まちの政治家は、こんなことしてます


藤野英明
  
藤野英明、36歳。ただの元会社員。
  29歳の時に市議会議員になりました。


  思うところあって
  政治という『手段』に挑戦することになりました。
  ネガティブなイメージばかりの
  政治という業界に
  しろうとがどこまで通用するのか?
  その挑戦の一部始終、
  ありのままの姿を
  ここで伝えていきたいと思います。

  (横須賀市議会でたった1人だけの、
   どんな政党とも組織とも関係ない
無所属です。)


フジノの発言で知りたいキーワードを入力して下さい。検索できます。


2010年7月5日(月)のフジノ
● 『リカバリー全国フォーラム2010』の詳しいお知らせです!

 今日は夕方から東京の文京学院大学・本郷キャンパスへ。
 『リカバリー全国フォーラム2010』の企画運営委員会でした。

 いつも利用している東京駅地下の会議室ではなくて
 文京学院大学に集まった理由は、『会場』の下見です!



 そう、今年の『リカバリー全国フォーラム』は
 こちらの文京学院大学・本郷キャンパスをお借りして開催するのですね。

 文京学院大学はとてもきれいで、
 さらにとても交通アクセスが便利です。

 東京メトロ南北線の『東大前』駅の
 2番出口の階段を上がると、そのまま直結しています。

 正面玄関をくぐると、大きな広場があります。
 今日は強い雨が降っていましたが
 秋の晴れた夕暮れには本当に美しい景色だろうなあと思いました。

 建物もとてもきれいで、特にガラス張りのカフェテリアは
 本を読みながらゆっくりと過ごしたくなるような感じです。



 企画運営委員会のみなさんと、
 全体会の会場となるホールや分科会の為の部屋を
 実際に訪れました。

 メインの会場となるのが、仁愛ホールです。
 定員は834人。

 2回目となった『リカバリーフォーラム』は
 前回よりぐんと知名度も増しましたし、きっと満員になるはずです。

 みなさまとここでお会いできることが楽しみです!



 2日間にわたるプログラムは、

 1日目・全体会(ホール)→分科会(各部屋に分かれる)
 2日目・全体会→分科会→全体会

 となっています。

 この大きなホールで行なわれる『全体会』は、
 2日間で5つの企画があります。

 その中で、1日目のプログラムでフジノが特におすすめなのは
 『WRAP(元気回復行動プラン)』の生みの親である
 メアリー・エレン・コープランドさんの記念講演です。

 約3年前に初めてフジノはコープランドさんのお話をうかがいましたが

 あれから3年が経って『WRAP』や『リカバリー』が
 日本全国に今、大きく広がっていっている状況を見るにつけても

 あの時に感じた大きな興奮は
 やっぱり間違っていなかったなあとつくづく思います。

 ぜひみなさまにも生のコープランドさんのお話を
 聞いていただきたいなあと願っています。

 2日目のプログラムでは、精神科医療を追い続けるジャーナリストの
 大熊一夫さんによる特別講演があります。

 このHPで繰り返し書いてきたとおりですが
 大熊さんはフジノにとって大学時代からの『ヒーロー』なのですね。

 企画委員会メンバーだからおススメするのではなくて
 僕個人として、絶対に行きたい講演です。個人的にもとてもうれしいです。

 さらに、『分科会』は今年も超盛りだくさんです。
 2日間で合計22個の分科会が行われます!

 フジノは今年も分科会の担当をさせていただいているのですが
 自分が参加する分科会が行なわれている同じ時間帯にも
 行きたいプログラムがたくさんあって、
 ため息が出てしまいます。



 上の写真は、分科会場となる部屋で運営方法を話し合う
 高橋清久先生(企画運営委員長)と大島巌先生。

 下の写真は、大好きな増川ねてるさん
 WRAPファシリテーターとして
 2日間ともに分科会を担当して下さいます。



 僕も増川さんの分科会に出たいなあ〜。

 『WRAP(元気回復行動プラン)』について
 話は聞いたことがあったり、本で読んだことはあるけれども、
 実際に体験したことが無い方々は、ぜひこの機会に体験してみて下さいね。

 とってもおすすめです。

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 さて、こうして実際に下見をしてみると
 9月に開催する本番がとてもリアルに感じられるようになりました。

 下見の後は、教室をお借りしての会議です。



 今日の企画運営委員会が最終回で、
 『企画』については終わりとなりました。

 これからは企画を実行に移す段階となりまして
 実行委員会のみなさまへとバトンタッチです。



 尊敬する方々を目の前にして、フジノはあまりにも力不足で
 何も貢献することはできなかったのですが

 こんなに素晴らしいイベントに
 誕生から企画運営委員として2年間にわたって関われたことは
 フジノにとって、本当に誇りに感じる出来事でした。

 けれども、リカバリーフォーラムを創りだすのは
 企画運営委員会のメンバーではありません。

 本当の主役は、全国で暮らす『みなさま』 なのです。

 実際に当日にフォーラムの会場に立ってみると、
 これは僕たちのものではなくて、みんなのものなのだとハッキリ感じます。

 確かに企画を立てたのは僕たち委員会メンバーですが
 リカバリーフォーラムは参加して下さるみなさまによって
 初めて魂が吹き込まれるのです。

 リカバリーフォーラムは、あなたのものなのですね。



 毎回、企画運営委員会の会議は
 あまりにも議論が活発なので
 閉館の時間になってしまって強制的に閉会する、というスタイルでしたが

 最終回となった今夜もやっぱり閉館時間まで
 かなり熱のこもった激論が交わされたのでした。

 毎回、フジノが感動していたのが

 「『リカバリー』を専門家のものにしてはいけない!」

 という意思統一が
 必ずなされていたことでした。

 精神保健福祉の世界でも、いろいろなカタカナの専門用語が
 その時代その時代の流行として現れては消えていきました。

 でも、『リカバリー』はそんな一過性の流行りものではなくて
 そして専門家の空論なんかでもなくて

 誰もがハッピーになれる、誰もがリカバリーを実現できる、
 現実的で具体的な、全ての人々の為のものである。
 それがリカバリーなのですね。

 この根っこにある想いを絶対に忘れてはいけないということを
 毎回みんなが確認しました。

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 さて、お待たせいたしました!

 印刷へまわったばかりの完成ホヤホヤの
 完全版の開催案内をぜひご覧ください!

 2日間のフォーラムの、全てのプログラムが詳しく紹介されています。

 9月10〜11日、全国のみなさまとお会いできることを
 こころから楽しみにしております!



2010年7月3日(土)のフジノ
● 『子どものメンタルヘルスを考える会』がスタートしました!

 横浜・横須賀・三浦など神奈川県南部の
 地域精神医療を充実させていくという強い熱意を持つ有志の方々が
 昨年、NPOを立ち上げました。

 藤原修一郎先生(金沢文庫エールクリニック)をはじめ
 大滝紀宏先生(湘南病院)、山田芳輝先生(あかりクリニック)らが
 中心メンバーです。

 その『NPO地域精神医療ネットワーク』には
 いくつかの目指しているゴールがありますが

 何よりも『子どもたち』の幸せ
 最優先の課題としました。

 経済社会的な変化をはじめとする
 様々なことがらによって
 この国全体で子どもたちは今、とても困難な状況に追い込まれています。

 けれども、そんな状況にあっても
 大人たちには子どもたちの幸せを守る義務があります。
 そして、その為にできることがたくさんあります。

 そこで、このNPOの活動として
 地域での医療・福祉・教育などのあらゆる立場の人々による
 ネットワークを作りあげて

 そのネットワークが子どもたちにとって
 網の目が細かくして決して誰もこぼれおちてしまわないような
 本当のセーフティネットとして機能するようにする為に
 まず『顔と顔の見える関係づくり』をスタートさせました。

 それが今日開催された
 『第1回・神奈川県南部の子どものメンタルヘルスを考える会』です。

 医療、福祉、教育、行政など
 子どもたちに関わるあらゆる職種の方々に
 呼びかけがなされました。

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 雨がふりしきる土曜日の午後となりましたが、
 会場の湘南病院には、本当にたくさんの方々が集まってくれました。

 横須賀・三浦・横浜の医療・福祉・教育関係者をはじめ、
 県内の複数の児童相談所などの子ども家庭福祉に関わる方々が
 勢ぞろいしました。

 当初の予想を超えて
 100名以上もの方々がいらっしゃいました。

 急きょテーブルを会場から出して、イスだけに。
 なんとか立ち見は出ずに済むという大成功のスタートです。



 最初に、NPOの理事長である
 山田芳輝さんがあいさつをされ、ネットワークへの参加を呼びかけました。

 今日のプログラムは3部構成になっていて、
 第1部が講演、第2部が地域の児童精神科の紹介、
 第3部が意見交換会でした。

 まず、神奈川県立こども医療センター
 児童思春期精神科部長の新井卓さんの講演が行われました。



 配られた資料はこちらです。

 新井先生が臨床の現場で出会ってきた子どもたちのお話を通して
 子どもたちとそのご家族に寄り添うことの意味を学びました。



 第2部では、地域の児童精神科の紹介がなされました。

 各病院・クリニックの取り組みを
 改めて詳しく紹介していただくことで

 いろんな情報を知っているつもりだったフジノもそうですが、
 会場に集った子どもたちのサポートの専門家の方々も
 目からうろこが落ちる想いだったと思います。

 下の写真は汐入メンタルクリニックの阿瀬川聡美先生です。



 下の写真は福井記念病院の辛島文先生です。



 正式な会が終わっても多くの方々が会場に残って
 名刺交換をする姿が見られました。

 日頃は電話を通してのやりとりはあっても
 直接に顔を合わせて話すのは初めてですね!

 というような会話が
 あちこちでなされていました。

 今日の会は、本当に大成功だったと思います。

 フジノのつたない文章では、
 今日の会場の熱気を伝えることがうまくできません。

 けれども、会場に居て
 フジノはとても『希望』を感じることができたのです。

 虐待をはじめ、今の子どもたちが追い込まれている厳しい現実に
 本当のセーフティネットとして対応できるように
 きっとこのネットワークは成長していくはずです!

 今後のさらなる活動に期待しています。
 フジノもしっかりがんばります!

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 実際にフジノと関わりのある方々は
 フジノはあらゆる懇談会や打ち上げに参加しないことを
 知っていらっしゃると思います。

 でも、今日は喜んで参加させていただきました。

 いつものように一人でそっけなく帰ってしまうことで
 この会場で感じた熱気やネットワークへの期待感を
 すっと消してしまいたくなかったのです。

 事務局として会場の運営をはじめ、
 あらゆる準備を行ってくださった
 大滝先生をはじめとする十数名の方々と一緒に
 うちあげに参加させていただきました。



 いつもしかめっつらで、かつお酒を飲むのが好きではないフジノが
 こんな笑顔になっているのを見ていただければ

 どれほどこのネットワークが成功することを
 フジノが確信しているかがみなさまにもきっと伝わると信じています。

 大人として、僕たちは子どもたちの幸せの為に
 誰もが希望を感じられる未来を作り出す義務があります。

 どうか全てのみなさま、一緒に力をあわせて
 子どもたちの為にがんばっていきましょうね!。



2010年7月2日(金)のフジノ
● キャリア教育推進事業の見学(第3回目)へ

 今年、フジノは、不入斗中学校の『キャリア教育』の実践を
 定期的に見学させていただいています。

 3回目の見学でしたが
 特に今日の訪問をとても楽しみにしてきました。

 というのも、ついおとといに生徒たちは
 3日間の職場体験を終えてきたばかりなのです!

 生徒たちの表情の変化を直接に見ることができれば、
 という想いから1年間続けての見学をお願いしましたので、
 まさにその瞬間に立ち会うことができる訳ですね。

 さて、生徒たちはいきなり企業に飛び込んでいくのではなくて、
 事前のとりくみが4月から積み重ねられてきました。


 <これまでのとりくみ>

  ・4月16日 自己分析
  ・5月14日 第1回プロジェクト授業「働くためには?」
  ・5月  日 ふりかえり
  ・5月21日 前期職場体験・事前準備
  ・5月28日 第2回プロジェクト授業「社会人のマナーを学ぶ」
  ・6月 4日 書類作成(依頼状・自己紹介書の作成)
  ・6月11日 事業所への事前訪問・あいさつ
  ・6月25日 最終確認
  ・6月28〜30日 前期職場体験(3日間)


 そして今日は、3日間の職場体験を終えての
 『事後のまとめ』(体験レポートの作成・御礼状の作成)でした。

 校長先生・学年主任の先生を通じて、
 また、放課後の部活動の合間の生徒たちに
 生の声で感想を聞かせてもらいました。

 とても充実した3日間だったようです。

 下の写真は、あるクラスの学級通信なのですが
 プライバシーの関係でクリアな写真を載せられないのが残念なくらいに
 どの生徒たちも本当に表情が明るくて
 楽しそうな様子が伝わってきました。




 それにしても本当にありがたいことは、
 職場体験の受け入れに協力して下さる企業の多さです。

 例えば、不入斗中学校の今回の職場体験には
 なんと56もの企業が応じてくれました。

 これらの企業リストを全て紹介すると
 あまりにもスペースを取ってしまいますので省略しますが
 あらゆる職種のいろいろな企業がそろっています。

 加えて、3日間の企業ごとのプログラムのメニューの豊富さは、
 フジノから見ても本当にうらやましいばかりです。

 こうした企業=社会の側のサポートが無ければ
 成り立たないのがキャリア教育ですが

 企業と学校の間にすでに3年目にして
 強い絆が生まれていることを感じました。

 これから夏休みに入りますが、
 その前に生徒たちは職場体験をした企業へ
 自ら書き上げたお礼状を持ってあいさつへと向かいます。

 さらに来年2月には、再び別の企業にて職場体験をします。

 事前のとりくみと
 事後のとりくみによって

 決して単なる1回きりのイベントには終わらせない、
 そんな仕組みがなされていくのですね。

 来年度からは国の方針転換によって
 新たな学習指導要領のもとで授業時間が一気に増えてしまい、

 こうした独創的なキャリア教育のような取り組みの時間が
 増えてしまう座学のせいで十分に取れなくなることもありえます。

 けれども、横須賀市の誇るべき大切な取り組みを
 絶対に後退させてはいけない、とフジノは考えています。

 これから来年3月まで、たびたび不入斗中学校を訪れて
 生徒たちの成長を見守りたいと思っています。


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 横須賀市の教育にはもう1つの独創的な取り組みとして
 英語のアシスタントラングエッジティーチャー(ALT)がありますが

 不入斗中学校を担当して
 毎日来てくれているALTのクリスチャンさんと、
 今日はかなり長い時間にわたって意見交換をさせていただきました。



 年齢も近くて意気投合して、生徒たちについて
 いろいろな事柄を話し合うことができました。

 たまたまフジノはラッキーな環境にあって、
 毎年ALTの方々と日常的に交流することができているのですね。

 彼ら彼女らの目を通した生徒たちの姿を知ることができるのは
 日本人だけの視点にとらわれないでいる為にすごく大切だと感じています。

 それにしても、キャリア教育もALTの存在も
 自分が中学生時代にあったならば良かったのになあ、と
 つくづくうらやましいです!

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 本日も内田校長先生をはじめ、
 不入斗中学校のみなさま、本当にありがとうございました。



2010年7月1日(木)のフジノ
● アルコール・薬物依存症への『認知行動療法』が横須賀でスタート!

 このまちで生まれ育ったフジノにとって
 幼い頃からずっと

 アルコール依存症や薬物依存症はとても身近なものである

 と、いつも実感してきました。

 それは、きっと『このまちの現実』と
 深いカンケーがあるのだとフジノは考えています。

 それは、働く場所がとても少ないこと、平均所得がとても低いこと、
 DVや児童虐待が多いこと、離婚が多いこと、などです。

 多くの方々が自分自身がアルコール依存症であることなんて
 情報も無くて全く知らない/気づかないままに苦しんでいます。

 ご家族も何もすることができないままに
 恐怖と不安でおびえながら苦しんでいます。

 薬物依存に追い込まれた方々も
 何人も出会ってきました。

 他のまちで暮らしたことが無いので比べようがないのですが
 このまちでは薬物があまりにもカンタンに手に入ってしまう気がします。

 例えば、ある女性(20代前半)は
 父親がヤクザ(というかチンピラ)なのですが
 10代前半から麻薬をつかいはじめて高校を中退しました。

 薬物を濫用すると精神疾患を発症してしまうことがほとんどですが
 彼女もやはり幻聴に苦しむようになり、発症しました。

 そんな彼女を心配した恋人や友達のおかげで
 父親のもとを離れて横須賀から関西へと引っ越すことができて

 しばらくは障害年金と生活保護によって
 薬物とは縁を切ろうとがんばっていました。

 しかし、薬物の依存性というものはとても強く
 残念なことに引っ越した先の関西でも薬物を手に入れるようになりました。

 かつての10代の時のかわいらしい姿とは
 全く彼女は変わってしまいました。

 こうしたことは、特別な一部の人の出来事ではなくて
 このまちで日常的に誰の身にも起こりうることです。

 政治家として、この問題と闘うことは僕の義務だと信じてきました。

 短期的にすぐ解決することはまず不可能ですが、

 このまちの現実を変えていくことで
 犠牲に追い込まれる方々を減らしていかれると信じて
 長期的に取り組んでいくことを強く深く決意しています。

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 このまちには、アルコール・薬物依存に苦しむ方々の為の
 地域作業所があります。

 とても大切な活動を続けている作業所で
 『GAYA(我舎)横須賀』といいます。

 GAYAは「がや」と読みます。

 そのGAYA横須賀の職員の方から
 今日、とても大切な情報を教えて頂きました。

 アルコール・薬物依存症に苦しんでおられる方々を対象にした
 認知行動療法がこのまちでもスタートしたのです!


 今年度の厚生労働科学研究費補助金(障害者対策総合研究事業)の
 一環として行なわれているそうで、なんと『無料』で受けられます。

 素晴らしい!

 心理学専攻だったフジノにとって
 認知行動療法は大学時代からなじみのある有効な技法なのですが

 「効果がある」「有効だ」と言われ続けながらも
 海外の論文の中で読むばかりで

 実際に日本で認知行動療法を行なっているところは
 ほとんどありませんでした。

 それがようやく10年以上経った最近になって
 日本でも導入するところが増えてきました。

 取り組みもマスメディアによって
 少しずつ一般的に知られてきました。

 まさか横須賀で認知行動療法が受けられるようになるとは!
 本当に時代が進んだことを感じます。本当に素晴らしいことです!

 (認知行動療法について分かりやすく説明している
  久里浜アルコール症センターのページがありましたので
  どうぞごらんください。

  ここで紹介されているのは久里浜方式でして、
  基本的な原理は同じですが
  GAYA横須賀で行なっているものとは異なります)

 アルコール依存症・薬物依存症で苦しんでおられる方/ご家族に
 ぜひともご利用していただきたいと願っています。

 毎週1回という頻度で開催されますし、
 何よりも市内で受けられるということは本当に素晴らしいです。

 詳しくはこちらのちらしをご覧ください。



2010年6月18日(金)のフジノその1
● 美術館問題、特に谷内六郎作品返還問題についての報道

 先日の本会議で行なった市長への一般質問
 タウンニュース紙が報じてくれました。

 時事的な速報性では神奈川新聞がダントツですが、
 ある程度の時期に出来事をまとめて解説してくれる分かり易さでは
 やはりタウンニュース紙がとても親切ですね。

  (2010年6月18日・タウンニュースより引用)

 横須賀市議会 作品返還めぐり意見分かれ
 谷内氏遺族からの請求と市の対応に質問相次ぐ


 画家の谷内六郎氏の遺族が、
 横須賀市に寄贈した同氏の作品を返還するよう市に求めている問題で、
 今月9日、100日に開かれた市議会本会議では、
 市議会議員から吉田雄人市長への質問が相次いだ。

 寄贈作品について、
 「迅速な問題解決のために返還すべきではないか」との質問があった一方、
 別の議員からは「堂々と裁判で闘うべき」との指摘もあるなど、
 市議の間でも意見が分かれている。

 今月9日の本会議で最初に質問に立ったのは、藤野英明市議(無会派)。

 藤野氏は、

 「市民の多くはそもそも谷内六郎作品に特別な思い入れはなく、
  遺族とトラブルを起こしてまで谷内館を無理に継続することも望んでいない」

 との認識を示し、

 「迅速な問題解決のために寄贈作品を遺族に返還すべきではないか」

 と提言した。

 その上で、
 仮に横須賀美術館の谷内六郎館を廃止、休館して別の展示館に利用する場合、
 「市は建設に要した補助金や市債などを一括で返済しなければならないのか」と確認した。

 これに対し吉田市長は、

 「谷内作品は世代を超えた人気があり、横須賀美術館に必要な存在」

 とし、遺族との円満解決に向けた話し合いと谷内六郎館の運営を続けていきたいと、
 これまでの主張を繰り返すにとどめた。

 また、美術館の用途に変更が無ければ、市債を一括返済する必要は無いと答えた。

 一方、一柳洋議員(ニューウィング横須賀)は、
 作品の保存などを助言するアドバイザーとして、
 横須賀市が谷内氏の長女に支払っていた報酬(月額22万8,700円)を
 今年度打ち切ったことに触れ、
 「(遺族側の返還請求は)想定内だった」と述べた。

 さらに、

 「アドバイザーに値しないことをはっきり言えば良い。
  堂々と裁判で闘い、貰った絵は市の財産だから
  議会の協力を得て守るのがあなたの使命」と吉田市長の姿勢を批判した。

 市長は、質問以外の一柳氏の指摘には直接的に触れず、
 「信念として、市の財政事情を何とかしようという想いは変わっていない」などと答弁した。

 また、翌10日には青木哲正議員(新政会)が、
 市が今年度アドバイザー報酬を予算化しなかった財政上の理由を改めて質問。
 市長自身の退職金を半減することでアドバイザー料の4年分は賄えると指摘すると、
 市長は「退職手当については4年間の任期の中で整理したい」と述べた。

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 (引用終わり)



● あとは吉田市長がしっかりと決断するだけ

 タウンニュース紙が報じてくれた2点について
 改めてフジノ自身が説明したいと思います。

 まず、「返還すべきだ」というフジノの訴えについてです。


  「市民の多くはそもそも谷内六郎作品に特別な思い入れはなく、
   遺族とトラブルを起こしてまで谷内館を無理に継続することも望んでいない」

  との認識を示し、

  「迅速な問題解決のために寄贈作品を遺族に返還すべきではないか」

  と提言した。


 この点については、一般質問を行う前にフジノは
 尋ねられる限りの市民の方々に
 どのようにお考えなのかのご意見をいただきました。

 そもそも谷内六郎作品だけでなく、
 横須賀美術館そのものが求められていない、というのが結論です。

 例えば、このことを客観的に証明する為に
 Yデッキに1週間たちつづけて
 通行する市民の方々に「返還すべき」「返還すべきでない」を尋ねる
 シール投票をしても良いかもしれません。

 また、本会議が終わった後、フジノは
 美術関係に造詣の深い方々に直接お会いして
 今回の質疑について、率直なご意見を聞かせて頂きました。

 アーティスト・学芸員・美術教師など美術関係の方々からも
 フジノの主張の方向性は「正しい」と評価して頂きました。

 だから、フジノは確信を持って断言しますが

 市民のみなさまは谷内六郎作品に特別な思い入れはなく
 ご遺族とトラブルを起こしてまで谷内館を継続してほしいという人はいないのだから
 ご遺族の要望どおり、作品を返還すべき

 というフジノの主張こそ、市民のみなさまの想いです。

 また、作品を返還すると共に谷内六郎館を廃止して
 そのスペースを別の形で利用すべきだと考えています。

 もっと多くの市民のみなさまに利用していただく為の
 スペースのより有効な活用方法についても
 美術関係者の方々からのご提案もすでに頂いています。

 こうした「廃止・休館をすべき」というフジノの提案に対して
 多くの市民の方々から

 「別の目的に使うと、建設の時に受けた補助金や市の借金を
  全て一括で返済しなければいけないんじゃないでしょうか?」

 という不安の声を頂いてきました。

 実際は一括返済の必要はありません
 そのことをフジノはすでに国に確認済みなのですが

 市民の方々から頂いたこのご心配に対しては
 やはり市長自身の言葉で
 本会議の場で
 しっかり述べてもらうことにしました。

 そして市長の答弁は、
 美術館である限りは谷内館を廃止・休館して別の作品を展示しても
 一括返済する必要は「無い」と明言するものでした。

 つまり、作品をご遺族に返還しても
 市民のみなさまにダメージは「名」「実」ともに何もありません。

 必要なのは、『市長の決断』だけです。

 この問題でも吉田市長はブレてばかりいますが
 早く決着をつけてほしいです。

 もっと大切な問題がこのまちには山積みなのだから。



2010年6月9日(水)のフジノその1
● 自殺対策シンボルマークがピンバッジになりました

 横須賀市の『自殺対策シンボルマーク』である
 『カタバミ』がピンバッジになりました。

 (カタバミ)


 これまでにも帽子&Tシャツはありましたが
 あくまでも街頭キャンペーン用の特別のものでした。

 それに対して、ピンバッジは毎日付けることができますから
 想いをこころに抱いているということを
 ピンバッジに託していつも発信することができますね。



 こんな感じです。



 今回の作成にあたっての
 横須賀市からの説明は下のとおりです。

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 横須賀市自殺対策シンボルマークについて


 1.シンボルマーク制定の経緯

 自殺予防対策を実施するに当たり、
 横須賀市が自殺対策を推進しているということ、
 専門職や市民の意識啓発のため、
 シンボルマークを平成20年7月に
 横須賀市自殺対策連絡協議会の賛同を得て制定しました。


 2.シンボルマークを「カタバミ」にした根拠

 モチーフである「カタバミ」は、カタバミ科の植物で、
 多年草で、花言葉は「輝く心・心の輝き」です。

 「カタバミ」は雑草として、至るところに生えています。
 春から秋にかけ黄色の花を咲かせます。
 葉は、ハート型の3枚が尖った先端傭を寄せ合わせた形で、
 地下に球根を持ち、さらにその下に大根のような根を下ろします。

 葉は球根の先端から束に出て、地表に広がります。
 よくクローバーと間違われますが、
 クローバーは葉の形状が丸いところに違いがあり、まったく異なる植物です。

 この「かたぱみ」は、繁殖力が強く、
 一度根付くと絶やすことが困難であるともいいます。

 人もこのたくましさと、輝く心を持っていただきたいとの思いを込めて、
 この「カタバミ」を選択しました。


 3.シンボルマークのデザインについて

 デザインは、自殺対策のキーワードである
 「孤立させない」、「寄り添う」ということから、
 2枚の「カタバミ」を寄り添わせたデザインにしました。


 4.シンボルマークの色について

 色については、ピンク色に近い藤色としました。
 自殺対策ということから落ち着きのある色、
 また、自死遺族への配慮などから部内で決定し、
 自殺対策連絡協議会に図りました。藤色は心を癒す色とされております。


 5.ピンバッチの使用について

 ピンバッチを作成した理由は、
 自殺対策に理解を示していただいている方を対象に、
 配布していきたいと考えております。

 特に、22年度、23年度に
 相談機関、民生委員、消防、警察、介護支援事業者等の方を対象に
 積極的に自殺対策に係る研修を実施していく中で、

 研修をとおして自殺対策の必要性について理解し、
 今後の相談業務等をとおして、
 辛い悩み等を抱えている人に対し、
 話を聴いて必要な援助機関に繋げていくことの大事さや
 相談の裏には自殺の問題が内在していることを認識していただき、
 常にそのような視点の必要性に気付いていただくため、
 このピンバッチを配布していきたいと考えております。


 (引用おわり)
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 研修を受けてくれた方々を中心に
 このピンバッジをお配りするみたいですね。

 みなさまも、まちでこのピンバッジを付けている方を見かけたら

 「一緒にがんばっていきましょうね!」

 と声をかけてくださいね。

 自殺対策は、顔と顔が見える関係をどんどん増やしていって
 セーフティネットが細かく大きく広がっていくことが必要です。

 ピンバッジを付けている方々同士が顔の見える関係になっていって
 どんどんつながっていくことができたならば

 このまちの自殺対策はさらに進んでいくはずです。

 ぜひこのピンバッジを
 その為の『目印』にしてくださいね!



2010年6月4日(金)のフジノその2
● 精神障がいのある方々のご家族もまたとても苦しんでいる現実

 今日は、東京・千駄ヶ谷の津田塾大学へ行きました。

 大学の敷地内にある津田ホールにて
 『NPO全国精神保健福祉会連合会(通称:みんなねっと)』
 全国大会『みんなねっとフォーラム2010』が開催され、参加しました。



 『みんねねっと』は、精神障がいのある方々の
 『家族会』の全国組織です。

 今回のフォーラムでは『みんなねっと』が今年3月に発表した
 報告書にもとづいた提言が中心となっていました。

 報告書のタイトルは

 『精神障害者の自立した地域生活を推進し
  家族が安心して生活できるようにするための
  効果的な家族支援等の在り方に関する調査研究・報告書』

 です。

 全文はこちらをご覧ください。
 ただ、とても量が多いのでご注意を!

 当日会場で配られたリーフレット『わたしたち家族の7つの提言』
 この報告書をとても分かりやすく要約したものですので
 ぜひご覧くださいませ。



 調査は、全国の精神障がいのある方々の
 ご家族4419名に対して行われました。

 報告書をとおして、
 『全国の平均的な精神障がいのある方々の暮らし』が見えてきます。

 ご家族の平均年齢は66.7才です。
 精神障がいのある方ご本人の平均年齢は42.4才で、
 同居をしている率は79.5%でした。

 そして、世帯の1か月の平均収入は25.0万円で、
 精神障がいのあるご本人のための支出が
 1か月平均6万5000円(食費・医療費・日用品代)でした。

 つまり、この調査によれば


 ・精神障がいのある方々の8割が親と同居している

 ・精神障がいのある方々は40代にさしかかっている

 ・その親御さんもすでに定年退職をした
  60代後半の年金生活者がほとんどである


 という状況が見えてきます。

 当然ながら、精神障がいのある本人が高齢化していけば
 その親御さんはさらに高齢になっていきます。

 全国調査の結果と同じ状況を
 横須賀市でもひしひしと感じています。

 高齢者福祉での『老老介護』という現実が知られていますが
 障がいのある方々の福祉でも同じ状況が増えています。

 本人もご家族も安心して老後を迎えられるような
 地域での生活を支えていくしくみが一刻も早く必要です。

 (津田ホールから見えた、東京体育館の風景。千駄ヶ谷の空は広いです)


 現在、政府は

 『障害者自立支援法』の廃止と
 『(仮称)障がい者総合福祉法』の策定を目指しています。

 もちろん国全体の問題ですから
 中央政府(=国)にしっかり活動してもらわねばなりませんが

 地方政府(=市区町村)として今すぐに成すべきことを
 できる限り早く、実現していかなければなりません。

 地域での暮らしの場、働く場、
 安心して受けられる医療と福祉サポート、所得の保障など、
 課題は山積みです。

 がんばらなければ。



2010年6月4日(金)のフジノその1
● 谷内六郎作品の返却をめぐって吉田市長が谷内家を訪れました

 5月の全員協議会での市長の答弁どおり
 今日6月4日、吉田市長は谷内家のご遺族のもとを訪れて
 直接に対話を試みました。

 そして今日の15時から
 谷内家のご遺族2名と弁護士と共に面談をしてきました。

 その内容がどのようなものだったのかを報告する為のペーパーが、
 全市議会議員宛てに『全議員配布資料(緊急)』として
 メールにて送付されてきました。

 以下に全文を引用いたします。


--------------------------------------------

 平成22年(2010年)6月4日
 市議会議員 様

                        横須賀市長 吉田 雄人


  故谷内六郎氏ご遺族との面談について

 本日(6月4日)午後3時から、
 谷内達子様宅において、故谷内六郎氏のご遺族とお会いして、

 今後の谷内六郎館の運営について
 お話をさせていただきました のでご報告いたします。

 ご遺族の方は、
 故谷内六郎氏の奥様の谷内達子様、
 長女の森広美様と弁護士の中村幾一様です。

 こちらからは、私と美術館運営課長及び担当の主査が
 出席いたしました。

  私からは、

  ・お時間を取っていただいたことへのお礼。

  ・「売買対価」と言っていた認識を改めたこと。

  ・今までも谷内作品を貶めたことはなく、
   あくまでも市の姿勢を批判してきたということ。

  ・厳しい財政状況ではありますが、故谷内六郎氏の作品は、
   多くの方に親しまれ ており、今後も谷内六郎館で
   作品・業績を大切にしていきたいと考えていること 。

  ・今後も谷内六郎館運営へのご協力のお願い。

 などをお伝えしました。

 しかしながら、これまでの市側の対応についての
 ご遺族の不信感は払拭出来なか ったと感じておりますが、

 引き続き谷内六郎館運営へのご協力をいただけるよう 、
 話し合いを続けていく所存です。


---------------------------------------------------
 (引用終わり)

 これが今日の面談の結果です。

 報告書に載っていない谷内家遺族側の反応は
 うかがいしることはできません。

 しかし、そもそも今回の騒動を起こすことを決意した時点で
 今日のような対面くらいではご遺族の気持ちが変わることはありえない
 とフジノは考えています。

 そんな中、とにかくまず1度は直接に相手を訪れて
 『人』として『礼儀』を尽くす、ということは当然にすべきですから

 吉田市長が谷内家ご遺族を訪れたことは
 全く正しい
ことでした。

 市長と谷内家ご遺族の主張はもともと相容れませんから
 これからは訴訟へとならざるをえないでしょう。

 フジノの考えは、こうです。

 (1)ご遺族へ谷内六郎作品を全てお返しする

 そのかわりに

 (2)市がご遺族に対してこれまで支払ってきた
   3000万円もの美術館アドバイザー料を返していただく

 (3)さらに、これまで谷内六郎館にかかった全てのコスト
  (建築費・運営コストなど)を全額返していただく


 遺族へこう主張すべきだと考えています。

 そうすれば、谷内家も横須賀美術館も
 ゼロからやりなおすことができます。

 もととはいえば、
 作品を寄贈するから専用の美術館をつくれと言いだした谷内家のせいで
 横須賀市の税金のムダ遣いの象徴=ハコモノとしての美術館が
 作られることになってしまったのです。

 谷内家の道義的な責任は大きいです。

 「作品を返せ」と主張するのであれば、
 こちらも建設費も返していただきたい。

 当然これまで支払ったアドバイザー料も
 全て返していただく。

 これこそが公平・公正な結末だとフジノは考えています。


 *後日談:神奈川新聞がこの件を報道してくれました。

 (2010年6月5日・神奈川新聞より引用)



2010年6月2日(水)のフジノ
● かながわ犯罪被害者サポートステーションが1周年を迎えました

 午後から横浜・西口の
 『かながわ県民センター』へ行きました。

 『かながわ犯罪被害者サポートステーション』
 今日でちょうどオープン1周年を迎えたのです。

 このサポートステーションは、神奈川県警と神奈川県と
 NPO法人神奈川被害者支援センターの連携によって運営されています。

 ステーションはオープンから1年間ではありますが
 母体となっているNPO法人神奈川被害者支援センターには
 長い活動の実績があります。

 犯罪被害に遭われた方々の支援は
 フジノにとって大切な政策ですので

 市議会での提案活動だけではなくて
 実際の被害に遭われたご本人やご家族に
 こちらのセンターを紹介させていただいたり
 裁判の立ち会いなどを行ってきました。

 臨床心理士の方によるカウンセリングが受けられたり
 弁護士の方のサポートが受けられたり
 本当に素晴らしい活動をしているNPOです。

 とてもこころづよい存在です。

 そして、この神奈川県のステーションの取り組みも
 全国的にも貴重で大切な取り組みで、高く評価されるべきものです。

 さて、1周年を記念して、5月31日から今日まで3日間、
 『あったかサポートキャラバンinかながわ』が開かれました。



 ステーションの活動紹介や講演会をはじめ、
 『生命のメッセージ展inかながわ』
 実在の方をモデルに製作された
 映画『0からの風』の上映会が行われました。

 『生命のメッセージ展』では、
 自殺や交通事故をはじめとする失われた尊い方々の
 等身大のパネルが展示されています。



 パネルの足元にはご本人が履いていた靴が置かれ、
 ご本人の写真とともに
 ご遺族によるメッセージが記されています。



 『生命のメッセージ展』は様々な場所で開催されてきましたので
 フジノが参加したのはこれで3〜4回目になりますが
 毎回、本当に圧倒される想いです。

 今日も140名の方々の生きてきた証を
 奪われるべきではなかったいのちの重みを
 強く感じさせられました。

 犯罪被害に遭われた方々の支援という政策は
 『すでに起こってしまった悲劇』の、後からのサポートに過ぎません。

 いくら支援が充実したとしても、自殺と同じく、
 失われたいのちが戻ることは決してないという事実が
 無念でしかたがありません。

 本来ならば、悲劇そのものを防ぐことができれば、と
 いつも、いつも僕は願っています。



 映画『ゼロからの風』は、ほぼ全て実話です。

 ご遺族の方々の全身全霊の活動によって
 刑法が改正されることになった、

 このことはみなさまもご存じだと思います。

 主人公のモデルとなった鈴木共子さんと同じで
 僕自身が

 「政治が動かないから犠牲が出た」

 「誰もやらないから自分が動くしかない」

 と思って、今まで活動をしてきました。

 ほとんどの人々が自らは何も動くことが無いままに

 「自分にとって政治なんて遠いもの」
 「個人には制度なんて変えられない」

 と、最初から諦めてばかりいるこの国で

 「そんなことは絶対に無い」
 「この悲しみや怒りは全ての人々に共通のもののはず」

 と、固く信じて、必死に闘い続けることで
 実際に法律の改正までたどりついたその活動は
 多くの人々にたくさんの勇気と希望をもたらしてくれました。

 僕も、決してあきらめないで
 活動を続けていきたいと改めて感じました。

 あなたもあきらめないで下さい。



2010年5月28日(金)のフジノ
● キャリア教育の現場を見学しました(第2回目)

 今日は、不入斗中学校を訪れて
 『キャリア教育』の現場を見学させていただきました。

 以前にも書いたとおりですが

 『キャリア教育』を通しての
 中学時代のこどもたちの成長や変化(自己肯定感の芽生えなど)を
 今年は1年間を通して見学させていただくことで
 実際に目の当たりにしたい、

 と考えています。
 (高校での取り組みについては以前に紹介したとおりです)

 そして、今回が2回目の見学になります。



 今日は体育館にて、
 社会人向けのビジネスマナー講座を担当している
 プロの講師を招いての『マナー研修』です。

 あいさつ・電話応対・接客・クレーム対応などを
 講義とロールプレイを通じて生徒たちが学んでいきます。

 かなり本格的なビジネスマナー研修です。

 名刺の受け渡しなどはもちろんのこと、
 4人1組でのロールプレイ(3人が『お客さま』『店員』『店長』を演じて
 残り1名がそのロールプレイをチェックする役)など
 実践的です。


● 変化していく現実に対応できるリアルな教育が必要です

 今の大人たちの中には

 「中学時代からキャリア教育なんて必要ない!」

 というような意見を言う人々もいます。

 自分の育った時代では体験していないことなので
 今のこどもたちにも自分の価値観でもって教育を押し付けているのです。

 確かにフジノだって自分が中学生の時には
 ビジネスマナーの研修を受ける機会なんてありませんでした。

 大人の社会に混ざって働いたのは、高校時代のアルバイトが最初でした。
 しかも、ビジネスマナーと言われるものは
 実際のアルバイト体験を通して初めて知りました。

 けれども『過去』がそうだったからといって、
 『今』も同じであるべき、という考え方は正しくありません。

 時代は変化しているからです。



 ビジネスマナーをはじめとすることがらは
 将来に直結したリアルなことがらですが

 確かにかつてはそれらを
 『学校』で教えるものではありませんでした。

 企業に体力があった時代には、企業が仕事をつうじて
 オンザジョブトレーニングという形で教育をしていたのです。

 けれどもこの10数年間の厳しい経済社会状況では
 もはや企業は即戦力しか求めていませんし
 ビジネスマナーをゼロから教えている体力はありません。

 そうした意味で、かつての時代では想像できないほど多くのことが
 学校教育の中で教えるように求められています。

 学校側はパンク寸前に追い込まれている
 という大きなデメリットがありますが

 それでも、学校の役割は時代とともに変わりますから
 変化に対応していくのは当然のことでもあります。

 変化していく時代に対応した教育が無ければ
 今を生きているこどもたちはそのギャップによって苦しむだけです。

 リアルな現実に対応できる力を伸び育ててあげることこそ
 本当に必要なことだとフジノは考えています。

 その意味で、横須賀市が全国に先駆けて進めている
 『キャリア教育』はとても重要で大切なことです。

 3年前に坂本中学校と不入斗中学校の2校からスタートして
 少しずつ市内の中学校へと広がっていっていますが(現在は9校です)
 早く全中学校に導入していくべきです。

 (ゆくゆくは、小・中・高校が連携してのキャリア教育の実行など
  広がりとともに深化も同時に進めていかねばなりません)

 実際、今日の授業を見るにつけても、 
 とても大切なことを生徒たちは学んでいると感じました。

 

 人は人の数だけみんな違います。

 義務教育の期間中は
 学校に通って勉強をしなければなりませんが

 みんなが高校に行くから高校に行くということが
 誰にとってもふさわしい訳ではありません。

 むしろ、中学を卒業したらすぐに働きはじめる方が
 個人の幸せにとってはマッチしている人もいます。

 そうした1人1人の幸せな生き方へとつながっていかれるように
 自分の人生の進路をミスマッチなものにしないためにも
 キャリア教育は本当に大切です。

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 キャリア教育の授業時間が終わった後も学校に残って
 教職員やPTAの方々から
 いろいろなお話をうかがうことができました。

 ありがとうございます。

 次は、7月におじゃまさせていただきます!

 中間テストが終わった6月下旬には
 生徒たちは実際に『職業体験』3日間に挑戦します。

 次回フジノが訪れる時には、体験を通じて
 生徒たちの表情はきっと変わっているでしょう。

 とても楽しみです!



 *後日談:タウンニュース社がキャリア教育推進事業を報道してくれました。

 (2010年6月4日・タウンニュースより引用)



2010年5月27日(木)のフジノ
● 谷内六郎氏の遺族への、横須賀市長の回答書が発表されました

 雑誌『週刊新潮』などで大きくとりあげられて
 全国的な話題になっている

 谷内六郎氏の遺族からの
 「谷内作品を返却してほしい」という内容の通知書(5月11日付)に対して

 横須賀市が出した回答書(5月25日付)が
 けさ9時すぎに全市議会議員あてに報告されました。

 内容は、先日ひらかれた全員協議会での
 市長の答弁にほぼ沿ったものになっていました。

 その全文は、次のとおりです。
 (PDFファイル版はこちらをご覧ください)

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 回答書


 拝復

 このたび、平成22年5月11日付文書を拝見させていただきました。

 ご遺族と横須賀市との間で、
 過去から様々行き違いがありましたこと、大変、心苦しく思っております。

 これまでの私の言動は、
 横須賀市の議会軽視の姿勢や対応を指弾してきたもので
 ご遺族の方々を批判する意図はありませんでした。

 アドバイザー報酬の更新を中止したことも
 横須賀市の危機的な財政事情をなんとかしなければという
 強い思いで行ったものです。

 しかし、これらの出来事が、
 ご遺族の皆様の心を深く傷つけたことにつきましては、
 大変遺憾に思っております。

 谷内六郎氏の作品は、中高年の方はもちろんのこと、
 週刊新潮の表紙絵を知らない若い世代にも共感を与え、
 世代を超えた人気を得ているものと認識しております。

 谷内六郎館は、来館者の満足度が非常に高く、
 横須賀美術館に必要な存在と考えております。

 全国の、数多くの谷内六郎ファンのためにも、
 今後とも谷内六郎館におきまして作品の展示を継続していきたいと考えております。

 なお、貴翰は、作品の寄贈につき、
 負担付き贈与契約の義務の不履行を原因として、作品の返還を請求されていますが、

 横須賀市としては、本件寄贈は
 負担を伴わない民法第549条に定める無償贈与であった
 と認識しておりますことを申し添えさせていただきます。

 最後になりますが、6月4日にお訪ねし、
 お考えを伺い、誠心誠意お話しさせていただきますので、
 なにとぞご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 敬具

 通知人 横須賀市 上記代表者市長 吉田 雄人

 被通知人 谷内達子氏代理人 弁護士 中村 幾一様


 (引用おわり)
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 オブラートでつつんだような分かりにくい表現の文章ですが
 あえて一言でまとめると

 (1)これまで遺族を批判してきたことは無い

 (2)谷内六郎作品は横須賀美術館には必要である

 (3)だから、横須賀市は谷内六郎作品を返すつもりはない

 (4)しかし、美術館アドバイザー報酬を支払いは廃止する

 (5)何故なら、作品は「無償」で提供されたのだから

 (6)詳しくは、6月4日に訪問するので話し合いたい


 こんな6点になるのではないでしょうか。

 フジノは「(2)谷内六郎作品は横須賀美術館に必要である」を除いて
 (1)から(6)について、横須賀市の『回答書』を支持します。

 そもそも美術館建設への反対運動は、
 ハコモノ行政によって財政危機におちいった横須賀市を
 正しい方向へたてなおすのが目的でした。

 芸術家やその作品を批判するつもりは全くありません。

 今の財政状況の中で、人のいのちと暮らしを守る政策こそが最優先であって
 ハコモノを作っている場合では無い、というのが反対運動の訴えです。

 6月4日の遺族との話し合いでは、
 吉田市長は絶対に妥協しないでほしいです。


● 予想どおりの数字/美術館、2年連続の観覧者ダウン

 けさの神奈川新聞では、『横須賀美術館・観覧者2年連続減少』との記事が
 大きく出ていました。

 そもそも目標である『10万人』が達成されたとしても
 3億5000万円の赤字を垂れ流す美術館ですが
 昨年度はついに
 10万人も下回りました。

 (2010年5月27日・神奈川新聞より)


 フジノにとっては何も驚くことはありませんでした。

 市民のみなさまにとっても
 全く『予想通り』の数字だったのではないでしょうか。

 企画展を見直したり、広報方法を見直したりしていく、
 という担当者のインタビューが載っていますが

 問題はそこではない、とフジノは断言します。



2010年5月26日(水)のフジノ
● 『わが家の母はビョーキです2〜家族の絆編〜』が出ました!

 今日、中村ユキさん(マンガ家)が
 できたてほやほやの最新作を
 フジノ事務所に送ってきてくださいました。

 (ありがとうございます!)

 でも、フジノは新作が出るのをずっと待っていましたので
 発売日(おとといです)すぐに本屋さんで買いましたよ〜!

 ●

 みなさま、中村ユキさんのベストセラー『わが家の母はビョーキです』
 『続編』がついに出版されました。

 『わが家の母はビョーキです2〜家族の絆編〜』です!




 とってもリアルで、切なくて、涙がこぼれて、
 でも、読み終えた後には笑顔になることができる本です。

 精神障がいのある方のご家族ならば
 誰もがページをめくるたびに

 「ああ、分かるなあ」「そう、そうなの!」

 と、共感することばっかりのはずです。

 精神障がいのある本人も同じように
 共感することがたくさんあるはずです。

 つまり、この本で描かれている中村ユキさんの体験というのは
 精神障がいのある方とその家族にとっては
 本当によくある『ふつうの体験』なのです。

 でも、その『ふつうの体験』が描かれることは
 これまでありませんでした。

 そんな画期的な本が前作でした。

 さらに続編では、

 「一番大切な人だから、一番大切なことを話せなかった...」

 というキャッチフレーズがまさにぴったりな
 切ない、でも率直な日々の想いが描かれています。

 精神障がいに限らないことなのですが、
 自分自身が自分自身に対して内側に偏見を抱えているということが
 たくさんあります。

 家族もまた同じです。

 ユキさんがお母さんのことを大好きだからこそ
 新しく夫として家族になったタキさんに
 お母さんの病気の症状をなかなか素直に話すことができなかった。
 話したら、嫌われてしまうかもしれないから。

 と悩み続けるその姿は
 多くの方が深い共感を覚えるはずです。

 (同時に、タキさんの優しさによって
  新たな家族の絆が生まれて深まっていく姿には感動!)

 また、前作に続いてこの本が素晴らしいのは

 統合失調症の症状の激しい部分が出てしまった時の
 状況も率直に描かれていることです。

 例えば、ユキさんのお母さんが体調が悪くなってしまった時に、
 攻撃的になったり、包丁を持ち出したり、ということも
 ふつうに出てきます。

 精神保健福祉の業界の内側にいる方々からも
 前作を読んだ後で

 「そういう症状を描くと、むしろ偏見が増すからダメ!」

 という意見がありました。

 でも、それは逆効果だとフジノは考えています。
 隠してはいけないと信じています。

 それもまた現実の姿なのです。

 大切なことは、何故そんな行動を取らざるを得ないかという
 正しい知識が広くたくさんの人々に知られることなのです。

 統合失調症をはじめとする精神疾患の症状によって
 自分自身が本当に苦しい状況に追い込まれて

 結果として、自分を傷つけてしまったり。
 結果として、他人を傷つけてしまったり。

 それは変質者による了解不能な行動とは
 完全に違うのです。

 フジノが言葉で説明するよりも、
 何よりも中村ユキさんのこの本を読んでいただけば
 その違いはみなさまに理解していただけると信じています。

 そして、正しい知識にもとづいた理解があれば
 誰も傷つくことは無いということも、フジノは確信しています。

 ぜひ読んでみてください!

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 中村ユキさんは1年前にカフェトークに来て下さったのですが
 その後、いくつかの大切な接点があることが分かりました。

 ・中村さんの本の編集者さんと
  フジノは何年も前からの大切な知りあいの方でした。

 ・中村さんの友達Aくんは、フジノの高校時代からの親友でした。

 すごい偶然!

 もともと中村さんとフジノは同世代ということもあって
 強いシンパシィを感じているのですが

 こうした接点=つながりによって
 さらに親近感を抱くようになりました。

 ある雑誌では同じ号に
 2人がそれぞれで載ることもできて

 素晴らしい活動をしている同世代の存在には
 本当にいつも励まされます。

 中村ユキさん、これからもどうか素晴らしいご活躍を!



2010年5月21日(金)のフジノ
● 税金は誰のものなのか?

 今日は、『全員協議会』がありました。

 フジノも吉田市長への質疑を行いました。

 質問と答弁の両方をあわせて『10分間』という短さでしたが
 フジノは吉田市長に対して次の4点を訴えました。


 1.そもそも美術館建設の反対は、財政危機への観点から行なったもので
   市民のみなさまの暮らしを守る為に不可欠なこと

 2.その上で『美術館アドバイザー報酬の廃止』は、
   吉田市長の重要な選挙公約だから絶対に守るべきこと

 3.『美術館アドバイザー報酬の廃止』は、市議会も予算案を成立させた決定事項だから
   絶対に復活させてはいけないこと

 4.そもそも美術館には10万人程度しか入場者がおらず
   谷内六郎作品も横須賀市への経済効果は大して無いという事実をしっかり見据えて
   経営感覚はドライに持ってほしいこと




 吉田市長は、アドバイザー報酬の復活はしない、と答弁したものの、
 協力への報酬は支払う意図がある、と答弁しました。

 この答弁を聴いてのフジノの結論は

 『支払う金額が減るだけで、結局、吉田市長は選挙公約を破った』

 というものです。



 美術館建設を賛成した人にも反対した人にも、
 どちらにも全く受け容れられない八方美人な妥協策だと怒りを覚えました。

 フジノは、沢田元市長にも蒲谷前市長にも全く同じ怒りを感じてきました。
 7年の間に3人も市長が替わりましたが、ずっと同じ主張を繰り返してきました。

 かつての改革の同志が市長になったのに、
 何故この怒りが消えないままなのか、空しくてたまりません。

 政治家である僕がこんな絶望感を抱いていたら、
 市民のみなさまの失われた希望はどれほど大きいものか、はかりしれません。

 残念でたまりません。

 (2010年5月22日・神奈川新聞より)



2010年4月28日(水)のフジノ
● カフェトークという奇跡

 今夜のカフェトークに、素敵なお客さまが来てくれました。

 静岡県立大学の卒業生の方が
 カフェトークに来てくれたのです!

 昨年12月、静岡県立大学の津富宏先生にお招きいただいて
 フジノは大学生100人を前に講義をさせていただきました。

 学生のみなさんが本当に素晴らしくて
 この時のことはフジノにとって
 今でも忘れられない
 特別に大切な思い出になっています。

 朝早くひとりでキャンパスの中を歩いた空気の感じや
 真剣なまなざしの学生たちの集う教室の光景や
 お昼ごはんを食べながらいろいろなことを語り合った時間などが
 今もよく思い出されます。

 その日の活動日記
 フジノはこんな風に書きました。


 > 人生80年の中の、18才のわずか90分間だけの接点ですから
 > やがてこの100人のほとんどがフジノのことを忘れるでしょう。
 >
 > でも、人生というのは不思議なものですから
 > いつかきっとこの学生さんたちの中で
 > 
 > 将来フジノと一緒に仕事をするようになる学生さんがいたり、
 > あるいは、何かの機会に再会することがあるはずです。
 >
 > みなさんと出会えたことをこころから感謝しています。



 このフジノのこころからの『願い』が、早くも半年後に実現しました。
 再会できたこと、本当にうれしかったです。

 とても感謝しています。
 ありがとうございました!



2010年4月24日(土)のフジノ
● 教育長が『リボンムーブメント』にお会いしてくれました

 子宮頸がん征圧の為に全力で活動してくれている
 『リボンムーブメント』が、昨日、横須賀市を再び訪れました。

 昨年12月のフジノとの意見交換
 今年1月の成人式でのアンケート&受診勧奨に続いて

 3度目となった今回の横須賀訪問の目的は、
 教育長・生涯学習部長にお会いすることでした。

 『リボンムーブメント』の活動は
 これまでも高い評価を受けてきましたが

 今年は、がん対策推進に向けて東京都豊島区との協働に動き始めるなど、
 さらに積極的な活動を行なってきました。

 唯一予防することができるがんである『子宮頸がん』から
 1人でも多くの命を守る為には、
 もっともっとこの活動を全国に広めていかねばなりません。

 例えば、予防ワクチンを10代前半で接種していれば
 ほとんど子宮頸がんの発症を防ぐことができるのですが

 現在の日本では、予防接種が義務ではなくて
 受けたい人だけが自分で医者に行って受ける『任意』になっています。

 しかも、予防ワクチンの費用は、3〜4万円と高額なので
 なかなかワクチン接種につながっていません。

 そこで、国に対して予防ワクチンの公費助成を求める活動も
 『リボンムーブメント』も活発に行なっています。

 けれども、単に国がお金を出して予防接種を受ければ
 それで『予防』完了=『終わり』とは決してならなくて

 そもそも小中高校生の時期からこどもたちが
 こころと体の健康について意識できるようになることが
 とても大切です。

 自分自身のこころと体を大切に感じることができづらい時代になっています。

 そんな中で、自分のことを大切に感じられるようになること、
 他人のことも大切に感じてられるようになることが必要だと
 フジノは考えています。

 子宮頸がんも『予防ワクチン接種』だけではなくて
 『検診』を定期的に受け続けていくことで完全な予防に近づくのですが

 『検診』を定期的に受ける、というのは言うのは簡単ですが
 なかなか実際に行なうことは大変です。

 自らすすんで『検診』を受けようと考えて実際に行動に移す、ということは
 自分の体を大切に思うことができなければできません。

 また、自分が元気で健康であることは、家族や恋人や友達にとっても
 とても大切なことですから、他人を大切に感じていることとも同じ意味があります。

 そんな意味でも、小中高校時代のこどもたちに対しての
 健康教育(もちろん子宮頸がんをはじめとするがん教育もその1つです)が
 とても大切なのですね。

 そこで今日は、『リボンムーブメント』のメンバーが
 横須賀市の教育行政のトップである教育長と生涯学習部長とお会いして
 そうした点も含めて、これまでの活動の報告や今後の提案を行ないました。

 子宮頸がん対策の為に活動している団体と
 教育行政のトップがこうして会ったということは
 フジノが知る限り、全国的に見ても初めてではないかと思います。

 (実際、今日の対面はマスメディアの注目度もとても高くて
  TBSとテレビ東京が東京からわざわざ取材に来ていました!)

 これは、永妻教育長だからこそ実現したことだと
 フジノは感じています。

 かねてこのHPに記してきたとおり、こども家庭福祉にも強い
 永妻教育長が今、教育行政のトップであることをとても適任だと考えています。

 さてこの当日の様子を、神奈川新聞が報道してくれました。
 ぜひごらんください。

 (2010年4月24日・神奈川新聞より)

 がん教育に理解を
 女子大生リボンムーブメントが横須賀市教育委員会を訪問


 子宮頸がんの啓発活動を行っている「女子大生リボンムーブメント」のメンバーが
 23日、横須賀市教育委員会を訪問、

 学校でのがん教育の大切さを伝えようと
 活動内容などを永妻和子教育長らに報告した。

 「リボンムーブメント」は県内や都内の大学生ら約40人で構成。

 子宮頸がんの検診受診率の向上や
 ワクチン接種の普及のための活動に取り組んでいる。

 東洋大学4年で共同代表の臼丼あかねさんは

 「子宮頸がんについてあまり知られていないのが現状。
  中高生ががんへの理解を深められるよう
  リボンムーブメントができることがあれば積極的に行いたい」

 などと伝えた。

 永妻教育長は

 「子宮頸がんは唯一予防ができるがん。
  若い世代ががんについて学ぶのは重要。

  委員会としてどういう取り組みをするべきか
  しっかり考えていきたい」

 と話した。

 リボンムーブメントは随時メンバーを募集中で、
 25日には東京都渋谷区の
 「TOKYO FAMILY RESTAURANT」で
 午後7時からイベントを開催。

 メンバーらは

 「興味のある人はぜひ参加してほしい」

 と呼び掛けている。

 (服部エレン)
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 (引用終わり)


● 明日も『リボンムーブメント』のイベントがあります!大学生はご参加ください!

 『リボンムーブメント』の活動は本当に活発で
 毎日どこかのメディアで何かしらの情報が発信されています。

 おとといは、予防ワクチンの公費負担をめざす国会議員の議員連盟の
 シンポジウムに臼井代表がパネリストとして招かれていましたし、

 昨日はもう1人の代表である鈴村さんが
 TBSの番組に出演していました。

 そんな活発な『リボンムーブメント』はみんな現役の大学生です。
 いろいろな大学から集まったメンバーによるインカレ団体なのです。

 この『リボンムーブメント』でぜひあなたも活動してみませんか?

 今は、新入生たちがいろいろなサークルに挑戦している時期だと思いますが
 『リボンムーブメント』も新メンバーを募集しているそうです。

 明日、渋谷にて『リボンムーブメント』の新歓イベントが行なわれるそうです。
 下にお知らせを転載いたしますので、関心のある方はぜひ参加してみて下さい!

 ●

 -----インカレ学生団体  Ribbon movement------
 新1・2年生を募集しています。私たちの活動に参加してみませんか?
 -----------------------------------------

 Ribbon Movement.は子宮頸がんの予防啓発を主に活動しています!

 〜子宮頸がんって何?〜
 1日に7人の20代女性がどこかで命を落としている病気です。
  しかし、20代女性の認知率は約3割。
 でも“子宮頸がんは予防できるがん。” “検診に行けば早期発見も可能ながん”

 だから予防できるがんで悲しむ人がいるなんておかしいし、
 みんなが知らないなんて悲しい。

 ―大切なことを大学生のみんなに知ってもらいたい―

 そんな想いから、わたしたちの掲げているコンセプトは
 「大切な人に、大切なことを、“大切だ” と伝えよう」です。

 ふだん、当たり前にだと思われがちな“健康”だけど、
 正しい知識を、大切な人に広めることで、より明るい未来が待っていると考えています。

 *団体ではこんなことが出来ます*
 ●フリーペーパーの作成(2万部配布予定)
 ●イベントやワークショップ企画
 ● 著名人に対するインタビュー取材(仁科亜希子さん等)
 ●自治体と連携した受診勧奨(豊島区、横須賀等)
 ●webの運営

 ざっと読んだだけじゃ分からない!会ってみなきゃ始まらない!
 ということで新歓イベントを開催いたします。

 +++++++++++++++++++++++++++
 Ribbon movemnet. Welcome Party Event
 +++++++++++++++++++++++++++
 ◆Day : 4.25.Sun
 ◆Time : 19:00〜21:00
 ◆Place: @渋谷 東京Family Restaurant
 【渋谷駅東口ビアードパパ前18:30集合★】

 ◆Price: Free☆
 ◆Style: ビュッフェ形式
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 (引用おわり)

 ぜひ、あなたも参加してみて下さい!
 明日フジノも様子を見におじゃまするつもりです。

 それでは明日お会いしましょうね!



2010年4月22日(金)のフジノ
● 『自死遺族の支えあいの会』にどうかいらして下さい

 横須賀市が開催している『自死遺族の支えあいの会』について
 けさの神奈川新聞に記事が掲載されました。

 「こうした大切な場をもっと広く知ってほしい」

 という記者の方の熱意にとても感激して
 フジノも取材に協力させていただきました。

 1人でも多くの方に分かちあいの場を知っていただき、
 どうか参加していただけたらと、こころから願っています。

 (2010年4月22日・神奈川新聞より)

 自殺の苦しみ共有を
 横須賀で遺族ら交流/体験や思い語り合う


 家族や友人などを自殺で失った人たちの交流の場「自死遺族支えあいの会」が、
 横須賀市内で定期的に開かれている。

 つらい経験を参加者で共有し、
 自らの意思で体験や思いを語る貴重な場となっている。

 進行役を務めるNPO法人「全国自死遺族総合支援センター」
 杉本脩子代表

 「大切な人の自殺を経験し一人で苦しみを抱え込んでいる人がいたら、
  参加してみてほしい」

 と呼び掛けている。

 会でのやりとりは外部に公表されることはなく、
 体験を話すことも義務ではない。

 2008年11月に当時17歳だった最愛の息子を
 自殺で亡くした女性も参加者の一人。

 「つらい過去を思い返すのが怖かった」

 と初めは会への参加をためらった。

 気持ちが少し落ち着いた現在は、

 「自分と同じような悲しい思いをする人がこれ以上出ないように、
  話をしたり話を聞いたりすることで、苦しんでいる人の役に立てたら」

 との思いで参加している。

 約2年前に、54歳だった夫を自殺で亡くした女性。

 「話をできる人が周りにいなかった。
  会に参加して、落ち込んだときに支えてもらいすごく助かった。
  この2年間家にこもっていたら気付けなかったことがたくさんある」

 と話す。

 また、杉本代表は

 「なぜ身近な人が自殺する前に気付くことができなかったのか」

 などと周りに責められる遺族が多くいる現状を挙げ、
 自殺に対する社会の無理解が遺族の第二の苦しみを生んでいる
 と指摘する。

 「遺族が抱える悩みはそれぞれ違う」

 と杉本代表。

 「参加者のさまざまな体験を聞くことで
  生きていく選択肢を広げることができる」

 と話している。

 会は、偶数月の第3月曜日、午前10時から
 横須賀市保健所(西逸見町)で開催している。

 次回は6月21日。

 問い合わせは、
 市保健所健康づくり課Tel046(822)4336。

 (服部エレン)
------------------------------------------------------------
 (引用終わり)

 杉本代表をはじめ、取材を受けて下さったご遺族に深く感謝しています。
 服部記者の熱意にも、とても感謝しています。
 ありがとうございました。

 市民のみなさまに
 ぜひ参加していただけることを願っています。

 どうか、あなたの想いを聴かせて下さい。



2010年3月27日(土)のフジノ
● 闘わない市長、マニフェストを実現できなくてもかまわないのか!?

 けさの朝日新聞を読んで、本会議が終わった後に行なわれた
 吉田市長のインタビューの様子を知りました。

 記事を引用します。

 (2010年3月27日・朝日新聞・朝刊より)

 当初予算案を修正して可決、横須賀市議会

 横須賀市議会は26日の本会議で、
 2010年度一般会計予算案に対する修正の動議を
 賛成多数で可決し、閉会した。

 これに伴い、予算案の総額は原案から1258万円減の
 総額1397億1741万円となった。

 当初予算の修正は1958年度以来。

 予算修正で、市救急医療センターの移転・新築に向けた
 準備経費が追加された一方、

 @職員への顔写真付き名札導入
 A財政基本計画を策定し全戸配布
 B借金時計ホームページ作成
 C公用車を青色灯ツートンカラー車にする防犯パトロール車整備

 の4事業が削減された。

 吉田雄人市長は本会議後、議会による予算修正について

 「提案側としては残念。議会の判断を尊重しなくてはいけない」

 と述べ、

 「再議に付すつもりはない。
  再議は数字(議席)を読みながら使うべき手法。
  今回使っても意味がない」

 と修正に応じた。

 (引用終わり)
----------------------------------------------------

 このインタビューを読んで、
 吉田市長への失望感はさらに強まりました。

 昨日、フジノは予算案に対する反対討論
 このように述べました。


 > 市民のみなさまの多くは、
 > 吉田市長の強いリーダーシップを期待していたはずです。
 >
 > 例え、行政内部の職員たちと激しい摩擦が起ころうとも
 > 前例にとらわれずに、市民の支持を背景に改革を進めていく。
 >
 > 議会との間で政策について対立が起こっても、
 > 正しい政策と信じるものであるならば徹底して議論する。
 >
 > いざとなれば議会側の修正案に対しては
 > 拒否権を発動して、市長として「再議」を求める。
 >
 > それぐらいの強い信念を持って横須賀市を良い方向へと
 > 進めていくような気概は吉田市長からは
 > これまで全くといってよいほど感じられません。


 つまり、市民のみなさまとの契約であるマニフェストを
 実現できなくさせるような修正案に対しては

 市長は修正案に対して拒否権を行使して
 『再議』を求めるべきだったのです。

 けれども、吉田市長は再議を求めることさえせずに
 大した反論もせずに、修正案を受け入れました。

 それは、議会に削除されたマニフェスト項目は
 吉田市長にとって「削除されてもかまわなかった」ということです。

 (1)市の危機的な財政をわかりやすく説明する
   財政基本計画の解説を市民のみなさまに全戸配布をする

 (2)このまちの借金をリアルタイムで知ってもらう為の
   借金時計をつくる

 (3)市民のみなさまの安全を守る為に、公用車をツートンカラーにして
   防犯効果を高めたパトロールカーを整備する

 (4)市民のみなさまにサービス業としての市職員としての意識を高める
   顔写真付きの名札を作成する

 この4つのマニフェストは、
 市民のみなさまに選挙を通じて『契約』をしたにも関わらず

 市議会に修正案を出されたら、再議を求めて闘ったりすることもなく
 市長はマニフェストをあっけなく放棄したのです。

 つまり、市議会と対決してでも予算案を通すという
 マニフェストを実現する為の『強い意志』が全く無い、ということが
 インタビュー記事からもはっきりわかりました。

 特に、インタビュー記事の中の
 吉田市長のこの発言は最低です。

 「再議に付すつもりはない。
  再議は数字(議席)を読みながら使うべき手法。
  今回使っても意味がない」


 再議は数字を読みながら使うべき手法?
 今回使っても意味がない?

 なに言ってるんだよ!

 契約という重みを吉田市長は全く理解していない。
 単なる政局好きならそうやって議席を数えて
 策略でもしてればいいだろう。

 でも、自分自身が市民のみなさまに選挙で約束したのだから
 必死にいのちがけで闘えばいいじゃないか。

 議席数なんて42人のうち
 選挙の時に応援したのはたった3人の市議しかいないのだから
 そんなことは最初から分かっていることなのです。

 それでも当選した以上、それでもあえて闘って、
 マニフェストは実現しなければならないものなのです!

 再議は今回使わなければ、いつ使うのですか?
 毎年毎年、修正されても見過ごすだけなのですか?

 市議会議員時代から繰り返し
 吉田市議とは『闘う姿勢』について話してきましたが

 政治家としてフジノはいつだって全ての瞬間が闘いだと考えているから
 刀のさやは捨てて、いつだって『真剣』を抜いたままにして
 ずっと振り回して闘っているけれど

 吉田市議はタイミングを見てるんだと言いながら 
 いつになったら刀を抜けばいいのか迷ってるうちに、
 もはや抜き方も闘い方も分からなくなってしまう、
 あるいは刀が錆びてもう抜いても闘えなくなってしまう、

 そんなじゃダメだよ、とフジノは言い続けてきました。

 それが市長になっても変わらないどころから
 むしろもっと悪くなってきたと言えます。

 フジノは反対討論で吉田市長にあえて 
 再議をすればいいじゃないかという意味をこめて申し上げました。

 しかし、何のアクションもとらなかった吉田市長からは
 マニフェストが削られてもそれはしかたがないし
 わざわざ闘うことでさえないという気持ちが伝わってきました。

 逃げてばかりいないで、市長は闘ったらどうですか!
 市長にとってそんなに軽いものなのですか、市民との契約は?

 僕は絶対にそんなこと許さない。

 あの市長選挙で勝手連として吉田市長を応援したが為に
 今でも多くの市民の方々から市長への苦情がフジノのもとに来ます。

 そのたびに毎回市民の方にお詫びの言葉を申し上げて
 心の中ではどんなに市長が変心しても
 僕がマニフェストを実現すると何度も何度も誓ってきたのです。

 フジノはマニフェスト至上主義です。
 それは、単に選挙でマニフェストを掲げるという意味ではなくて
 市民のみなさまと約束したことは
 何年かけても絶対に実現するということを意味です。

 あのマニフェストは吉田候補のものであるだけでなく
 あの選挙で吉田候補を応援した全ての人のマニフェストですから
 フジノのマニフェストでもあります。

 そのマニフェスト項目がちゃんと盛り込まれていない予算案や
 盛り込まれてもこじつけにすぎないようなマニフェスト項目には反対です。

 しかし、修正されてカットされてしまったマニフェストは
 市議会と再議で闘ってでも実現すべきだったと考えています。



2010年3月24日(水)のフジノ
● ソーシャルデザインの専門紙『Sym+Press』からの取材

 今日は1日中、雨でしたね。

 フジノはお昼まで市議会で事務処理(議事録のゲラチェックとか)をして、
 その後、14時半から16時すぎまで取材を受けました。

 まもなく4月10日に新しく創刊される月刊誌
 『Sym+Press』(シン・プレスと発音するそうです)の取材です。

 公式サイトなどから『月刊Sym+Press』はどんな月刊紙なのかを
 フジノなりにまとめてみると...

 ・NPO・社会企業家・あらゆる分野の専門家・行政などをつなぐ為の
  ソーシャルデザイン紙である。

 ・社会貢献の活動や社会起業家・NPOの先進事例を取材して、
  これからの新しい社会の在り方や企業の在り方を提案していく。


 ということのようですね。

 また、タイトルである『Sym+Press』の意味は

 ・『Sym-』が『symphony(シンフォニー)』などに使われる
  「共に、同時に」といった意味の接頭辞であり、
  個人や企業が 共に創り出し、調和する場を提供するメディアでありたい
  との思いを込めた

 ・新しい資本主義の在り方としての「新」や、
  1つの事例を深く 取材するという「深」の意味も込めた


 そんな想いを載せたプレスである、ということだそうです。



 上の写真は、編集部の砂川さんと。

 フジノが取材された内容ですが、

 これまでフジノが複数の学生団体と一緒に活動をしてきた中で
 学生団体の『強み』や学生たちに『期待すること』、
 逆に『サポートが必要なこと』などをどのように考えているか?

 ということについてでした。

 最近では、子宮頸がん対策の為に
 『女子大生リボンムーブメント』と共に活動をさせて頂いていますので
 彼女たちのことを念頭にいろいろお話ししました。

 かねてからフジノは大学生インターンなどは絶対に受けない主義で、
 政治家にみずから近づいてくる大学生たちを好きになれません。

 社会人としての体験も無いうちから「政治家になりたい」なんて学生は
 フジノの生き方とはどうしても相容れないからです。

 逆に、本気でがんばっている学生たちの団体があれば
 むしろフジノから声をかけて、勝手に応援させてもらってきました。

 そんな訳で、向こうから近づいてくる団体には基本的に距離を置く一方で
 大きな強みを持っている本気の学生たちが活動している
 魅力的な団体とこれまで付きあわせてもらってきました。

 『リボンムーブメント』にもフジノから連絡を取らせていただきましたが
 彼女たちは自らのミッションをとてもハッキリと理解していて
 活動ビジョンもその行動力も高くて
 本当に素晴らしい団体だと感じていますし、
 今後にもとても強く期待しています。

 そんなことをお話しながら1時間半にわたって語りましたが
 それでも語り足りなくて、

 フジノは横浜へ向かう用事があったのですが
 編集部へと戻る砂川さんと一緒の電車に乗って
 さらに横浜までの30分間を語り合ったのでした。

 創刊準備のゼロ号を読ませていただきましたが
 ソーシャルデザインという考えは
 社会福祉の思想にも一致していますし、
 4月から本格スタートする『Sym+Press』にもとても期待しています。

 記事が実際に載った時に
 また報告させていただきます。



2010年3月23日(火)のフジノその1
● メンタルヘルスリテラシー教育、実践の現場へ

 今日は朝から東京都内の中学校を訪れて
 中学2年生を対象にした『メンタルヘルス・リテラシー教育』プログラム
 生徒たちに実際に行なっている場を見学させていただきました。

 この中学校には数年前からプログラムが導入されており、
 今回受講した中学2年生たち(約50人)は、
 すでに中学1年生の時にも
 このプログラムを受講しています。

 2コマの授業時間を使って授業がすすめられました。
 講師は、篁先生(東京医療保健大学)と李さんのコンビです。

 生徒たちは今まさに『思春期』のまっただなかにいること、
 そもそもストレスとはどんなものか、
 ストレスとどのように向き合っていくのか、
 困った時にはどんなところにサポートを求めるのか、などなど

 大切で基本的なこと、それにも関わらず、
 実はあまり知られていないことについてのお話がありました。



 1年生向けの内容に比べると、
 2年生向けの内容はグレードアップしているそうです。

 (3年生向けにはさらにロールプレイも入るようです)

 今日はフジノの他にも一緒に見学をした方々が3名いらしたのですが
 すでに全学年の見学をした方もいらっしゃって

 その方によると、

 「学年ごとでプログラムを受講している雰囲気が全く違う」

 とのことでした。

 このメンタルヘルスリテラシー教育プログラムは
 基本的に5回で1セットなのですが

 同じ学年でも何月の実施なのかで
 だいぶ生徒たちの雰囲気も違ってきますよね。

 やはり中学3年生の後半になれば
 関心の多くを受験と進学にまつわる期待と不安が占めてきて、
 このプログラムにもぐっと関心をもって受講するようです。

 かたや中学1年生の入学直後の時期では
 まだまだ小学校気分も残っている感じだそうです。

 フジノも早く全学年を見学したいなあと思いました。

 今年は可能な限り多くの学校現場を見学させていただく予定です。

 すでに何年間も導入している学校であっても
 本音ベースでは先生方がどんな風に受け止めているかなど
 貴重な意見が聞けました。

 横須賀での導入を目指しているフジノですが
 今のこの方法だけが『唯一の手段』みたいには捉えていません。

 他にもこうしたプログラムを実施している活動がありますので

 (例えば、下の記事をご参照下さい。
  東京学芸大学と日本イーライリリー社の共同開発したものですね)

 それらも含めてしっかりと勉強して、
 より良いものをこどもたちに提供できるようにしていきたいです。



-------------------------------------------------

 下の記事にあるCD−Rを日本イーライリリー社に提供して頂けないか
 現在、お願いをしているところです。

 本来、教育関係者のみへの提供ですからどうなるかなあ。


 (2010年3月21日・朝日新聞・朝刊より)


 この記事を書いてくれたのって、あの上野創さんですね。
 うれしいです。



2010年3月18日(木)のフジノその3
● 自殺対策強化月間・街頭キャンペーン@JR衣笠駅前

 15日の汐入駅前17日の北久里浜駅前に続いて
 今日はJR衣笠駅前での
 自殺対策強化月間の街頭キャンペーンでした。

 本日が最終日です!



 今日もボランティアの方々を含めて、約20名での配布となりました。
 本当にたくさんの方々のご協力を頂いたことに感謝しています。

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 ところで、この3月の街頭キャンペーンを通して
 フジノは1つのテーマを持って臨みました。

 それは

 「自殺は防ぐことができる死です」という言葉を一切言わない

 という試みでした。その理由は2つあります。

 ふだんフジノは政治家としての『信念』として

 「政治と行政が全力を尽くせば、
  本来、自殺は防ぐことができる死なのです!」

 と、街頭キャンペーンでも活動日記でも強く訴えています。

 自殺の原因の多くは、経済社会的な状況にありますから
 政治と行政がしっかりと対策を取ることで防げるはずだと信じています。

 フジノが申し上げてきた『防ぐことができる』の中には
 『家族』に責任を押し付けるような意味は込めてきません。

 だからいつも「政治と行政が全力を尽くせば」
 枕詞として必ず述べてきました。

 けれども、自死遺族の方々の中には

 「自殺は予防できる、自殺は防ぐことができる、と言われると
  自殺を防ぐことができなかった自分が責められている気持ちになる」

 と、おっしゃる方々がいらっしゃいます。

 そして、その気持ちはフジノも痛いほど理解できるのです。
 この主張はもっともなことだと共感しています。

 まず理由の第1は、こうしたご意見を大切にしたいと考えたからでした。

 理由の第2は、
 自殺予防総合対策センターの意見にも一理あると考えたからです。

 その文章を全文引用してみます。

 (『いきる』自殺予防総合対策センターHP

 『自殺予防キャンペーンを活かすには』
 
  各地で、自殺予防を目的とした「キャンペーン」が行われています。

  しかし、「自殺」という言葉を多用・強調したキャンペーンは、
  人々の脳裏に「自殺」を植えつけます。

  困難な問題に直面した人は、その結果、
  問題を解決するための手法として自殺を考えてしまうかもしれません。
 
  WHOマスメディアガイドラインで
  すべきでないとされている「過度な自殺報道」となる懸念があります。
 
  例えば、近年、いくつかの地域で、うつ病への気づきを高め、
  受診行動を促すことを目的とした
  「睡眠キャンペーン」が行われています。
 
  「睡眠」という言葉が使用されており、
  過度な「自殺」という言葉の使用を避ける工夫がなされています。
 
  一方、睡眠キャンペーンの効果は、
  不眠に気づいた人たちが、医療機関を受診し、更に、
  不眠患者を診察した医師が安易に睡眠薬を処方し続けることなく、
  うつ病などの背後の精神障害を疑い、適切に対処することで、
  ようやく発揮されます。
 
  しかし、不眠に気づいた人が、安易に睡眠薬を使用したり、
  アルコールを頼ったりすれば、
  目的とした効果が得られないどころか逆効果となります。
 
  先進的に睡眠キャンペーンを行っている地域では、
  うつ病への対応についてかかりつけ医を教育し、
  さらに、かかりつけ医と精神科医との連携体制を構築したうえで
  実施しています。
 
  アルコール問題の啓発、かかりつけ医のうつ病対応能力向上、
  かかりつけ医と精神科医の連携体制構築などを
  キャンペーンの実施と組み合わせることで、
  キャンペーン単独で実施するよりも大きな効果が得られるでしょう。
 
  自殺予防の領域にはエビデンスが確立していない活動が多くあります。
 
  キャンペーンを実施する際には、
  意図しない副作用が生じないための配慮と工夫が望まれます。

 (引用おわり)
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 かつて『自殺予防対策』といえば『うつ対策』しか存在しなかった時代を
 フジノはネガティブな記憶として今も憶えています。

 確かに自殺に追い込まれてしまう方々の8〜9割が
 亡くなる直前には『うつ病』状態にあった、という研究があります。

 けれども、その『うつ』へと追い込まれた原因は何かを追究していけば
 どうしても社会全体を変えていかなければならないはずです。

 それなのに、原因を解決しないままに
 結果としてあらわれた『うつ』だけに注目していけば

 それは根本的な解決策では無いのですから、
 自殺だって無くすことができません。

 これを変える為にも、2006年の自殺対策基本法によって
 ようやく『うつ対策』だけでなく『総合的な対策』に乗り出せたのに

 上の『自殺予防総合対策センター』の文章では、
 かつての時代へと逆行しているような印象も受けました。

 ただ、それでも、街頭キャンペーンでの「自殺」という言葉のくりかえしが
 聴いた人のこころに与える影響を無視することはできないと感じました。

 そこで、この2つの理由から

 今回の街頭キャンペーンでは徹底して
 「自殺は防ぐことができる死」というキャッチフレーズは
 述べないことにしてみました。

 そのかわりにお伝えしたことは、現在、内閣府が力を入れている
 『お父さん、眠れてる?』キャンペーンに準じた内容としました。

お父さん、眠れてる?

 これはもともと静岡県富士市が始めた「パパ、寝てる?」キャンペーンです。

 『うつ対策』にはとても有効だとは考えていますが
 『自殺対策』にはこれだけが完全に有効な手段だとは
 フジノは考えていません。

 あくまでも、いくつもある有効な手段のうちの1つだと考えています。

 それでも今回の3日間は、
 これだけで貫いてみようと決めました。



 こうしてこの3日間を通して
 フジノは「眠れていますか?」キャンペーンを行なってきました。

 その結果、9月の街頭キャンペーンと比べて
 かつて自分も『うつ病』だった、という市民の方々が
 多く話しかけてきて下さったように感じました。

 やっぱり『うつ病』対策には有効だと思うのですが...

 これまでの『ひとり自殺予防街頭キャンペーン』では
 フジノに話しかけて下さってきたのは、
 実際に自殺によってご家族を亡くした自死遺族の方々でした。

 そうしたご遺族の方々で話しかけてきて下さったのは、
 今回2名だけでした。

 改めてじっくりと考えてみたいと思うのですが
 どちらか1つだけが良い方法というのはなくて

 『うつ』である方々がもっと自由に
 自らの苦しさをオープンに語れる状況づくりや
 『うつ』の可能性がある方々に気づいてもらえる環境づくりと同時に

 自死遺族の方々もその想いを語ることができるような
 両方の取り組みが必要だと考えています。

 いずれにしても、この国全体の自殺予防対策が
 まだ本格的になっていない状況ですから
 成すべきことはどんどん取り組んでいくべきだとフジノは考えます。

 横須賀市では今年度、
 9月・3月と初めて2回のキャンペーンを行ないましたが

 回数や場所や方法なども含めて
 いろいろな工夫を取り入れていきたいと思います。

 キャンペーンを行なう側(=支援する側)のやりやすさではなくて、
 支援が必要な方々の側に立った在り方となるように
 今後も努力していきたいです。



 横須賀市の3月のキャンペーンは今日で終わりました。

 参加して下さった全てのみなさまに感謝しております。
 連日、本当にありがとうございました。

 そして、リーフレットを受け取って下さった市民のみなさまにも
 こころから感謝しております。ありがとうございました。

 ただ、たとえ例え政府が定めた『自殺対策強化月間』が終わろうとも
 これからもフジノは、毎日が全て自殺対策に重要な1日だと受け止めながら
 しっかりと自殺予防対策へ取り組んでいきます。



2010年3月17日(水)のフジノその2
● 性的な多様性を保障するしくみを作りたい

 横須賀市議会では、1年ごとに所属する委員会を交代する仕組みです。

 そこで今日が今年度のフジノにとって
 教育経済常任委員会として最後の日でした。

 委員会というのは4つあるのですが
 毎年、大会派から順番に割り振られていくので

 フジノのような無所属は
 どの委員会に所属できることになるのかは、
 全く分かりません。

 だから、今日がフジノにとって政治家人生を通じた最後の
 『教育経済常任委員会』になる可能性もあります。

 そこで、最後ならばどうしても質疑をしておきたかったのは、
 この2つについてでした。

 第1に『性的な多様性の保障』について。

 第2に『メンタルヘルス・リテラシー教育の導入』についてです。

 どちらも政治家フジノにとって、本当に大切なテーマです。

 まず、いわゆる『性的マイノリティ』とされる方々について言えば、
 幼少期や思春期に置かれた環境によって
 こどもたちの人生が大きく変わってしまうことがあります。

 その環境を少しでも良いものにすることは
 政治家として当たり前の仕事だと信じています。

 いわゆる『性的マイノリティ』とされる方々のいのちを守る為にも
 『性的な多様性の保障』が絶対に不可欠なのです。

 そんな訳で、予算審議が終わった後に行なった
 今年度最後の質疑の一部をご紹介します。


 (2010年3月17日・教育経済常任委員会・フジノの質疑より抜粋)




 いわゆる『性的マイノリティ』とされるこどもたち、
 『性的な多様性の保障』についての質問です。

 まず1点目ですが、

 新年度予算の中で、市民部人権・男女共同参画課の取り組みとして
 『(仮称)横須賀市人権施策推進会議』が開催される予定ですが

 この会議に教育委員会からはメンバーとして
 参加は予定されているんでしょうか?

学校教育課長
 学校教育課の方から
 参加をする形ですすめております。




 その際に、教育委員会から提案をしたり
 これを議題としてほしいというようなイメージというのは
 ある程度あるのでしょうか。

学校教育課長

 『性的マイノリティ』の部分ということに
 限定した訳ではございませんけれども

 やはりこどもを含めた人権問題というのは
 非常に大きな要素を持っておりますので

 そういった部分についても
 新たな提案ということではございませんけれども

 現状のものをどうやって定着させていくかということについては
 検討の中に加わっていきたいというふうに考えております。





 (こどもの人権)全般的なことを提案していくということで
 理解はしておるんですが

 ぜひ『性的な多様性の保障』についても
 積極的にとりあげていただきたいと思います。

 先日、毎日新聞で2月12日に1面で大きく報道されて
 教育関係者の方々に大きな衝撃をもって受け止められたニュースとして

 埼玉県の公立小学校において
 『性同一性障害』と診断された小学2年生の男児(8才)に対して
 学年の途中から女児としての登校を認めているということが分かった、と。

 (2010年2月12日・毎日新聞・朝刊より一部抜粋)


 本来、こういうことについては国のしっかりとした指針が示されて
 実態が把握されて、指針が策定されて、

 学校現場に判断をおしつけないということが
 在るべき姿だと思うのですが

 今のところ、国の動きが見えてこない中で
 こういうことっていうのはどんどん増えてくると思うんですね。

 そんな時に、横須賀市の教育委員会においては
 研修もすでに行なわれておりますし

 実際に性的マイノリティの方々の大学生と
 教育長をはじめ部課長にお会いしていただいた、
 ということもありました。

 そこで、まず1点目としては
 先ほどの『人権施策推進会議』においてもテーマとして
 積極的にとりあげていっていただきたい、ということ。

 そしてもう1つは、こういった問題は
 今後、現実のものとして起こっているし起こりうると思いますので

 横須賀市教育委員会としては
 どんなふうに対応をお考えになっておられるのかということを
 うかがいたいと思います。

学校教育課長
 藤野議員がおっしゃったように
 すでに昨年度・今年度と
 教員に対する研修を2年間、実施をしております。

 昨年度の校長会議の中でも
 特に『制服』の扱いの問題につきましては
 当該の保護者あるいは本人とも十分に話をしながら対応するように
 ということで進めているところでございます。

 次年度につきましても同じように
 まず教員の意識を高めていくような取り組みを
 さらにすすめていきたいと考えております。

 人権施策推進会議の中でも今お話したような中身につきまして
 教育委員会としても話し合っているということにつきまして
 報告してまいります。

 
フジノ
 今、課長から頂いた御答弁というのは
 とても納得できるものなのですが
 まず教員のみなさんの意識と理解を深めていただく、と。

 日頃カミングアウトできない方々が
 一番最初に相談するのがやっぱり先生ということなので
 先生がばっちり支えてくれるというのが一番安心だと思うのですが

 (けれども)最近も当事者の方々とお話をしていると

 「そういう『実をとる研修』はありがたいのだけれども
  やはり「性的マイノリティに対応する」と銘打った窓口があると
  ありがたい」

 という声をよくうかがいます。

 「相談をしてもらえれば、横須賀市はかなり対応をやっているんですよ」

 というお話を(僕は)するんですが

 「やはり、例えば、教育相談の中で
  性的マイノリティの相談を受けてますよというふうに名乗ってほしい」

 と言われることがあります。

 そういう意味では『実をとる研修』を
 ずっとやってきていただいているのですが

 対世間という意味で『性的マイノリティ』の方々に
 「性的な多様性を保障していくよ」ということを
 教育委員会として打ち出していく予定は無いでしょうか。








 この問題というのは先ほど藤野議員がおっしゃったとおり
 カミングアウトがなかなかできない。

 学校の1つの対応としては
 本人もそうですけれども
 保護者と一緒にその子を育てていかなくてはいけないという中で

 その中でもちろんその子に寄り添って教員は動いていく訳ですけれども
 保護者との対応ということも
 いろいろ考えていかなければならないのかなと。

 したがいまして、『個々対応』の中で
 人権ということは前回の委員会の中でも
 教育長は「人権を一番大事にしていきたい」ということで
 それはもう全く変わっていないところでございます。

 その子の持っている人権というものを大事にしていきながら
 『個々対応』の中で進めていきたいなというふうに思っています。

 全てこの相談内容を明らかにしてということは
 なかなか難しいのかなというふうに思いますけれども

 どんな相談が来ても寄り添っていくということだけは
 これは確かですので

 そういった形の中ですすめていきたいなと思っております。



ノ 

 対応・対策を『個別』に万全にやっていくという姿勢は
 揺らぎの無いものをこの数年間感じさせていただいていて
 そこへの信頼というのは変わらないのですが

 相談の内容、
 そもそもこういうことを相談してよいのか分からない
 というような方々がたくさんおられるので

 対外的な意味で名称を出したり
 相談内容の中の一項目に広報物の一部なんかに
 性的マイノリティの方の相談というものを
 そろそろ入れていただきたいなという想いを持っております。

 できれば研究や検討をしていただきたいなと思いますが
 いかがでしょうか。

生涯学習部長  教育相談の1つの中に様々なものが入りますので
 その中にどう入るのかどうかということも含めて
 研究させていただきたいと思います。



 残念ながら平行線のままに今年度の議論は
 終わってしまいました。

 教育委員会の側はあくまでも『個別に対応する』ことを主張し、

 フジノは『性的な多様性を市として保障すると明言すること』
 主張し続けるという形となりました。

 くりかえしフジノが訴えてきたとおり、
 横須賀市と教育委員会は『性的な多様性』をしっかり守ってほしいです。

 何故なら、すでに横須賀市は『人権施策推進指針』を打ち出しており
 その中にいわゆる『性的マイノリティ』とされる方々に関しても
 人権課題として位置付けているからです。

 学校現場の先生方お1人お1人の判断に任せずに
 (別の言い方をすれば、先生1人に押し付けずに)

 教育委員会として、横須賀市として、
 万全なバックアップ姿勢を取るべきだとフジノは主張し続けます。


● 人生の先輩もまた闘っている

 市議会での議論を終えて事務所に戻って
 新聞を読み込んでいました。

 すると、毎日新聞に
 『自殺』と『性同一性障害』の関係について記したコラムがあり
 とても目を引かれました。

 下に引用させていただきます。

 (2010年3月17日・毎日新聞・朝刊より)

 「自殺」を減らすならば


 「いきなり手荷物を検査され、何事かと思いました」。

 東京で今月あった自殺と貧困のシンポジウムに参加した知人の話だ。
 市民団体の主催で気軽に出向いたが、
 会場に入ると鳩山由紀夫首相、長妻昭厚生労働相、
 福島瑞穂内閣府特命担当相が勢ぞろい。厳戒の意味が分かったという。

 政府は自殺者の多い3月を対策強化月間として、
 中高年男性のうつ病早期発見キャンペーンなどに乗り出した。

 父親が娘に「お父さん、最近眠れてないんでしょ?」と言われて
 はっとするというCMを見た人もいるだろう。

 年間3万人の自殺者の大半は働き盛りの男性や高齢者が占める。

 でも最も憂うべきは、
 小さなうちに抱えきれない悩みを背負った子どもたちではないか。

 少子化が嘆かれる時代に毎年600人近い未成年者が自ら命を絶つ。
 かなり深刻なことだと思う。

 動機の1つとして専門家に指摘されてきたのが、
 性同一性障害(GID)だ。

 自分は女の子のはずなのに、なぜ体は男なのか。
 男子の制服を着たり、男子トイレに入るのがつらいけれど、誰にも言えない。

 成人後にGIDと診断された半数以上が
 就学前から心と体の性の不一致に苦しみ、
 7割が自殺を考え、
 2割は実際に試みたり自傷行為に及んだとのデータもある。

 ところが、この問題への鳩山政権の対応はあまりにつれない。

 児童・生徒のつらさを和らげようと知恵を絞る学校がある一方で、
 全く理解のない学校もあるのに、各校の対応に任せきっている。

 自殺問題では対策に欠かせない統計の乏しさが指摘され、
 最近やっと動機のデータなどがそろってきた。
 子どものGIDも、国としてまず実態を把握すべきだ。

 (引用終わり)
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 読み終えて、ささやかな感動を覚えました。

 このコラムを書いた磯崎記者の想い・主張は
 まさにフジノの想い・主張と一致していました。

 活動日記でこのことを記すのは初めてのことなのですが
 かつて就職活動をしていた21歳のフジノは

 毎日新聞の磯崎由美記者に会っていただいたことがあります。
 いわゆるOB・OG訪問です。

 今から14年前、フジノは新聞記者を目指していました。
 大熊一夫さんのように精神保健医療福祉のルポを書けるような
 ジャーナリストになりたかったのです。

 けれども、新聞記者になるにはどうしたらよいのか、
 全くわかりませんでした。

 そこで、ふだん読んでいた新聞各社に片っ端から電話をかけて
 気になる記事を書いていた記者の方に
 「会ってもらいたい」とひたすらお願いしまくったのでした。

 どこの馬の骨とも知れないフジノの無謀なお願いは
 ことごとく断られ続けたのですが
 何とこころよく会って下さった方々もいました。

 その中のお1人が、毎日新聞・磯崎由美記者でした。

 磯崎記者は当時から優れた視点で記事を書いていらして
 気になる記事があるといつも署名は「磯崎由美」となっていました。

 だから、実物に会っていただけることになった時は
 それはかなり緊張したことを覚えています。

 それから14年が経って、フジノの肩書は
 残念ながら新聞記者ではありません。

 けれども、あの大学時代にとても親切にアドバイスをくださった
 『人生の先輩』が今もバリバリ活躍しておられることを
 今も毎日新聞を読むたびにフジノは知るのです。

 そして、僕も負けてはいけないと改めて感じるのです。

 今日のコラム、本当にうれしかったです。

 磯崎記者からすればたった1度(いや、2回かも)会っただけで
 その後は14年間音信不通のヤツから

 その記事を励みにがんばっていると
 いきなりHPに書かれても、困ってしまいますよね...。

 でも、『自殺』と『性的な多様性の保障』について
 尊敬する人生の先輩が同じように関心を持って下さっていることを
 こころからうれしく感じました。

 ますますフジノはがんばっていこうと感じました。

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 と、このことを毎日新聞の複数の知り合いにつぶやいたら
 「磯崎記者に会ってもらえばいいのに。でも忙しい方だよ」と言われました。

 確かに、14年前のように「会って下さい!」と
 お願いしてみるべきですね(汗)。

 僕は、たくさん御礼を伝えなければいけないですね。



2010年3月17日(水)のフジノその1
● 自殺対策強化月間・街頭キャンペーン@北久里浜駅前

 15日(月)の汐入駅前に続いて
 今日は北久里浜駅前での
 自殺対策強化月間の街頭キャンペーンでした!



 そうそう、前回の汐入駅前で配布した枚数が分かりました。
 約1100部とのことでした。1時間でこれだけ配布できれば大成功です。

 さて、フジノは今回もまた
 新年度予算案を審議する委員会が終わってから
 北久里浜駅へと向かいました。

 「委員会の後だとカラダがキツイなあ...」

 と、ひそかに思っていたら、さっきまで一緒に委員会に出席していた
 教育委員会の課長もキャンペーンに参加してくれていました。

 うーん、うれしい!本当にありがたいことです。

 市職員の方々もボランティアのみなさまも
 一緒にがんばってくれているんだし(今日は合計18名でした!)

 街頭キャンペーンの提案者であるフジノは
 こころの中であっても絶対にグチってはいけないですね!



 17時のスタートと共に、
 健康づくり課長がマイクで市民のみなさまに語りかけながら
 参加者のみなさまでリーフレットを配りはじめました。

 北久里浜駅前の特徴は、
 電車が来る時にはものすごくたくさんの方々が集まるのですが
 それ以外の合間の時間にはあまり人通りがありません。

 (本来ならば17〜18時ではなくて、
  帰宅ラッシュに合わせてもう少し遅い時間帯に開催したほうが
  効果的かもしれませんね)

 そうすると、電車の合間の時間(だいたい10分くらいですね)には
 配布してくれているみなさんの士気がちょっと落ちるのを
 なんとなく感じて、

 フジノは合間の時間帯こそ、誰よりも大きな声で
 この街頭キャンペーンの意義を訴えました。

 (もとはグチりそうになった自分への戒めではあるのですが)



 そんなフジノのもとに、今日は2名の方が声をかけてくださいました。
 大切な方を自殺によって亡くされたご遺族の方でした。

 当然このキャンペーン中のフジノは
 みんなと同じ帽子を被ってジャンパーを羽織っていますから

 『自殺対策に力を入れている政治家フジノ』ということを
 誰も気づいてはいない訳です。

 それでもこうして見ず知らずのフジノに
 通りすがりの市民の方々が誰にもそれまで言うことができなかった
 大切な亡き人の思い出を語ってくださったことを
 自殺対策に取り組んできた人間としてこころから感謝しています。

 じっくりお話を聞かせていただいた後で、

 このまちでは2ヶ月に1度、自死遺族のささえあいの会を開催しているので
 よろしければぜひ来ていただけないでしょうかとお願いをしてみました。



 街頭キャンペーンは次回18日(木)が最終回です。
 場所は、JR衣笠駅前です。



2010年3月15日(月)のフジノその1
● 自殺対策強化月間・街頭キャンペーン@汐入駅前

 今年から3月は『自殺対策強化月間』に指定されました。

 そこで、横須賀市では
 これまで9月にのみ行なってきた『自殺対策街頭キャンペーン』
 3月にも行なうことになりました。

 という訳で、今日は
 自殺対策強化月間の街頭キャンペーンの第1日目でした!

 フジノは新年度予算案を審議する委員会でした。
 委員会がスタートする前には

 「今日は街頭キャンペーンがあるので、質疑は早く切り上げます(笑)」

 なんて冗談を言っていたのですが、
 いざ審議が始まればそんな言葉は完全に忘れ去り、
 がっちり質疑をしました。 

 それでも、ラッキーなことに街頭キャンペーンの開始10分前に
 会場である汐入前に到着することができました。



 保健所健康づくり課精神保健福祉班をはじめ、
 自殺対策連絡協議会の方々や
 ボランティアのみなさまで、約20名くらいの参加となりました!

 健康づくり課長がマイクで市民のみなさまに語りかけながら
 参加者のみなさまでリーフレットを配りました。

 あいかわらず汐入駅前は風が強くて(ビル風ですね)、
 帽子が吹き飛んでしまいそうな勢いでした。

 けれども、参加者のみなさまの熱意は強く
 6時まで配布を続けました。



 5時半くらいには吉田雄人市長も到着して、
 市民のみなさまに自殺対策の意義をわかりやすく語りかけていました。

 このまちの交通事故で亡くなる方々よりも
 火災で亡くなる方々よりも、だんとつに多い自殺の現状。

 自殺とは個人の身勝手な死ではなく、
 追い込まれた末の死であること。

 そして、政治と行政が全力を尽くしていくことで
 もっともっと多くの方々のいのちが失われなくて済むこと。



 また、マイクで話すだけではなくて
 直接にリーフレットを手渡ししながら市民のみなさまに

 「2週間以上眠れない日が続く場合
  ぜひ保健所に相談をしてほしい」

 とお伝えしていました。



 横須賀市が自殺対策の街頭キャンペーンを
 汐入駅で行なったのは初めてでしたが
 多くの市民の方々がリーフレットを受け取って下さいました。

 (フジノ個人の自殺対策ひとり街頭キャンペーンは何度もやっております)

 今日は、神奈川新聞も取材に来て下さり、
 さらになんと渋井哲也さん(ジャーナリスト)も取材に来てくれました!
 ありがとうございます。

 市長を筆頭に参加して下さったみなさま、
 そして、汐入駅前でリーフレットを受け取って下さったみなさま、
 今日は本当にありがとうございました。

 次回は、あさって17日(水)に北久里浜駅前です。



2010年3月13日(土)のフジノその1
● 鹿児島からカフェトークに参加してくださいました!

 今日のカフェトークの参加者は6名だったのですが、
 このうち3名の方が、市外にお住まいの方々でした。

 しかも、鹿児島から参加して下さった方がいました!

 こちらのAさんは、
 もちろんカフェトークの為だけにいらしたのではなくて

 関東の大学に進学していた娘さんが明日卒業式を迎えるとのことで
 1日早くこちらに来て下さった上でのカフェトーク参加でした。

 カフェトークに参加してくれた方々で
 最も遠くから来て下さった方は名古屋の方でした。

 この記録が破られることは無いと思っていたのですが
 まさか鹿児島県からのお客さまがいらっしゃるとは...。

 本当に、とてもありがたいことです。

 フジノがパニック障がいをのりこえて飛行機に乗れるようになったら、
 あるいは数日間の休暇が取れるような落ち着いた日々が来たら、

 今度はフジノの方が鹿児島を訪れたいと思います。
 どうかその日が実現しますように!


● 先生のフットワークの軽さにみんなが尊敬の念を抱きました

 さらにうれしかったことがもう1つありました。

 市内の学校にお勤めの現役の先生が来てくれました。

 カフェトークに学校の先生が参加することはよくあるので
 それ自体は全く珍しくないのですが

 このB先生の参加理由をお聞きして、
 参加していたみんなが驚いてしまいました。

 「実は昨日、自分が受け持っていた生徒たちが卒業式だったのです。

  その卒業式が終わった後で、
  ある生徒の親御さんから話しかけられて

  『カフェトーク』というものがあるから
  B先生、ぜひ行ってみて下さい

  と言われたんです。

  フジノさんのことは良く知らなかったのですが、
  さっそく今日、カフェトークに参加してみました」

 素晴らしい!

 フジノが本当にうれしかったのは
 カフェトークに参加してくれたことではなくて

 こんなにもフットワークの軽い先生が
 今こうして存在してくれていることに対してです。

 だって、あなたが友達から「カフェトーク行ってみな」と誘われても
 それですぐに翌日に1人で行ってみようと思いますか?

 ふつうはムリですよね?

 B先生のフットワークの軽さは
 本当に素敵だと思います。

 さらに、卒業していくこどもの親御さんの言葉を受けて
 行動に移せるということは

 きっとふだんから歴代の卒業生やその親御さんたちとの
 信頼の絆が深いのだと思います。

 だって、イヤな言い方をあえてしますが、
 単なる仕事の関係として見たならば
 この親御さんとの関係は卒業式を終えて無くなった訳じゃないですか。

 だから、親御さんのお話を聞き流すことだって
 B先生にはできた訳です。

 でも、それを聞き流すのではなくて実際にカフェトークに行ったら、
 この親御さんとB先生はカフェトークに行ったことの話を
 することになるでしょう?

 つまり、B先生にとっては卒業したかどうかなんて
 きっと区切りの1つでしか無いのでしょう。

 こどもたちが卒業をしたとしてもその絆が揺らぐことは無くて

 いつでもまた卒業生たちやその親御さんたちと
 語り合うことができるような関係を
 今までも築いてこられた方なのではないか。

 B先生とお話ししていて、そんな風にフジノは感じました。

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 鹿児島から来て下さったAさんにも
 親御さんから言われて翌日に来て下さったB先生にも

 ともにとても感謝しています。

 そして、常連のみなさまにもこころから感謝しています。

 カフェトークは政治の場でも何でもなく
 初めて出会った見知らぬ人同士が自由に安心してお話できる場です。

 こういう素敵な出会いがたくさんあって、
 時にいくつかの悲しい別れもあって、

 カフェトークは、毎週毎週、続いてきました。
 これからも変わらずにのんびりと続けていきます。

 いつでも、誰でも、出入り自由で、申し込みは一切なしですから、
 気が向いたら遊びに来て下さいね。

 ではでは。



2010年3月12日(金)のフジノ
● ハコモノ3兄弟が市民に与えている激しいダメージを知って下さい!

 昨日の活動日記にもすぐに反応があったのですが
 フジノが『ハコモノ3兄弟』を批判するたびに
 市民の方々のごく一部から、反論のメールを頂きます。

 しかし、その反論のほとんどが
 本市の財政面に与えるダメージについては全く触れておらず
 本当に残念でしかたがありません。

 例えば、

 「自分のこどもが芸術劇場のステージで
  吹奏楽を演奏できてうれしかったから、無くさないでほしい」

 「有名なアーティストが自分のまちで観られてうれしいから
  芸術劇場を無くすなんて言わないでほしい」

 とか、そういう種類の反論に対して
 フジノは全くお返事したりお答えしたりする気持ちになれません。

 そういう方々はよっぽど裕福で生活に困ったことが無いのでしょうか?

 もっとフジノが本気で耳を傾けたくなるような
 説得力のある積極的な反論をしてくださいませんか。

 フジノがハコモノ3兄弟に7年間ずっと批判を続けているのは

 あなたが毎日必死に満員電車で東京まで通勤をして
 心身の調子を崩してまで働いて稼いだお給料から取られている税金が

 市民のみなさまのいのちと暮らしを守ることなく
 むなしく浪費されていっている現実を変えたいからです。

 この1点を正したい、それだけなのです。

 逆にあなたに尋ねたい。

 あなたはこのまちの福祉が今のままで本当に十分だと信じているのですか。

 あなたは親御さんの介護に苦しい想いをしたことはないのですか。
 あなたは実の親へ虐待をしてしまうほどに追い込まれたはないのですか。

 あなたは子育てをしていて孤独やうつに苦しんだことはないのですか。
 あなたはこどもが不登校に苦しんだ想いをしたことはないのですか。

 あなたはひとり親の親御さんとおこさんの苦しさに何も感じないのですか。
 児童養護施設で親と離れて暮らすこどもたちの存在を知らないのですか。

 このまちでも毎年100名も自殺へ追い込まれているのをご存知ですか。
 100名の自殺の背後には未遂が10倍以上もいることをご存知ですか。

 こうした終わりなく続くフジノの質問に、
 あなたは全て「何も感じない」と答えるのですか。

 このまちは財政危機なのです。

 だから、当たり前の福祉レベルをこのまちであっても実現する為には、
 「赤字を減らす」か「税収を増やす」かしかないのです。

 その『現実』を知ってほしいのです。

 だから、予算議会ではあえて吉田市長に対して
 フジノは「データを見れば分かっていること」を質問しました。

 吉田市長本人の口から、その数字の巨大さを伝えてほしかったのです。

 実際、答弁で語られたのは、返済がいつまでも終わらないこと、
 そして、信じられないような巨額となりました。

 すぐこのフジノの質疑をとりあげてくれたメディアはありませんでしたが
 唯一、今日発行された『タウンニュース紙』が報じてくれました。

 こちらです。

 (タウンニュース3月12日号より引用)

 3月議会/横須賀美術館の運営で市長
 「指定管理者制度も視野に研究」

 吉田雄人市長は今月4日の市議会本会議で
 横須賀美術館の運営について

 「選択肢の1つとして、指定管理者制度も含めた
  経営形態の見直しについて研究する」

 と述べ、藤野英明市議(無所属)の質問に答えた。

 市長は答弁で、

 横須賀美術館(鴨居)、横須賀芸術劇場(汐入)、ソレイユの丘(長井)の
 市債残高の総額が約209億3000万円であることも
 明らかにした(21年度末試算)。

 内訳は、美術館38億6000万円、芸術劇場149億3000万円、
 ソレイユの丘21億4000万円。

 現在の試算では
 この全ての返済が終わるのは平成45年度の見込みとなる。

 さらに、現状の運営方法であれば、
 今後この3施設の運営管理費は、
 合わせて年間約13億3000万円が毎年発生する
とした。

 市長は、これら3施設が市財政を悪化させた一因との認識を示した上で、

 美術館の運営形態を、指定管理者も視野に入れていることを言及。
 現在は管理運営にかかるデータを蓄積している段階とした。

 また、芸術劇場については「時期指定管理者を公募で行なう」、

 ソレイユの丘は「契約期間終了後の運営形態の見直しを検討する」

 と述べた。

 この市長答弁に対し、藤野市議は

 「問題を根本的に見直すことにはなっていない」

 と、選挙中の公約との整合性の相違を指摘した。

 (引用終わり)
------------------------------------------------

 せっかくですから、フジノが3月4日に
 市長に対して行なった質疑応答を紹介いたします。

 フジノが文字おこしをしたものですから、正式な議事録ではありません。


 (2010年3月4日・本会議・フジノの質疑の一部より抜粋)










 1.財政危機の中で財政規律を重視した予算における、
  ハコモノへの市長の認識について


 この7か月間、市長は「厳しい財政状況」を繰り返し訴えてきました。

 歴代市長によってつくられた多額の借金、
 景気後退による市税の大きな落ち込み、
 基金を取り崩さなければ予算も組めないこと、
 乾いた雑巾をさらに絞るような努力を続けている、と。

 そして初めての予算編成にあたっては
 「財政規律」を基本方針に臨みました。

 しかし、それだけ「財政危機」を強調してきたにもかかわらず、
 その大きな要因であるハコモノ3兄弟
 (芸術劇場・美術館・ソレイユの丘)について
 市長は施政方針でも全く触れませんでした。

 ハコモノ3兄弟に切り込めばマニフェスト実現の
 「財源」を捻出する上でも大きな効果があったにも関わらず、
 実際の予算案を見ても大幅なカットはありませんでした。

 これでは選挙での公約だった「脱ハコモノ」についての
 公約違反の上に、説明責任も果たしていません。

 そこでうかがいます。


 (1)ハコモノ3兄弟に今後かかる費用はいくらなのか。

 市長は

 「財政再建に向けて本市の財政状況についての認識を
  市民のみなさまと共有する為」

 に財政基本計画を全戸配布すると述べました。

 それならばまず市民のみなさまに、脱ハコモノを公約した
 市長から現実をしっかりと伝えていただきたいのです。

 (質問1)
 芸術劇場・美術館・ソレイユの丘、それぞれについて、

 @現在まだ残っている建設費用の借金額はいくらなのでしょうか。

 (質問2)
 A管理・運営費用は今後予測しうる限り
  いつまでいくらかかるのでしょうか。

 ぜひお答えください。



 (2)今後どう対処すべきかを
  はっきりと市民のみなさまに説明すべきではないか。


 「吉田雄人が市長になればハコモノ3兄弟への
  税金のムダづかいがカットできるはず」

 「もっと優先順位の高い政策に税金が使われるはず」

 そう信じて多くの市民の方々は昨年の選挙で
 吉田市長に投票をしました。

 僕は今年1月、吉田市長と一緒に朝の駅立ちに参加しましたが
 そこで感じたことは

 「多くの市民の方々は今もそう信じている」

 ということです。

 けれども昨年9月議会、12月議会において僕は
 ハコモノについて繰り返し市長と質疑をしてきましたが

 答弁から見えてきた吉田市長の「現在の姿」は、
 当選後、明らかに変わってしまったといわざるをえません。

 例えば美術館は、今年度も大きく入場者数が減った上に、
 さらに新年度予算案でも入場者数の見込みを今年よりも減らしました。

 それにも関わらず吉田市長は、先日の質疑の中で
 美術館を観光資源として利用する旨の答弁をしました。

 美術館以外のハコモノへの予算もほとんどカットできませんでした。

 つまり吉田市長は脱ハコモノの選挙公約を捨てて、
 赤字を垂れ流し続ける道を選んだのです。

 ハコモノ批判で当選した市長なのですから
 本来ならば方針転換をした時点で、再び市民に信を問うべきでした。

 市長は市政方針でこう述べました。

 「どうしても実施が困難なものについては
  早い段階でその理由や課題を示し、今後の方向性も含めて、
  説明責任を果たしてまいります」。

 それならば市長はその言葉どおりに説明責任を果たして
 市民のみなさまに「現在のスタンス」を
 はっきりと説明すべきではないでしょうか。

 (質問3)
 今後ハコモノ3兄弟にどう対処するのか、お答え下さい。


 (3)「運営形態の見直し」や「指定管理者の公募」で
  どれだけ負担を減らせるかの検証結果は出たのか。
  またその結果はいつ発表されるのか。


 「抜本的な見直し」の方針を変更した市長は
 最近ではこう答弁してきました。

 すでに建設されたハコモノは
 廃止などの抜本的な見直しでは無く、
 指定管理者への移行など「運営形態の見直し」や
 指定管理者の「公募」によって税金の負担を減らすのだ、と。

 そこで僕は「その見直しでカットできる金額はいくらなのか」と
 改めて質問しましたが、

 市長は「その金額は分からないので検証するよう総務部に指示した」
 とのことです。

 そこでうかがいます。

 (質問4)
 その検証結果はもう出たのでしょうか。
 出たならば、早く公表して下さい。

 (質問5)
 また、結果がまだ出ていないのならば、いつまでに出すのでしょうか。
 お答えください。



 (4)新年度開催予定の「事業仕分け」において、
  ハコモノ3兄弟の必要性を問うてみるべきではないか。


 吉田市長は、新年度予算案で、障がいや難病のある方々が
 社会参加できるように支援する為の予算を3300万円もカットしました。

 あまりにも情けなく、そして残念なことです。

 そんな大切な予算をカットするよりも
 不要不急のハコモノにもっと切り込めと
 市民のみなさまは誰もが願っているはずです。

 ハコモノに対して「抜本的な見直し」をせずに
 お茶を濁すような「微修正」をすることが
 本当に市民の望んでいることなのでしょうか。

 市長は今年10月、新たに「事業仕分け」を開催しますが
 ぜひハコモノ3兄弟をその対象に入れて

 これからも続けていく必要があるのかという
 根本的な「存続」か「廃止」かをぜひ仕分けしていただきたい。

 (質問6)
 「1度作ったものは壊せない」と吉田市長は言いますが
 そんな「官僚の論理」なんかではなく、

 「市民」のみなさまや
 「外部」の第三者の視点から

 本当にこれらハコモノの必要性があるか否かを
 事業仕分けすべきではないでしょうか。

 市長の考えをお聞かせください。











 まず、芸術劇場・美術館・ソレイユの丘の
 現在まだ残っている建設費用の借金額について
 ご質問を頂きました。

 (答弁1)
 平成21年度末の3つの施設の市債残額ですが

 芸術劇場は、借り入れ総額約339億3000万円のうち
 これまでに約190億円償還し、
 残額は約149億3000万円となっています。

 美術館は、借り入れ総額約40億2000万円のうち
 これまでに約1億6000万円償還し
 残額は38億6000万円となっています。

 ソレイユの丘は、借り入れ総額約28億1000万円のうち、
 これまでに約6億7000万円償還し、
 残額は21億4000万円となっています。


 次に、芸術劇場・美術館・ソレイユの丘の管理運営費用は
 今後予測しうる限り、いつまで、いくらかかるのか
 というご質問をいただきました。

 (答弁2)
 まず、芸術劇場の管理運営費ですが
 指定管理料と、芸術劇場があるベイスクウェアよこすか1番館の
 共用部分の光熱水費などの維持管理費を合わせると
 年間約5億5000万円。

 指定期間終了の平成25年度までの4年間で
 約22億円となる見込みです。

 美術館の管理運営費は、平成22年予算の管理運営費から
 その財源となる観覧料などの収入を差し引くと
 約3億8000万円で、
 今後も同程度の費用で推移する見込みです。

 ソレイユの丘の管理運営費は、
 PFI事業契約に基づき、毎年4億円。

 契約期間終了の平成26年度までの5年間で 
 約20億円となる見込みです。

 年間あたりの3つの施設の運営費用の合計は
 約13億3000万円です。


 次に、3つの施設にどう対処するのか
 現在のスタンスをはっきりと説明すべきではないか
 というご質問をいただきました。

 財政面から見てこれらの3施設の建設により
 市債償還費や、維持管理費が増大し、
 本市の財政状況を悪化させた一因になっているとの認識に
 変わりはありません。

 (答弁3)
 現在のスタンスとしては

 芸術劇場については
 次期指定管理者は公募で行ないたい
、と考えております。

 美術館については
 指定管理者も含めた経営形態の見直し
について
 研究してまいります。

 また、ソレイユの丘については
 現在の契約期間が終了した後の運営形態の見直し

 検討してまいります。

 当面は、施設の維持管理費・運営費などについて
 可能な限りの抑制をしていきたい
と考えています。

 また、投入している多額の市税が
 少しでも市民のみなさまに還元されるよう

 有効な市民サービスを検討し、
 少しでもコストパフォーマンスの高い施設と感じていただけるような
 運営を目指してまいります。



 次に、運営形態の見直しや指定管理者の公募の検証結果について
 ご質問をいただきました。

 芸術劇場およびソレイユの丘については
 それぞれ関係部局に検討を指示し、

 美術館については組織としての在り方を含めて
 総務部に検討を指示したところです。

 (答弁4)
 芸術劇場については
 指定管理者の公募の方向で検討を進めていますが

 コストの削減に関しては
 指定管理者を指名から公募に変更することによる効果額は

 昨年公募に変更して選考した
 生涯学習センターと市営住宅の例で言えば、

 市が提示した指定管理料の上限額と
 選考団体の提案額との差を削減率であらわすと約8.4%でした。

 施設によって運営形態は異なりますので
 いちがいに比較はできませんが

 あくまで試算としてこれを芸術劇場に当てはめれば
 年間の削減額は約3600万円
となります。

 また、ソレイユの丘については
 契約期間満了時に向けて
 今後の契約のあり方について研究していまして

 運営形態の見直しも契約期間満了までの日程を勘案し、
 あわせて検討しているところですが、

 現在市が所有している施設の年間維持管理料に対する
 試算での削減額は約3700万円となります。

 美術館については、文化行政の総合的な検討も踏まえ、
 運営形態を研究していますが

 平成19年の文化庁の調査では
 公立の美術館192館のうち、
 指定管理者制度を導入しているものが50館ありましたので
 これらの先進事例も研究していきたいと思います。

 なお、美術館はいまだ開館3年目を迎えたばかりの施設なので
 現在のところ、その管理運営にかかるデータを蓄積している段階であり

 この基礎的なデータがある程度蓄積された段階で
 今後の管理運営形態について検討してまいりますが
 指定管理者制度もその1つの選択肢であると考えています。


 次に、事業仕分けにおいて芸術劇場・美術館・ソレイユの丘の
 必要性を問うてみるべきではないかというご質問を頂きました。

 事業仕分けの事業の選定基準と選定は
 今後、行政改革推進委員会から意見を頂きながら十分に検討を行い、
 市の行財政改革推進本部会議において決定したいと考えています。

 (答弁5)
 したがって今の段階で
 この3つの施設を今回の事業仕分けの対象とするかどうか
 判断することはできない
と考えております。












 ハコモノ3兄弟への対応について、さらに再質問します。

 まず、市債の残高は208億円残っているということですが

 (再質問1)
 いつまでこの208億円が残っているのかという
 「いつまで」という期間をおしめしください。

 これが再質問の1です。


 再質問の2は

 任期中に(管理運営費用が)53億2000万円かかるというのは
 以前もお伝えしましたがハコモノ1個つくるのと同じだと
 いうふうに申し上げましたが

 (再質問2)
 これを市長の任期中に一体いくら減らせるのでしょうか?
 これが再質問の2です。


 再質問の3は、抜本的に見直すということはしない、
 しかも美術館については3年間しか運営がスタートしていないので
 データを蓄積していくとおっしゃっていました。

 ということは
 抜本的に見直すということはやめたというからには
 公約違反ですよね。


 (再質問3)
 もう公約違反というか
 選挙公約としての美術館見直しはやめた
 ということでよろしいんでしょうか。


 これを再質問の3とさせていただきます。


 (再質問4)
 総務部の検証結果はいつまでに出すのか、いつ出るのかということを
 改めてお答えいただきたい。

 これが再質問の4です。












 まず1点目の
 「3つの施設の市債残額がいつまで残るか」というご質問ですが

 (再答弁1)
 合計金額が209億3000万円です。
 これが全て返し終わるのは平成45年度でございます。


 次に、
 「合計13億3000万円の運営管理費についてもいつまで残るのか」
 というご質問ですが

 (再答弁2)
 今のままの施設の運営のまま続けていけば
 このままずっと続いていく


 というふうに認識していただければとおもいます。


 3点目。抜本的に見直すと言っておきながら
 特に美術館をさしておっしゃられていましたけれども

 そういう姿勢をやめたのか、ということを
 はっきり申し上げるべきではないかという
 再質問いただきました。

 1問目の答弁でも申し上げましたとおり

 (再答弁3)
 美術館の運営形態については 
 これからしっかりと研究していきたいと思っているところです。

 そして、さらに1つ踏み込んで今回ご答弁をしたのは
 指定管理者制度というものも視野に入れて
 全国の状況などもしっかり調査しながら
 研究をしていきたい
、というふうに思っております。


 次に、総務部の検証結果についてですが

 こちらは先ほど
 指定管理を公募に移すことによって
 どれくらい年間削減できるか
という形で
 検証させていただいた結果を答弁させていただいた訳です。

 (再答弁4)

 改めて繰り返しますと
 芸術劇場の場合、年間約3600万円。
 ソレイユの丘の場合、年間約3700万円。


 あくまで試算ですけれども
 こうした数字が検証の結果で出てまいりました。


 









 ハコモノ3兄弟についてですが
 平成45年度、一体いつまで続く借金なんだ!

 そして、管理運営費用についても
 今のままならずっと続いていく数字だ、ということをうかがいました。

 そして、それに対して
 (市長は)抜本的な見直しはせずに経営形態の見直しで対応する
 ということを改めて御答弁いただきました。

 そこでもう1度確認したいのは

 選挙中に市長がおっしゃっていたことは

 「やればできるんです」
 「今すぐ変えることはできるんです」と。

 しかし議会での答弁の中では
 その選挙中の言葉とは違って

 「ゼロにするとは言っていません」
 「税金の負担をゼロにするとは最初から言っておりません」

 というようなことを言っておりましたが

 多くの市民の方々は
 そのように受け止めていなかったはずです。


 「今すぐやればできるんです」と言っていたあの言葉というのは
 「抜本的な見直しをするのだ」と誰もが受け止めたはずです。

 したがって再々質問の1としては
 公約違反を認めるべきではないでしょうか。

 (再々質問)
 あなたはすでに公約違反をしていると思いますが
 ご自身の認識はいかがでしょうか。

 お答え下さい。











 芸術劇場・美術館・ソレイユの丘、この3つの施設について
 経営形態の見直しということは

 まず「そもそもゼロにするということはできないことだ」
 というふうなことは
 私は選挙中にも申し上げてきたつもりです。

 ただ、経営形態の見直しについては
 「やればできる」と申し上げてきたところです。

 (再々答弁)
 そういう意味で、「やらない」ということを
 一言も言っているつもりはありませんので

 ぜひ、この経営形態の見直し、
 そして指名から公募という選定プロセスの見直し、
 こうしたことは時期を見て取り組んでまいりたいと考えています。



 ここまで、長文の質疑を読んでくれたあなたにはとても感謝しています。


● 公約違反ではないのか?いや、「公約以前」の問題ではないのか?

 この予算議会でも再び感じた怒りは、
 きわめて当たり前の感覚だとフジノは信じています。

 そもそも吉田市長の今の姿は、すでに公約違反ではないでしょうか。

 フジノはあの夏の熱い日々、選挙をすぐそばで支援をしてきて
 吉田候補の言葉を聴いた多くの市民の方々が

 彼が市長に当選すればすぐに効果的な対策がなされて
 すさまじい借金を一気に減らせる、
 今すぐにでも美術館を閉じるのだろう、
 そんな風に劇的な改革を期待した方々は多かったはずです。

 それが、借金の返済が終わるのは平成45年度!
 これは蒲谷前市長の政治が続いていたとしても変わりません。

 加えて、運営管理費のコストは吉田市長が言うような
 運営形態の見直しをしても
 わずかに毎年7300万円のカットしかできません。

 しかもこれは吉田市長の
 1期目の任期が終わった後に始まる話ですから
 2期目に当選しなければ、全て空手形、実現できない可能性もあります。

 選挙前に自分の任期中にできない約束をするなんて
 いかにおかしなことか、これは9月議会ですでに追及してきたとおりです。

 こんな姿勢の市長を、応援した立場として責任があるフジノが
 厳しく追及するのは当然です。

 市民の方の一部から

 「フジノさん、吉田市長をあんまりいじめないで」

 と言われたりします。

 こんな的外れな言葉はやめてください。

 政治家は人気者でも芸能人でもありません。

 市民のみなさまが市長に感情移入するのは結構ですが、
 間違った姿勢の市長を批判したらいじめているのでしょうか?

 フジノは全くそんなふうに考えません。

 市民のみなさまのいのちと暮らしを守ることこそがフジノの使命です。
 吉田市長のことを守るのはフジノの仕事ではありません。

 今の任期中に改革が実現しないことが分かっていながら
 それをさもできるかのように堂々と選挙で訴えてきたのは
 公約違反以前の、
 倫理的にもとる明らかなウソつきだと思います。

 しかもそれが仮に2期目に当選したとしても
 毎年わずか7300万円のカットしかできないとは...。

 最近は毎日、怒りと失望が止まらない気持ちと共に
 応援をしてしまったという事実は消せないという
 自責の念にさいなまれています。

 だから、市民のみなさまに対して唯一責任を果たすとすれば
 誰よりも厳しく吉田市長の姿勢を追及することしかありえないと感じています。



2010年3月11日(木)のフジノ
● ハコモノ3兄弟「芸術劇場」の借金の残高

 予算議会のまっただなかですが
 その予算案の中身を少しずつ紹介したいと思います。

 フジノがこのまちの『負の遺産』として
 『ハコモノ3兄弟』と名付けた3つの施設があります。

 芸術劇場、美術館、ソレイユの丘の3つです。

 そのうち、最大のハコモノが汐入の『横須賀芸術劇場』です。
 今年でオープンから16年になります。

 平成21年度末の芸術劇場部分についての
 借金の残高は、143億1774万円です。

 (同じく芸術劇場と一体となっている建物に
  『産業交流プラザ』がありますが、
  こちらの借金の残高は6億8279万2000円です)

 (財政部・予算資料・P59より) 

 建設にかかった借金を返すには、まだまだ年数がかかります。

 さらにハコモノは古くなっていきますから
 その修理も必要になりますし

 使用している設備も更新していかなければならないので
 ずるずると税金が出ていくことになります...。


● 芸術劇場の1年間の赤字は、7億3855万円

 ハコモノの問題点は建設にかかった借金だけではなくて、
 完成してからの運営費用のコストが大きいということです。

 平成22年度の予算案からそのコストについて説明します。


 1.芸術劇場・管理事業:5億5795万8000円

 内訳
 (1)指定管理料 4億2004万円
 (2)ベイスクエアよこすか一番館共用部分負担金 1億3352万3000円
 (3)建物総合損害共済基金分担金 84万7000円
 (4)備品購入費 354万8000円

 (1)ですが、芸術劇場を運営を委託しているのですが
 市の外郭団体に指定管理料(=委託金のことです)を支払っています。


 2.芸術劇場劇場・設備更新事業:1億8059万8000円

 内訳:舞台照明設備 1億8059万8000円

 この整備の財源として、2000万円は県から補助金が出ました。
 (県からの補助金も、もともとはみなさまの税金です)

 足りない部分は、横須賀市が新たに借金をしました。
 1億6050万円です。
     ↓
 (企画調整部・予算資料・P10より)


 ということで、平成22年度1年間で
 芸術劇場の費用見込みは7億3855万6000円でした。

 かたや収入はゼロですから
 (フジノは借金を収入とはみなしません)

 つまり、7億3855万6000円の赤字です!

 あなたはこんなにもたくさんの税金を使ってまで
 あの芸術劇場が必要ですか?

 ...本当に残念な施設です。



2010年3月9日(火)のフジノその3
● 『核密約』の詳細説明、外務省から横須賀市へ明日訪問

 夕方6時10分過ぎ、全ての市議会議員宛てに
 緊急で資料が配られました。

 すでにあらゆるメディアで報じられているとおり、
 『核密約』問題について、政府が今までの見解を改めました。

 この問題について、明朝、外務省から
 日米地位協定室長が横須賀を訪れることになりました。

 目的は、この問題について詳しく説明する為とのことです。

 配られた資料はこちらをご覧下さい。

 7ページもあって、分かりづらい言い回しをしていますが
 あえてひと言で言うならば

 ・これまで50年間、政府は国民をだましてきた

 ・『非核3原則』は破られ、核兵器が日本に持ち込まれていた

 ということです。


● 吉田市長は激しく抗議すべき

 横須賀にも核兵器が持ち込まれていた可能性が極めて高いので
 フジノもこの問題を市議会でとりあげてきました。

 事態は動き出し、はからずもフジノの提案どおり
 政府から文書で回答をもらう形となりました。

 一方、吉田市長は「新政権の動向を見守る」との答弁を
 これまでくりかえし続けてきました。

 もはや政府の動向を見守るのではなくて、
 横須賀市長としてどのような行動を取るべきなのかが大切です。

 アメリカ政府と日本政府に対しての抗議は当然のこと、
 アメリカ軍に対しても、アメリカ大使に対しても、
 直接に吉田市長は強く抗議すべきです。

 この密約問題は、日米両政府が50年にわたって
 ウソをつき続けてきたという大問題であると同時に

 横須賀市民を大きな危険にさらしながらも
 その危険への対応を両政府に求めてこなかった歴代市長の
 重大な過失でもあります。

 だからこそ、吉田市長は歴代市長とは違う姿勢を
 はっきりと打ち出すべきです。

 言うべきことはハッキリと言うべき。
 それが『新しい横須賀』の姿です。



2010年3月9日(火)のフジノその2
● 『メンタルヘルス・リテラシー教育』プログラムの導入を目指して

 今日は午後から新宿へ。

 『メンタルヘルス・リテラシー教育』プログラム
 説明会に参加しました。



 『メンタルヘルス・リテラシー』という単語は
 まだあまりにも一般的では無くて
 インターネットで検索してもほとんど出てきません。

 でも、内容は特別なことではありません。

 生きている誰もが持てるようになってほしい、
 とても大切な力のことです。

 フジノなりに説明してみますね。

 第1に、こころの健康を『理解する力』です。

 自分のこころが元気である、ってどんな状態なのか、
 逆に、ストレスがかかっていてつらい時ってどんな具合なのか、
 さらには精神疾患ってどういうことなのか。

 そんな『こころの健康』について
 正しい知識や情報を理解することです。

 第2に、こころの健康を『生みだす力』です。

 実際に、ストレスがかかってこころが苦しくなってしまった時に
 自分の力でストレス解消をして元気を取り戻したり、

 自分だけでは苦しさから抜け出せない困った時に
 まわりの人たちにサポートを求めることができるようになることです。

 なかなか日本人は他人に助けを求めることができませんが
 助けを求めることは悪いことではなくて、大切な能力なのですよ。

 そして、第3に、お互いのこころの健康を『高めていく力』です。

 他人のこころの健康についても力になることができたり、
 地域全体でみんなの元気をサポートしていかれるように取り組んだり、
 こころの健康を高めていくこともメンタルヘルス・リテラシーです。

 この説明はフジノのオリジナル版なので、
 研究者の先生によって定義は異なるかもしれません。

 この3つの力が身についている状態のことを
 『メンタルヘルス・リテラシー』がある状態なのだとフジノは考えています。

 ぜひともみんなが身につけてほしいなあと願っています。

 さて、今日の説明会は、あらかじめ関東のあらゆる中学校に
 メンタルヘルスについてのアンケートを行なった上で

 (もちろん横須賀市内の中学校もアンケートに答えてくれました)

 このプログラムに対して「関心がある」と回答を寄せてくれた
 学校の関係者の方々を対象にして開催されました。

 今日のプログラムはこちら

 下の画像は、説明会の冒頭であいさつをする
 大島巌先生(日本社会事業大学大学院・教授)です。



 数年前から、大島先生や東京医療保健大学の篁(たかむら)先生らによる
 『学校メンタルヘルスリテラシー教育研究会』が立ち上げられて
 取り組みを広めていっています。

 現在すでに『メンタルヘルスリテラシー教育』プログラムは
 東京都清瀬市の市内全中学校に導入されています。

 他にも島根県などでスタートしていますが、
 これから少しずつ全国へと実績を増やしていく中で

 日本に合った、学校に合った、
 『メンタルヘルスリテラシー教育』プログラムが
 全国に導入できればと願っています。

 学校教育の中に『メンタルヘルス・リテラシー教育』を導入することを
 こころの底から強くフジノは望んでいます。


 その実現の為に政治家になった、とも言えます。

 そもそも『メンタルヘルス・リテラシー教育』というものが
 どうして必要なのかを簡単に説明をしますね。

 (思春期のメンタルヘルスリテラシー教育導入の必要性を訴える篁先生)


 精神疾患を発病してから
 初めて治療に至るまでの期間を『DUP』と呼んでいます。

 このDUPが短ければ短いほど、
 治療の経過が良い(=予後が良い)という研究結果があります。

 逆に、何らサポートが無いままにDUPを長く過ごしてしまうことによって、
 その後の治療効果が乏しくなってしまうのですね。

 そこでDUPを短かくする為の積極的な取り組みがあれば
 早期発見・早期治療へとつながって、予後が良くなっていく訳です。

 その1つの手段が、思春期をターゲットにした
 『メンタルヘルスリテラシー教育』なのです。

 中学校・高校の『思春期』には
 メンタルヘルスの様々な問題が誰にでも起こります。
 これを好発期と呼んでいます。

 しかし、わが国では好発期である中学校・高校において
 これまで適切な対応がなされてきませんでした。

 それをあらわしているデータもあって、

 思春期にメンタルヘルスの問題を抱えたものの
 日本では5〜8割が援助を求めていない

 という研究結果も出ています。

 みんなとても苦しいのに助けを求めることができていない訳ですね。

 当然にDUPも長くなってしまいます。
 そうすると、病気も重くなってしまったり、長期化してしまいます。

 また、こどもたち本人が苦しいのは当然のことですが
 まわりの家族や先生たちもどうしたら良いのか分からなくて
 とても困っていることが多いです。

 (篁先生のプレゼンテーション資料はこちら


 ところで、視点を広く世界に向けて見てみると
 いくつかの国々では早い時期に適切な介入をする取り組みが
 国を挙げてかなり熱心に行なわれています。

 例えば、イギリス・オーストラリア・カナダなどでは
 まさに国を挙げて学校と地域で取り組みを進めています。
 成果も上がっています。

 多くの人の苦しみを減らすことができるならば
 当然、わが国でもその為の取り組みを始めるべきです。

 日本では取り組みが遅れていますが
 今からでも取り組みを始めるべきなのです。

 病気になってしまっても予後を良くすることに加えて、
 差別・偏見・スティグマをも減らすことにつながることも分かっています。

 それが『メンタルヘルスリテラシー教育』なのです。

 (実際の授業風景の映像と、その説明をする篁先生)


 また、今日のプログラムでは関東圏内の中学校へ
 送付したアンケート結果の分析も報告されました。

 (日本社会事業大学大学院の李さんによるプレゼン資料はこちら



 フジノとしては、これから今年1年間、
 『メンタルヘルスリテラシー教育』プログラムをの実際の現場を
 じっくり見学させてもらおうと考えています。

 そして、ゆくゆくは横須賀市内の中学校・高校にも
 プログラムの導入を実現していきたいと考えています。

 実は、活動日記に書くチャンスを逃していたのですが

 このアンケートに対して、横須賀市内の複数の学校が
 「関心がある」「プログラムが必要だと考える」と答えて下さっています。

 そこで、学校メンタルヘルスリテラシー教育研究会から
 横須賀市に導入させてもらえないかと打診を頂きました。

 篁先生らが横須賀市教育委員会を訪れて
 学校教育課長に会って、お話をしてもらいました。

 現実問題としてすでに市内中学校のほとんどが
 新年度のカリキュラムを固めた後だったこともあり、

 4月からスタートする新学年での
 『メンタルヘルスリテラシー教育』プログラムの
 横須賀市への導入は実現できませんでした。

 でも、あせって始めてもうまくはいきません。

 だからこそ、フジノとしては、これから今年1年間、
 『メンタルヘルスリテラシー教育』プログラムをの実際の現場を
 じっくり見学させていただき

 改めて2011年度以降の導入を目指して提案できるように
 2010年はすでに導入している学校を1年間訪問して
 じっくり勉強させていただこうと考えています

 1人でも多くのこどもたちが元気で毎日を過ごせるように、
 仮に元気を失っても再び笑顔を取り戻せるように

 フジノなりにできることを全力で取り組んでいきます!



2010年3月9日(火)のフジノその1
● 『成人式の見直し』できず、吉田市長またも公約違反...

 今日は『こども育成部』の新年度予算案について
 民生常任委員会で質疑が行なわれました。

 この部の予算案でフジノが『市長の姿勢』として
 注目していたのが『成人式の見直し』についてでした。

 かねてからフジノは
 『税金で行政が開催する成人式の廃止』を訴えてきました。

 『今のままの成人式』を続ける必要は無い、と考えています。

 もしも続けるならば、開催方法を変えて
 民間企業の協賛を得るなど
 税金の投入をゼロにすべきだと考えています。

 つまり、ただの廃止ではなくて

 「行政が税金を使って行なう成人式はもはや廃止すべきだ」

 という提案です。

 しかも、『成人式の在り方の見直し』は吉田市長の持論でもあり、
 昨年9月議会では田辺議員の質問に対して
 はっきりと答弁もしています。

 吉田市長が就任して最初に開催された今年(2010年)1月の成人式は
 前市長からのスケジュールがすでにスタートしていた為に
 見直しはできなかったものの

 来年(2011年)1月の成人式については
 見直しをかけるはずでした。

 つまり、この予算議会で出される予算案には

 (1) 『廃止』決定、つまり予算そのものが計上されない

 (2) 『民間との協同開催』など在り方が変更されて計上される

 (3) 『見直し』に向けた検討委員会などの予算が計上される

 の3つの選択肢がありました。

 しかし、吉田市長はまたも公約を破りました。

 ありえないはずの4番目の選択肢、
 「今までどおりに計上」されていました...。

 下の画像の通り、成人式・予算額273万円(例年と同じ規模)、と
 今までどおりで何も変わらずに計上されていました。


 (こども育成部・新年度予算案の資料より)


 こども育成部長の答弁によると

 「美容院・着物の貸付業者などへの対応がまにあわなかった。
  すぐでは業者も困るだろうから、
  2011年度予算案を検討する時期(2010年秋か?)までには考えたい」

 とのことでした。

 また、公約違反。また、先送り。

 吉田市長の公約違反はどんどん出てくるので
 だんだんフジノも驚かなくなってきました。

 しかし、「時間が無かった」という言い訳は認めません。
 時間は十分ありました。

 吉田市長は市議会議員時代から提案してきたことは
 当選直後からすぐに指示を出して
 検討させることはできたはずです。

 一方で、ごみ処理施設の建設地の決定は
 市長の独断で市民の声も聴かずにすぐ決定した訳です。

 「時間が足りなかったから」というのは何の説明責任も果たしていません。
 吉田市長は公約を破ってばかりで、本当に情けなくなります。



2010年3月6日(土)のフジノ
● 神奈川新聞がフジノの質疑を報じてくれました/ごみ処理建設予定地

 けさの神奈川新聞が
 『一問一答』の見出しで『美術館』問題をとりあげてくれました。

 さらに『一問一答』では
 『ごみ処理建設予定地』の問題をとりあげてくれました。

 こうした問題を1人でも多くの市民のみなさまに知っていただきたいので
 神奈川新聞にとりあげていただいて、感謝しています。

 こちらが引用したものです。

 (2010年3月6日・神奈川新聞より)

 『指定管理者制度も視野/美術館運営で吉田市長』

 横須賀市議会第1回定例会は4日、本会議を開き、
 藤野英明、田辺昭人(以上無会派)の2氏が
 個人質問に立った。

 吉田雄人市長は美術館について、
 指定管理者制度も視野に入れて運営形態を見直し、
 施設の維持管理費や
 運営費の抑制を目指す考えを明らかにした。


 <藤野 英明氏>
 ごみ処理施設の建設候補地に長坂が選定されたが、
 発表が一方的で唐突すぎた。
 どこが市民主体なのか。

 <吉田 雄人市長>
 施設の性格上、市民参加は現実的でないと考えた。
 建設計画他の選定をしていることについては
 もっと広報すべきだったと思う

 (佐藤 浩幸)

 (引用おわり)
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 『新しい横須賀』を実現する為に
 吉田市長は『住民投票制度』の導入も視野に入れています。

 このまちのことは市民のみなさまが決める、という
 市民主体を実現する為です。

 それなのに今回のごみ処理施設建設予定地の決定
 完全に『市民不在』でした。

 あまりにも突然に決めて、そこに市民の議論は入る余地は無く、
 ただひたすらに決定だけを市長は押し付けたのです。

 つごうの良い時だけ「市民参加」を訴えて
 つごうの悪い時には「市民不在」ではニセモノの民主主義です。

 そんな身勝手な判断を、絶対にフジノは認めません。



2010年3月5日(金)のフジノ
● 何も謝ってなんかいない『謝罪文』/市民不在の建設地発表

 今日は、自分が担当している教育経済常任委員会の
 新年度予算案の資料を読み込みをしながら

 市議会インターネット生中継
 民生常任委員会での予算案審議を観ていました。

 やはり、あまりにも突然に吉田市長が決定・発表した
 ごみ処理施設の建設地問題が取り上げられていました。

 委員会審議の中で、ある議員が

 「本会議で複数の議員が指摘していた
  謝罪文というのは一体どういう文章なのか?」

 と指摘していました。

 その指摘は当然です。

 あれだけ『情報公開』の必要性を指摘されているのに
 吉田市長は謝罪文を出したことを
 発表さえしなかったのですから!

 実は、1月27日の突然の決定・発表の為に
 町内会長らを集めて行なった説明会の場で

 「あまりにも唐突な決定に対して謝罪文を出すべきだ」

 という町内会長らの求めがありました。

 (町内会長らの怒りは全くもっともなことで共感できますし、
  フジノは謝罪文だけでは納得できません)

 ただ、その謝罪文がいつ出されるのかは
 全く知りませんでした。

 フジノは今回、予算議会の本会議で
 吉田市長に対してこの問題で質疑を行なうことが決まっていたので

 ここしばらくの間、西地区の市民の方々に会っていただいたり
 電話をしたりして、たくさんのお話をうかがってきました。

 そのヒアリングの中で、たまたまある市民の方から
 『すでに謝罪文が出されていたこと』を知りました。

 そこで担当部に資料請求をして
 謝罪文のコピーを入手したのです。

 それがこれです。
 (謝罪文書をPDFファイルにしたものはこちら


 平成22年(2010年)2月11日

 武山連合町内会
 会長 加藤茂雄 様

 横須賀市長 吉田雄人


 新たなごみ処理施設の整備について(お詫び)


 日頃より、本市行政につきまして
 多大なるご理解とご協力を賜り、ありがとうございます。

 また、過日は、ご多忙中にもかかわらず、
 新たなごみ処理施設の整備についての説明会にご出席くださいまして、
 誠にありがとうございました。

 当日は、西行政センター館長より電話にてご参集をお願いし、
 内容について事前のお知らせもしないまま、

 私のほか副市長や環境部の職員が出席し、
 突然の説明となったため、
 皆様におかれては大変に驚かれ、
 不愉快な思いをされたものと存じます。

 本当に申し訳ございませんでした。

 それらの点について、
 大変な驚きと戸惑い、ご心労、ご迷惑をお掛けしたものと
 深く反省しているところであり、心からお詫び申し上げます。

 このたびの案件につきましては、
 今後、誠心誠意、地域の皆様方にご説明申し上げ、
 ご理解とご協力をお願いしてまいりたいと考えておりますので、
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

 (引用終わり)
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 それにしても全文を読んでみると
 あまりにもタイトルと中身がちぐはぐなことが分かるでしょう?

 謝罪になんかなっていません。

 吉田市長はフジノの本会議での質疑に対しても
 最後まで謝罪しませんでしたが

 この文章の中でも謝罪なんかしていません。

 自らの『密室政治』という過ちを認めることができないのですから
 当然、吉田市長は謝ることだってできないのでしょう...。

 市民をバカにするのもいいかげんにしてほしいし、
 政治不信をさらに強くするのも本当にうんざりです。

 何が『チェンジ!』だ...。

 単語だけをオバマ大統領からパクッただけで、
 そのキャッチフレーズに中身なんて無かったのだ。

 そんな人間を見抜けなかったなんて
 僕もそうとうに人を見る目が無かった。

 人を見る目が無かったせいで、
 本当に多くの市民の方々にご迷惑をおかけしてしまった。

 4年間、こんな市政が続くのかと思うと
 本当に希望が持てない。



2010年3月4日(木)のフジノその2
● 補正予算案の採決/フジノはこれに反対しました

 今日の本会議で、2月19日からスタートしている予算議会の
 前半部分が終わりました。

 これまで議論されてきた『補正予算案』に対する結論を決める為に
 『賛成』か『反対』かの採決が行なわれました。

 全会派・無所属議員が何に『賛成』して何に『反対』したかは
 下の表の通りです。



 フジノが反対したのは6つの議案に対してでした。

 (1)一般会計の補正予算案

 (2)市民病院の補正予算案

 (3)損害賠償の額の決定について

 (4)公有財産の売り払いと交換について

 (5)土地の確認について

 (6)町の区域の変更について

 具体的な反対の理由は、また後で説明しますね。


 結論からいうと、市長の提案どおりに
 市議会は全ての議案を可決しました。



2010年2月25日(木)のフジノその2
● 3月は『自殺対策強化月間』です/「広報よこすか」3月1日号から

 まもなくみなさまのお手元に届く『広報よこすか』3月1日号には、
 自殺対策強化月間のおしらせが載っています。

 政府が打ち出した『自殺対策100日プラン』に基づいて
 フジノも12月議会でさらなる対策を訴えましたが

 横須賀市としても、3月を『自殺対策強化月間』として
 街頭キャンペーンなどの取り組みを新たに行なうことになりました!

 (広報よこすか・3月1日号・3面より引用)


 3月は『自殺対策強化月間』です〜今、できることから始める〜

 わが回では、毎日100人もの人が自殺で亡くなり、
 その4倍、5倍の人が遺族になるという事態が、
 平成10年以降12年間続いています。

 このような厳しい現状を踏まえ、国は、
 例年最も自殺者の多い3月を「自殺対策強化月間」と定めました。

 3月は決算期を迎え、失業や倒産を迫られる人が増えることから、
 自殺者が増えると言われています。

 自殺を防止するために大切なことは、
 周囲にいる皆さんが悩みに気付き、早めに専門家につなぎ、
 温かく見守ることです。

 そのことが、悩んでいる人の弧立を防ぎ、生きる希望につなげます。
 わたしたろにできることを、今から始めることが大切です。

 ● 自殺対策強化月間パンフレット

 「見逃さないで命のSOS “一緒に生きる”を伝えたい…」

 あなたに気づいてもらいたいメッセージを掲載しています。
 3月15日(月)の新聞に折り込むほか、
 市役所1階市政情報コーナー、行政センター、役所屋などでお配りします。
 ぜひご覧ください。


 ● 自殺対策街頭キャンペーン

 ・3月15日(月)京急汐入駅前

 ・3月17日(水)京急北久里浜駅前

 ・3月18日(目)JR衣笠駅前

 時間はいずれも17時から。

 市民ボランティア、精神ボランティアの皆さんと、パンフレットをお配りします。

 【お問い合わせ:保健所健康づくり課(822)4336】


 ● よこすか心のホットライン

 悩みを抱えたときは、適切な相談機関に相談することをおすすめします。
 冊子「よこすか心のホットライン」は、市の自殺率や
 うつ病に対する理解、相談機関、
 市内・近隣で精神科などのある医療機関を掲載しています。

 行政センター、役所屋、市役所1賠市政情報コーナーでお配りしています。

 (引用終わり)
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 もちろん9月の自殺予防キャンペーンに続いて
 フジノもこの街頭キャンペーンに参加します。

 3月はずっと予算議会のまっただなかですし
 予算委員会の終了は夕方過ぎなので、
 スタート時間には間に合わないかもしれませんが
 必ず3日間、行きます。

 そして、一緒にキャンペーンをお手伝いしてくれる人を
 こころから募集しています。

 できることならば、ただ「ボランティアをしたい」という方では無くて
 自殺・自死に対して共感的な理解のある方にお願いしたいと思います。

 1日だけでもOKですし、3日間フルでも助かります。

 お名前とご連絡先(住所・電話)をフジノまで
 メールをくださいませ。

 当日いきなり参加はムリなのでお断りしております。

 しめきりはありませんが、事前の準備がありますので
 早ければ早いほど助かります。どうかよろしくお願いします!


● 政府も動いてくれている/鳩山総理メルマガで言及!

 昨年に福島みずほ自殺対策担当特命大臣を訪れた時
 新政権の自殺対策への本気度について
 フジノはこのように記しました。


  > フジノは前政権の時から
  > 内閣府の自殺対策推進室には強い信頼感を持っていました。
  >
  > けれども、その上司である方々(国会議員の大臣たちです)は
  > 本当に自殺対策に関心があるのかどうか見えてきませんでした。
  >
  > でも今日、新政権の大臣・副大臣とお会いして
  > 僕たちは同じゴールを目指していることが
  > ハッキリと分かったのです。
  >
  >ならば、僕たちが成すべきことも明らかです。
  >
  > 大臣らと完全に同じ目標を共有できていることが分かった以上、
  > 国と共に力を併せて全身全霊をかけて対策に取り組むことです。

 あの日、フジノは新政権が自殺対策へ
 本気で取り組むのだと信じることにしました。

 そして、鳩山総理が1月29日の施政方針演説で
 「いのちを守りたい」と24回もおっしゃった時、

 安全圏からコメントするだけが仕事の
 テレビ番組の皮肉屋たちはこれを笑い飛ばしましたが
 フジノは「とても素晴らしい施政方針だ」と感じました。

 さらに今日配信された鳩山内閣のメールマガジンでも
 このように触れられていました。

 (鳩山内閣メールマガジン第20号より引用)

 > 一方、わが国では、1日に約90人、
 > 年間3万を超える人々が自殺で亡くなるという状況が
 > 12年間続いています。誠に痛ましい事態です。
 >
 > 私は、所信表明演説で、
 > 息子さんを自殺で亡くしたおばあさんの話をしました。
 > 自らいのちを断つ人が後を絶たない、
 > しかも政治も行政もそのことに全く鈍感になっている。
 > 私は、これを正していきたいと思います。
 >
 > 3月は、例年、自殺者数が最も多くなります。
 >
 > そこで私たちは、この3月を、政府として初めて
 > 「自殺対策強化月間」と定め、さまざまな悩みを抱える方々に対して、
 > それぞれの立場に立った施策を進めていくこととしました。
 >
 > そのひとつとして、「睡眠」を切り口としたキャンペーンを実施します。
 >
 > 疲れているのに2週間以上十分眠れていないのは
 > 「うつ」のサインだそうです。
 > 不眠に悩む人が近くにいたら、
 > 思い切ってお医者さんに診てもらうよう勧めましょう。
 > ハローワークや職場での心の健康相談にも力を入れてまいります。
 >
 > 自殺をめぐる問題は大変複雑ですが、
 > まずは身の回りの人たちへの心配りから始めてみませんか。
 > 不安を抱えた人に手を差しのべ、1人でも多くの人々のいのちを守る社会、
 > 支え合う社会にしたい、それが、私の切なる願いです。

 (引用おわり)


 フジノは完全なる無所属ですから
 民主党にも自民党にも関心はありませんし、支持していません。

 けれども、自殺予防対策に真剣に取り組んでくれるならば
 どんな党派の方であっても力を合わせて
 一緒に闘っていきたいと願っています。

 今回の政府のアクションは、大歓迎です。

 ひとりでも多くの救うことができるはずのいのちを守っていく。
 それが政治と行政の当たり前の仕事です。

 フジノも全力を尽くしていきます。



2010年2月25日(木)のフジノその1
● 議会運営委員会でした/フジノの質問順が決定しました

 今日は10時から議会運営委員会が開かれました。

 明日から始まる市長への質疑について
 全ての順番が決まりました。

 ・2月26日(金)
   新政会:加藤眞道議員
   公明党:西田和恵議員

 ・3月1日(月)
   研政よこすか市民連合:矢島真知子議員
   自由民主党:竹折輝隆議員

 ・3月3日(水)
   ニューウィング横須賀:佐久間則夫議員
   日本共産党:大村洋子議員
   無会派:瀧川君江議員
         フジノ
         田辺昭人議員

 ということで、フジノは3月3日の3番目に
 吉田市長へ質問をします。

 正確な時間帯は分かりませんが、
 たぶん午後1時か2時くらいになるかもしれません。


● 永住外国人への地方参政権付与に反対する意見書案が出ました

 議会運営委員会の場で、自由民主党から
 『永住外国人に対する地方参政権付与に反対する意見書(案)』
 提案されました。

 今日のところは提案があったということのみにとどまり、
 具体的に意見書を出すかどうかや
 文章はどのようなものにするかなどは
 次回の議会運営員会で話し合うことになりました。

 今回提案された意見書案はこちらです。

 先日もフジノは記しましたが、
 今、政府=民主党が提案しようとしている法案は

 > 政局的な思惑が絡みついた外国人への参政権付与

 だと受け止めています。

 マスメディアの報道からの情報でしかありませんが
 参政権付与を進めようとしている民主党も
 それに反対している自由民主党も
 どちらも選挙目当てでの動きにしかフジノには見えません。

 国政レベルの政局に地方議会がふりまわされるのは
 うんざりだとフジノは感じています。

 ちなみに今回政府が検討しているのは

 ・地方政府の首長(市長村長のことです)を選ぶ権利

 ・地方政府の議員(市町村会議員のことです)を選ぶ権利

 ・立候補する権利(被選挙権)はありません

 ・選挙権は成人に認めます

 ・対象は、朝鮮籍を除く在日コリアンら特別永住外国人42万人と
  中国人・日系ブラジン人・フィリピン人など一般永住外国人49万人。


 ということだそうです。



2010年2月24日(水)のフジノ
● 情報公開とはかけはなれた「ごみ処理施設」建設予定地の発表

 けさの神奈川新聞の社説は、
 横須賀市が突然に発表した『ごみ処理施設建設予定地』についてでした。

 (2010年2月24日・神奈川新聞・社説より)

 広域ごみ処理、合意形成へ情報公開を

 横須賀、三浦両市の広域ごみ処理がようやく動きだした。

 長年の懸案だった焼却施設など3施設の建設候補地に、
 横須賀市の長坂地区が選ばれた。

 しかし、突然の発表に地元住民の戸惑いは大きい。

 同市は情報公開に努め、
 住民の合意形成を図るべきである。

 横須賀市は唯一の焼却施設である南処理工場が
 稼働して26年経過し、老朽化が進んでいることから

 三浦市と共同でごみ処理施設を建設して
 利用し合う「ごみの広域処理」を目指し、昨年3月に基本計画をまとめた。

 横須賀市内に焼却施設と生ごみ資源化施設、
 不燃ごみなどの選別施設を建設し、
 三浦市内には最終処分場を整備する。

 県は1998年に「県ごみ処理広域化計画」をまとめ、
 単独市の横浜、川崎、相模原を含む9ブロックに県内を分割。
 2007年度までに広域化実施計画の策定を目指すとした。

 ある程度の規模でごみ処理することにより、
 経費や環境面への負担軽減を図る狙いがある。

 県環境農政部によると、現在は3ブロック増え、
 単独の3市を除いても9ブロックで広域化に取り組んでいる。

 既に焼却施設の建設地を決めて住民との協議に入っているものから、
 計画策定に至らず協議中のものまで、
 各地の事情を反映して進行状況はさまざまだ。

 理念としては広域処理に賛成しつつも、
 焼却施設の建設場所など具体的な話になると難しくなる。

 横須賀、三浦両市のケースも例外ではない。

 それも当然だろう。

 処理施設の周辺住民は大気汚染など環境面に加え、
 ごみの搬入による交通問題の影響を懸念する。

 ましてや、長坂地区のある横須賀市西部には
 県の産業廃棄物処理施設や
 市のプラスチック類減容固化施設があり、
 ごみ処理施設に対する反発は強い。

 周辺住民の理解を得るために欠かせないのが情報公開である。

 特に、環境面への不安を取り除く
 客観的なデータの提供は重要である。

 できるだけ速やかで、きめ細かな対応が求められる。

 住民の声に耳を傾けて市の施策に反映させるとともに、
 公害防止協定を締結して
 約束を守らせることもできる。

 もし、ごみ処理に支障をきたすようなことがあれば
 市民生活にも大きな影響を与える。

 その重要さを思いながら、両者の前向きな話し合いを望みたい。

 (引用終わり)
--------------------------------------------------------

 社説では、周辺住民の理解を得る為に
 欠かせないのが『情報公開』である、と記されています。

 全く同感です。

 しかし、情報公開という点においてこの問題に対して
 吉田市長はすでにスタートから完全にまちがっています。

 候補地が3か所あったことも秘密、
 誰がどうやって決定したかも秘密。

 『情報公開』とはかけ離れた状況です。

 こんなやり方が許されるならば
 民主主義なんて不必要だということになります。

 あらかじめ行政が決定したことに
 市民はただ従え、

 というのであれば
 市民なんて『奴隷』と一緒です。

 このまちの『主役』は市民であって、
 市長も行政も政治家も、市民の『公僕』として働いているはず。

 特に吉田市長は、

 一方では市民のみなさまの声を聴く為に
 いろいろなメニューを作ろうとしながら

 例えば、『住民投票条例』を作ろうとしたり
 『事業仕分け』に市民参加を求めたりしながら

 一方では、市民のみなさまに決定だけを押し付けています。
 そしてそれを「理解し協力してほしい」とごり押しているのです。

 つまり、『使い分け』をしているのです。

 行政にとって都合の良いことだけは市民参加、
 行政にとって都合の悪いことには市民不参加でいい、
 という使い分けです。

 これでは、本音では市民を信頼していないとしか思えませんし、
 民主主義を冒涜しています。

 ニセ市民派の汚い最低なやり方です。
 そんなやり方に誰が納得できるのでしょうか。

 だからこそ、フジノは今回の予算議会でも
 この問題(=市長の言行不一致の姿勢)について追及します。



2010年2月23日(火)のフジノその1
● ついに校務支援システム導入へ/フジノの提案が2年越しで実現へ

 今日開かれた『教育経済常任委員会』では
 2009年度の補正予算案の審議がメインテーマでした。

 ただ、フジノは補正予算案とは全く別に
 個人的に強く注目していた2つの議案がありました。

 そのうちの1つについて、紹介します。

 それは、市内の小中学校・ろう学校・養護学校への
 『校務支援システム』の導入です。

 このシステム導入の『目的』は何かというと、

 生徒たちの学籍の管理や成績の処理などを
 ICTによってシステム化し、

 多すぎる校務を効率的に処理可能となって
 先生方が校務に費やす時間を短縮化できるようにすることで

 生徒たちと向き合える時間を増やすことです。

 今、現状としてあまりにも学校の先生方には
 処理しなければならないペーパーが多すぎるのです。

 「じゃあ無くせばいいじゃん」というご意見もそのとおりなのですが
 国や県や市は、学校側にあらゆる調査やデータの提供を求めています。

 それらの中には確かにムダなものもあるでしょうが、
 全てがムダということは無く、教育行政の為に不可欠なものもあります。

 ですから、先生方から書類仕事を全て無くすことは
 現実的に不可能なのです。

 日頃、フジノは若手の先生方と勉強会をさせていただいていますので
 たくさんの実情を聴かせていただいてきました。

 こうした事務処理があまりにも多すぎるせいで
 生徒たちと向き合う時間をとる為に
 熱意のある多くの先生方が学校に遅くまで残って作業をしたり、
 土日も祝日もカンケーなく働きづめになっている現実があります。

 そこで、ICTの活用を提案しました。

 ちょっと調べてみると、すでに全国の学校の中には
 『校務支援システム』というものを導入している学校がいくつかありました。

 むりやりわかりやすく説明してしまうと

 このシステムをパソコンに入れて活用することで
 全ての事務処理が短時間で片付けられるようなイメージです。

 校務支援システムを開発・販売しているNECのホームページから
 イメージ画像を引用させていただきますね。


 緑の丸の中が『学校の中での情報共有コミュニケーション』です。

 学校には校長・教頭・教員・養護教諭をはじめ、
 事務職員・栄養士など、あらゆる職種の方々がいらっしゃいます。

 あえて時間を割いて全員集合して集まらなくても
 この全ての方々がみんな同じように情報を共有できるようになれば

 みんなが同じ問題意識を持って、
 学校の改善や効率化に取り組んでいくことができます。


 次に、黄色の丸の中が『教師の間での情報共有』です。

 生徒名簿の作成や共有をはじめ、
 1人1人の生徒の出欠席の管理や、クラスの時間割の作成や共有、
 成績の管理や通信簿の作成などあらゆることが可能です。

 もちろん、生徒指導の情報などのきめ細かな対応も
 先生同士がシステムを通じて情報共有を効率的にできることで

 現実の目の前の生徒たちに費やすべき時間を
 多く確保することができるようになるのです。

 これはもちろん、先生同士でのフェイストゥーフェイスでの対話や
 職員会議を行なうのをやめるという意味ではありません。

 先生があまりにも忙しい中で必要な情報のやりとりさえも
 時間が取れないような状況を打破する為の1つの『手段』です。

 例えば、成績表を作る為には、仮に科目が5教科あれば、
 数学の先生があるクラスの成績表を完成させるまで
 他の科目の先生はそのクラスの成績表をつけることができませんでした。

 でも、システムの上では全ての先生が
 同時に成績表に入力をすることが可能です。


 さらに矢印が2つあって、1つは『保護者』、1つが『教育委員会』ですが
 日頃、学校は保護者の方々とも教育委員会とも
 とても緊密に連絡をとりあっています。

 こうした中でも今までは
 効率的じゃないことがたくさんあります。

 例えば、今までは教育委員会からまわってきたおしらせを
 ペーパーで1人ずつの先生に順番に回して呼んでもらったりですとか
 職員室内の掲示板に貼っておいて各自が見るというような
 そんな情報共有の仕方がありました。

 けれどもシステムを入れることで全ての先生が自分のパソコン上で
 自分の見られるタイミングで
 必ずそのおしらせを見られるようになる訳です。

 保護者の方々への『学級通信』などもシステム上で
 他の全てのクラスのものも見られたりすることで参考にできたり、
 もともとある程度のフォーマットが完成していて
 作成がより早くできるようになったりします。


 実際に今回横須賀市が使用するものとは違うものですが
 イメージとしてこんなですよ、というのをご覧下さい。


 こういう画面、民間企業にお勤めの方は
 ふだん使っていらっしゃいますよね。いわゆるグループウェアですね。

 それを横須賀市の教育にマッチした形に修正して
 そして導入していくことになります。

 もともと横須賀市はICTの活用には積極的でしたが
 これまでは生徒たちに向けた利用・活用がメインでした。

 これでようやく先生方の校務に対する支援も
 ICTを利用できるようになります。

 もちろん今日の委員会では
 全員一致で『可決』されました。良かったです。

 あとは本会議で可決されれば、スタートに向けて動き出します!


● これまでのフジノと教育委員会とのやりとり/議事録から

 フジノと教育委員会とのこれまでのやりとりを
 参考までに掲載いたします。

 2年前はフジノの指摘にやや懐疑的だった教育委員会が
 2年後には全く同じ方向を向いている様子が伝わってくると思います。


 (2008年9月議会・教育経済常任委員会)




 議案第91号について、1点質問をしたいと思います。

 今回の『物品の買い入れ』の相手先は
 株式会社JMCエデュケーションズということで、

 既に多くの学校に納入事例がございまして、
 お隣の三浦市もこちらの会社から納入しておられると思います。

 そこで確認をしますが、
 ICTの活用を行うのは2つの目的があったと思います。

 1つは『子どもの授業の理解の促進』と、

 もう1つは『教職員に過大な負担がかかっていることを
 ICTの導入によって減らす』


 ということであったと思いますが、
 それはその認識でよろしいですか。








 もちろん2つの面はございますが、

 今回の教室に入れるパソコンにつきましては、
 子どもの授業に活用していきたいと考えております。






 今回の議案ではそういうことであるという御回答でしたが、

 僕として考えたいのは、
 「教職員の方々の負担を減らしたい」という想いがやはり強くあります。

 そのような中で、先ほど申し上げたように、
 納入事例が非常に多い会社と買い入れの議案を持つことができた。

 ノウハウを非常に多く持っており、
 横須賀市教育委員会も付き合いは長いとお聞きしております。

 ICTの導入事例とか活用事例を
 先生方が情報収集するのに限界もあると思いますので、

 ぜひこちらの会社から細かな
 そういった導入事例の情報収集とかに御協力いただけるように
 お願いしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。








 まずは、今回の場合には、この物品等を買い入れ
 という形の中での入札でございます。

 そのほかにつきましては、
 その会社がどういう会社であるかは私もまだはっきりわかりませんし、
 そこが行った後に、そういった中でまた考えていくべきものであろう。

 そういう意味では、まずこの物品というもののところだけで
 考えていくのが最初かと考えております。





 それでは意見にとどめますが、筋論としての物品の買い入れである
 という議案についての御答弁は理解いたしました。

 非常によいノウハウを持っている会社であると思いますので、
 アドバイスを受けられるようにしていただきたい。



 これが最初の質問でした。

 2年前のフジノはICTの活用について学び始めたばかりで
 まだ『校務支援システム』という単語を知りませんでした。

 その後、他のまちでのシステム化の事例などを学びました。

 翌年、教育委員会側から新たな事業として
 校務支援システムを導入するという提案が成されました。

 そこでの質疑です。

 (2009年9月議会・教育経済常任委員会)




 議案第80号について教育委員会に質問します。

 よこすか教育ネットワークセンター事業、
 校務支援システム整備というのは、

 『目的』としては

 システムの導入によって校務の負担を減らすことで、
 生徒・児童との接する時間を増やせるようにする


 というのが考えられると思います。

 実際にこれを導入した結果、どれくらい、
 具体的な時間で示すのは難しいと思いますが、

 教職員の皆さんが児童・生徒と
 接する時間を増やすことができるのか。

 そういう効果はどのようにお考えでしょうか。










 試算ですが、
 今、約90分ほど校務に時間がかかっておりまして、

 このシステムを導入することによって
 約1時間削減することができ、


 約30分程度で毎日の校務が処理できるようになります。






 そうすると、丸々浮いた1時間が使えるかどうかというのは
 ちょっと(判断は)難しいとは思うのですが、

 約1時間はお1人の先生が
 子どもたちと接する時間が増える、

 あるいは(校務処理の)負担そのものが減る
 と考えていいのですか。










 そのとおりでございます。

 ただ、教職員の方は
 子どもと向き合う時間をつくるだけではなくて、

 教育の中で教える学校教材の研究とか、
 そういうものにも十分に時間が使えるようになります。






 日頃から、教職員の方々の
 校務時間の多さが問題になっておりますので、
 これはぜひ進めていっていただきたいと思っているのです。

 続いて質問なのですが、先ほど御説明の中でもございましたが、
 この(校務支援システムに対する国の)補助が
 新政権になってどうなるかまだわからないということを
 お話しいただきました。

 他の各部の補助金もそうかと思うのですが、
 仮に新政権が補助を取りやめた場合というのは、
 それまで執行を見合わせるというお話しでしたが、

 (補助金がカットされても)市単独で残りの2分の1も支出をして
 実行していくということになるのでしょうか。

 それとも新たなメニューを国に照会して、
 補助を出していただくように依頼をしていくのでしょうか。






 これにつきましては、全庁的な問題でございますので、
 もしそういうことになれば、
 今後、財政当局と調整を図っていきたいと思っております。

 とりあえずは今年度できなければ、
 補正減ということも1つ方法としてはあると考えております。






 そうすると、仮に補助がカットされた場合でも、
 今認められている分の
 市単独の部分は執行していくということでよろしいのですか。






 全体が補助対象事業でございますので、
 市の単独事業部分はこの中ではございませんので、
 その部分だけ執行するというわけにはいかないと考えております。






 非常に重要な事業というか、校務支援システム整備は
 大事なことだと思いますので、

 政権移行は国の問題なので何とも言えませんが、
 生徒たちに齟齬が出ないように、
 ぜひ御配慮をお願いしたいと思います。



 この質疑の時には教育委員会もフジノも共通認識として
 校務支援システムを早期に導入したいという方向になっています。

 この頃はちょうど政権交代直後だった為に
 校務支援システムに対する国からの補助金がどうなるか分からなくて
 もしかしたら凍結になってしまうのではないかというあせりも
 フジノにはありました。

 さて、そして今日の委員会でのやりとりはこちらです。
 (すでにフジノの想いは『導入後』に向かっています)

 (2010年3月議会・教育経済常任委員会)




 学校教育におけるICTの活用は2つの目的があるというのを
 2年位前から議論させていただきました。

 1つは、学んでいるこどもたちの為に。

 もう1つは非常に校務の多い先生たちの負担を減らして
 生徒たちとの時間を共有できるようにする為に。

 2年位前はまだ、授業をICTによってより分かりやすくするものだけだ
 という答弁だったんですけれども、

 それから2年経って
 校務支援システムがこうして『買い入れ』まで辿りついたことには
 すごく「わが意を得たり」というか
 「良かったなあ」というふうに感じています。

 そこで関連して質問なのですが
 やっぱりこれを実際に使って頂かなければいけないと思うのです。

 ただ研修期間というのは3ヶ月しか無い訳で

 しかもこの支援システムが入る前というのは
 先生の激務というのは全く変わらない中に
 研修がぱこっと入ってくる訳で過重負担な訳ですね。

 そこでどうやって研修をして実際にこれを使って頂くかというのを
 そのあたりはどんな風にお考えになっていらっしゃいますか。










 研修と周知の在り方についてですけれども

 委員がおっしゃるように
 学校の先生は大変にお忙しい状況でございますので

 一般の教員の方々に対しては
 私ども指導主事、非常勤、支援員を活用しまして

 出前で各学校にお邪魔して先生のお時間を借りて
 十分に手厚く指導と研修をさせていただきたいと考えております。

 あと、管理職の校長先生・教頭先生、特別な養護の先生などは
 集合研修をさせていただこうかなと今考えております。






 分かりました。

 これは本格稼動をしていくのは平成23年4月からということなのですが
 稼動してからもこの納品先のJMC神奈川センターから
 継続的な支援も受けられると考えてよろしいでしょうか。










 JMC神奈川センターにつきましては販社でありますので
 実際には文渓堂さんからの支援を頂くことになると思います。

 1年間はサポートデスクというものを作りまして
 電話で問い合わせ等にも対応させていただきたいと思います。

 平成23年度以降につきましては
 実際にもう運用に入ってまいりますので

 私どもの指導主事等が支援に回りたいと考えております。






 ありがとうございます。

 どうか、パソコンの習得というのは本当に個人差がありますので
 きめ細かくサポートをしてあげていただきたいと思います。



 実際の導入スケジュールは下の画像の通りです。



 今年10月から来年3月までが試行期間で
 来年4月から本格スタートになります。

 パソコンに不慣れな先生方には大変なご苦労をおかけいたしますが
 民間企業ではもはや当たり前のことになっております。

 どうかみなさまに使いこなせるようになって頂きまして、
 本来の目的である、こどもたちとの時間の確保が実現できますよう
 ご協力をお願いします。

 このまちには本当にたくさんの
 サポートが必要な状況に追い込まれているこどもたちがいます。

 先生方の力が本当に頼りです。
 どうかお願いいたします!



2010年2月21日(日)のフジノ
● 祝!友達の本が出版されました!平坂書房で『平積み』に!

 今日は丸1日、補正予算案の資料を読み込んだり
 質疑を考えたりしながら過ごしましたが

 夕方になって気晴らしをかねて、
 大切な用事を果たす為に
 モアーズの中にある平坂書房へ行きました。

 実は、僕の友達の本が出版されたのです!

 しかも、別の友達からの情報によると
 その本が平坂書房に平積みになっているということなのです!

 本屋さんでは本棚に入れられてしまうと
 なかなか手にとりづらいので

 新刊や人気の本は誰でも目につきやすいように
 表紙が見えるように重ねて置いておきます。

 これを『平積みにする』と言う訳ですが
 要するに『今プッシュされている本』ということなのですよ。

 それを観にいってきました。
 そして、発見しました。確かに平積みになっていました!



 写真の真ん中の本です。

 『いちおう、英会話学校通ってました...』(小野デラ著、フォレスト出版)

 すごいです!

 ああ、わがことのようにうれしい。
 いや、自分のことなんかよりもうれしい!

 出版社から本が出るということは、全国的なんですね〜。

 僕の友達が書いた本が
 僕のまちの本屋に置いてあるということが、
 とてつもなくうれしいです。すごいなあ!


● 『いちおう、英会話学校通ってました...』 by小野 デラ

 その友達というのは、3年間くらいオーストラリアに留学していたのですが
 その間ずっと現地での様子を4コママンガにして
 ブログに載せていました。

 僕たちからすれば、全く連絡が無いので
 生きているのかどうかも分からなくて

 (電話が通じないような奥地にいるというウワサもありました)

 そのブログでの4コママンガだけが
 消息を知る手段だった訳ですが...。

 そんな僕たちの想いとは無関係に
 どんどんそのブログ(『デラDAYS〜シドニー地獄〜』)は
 アクセス数が増えていって

 日本では超人気ブログという扱いになっていき、
 さらには出版社の編集者の目にとまって、

 「それを出版させてもらえませんか!」

 となったのです。

 留学を終えて帰国した後、

 ブログに書いていた4コママンガとは違う、
 完全書き下ろしのコミックエッセイが執筆されました。

 しかも今、『発刊記念アマゾンキャンペーン』までやっている!
 出版社も強烈にプッシュしているんですね〜。
 すごい!

 (アマゾンのサイトから)

 うれしい気持ちで平坂書房を出て事務所に戻ったら
 なんと郵便ポストにその友達(=小野デラさんです)から
 封筒が入っていました。

 サイン&マンガ入りの謹呈です。
 うれしいなあ。封筒にもマンガ書いてくれました。

 この活動日記を書いている今は
 もちろん本を全て読み終えているのですが、とてもおもしろかったです。

 こうやって、友達のその才能がまわりに認められるのって
 本当にうれしいなあとつくづく感じます。

 どうかみなさまも読んでみて下さいね。

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 それにしても、小野デラさんに御礼を伝えたいのですが
 オーストラリア時代からメールアドレス知らないんだよなあ...。

 おーい、デラさん。本、ありがとう!
 ぜんぶ読んだよ!

 本、贈ってくれたけど、さきに買ってしまったよ!
 1日早く送ってくれたら良かったのに(笑)



2010年2月20日(土)のフジノその1
● 第6回リリー賞表彰式が行なわれました!

 今日、『第6回精神障がい者自立支援活動賞(通称:リリー賞)』
 受賞者の発表と表彰式が行なわれました。

 過去最多、全国から84もの応募があった今回のリリー賞ですが
 事務局と選考委員会でこれまで一生懸命審査を行なってきました。

 ついに今日はその表彰式です!

 過去わずかに5回の開催とはいえ、リリー賞といえば
 精神保健医療福祉の世界ではとても有名な栄誉ある賞です。

 これまでの5回を通して、受賞した後、受賞した方々の人生というのは、
 良い意味で本当にどーんと変わってしまうのですね。

 受賞した方々はめちゃくちゃに有名になりますし、
 活動はさらに加速してより素晴らしいものになっていきます。

 それくらいものすごくポジティブな影響力のある賞なのです。

 そんな賞の選考委員会メンバーに今回フジノが選ばれたことは
 大きな誇りを感じたと共に、
 実は大きすぎるほどの責任も感じてきました。

 (すっごいプレッシャーでした...)

 そのせいでとても緊張してしまって、
 2日前は徹夜で睡眠ゼロだったので昨日は早く寝たのですが
 長く眠ることはできなくて朝6時半には完全に目が覚めてしまいました。

 さらに、けさは横須賀中央駅で電車に乗ったら
 すぐにパニック発作を起こしてしまい

 ふだんなら40分で品川駅に着くのが1時間半もかかり、
 打ち合わせの集合時間に30分も遅刻してしまう羽目に...。

 もともと本番よりも数時間早い集合でしたから
 表彰式そのものには全く影響は無かったのですが、あせりました。

 でも、それくらい緊張するほどに
 このリリー賞というのは大切な賞なんですよ。

 会場は、千代田区平河町(永田町ですね)にある
 都市センターホテルのコスモスホールでした。

 下の画像は、控え室へようやく到着した
 やつれきったフジノです(笑)。



 実は、発表&表彰式の前に
 選考委員会メンバーと受賞者のみなさまとで懇談会が行なわれました。

 後にまた記しますが、
 岩手県のきららのみなさまと愛媛県の佐野さんが受賞となったのですが

 ごはんを食べながら、きらら&佐野さんの活動について
 じっくりとお話をうかがわせていただくことができました。



 岩手県と愛媛県からけさ新幹線で来ていただいたのですが
 今度はフジノが岩手&愛媛を訪れて
 その活動を現場で見せていただきたいなあと想いました。



 さらに、今回の選考委員会にはスペシャルメンバーとして
 俳優の萩原流行さんがいらっしゃるのです!

 (もちろん選考の段階から関わって下さっています)

 今日はプレゼンテーターとして表彰をして下さいました。



 萩原さんともいろいろお話をさせていただいたのですが
 本当に気さくで素晴らしい方でした。

 それにしても萩原さんが57才だなんて、
 ご本人の口から聞かされて今日初めて知りました!

 見た目が若いというだけじゃなくて、内面もすごくフレッシュで、
 エネルギーをまわりに発しまくっているので
 とても50代後半には見えませんでした。


 (次回に続きます!)


2010年2月19日(金)のフジノその2
● 予算議会でフジノが市長へ行なう質疑の内容です

 昨日からけさにかけて徹夜してようやく
 予算議会での市長へ質問する内容を決めました。

 しめきりは今日の夕方17時。

 17時を知らせるチャイムが鳴るのを聴きながら
 発言通告書に署名をして提出しました。

 ここまでギリギリまで苦しんだのは、
 7年間の政治家生活で初めてでした。

 それではフジノが市長へ行なう質疑(3月3日です)の
 発言通告を掲載します。

 フジノの質疑は大きく3つです。

 1.ハコモノ3兄弟について
 2.長生きを喜ばれない現在の高齢者福祉について
 3.西地区に押しつけられた『負担』に対する率直な怒りについて

 詳しい内容を紹介します。
 (PDFファイルはこちら)

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  1.財政危機の中で財政規律を重視した予算編成における、
   ハコモノ問題に対する市長の認識について

 市長は、新年度の本市の運営方針を
 市民のみなさまにお伝えする今回の施政方針演説において

 「厳しい財政状況」を繰り返し訴え、
 予算編成の基本方針として「財政規律」を挙げ、
 新たに「財政基本計画の策定」も予算計上している。

 しかし、市長が「財政危機」を
 問題視しているにもかかわらず、

 その大きな要因である
 ハコモノ3兄弟(芸術劇場・美術館・ソレイユの丘)への
 「対策」についてはひとことも触れなかった。

 マニフェスト実現の為の財源を捻出する上でも
 ハコモノ3兄弟に切り込めば
 大きな効果があったはずであるにも関わらず、

 実際には大幅な予算の減額も無かった。

 これでは「財政規律」に全く説得力が無い。
 説明責任も果たしておらず、大きな問題である。


 (1)ハコモノ3兄弟に今後かかる費用はいくらなのか。

 芸術劇場・美術館・ソレイユの丘、それぞれのハコモノについて、
 @現在まだ残っている建設費用の借金額はいくらなのか、
 A管理・運営費用は今後予測しうる限り
  いつまでいくらかかるのか。


 (2)今後どう対処すべきかをはっきりと
  市民のみなさまに説明すべきではないか。


 「吉田市長に市長が交代すれば
  批判の大きいハコモノ3兄弟への
  税金投入が無くなる/大きく減らせるはず」

 「もっと優先順位の高い政策に税金が使われる」

 と信じて投票した多くの市民の方々は、
 今もそう信じている。

 しかし市長は当選後、明らかに変節してしまったのではないか。

 実際、新年度予算案でも
 ハコモノへの予算を大胆に削減することは無かった。

 市長は市民のみなさまに対して、
 今後ハコモノ3兄弟にどう対処するのか、
 「現在のスタンス」をはっきりと説明すべきではないか。


 (3)「運営形態の見直し」や「指定管理者の公募」で
  どれだけ負担を減らせるかを
  検証するように総務部に指示を出したはずだが、
  検証結果は出されたのか。またその結果はいつ発表されるのか。


 市長は、すでに建設されたハコモノは
 廃止などの抜本的な見直しでは無く、

 指定管理者への移行など「運営形態の見直し」や
 指定管理者の「公募」によって
 税金の負担を減らすとかつて答弁した。

 見直しによってカットできる金額などの検証を
 総務部に指示したとのことだが、

 その検証結果は可能な限り早く実行されねばならない。

 その検証結果は出されたのか。
 結果が出ていないのならばいつまでに出されるのか。


 (4)新年度開催予定の「事業仕分け」において、
  ハコモノ3兄弟の必要性を問うてみるべきではないか。


 市長は抜本的な見直しをする考えはないようだが、
 財政危機の現在の本市において
 それが本当に市民の望んでいることなのか疑問である。

 来年度に新たに開催予定の「事業仕分け」の対象に、
 ハコモノ3兄弟の「存廃」も項目として入れて、

 「市役所の論理」ではなく、
 「市民」のみなさまや「外部」の第三者の視点から
 これらハコモノの存続そのものの必要性を問うてみるべきではないか。


 2.長生きが喜ばれない現実を打ち破る為の、
  「力点を置きたい可能性への投資」の1つとしての
  高齢者福祉の在り方について


 市長は施政方針演説の中で
 「平成22年度に力点を起きたい可能性への投資」の1つとして
 高齢者福祉について触れたが、

 ハード面では新設・増床される特別養護老人ホーム・
 グループホーム(合計約380床)について、

 ソフト面では介護予防サポーターの養成の拡充について
 述べただけである。

 現在、特別養護老人ホームの待機者は約2000人にものぼり、
 何年間もの入所待ち、老老介護、
 痰吸引などの医療行為が必要な為に
 そもそも受け入れ先が無い、
 など苦しんでいる方々は非常に多く、
 介護苦からの虐待やご家族の自殺も起こっている。

 「力点を置きたい可能性への投資」の1つであるならば、
 もっと施政方針において
 ソフト・ハード両面から
 より具体的に今後の高齢者福祉について
 説明すべきだったのではないか。


 (1)在宅サービスの充実に向けて
  新年度はどのように取り組んでいくのか。


 すでに介護が必要な方々への取り組みについて、
 市長は施政方針演説では「施設サービス」しか触れなかったが、
 「在宅サービス」を充実させることも
 介護の両輪として不可欠である。

 @今後、在宅サービスを充実させていく為に
  どのような取り組みを行なっていくのか、
  より具体的に述べるべきではないか。

 A特に、昨年暮れにまたも選定が失敗に終わってしまった
  「夜間対応型訪問介護事業所」について、
  今後どのような対応を行なうのかを述べるべきではなかったか。

 同時に、

 B介護に悩むご家族のレスパイトに積極的に取り組むべきではないか。


 (2)施設サービスの不足を市立2病院で対応すべきではないのか。

 本来、高齢者福祉は「医療」と「介護」が
 シームレスでなければならないが、

 施政方針ではその点に言及が無かった。

 約2000人にのぼる本市の特養待機者は、
 現計画での介護保険3施設やグループホームの新設・増床だけでは
 間に合わない。

 しかし、見殺しにしては絶対にいけない。

 そこで、代替案として、

 @市立2病院の病床で待機者の受け入れができないのか。

 A特に、市民病院で休止している病床を
  早期に療養病床として稼動させて受け入れをすべきではないか。

 また、うわまち病院の療養病床50床中10床は個室だが、
 1ヶ月の費用を30〜50万円も負担せねばならず、
 入院したくてもできない方々がいる。

 B個室数を減らして差額ベット代を取られない病床数を増やせないか。

 加えて、

 C個室でも費用負担を下げて入院しやすくすべきではないのか。


 3.行政側が一方的に大きな負担を押し付けている
  西地区の2つの課題(市民病院・ごみ処理施設建設予定地)を、
  市長が「横須賀が抱える大きな課題」と言及した認識について


 施政方針演説の中で市長は
 「平成22年度の横須賀が抱える大きな課題」として
 「市民病院」と「ごみ処理の広域化」を挙げたが、

 どちらも長坂で西地区に位置している。

 この2つのテーマを
 「横須賀が抱える大きな課題」と市長が述べた時、

 西地区で幼少期から暮らしてきた私は、
 さも西地区そのものに問題があると言われたかのような
 不快な印象を受けた。

 それは私だけでなく西地区の多くの声でもある。

 もともと地理的に困難を抱えている西地区では、
 さらに過去の経緯から
 巨大なごみ処理施設を押し付けられてきたとの「負担感」や、
 迷惑施設はどうせいつも西地区なのだという
 「諦めの感情」を持たされている。

 誰もが希望を感じることができる
 新しい横須賀の実現を目指していたはずの吉田市政が、

 西地区の市民に対して今回さらにそうした負の感情を
 強く感じさせてしまったことは大きな問題である。


 (1)市長の言行不一致こそ「横須賀の課題」ではないのか。

 市長は施政方針演説の中で
 「市政の主体は市民である」
 「自らの手で活力を生み出し、生き生きと暮らせる地域をつくることが、
  本市全体のまちづくりにつながっていきます」
 と述べておきながら、

 この2つの問題に、西地区に暮らす市民は
 なんら主体的に関わる機会を与えられなかった。

 市民病院は行政側が病院経営を誤った結果、
 指定管理者制度への移行による混乱を招いて、

 何の瑕疵も無い西地区の市民の方々に
 大きな不安と迷惑をもたらした。

 2つの課題共に歴代市長から引き継いだものではあるが、
 ごみ処理施設の建設予定地を決定したのは
 吉田市長である。

 発表はあまりにも一方的かつ唐突で、
 西地区の市民は決定だけをただ押し付けられた。

 このどこが市民主体だと言えるのか。

 かつての美術館建設やソレイユの丘建設も、
 主体的に市民が決めるどころか
 一方的に結論を押し付けられたからこそ反対運動が起こった過去を、

 「温故知新」を施政方針で述べた吉田市長は
 もうお忘れなのか。

 自らが述べた市長として在るべき姿勢と
 全く矛盾していないか。

 そんな言行不一致の「市長の姿勢」こそが
 本当の「横須賀の課題」ではないか。


 (2)そもそも西地区の市民への謝罪が述べられるべきではないのか。

 そもそも乗り越えるべき「横須賀の大きな課題」と認識しているならば、
 行政側が一方的に西地区の市民に負担を押し付けている以上、

 施政方針演説ではまず何よりも
 長坂を中心とする西地区の市民のみなさまに対して
 謝罪の言葉を述べるべきではなかったか。


 (3)「地域住民の皆様のご理解ご協力を頂く」とは
  具体的に誰がどのような意思や行動を
  どのように示すことを意味しているのか。


 市長は施政方針演説の中で
 ごみ処理施設の計画地に対して

 「市としての方向性が決まりましたので、
  まずは地域住民の皆様のご理解ご協力を頂く」

 と述べているが、
 それは具体的に誰がどのような意思や行動を
 どのように示すことを意味しているのか。

 みなさまが理解するとは
 どのような状態になったことを言うのか。

 みなさまが協力するとは
 どのようなことを意味しているのか。

 反対の声が強ければ
 方向性の撤回はありえるのか。

 (以上です)
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 今日開催された本会議での
 吉田市長の1年間の方向性を示す『施政方針演説』でも

 また、これまで短い時間ではあるものの
 提出された新年度予算案の資料を読んだ限りにおいても

 (発言通告のしめきりが今日の17時しめきりなのに
  予算案の説明資料が配られたのは16時でした。

  1時間しか無いようなスケジュールでは
  精査して熟考して質疑をつくることはできないです。
  全くおかしいです)

 吉田市長が当選してから
 フジノが昨年9月議会・12月議会と質疑をしてきたことが
 改善される見込みは
 ほとんど無いのだと分かりました。

 本会議で質疑をしても意味があるのかを
 見出せない気持ちになりました。

 それでもあえて質疑をしたいと思います。



2010年2月19日(金)のフジノその1
● 新年度の方向性を示す『施政方針』演説でした/本会議初日

 今日は本会議が開かれました。

 毎年、予算議会の初日は必ず
 市長による演説だけが行なわれます。

 その演説のことを『施政方針』演説と呼んでいます。

 4月から始まる新しい1年度について
 横須賀市をどのような方針で運営していくかという想いを
 市長が市民のみなさまに対して語る重要な演説です。

 今日の本会議で吉田市長が読んだ原稿の全文はこちらです。


● フジノが感じた率直な想い・むなしさ

 実際には、予算議会での市長への質疑をつくる都合上、
 数日前にすでに議員たちにはゲラが配られています。

 (これは毎年の慣例です)

 ですから、すでに何十回もフジノは繰り返し読んでいた訳ですが
 今日改めて最終稿の演説を聴くのは初めてでした。

 そして、今日の吉田市長による
 施政方針演説を聴き終えたフジノの想いを記します。

 率直に申し上げて、何も感じることがありませんでした。
 感動も無ければ、怒りも起こらない。むなしい気持ちになりました。

 あの当選後初めての本会議(09年9月議会)で市長が行なった
 4年間で目指すべき姿を示した所信表明演説とは、全く異なりました。

 何よりも『言っていること』はカッコよいのですが
 これまでの市長としての『7か月間の行動』を見てきたフジノには
 全く言行不一致としか言いようがありません。

 言葉がむなしく空に響くような感じでした。

 財政危機を繰り返し繰り返し訴えるにも関わらず、
 ハコモノをどう対処するのかは全くひとことも触れませんでした。

 未来のこどもたちに問題を先送りしない、と述べておきながら

 マニフェストで約束したことである
 『救急医療センター移転をしないこと』を明言もしませんでしたし、

 このまちの主役は市民であり
 市民が主体的にまちをつくっていくと言いながら

 ごみ処理施設の建設予定地は
 市が突然に決めて、決定したことだけを発表したのでした。

 施政方針演説で言っていることと
 現実にやっていることがあまりにも違いすぎるので

 聴いていて、本当にむなしくなりました。

 1月29日に国会で鳩山総理が行なった施政方針演説では
 「いのちを守りたい」というフレーズが24回も使われて話題になりました。

 あまりにも理念を語りすぎで具体的な取り組みが見えない、
 というマスメディアの批判もありました。

 しかし、あの鳩山総理の施政方針を聴く限り、
 この国をどんな国へと変えていきたいのかが
 確かにフジノには伝わりました。

 それに比べてわがまちの施政方針演説は、
 かつての政府の演説のように、

 取り組みことを羅列していくばかりで
 (いわゆる短冊をはりつけた演説と批判される種類のものです)

 吉田カラーというものは感じられず、
 むしろ、官僚市長の演説のようでした。

 この施政方針演説を聴いても、希望を感じたり、チェンジを感じたり、
 新しい横須賀の姿が見えるなんてことは全くありませんでした。

 非常に残念です。

 変わってしまった吉田市長の姿には
 もう怒る気も起こらず、失望とむなしさだけが残りました。

 フジノはそんな市長に対して
 厳しい質疑を行ないたいと思っています。

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 (*後日談 翌日の神奈川新聞に施政方針について報道されました)
 
 (2010年2月20日・神奈川新聞より)

 行財政改革に積極姿勢
 横須賀市長 施政方針「公約実施に全力」


 横須賀市の吉田雄人市長は市議会第1回定例会初日の19日、
 本会議で2010年度の施政方針演説を行った。

 税収の落ち込みで収支のアンバランスが拡大する中、
 財政難からの脱却を目指し行財政改革に積極的に取り組む姿勢を表明。

 「新たな試みとして事業仕分けの手法を導入し、
  市と民間が行うべき仕事の分類を行い、さらなる行財政改革に取り組む」

 と意欲を示した。

 マニフェスト(選挙公約)の実施に向けては

 「全力で取り組んでいく」

 と約束する一方、

 「財政上の問題などからどうしても実施が困難なものについては、 
  早い段階で鋭明責任を果たしていく」

 と述べた。

 市が抱える大きな課題として、
 経営難が続く市民病院とごみ処理の広域化の2点を挙げた。

 4月から指定管理者制度に移行する市民病院について

 「一刻も早い入院機能の回復に努め、地域医療の充実を図っていく」、

 ごみ処理の広域化については

 「地域住民の理解と協力を得るように努め、
  新たなごみ処理施設の建設に取り組む」

 と強調した。

 また、

 「市民が主役のまちづくり」の基本原則となる
  自治基本条例の制定を目指すと表明。

 「まちづくりにかかわる多くの市民から意見をもらい、
  12年4月の制定に向けて検討を進めていきたい」

 と述べた。

 (服部エレン)
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 (引用終わり)


2010年2月18日(木)のフジノその2
● 新年度予算についての報道

 昨日は、市議会への予算説明会に加えて
 マスメディア向けにも記者会見で予算の説明がなされました。

 そこでけさは新聞各社から、
 新年度予算案についての報道がなされています。

 (2010年2月18日・神奈川新聞より)

 (2010年2月18日・朝日新聞より)


2010年2月18日(木)のフジノその1
● 新年度予算で『廃止・縮小される事業』を報告します

 毎年必ず財政部に提出してもらっている資料が
 フジノにはあります。

 それは、これまで行なってきた市の取り組みのうち、
 新年度予算案で廃止や縮小される事業のリストです。



 市民のみなさまがこれまで受けられたサービスが
 カットされる訳ですから、大きな影響を受ける方もいらっしゃいます。

 そこで、今年は予算の発表と共に
 すぐに市民のみなさまに報告することにしました。

 以下の35件の事業が『廃止・縮小』されます。
 (PDFファイル版はこちらです)


 <見直し事業一覧(主なもの)>合計35件、2億2875万円

 (1)市報・市例例規集発行 58万2000円
     6月と12月に発行する市報『横須賀市の財政状況』の
     仕様を落とした。
     (写真をなくし、紙質も落とした)

 (2)横須賀市統計グラフコンクール 9万9000円
     横須賀市統計グラフコンクール参加者記念品を廃止
     (300人×330円)

 (3)国際式典事業 324万4000円
     ヴェルニー小栗祭を室内で実施することによる
     会場設営委託料の減(▲278万9000円)
     レセプションの簡素化(▲45万5000円)

 (4)国際化推進事業 20万円
     国際平和標語・ポスターコンクール参加賞を廃止

 (5)都市間交流事業 518万2000円
     ブレスト市への職員派遣を取りやめ

 (6)文化行政推進事業 46万7000円
     風を感じる街音楽コンクール参加賞を廃止

 (7)1万メートルプロムナード整備事業 43万3000円
     パンフレット作成を休止

 (8)市民文化活動推進事業 19万8000円
     委託料の基礎となる期末手当支給月数を、市職員と同様に減額

 (9)交通安全啓発事業 58万3000円
     参加賞の廃止
     交通安全ポスターコンクール225円×2,200人×1.05
     グレースボール大会190円×330人

 (10)住居表示維持管理事業 357万8000円
      21年度から新規実施を休止していることを踏まえて、
      街区案内板・補助案内板の整備を休止

 (11)障害者社会参加支援事業 1395万5000円
      自動車燃料給油券の原則廃止

      (ただし、タクシー券が利用できない方、
       自分の車を改造された方等については、
       引き続き燃料給油券の利用は可能)

 (12)難病対策事業 1944万円
      自動車燃料給油券の原則廃止および
      重度を除く一般難病患者へのタクシー料金助成券の交付枚数の減
      (1人36枚→18枚)

 (13)社会福祉施設育成事業(障害) 1403万円
      職員経験年数加算を廃止

     ※当該補助金は、国基準を上回る職員配置をした施設に対し、
       市看護職員1級45号級相当額(採用4〜5年の看護師の人件費を
       運営費として補助する制度。
       職員経験年数加算とは、
       補助対象の施設がベテラン職員を雇用する場合、
       人件費が補助基準より高価なため、補助額を加算する制度。

 (14)社会福祉協議会助成事業 82万7000円
      社協職員人件費を助成する制度のため、
      市職員と同様の人件費基準で削減した。

      ・給料表の改定=▲0.15%
      ・期末手当の見直し=4.5月→4.15月

 (15)療育相談センター事業 570万6000円
      指定管理委託料のうち人件費(期末手当)について、
      市職員と同様、支給月数を減じた。
      4.5月→4.15月

 (16)助産所支援事業 365万円
      ○補助内容
        出産を取扱う助産所を市内で開設する際
        3年間を限度に、嘱託医療期間に対して補助を行う。
        (1万円/1日)

      ○廃止理由
        平成19年度から3か年の事業計画であったが
        現在まで助成案件はない。
        平成21年に出産取扱珍療所の再開と
        診療所の開設があり、出産堤所の確保は進んできている。
 
 (17)クリーンよこすか推進事業 52万5000円
      ポスター・標語参加賞を廃止
      5,000人×100円×1.05

 (18)リサイクルプラザトライR事業 30万3000円
      アイクルフェアの景品(トイレットペーパー)を廃止
      3,360円×90箱

 (19)農業研修センター管理運営事業 76万6000円
      職員配置(臨時職員)を見直し、
      現状の昼2名・夜間1名から
      1名ずつ3交代制(コミュニティセンターの体制)に変更

      ※24年度からコミュニティセンターになる予定の為、
       職員配置を前倒して変更

 (20)漁業協同組合員貸付資金預託金 1億円 
      貸付実績が低いため、預託金額を変更する。
      3億円→2億円

 (21)観光団体助成事業 156万円
      みこしパレードの団体謝礼(こどもみこし以外)を
      1団体10万円→8万円へ
      延べ78団体×2万円

 (22)にぎわいづくりイベント事業補助(商店街) 300万2000円
      一定の規模以上のイベントを推奨するため、
      30万円以下を補助対象から除外する。

      *商店街街路電気料金補助をH21から手厚くする一方、
        本来商店街自身が行なうべきイベント等の補助を縮小する。

 (23)活き活き商店街サポート事業補助 125万円
      一定の規模以上のPR等事業を推奨するため、
      30万円以下を補助対象から除外する。

      *商店街街路電気料金補助をH21から手厚くする一方、
        本来商店街自身が行なうべきイベント等の補助を縮小する。

 (24)街並み景観形成推進事業 66万7000円
      外壁の塗り替え費用に対する補助を
      実績にあわせて縮小する(100万円→33万円)。

 (25)やさしいまちづくり(公園)事業 1439万4000円
      公園内にスロープ、手すり、背伸ばしベンチを設置する事業について、
      19〜21年度の計画箇所が終了した為、
      今後は公園リニューアル手業により引き続き
      公園のバリアフリー化を計画的に行っていく。

 (26)セーフティロード事業 624万円
      市内全域のカーブミラーや安全柵の色を、
      内規により全て指定色(グレーベージュ)で施行していたが、
      色の統一性等に配慮が必要な地域以外は
      原則標準色(白・オレンジ)で行うこととした。

 (27)高等学校国際交流支援事業 289万2000円
     ・エラノラ高校への長期留学(2名1年)の廃止
       (渡航費44万円、留学費用1名分101万円)

     ・エラノラ高校からの交流教員受入の廃止
       (滞在費70万6000円)

     ・エラノラ高校への短期交流研修の渡航費補助の廃止
       (60万円)

     ・エラノラ高校からの受入生徒の制服支給の廃止
       (13万4000円)

 (28)私立高等学校教材等購入費補助金 500万円
      市内の私立高等学校4校に対して支出している補助金について
      均等割(1校あたり500万円)を削減する。
      H21年度500万円→H22年度375万円

 (29)定時制高校夜食事業 370万8000円
      定時制の生徒への夜食費補助のための食券助成
      (1食150円)を廃止する。

 (30)芸術鑑賞会 1333万5000円
      昨年度よりメセナ活動の一環として行われている
      劇団四季の公演(無料)を招致していることにより、
      今年度より中学生のオペラ鑑賞を廃止した。

 (31)学校給食会補助金 28万2000円
      学校給食会職員人件費を助成する制度の為、
      市職員と同様の人件費基準で削減した。

      ・給料表の改定=▲0.15%
      ・期末手当の見直し=4.5月→4.15月

 (32)横須賀市民スポーツ応援団補助金 20万円
      対象団体がH20年度末に解散した為

 (33)国県体育大会等選手派遣事業 196万8000円
      神奈川県総合体育大会の休止に伴う選手派遣経費の減

 (34)文化財施設等維持管理事業 29万円
      文化財保存管理奨励金を管理経費の実情にあわせて
      見直した。

 (35)文化財保護周知啓発事業 19万4000円
      市単独で実施していた文化財見学会(年2回)を
      生涯学習財団の自主手業に変更した。
      なお今後市は共催として関わることとする。

 以上です。


● 何故ハコモノ3兄弟に切り込まない!?/優先順位が違う!

 いつだって時代の変化にあわせて
 行政サービスは見直していかねばなりません。

 例えば、これまでフジノだけでなく複数の議員が提案してきた
 漁業協同組合員貸付金預託金を減らすことについては

 3億円から一気に2億円へと1億円も減らせることは
 経済部が毎年交渉を重ねてきてくれた努力の成果だと
 高く評価しています。

 こうした動きは、時代の流れにも合っていますし、
 必要不可欠な『廃止・縮小』です。

 ただ、フジノはリストを見て2つの理由で
 かなりガッカリしてしまいました。

 第1に、廃止・縮小すべきではない事業が複数あります。

 例えば、『障害者社会参加事業』と『難病対策事業』について言えば、
 障がいのある方々も難病のある方々も共に
 もっと外出できる機会を保障すべきです。

 障がいのある方々の収入があまりにも低い現状を見れば
 ガソリンやタクシー代の補助の必要は今も全く変わっていません。

 また、障がいのある方々の為の社会福祉施設において
 ベテランの職員さんを雇用した場合に補助をしてきたのですが
 その補助金を廃止してしまいます。

 障がいのある方々の福祉において
 人材の確保ほど大切なことはありません。

 けれども、現行の障害者自立支援法が続く限りは
 福祉施設は人材を確保するどころではありません。
 つぶれないように努力するだけで必死です。

 だからこそ、市がベテランの人材を確保した施設に対して
 あえて補助をしてきたはず!

 それを廃止することは間違っています。
 むしろ、今こそ必要な補助のはずです。

 この3つの大切な取り組みを廃止・縮小して
 生み出された財源は、4742万5000円です。

 しかし、全く納得ができないのは
 フジノがずっと批判してきたハコモノ3兄弟に対して

 もっと切り込めたはずなのに
 その動きが全く見えないからです。

 例えば、ハコモノ長男=芸術劇場を運営する為だけで
 平成25年度まで16億8016万円もかかります。

 (この金額には建設にかかった借金は含んでいません)

 ハコモノ三男坊=ソレイユの丘も
 平成27年度まで43億5273万2000円もかかるのです。

 この60億円をもっと切りこめば
 いのちに必要な福祉サービスをカットしなくても済んだのに。

 だから、

 第2の理由は、
 もっとカットすべき優先順位の高い事業があるのに
 そこに切り込めていないことです。


 定時制高校に通う生徒たちに
 1食150円の補助をしていたのさえ廃止するのに

 ハコモノ次男坊=美術館の新年度の入場料の見込みは
 今年度よりもまた下がっています。

 美術館はみなさまの予想通り、
 オープンしてから収入が下がり続けています。

 もちろん管理運営費用はかかり続けますから
 赤字は税金で埋めるしかありません。

 こんなことに税金を使うならば
 もっと優先順位の高い使い道があるはず。

 何故、吉田市長はそこに切り込めないのでしょうか。
 とても不満ですし、本当に悔しいです。



2010年2月17日(木)のフジノ
● 新年度予算案の説明会でした

 毎年、予算議会がスタートする前に
 市長・副市長が本会議場で『予算説明会』を行なっています。

 今日、残念ながら例年通り、
 この『予算説明会』が行なわれました。


 何故、「残念ながら」と記したのかについては
 もはや毎年くりかえし書いてきたので
 説明は省略させて下さい。

 (参考までに2年前に書いた活動日記をご覧ください)

 とにかく、冊子『予算の概要』を
 市長と2人の副市長が音読するのを聴く為だけです。

 市長みずからが音読することに意味があるのでしょうか?
 この場にどんな意義を見出すべきなのでしょうか?

 7年もフジノは政治家をしていますが、
 残念ながら全く理解できないままです。

 全ての市議会議員が本会議場に集合しなければならなくて
 かつ、そこでは質疑も全く行なうこともできなければ

 市長・副市長が新年度予算案の『ウリ』について
 パワーポイントを使って分かりやすく説明する場でもありません。

 冊子を読めば分かることを
 わざわざ音読するだけのセレモニーは
 もういいかげんに廃止すべきです。

 吉田市長の就任と共に

 これまでの予算説明会とは変わった方式になるか
 そもそも廃止されるのではないか

 と期待していたのですが
 何にも変わりませんでした。本当に残念です。


● 自殺予防対策の予算案は、890万8000円でした

 さて、冊子『予算の概要』(正式な予算書ではありません)には
 市長が特にアピールしたい取り組みが
 とりあげられています。

 6つの『重点プログラム』があって
 それぞれに主な取り組みが記されているのですが

 『重点プログラム2.命を守るプログラム』の取り組み29項目のうち、
 第28番目に自殺予防対策カンケーの予算案が記されています。

 しかし、命を守るプログラムと銘打っていたら
 何故にラストから2つ後ろの28番目に紹介されているだろうか?

 優先順位は1番のはずなのに...。

 ここに載っている順番が
 市長のこころの中の優先順位とは違うと信じたいです。

 さて、その項目を紹介します。


 市長が予算説明会でこの項目を読み上げたこともあって
 説明会終了後に何名かの方々から

 「フジノくん、良かったね。自殺対策の予算、かなり増額だね」

 と声をかけて下さいました。
 (ありがとうございます!)

 確かに、フジノが当選した2003年には
 自殺予防対策の予算は『ゼロ』でした。

 それが政治家として7年間の活動の末に
 ようやく890万円まで増額されました。

 その差、890倍です。
 我ながらすごいなあと感心しました。

 ...なんて言えません!

 昨年11月に発表した『自殺対策100日プラン』の中で
 我が国は今、自殺戦争のまっただなかである、と
 政府は宣言しています。

 戦争のまっただなかなのに、
 890万円しかない予算でどこまで闘えるのか...。

 これまでだって少ない予算であっても
 関係者のみなさまと知恵をふりしぼってがんばってきたわけですが、

 政府もようやく本腰を入れてきたのに
 1000万円も超えない予算では、フジノはがっくりきています。

 例えば、890万円というのは一体どれくらいの規模なのか
 市民のみなさまにイメージしてもらう為に
 同じ800万円代の予算の取り組みを紹介しますね。


 ・『みどりの量の実態把握』869万4000円

   これまでの都市計画基礎調査等では把握しきれなかった
   実際の市域のみどりの量を把握する『緑被率調査』を実施し、
   みどりの保全および創出の為の施策実施の検討を進めます。


 ・『久里浜1丁目公園の整備』999万8000円

   実施設計の費用


 ・『防災意識の普及・啓発』898万1000円

   土砂災害ハザードマップおよび防災マップの作成
   防災に関する市民アンケートの実施
   防災講演会の開催


 ・『財政基本計画の策定』846万3000円

   本市の財政状況についての認識を市民と共有する為、
   今後の財政収支見込みを明らかにした財政基本計画を策定し、
   全戸配布します。


 これは意図的に抜き出したのではなくて、
 『予算の概要』の重点プログラムから
 800万円台の事業だけを抜き出したものです。

 お分かりいただけると思うのですが
 800万円というのは、市が何かを調査したり、設計を委託したり、
 何かの計画を作ったりするぐらいの予算規模なのです。

 こんなものなのですよ...。

 さらにフジノのもどかしさを理解していただく為に
 いくつかの取り組みを紹介します。

 市民のみなさまに愛されている真夏のイベントの
 予算規模はこんなです。

 ・『よこすか開国祭の開催』6860万2000円

   開国にぎわいまちなかイベント
   開国花火大会

 数時間の花火大会と数日のイベントの為に、
 6860万円(自殺対策予算の8倍!)の税金が使われます。

 花火大会は愛されていますし、継続すべきですが、
 単純に予算規模で比べると哀しくなってしまいます。

 一夜の華やかさと、人のいのちを守ることの重みを
 どうしてもフジノは比べてしまうのです。

 また、市民のみなさまの家屋に被害を与えている
 本来は日本にいなかった動物たちを
 駆除する為に使う予算はどんなかというと、

 ・『特定外来生物等の捕獲強化』2066万6000円

   市内全域で農業および生活に被害を及ぼし、
   生態系への影響も与えている、
   特定外来生物であるアライグマ・タイワンリスによる被害を防ぐ為に
   捕獲強化に取り組みます。

 アライグマとタイワンリスを捕獲する為に
 自殺対策の2倍の予算があてられています。

 今回は、あえて数億円レベルの大規模な公共事業は
 比較する為に紹介しませんでした。

 でも、フジノが感じているもどかしさは
 少しだけでも伝えることができたでしょうか?

 800万円台の予算というのは、このくらいの規模なのです。

 昨年に吉田市長に政権交代したにも関わらず
 予算書をざっとチェックした限りでは
 来年度も美術館は赤字を3億9400万円も出します。

 この3億9400万円(自殺対策の44倍!)の税金を
 どうして人のいのちを守る為に使えないのか。

 それがフジノにはどうしても理解できないのです。

 もちろん、予算ゼロからはじまった自殺予防対策です。
 どんな状況であろうとフジノは闘うだけです。

 1人でも多くのいのちを守ることだけが
 僕に与えられた仕事なのだと信じています。

 さあ、まもなく予算議会が本格スタートです。
 全力を尽くしていきます!



2010年2月16日(水)のフジノ
● ハイランド4丁目に『ハッピーベジタブル』がオープンしました!

 今日は、新しくオープンした『Happy Vegetable』
 お昼ごはんを食べに行ってきました。

 『HappyVegetable』は社会福祉法人・横須賀市社会福祉事業団によって
 2月15日にオープンしたばかりの、カフェレストランです。

 横須賀市には知的障がいのある方々の為の
 市立福祉援護センター『かがみ田苑』(公設民営)がありまして、
 その運営を行なっているのが横須賀市社会福祉事業団です。

 『かがみ田苑』は、知的障がいのある方々が自宅から通って
 就職にむけていろいろな活動をしたり
 ふだんの暮らしの中で必要な生活スキルの指導を受けたりする場です。

 利用できる期間が6年間と限られているのですが
 なかなか進路が見つからないまま6年間が過ぎていく人が多い、
 という厳しい現実があります。

 そこで、横須賀市社会福祉事業団自らが
 『新しい場』を創りだしたのですね。

 自ら、というのは、つまり、この立ち上げには
 市からの補助金などが1円も入っていないのです。

 『HappyVegetable』では知的障がいのある方々が
 実習という形で働きながら、
 やがて就職へとつなげていくとのこと。

 民間の事業者が自ら場を立ち上げた、ということは
 とても素晴らしいことで、とてもありがたいことだとフジノは感じます。

 さらに素敵なことに、お店の名前に野菜が冠されているのですが
 『かがみ田苑』の農園で育てた無農薬野菜を
 ランチやお弁当の食材として使っています。

 ヘルシーなごはんが食べられます!

 という訳で、さっそく無農薬のおいしいごはんを食べる為に
 ハイランドの『HappyVegetable』へ行ってきました!



 全面ガラスで開放的ですね。

 ハイランドの商店街の方々が開店祝いの花輪を出してくれてますね。
 地域に受け容れられているなあというのがとてもうれしいです。

 場所はとても分かりやすくて、
 ハイランド4丁目にある『ヨコサンスーパー』の真正面です。

 次の写真は、入り口のボードです。
 2月15日オープンですから、昨日スタートしたばかりなのです。



 19日までは『オープン特別価格』だそうです。

 豚バラ肉と大根のカレーがサラダ付で500円、
 これはリーズナブルでとてもありがたいです!



 フジノは混雑するであろうお昼時を避けていったのですが、
 ヨコサンスーパーでの買い物帰りにお茶をしに来た方々など
 順調にお客さんが入っていました。

 レジの脇には、『かがみ田苑』でつくられたグッズが販売されています。



 ごあいさつをした後、「せっかくだからのぞいていってください」と
 特別に、厨房の中に入れていただきました。

 みなさん、忙しそうに働いています。



 今はまだメニューがカレーだけだそうですが
 これからどんどん増えていくそうです。楽しみですね。


● カレー、おいしいですよ〜

 という訳で、現時点でのメニューはこちら。

 ランチとしての利用じゃなくて
 もちろんお茶をするだけのカフェ利用もOKですよ〜。



 さて、ドリンクは250円なのですが、
 カレーとセットで注文すると150円に下がるということなので、
 フジノはカレーとホットコーヒーを注文しました。



 それでは、いただきます!



 野菜がおいしい!

 そして、カレーの中に『こんにゃく』が入っていました。
 食感がすごくおもしろいです。

 フジノはおなかを減らして行ったのですが、
 この値段でこの量はかなりお得感があります。
 量が多めで、けっこううれしいです。

 「おいしかったです、ごちそうさま!」と、みなさまに再びあいさつをして、
 『HappyVegetable』を後にしました。



 かねてから書いてきたことですが、

 何かの商品を買ったり、何かを食べたりする時に、
 買う側(消費者側)はそれを作った人に障がいがあるかどうかなんて
 カンケーありませんよね?

 スワンベーカリーが愛されているのはパンがおいしいからであって
 障がいのある方々が働いていることが
 愛されている要因では無いですよね。

 そんな意味で

 フジノにとって、『HappyVegetable』は
 知的障がいのある方々が働いているという要素は抜きにして
 おいしくてまた行きたくなるカフェレストランでした。

 次のメニューもとても楽しみです。

 野菜をふだん全然とらないフジノにとって
 この無農薬野菜をつかったごはんは本当にうれしいです。
 また食べに行きたいなあ。

 ぜひあなたもハイランドに来た時は
 食べにいってみてくださいね!



昨日までの活動日記はこちらです

これまでの6年間の激闘もぜひごらんください
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