な話になると難しくなる。

 横須賀、三浦両市のケースも例外ではない。

 それも当然だろう。

 処理施設の周辺住民は大気汚染など環境面に加え、
 ごみの搬入による交通問題の影響を懸念する。

 ましてや、長坂地区のある横須賀市西部には
 県の産業廃棄物処理施設や
 市のプラスチック類減容固化施設があり、
 ごみ処理施設に対する反発は強い。

 周辺住民の理解を得るために欠かせないのが情報公開である。

 特に、環境面への不安を取り除く
 客観的なデータの提供は重要である。

 できるだけ速やかで、きめ細かな対応が求められる。

 住民の声に耳を傾けて市の施策に反映させるとともに、
 公害防止協定を締結して
 約束を守らせることもできる。

 もし、ごみ処理に支障をきたすようなことがあれば
 市民生活にも大きな影響を与える。

 その重要さを思いながら、両者の前向きな話し合いを望みたい。

 (引用終わり)
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 社説では、周辺住民の理解を得る為に
 欠かせないのが『情報公開』である、と記されています。

 全く同感です。

 しかし、情報公開という点においてこの問題に対して
 吉田市長はすでにスタートから完全にまちがっています。

 候補地が3か所あったことも秘密、
 誰がどうやって決定したかも秘密。

 『情報公開』とはかけ離れた状況です。

 こんなやり方が許されるならば
 民主主義なんて不必要だということになります。

 あらかじめ行政が決定したことに
 市民はただ従え、

 というのであれば
 市民なんて『奴隷』と一緒です。

 このまちの『主役』は市民であって、
 市長も行政も政治家も、市民の『公僕』として働いているはず。

 特に吉田市長は、

 一方では市民のみなさまの声を聴く為に
 いろいろなメニューを作ろうとしながら

 例えば、『住民投票条例』を作ろうとしたり
 『事業仕分け』に市民参加を求めたりしながら

 一方では、市民のみなさまに決定だけを押し付けています。
 そしてそれを「理解し協力してほしい」とごり押しているのです。

 つまり、『使い分け』をしているのです。

 行政にとって都合の良いことだけは市民参加、
 行政にとって都合の悪いことには市民不参加でいい、
 という使い分けです。

 これでは、本音では市民を信頼していないとしか思えませんし、
 民主主義を冒涜しています。

 ニセ市民派の汚い最低なやり方です。
 そんなやり方に誰が納得できるのでしょうか。

 だからこそ、フジノは今回の予算議会でも
 この問題(=市長の言行不一致の姿勢)について追及します。



2010年2月23日(火)のフジノその1
● ついに校務支援システム導入へ/フジノの提案が2年越しで実現へ

 今日開かれた『教育経済常任委員会』では
 2009年度の補正予算案の審議がメインテーマでした。

 ただ、フジノは補正予算案とは全く別に
 個人的に強く注目していた2つの議案がありました。

 そのうちの1つについて、紹介します。

 それは、市内の小中学校・ろう学校・養護学校への
 『校務支援システム』の導入です。

 このシステム導入の『目的』は何かというと、

 生徒たちの学籍の管理や成績の処理などを
 ICTによってシステム化し、

 多すぎる校務を効率的に処理可能となって
 先生方が校務に費やす時間を短縮化できるようにすることで

 生徒たちと向き合える時間を増やすことです。

 今、現状としてあまりにも学校の先生方には
 処理しなければならないペーパーが多すぎるのです。

 「じゃあ無くせばいいじゃん」というご意見もそのとおりなのですが
 国や県や市は、学校側にあらゆる調査やデータの提供を求めています。

 それらの中には確かにムダなものもあるでしょうが、
 全てがムダということは無く、教育行政の為に不可欠なものもあります。

 ですから、先生方から書類仕事を全て無くすことは
 現実的に不可能なのです。

 日頃、フジノは若手の先生方と勉強会をさせていただいていますので
 たくさんの実情を聴かせていただいてきました。

 こうした事務処理があまりにも多すぎるせいで
 生徒たちと向き合う時間をとる為に
 熱意のある多くの先生方が学校に遅くまで残って作業をしたり、
 土日も祝日もカンケーなく働きづめになっている現実があります。

 そこで、ICTの活用を提案しました。

 ちょっと調べてみると、すでに全国の学校の中には
 『校務支援システム』というものを導入している学校がいくつかありました。

 むりやりわかりやすく説明してしまうと

 このシステムをパソコンに入れて活用することで
 全ての事務処理が短時間で片付けられるようなイメージです。

 校務支援システムを開発・販売しているNECのホームページから
 イメージ画像を引用させていただきますね。


 緑の丸の中が『学校の中での情報共有コミュニケーション』です。

 学校には校長・教頭・教員・養護教諭をはじめ、
 事務職員・栄養士など、あらゆる職種の方々がいらっしゃいます。

 あえて時間を割いて全員集合して集まらなくても
 この全ての方々がみんな同じように情報を共有できるようになれば

 みんなが同じ問題意識を持って、
 学校の改善や効率化に取り組んでいくことができます。


 次に、黄色の丸の中が『教師の間での情報共有』です。

 生徒名簿の作成や共有をはじめ、
 1人1人の生徒の出欠席の管理や、クラスの時間割の作成や共有、
 成績の管理や通信簿の作成などあらゆることが可能です。

 もちろん、生徒指導の情報などのきめ細かな対応も
 先生同士がシステムを通じて情報共有を効率的にできることで

 現実の目の前の生徒たちに費やすべき時間を
 多く確保することができるようになるのです。

 これはもちろん、先生同士でのフェイストゥーフェイスでの対話や
 職員会議を行なうのをやめるという意味ではありません。

 先生があまりにも忙しい中で必要な情報のやりとりさえも
 時間が取れないような状況を打破する為の1つの『手段』です。

 例えば、成績表を作る為には、仮に科目が5教科あれば、
 数学の先生があるクラスの成績表を完成させるまで
 他の科目の先生はそのクラスの成績表をつけることができませんでした。

 でも、システムの上では全ての先生が
 同時に成績表に入力をすることが可能です。


 さらに矢印が2つあって、1つは『保護者』、1つが『教育委員会』ですが
 日頃、学校は保護者の方々とも教育委員会とも
 とても緊密に連絡をとりあっています。

 こうした中でも今までは
 効率的じゃないことがたくさんあります。

 例えば、今までは教育委員会からまわってきたおしらせを
 ペーパーで1人ずつの先生に順番に回して呼んでもらったりですとか
 職員室内の掲示板に貼っておいて各自が見るというような
 そんな情報共有の仕方がありました。

 けれどもシステムを入れることで全ての先生が自分のパソコン上で
 自分の見られるタイミングで
 必ずそのおしらせを見られるようになる訳です。

 保護者の方々への『学級通信』などもシステム上で
 他の全てのクラスのものも見られたりすることで参考にできたり、
 もともとある程度のフォーマットが完成していて
 作成がより早くできるようになったりします。


 実際に今回横須賀市が使用するものとは違うものですが
 イメージとしてこんなですよ、というのをご覧下さい。


 こういう画面、民間企業にお勤めの方は
 ふだん使っていらっしゃいますよね。いわゆるグループウェアですね。

 それを横須賀市の教育にマッチした形に修正して
 そして導入していくことになります。

 もともと横須賀市はICTの活用には積極的でしたが
 これまでは生徒たちに向けた利用・活用がメインでした。

 これでようやく先生方の校務に対する支援も
 ICTを利用できるようになります。

 もちろん今日の委員会では
 全員一致で『可決』されました。良かったです。

 あとは本会議で可決されれば、スタートに向けて動き出します!


● これまでのフジノと教育委員会とのやりとり/議事録から

 フジノと教育委員会とのこれまでのやりとりを
 参考までに掲載いたします。

 2年前はフジノの指摘にやや懐疑的だった教育委員会が
 2年後には全く同じ方向を向いている様子が伝わってくると思います。


 (2008年9月議会・教育経済常任委員会)




 議案第91号について、1点質問をしたいと思います。

 今回の『物品の買い入れ』の相手先は
 株式会社JMCエデュケーションズということで、

 既に多くの学校に納入事例がございまして、
 お隣の三浦市もこちらの会社から納入しておられると思います。

 そこで確認をしますが、
 ICTの活用を行うのは2つの目的があったと思います。

 1つは『子どもの授業の理解の促進』と、

 もう1つは『教職員に過大な負担がかかっていることを
 ICTの導入によって減らす』


 ということであったと思いますが、
 それはその認識でよろしいですか。








 もちろん2つの面はございますが、

 今回の教室に入れるパソコンにつきましては、
 子どもの授業に活用していきたいと考えております。






 今回の議案ではそういうことであるという御回答でしたが、

 僕として考えたいのは、
 「教職員の方々の負担を減らしたい」という想いがやはり強くあります。

 そのような中で、先ほど申し上げたように、
 納入事例が非常に多い会社と買い入れの議案を持つことができた。

 ノウハウを非常に多く持っており、
 横須賀市教育委員会も付き合いは長いとお聞きしております。

 ICTの導入事例とか活用事例を
 先生方が情報収集するのに限界もあると思いますので、

 ぜひこちらの会社から細かな
 そういった導入事例の情報収集とかに御協力いただけるように
 お願いしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。








 まずは、今回の場合には、この物品等を買い入れ
 という形の中での入札でございます。

 そのほかにつきましては、
 その会社がどういう会社であるかは私もまだはっきりわかりませんし、
 そこが行った後に、そういった中でまた考えていくべきものであろう。

 そういう意味では、まずこの物品というもののところだけで
 考えていくのが最初かと考えております。





 それでは意見にとどめますが、筋論としての物品の買い入れである
 という議案についての御答弁は理解いたしました。

 非常によいノウハウを持っている会社であると思いますので、
 アドバイスを受けられるようにしていただきたい。



 これが最初の質問でした。

 2年前のフジノはICTの活用について学び始めたばかりで
 まだ『校務支援システム』という単語を知りませんでした。

 その後、他のまちでのシステム化の事例などを学びました。

 翌年、教育委員会側から新たな事業として
 校務支援システムを導入するという提案が成されました。

 そこでの質疑です。

 (2009年9月議会・教育経済常任委員会)




 議案第80号について教育委員会に質問します。

 よこすか教育ネットワークセンター事業、
 校務支援システム整備というのは、

 『目的』としては

 システムの導入によって校務の負担を減らすことで、
 生徒・児童との接する時間を増やせるようにする


 というのが考えられると思います。

 実際にこれを導入した結果、どれくらい、
 具体的な時間で示すのは難しいと思いますが、

 教職員の皆さんが児童・生徒と
 接する時間を増やすことができるのか。

 そういう効果はどのようにお考えでしょうか。










 試算ですが、
 今、約90分ほど校務に時間がかかっておりまして、

 このシステムを導入することによって
 約1時間削減することができ、


 約30分程度で毎日の校務が処理できるようになります。






 そうすると、丸々浮いた1時間が使えるかどうかというのは
 ちょっと(判断は)難しいとは思うのですが、

 約1時間はお1人の先生が
 子どもたちと接する時間が増える、

 あるいは(校務処理の)負担そのものが減る
 と考えていいのですか。










 そのとおりでございます。

 ただ、教職員の方は
 子どもと向き合う時間をつくるだけではなくて、

 教育の中で教える学校教材の研究とか、
 そういうものにも十分に時間が使えるようになります。






 日頃から、教職員の方々の
 校務時間の多さが問題になっておりますので、
 これはぜひ進めていっていただきたいと思っているのです。

 続いて質問なのですが、先ほど御説明の中でもございましたが、
 この(校務支援システムに対する国の)補助が
 新政権になってどうなるかまだわからないということを
 お話しいただきました。

 他の各部の補助金もそうかと思うのですが、
 仮に新政権が補助を取りやめた場合というのは、
 それまで執行を見合わせるというお話しでしたが、

 (補助金がカットされても)市単独で残りの2分の1も支出をして
 実行していくということになるのでしょうか。

 それとも新たなメニューを国に照会して、
 補助を出していただくように依頼をしていくのでしょうか。






 これにつきましては、全庁的な問題でございますので、
 もしそういうことになれば、
 今後、財政当局と調整を図っていきたいと思っております。

 とりあえずは今年度できなければ、
 補正減ということも1つ方法としてはあると考えております。






 そうすると、仮に補助がカットされた場合でも、
 今認められている分の
 市単独の部分は執行していくということでよろしいのですか。






 全体が補助対象事業でございますので、
 市の単独事業部分はこの中ではございませんので、
 その部分だけ執行するというわけにはいかないと考えております。






 非常に重要な事業というか、校務支援システム整備は
 大事なことだと思いますので、

 政権移行は国の問題なので何とも言えませんが、
 生徒たちに齟齬が出ないように、
 ぜひ御配慮をお願いしたいと思います。



 この質疑の時には教育委員会もフジノも共通認識として
 校務支援システムを早期に導入したいという方向になっています。

 この頃はちょうど政権交代直後だった為に
 校務支援システムに対する国からの補助金がどうなるか分からなくて
 もしかしたら凍結になってしまうのではないかというあせりも
 フジノにはありました。

 さて、そして今日の委員会でのやりとりはこちらです。
 (すでにフジノの想いは『導入後』に向かっています)

 (2010年3月議会・教育経済常任委員会)




 学校教育におけるICTの活用は2つの目的があるというのを
 2年位前から議論させていただきました。

 1つは、学んでいるこどもたちの為に。

 もう1つは非常に校務の多い先生たちの負担を減らして
 生徒たちとの時間を共有できるようにする為に。

 2年位前はまだ、授業をICTによってより分かりやすくするものだけだ
 という答弁だったんですけれども、

 それから2年経って
 校務支援システムがこうして『買い入れ』まで辿りついたことには
 すごく「わが意を得たり」というか
 「良かったなあ」というふうに感じています。

 そこで関連して質問なのですが
 やっぱりこれを実際に使って頂かなければいけないと思うのです。

 ただ研修期間というのは3ヶ月しか無い訳で

 しかもこの支援システムが入る前というのは
 先生の激務というのは全く変わらない中に
 研修がぱこっと入ってくる訳で過重負担な訳ですね。

 そこでどうやって研修をして実際にこれを使って頂くかというのを
 そのあたりはどんな風にお考えになっていらっしゃいますか。










 研修と周知の在り方についてですけれども

 委員がおっしゃるように
 学校の先生は大変にお忙しい状況でございますので

 一般の教員の方々に対しては
 私ども指導主事、非常勤、支援員を活用しまして

 出前で各学校にお邪魔して先生のお時間を借りて
 十分に手厚く指導と研修をさせていただきたいと考えております。

 あと、管理職の校長先生・教頭先生、特別な養護の先生などは
 集合研修をさせていただこうかなと今考えております。






 分かりました。

 これは本格稼動をしていくのは平成23年4月からということなのですが
 稼動してからもこの納品先のJMC神奈川センターから
 継続的な支援も受けられると考えてよろしいでしょうか。










 JMC神奈川センターにつきましては販社でありますので
 実際には文渓堂さんからの支援を頂くことになると思います。

 1年間はサポートデスクというものを作りまして
 電話で問い合わせ等にも対応させていただきたいと思います。

 平成23年度以降につきましては
 実際にもう運用に入ってまいりますので

 私どもの指導主事等が支援に回りたいと考えております。






 ありがとうございます。

 どうか、パソコンの習得というのは本当に個人差がありますので
 きめ細かくサポートをしてあげていただきたいと思います。



 実際の導入スケジュールは下の画像の通りです。



 今年10月から来年3月までが試行期間で
 来年4月から本格スタートになります。

 パソコンに不慣れな先生方には大変なご苦労をおかけいたしますが
 民間企業ではもはや当たり前のことになっております。

 どうかみなさまに使いこなせるようになって頂きまして、
 本来の目的である、こどもたちとの時間の確保が実現できますよう
 ご協力をお願いします。

 このまちには本当にたくさんの
 サポートが必要な状況に追い込まれているこどもたちがいます。

 先生方の力が本当に頼りです。
 どうかお願いいたします!



2010年2月21日(日)のフジノ
● 祝!友達の本が出版されました!平坂書房で『平積み』に!

 今日は丸1日、補正予算案の資料を読み込んだり
 質疑を考えたりしながら過ごしましたが

 夕方になって気晴らしをかねて、
 大切な用事を果たす為に
 モアーズの中にある平坂書房へ行きました。

 実は、僕の友達の本が出版されたのです!

 しかも、別の友達からの情報によると
 その本が平坂書房に平積みになっているということなのです!

 本屋さんでは本棚に入れられてしまうと
 なかなか手にとりづらいので

 新刊や人気の本は誰でも目につきやすいように
 表紙が見えるように重ねて置いておきます。

 これを『平積みにする』と言う訳ですが
 要するに『今プッシュされている本』ということなのですよ。

 それを観にいってきました。
 そして、発見しました。確かに平積みになっていました!



 写真の真ん中の本です。

 『いちおう、英会話学校通ってました...』(小野デラ著、フォレスト出版)

 すごいです!

 ああ、わがことのようにうれしい。
 いや、自分のことなんかよりもうれしい!

 出版社から本が出るということは、全国的なんですね〜。

 僕の友達が書いた本が
 僕のまちの本屋に置いてあるということが、
 とてつもなくうれしいです。すごいなあ!


● 『いちおう、英会話学校通ってました...』 by小野 デラ

 その友達というのは、3年間くらいオーストラリアに留学していたのですが
 その間ずっと現地での様子を4コママンガにして
 ブログに載せていました。

 僕たちからすれば、全く連絡が無いので
 生きているのかどうかも分からなくて

 (電話が通じないような奥地にいるというウワサもありました)

 そのブログでの4コママンガだけが
 消息を知る手段だった訳ですが...。

 そんな僕たちの想いとは無関係に
 どんどんそのブログ(『デラDAYS〜シドニー地獄〜』)は
 アクセス数が増えていって

 日本では超人気ブログという扱いになっていき、
 さらには出版社の編集者の目にとまって、

 「それを出版させてもらえませんか!」

 となったのです。

 留学を終えて帰国した後、

 ブログに書いていた4コママンガとは違う、
 完全書き下ろしのコミックエッセイが執筆されました。

 しかも今、『発刊記念アマゾンキャンペーン』までやっている!
 出版社も強烈にプッシュしているんですね〜。
 すごい!

 (アマゾンのサイトから)

 うれしい気持ちで平坂書房を出て事務所に戻ったら
 なんと郵便ポストにその友達(=小野デラさんです)から
 封筒が入っていました。

 サイン&マンガ入りの謹呈です。
 うれしいなあ。封筒にもマンガ書いてくれました。

 この活動日記を書いている今は
 もちろん本を全て読み終えているのですが、とてもおもしろかったです。

 こうやって、友達のその才能がまわりに認められるのって
 本当にうれしいなあとつくづく感じます。

 どうかみなさまも読んでみて下さいね。

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 それにしても、小野デラさんに御礼を伝えたいのですが
 オーストラリア時代からメールアドレス知らないんだよなあ...。

 おーい、デラさん。本、ありがとう!
 ぜんぶ読んだよ!

 本、贈ってくれたけど、さきに買ってしまったよ!
 1日早く送ってくれたら良かったのに(笑)



2010年2月20日(土)のフジノその1
● 第6回リリー賞表彰式が行なわれました!

 今日、『第6回精神障がい者自立支援活動賞(通称:リリー賞)』
 受賞者の発表と表彰式が行なわれました。

 過去最多、全国から84もの応募があった今回のリリー賞ですが
 事務局と選考委員会でこれまで一生懸命審査を行なってきました。

 ついに今日はその表彰式です!

 過去わずかに5回の開催とはいえ、リリー賞といえば
 精神保健医療福祉の世界ではとても有名な栄誉ある賞です。

 これまでの5回を通して、受賞した後、受賞した方々の人生というのは、
 良い意味で本当にどーんと変わってしまうのですね。

 受賞した方々はめちゃくちゃに有名になりますし、
 活動はさらに加速してより素晴らしいものになっていきます。

 それくらいものすごくポジティブな影響力のある賞なのです。

 そんな賞の選考委員会メンバーに今回フジノが選ばれたことは
 大きな誇りを感じたと共に、
 実は大きすぎるほどの責任も感じてきました。

 (すっごいプレッシャーでした...)

 そのせいでとても緊張してしまって、
 2日前は徹夜で睡眠ゼロだったので昨日は早く寝たのですが
 長く眠ることはできなくて朝6時半には完全に目が覚めてしまいました。

 さらに、けさは横須賀中央駅で電車に乗ったら
 すぐにパニック発作を起こしてしまい

 ふだんなら40分で品川駅に着くのが1時間半もかかり、
 打ち合わせの集合時間に30分も遅刻してしまう羽目に...。

 もともと本番よりも数時間早い集合でしたから
 表彰式そのものには全く影響は無かったのですが、あせりました。

 でも、それくらい緊張するほどに
 このリリー賞というのは大切な賞なんですよ。

 会場は、千代田区平河町(永田町ですね)にある
 都市センターホテルのコスモスホールでした。

 下の画像は、控え室へようやく到着した
 やつれきったフジノです(笑)。



 実は、発表&表彰式の前に
 選考委員会メンバーと受賞者のみなさまとで懇談会が行なわれました。

 後にまた記しますが、
 岩手県のきららのみなさまと愛媛県の佐野さんが受賞となったのですが

 ごはんを食べながら、きらら&佐野さんの活動について
 じっくりとお話をうかがわせていただくことができました。



 岩手県と愛媛県からけさ新幹線で来ていただいたのですが
 今度はフジノが岩手&愛媛を訪れて
 その活動を現場で見せていただきたいなあと想いました。



 さらに、今回の選考委員会にはスペシャルメンバーとして
 俳優の萩原流行さんがいらっしゃるのです!

 (もちろん選考の段階から関わって下さっています)

 今日はプレゼンテーターとして表彰をして下さいました。



 萩原さんともいろいろお話をさせていただいたのですが
 本当に気さくで素晴らしい方でした。

 それにしても萩原さんが57才だなんて、
 ご本人の口から聞かされて今日初めて知りました!

 見た目が若いというだけじゃなくて、内面もすごくフレッシュで、
 エネルギーをまわりに発しまくっているので
 とても50代後半には見えませんでした。


 (次回に続きます!)


2010年2月19日(金)のフジノその2
● 予算議会でフジノが市長へ行なう質疑の内容です

 昨日からけさにかけて徹夜してようやく
 予算議会での市長へ質問する内容を決めました。

 しめきりは今日の夕方17時。

 17時を知らせるチャイムが鳴るのを聴きながら
 発言通告書に署名をして提出しました。

 ここまでギリギリまで苦しんだのは、
 7年間の政治家生活で初めてでした。

 それではフジノが市長へ行なう質疑(3月3日です)の
 発言通告を掲載します。

 フジノの質疑は大きく3つです。

 1.ハコモノ3兄弟について
 2.長生きを喜ばれない現在の高齢者福祉について
 3.西地区に押しつけられた『負担』に対する率直な怒りについて

 詳しい内容を紹介します。
 (PDFファイルはこちら)

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  1.財政危機の中で財政規律を重視した予算編成における、
   ハコモノ問題に対する市長の認識について

 市長は、新年度の本市の運営方針を
 市民のみなさまにお伝えする今回の施政方針演説において

 「厳しい財政状況」を繰り返し訴え、
 予算編成の基本方針として「財政規律」を挙げ、
 新たに「財政基本計画の策定」も予算計上している。

 しかし、市長が「財政危機」を
 問題視しているにもかかわらず、

 その大きな要因である
 ハコモノ3兄弟(芸術劇場・美術館・ソレイユの丘)への
 「対策」についてはひとことも触れなかった。

 マニフェスト実現の為の財源を捻出する上でも
 ハコモノ3兄弟に切り込めば
 大きな効果があったはずであるにも関わらず、

 実際には大幅な予算の減額も無かった。

 これでは「財政規律」に全く説得力が無い。
 説明責任も果たしておらず、大きな問題である。


 (1)ハコモノ3兄弟に今後かかる費用はいくらなのか。

 芸術劇場・美術館・ソレイユの丘、それぞれのハコモノについて、
 @現在まだ残っている建設費用の借金額はいくらなのか、
 A管理・運営費用は今後予測しうる限り
  いつまでいくらかかるのか。


 (2)今後どう対処すべきかをはっきりと
  市民のみなさまに説明すべきではないか。


 「吉田市長に市長が交代すれば
  批判の大きいハコモノ3兄弟への
  税金投入が無くなる/大きく減らせるはず」

 「もっと優先順位の高い政策に税金が使われる」

 と信じて投票した多くの市民の方々は、
 今もそう信じている。

 しかし市長は当選後、明らかに変節してしまったのではないか。

 実際、新年度予算案でも
 ハコモノへの予算を大胆に削減することは無かった。

 市長は市民のみなさまに対して、
 今後ハコモノ3兄弟にどう対処するのか、
 「現在のスタンス」をはっきりと説明すべきではないか。


 (3)「運営形態の見直し」や「指定管理者の公募」で
  どれだけ負担を減らせるかを
  検証するように総務部に指示を出したはずだが、
  検証結果は出されたのか。またその結果はいつ発表されるのか。


 市長は、すでに建設されたハコモノは
 廃止などの抜本的な見直しでは無く、

 指定管理者への移行など「運営形態の見直し」や
 指定管理者の「公募」によって
 税金の負担を減らすとかつて答弁した。

 見直しによってカットできる金額などの検証を
 総務部に指示したとのことだが、

 その検証結果は可能な限り早く実行されねばならない。

 その検証結果は出されたのか。
 結果が出ていないのならばいつまでに出されるのか。


 (4)新年度開催予定の「事業仕分け」において、
  ハコモノ3兄弟の必要性を問うてみるべきではないか。


 市長は抜本的な見直しをする考えはないようだが、
 財政危機の現在の本市において
 それが本当に市民の望んでいることなのか疑問である。

 来年度に新たに開催予定の「事業仕分け」の対象に、
 ハコモノ3兄弟の「存廃」も項目として入れて、

 「市役所の論理」ではなく、
 「市民」のみなさまや「外部」の第三者の視点から
 これらハコモノの存続そのものの必要性を問うてみるべきではないか。


 2.長生きが喜ばれない現実を打ち破る為の、
  「力点を置きたい可能性への投資」の1つとしての
  高齢者福祉の在り方について


 市長は施政方針演説の中で
 「平成22年度に力点を起きたい可能性への投資」の1つとして
 高齢者福祉について触れたが、

 ハード面では新設・増床される特別養護老人ホーム・
 グループホーム(合計約380床)について、

 ソフト面では介護予防サポーターの養成の拡充について
 述べただけである。

 現在、特別養護老人ホームの待機者は約2000人にものぼり、
 何年間もの入所待ち、老老介護、
 痰吸引などの医療行為が必要な為に
 そもそも受け入れ先が無い、
 など苦しんでいる方々は非常に多く、
 介護苦からの虐待やご家族の自殺も起こっている。

 「力点を置きたい可能性への投資」の1つであるならば、
 もっと施政方針において
 ソフト・ハード両面から
 より具体的に今後の高齢者福祉について
 説明すべきだったのではないか。


 (1)在宅サービスの充実に向けて
  新年度はどのように取り組んでいくのか。


 すでに介護が必要な方々への取り組みについて、
 市長は施政方針演説では「施設サービス」しか触れなかったが、
 「在宅サービス」を充実させることも
 介護の両輪として不可欠である。

 @今後、在宅サービスを充実させていく為に
  どのような取り組みを行なっていくのか、
  より具体的に述べるべきではないか。

 A特に、昨年暮れにまたも選定が失敗に終わってしまった
  「夜間対応型訪問介護事業所」について、
  今後どのような対応を行なうのかを述べるべきではなかったか。

 同時に、

 B介護に悩むご家族のレスパイトに積極的に取り組むべきではないか。


 (2)施設サービスの不足を市立2病院で対応すべきではないのか。

 本来、高齢者福祉は「医療」と「介護」が
 シームレスでなければならないが、

 施政方針ではその点に言及が無かった。

 約2000人にのぼる本市の特養待機者は、
 現計画での介護保険3施設やグループホームの新設・増床だけでは
 間に合わない。

 しかし、見殺しにしては絶対にいけない。

 そこで、代替案として、

 @市立2病院の病床で待機者の受け入れができないのか。

 A特に、市民病院で休止している病床を
  早期に療養病床として稼動させて受け入れをすべきではないか。

 また、うわまち病院の療養病床50床中10床は個室だが、
 1ヶ月の費用を30〜50万円も負担せねばならず、
 入院したくてもできない方々がいる。

 B個室数を減らして差額ベット代を取られない病床数を増やせないか。

 加えて、

 C個室でも費用負担を下げて入院しやすくすべきではないのか。


 3.行政側が一方的に大きな負担を押し付けている
  西地区の2つの課題(市民病院・ごみ処理施設建設予定地)を、
  市長が「横須賀が抱える大きな課題」と言及した認識について


 施政方針演説の中で市長は
 「平成22年度の横須賀が抱える大きな課題」として
 「市民病院」と「ごみ処理の広域化」を挙げたが、

 どちらも長坂で西地区に位置している。

 この2つのテーマを
 「横須賀が抱える大きな課題」と市長が述べた時、

 西地区で幼少期から暮らしてきた私は、
 さも西地区そのものに問題があると言われたかのような
 不快な印象を受けた。

 それは私だけでなく西地区の多くの声でもある。

 もともと地理的に困難を抱えている西地区では、
 さらに過去の経緯から
 巨大なごみ処理施設を押し付けられてきたとの「負担感」や、
 迷惑施設はどうせいつも西地区なのだという
 「諦めの感情」を持たされている。

 誰もが希望を感じることができる
 新しい横須賀の実現を目指していたはずの吉田市政が、

 西地区の市民に対して今回さらにそうした負の感情を
 強く感じさせてしまったことは大きな問題である。


 (1)市長の言行不一致こそ「横須賀の課題」ではないのか。

 市長は施政方針演説の中で
 「市政の主体は市民である」
 「自らの手で活力を生み出し、生き生きと暮らせる地域をつくることが、
  本市全体のまちづくりにつながっていきます」
 と述べておきながら、

 この2つの問題に、西地区に暮らす市民は
 なんら主体的に関わる機会を与えられなかった。

 市民病院は行政側が病院経営を誤った結果、
 指定管理者制度への移行による混乱を招いて、

 何の瑕疵も無い西地区の市民の方々に
 大きな不安と迷惑をもたらした。

 2つの課題共に歴代市長から引き継いだものではあるが、
 ごみ処理施設の建設予定地を決定したのは
 吉田市長である。

 発表はあまりにも一方的かつ唐突で、
 西地区の市民は決定だけをただ押し付けられた。

 このどこが市民主体だと言えるのか。

 かつての美術館建設やソレイユの丘建設も、
 主体的に市民が決めるどころか
 一方的に結論を押し付けられたからこそ反対運動が起こった過去を、

 「温故知新」を施政方針で述べた吉田市長は
 もうお忘れなのか。

 自らが述べた市長として在るべき姿勢と
 全く矛盾していないか。

 そんな言行不一致の「市長の姿勢」こそが
 本当の「横須賀の課題」ではないか。


 (2)そもそも西地区の市民への謝罪が述べられるべきではないのか。

 そもそも乗り越えるべき「横須賀の大きな課題」と認識しているならば、
 行政側が一方的に西地区の市民に負担を押し付けている以上、

 施政方針演説ではまず何よりも
 長坂を中心とする西地区の市民のみなさまに対して
 謝罪の言葉を述べるべきではなかったか。


 (3)「地域住民の皆様のご理解ご協力を頂く」とは
  具体的に誰がどのような意思や行動を
  どのように示すことを意味しているのか。


 市長は施政方針演説の中で
 ごみ処理施設の計画地に対して

 「市としての方向性が決まりましたので、
  まずは地域住民の皆様のご理解ご協力を頂く」

 と述べているが、
 それは具体的に誰がどのような意思や行動を
 どのように示すことを意味しているのか。

 みなさまが理解するとは
 どのような状態になったことを言うのか。

 みなさまが協力するとは
 どのようなことを意味しているのか。

 反対の声が強ければ
 方向性の撤回はありえるのか。

 (以上です)
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 今日開催された本会議での
 吉田市長の1年間の方向性を示す『施政方針演説』でも

 また、これまで短い時間ではあるものの
 提出された新年度予算案の資料を読んだ限りにおいても

 (発言通告のしめきりが今日の17時しめきりなのに
  予算案の説明資料が配られたのは16時でした。

  1時間しか無いようなスケジュールでは
  精査して熟考して質疑をつくることはできないです。
  全くおかしいです)

 吉田市長が当選してから
 フジノが昨年9月議会・12月議会と質疑をしてきたことが
 改善される見込みは
 ほとんど無いのだと分かりました。

 本会議で質疑をしても意味があるのかを
 見出せない気持ちになりました。

 それでもあえて質疑をしたいと思います。



2010年2月19日(金)のフジノその1
● 新年度の方向性を示す『施政方針』演説でした/本会議初日

 今日は本会議が開かれました。

 毎年、予算議会の初日は必ず
 市長による演説だけが行なわれます。

 その演説のことを『施政方針』演説と呼んでいます。

 4月から始まる新しい1年度について
 横須賀市をどのような方針で運営していくかという想いを
 市長が市民のみなさまに対して語る重要な演説です。

 今日の本会議で吉田市長が読んだ原稿の全文はこちらです。


● フジノが感じた率直な想い・むなしさ

 実際には、予算議会での市長への質疑をつくる都合上、
 数日前にすでに議員たちにはゲラが配られています。

 (これは毎年の慣例です)

 ですから、すでに何十回もフジノは繰り返し読んでいた訳ですが
 今日改めて最終稿の演説を聴くのは初めてでした。

 そして、今日の吉田市長による
 施政方針演説を聴き終えたフジノの想いを記します。

 率直に申し上げて、何も感じることがありませんでした。
 感動も無ければ、怒りも起こらない。むなしい気持ちになりました。

 あの当選後初めての本会議(09年9月議会)で市長が行なった
 4年間で目指すべき姿を示した所信表明演説とは、全く異なりました。

 何よりも『言っていること』はカッコよいのですが
 これまでの市長としての『7か月間の行動』を見てきたフジノには
 全く言行不一致としか言いようがありません。

 言葉がむなしく空に響くような感じでした。

 財政危機を繰り返し繰り返し訴えるにも関わらず、
 ハコモノをどう対処するのかは全くひとことも触れませんでした。

 未来のこどもたちに問題を先送りしない、と述べておきながら

 マニフェストで約束したことである
 『救急医療センター移転をしないこと』を明言もしませんでしたし、

 このまちの主役は市民であり
 市民が主体的にまちをつくっていくと言いながら

 ごみ処理施設の建設予定地は
 市が突然に決めて、決定したことだけを発表したのでした。

 施政方針演説で言っていることと
 現実にやっていることがあまりにも違いすぎるので

 聴いていて、本当にむなしくなりました。

 1月29日に国会で鳩山総理が行なった施政方針演説では
 「いのちを守りたい」というフレーズが24回も使われて話題になりました。

 あまりにも理念を語りすぎで具体的な取り組みが見えない、
 というマスメディアの批判もありました。

 しかし、あの鳩山総理の施政方針を聴く限り、
 この国をどんな国へと変えていきたいのかが
 確かにフジノには伝わりました。

 それに比べてわがまちの施政方針演説は、
 かつての政府の演説のように、

 取り組みことを羅列していくばかりで
 (いわゆる短冊をはりつけた演説と批判される種類のものです)

 吉田カラーというものは感じられず、
 むしろ、官僚市長の演説のようでした。

 この施政方針演説を聴いても、希望を感じたり、チェンジを感じたり、
 新しい横須賀の姿が見えるなんてことは全くありませんでした。

 非常に残念です。

 変わってしまった吉田市長の姿には
 もう怒る気も起こらず、失望とむなしさだけが残りました。

 フジノはそんな市長に対して
 厳しい質疑を行ないたいと思っています。

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 (*後日談 翌日の神奈川新聞に施政方針について報道されました)
 
 (2010年2月20日・神奈川新聞より)

 行財政改革に積極姿勢
 横須賀市長 施政方針「公約実施に全力」


 横須賀市の吉田雄人市長は市議会第1回定例会初日の19日、
 本会議で2010年度の施政方針演説を行った。

 税収の落ち込みで収支のアンバランスが拡大する中、
 財政難からの脱却を目指し行財政改革に積極的に取り組む姿勢を表明。

 「新たな試みとして事業仕分けの手法を導入し、
  市と民間が行うべき仕事の分類を行い、さらなる行財政改革に取り組む」

 と意欲を示した。

 マニフェスト(選挙公約)の実施に向けては

 「全力で取り組んでいく」

 と約束する一方、

 「財政上の問題などからどうしても実施が困難なものについては、 
  早い段階で鋭明責任を果たしていく」

 と述べた。

 市が抱える大きな課題として、
 経営難が続く市民病院とごみ処理の広域化の2点を挙げた。

 4月から指定管理者制度に移行する市民病院について

 「一刻も早い入院機能の回復に努め、地域医療の充実を図っていく」、

 ごみ処理の広域化については

 「地域住民の理解と協力を得るように努め、
  新たなごみ処理施設の建設に取り組む」

 と強調した。

 また、

 「市民が主役のまちづくり」の基本原則となる
  自治基本条例の制定を目指すと表明。

 「まちづくりにかかわる多くの市民から意見をもらい、
  12年4月の制定に向けて検討を進めていきたい」

 と述べた。

 (服部エレン)
----------------------------------------------
 (引用終わり)


2010年2月18日(木)のフジノその2
● 新年度予算についての報道

 昨日は、市議会への予算説明会に加えて
 マスメディア向けにも記者会見で予算の説明がなされました。

 そこでけさは新聞各社から、
 新年度予算案についての報道がなされています。

 (2010年2月18日・神奈川新聞より)

 (2010年2月18日・朝日新聞より)


2010年2月18日(木)のフジノその1
● 新年度予算で『廃止・縮小される事業』を報告します

 毎年必ず財政部に提出してもらっている資料が
 フジノにはあります。

 それは、これまで行なってきた市の取り組みのうち、
 新年度予算案で廃止や縮小される事業のリストです。



 市民のみなさまがこれまで受けられたサービスが
 カットされる訳ですから、大きな影響を受ける方もいらっしゃいます。

 そこで、今年は予算の発表と共に
 すぐに市民のみなさまに報告することにしました。

 以下の35件の事業が『廃止・縮小』されます。
 (PDFファイル版はこちらです)


 <見直し事業一覧(主なもの)>合計35件、2億2875万円

 (1)市報・市例例規集発行 58万2000円
     6月と12月に発行する市報『横須賀市の財政状況』の
     仕様を落とした。
     (写真をなくし、紙質も落とした)

 (2)横須賀市統計グラフコンクール 9万9000円
     横須賀市統計グラフコンクール参加者記念品を廃止
     (300人×330円)

 (3)国際式典事業 324万4000円
     ヴェルニー小栗祭を室内で実施することによる
     会場設営委託料の減(▲278万9000円)
     レセプションの簡素化(▲45万5000円)

 (4)国際化推進事業 20万円
     国際平和標語・ポスターコンクール参加賞を廃止

 (5)都市間交流事業 518万2000円
     ブレスト市への職員派遣を取りやめ

 (6)文化行政推進事業 46万7000円
     風を感じる街音楽コンクール参加賞を廃止

 (7)1万メートルプロムナード整備事業 43万3000円
     パンフレット作成を休止

 (8)市民文化活動推進事業 19万8000円
     委託料の基礎となる期末手当支給月数を、市職員と同様に減額

 (9)交通安全啓発事業 58万3000円
     参加賞の廃止
     交通安全ポスターコンクール225円×2,200人×1.05
     グレースボール大会190円×330人

 (10)住居表示維持管理事業 357万8000円
      21年度から新規実施を休止していることを踏まえて、
      街区案内板・補助案内板の整備を休止

 (11)障害者社会参加支援事業 1395万5000円
      自動車燃料給油券の原則廃止

      (ただし、タクシー券が利用できない方、
       自分の車を改造された方等については、
       引き続き燃料給油券の利用は可能)

 (12)難病対策事業 1944万円
      自動車燃料給油券の原則廃止および
      重度を除く一般難病患者へのタクシー料金助成券の交付枚数の減
      (1人36枚→18枚)

 (13)社会福祉施設育成事業(障害) 1403万円
      職員経験年数加算を廃止

     ※当該補助金は、国基準を上回る職員配置をした施設に対し、
       市看護職員1級45号級相当額(採用4〜5年の看護師の人件費を
       運営費として補助する制度。
       職員経験年数加算とは、
       補助対象の施設がベテラン職員を雇用する場合、
       人件費が補助基準より高価なため、補助額を加算する制度。

 (14)社会福祉協議会助成事業 82万7000円
      社協職員人件費を助成する制度のため、
      市職員と同様の人件費基準で削減した。

      ・給料表の改定=▲0.15%
      ・期末手当の見直し=4.5月→4.15月

 (15)療育相談センター事業 570万6000円
      指定管理委託料のうち人件費(期末手当)について、
      市職員と同様、支給月数を減じた。
      4.5月→4.15月

 (16)助産所支援事業 365万円
      ○補助内容
        出産を取扱う助産所を市内で開設する際
        3年間を限度に、嘱託医療期間に対して補助を行う。
        (1万円/1日)

      ○廃止理由
        平成19年度から3か年の事業計画であったが
        現在まで助成案件はない。
        平成21年に出産取扱珍療所の再開と
        診療所の開設があり、出産堤所の確保は進んできている。
 
 (17)クリーンよこすか推進事業 52万5000円
      ポスター・標語参加賞を廃止
      5,000人×100円×1.05

 (18)リサイクルプラザトライR事業 30万3000円
      アイクルフェアの景品(トイレットペーパー)を廃止
      3,360円×90箱

 (19)農業研修センター管理運営事業 76万6000円
      職員配置(臨時職員)を見直し、
      現状の昼2名・夜間1名から
      1名ずつ3交代制(コミュニティセンターの体制)に変更

      ※24年度からコミュニティセンターになる予定の為、
       職員配置を前倒して変更

 (20)漁業協同組合員貸付資金預託金 1億円 
      貸付実績が低いため、預託金額を変更する。
      3億円→2億円

 (21)観光団体助成事業 156万円
      みこしパレードの団体謝礼(こどもみこし以外)を
      1団体10万円→8万円へ
      延べ78団体×2万円

 (22)にぎわいづくりイベント事業補助(商店街) 300万2000円
      一定の規模以上のイベントを推奨するため、
      30万円以下を補助対象から除外する。

      *商店街街路電気料金補助をH21から手厚くする一方、
        本来商店街自身が行なうべきイベント等の補助を縮小する。

 (23)活き活き商店街サポート事業補助 125万円
      一定の規模以上のPR等事業を推奨するため、
      30万円以下を補助対象から除外する。

      *商店街街路電気料金補助をH21から手厚くする一方、
        本来商店街自身が行なうべきイベント等の補助を縮小する。

 (24)街並み景観形成推進事業 66万7000円
      外壁の塗り替え費用に対する補助を
      実績にあわせて縮小する(100万円→33万円)。

 (25)やさしいまちづくり(公園)事業 1439万4000円
      公園内にスロープ、手すり、背伸ばしベンチを設置する事業について、
      19〜21年度の計画箇所が終了した為、
      今後は公園リニューアル手業により引き続き
      公園のバリアフリー化を計画的に行っていく。

 (26)セーフティロード事業 624万円
      市内全域のカーブミラーや安全柵の色を、
      内規により全て指定色(グレーベージュ)で施行していたが、
      色の統一性等に配慮が必要な地域以外は
      原則標準色(白・オレンジ)で行うこととした。

 (27)高等学校国際交流支援事業 289万2000円
     ・エラノラ高校への長期留学(2名1年)の廃止
       (渡航費44万円、留学費用1名分101万円)

     ・エラノラ高校からの交流教員受入の廃止
       (滞在費70万6000円)

     ・エラノラ高校への短期交流研修の渡航費補助の廃止
       (60万円)

     ・エラノラ高校からの受入生徒の制服支給の廃止
       (13万4000円)

 (28)私立高等学校教材等購入費補助金 500万円
      市内の私立高等学校4校に対して支出している補助金について
      均等割(1校あたり500万円)を削減する。
      H21年度500万円→H22年度375万円

 (29)定時制高校夜食事業 370万8000円
      定時制の生徒への夜食費補助のための食券助成
      (1食150円)を廃止する。

 (30)芸術鑑賞会 1333万5000円
      昨年度よりメセナ活動の一環として行われている
      劇団四季の公演(無料)を招致していることにより、
      今年度より中学生のオペラ鑑賞を廃止した。

 (31)学校給食会補助金 28万2000円
      学校給食会職員人件費を助成する制度の為、
      市職員と同様の人件費基準で削減した。

      ・給料表の改定=▲0.15%
      ・期末手当の見直し=4.5月→4.15月

 (32)横須賀市民スポーツ応援団補助金 20万円
      対象団体がH20年度末に解散した為

 (33)国県体育大会等選手派遣事業 196万8000円
      神奈川県総合体育大会の休止に伴う選手派遣経費の減

 (34)文化財施設等維持管理事業 29万円
      文化財保存管理奨励金を管理経費の実情にあわせて
      見直した。

 (35)文化財保護周知啓発事業 19万4000円
      市単独で実施していた文化財見学会(年2回)を
      生涯学習財団の自主手業に変更した。
      なお今後市は共催として関わることとする。

 以上です。


● 何故ハコモノ3兄弟に切り込まない!?/優先順位が違う!

 いつだって時代の変化にあわせて
 行政サービスは見直していかねばなりません。

 例えば、これまでフジノだけでなく複数の議員が提案してきた
 漁業協同組合員貸付金預託金を減らすことについては

 3億円から一気に2億円へと1億円も減らせることは
 経済部が毎年交渉を重ねてきてくれた努力の成果だと
 高く評価しています。

 こうした動きは、時代の流れにも合っていますし、
 必要不可欠な『廃止・縮小』です。

 ただ、フジノはリストを見て2つの理由で
 かなりガッカリしてしまいました。

 第1に、廃止・縮小すべきではない事業が複数あります。

 例えば、『障害者社会参加事業』と『難病対策事業』について言えば、
 障がいのある方々も難病のある方々も共に
 もっと外出できる機会を保障すべきです。

 障がいのある方々の収入があまりにも低い現状を見れば
 ガソリンやタクシー代の補助の必要は今も全く変わっていません。

 また、障がいのある方々の為の社会福祉施設において
 ベテランの職員さんを雇用した場合に補助をしてきたのですが
 その補助金を廃止してしまいます。

 障がいのある方々の福祉において
 人材の確保ほど大切なことはありません。

 けれども、現行の障害者自立支援法が続く限りは
 福祉施設は人材を確保するどころではありません。
 つぶれないように努力するだけで必死です。

 だからこそ、市がベテランの人材を確保した施設に対して
 あえて補助をしてきたはず!

 それを廃止することは間違っています。
 むしろ、今こそ必要な補助のはずです。

 この3つの大切な取り組みを廃止・縮小して
 生み出された財源は、4742万5000円です。

 しかし、全く納得ができないのは
 フジノがずっと批判してきたハコモノ3兄弟に対して

 もっと切り込めたはずなのに
 その動きが全く見えないからです。

 例えば、ハコモノ長男=芸術劇場を運営する為だけで
 平成25年度まで16億8016万円もかかります。

 (この金額には建設にかかった借金は含んでいません)

 ハコモノ三男坊=ソレイユの丘も
 平成27年度まで43億5273万2000円もかかるのです。

 この60億円をもっと切りこめば
 いのちに必要な福祉サービスをカットしなくても済んだのに。

 だから、

 第2の理由は、
 もっとカットすべき優先順位の高い事業があるのに
 そこに切り込めていないことです。


 定時制高校に通う生徒たちに
 1食150円の補助をしていたのさえ廃止するのに

 ハコモノ次男坊=美術館の新年度の入場料の見込みは
 今年度よりもまた下がっています。

 美術館はみなさまの予想通り、
 オープンしてから収入が下がり続けています。

 もちろん管理運営費用はかかり続けますから
 赤字は税金で埋めるしかありません。

 こんなことに税金を使うならば
 もっと優先順位の高い使い道があるはず。

 何故、吉田市長はそこに切り込めないのでしょうか。
 とても不満ですし、本当に悔しいです。



2010年2月17日(木)のフジノ
● 新年度予算案の説明会でした

 毎年、予算議会がスタートする前に
 市長・副市長が本会議場で『予算説明会』を行なっています。

 今日、残念ながら例年通り、
 この『予算説明会』が行なわれました。


 何故、「残念ながら」と記したのかについては
 もはや毎年くりかえし書いてきたので
 説明は省略させて下さい。

 (参考までに2年前に書いた活動日記をご覧ください)

 とにかく、冊子『予算の概要』を
 市長と2人の副市長が音読するのを聴く為だけです。

 市長みずからが音読することに意味があるのでしょうか?
 この場にどんな意義を見出すべきなのでしょうか?

 7年もフジノは政治家をしていますが、
 残念ながら全く理解できないままです。

 全ての市議会議員が本会議場に集合しなければならなくて
 かつ、そこでは質疑も全く行なうこともできなければ

 市長・副市長が新年度予算案の『ウリ』について
 パワーポイントを使って分かりやすく説明する場でもありません。

 冊子を読めば分かることを
 わざわざ音読するだけのセレモニーは
 もういいかげんに廃止すべきです。

 吉田市長の就任と共に

 これまでの予算説明会とは変わった方式になるか
 そもそも廃止されるのではないか

 と期待していたのですが
 何にも変わりませんでした。本当に残念です。


● 自殺予防対策の予算案は、890万8000円でした

 さて、冊子『予算の概要』(正式な予算書ではありません)には
 市長が特にアピールしたい取り組みが
 とりあげられています。

 6つの『重点プログラム』があって
 それぞれに主な取り組みが記されているのですが

 『重点プログラム2.命を守るプログラム』の取り組み29項目のうち、
 第28番目に自殺予防対策カンケーの予算案が記されています。

 しかし、命を守るプログラムと銘打っていたら
 何故にラストから2つ後ろの28番目に紹介されているだろうか?

 優先順位は1番のはずなのに...。

 ここに載っている順番が
 市長のこころの中の優先順位とは違うと信じたいです。

 さて、その項目を紹介します。


 市長が予算説明会でこの項目を読み上げたこともあって
 説明会終了後に何名かの方々から

 「フジノくん、良かったね。自殺対策の予算、かなり増額だね」

 と声をかけて下さいました。
 (ありがとうございます!)

 確かに、フジノが当選した2003年には
 自殺予防対策の予算は『ゼロ』でした。

 それが政治家として7年間の活動の末に
 ようやく890万円まで増額されました。

 その差、890倍です。
 我ながらすごいなあと感心しました。

 ...なんて言えません!

 昨年11月に発表した『自殺対策100日プラン』の中で
 我が国は今、自殺戦争のまっただなかである、と
 政府は宣言しています。

 戦争のまっただなかなのに、
 890万円しかない予算でどこまで闘えるのか...。

 これまでだって少ない予算であっても
 関係者のみなさまと知恵をふりしぼってがんばってきたわけですが、

 政府もようやく本腰を入れてきたのに
 1000万円も超えない予算では、フジノはがっくりきています。

 例えば、890万円というのは一体どれくらいの規模なのか
 市民のみなさまにイメージしてもらう為に
 同じ800万円代の予算の取り組みを紹介しますね。


 ・『みどりの量の実態把握』869万4000円

   これまでの都市計画基礎調査等では把握しきれなかった
   実際の市域のみどりの量を把握する『緑被率調査』を実施し、
   みどりの保全および創出の為の施策実施の検討を進めます。


 ・『久里浜1丁目公園の整備』999万8000円

   実施設計の費用


 ・『防災意識の普及・啓発』898万1000円

   土砂災害ハザードマップおよび防災マップの作成
   防災に関する市民アンケートの実施
   防災講演会の開催


 ・『財政基本計画の策定』846万3000円

   本市の財政状況についての認識を市民と共有する為、
   今後の財政収支見込みを明らかにした財政基本計画を策定し、
   全戸配布します。


 これは意図的に抜き出したのではなくて、
 『予算の概要』の重点プログラムから
 800万円台の事業だけを抜き出したものです。

 お分かりいただけると思うのですが
 800万円というのは、市が何かを調査したり、設計を委託したり、
 何かの計画を作ったりするぐらいの予算規模なのです。

 こんなものなのですよ...。

 さらにフジノのもどかしさを理解していただく為に
 いくつかの取り組みを紹介します。

 市民のみなさまに愛されている真夏のイベントの
 予算規模はこんなです。

 ・『よこすか開国祭の開催』6860万2000円

   開国にぎわいまちなかイベント
   開国花火大会

 数時間の花火大会と数日のイベントの為に、
 6860万円(自殺対策予算の8倍!)の税金が使われます。

 花火大会は愛されていますし、継続すべきですが、
 単純に予算規模で比べると哀しくなってしまいます。

 一夜の華やかさと、人のいのちを守ることの重みを
 どうしてもフジノは比べてしまうのです。

 また、市民のみなさまの家屋に被害を与えている
 本来は日本にいなかった動物たちを
 駆除する為に使う予算はどんなかというと、

 ・『特定外来生物等の捕獲強化』2066万6000円

   市内全域で農業および生活に被害を及ぼし、
   生態系への影響も与えている、
   特定外来生物であるアライグマ・タイワンリスによる被害を防ぐ為に
   捕獲強化に取り組みます。

 アライグマとタイワンリスを捕獲する為に
 自殺対策の2倍の予算があてられています。

 今回は、あえて数億円レベルの大規模な公共事業は
 比較する為に紹介しませんでした。

 でも、フジノが感じているもどかしさは
 少しだけでも伝えることができたでしょうか?

 800万円台の予算というのは、このくらいの規模なのです。

 昨年に吉田市長に政権交代したにも関わらず
 予算書をざっとチェックした限りでは
 来年度も美術館は赤字を3億9400万円も出します。

 この3億9400万円(自殺対策の44倍!)の税金を
 どうして人のいのちを守る為に使えないのか。

 それがフジノにはどうしても理解できないのです。

 もちろん、予算ゼロからはじまった自殺予防対策です。
 どんな状況であろうとフジノは闘うだけです。

 1人でも多くのいのちを守ることだけが
 僕に与えられた仕事なのだと信じています。

 さあ、まもなく予算議会が本格スタートです。
 全力を尽くしていきます!



2010年2月16日(水)のフジノ
● ハイランド4丁目に『ハッピーベジタブル』がオープンしました!

 今日は、新しくオープンした『Happy Vegetable』
 お昼ごはんを食べに行ってきました。

 『HappyVegetable』は社会福祉法人・横須賀市社会福祉事業団によって
 2月15日にオープンしたばかりの、カフェレストランです。

 横須賀市には知的障がいのある方々の為の
 市立福祉援護センター『かがみ田苑』(公設民営)がありまして、
 その運営を行なっているのが横須賀市社会福祉事業団です。

 『かがみ田苑』は、知的障がいのある方々が自宅から通って
 就職にむけていろいろな活動をしたり
 ふだんの暮らしの中で必要な生活スキルの指導を受けたりする場です。

 利用できる期間が6年間と限られているのですが
 なかなか進路が見つからないまま6年間が過ぎていく人が多い、
 という厳しい現実があります。

 そこで、横須賀市社会福祉事業団自らが
 『新しい場』を創りだしたのですね。

 自ら、というのは、つまり、この立ち上げには
 市からの補助金などが1円も入っていないのです。

 『HappyVegetable』では知的障がいのある方々が
 実習という形で働きながら、
 やがて就職へとつなげていくとのこと。

 民間の事業者が自ら場を立ち上げた、ということは
 とても素晴らしいことで、とてもありがたいことだとフジノは感じます。

 さらに素敵なことに、お店の名前に野菜が冠されているのですが
 『かがみ田苑』の農園で育てた無農薬野菜を
 ランチやお弁当の食材として使っています。

 ヘルシーなごはんが食べられます!

 という訳で、さっそく無農薬のおいしいごはんを食べる為に
 ハイランドの『HappyVegetable』へ行ってきました!



 全面ガラスで開放的ですね。

 ハイランドの商店街の方々が開店祝いの花輪を出してくれてますね。
 地域に受け容れられているなあというのがとてもうれしいです。

 場所はとても分かりやすくて、
 ハイランド4丁目にある『ヨコサンスーパー』の真正面です。

 次の写真は、入り口のボードです。
 2月15日オープンですから、昨日スタートしたばかりなのです。



 19日までは『オープン特別価格』だそうです。

 豚バラ肉と大根のカレーがサラダ付で500円、
 これはリーズナブルでとてもありがたいです!



 フジノは混雑するであろうお昼時を避けていったのですが、
 ヨコサンスーパーでの買い物帰りにお茶をしに来た方々など
 順調にお客さんが入っていました。

 レジの脇には、『かがみ田苑』でつくられたグッズが販売されています。



 ごあいさつをした後、「せっかくだからのぞいていってください」と
 特別に、厨房の中に入れていただきました。

 みなさん、忙しそうに働いています。



 今はまだメニューがカレーだけだそうですが
 これからどんどん増えていくそうです。楽しみですね。


● カレー、おいしいですよ〜

 という訳で、現時点でのメニューはこちら。

 ランチとしての利用じゃなくて
 もちろんお茶をするだけのカフェ利用もOKですよ〜。



 さて、ドリンクは250円なのですが、
 カレーとセットで注文すると150円に下がるということなので、
 フジノはカレーとホットコーヒーを注文しました。



 それでは、いただきます!



 野菜がおいしい!

 そして、カレーの中に『こんにゃく』が入っていました。
 食感がすごくおもしろいです。

 フジノはおなかを減らして行ったのですが、
 この値段でこの量はかなりお得感があります。
 量が多めで、けっこううれしいです。

 「おいしかったです、ごちそうさま!」と、みなさまに再びあいさつをして、
 『HappyVegetable』を後にしました。



 かねてから書いてきたことですが、

 何かの商品を買ったり、何かを食べたりする時に、
 買う側(消費者側)はそれを作った人に障がいがあるかどうかなんて
 カンケーありませんよね?

 スワンベーカリーが愛されているのはパンがおいしいからであって
 障がいのある方々が働いていることが
 愛されている要因では無いですよね。

 そんな意味で

 フジノにとって、『HappyVegetable』は
 知的障がいのある方々が働いているという要素は抜きにして
 おいしくてまた行きたくなるカフェレストランでした。

 次のメニューもとても楽しみです。

 野菜をふだん全然とらないフジノにとって
 この無農薬野菜をつかったごはんは本当にうれしいです。
 また食べに行きたいなあ。

 ぜひあなたもハイランドに来た時は
 食べにいってみてくださいね!



2010年2月12日(金)のフジノその4
● メディア出演バブルだった昨年/今年は回復する年にすると決めたから

 昨年はフジノにとって、『メディア出演バブル』でした。

 新聞、週刊誌、月刊誌、ラジオ、テレビ、インターネット、
 あらゆるメディアにフジノは依頼されれば
 ほとんど全て応じてきました。

 大きな選挙が2つありましたから
 こちらも覚悟はしてきましたし、

 マスメディアにとりあげて頂いたことには
 今でも感謝をしています。

 しかし、『その後の影響』というか
 僕自身のこころの限界を超える量のメディアに出てしまったせいで
 いろいろな意味で
 フジノは疲れ果てしまいました。

 そこで、昨年12月末に朝日新聞夕刊の1面に掲載された
 あの素晴らしい連載記事を最後と決めて

 その後はあらゆるマスメディアからの取材を
 全てお断りしてきました。

 もちろんフジノは公人ですから

 その時その時のこのまちの抱える問題や
 政治家としての政策については説明責任がありますから
 そうしたことがらには今も
 当然ながら取材に応じています。

 そうではなくて、僕個人や家族や親しい方々の
 プライベートやライフヒストリーについて
 語らねばならない種類の取材には全てお断りしてきました。

 実際、先日も全国ネットの某テレビ局の
 取材依頼をお断りしました。

 「政治家なのに断るなんてもったいない」

 とディレクターの方に言われてしまいましたが、
 フジノは自分の宣伝になるとか
 そういうたぐいのことはどうでもいいんです。

 本当の意味でフジノを応援してきてくれた方々というのは
 テレビに出たとか雑誌に出たとかくらいでは
 別に喜んだりしてくれません。

 もともとチームフジノの仲間たちは過去2回の選挙だって、
 当選しても「おめでとう」なんて誰も言いませんでした。

 あくまでもフジノのまわりのみんなが喜んでくれるのは
 政策が実現した時、暮らしが本当に変わった時だけなのです。

 だから、「テレビに出ないなんてもったいない」
 なんて理屈はフジノにはありえないのです。

 そんな訳で、僕個人がクローズアップされるような取材については
 今年は相手にきちんと事情を説明した上で
 全てお断りさせて頂いてきました。

 それはとても固い決意だったのです。

 ●

 けれども数日前、ある新聞記者の方から電話を受けた時、
 いつもどおり一通り事情をご説明したのですが

 何故か分からないのですが、その方とお話しているうちに僕は
 何となく断りづらい気持ちになりました。

 そして、とりあえず会ってみるだけ会ってみよう、
 ということになりました。

 それは、うまくは言えないのですが
 『こころの直感』みたいなものです。

 取材そのものに乗り気ではなかったので
 相手のフルネームも尋ねませんでした。

 神奈川新聞の石橋記者という方と
 今日12日の『かながわ自殺対策会議』が終わった後に
 そのまま会場で待ち合わせる

 それだけしかメモしませんでした。


● それは運命だったのかもしれない

 けさの神奈川新聞の1面トップの記事を見て
 とてもその記事に惹かれました。

 政治家として強く問題意識を揺さぶられましたし、

 「これは僕がやらなければならない課題だ」

 と感じました。

 ふだん、新聞には世界中のあらゆる問題が載っていますから
 その1つ1つを読んでも問題意識を揺さぶられることはありません。

 ましてや新聞を読んで「僕自身が取り組まねば」と決意することは
 1か月に1度も無いことが多いかもしれません。

 しかし、けさはその記事に対して
 少なくともそう感じたのです。

 さらに、とても気になったことがありました。

 新聞記事というのは(新聞社にもよりますが)
 誰が取材をして誰がその記事を書いたのか
 という『署名』があります。

 その記事の『署名』には、石橋学、とありました。

 フジノが今日会う予定の記者は、
 神奈川新聞の石橋さんです。

 下の名前は分からないけれども、
 記事を書いた人と同一人物なのかな?

 けれども石橋という名字の人はよくいるし、
 同一人物じゃないかもしれない...。

 でも、できることならばこの記事を書いた石橋記者が
 今夜お会いする石橋記者だといいなあ、と感じたのでした。

 そうして、朝、議会運営委員会に出て、それを終えると
 急いで横浜・関内へ向かって
 『かながわ自殺対策会議』に出たのでした。

 ●

 『かながわ自殺対策会議』は17時に終わりました。

 石橋記者もマスコミの傍聴席にいるはずですが
 2人座っていた方々はフジノを素通りして帰っていきました。

 うーん、石橋記者、
 前の取材が長引いて来られないのかなあ...。

 そこで、委員長である平安先生にご挨拶をして
 今日の会議で話題になった
 横須賀市が行なう自殺未遂者支援の取り組みについて
 説明させていただきました。

 さらに横浜市こころの健康相談センターの白川センター長にもご挨拶をして
 今日の会議についてちょびっと談笑をしました。

 (お2人とも自殺対策に全力で取り組む素晴らしい方々です)

 そして、帰ろうかなと思った時、
 ついに神奈川新聞の石橋記者が声をかけてくれました。

 名刺交換を終えるとすぐにフジノは
 最も気になっていたことを石橋記者に尋ねてみました。

 「けさの1面記事を書いた石橋学さんは、あなたですか?」

 「そうですよ、フジノさん、読んでくれたんですね」

 やった!
 あの記事を書いた同一人物だ!

 これがきっと僕が
 「この人の取材は断るべきじゃない」と感じた
 その理由だったんだろう。

 世の中の多くの人々は直感とか勘を信じないと思う、
 僕だってあんまりそういうことは信じない方だけれど

 しろうとのフジノが政治家に転職をして
 毎日必死になって書類を読みまくって勉強しまくって
 情報と知識をつめこんで闘ってきたけれど

 実は、何よりも最後に信じられるのは
 直感や勘だとフジノは感じてきた。

 そして、直感の声に従って体を動かすと
 何だかうまくいくことが確かにあるのだ。

 「マスメディアの取材は全て断る」とあんなにも固く決意して
 いくつもの取材依頼をお断りしてきたのにも関わらず

 電話を受けてとりあえずは会ってみようと感じたのは、
 しかもフジノはふだん横須賀でしか取材を受けないことにしているのに
 あえて横浜で会ってみることにした気まぐれが起こったのも

 こんなすごい記事を書ける記者の方が持っている何かが
 フジノの直感にひっかかったのかもしれない。

 ひとことで言えば、運命だと思う。
 僕はそれを信じる。

-------------------------------------------

 こうして、すぐそばのファミレスに場所を移して
 石橋記者との対話が始まりました。

 石橋記者はこう切り出しました。

 「あらゆるマスコミとの取材を断っている、というのに
  今日はわざわざすみませんでした」

 僕はこころの中でさっき感じたことを思い出して
 何だか謝られたことが不思議な気がして

 「いえいえ、こちらこそ本当にすみません。
  今日の機会に感謝しています」

 と答えました。

 実際、本当に不思議な取材でした。

 すぐに終わるつもりでドリンクバーしか注文せずに
 雑談を交わすことから始まった「会うだけ会ってみよう」は

 その後、途中で2人とも夕食も注文して食べながら
 5時間も続く本格的な取材へと変わっていったのでした。

 5時間ですよ!

 1月27日からずっと
 激しいうつと無力感に襲われてきたフジノは
 この2週間ずっと、本当に他人と会話するのが嫌でした。

 それが5時間ずっと
 フルでしゃべりまくった訳ですから

 どれほど石橋記者という方が持つ
 想いや問題意識というものがフジノに響いたかということが
 みなさまにも分かっていただけると思うのです。

 しかも多くの場合、フジノはメディアの取材を受けた後、
 帰り道からすぐにうつにとらわれることが多いのですが
 それさえも起こらなかったのです。

 これはあまりにも珍しいことです。

 果たして今日の取材が
 どんな記事になるのかは分かりません。

 果たしてそもそも記事になるのかさえも
 率直に分かりません。

 でも、あえてこうしてHPに書いてみようと思ったくらいに
 取材を受けた後にもこの機会に感謝する気持ちになったのですね。

 (*ちなみに単なる『躁状態』で書いているといけないので、
   この活動日記は後日改めて何度も読み直してから
   載せることにしました。実際に掲載したのは2月21日です)

 政治家とマスメディアというのは
 一定の距離をもって監視(チェック)される存在ですが

 そうしたカンケーを理解しつつも
 共通の問題意識を持っている記者の方の存在に感謝したり、
 尊敬をするということがあるのですね。

 そんな意味で、今日はとても感謝しています。
 石橋記者、ありがとうございました。



 上の写真、フジノの笑顔が気持ちを表していますね!
 右側がもちろん石橋記者です。

 長いうつと無気力さえも少し晴れたような
 とても貴重な体験でした。



2010年2月12日(金)のフジノその3
● 横須賀市をはじめとする県内12市町、外国人の採用を「在留資格」で制限

 けさ、神奈川新聞1面のトップ記事を見てとても気になりました。
 横須賀市をはじめ、県内の12市町で
 『在留資格』によって外国人の採用が制限されているというのです。

 これまで横須賀市役所では、姉妹都市から派遣された職員をはじめ、
 国際交流を担当する部署には外国人の職員の方がいます。

 フジノもそうした方々の姿を見てきましたから
 横須賀市役所ではふつうに外国人の採用を行なってきたのだと思っていました。

 そうしたら、違うのですね...。

 法務省では正式に問題が無いとしているのに
 単に在留資格であるということだけで外国人採用を制限しているとしたら
 それは『国際海の手文化都市』のキャッチフレーズがウソになる、と感じました。

 同時に、それは優秀な人材の確保を自ら放棄していることにもなります。
 単に思考停止で『在留資格』=『受験資格なし』としていれば
 人事政策の失敗といえるでしょう。

 下にその記事を引用します。

 (2010年2月12日・神奈川新聞・1面より)

 在留資格で職員採用試験の受験資格を認めず
 神奈川県内12市町・外国人採用
 入管「民間同様に可能」


 在留資格が「留学」「家族滞在」など就労が制限されている在日外国人について、
 県内12市町が職員採用試験の受験資格を認めていないことが分かった。

 民間企業では、留学生であっても
 試験後に資格を変更し、採用されるケースが一般的。

 法務省入国管理局(入管)も

 「民間同様、自治体での就労は可能」

 との見解を示しているが、多くの自治体では詳しい検討がなされないまま、
 門戸を閉ざしているのが実情だ。

 「受験資格なし」としているのは
 横須賀、小田原、鎌倉、平塚、三浦、大和、秦野市と大磯、寒川、箱根、葉山、松田町。

 例えば留学生の場合、民間企業であれば、
 採用の見込みが立った段階で入管で手続きをすれば、就労可能な資格に変更できる。

 その上で内定、正式採用の運びとなっており、
 一般的には受験資格が認められないということはない。

 ところが、「人権担当の部署から『配慮の必要あり』と指摘があった」という横須賀市以外、
 「就労に制限がある以上採用はできず、受験もできないという認識」(小田原市)
 「民間の状況は承知していない」(大和市)などとして、
 受験制限が検討課題にも上がっていない。
 制限が設けられた経緯を把握していない自治体がほとんどだ。

 一方、受験を認めている市町村でも
 「応募例がなく、試験に受かっても採用できるかは不明」(厚木市)
 などと、規定のあいまいさが目立つ。

 横浜、川崎市では試験は受けられるものの、
 採用には永住資格や日本人との結婚といった
 就労目的では変更できない資格が必要で、事実上、門戸は閉ざされている。

 こうした対応に、入管からも疑問の声が上がる。

 「公務員就労を制限する規定はない。
  民間でも外国人採用が広がり、その知識、能力を生かしたいという採用側の意向に、
  こちらも柔軟に対応しているのだが」。

 入管入国在留課は、事務職は「人文知識・国際業務」、
 技術職は「技術」への変更で採用の道は開かれるとの見解を示しており、
 県内で唯一「採用可能」と明言する県によると、
 東京入管横浜支局に問い合わせたところ、他自治体で前例があることを伝えられたという。

 県内の外国籍住民はこの5年で14.9%増え、約17万5千人。
 昨年各自治体に外国人施策のアンケートを行った市民団体
 「民族差別と闘う神奈川連絡協議会」の大石文雄さんは

 「在留資格による制限は、
  積極的に外国人を採用しようとしない行政の姿勢を映し出している」と指摘。

 「定住化が進み、就職を迎える外国籍の子どもも増えていく。
  国際化の現実を見据え、門戸を開いておくべきだ」

 と話している。

 ◆在留資格と就労制限

 国内で就労ができない在留資格は「留学」「就学」「家族滞在」など。
 就労制限のない永住資格を得るには10年以上の在留が必要で、
 それまでに就職時期を迎える若年層が増えることが今後予想される。

 法務省の調査では
 2008年に日本企業に就職することを目的とした資格変更は約1万1千件。
 5年前の約3800件から3倍近く増えている。

 (石橋 学)
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 (引用終わり)


 以上が1面トップの記事でした。

 唯一救われたのは、記事の中で

 >ところが、「人権担当の部署から『配慮の必要あり』と指摘があった」という横須賀市

 という一文があったことです。

 横須賀市の人権・男女共同参画課は優秀で良かった!
 問題を問題として認識しているということは、改善される日も近いはず。

 さらに神奈川新聞は、社会面でも大きく報道していました。

 その内容は以下のとおりです。


 (2010年2月12日・神奈川新聞・社会面より)

 地方公務員、在留資格で受験制限
 第2の国籍条項に
 新たな壁、子らに危惧


 地方公務員の採用試験で、在留資格によって設けられた受験制限。

 外国人採用を認めてこなかった国籍条項が撤廃されて10年余がたつが、
 在留資格が新たな壁となっている格好だ。

 外国籍の子どもたちを支援する関係者からは

 「国際化が進む地域の現実に即していない。
  このままでは『第2の国籍条項』になってしまう」

 と危惧する声が上がる。

 夕暮れ時、学校帰りの子どもたちの弾むような声が響く。
 中国、フィリピン、タイ、ウクライナ、ロシアと国籍は様々。

 横浜市南区にある「信愛塾」は、
 在日外国人の子どもの学習支援を行なっているNPO法人だ。

 約30年前、地域や学校で
 孤立しがちな在日コリアンを支える場として始まり、
 今ではニューカマーの子どもたちが中心だ。

 県民約900万8千人のうち、外国籍は約17万5千人。
 県民50人に1人が外国籍の計算だ。

 中国、フィリピン国籍の増加が目立ち、
 塾の日常はその縮図。

 事務局長を務める大石文雄さんは

 「この子たちもあと数年で就職を迎える。
  定住化も進み、やがて公務員として働きたいという若者も
  出てくるはず」

 と見通す。

 そこに立ちはだかる在留資格による受験制限の壁。
 脳裏で結びつく記憶がある。

 在日コリアンの権利向上を求め、外国人の地方公務員就労に道を閉ざす国籍条項の
 撤廃運動が広がったのは1990年代後半のこと。

 大石さんは市民団体の代表として、その先頭に立ってきた。

 「在日は公務員になれない」という壁が、
 どれだけ日本人と机を隣にした在日の若者の可能性を摘み、
 劣等感を刻み付けてきたか。

 その裏返しとして、どれだけ日本社会の差別意識を助長し、
 国際化を妨げてきたか−。

 その目に、在留資格による制限は「第2の国籍条項」に映る。

 民間企業では、留学生を中心に
 外国人を積極的に採用する動きが進む。

 大手コンビニのローソンでは昨年採用した
 正社員約120人のうち、3分の1が外国籍。

 「期待しているのは多様性。
  日本人だけでは出てこない新しい発想を求めている」

 いずれも将来、管理職や役員になる人材としての位置づけだ。

 一方で変わらぬ役所の閉鎖性、
 外国人を地域を構成する市民として見ることができない
 認識の低さ。

 午後6時半、勉強を終えたスリランカ国籍の女の子が
 目を輝かせた。

 「受験まであと少し。頑張ります」。

 両親と来日して1年だが、母国語と日本語を使いこなす
 聡明で利発な中学3年生。

 大石さんは思いを新たにする。

 「今後はこうした多言語、多文化を備えた子どもたちが
  必要とされ、社会を担っていく。
  役所の人たちにはこの現実を知ってほしい」

--------------------------------------------------------------
 (引用終わり)


 これは、いま政府が法案化しようとしている
 政局的な思惑が絡みついた
 外国人への参政権付与の問題とは全く性質が違います。

 『働くこと』というのは、人が生きていく根っこの問題です。
 それを制限してしまうのはとてもまちがっています。

 しかも法的には採用することに問題が無いにも関わらず、
 さらに民間企業ではすでに当然のこととして採用をすすめているのに

 公務員だけが受験そのものも制限しているとしたら
 それは明らかに市民のみなさまの側にとっても『損失』となっています。

 フジノはこれまで市職員の採用において
 障がいのある方々を排除するような『欠格条項』の廃止を求めてきました。

 障がいのある方々が職員となることを排除するような市役所では
 人事政策の観点からも、組織のマネジメントの観点からも、ダメです。

 こうした事柄を『人権問題』として語る方々も多いかもしれませんが
 フジノは違います。

 単に人権問題としてだけではなくて、
 強い組織をつくり運営していくという経営の視点から判断しています。

 現実的に、障がいのある方々をたくさん雇用している会社というのは、
 業績も優れていることが極めて多いのです。

 それはつまり、人材マネジメントがとても有効に機能しているからです。

 今回の『在留資格』による外国人の排除も、同じです。
 こんなことで排除をするような組織は、弱くてもろいダメな組織です。

 当然ながら理不尽な排除ですから
 『人権』の観点からも誤りです。

 しかし、優秀な人材を雇うことを根拠が無くて制限しているのですから
 何よりもまず市民のみなさまにとって『損失』を与えていることになります。

 だから、フジノはこの問題を
 横須賀市が先頭を切って改善できるようにしていきたいと考えています。



2010年2月12日(金)のフジノその2
● かながわ自殺対策会議へ

 議会運営委員会の後、いくつかのヒアリングをして
 大急ぎでごはんを食べてから、横浜・日本大通へ向かいました。

 産業貿易センターの地下1階の会議室で行なわれた
 『かながわ自殺対策会議』を傍聴する為です。

 この『かながわ自殺対策会議』のメンバーには、
 横須賀の自死遺族の支えあいの会でファシリテーターをして下さっている
 全国自死遺族支援センターの杉本さんもいらっしゃいます。



 この会議は、『神奈川県』と『横浜市』と『川崎市』の
 1県2政令指定都市によって合同でつくられています。

 そもそも2006年3月に厚生労働省が、

 「官民を超えたあらゆる組織・団体によるネットワークで
  自殺対策をすすめていく為に自殺対策連絡協議会を設置すべきだ」

 という通知を『都道府県』と『政令指定都市』に出しました。

 しかし、地域の特性に応じたきめ細かな自殺対策を進めていく為には
 「県のような広い範囲ではなく、市町村ごとに設置すべきだ」
 という立場をフジノは取ってきました。

 そこでわれらが横須賀市ではあえて『単独の市町村』として
 独自に『横須賀市自殺対策連絡協議会』
 2006年12月に立ち上げました。

 当時、単独の市町村でこのネットワークを立ち上げたのは
 全国的に見ても横須賀市だけでした。

 (今もフジノは誇りに感じています)

 一方で、2007年8月に立ち上がった
 県・横浜市・川崎市による『合同での取り組み』にも
 ずっと関心はありました。

 何故なら、横須賀市民の多くの方々は通勤・通学で
 横浜・川崎をはじめ、県内全域で日中を過ごすことが多いからです。
 どんな取り組みをしているか、知る必要があります。

 そこでこれまでもフジノが傍聴できない時は、
 保健福祉大学の学生さんに傍聴をお願いしたりしてきました。

 今回ようやくスケジュールが合って、
 フジノ自身が傍聴しにいくことができました。


● かながわ自殺対策会議の様子はこんなでした

 メンバーは25名です。

 先進的な自殺対策の取り組みで全国的にとても有名な 
 平安良雄先生(横浜市立大学・教授)が座長です。

 そして、残り24団体・組織は...

 ・横浜弁護士会

 ・神奈川県司法書士会

 ・神奈川新聞社

 ・神奈川県医師会

 ・神奈川県精神科病院協会

 ・神奈川県精神神経科診療所協会

 ・神奈川県経営者協会

 ・日本労働組合総連合会神奈川県連

 ・神奈川産業保健推進センター

 ・神奈川県社会福祉協議会

 ・神奈川県老人クラブ連合会

 ・私立中学・高等学校協会

 ・かながわ女性会議

 ・横浜いのちの電話

 ・神奈川労働局

 ・神奈川県警札本部

 ・神奈川消防長会

 ・神奈川県教育委員会

 ・神奈川県市長会

 ・神奈川県町村会

 ・神奈川県

 ・横浜市

 ・川崎市

 ・全国自死遺族総合支援センター

 すごい数ですね。さらに会場の会議室内には、事務局として
 県・横浜市・川崎市の職員さんたちがたくさん座っていました。
 横須賀市の協議会に比べてかなり大規模です。

 けれども横須賀市の協議会でもそうなのですが
 2時間のあいだ、ちゃんと発言したのはわずか数名だけでした。
 年2回しか無い機会なので、このことは本当に残念です。

 さて、今日のプログラムは大きくわけて7つでした。

 1.今年度(09年度)の普及啓発活動について

 2.来年度(10年度)の活動について

 3.国の自殺対策の動向について

 4.かながわ自殺対策会議メンバーである各機関・団体の取り組み

 5.かながわ自殺対策会議が『後援』した普及啓発活動の報告

 6.県警が提供した自殺統計データを解析した結果について

 7.その他



 配られた資料はこちらです。

 ・部会の開催報告

 全体会の下に、機動性を高める為に少人数の部会を設置しています。
 横須賀市の場合にも、ワーキンググループを設置しています。

 ・自殺予防啓発街頭キャンペーンの実施結果

 県・横浜市・川崎市と合計5ヶ所で配布したそうですが
 どのキャンペーンにも県知事や両市長は参加していないそうです。

 横須賀市では、前市長の時代から必ず初日は市長が参加しています。
 自殺対策はトップの意識が重要ですから、
 県・横浜市・川崎市もそれぞれトップが街頭に立つべきですね。

 ・自殺対策の出前講座メニュー案/啓発用リーフレット

 まだ実現していないのですが、学校の教職員を対象にした
 出前で講座を開催するというものです。

 今すぐ生徒を対象にするのは機が熟していないということでした。

 しかし、横須賀も同じですが、一刻も早くこどもたちに向けた
 自殺予防教育を実践していかねばダメです。

 自殺予防教育を学校現場へ導入すべきだという提案は
 フジノは当選した2003年からずっと続けているのですが

 日本の自殺予防対策の第一人者である高橋祥友先生は
 すでに1999年には青少年向け自殺予防教育のプログラムを確立して
 世間にその必要性を訴えています。

 こどもたちに対して適切な自殺予防教育をおこなうことは
 やがて彼ら/彼女らが親になった時にも有効です。

 自分を大切にすること、苦しい時に他者へ相談できるようになること、
 こうした自尊感情を高めることや助けを求めるスキルを持つことは
 絶対に必要なのですね。

 これはぜひ県がリーダーシップをとって早く実現してほしいです!


(明日に続きます)


2010年2月12日(金)のフジノその1
● まもなく予算議会がスタートします!/議会運営委員会でした

 まもなく来年度予算案を議論する『予算議会』がスタートします。

 その予算議会を前に、通称『事前議運(じぜんぎうん)』と呼ばれる

 本会議や委員会のスケジュールや
 市長から提案された議案と
 それぞれを議論する委員会などを確認する為の

 議会運営委員会が今日開かれました。
 (配られた資料はこちら

 まず、2月17日に市長・副市長から
 来年度予算案について市議会議員に対して説明会があります。

 この日からが実質的な予算議会のスタートです!

 フジノ事務所の掲示板にも
 予算議会の日程を告知するポスターを貼り出しました。
    ↓



● 政治家としての分かれ道

 今回の予算議会で議論されるのは
 吉田市長が組んだ初めての新年度予算案です。

 市民のみなさまとの契約であるマニフェストの実現に向けて
 どれだけ踏ん張れたかどうか、ここで吉田市長の真価が問われます。

 フジノの吉田市長への想いを率直に記せば、
 この半年間にわたって
 本当にガマンできないことがすさまじくたくさんありました。

 『すぐやる』項目のマニフェストが全然実現できていないにも関わらず
 他人の選挙を応援しに鎌倉へ行ったり

 激しい財政危機であるにもかかわらず
 市長の給与カットがわずか10%だったことには
 リーダーの在るべき姿勢として
 激しく失望しましたし、

 原点であるハコモノ3兄弟(美術館・芸術劇場・ソレイユの丘)への
 改革を進める強い意思が全く見られないこと

 施設も増やさない/在宅サービスも増やさないままで
 マニフェストのシンボル施策である
 『特別養護老人ホームの待機者数』を
 任期中にはほとんど減らせない見通しであることや

 市長の専権事項である『人事権』であるにもかかわらず
 副市長人事だけでなく
 教育長人事でも
 リーダーシップを発揮できなかったことなどをはじめ

 予算編成の大切な時期であるにも関わらず
 駅立ちを始めたことや

 ごみ処理施設をフジノの大切な故郷である西地区へ
 あまりにも突然に決定したことなど

 もはや『怒り』を通り越して
 フジノは『無気力』になってしまうほどに
 うんざりさせられることの方が多かったのが『事実』です。

 市民のみなさまが想像している以上に
 フジノは吉田市長に強く失望しています。

 けれども、

 「とにかく来年度予算案ができるまでは
  どんなにイヤなことばかりでもガマンしよう」

 と昨年の市長当選時から決めてきましたし、
 市民のみなさまにもそうお伝えしてきました。

 今、フジノは分かれ道の前に立っているのを自覚しています。

 これから発表される 
 来年度予算案しだいでは

 もう2度と吉田市長の側に立つことが無くなるかもしれません。

 あるいは、改めて今後も納得できないことにもガマンをしながら
 マニフェスト実現をさらに進めていく為に
 再び勝手連として
 サポートしていくようになるかもしれません。

 全ては来年度予算案しだいです。
 今が最後の分かれ道だとハッキリと自覚しています。



2010年2月11日(木)のフジノ
● 大熊一夫さんが横須賀で講演をします!

 フジノのヒーローである大熊一夫さんが
 6年ぶりに横須賀で講演をします!

 バザーリア賞受賞記念作である名著
 『精神病院を捨てたイタリア、捨てない日本』を出版してからというもの、
 今、再び大熊さんブームが来ている感じがします!

 いろいろな講演・シンポジウムにひっぱりだこの大熊さんを見るにつけても
 大熊チルドレンの1人であるフジノは、とてもうれしいです!



 障がいのある方々のご家族らをはじめとする関係者による
 『障害者施策検討連絡会』という組織があるのですが
 その学習会として、今回の企画が実現しました。

 申し込みなしで、無料で誰でも参加自由です。

 残念ながら当日は市議会・本会議のまっただなかの為、
 フジノ自身は行くことができないのですが、ぜひみなさまご参加ください!



 「地域で暮らす仕組みづくり」
 〜精紳病院を捨てたイタリア 捨てない日本〜


 講師:大熊 一夫(フリージャーナリスト)
 日時:2月19日(金)14:00〜16:00
 場所:総合福祉会館5階ホール

 (チラシの紹介文より)
 恒例となりました障害者施策検討連絡会の学習会を開催いたします。
 昨年は『障害者権利条約と障害者自立支援法』というテーマで
 学習会を開催しました。

 そこで、今年はメインテーマを「地域で暮らす仕組みづくり」とし、
 精紳保健最先進国イタリアでの実践を例として学習会を行います。

 講師には、39年前に『ルポ・精紳病棟』、
 そして昨年『精神病院を捨てたイタリア 捨てない日本』を執筆し、
 日本の精神保健の実態に大きな問題を提起された
 大熊一夫さんをお招きします。

 今回の学習会を契機に

 「誰もが自分の望む地域で暮らす権利がある」ということについて
 考えていく機会になればと思っています。

 ※参加するときに予約は必要ありません。直接会場までお越し下さい。
 ※手話通訳とOHPによる要約筆記が付きます。
 ※会場の駐車場には限りがありますので、公共交通機関をご利用下さい。

 (連絡先:障害者施策検討連絡会・代表 大武勲 046−843−7402)



2010年2月9日(火)のフジノその1
● 『言論NPO』と意見交換をしました

 『認定非営利法人・言論NPO』という硬派の団体があるのですが
 わざわざ東京から横須賀までフジノに会いに来てくれました。

 昨年フジノがマニフェスト大賞を受賞したことから
 フジノの活動に関心を持ってくれたそうです。

 そこで今夜19時30分から21時まで1時間半にわたって

 真の意味でマニフェストを浸透させていく為の活動の在り方や
 民主主義を根づかせていく為の活動はどう在るべきかなどについて

 意見交換を行ないました。

 市民のみなさまには全くなじみが無いとは思うのですが
 政治家であれば『当然、誰もが知っているべき団体』の1つなのですね。

 その活動はもう9年目になるのですが
 フジノが持っているイメージは「とにかく『硬派』!」という感じ。

 民主主義をこの国に根づかせていくという大切な理想を実現する為に
 地道ではあるけれども、尊い活動をしてくれている団体です。

 HPから団体の自己紹介の文章を引用させていただくと、

 > 「政治やこの国の将来は
 >  私たち有権者自身が選ぶものである」
 >
 > という強い思いから、
 >
 > 有権者のみなさまに
 > 政治や政策を判断する材料を提供する為に、
 > 政権の政策やマニフェストの評価を行っている非営利組織です。



 『言論NPO』が最近出版したブックレットを購入させてもらいました。
 この本を紹介する文章を引用させていただきます。


 > 私たちはこの度、その評価活動の一環として、
 > 新刊ブックレット『鳩山政権の100日評価』を出版いたしました。
 >
 > 今回の100日評価は、
 > 今年7月の参議院選挙の際に
 > 私たちが実施する本格的な政策評価に向けた
 > いわば中間報告という形となっております。
 >
 > 各種政策の「評価」において何がポイントとなるのか、
 > 政権の政策において何が評価され、何が問題となっているのか、
 >
 > そして、どんな形であれば
 > 国民との約束を軸とした政治に向かうのか
 >
 > といった点を、各分野の専門家の皆様のご協力を得て
 > まとめた書籍となっております。


 とても熱いですね。いいですね〜。

 (画像:NPOの紹介の資料と、最新ブックレットを持つフジノ)


 ぜひみなさまも『言論NPO』の活動に
 注目してみてくださいね。


● より良い『民主主義』を実現していく為に

 かねてからくりかえし申し上げてきた通り、
 フジノは『マニフェスト至上主義者』です。

 どれほどフジノが吉田市長を勝手連として選挙で支援してきたとしても
 当選後の彼が自らのマニフェストを裏切ることがあれば
 徹底的に厳しく批判をしてきました。

 敵対した陣営の方々よりも誰よりもフジノが
 厳しい態度で臨んできたはずです。

 それは吉田市長個人の存在よりも
 市民のみなさまとの契約であるマニフェストの方が大切だからです。

 何故そんなにもマニフェストを大切にしてきたかと言えば、
 『民主主義』を本来の在るべき姿に戻すという『目的』を実現する為にも
 マニフェストは重要な『手段』だったからです。

 マニフェスト(政策集)本位で政治家を選ぶということは

 市民のみなさまが
 それまでの全てのしがらみから解放されて
 あくまでもあなた自身の想いにしたがって
 このまち/この国の未来を決めていくことができる

 ということなのですね。

-----------------------------------------------

 ただ...

 『民主主義』という制度が本当にベストなものなのかは
 日本よりも民主主義が進んでいると言われている国々を見ても
 例えば、アメリカやイギリスを見てもまだ分かりません。

 自殺がほぼゼロのブータン王国では『立憲君主制』ですし、
 とても経済が好調なシンガポールはある意味で『独裁政治』です。

 こうした国々は日本よりも国民がより幸せそうです。
 そうすると、『民主主義』よりもより良い制度なのかもしれません。

 つまり、『民主主義』は完全では無いのです。

 そんな風に悩み迷いながらも、今フジノの目の前にある
 現実の日本はいちおう『民主主義』の国です。

 しかし、『なんちゃって民主主義』な上に
 『おまかせ民主主義』の、中途半端な状態です。

 だからこそ、今この現実の中で
 より良い『民主主義』を実現する為に闘うしかない。

 それがフジノの想いです。

 ふだん、いち市議会議員として活動しながらも
 いつだって市民のみなさまに『民主主義』を実現してもらえるように
 必死に意識しながら働いてきました。

 今日の『言論NPO』との意見交換をつうじて
 どんな形で一緒に闘っていくことができるのかは見えませんでした。

 けれども、僕たちの目標(=より良い民主主義の実現)は
 同じはずです。


 (言論NPO資料より)


 『言論NPO』と直接的に協力はできなくても、
 民主主義の実現に向けて今まで以上にフジノが活動していくことで
 共通のゴールへと近づくことができればと願っています。

 100年以上かかることかもしれません。
 自分が生きている間には実現しないかもしれません。

 それでもあきらめません。


 改めてそんなことを決意しなおした
 有意義な意見交換でした。



2010年2月8日(月)のフジノ
● 2009年度ラストの『自死遺族の支えあいの会』でした

 今日は、『自死遺族の支えあいの会』が開催されました。

 大切な方を自殺によって失なったご遺族の方々が
 安心して胸のうちを語りあうことができる場が必要です。

 2007年12月からスタートして、2ヶ月ごとに開催してきました。
 今回が第14回目でした。

 昨年12月12日の活動日記でも報告しましたが、
 この『支えあいの会』をより良いものとしていく為に

 前回(第13回目)から『NPO全国自死遺族総合支援センター』
 『ファシリテーター』を委託しています。

 『ファシリテーター』というのは耳慣れない言葉だと思いますが
 司会や進行役と役割そのものは似ているのですが

 参加して下さった方々のこころの動きや
 全体の場の雰囲気を見つめながら

 例えば、参加している方々誰もが発言できるように、とか
 参加している方々同士がお互いに理解しあえるように
 適切なタイミングで介入するなど、多くの役割を果たす存在です。

 第12回目までの『自死遺族の支えあいの会』では
 専門の研修を終えた横須賀市の精神保健福祉相談員/保健師が
 ファシリテーター役を務めてきました。

 もちろん、これまでも良かったと思います。
 しかし、さらにより良いものへと常に改善していく必要があります。

 そうした想いの中で、ファシリテーターを委託することになりました。

 自死遺族のわかちあいを行なう場のファシリテーターは
 やはり『当事者性』(=ファシリテーター自身が自死遺族であること)が
 求められるのではないか、とフジノは考えています。

 こうして、前回から『全国自死遺族総合支援センター』の代表である
 杉本さんに横須賀に来ていただいています。

 (写真:本日の支えあいの会終了後、杉本さんとフジノ)


 支えあいの会の場での参加者の方々が語られたことは
 一切ここには記すことはできませんが、

 今日は、前回の参加者数を大きく上回る
 多くの方々に参加していただけたことだけは記したいと思います。

 かねてから自死遺族支援に取り組んでこられた
 杉本さんが来て下さったことがとても心強くて
 あらゆるところで宣伝してきた効果があったのかもしれません。

 これからはじまる予算議会の場で
 正式に来年度予算案が可決されなければいけませんが
 今後ともファシリテーターをお願いしていけたら、とフジノは願っています。

 そして、1人でも多くのご遺族の方々に
 語ることができなかった胸の奥にしまわねばならなかった想いを
 ぜひ安心して語りに来ていただきたいと強く願っています。


● 次回からのスケジュールです

 『自死遺族の支えあいの会』の
 2009年度(2008年4月〜2009年3月)は今回がラストでしたが、
 もちろん来年度(2010年4月〜2011年3月)も開催します。


 開催場所もこれまでの逸見の保健所の『会議室』から
 新たに『リハプレイ室』へと変更しての開催となります。

 この変更によって、参加者の方々が
 よりリラックスして過ごせるようになると思います。

 さて、今後の開催スケジュールは次の通りです。


 <2010年>

 ・4月19日(月)10:00〜12:00

 ・6月21日(月)10:00〜12:00

 ・8月16日(月)10:00〜12:00

 ・10月18日(月)10:00〜12:00

 ・12月20日(月)10:00〜12:00


 <2011年>

 ・2月21日(月)10:00〜12:00



 参加を希望する方はどうぞ直接に会場へいらして下さいね。
 どうかご利用下さい。よろしくお願いします。



2010年2月4日(木)のフジノ
● 自殺未遂に追い込まれた方々を守る為に/新たな支援策を神奈川新聞が報道!

 1月24日の活動日記で報告した
 自殺未遂へと追い込まれてしまった方々への支援に向けて
 新たに横須賀市がスタートさせた取り組みを
 神奈川新聞が報道してくれました。

 しかも、社会面1面(テレビ欄の裏、4コマ漫画があるページです)に
 ドーンと本当に大きく掲載してくれました。

 社会面1面というポジションは、新聞紙では1面の見出し&テレビ欄に続いて
 読者に最も読まれているページです。

 どれだけ本当に必要な情報であっても、
 政治・行政の広報/情報発信だけでは市民のみなさまに行き届きません。

 だからこそ、新聞を筆頭に、マスメディアによる情報発信は
 絶対に必要不可欠な存在なのですね。

 そして、横須賀市の自殺予防対策がこうして報道されることによって
 単に『情報』として広く知られるという効果だけではなく、

 「横須賀市の政治・行政は『いのち』を守るのだ」

 という『強いメッセージ』を
 市民のみなさまと読者の方々へ伝えるという大きな効果もあります。

 こうした理由から、フジノは横須賀市の取り組みだけでなく
 全国の自殺予防対策の取り組みが
 少しでも多くマスメディアに報道されることを
 いつも願っています。

 その意味で、日頃から自殺予防対策について報道して下さる
 神奈川新聞には、とても感謝しています。

 それでは記事を引用させていただきます。

 (2010年2月4日・神奈川新聞より)

 自殺未遂者を支援へ/横須賀市、再発防止に向け
 病院と相談員連携


 自殺を図って一命を取り留めた人が再び自殺を試みないように、
 横須賀市は2010年度から横須賀共済病院(同市米が浜通)と連携した
 自殺未遂者対策に乗り出す方針を固めた。

 本人の同意を得て病院側から連絡を受けた市保健所が
 本人と面接し、必要な支援を行う。

 自殺未遂者の4割は過去にも自殺を図った経験があるとの調査結果もあり、
 未遂者への支援策として効果が期待される。


 横須賀共済病院は同市内で唯一、
 生命に危険が及ぶような重症・重篤な患者に対応する
 3次救急を担う救命救急センターがある。

 このため、市消防局が自殺を図った人を搬送した医療機関のうち、
 09年は同病院が7割近くを占めた。

 同病院によると、同年に自殺を図り受診した患者は136人で、15人が死亡した。
 医薬品の大量服薬などの中毒患者が全患者の8割近くを占めたが、死亡者は1人だけだった。

 構想では、病院で治療や診察をした後、
 ケア対象選定基準によって
 病院側が患者に保健所を紹介する。

 本人が同意した場合、保健所の精神保健福祉相談員が面接して
 問題解決に必要な専門機関につなげる。
 場合によっては家族に対しても支援を行い、必要な機関につなげる。

 これまで、自殺未遂者に絞った形での自殺予防対策は行っていなかった。

 早い段階から病院の協力を得て本人と接触することで
 支援体制を充実させ、自殺予防を図る。

 市によると、県内の自治体では初めての取り組みという。

 市は今後、同病院と協議して
 ケア対象者の選定基準などを具体的に詰め、10年度から実施する意向だ。

 横浜市立大精神医学教室自殺予防研究チームが07年に発表した調査結果では、
 同大付属市民総合医療センター(横浜市)の
 高度救命救急センターに搬送されて入院した自殺未遂者の42%は
 過去に自殺を図った経験があった。

 研究チームのリーダーだった同大学の河西千秋准教授は

 「医療スタッフが対応について学び、
  他職種の専門職がチームとしてかかわるような枠組みができれば有効だろう」

 と話している。

 (佐藤浩幸)


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 (引用おわり)

 記事の中では、かつて市民病院にて自殺対策の講演を行なっていただいた
 河西千秋先生(横浜市立大学)のコメントも掲載されています。

 そのコメントの中身について、
 次に触れたいと思います。


● 新たに研修も行ないます!

 神奈川新聞の記事では、自殺未遂へと追い込まれた方々の支援に
 全国でも最も先進的に取り組んできた
 河西先生(横浜市立大学)のコメントが掲載されています。

 「医療スタッフが対応について学び、
  他職種の専門職がチームとしてかかわるような枠組みができれば有効だろう」

 河西先生のおっしゃるとおりだとフジノも考えます。

 ・医療スタッフが自殺に対する知識とその対応について学ぶこと

 ・多職種によるチームで未遂者に関わる仕組みをつくること

 そこで、この2つのうち、まず1つ目について具体的な対応として
 横須賀市では新たに2つの研修を3月に開催します。

 (1)救命救急関係者基礎研修

 この研修の対象者は『救急隊員』と『救急病棟を持つ病院の医師』です!

 河西先生が指摘されておられるように
 実は、医療スタッフも自殺未遂への対応に悩んでいます。

 この国では精神科のドクターでさえも自殺対策に弱くて、
 自殺未遂に追い込まれた方々の受診をしばしば拒否することがあります。

 そんな現実があるからこそ、こうした研修はとても有効です。

 忙しい救急隊員の方々と救急病棟のドクターの方々が
 どれだけ参加してもらえるかが勝負ですから
 今回だけでなく、くりかえし開催していく必要があります。

 しかし、全国的に見てもようやく厚生労働省が
 医療従事者むけの研修に乗り出したばかりですから

 横須賀市でこの研修が開かれることは
 とても大切で、とても素晴らしいことです。


 (2)自殺未遂者への具体的介入研修

 この研修の対象者は『相談援助職』の方々です。

 自殺未遂へと追い込まれた方々を
 再び自殺へと追い込まない為には生活支援が必要です。

 誰だって、自殺へと追い込まれたストレスフルな環境へそのまま戻れば
 再び自殺へと追い込まれてしまうのは当然なことです。

 だからこそ、その原因となった様々な要因(社会的/経済的/心理的な要因など)を
 いろいろな職種からなるチームでサポートしながら解決へと導く必要があります。

 その為には医療スタッフだけではなく、
 ソーシャルワーカーの存在が必要不可欠なのです。

 こうした方々を対象にしたのが今回の研修です。

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 河西先生がコメントして下さったことに先回りして
 横須賀市はすでに動き出しています!

 こうした取り組みは必ず成果を挙げていきますので、
 市民のみなさま、どうか見守っていて下さいね。

 自殺予防対策を実現すべく政治家になったフジノですから
 これからも自殺ゼロに向けてあらゆる政策を提案しつづけていきます。



2010年1月31日(日)のフジノその1
● 第6回リリー賞(精神障がい者自立支援活動賞)選考委員会でした!

 今日は、東京・青山1丁目にある
 日本イーライリリー株式会社の東京支社に向かいました。

 ここで『第6回精神障がい者自立支援活動賞』(通称:リリー賞)の
 選考委員会が開かれました。



 精神障がいのある方々自らが偏見の解消と積極的な社会参加の為に
 全国で本当にたくさんの様々な活動を行なっていらっしゃる訳ですが

 そうした活動を積極的に応援していきたい
 という想いが、リリー賞にはこめられています。

 今回は、過去最多84もの応募がありました。

 応募の締め切りから今日に至るまで
 事務局の方々による『事前審査』がありました。

 また、あらかじめフジノたち選考委員会メンバーにも
 応募書類が送付されて
 『メンバー個人での審査』を行なってきました。

 そして今日は、最終的にメンバー全員で議論を行なって、
 ついに『リリー賞』を選ぶのですね。


 ところで、精神保健医療福祉の世界におけるすごいメンバーに囲まれて
 選考委員はみんな対等であるとはいえ、フジノはかなり緊張しました。

 フジノの左隣には佐藤光源先生と高橋清久先生、
 右隣には寺谷隆子先生、真正面には大島巌先生です...(汗)。

 こうしたものすごいメンバーの中で、
 若造にすぎないフジノが意見を言うのはものすごいプレッシャー。

 しかも、先生方と真逆の意見を言わねばならない時には
 ものすごくドキドキしてしまいました。

 それでも、どんな時でもどんな相手に対しても
 ハッキリと意見を述べるのが政治家フジノの持ち味だからこそ
 ここにも招かれてきているのだ、

 絶対に形だけの選考委員会になんて絶対にしない、

 そう決意して、あえてたくさんの意見を述べさせていただきました。
 ずっと、額に汗がだらだらと出てしまいました...。

 でも、そんな若造フジノの意見に対しても、
 先生方は不快な表情をされることも全く無く
 むしろ、ものすごく丁寧に反論やご意見をくださいました。

 (すごく勉強になりました。ありがとうございます!)

 こうして、2時間にわたってびっちりと選考委員会は続きました。
 とても充実した時間でした。

 最終的に選考委員会メンバーの『総意』で
 2つの受賞者を決めさせていただきました。

 発表は、表彰式にて行なわれます!

 下の写真は、選考委員会メンバーの
 澤田優美子さん(第1回リリー賞受賞者)と高橋清久先生です。



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 さて、表彰式(&同時にシンポジウムも行ないます)は
 2月20日です!

 ぜひたくさんの方々におこしいただきたいと願っています!

 先日の活動日記に続いて再び紹介しますが、
 表彰式とともにシンポジウムも開催します。

 タイトルは

 『障害者』から『障碍者』へ。さらに...
 〜「精神障害者」の呼称と表記を考えるシンポジウム〜


 です。


 (チラシのPDFファイルはこちらです。ご覧下さい)

 当日のプログラムはこちらです。

 13:00 表彰式&受賞者の活動紹介
           プレゼンテーター:萩原流行(俳優)

 14:30 シンポジウム 「障害者」から「障碍者」へ。さらに...
        〜「精神障害者」の呼称と表記を考えるシンポジウム〜


       ●豊田 徳治郎(芦屋家族会会長)
          「精神障害」関係者こそ、呼称と表記にこだわろう

       ●増川ねてる信浩(WRAPファシリテーター)
          「精神障害者」「当事者」「コンシューマー」
          〜呼称をめぐる当事者アンケートから〜

       ●當山 日出夫(立命館大学客員研究員)
          「碍」の字と改定常用漢字表試案

       ●佐藤 光源(東北福祉大学大学院教授)
          呼称と表記の変更は精神医学をどう変えるか?
          〜統合失調症への呼称変更の経験から〜

       ●座長:高橋 清久(精神・神経科学振興財団理事長)

 17:00 終了

 ぜひ全国からたくさんの方々に
 おこしいただきたいと願っています!



2010年1月27日(水)のフジノその2
● 新しいごみ処理施設の建設予定地は長坂5丁目になりました

 あまりにも突然の発表に
 怒りを通り越して、むなしくなりました。

 吉田市長の今回の決定に
 フジノは全く賛成できません。

 決定のプロセスも含めて、また、発表の仕方も含めて
 完全に反対です。


 美術館建設に反対運動が起こったのも
 長井海の手公園ソレイユの丘に反対運動が起こったのも

 あまりにも市民不在で行政が決めてしまう
 そうした在り方への怒りがあったはずです。

 それを何故、ともに反対運動を闘った吉田雄人が
 市長になったら途端に歴代市長と同じことをするのだろうか。

 僕はあまりにも情けなくて
 本当に悔しいです。

 こんなことを吉田市長が行なった以上は
 信頼関係を保つことは完全に不可能です。

 今日を最後に、吉田市長の駅立ちには参加しませんし
 そのことは吉田市長にもそうお伝えしました。

 こんな民主主義の冒涜は絶対に許せないからです。

 フジノにとって、吉田市長への信頼はゼロになりました。
 もうこれ以上、彼を支えることはフジノには不可能です。



2010年1月26日(火)のフジノその1
● 日本対がん協会の方と意見交換をしました

 今日は『財団法人日本対がん協会』の本部の方が
 わざわざ東京から横須賀を訪れて下さって、

 これからのがん対策について
 フジノと意見交換をおこないました。

 (日本対がん協会のサイト)

 がん撲滅を目指して活動を続けている『日本対がん協会』は
 すでに設立から50年以上もの歴史を持つ由緒ある存在です。

 かたや政治家に転職して7年間のフジノにとって
 『がん対策』は決してメインの政策ではありませんでした。

 けれども、2年前に子宮頸がんとの出会いがあって
 「自らの取り組むべき課題だ」と強く決心をするようになりました。

 期間だけで見ればフジノの活動は、
 それからのわずか2年間だけではあります。

 しかし、こうして『日本対がん協会』の方が
 フジノの取り組みに関心を持っていただけたということは
 率直に「力強い援軍を得た」という気持ちです。

 ありがたいことです。

 政治だけでは届かない部分の取り組みには
 ぜひとも力を貸していただければと願っています。


● がん対策に対するフジノの率直な想い

 『日本対がん協会』の方にも申し上げたのですが
 今現在のフジノのがん対策に対する率直な想いを記します。

 昨年12月22日の朝日新聞の連載記事の中で

 人生の最期の課題として
 自殺対策とがん対策に全身全霊を捧げた山本孝史さんから

 自殺対策と子宮頸がん対策に取り組んでいるフジノが
 まるでバトンを託されるような形で掲載されてしまいました。

 記事そのものはとても素晴らしいものなのですが

 12月22日に掲載されて以来、記事を読んで下さった全国の方々から
 等身大のフジノ以上の『高すぎる評価』をされることが多くなってしまいました。

 見知らぬ方々からの年賀状やメールも
 本当にたくさん頂きました。

 とてもありがたいことなのですが、
 しかし、フジノはそのような評価を受けるべき存在ではありません。

 どうか、山本さんとフジノを重ねては見ないで下さいませんか...。

 山本さんの遺志を受け継ぎたいという想いは強いのですが
 全身全霊をかけても到底フジノが山本さんには及ぶはずが無いのです。

 全国から頂いたご期待に添えるような存在では全くありません。

 また、今のフジノの関心は、全てのがんではなくて
 あくまでも子宮頸がんに対してだけなのです。

 本来ならば誰もかからなくて済むがんであるにもかかわらず
 子宮頸がんをいまだに撲滅できていないわが国の取り組みの遅さへの
 怒りの気持ちが強いからです。

 また、本気でこころを動かされた出来事からしか
 心身ともに決して万全ではないフジノには動ける余力がありません。

 心底からの想いが入っていないままに
 ただ対象を広げてしまえば、結局は何もできないことになるのは
 自分でとてもよく分かっています。

 だから今はとにかく子宮頸がんに対して集中して取り組んで、
 誰もが当たり前のように検診を受けられるようにすることと
 10代前半から予防ワクチンの接種を受けられるようにすることこそが
 フジノに課せられた使命だと受け止めています。

 ただ...昨年暮れに大切な後輩を
 がんで亡くしてしまってからは

 「奪われるべきではなかった命が奪われてしまった」

 という深い悲しみを感じています。

 子宮頸がん対策への取り組みを続けていくうちに
 他のがんに対しても取り組みへの想いが強まるのかもしれません。

 それは今の時点では分かりません。

 ともかく今は、1つずつ自分にできることを
 徹底的に全て行なっていくことしかありません。

 それが今現在のがん対策に対するフジノの率直な想いです。
 どうか市民のみなさまにご理解いただけますように...。



2010年1月25日(月)のフジノその1
● 吉田雄人市長の駅立ち@浦賀駅

 けさの吉田雄人市長の駅立ちは浦賀駅でした。

 駅立ちを再開した最初の頃、外はいつも真っ暗でした。
 でも、1月も終わりが近づくにつれて夜明けが早くなったように感じます。



 昨年10月の浦賀での『車座会議』から2ヶ月ぶりに
 フジノは浦賀駅に来たのですが
 バリアフリー化の工事もだいぶ進んできましたね。

 季節の移り変わりやこうした風景の変化によって
 月日の流れる早さを痛感させられます。



 時が経つことで多くの物事が変化していったり
 人の想いや生き方も変わっていったりしますが

 雄人の演説するスタイルは
 市長に就任してから半年が経っても全く変わらないことには
 フジノはひとあんしんしています。

 それは、『ワンフレーズではない演説』です。

 街頭を通り過ぎていく市民の方々に対して
 『ある物事の現状・その問題点・改善に向けた政策』をしっかり語る姿勢です。

 通勤・通学の足早に改札と向かう方々に対して
 政策を最初から最後まで全てを聞いていただくことは
 現実的に不可能です。

 でも、全てを聴いていただくことが不可能だと分かっていても
 耳に入りやすい聴こえの良いワンフレーズを繰り返すのではなくて

 雄人は基本的に
 しっかりと政策を訴え続ける演説スタイルなのですね。

 フジノはこのスタイルが好きです。

 市民の方々の中にはアドバイスをしてくれる方々が
 けっこうたくさんいらっしゃって

 「通り過ぎる人々にそんなにしっかりと政策を語っても
  聴いてもらえないのだから、短いフレーズを繰り返せばいいのに」

 と言われた経験がフジノにもたくさんあります。

 でも、政策はワンフレーズなんかでは伝えられないのです。

 いくら耳に聴こえの良いフレーズだろうと、
 ワンフレーズ政治ほど『無責任』なものはありません。

 誰にとっても分かりやすく政策を語ることは大切ですが
 聴こえの良いワンフレーズで市民の方々をごまかすのは間違いです。



 その意味で、雄人が変わらずに政策を語り続けるスタイルなのは
 フジノにとってはとてもうれしいことです。

 政治家である限り、雄人のその姿勢が
 ずっと変わらないでいてほしいと強く願います。

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 あさって27日(水)は、臨時議会がおこなわれます!

 まず、朝10時から『議会運営委員会』が開かれて
 11時から『本会議』が行われます。

 この臨時議会はわずか1日のみの開催です。
 内容は、『教育長人事』についてと『補正予算』についての2つです。



2010年1月24日(日)のフジノ
● 自殺未遂へと追い込まれた方々の支援がスタートします!

 自殺予防対策をメインの政策とする政治家フジノにとって
 『自殺未遂』へと追い込まれた方々への支援は、重要な課題です。

 このまちでは、自殺対策への様々な取り組みが先進的に行われています。

 例えば自殺対策関係者のネットワーク組織づくりや
 広報・啓発活動にはかなり力を入れてきましたし、
 自死遺族の方々への支援にも取り組んできました。

 しかし、残念ながら、『自殺未遂へと追い込まれた方々への支援』だけは
 ずっと提案を続けてきたのですがほとんど実現してきませんでした。

 今フジノ自身が憶えているだけでも、
 本会議では03年12月06年5月06年9月09年3月
 委員会では05年12月と、様々な角度から具体策を提案してきました。

 なかなか動き出せない『自殺未遂へ追い込まれた方々の支援』は
 いつもフジノにとって重要な課題として存在してきました。

 昨年のタウンニュース紙(09年3月)『市政展望』でのインタビューでも

 > 今後は、自殺未遂をした方の再発防止に取り組み、
 > さらに自殺対策の専門窓口を設置、コーディネーターを配置したい。


 と答えています。

 さらに過去の活動日記を見ても、数ヶ月に1度は必ず
 「未遂者対策が必要だ」「全く不十分だ」と記しています。

 けれども、ようやくみなさまに『大きな進展』を報告できます!

 それは

 『自殺未遂者対策検討会』の設置と開催

 です!


● 未遂へと追い込まれた方々の『生きる支援』に向けて

 自殺未遂へと追い込まれてしまった方々が
 救急で搬送される時こそが
 再発を防ぐ為の最大の危機介入のタイミングなのだから、

 救急と、搬送先の病院や救急救命センターと、保健所とが
 搬送された直後から連携してサポートできる体制を作るべきだ
 と訴えてきました。

 この『自殺未遂者対策検討会』はそうしたフジノの提案が
 ほぼ実現した形です(具体的にはこちらこちらをご覧下さい)。

 実現までに6年もかかってしまいましたが
 率直にうれしいです。


 この対策検討会は
 『自殺対策連絡協議会』の分科会としての位置づけです。

 対策検討会メンバーは、

 自殺対策連絡協議会から
 委員長である大滝先生(湘南病院副院長)と
 副委員長であり県立保健福祉大学の長雄順教授、

 さらに、医師会の救急部会長である江畑先生、
 横須賀共済病院の救急救命センターの鈴木センター長、
 同センターの山形看護師長、
 精神科の柴田部長、
 医療相談室の中田室長、
 横須賀市消防局の消防救急課から牛尾課長、

 事務局は保健所健康づくり課です。

 現在の横須賀市の精神科救急における主要な方々が
 ほぼ入っており、フルメンバーと言って良い顔ぶれです。

 第1回目の検討会は、今月14日に開催されました。
 (PDFファイルでのプログラムとメンバー表はこちら

 この対策検討会は
 横須賀市の自殺と自殺未遂の実態についての
 リアルな実態が検討される場でして、

 事例の報告の内容などは個人が特定されかねない情報がとても多いので
 一般的な傍聴は基本的に不可です。

 また、同じ理由からいくつかの資料については
 フジノはここには掲載いたしません。

 けれども、リアルな実態からしか
 本当に有効な対策が打ち出すことはできません。

 対策検討会は今年度中(3月末まで)はもう1度開催される予定です。
 そこでは、『自殺未遂者ケアフローチャート』案
 正式に決定される予定です。


 なんとか亡くならずにすんだ未遂の方々に対して
 搬送先の病院やセンターに入院している時点で

 ご本人の同意が得られたならば
 保健所の精神保健福祉相談員がすぐに訪問をさせていただきます。


 未遂に追い込まれた方々の体の傷は回復したとしても
 そのまま同じもとのストレスフルな生活環境へと戻っていけば
 再び自殺へと追い込まれかねません。

 そこで保健所の精神保健福祉相談員が
 問題のある状況を解決する為に
 必要な専門機関に責任をもってつなげさせていただくのです。

 こうして、本人(ご家族も含めて)の生活環境の困難や問題を
 解決していくことで再発を防いでいくのですね。

 全国的に有名な岩手県の高度救急救命センター方式とほぼ同じ方法を、
 横須賀市の場合は、市と民間病院とが協力して行なう予定です。

 こうした取り組みがついに横須賀市で行なわれることは
 フジノは政治家として活動してきて本当に良かったと感じています。

 まだ具体的な実践に向けては解決しなければならないことがありますが
 自殺未遂へと追い込まれてしまった方々への支援は必ずスタートします。

 1人でも多くの方の救われるべきいのちが
 本当の意味で守られることをこころから願っています。



2010年1月23日(土)のフジノその2
● 池袋から横須賀中央へ、横須賀中央から池袋へ、悲しみの大移動

 今日は、『第1回ACT全国研修会』に夕方まで参加して
 大急ぎで池袋から横須賀へと戻ってきました。

 大切な方のお父さまのお通夜だったのです。
 (亡くなられたその方をAさんと呼ばせていただきます)

 Aさんが亡くなったのは
 数日前の朝5時すぎのことでした。

 連絡をいただき、僕は大急ぎで病院へ向かいました。

 そして、亡くなったばかりのAさんに
 ご家族と一緒に
 僕もお会いすることができました。

 僕は、政治家として無念の気持ちでいっぱいでした。

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 Aさんがお元気の頃からフジノは何度かお会いしていて
 書かれた著作(自伝)を頂いたこともあって、読ませていただきました。

 Aさんの体調が悪くなってからの日々、
 フジノは政治家としてご相談を受けていました。

 ご高齢のAさんは病気で入院してから
 しばらくするとごはんを口から食べれなくなってしまい、
 福祉施設から移ることをすすめられたのです。

 つまり、お腹に管を通して栄養を取る
 胃ろうをすすめられた訳です。

 フジノは

 「胃ろうにすると受け入れ先が見つからなくなるから
  どうかギリギリまで胃ろうにはしない方が良いと思います」

 と、お伝えしていました。

 僕の父さんと同じように受け入れ先が見つからない状況に
 すぐに追い込まれてしまうからです。

 実際、もはや口からごはんを食べられない状況が続くにつれて
 施設側からは医療への転院を強くすすめるようになりました。

 しかし、受け入れ先の病院は
 横須賀市内では市立うわまち病院しか見つかりませんでした。

 うわまち病院からは、療養病棟が個室ならば空いているから
 個室への入院ならばすぐにできるということでした。

 個室の入院料金というのはあまりにも高く、
 自己負担額は1ヶ月で30万円〜50万円なのです。

 (誰がこんなお金を出せるでしょうか!)

 金額が高すぎて、Aさんは入院を迷いました。
 当然のことだとフジノは思います。

 しかし、目の前に空きベットがあるにもかかわらず
 お金が高すぎるから入院ができないなんて...。

 政治家としてこの理不尽を許せなくて
 フジノは病院管理部に資料を要求しました。

 それは

 「個室の稼働率」と「4人部屋の稼働率」のデータです。

 稼働率とは、1年間でベットがどれだけ埋まっているか、というものです。
 これが100%に近いほど、入れ替わりがあってもすぐに
 次の入院患者さんがいらっしゃる訳です。

 出された資料によれば、4人部屋は90%台であるにもかかわらず
 個室の稼働率は80%台でした。

 やはり、個室は負担額がネックとなって
 空いている日数が4人部屋よりも多いのです。

 そこでフジノは改めて病院管理部に対して
 個室の料金設定を変えるように検討してほしいと提案しました。

 しかし、病院管理部からはゼロ回答でした。

 フジノはこのことに全く納得できませんでした。
 (それが2ヵ月後の予算議会での市長への質問につながります)

 福祉施設が足りない以上は、病院が責任をもって受けるべき。
 何故ならどちらも市の責任なのですから。

 福祉施設が足りないのも横須賀市の責任ですし、
 市立病院を持っている横須賀市ですから受け入れるべきです。

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 そんなある日、Aさんが亡くなりました。
 あっという間のことでした。

 僕は、自分の父親が亡くなったように悔しくてたまりませんでした。
 そして、お詫びをしなければならない気持ちでいっぱいでした。

 亡くなった朝、家族でもないにもかかわらず
 すぐに手を合わせにうかがったのも

 政治家としての力不足をお詫びしたかったのと同時に
 自分の父に対する気持ちと同じ悲しみを感じたからでした。

 そういう強い気持ちだったから、だから今夜もお通夜に参加しました。

 Aさん、本当に申し訳ございませんでした。
 必ずかたきはとりますから、どうか許して下さい。

 改めてお通夜の遺影を前にして
 こころに誓いました。

 フジノは横須賀への滞在時間はほんの1〜2時間で
 またすぐに池袋へと往復4時間かけて戻っていきます。

 体力の負担を考えれば、そのまま横須賀に滞在すれば良いのですが
 『ACT研修会』もどうしても大切なので池袋に戻らざるをえません。

 それでも、精神保健福祉も高齢者福祉も
 政治家フジノのライフワークだから、
 そして政治家である以前に僕個人の負けられない闘いだから
 どちらからも逃げる訳にはいかないのです。

 Aさん、お力になれなくて、本当にごめんなさい。

 このまちの医療・福祉は不十分です。
 それを変えていくことだけがAさんへのお詫びだと考えています。
 だから、全力を尽くします。



2010年1月23日(土)のフジノその1
● ACT全国ネットワーク立ち上げ記念の全国研修会へ

 今日は、帝京平成大学の池袋キャンパスで開催された
 『第1回ACT全国研修会』に参加しました。

 そもそもACTとは、1970年代のアメリカでスタートした
 『Assertive Community Treatment』の頭文字を取ったものです。

 重い精神障がいのある方々を対象に
 精神科病院での入院ではなく地域で暮らしていかれるように

 精神保健福祉士・看護師・精神科医などの様々な職種によるチームが
 24時間365日の体制で必要なサービスを提供していきます。

 そのスタイルは病院に来るのを待つのとは対極の、
 徹底して地域での生活をサポートする為に訪問をしていくものです。

 日本では『包括型地域生活支援プログラム』と訳していますが
 その効果の高さから、ACTは世界各国で広がっています。

 日本では、初めて国府台病院で『ACT−J』がスタートしてから
 7年間が経ちました。今では全国で12の事業体がACTを展開しています。

 そうしたACTの実践を行っている方々の全国組織
 『ACT全国ネットワーク』がついに正式に立ち上がりました。

 今回は、その立ち上げ記念と銘打っての研修会です。

 来日して下さったリチャード・J・ゴスチャさん(カンザス大学)による基調講演、
 2つのセッション、大熊一夫さんらによる記念シンポジウムをはじめ、
 さらに15ものワークショップが開催されます。

 どれも受講したいけれども時間が重なっていて取れない、という
 とても豪華で豊富な研修メニューでした。

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 フジノはまず、西尾雅明さんによるワークショップを受講しました。

 ACTについて日本語で書かれた文献を読む時に
 誰もがまず読むのが西尾先生の本です。

 (『ACT入門〜精神障がい者のための包括型地域生活支援プログラム』
  西尾雅明著、金剛出版、2004年)

 その著者みずからの講義を受講できるすごい機会でした。



 『ACTの概要』のタイトルで、
 国府台でのACT−J、仙台でのS−ACT、などの現場の体験をもとに
 ACTの理念やシステム、その科学的な根拠などをお話していただきました。



 次に、お昼休みをはさんで午後最初のワークショップとして
 『ACTの立ち上げ方』のタイトルで
 梁田英麿さん(S−ACT)のお話をうかがいました。

 ACTを自分のまちで実現したいフジノのような人間は
 全国にたくさんいるはずですが、そんな我々にとって
 『ACTの立ち上げ方』って本当に魅力的なタイトルですよね...。



 2008年4月、東北福祉大学せんだんホスピタルにて
 梁田さんたちは『S−ACT』(サクトと発音します)を立ち上げました。

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 この後、今大会のメインイベントである
 リチャード・J・ゴスチャさん(カンザス大学)による基調講演がありました。
 講演は『リカバリー志向へのサービスの転換』というタイトルでした。

 フジノたちが『リカバリー全国フォーラム』を行なって
 全国にリカバリーという価値観を広めようと活動をしているのも

 この国の新しい精神保健医療福祉として
 リカバリーを中心に置いた姿を目指しているからです。

 まさに、ど真ん中のタイトルでしたが、フジノは聴講せずに、
 大切な方のお通夜がありましたので
 いったん横須賀へと戻らせていただきました。

 次の来日の機会があることを信じています!



2010年1月22日(金)のフジノその2
● 必要な情報はどんなことをしてでも伝える努力をしなければダメだ!

 (注:今回の活動日記は、あえて「傲慢な文章」を書きます。
    不快に感じる方もいるのでしょうが、僕は「正しい」と信じていることを書きます)


 毎年のことですがフジノは昨年もクリスマスイブから
 『ひとり自殺予防キャンペーン』を行ないました。

 特に、徹底的に市民のみなさまにお伝えしたことは
 初めて御用納めの後(12月29日と30日)に開催された
 ハローワークによる『年末の緊急職業相談』についてでした。

 ひたすら「利用して下さい」と訴え続けました。

 その理由は、12月26日の活動日記のとおりです。


  > だからこそ、必要な情報を必要な方に届くように
  > 少しでもがんばらなければと感じています。
  >
  > 前回・前々回のワンストップサービスも
  > 利用者がそんなに多くありませんでした。
  >
  > 試みとしては正しくても、その情報が伝わりきっていないことを
  > 市議会の質疑でもフジノはとりあげました。
  >
  > だからこそ、広報は少しでも多く自ら動くことで
  > 積極的に行なっていかなければならないと責任を感じています。
  >
  > これから年末年始にかけて
  > まだまだ市内を回らせていただきます。



 そうなのです。

 11月30日と12月21日に開催された『ワンストップ・サービス』は
 あまりにも利用者数が少なかったからです。

 先日発表された利用者数は、こんなでした。

 ・11月30日 10名
 ・12月21日  7名  2日間合計17名


 フジノはこれを「ひどすぎる結果だ」と感じています。

 どれだけ大切な取り組みであっても、
 必要な情報が必要な方のもとに届いていなければ、
 完全に無意味です。

 その意味では失敗だった、とフジノは考えています。

 『ワンストップ・サービス』の失敗の原因は
 2つだと断言します。

 (失敗その1)政府が本当にギリギリになって発表したこと。

 (失敗その2)情報が必要な方々へ情報を届けなかったこと。



 今回、『ワンストップ・サービス』を開催するにあたって
 政府は本当に何もかも取り組みが遅すぎました。

 政府の無能ぶりはいつものことですから
 グチを言っても始まりません。

 だからフジノは自分が成すべきことをひたすらやるしかありません。

 そこで、(失敗その2)を繰り返さないために
 『ひとり自殺予防街頭キャンペーン』のテーマとして
 『年末緊急職業相談窓口』の利用をひたすら街頭で呼びかけたのです。


● 必死に情報を伝えた結果は確実に数字であらわれる!

 その結果、『年末緊急職業相談窓口』での
 ハローワーク来所者数はこのようになりました。

 ・12月29日 197名
 ・12月30日  98名  2日間合計295名


 いかがですか?
 ワンストップの17倍もの方々が来所してくれました。

 フジノはこの『成果』を「おれだけの力だ!」とは言いません。
 もちろん、県をはじめとする多くの方々の広報もありました。

 けれども、『ワンストップ・サービス』の方が
 参加した方々には受けられる相談メニューも多くて
 メリットは大きかったのです。

 『ワンストップ・サービス』ではこころの健康相談も受けられたのです。
 だから、こっちに来た方がもっと得だった訳です。

 かたや、フジノが広報してまわった『年末緊急職業相談』は
 職業相談・雇用相談・住宅相談の3つだけしか
 サービスはありませんでした。

 にも関わらず、これだけの『大きな差』が出たことは

 ・どれだけ本気で情報を伝えようと努力したかの差だったのだ

 と、あえてフジノは断言します。

 フジノはクリスマスイブもクリスマスもカンケーなく
 必死で声を枯らしてまちをこの情報を訴えました。

 フジノの想いと行動がこの数字に影響を与えたのだ、とあえて言います。

 もしも行動が無ければ
 ここまで数字はあがらなかったはずだ、と。

 いち市議会議員が必死になってメガフォンで訴え続けるだけでも
 17倍もの大きな差が出るのです。

 政治・行政は、救うことができる人々のいのちを救うのが
 最も大切な最初に成すべき仕事のはずです。

 ならば、もっと政治・行政は謙虚になって、
 どうすれば情報を必要な方々のもとに届けられるのかを
 必死に考えて、全身全霊をかけて実行すべきです。

 フジノは忘年会や新年会まわりは一切しません。
 仕事を失って苦しんでいる方々の為に働きたいのです。

 いのちを救うのです。
 政治・行政の仕事はいのちを救うことです。

 やるべきことをやるのが当たり前なのです。
 いのちに年末年始はカンケーありません。

 だから、僕たちは動かねばならないのです。

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 雇用・労働情勢の厳しさは全く変わらないにも関わらず
 これから先、政府が『ワンストップ・サービス』を再び行うのかどうか、
 全く未定だそうです。

 何をちゅうちょしているのか理解できません。
 さっさとやるべきです。

 そして、全身全霊をかけて知恵をしぼって広報すべきです。

 ネットカフェ難民の方々や暮らす場所さえ無くて困っている方々のもとへ
 どんなことをしてでも必要な情報を届けるべきなのです。

 『ワンストップ・サービス』と『年末緊急職業相談窓口』の
 大きな差がついた結果を見て、そんな想いを改めて強くしました。

 政治家はいのちをかけていのちを守らなければならない。
 これからもずっとがんばっていかねければ。



2010年1月22日(金)のフジノその1
● 吉田市長の駅立ち@北久里浜駅

 けさの吉田雄人市長の駅立ちは、京浜急行の北久里浜駅前でした。
 吉田市長の体調はすこぶる良好、とても元気です。

 まだ1月下旬の朝6時はとても暗く、
 けれども出勤をしていく市民のみなさまの数はとても多くて

 先日に続いて、『職住接近』による様々なメリットを考えるにつけても
 市内での働く場を創りだすことの必要性を痛感させられました。



 これまでも記してきましたが
 フジノが勝手連として吉田市長の駅立ちをサポートするのは
 来年度予算をつくることが市長の最優先順位だから、という想いからでした。

 また、市長への安全上の配慮ということもあって
 とにかくどんな事態にも対応しなければならないという責任からでした。

 ただ、これまでの7日ほどの様子を身近で体感してきて、
 少しずつ「大丈夫なのかもしれない」と感じるようになってきました。



 吉田市長の体力は無尽蔵だとは思いませんが、
 健康管理は十分にできていることを間近で感じています。

 毎日の市長としての責務を果たしながらも
 早朝の駅立ちがダメージを与えている様子はありません。

 むしろ、直接に市民のみなさまと市長本人との生の対話を
 日常的に行うことができる、という本来のメリットが
 少しずつ大きくなっていることも感じます。



 もちろん、吉田市長の最優先順位が
 来年度予算案づくりにあることは変わりません。

 ただ、これまで吉田市長に対して
 厳しく「駅立ちに来ないでほしい」と批判し続けてきたことを
 フジノはもうやめようかと思いつつあります。

 その理由は、上に記したとおりです。

 吉田市長の健康管理はとても良く成されており、
 来年度予算づくりへの影響はほぼ無いのではないかと感じるからです。

 あるいは、これから2月にかけて疲労が蓄積されてくるのかもしれませんので
 もうしばらくだけは、サポートし続けたいと考えています。

 (市長の身辺の安全上の配慮は、フジノだけでなく
  後援会の方々や勝手連メンバーも日常的に注意していますので
  大丈夫だと思います)

 いずれにせよ、まもなく出される来年度予算案こそが
 市長としての吉田雄人のマニフェスト実現にかける本気度が試されます。

 市民のみなさまに実感していただける『チェンジ』を
 吉田市長が示せるかどうか、全ては来年度予算案にかかっています。

 『駅立ち』がコミュニケーション戦略としてプラスに機能するのか、
 単なるパーマネントキャンペーンとしてパフォーマンスに堕すのか、
 これもまた来年度予算案の中身しだいだ
 とフジノは考えています。

 吉田市長にはマニフェスト実現に向けた予算づくりに
 全力を傾けていただきたいです。



2010年1月19日(火)のフジノ
● 『ぱど』に吉田市長が登場、自殺予防対策への意欲を語る!

 昨年12月議会での一般質問においてフジノは
 『自殺予防対策』の取り組みを
 もっと適切な媒体でより効果的な広報をすべきだと提案しました。

 『広報よこすか』や『市のHP』に掲載しただけで
 情報を発信したとは言えません。

 必要な情報が必要な方に届かなければならない、
 その為には利用できる手段を全て利用すべきだ、と提案しました。

 このような内容です。

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 (09年12月4日本会議でのフジノ一般質問より)

  市長マニフェストU−1(7)Aにあるように
  施策への認知度を高めることが緊急の課題です。

  そこで「広報よこすか」や公的施設へのポスター掲示など
  従来の公的な広報の枠組みにとらわれずに

  現実の暮らしの中で市民の方々が
  リアルに目にしている媒体に本市が広告を出すなど
  積極的な取り組みが必要ではないでしょうか。

  例えば、失業率と自殺は強く関係している為に
  政府はハローワークに総合相談窓口を設置して
  住まいや生活保護やメンタルヘルスなどを
  ワンストップで対応できる取り組みを始めました。

  しかし、僕が受けてきた相談からの実感では、
  これだけでは届きません。

  例えば、失業をした若い人々はハローワークに行く前に
  派遣会社に登録して携帯サイトで仕事を探しています。

  また「広報よこすか」は全く読まれていない一方で、
  地域密着型の情報がすさまじい量で掲載されている
  フリーペーパー「ぱど」はどこでも手に入るので
  非常に読まれています。

  こうした携帯サイトやフリーペーパーなどの媒体に
  本市の相談先などの情報を掲載する方が
  本当に支援が必要な対象である方々に対して
  情報が届く可能性が高くなるはずです。

  すでに行なわれている重要な取り組みへの認知度を本気で高める為に
  きれいごとではない、リアルな広報へと
  積極的に乗り出すべきではないでしょうか。


 (引用終わり)
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 もちろん、『ぱど』だけでなくて『BERRY』『タウンワーク』なども
 多くの市民のみなさまに愛読さている訳ですが
 象徴的な存在として
 『ぱど』をフジノは挙げた訳ですね。

 こうしたフジノの提案に対して吉田市長は

 料金を支払って広告を出すことには検討が必要だとしつつも
 情報発信に対しては同じ問題意識を持っている

 との主旨の答弁をしました。

 さらに、昨年暮れに非公式に意見交換をした際にも
 このように述べてくれました。

 「今度、一般質問でご指摘いただいた
  フリーペーパー『ぱど』から年始のインタビューを受けます。
  その際、必ず自殺対策についての言及をしたいと考えています」

 それから1ヶ月くらいが経ったでしょうか、
 1月8日号の『ぱど』に吉田市長のインタビュー記事が載りました。


 (『ぱど』2010年1月8日号の表紙)

 1ページ全てが吉田市長に対するインタビューです。

 (『ぱど』2010年1月8日号より)


 そして、インタビューの最後の部分で
 確かに吉田市長は自殺対策について述べてくれていました。


 (インタビューの最後の部分より)

 インタビュアー:
  そのほかに、力を入れたいことはありますか?

 吉田市長:
  あとは、自殺対策にも力を入れたいと思っています。

  横須賀市では年間100人も自殺でお亡くなりになっています。
  自殺の原因はいくつもありますが、
  社会的に追い込まれた故に、
  というのが大きな要因だと思います。

  例えば派遣切りにあったり、借金で身動きがとれなくなったり、
  原因はさまざまあるので、
  その都度ごとに市役所として相談できる窓口やメニューを
  用意していくことが大事なのではないかと思っています。

  今年は何をどこに相談したらいいか分かる資料を
  作成したいと思っています。

  相談体制を徐々に用意していきますので、
  困りごとがある時はどんどん頼っていただきたいですね。

 (引用終わり)
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 これだけの文章ではありますが、
 フジノにとってはとても高く評価したいです。

 (1)市民のみなさまのうち、
   特に若い層の方々にとても読まれているフリーペーパーの中で

 (2)新年号という明るい内容が自然と求められるにも関わらず
   あえて自殺予防対策への取り組みの決意を述べた


 こうした新しい動きは、きちんと評価されるべきです。

 もちろん、情報発信に100点はありえず、
 より効果的な方法で日常的に発信し続けなければ
 何の意味もありません。

 加えて、これだけ小さな文字の上に文字数も多くて
 どれだけの方々に読んでもらえたかの効果は疑問です。

 (たぶん、流し読みされて終わりだったのではないかと思います)

 それでもこのインタビュー記事での吉田市長の言葉というものは
 一般質問での提案者であるフジノは決して見過ごすことなく
 きちんと評価したいと思います。

 『いのちを大切にする横須賀』の実現に向けて
 ささやかではありますが、大切な一歩だったとフジノは評価しています。

 みなさまはこの『ぱど』の記事を
 読んで下さいましたか?


昨日までの活動日記はこちらです

これまでの6年間の激闘もぜひごらんください
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