まちの政治家は、こんなことしてます政治家フジノの活動日記


2008年6月25日(水)のフジノその3
● 『未来への投資』は絶対にカットしてはいけない

 財政がとても厳しい横須賀市ですから、
 これまで受けられていた様々な福祉サービスがカットされてしまったり、
 効果が見えにくい事業はどんどん廃止されています。

 それでも決して削ってはいけないものが2つあります。

 ・社会保障(保健・医療・福祉)

 ・教育(特に、こどもたちに対する教育)

 どれほど財政が厳しくなったとしても
 セーフティネットを無くせば社会は崩れてしまいます。

 また、こどもたちが『親の所得』の高い/低いの違いによって
 受けられる教育の機会が損なわれることがあれば、
 このまちだけではなく
 わが国全体が崩れていくでしょう。

 教育とは『未来への投資』です。

 財政がいかに厳しくなったとしても
 こどもたちへの豊かな教育環境を守ることが不可欠です。

 そんな信念にもとづいて財政を考えているフジノですが
 今日は教育分野で、1つ、とても注目している事業を紹介しますね。

 それは『姉妹都市への交換学生プログラム』です。


● 横須賀市と4つの姉妹都市、交換学生プログラム

 歴史的なつながりや地理的な共通点などがある
 海外の都市と正式な提携書を結んで
 お互いに交流を行っている都市のことを『姉妹都市』と呼びます。

 横須賀市の姉妹都市は4つあります。

 ・アメリカ・テキサス州コーパスクリスティ市
  (1962年に提携)

 ・フランス・フィニステール県ブレスト市
  (1970年に提携)

 ・オーストラリア・ウェスタン・オーストラリア州フリマントル市

 ・イギリス・メッドウェイ市(旧ジリンガム市)
  (1998年に提携)

 「アジアの国々とも姉妹都市の提携をするべき」という提案は
 フジノが議事録を調べた限り、
 10年以上前から
 市議会でもくりかえし行なわれてきましたが

 やはり歴史的なつながりとか必然性が無いと
 なかなか姉妹都市としての正式な提携には至らないので
 2008年現在はアジアとの提携はありません。

 41年にわたる歴史を持つ『姉妹都市交換学生プログラム』は、
 4つの姉妹都市に横須賀市から毎年2名ずつ合計8名を送り出すと同時に
 姉妹都市からの学生を横須賀市に受け入れています。

 (人数は相手都市のつごうで変わることもあります)

 横須賀市は、選抜試験で選ばれた学生たちの
 姉妹都市への往復の航空運賃のみを補助しています。

 それ以外は、ボランティアのみなさまの協力によって
 まかなわれているのがこの事業の特徴です。

 現地ではボランティアのホストファミリーの家にホームスティをして、
 それぞれの姉妹都市での交流を行ないます。

 横須賀の親善大使として、高校生たちが
 現地に滞在しているあいだだけでなく、
 帰国後もいろいろな活動を続けています。

 国際交流を行なうこと、
 特に、若い時期の国際交流の体験を持つことの重要性は
 あえてフジノがここで述べるまでもないと思います。

 日本国憲法の前文で
 フジノが大好きなフレーズがあります。

 「われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を
  地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、
  名誉ある地位を占めたいと思ふ」

 日本は単に国際社会の一員であるだけではなく
 国際社会からリスペクトされる存在となることを目指しているのです。

 だからこそ、特に未来ある若い世代には
 国際交流を通じて母国を深く学び、
 世界へと広く視野を向けていくことが不可欠です。

 外交は政府と政府とのやりとりが大きいですけれど
 一人一人の国民と国民との関わりがもっと重要です。

 (この民際外交をフジノは重視しています)

 いち地方自治体である横須賀市も
 この憲法の理念の実現の為にも
 こうした事業を行なっていくことがとても重要なのですね。


● 事前の研修を見学しました

 さて、その『姉妹都市交換学生派遣プログラム』ですが
 事前の研修にかなり力を入れています。

 (プログラムのスケジュールはこちらをご覧下さい)

 何よりも、親善大使ですから、
 母国の歴史や文化を深く知っていなければなりません。
 もちろん、横須賀市のことも必須の知識です。

 また、相手の都市について学ぶと共に、
 お互いの違いを受け容れるということも学んでいきます。

 9回の準備研修のうち、
 フジノは第5回目の研修を今日見学してきました。

 今回は、特にディベートを行ないました。



 日本には、クジラ(鯨)を食べるという食文化があります。
 長い歴史を持つ我が国の守るべき文化です。

 一方、姉妹都市の1つであるフリマントル市は、
 捕鯨に強く反対しているオーストラリアにあります。

 フリマントル市は港町なのですが
 捕鯨に反対して様々な抗議活動(しかもかなり過激な活動)を行なっている
 シーシェパードという団体の船の母港なのです。

 かつて横須賀を母港としていた南極観測船『しらせ』(正確には砕氷船)は
 南極に向かう途中にフリマントル港に寄港して
 給油や食糧補給をしていました。

 しかし、捕鯨をめぐって日本とオーストラリアは激しく対立することになり
 フリマントル市の市長も市議会も
 日本の調査捕鯨に対して反対の意思表明をしています。

 その為に、高校生たちの身の安全の意味からも
 姉妹都市交換学生派遣プログラムの実施も危ぶまれました。

 そこで今年4月には、蒲谷市長からフリマントル市長に対して
 交換学生の受け入れは可能かどうかの確認の書簡を送りました。

 捕鯨の問題と交換学生派遣とは別問題である、との
 フリマントル市長から姉妹都市として責任を持って
 安全を保証する旨の返事を受けました。



 しかし、いくら自治体トップ同士がどれだけ安全を保証しても
 ふつうに現地に滞在していれば、
 交換学生たちが捕鯨について
 話しかけられる可能性は十二分にあります。

 そんな時の為にも、
 しっかりと我が国の捕鯨の歴史や文化的意義を学ぶと共に
 反捕鯨国の想いというものもしっかりと学ぶことが必要です。

 研修では、捕鯨肯定派と捕鯨反対派に分かれて
 くりかえしディベートが行なわれました。

 最初は肯定派になったグループも
 次には反対派として意見を述べていきます。

 こうして、くりかえし立場を変えて議論を繰り返していくことで
 お互いの立場を学ぶと共に、自らの意見も育まれていきます。



 国際関係というのは、国と国との関わりであると同時に
 国民ひとりひとりとの関係でもあります。

 だからこそ、こうした派遣学生にも
 国際関係での問題がリアルに身近な出来事となります。

 でも、こうした体験こそが
 本当の日本人=本当の国際人を育んでいくことになるのだと
 フジノは信じています。



 学生たちはみんな本当に生き生きとした表情で
 明るく楽しそうに、かつ、とても真剣に研修を受けていました。

 その様子はこちらのブログから見ることができます。
 (この事業を委託されているNPO国際交流協会のHPの1コーナーです)

 フジノは見学させてもらっただけでなく、
 ディベートの勝ち負けを判断するジャッジもさせてもらったのですが
 派遣される高校生たちの熱意と情熱は素晴らしいものを感じました。

審判

 上の写真は、国際交流課長とフジノです...。
 クジラのかぶりものは、ジャッジ担当がみんなかぶりました。

 かぶりものが大好きなので、
 写真を撮ってくれていたことを知って、とてもうれしかったです(笑)

 そんな余談はさておき...。

 過去に派遣された学生たちの、
 その後の活動も素晴らしいものがあって

 高校を卒業した後も、毎年、後に続く交換学生たちの為の
 説明会をボランティアとして担当してくれたり、
 派遣を前に不安のある学生たちの良き先輩役となっています。

 財政が厳しいこの横須賀市であっても、
 こうした『未来への投資』である事業は廃止してはいけない、と
 フジノは確信を持っています。

 どうしても事業継続の為に
 何らかの成果が目に見える形で必要だとするならば
 (もちろん派遣後の報告書は当然あります)

 派遣学生だった高校生たちのその後の進学先や就職先だとかも
 調べてみるのもありかもしれません。

 国際交流課にヒアリングした感触では
 派遣学生だった学生の多くが立派に現在も活躍しているようです。

 こうした事業の効果というものは
 20〜30年後にならなければ分からないものではあります。

 それでも、こうした事業にしっかりと予算をつけること、
 親御さんの所得とかに格差社会に左右されずに
 横須賀市民であれば誰もがこうしたチャンスを得られることは
 とても大切なことだとフジノは考えています。

 これからも、交換学生たちの活躍を期待しながら
 政治家としてこの事業を見守っていきたいと思います。

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 派遣学生のみんな、リラックスでファイトですよ! 
 そして、今、中学生のみんなも
 どんどんこの事業をめざして下さい。


 夢にときめけ!明日にきらめけ!



2008年6月25日(水)のフジノその2
● 待ってたぜ、卍Line!

 なかなかイベントとか行けないから
 マイスペースにアップされてるのを聴いてガマンしてたけど

 やっと今日、CDが発売された!



 卍LINE、おかえりなさい!

 ずっと待ってたよ!

 マスメディアになんか出る必要ないけど
 音源は絶対に必要だからさ。

 これで安心して聴きまくれるよ。

 来月は、横須賀でリリースパーティー、ありがとう!
 しかも会場は大好きなGREEN HILL。

 さっそくどうでもいいメディアが叩く記事を書いたりしたけど
 聴いたこともないヤツらが何を吠えようとそんなのどうでもいい。

 僕はずっと言い続けてやる!

 卍LINEって、すごくいい!


 もう分かってる人たちだけじゃなくて
 キッズたちよ、みんな彼の想い聴いてくれ。



2008年6月25日(水)のフジノその1
● 自殺対策連絡協議会の傍聴に来て下さい!

 自殺を無くす為には、2つの対策が不可欠です。

 第1に、生きやすい社会へとこの国を変えていくことです。
 第2に、個人個人がいま現在、抱えている苦しみを取り除くことです。

 これは、長期的な対策、短期的な対策、と言い換えることもできます。

 その実現の為には、
 あらゆる全ての関係機関がネットワークを組んで
 全力で様々な問題へと徹底的に取り組んでいかねばいけません。

 自殺対策におけるネットワーク、それが自殺対策連絡協議会です。

 2003年12月議会でのフジノの提案から
 丸3年後の2006年12月に開催が実現しました。

 これまで3回開催されています。

 この自殺対策連絡協議会の
 2008年度の第1回目がまもなく7月10日に開催されます。


 ぜひ傍聴にいらっしゃってください。

 熱心な取り組みをしているところもあれば、
 本気さが全く感じられないところもあります。

 10年も連続して3万人以上も自殺によって失っているのに
 本気で取り組もうとしないというのは、
 目の前で自殺しようとしている人を助けようとしないのと同じです。

 ふざけんな!と叫びたいです。

 本気さが感じられない部署に対して
 フジノはかなり怒りを感じています。

 そうした部署の熱意の無さを変えるためには
 市民のみなさまの強い想いが必要です。

 いつもフジノばかりが傍聴していますが、
 ぜひたくさんの市民のみなさまに傍聴に来ていただきたいです。

 どうかよろしくお願いします。



2008年6月23日(月)のフジノその2
● 絵本の読み聞かせ

 今日は『はるかぜ書店』へ行って
 新しく始まった『絵本の読み聞かせ』を見学させてもらいました。

 本屋さんを会場にしての朗読会って、いいなぁと思います。

 アメリカの文学業界では、
 小説家本人が大学の講堂や本屋さんで自作を朗読していますし、

 個人による作業である読書とは一味ちがう
 他人による読み聞かせは作品との向き合い方が大きく異なりますし

 大人に対してもこどもに対しても
 とても良いことだとフジノは考えています。



 今日の読み聞かせは
 『けやきの会』代表の川口香世さんが行なってくれました。

 13年以上も活動している『けやきの会』は、
 市内の児童図書館などの図書館おはなし会の講師グループで、
 図書館主催の児童サービス講座を修了した方々のグループだそうです。

 こどもを対象にした読み聞かせ・語り・紙芝居・パネルシアターなどを
 図書館だけでなく、小学校や病院でも行なっており、
 最近は0・1・2才むけのおはなし会が盛況だそうです。



 1時間をゆっくりと使って、いろいろな絵本を読み聞かせしてくれました。

 入園前の小さなおこさんとおかあさんや
 幼稚園帰りのおこさんとおかあさんが3〜4組くらいと、
 大人たちで『はるかぜ書店』はぎっしりと埋まっていました。



 読み聞かせをしてもらっているうちに、
 お話にのめりこんでいって絵本に近づいていってしまうコや

 同じくお話に夢中なので、絵が見えなくなってしまったので
 そのコにどいてほしくて「どいて〜!」とつぶやくコや

 他の絵本がどんどん読みたくなってしまって
 (会場が本屋さんでやってますから)
 別の絵本をガンガン読み出してしまうコもいました。

 どのこどもたちも読み聞かせをとても楽しんでいました。

 そして、それ以上に楽しんでいたのは
 こどもたちを連れていた、おかあさん方だったかもしれません。

 ふだん自宅でこどもたちに絵本を読み聞かせてあげながら
 たくさんの絵本に接しているおかあさん方は、

 大好きな絵本作家さんがいたり、
 大好きな物語があったり、

 読みながら涙が出てしまう、と語る方もいらっしゃいました。


● 自殺予防対策と性的な多様性の保障にもぜひ読み聞かせを!

 さて、何故にフジノが読み聞かせに関心があるかというと
 それは読み聞かせにはすごいパワーがあるからです。

 絵本そのものが持つパワーというものもありますが
 こどもたちに親御さんが良書を繰り返し読み聞かせてあげることは
 その後の人生に大きな影響を与えます。

 仕事の中でちいさなこどもたちと接する機会もフジノは多いので
 読み聞かせという専門的なスキルはありませんが
 絵本を読んであげる機会もあります。

 そんな時、やはり政治家ですから政策の観点から
 たとえ2〜3才のこどもたちであっても、伝えたい想いがあります。



 フジノが今年特にとても重視している絵本が2冊あります。

 1冊目は『タンタンタンゴはパパふたり』です。

 これはニューヨークのセントラルパーク動物園であった実話です。

 オスのペンギンのペアであるロイとシロが
 育児放棄されてしまった卵を一緒に温めて
 こどもペンギンのタンゴが生まれて、幸せに暮らす、というお話です。

 医学博士であるジャスティン・リチャードソンさんたちが著者で、
 日本語に翻訳したのは、フジノたちの同志である尾辻かな子さんです。

 そもそも動物の世界ではこうした同性のペアが見られるのは
 かなりふつうのことなのですね。いろいろな動物にふつうにあります。

 人間も動物ですから当然のこととして
 同性のペアがあるのは当たり前なのですが

 今の社会にはまちがった情報に基づく
 根強い偏見・差別・スティグマがあります。

 フジノは、こどもたちに幼い頃からこういう偏見に陥らないように
 ささやかではありますが、赤ちゃんペンギンのタンゴのお話を通じて
 性的な多様性に対する理解が生まれることを願っています。


 2冊目は『カーくんと森のなかまたち』です。

 これは、自殺予防対策のカンケーで
 いま全国の小学校で読み聞かせが行なわれている絵本なので
 知っている方もとても多いのではないかと思います。

 こどもたちは1人1人みんな違う。
 みんな違ってみんないいんだよ。

 自分を大切に感じて、あなたは世界にたった1人しかいない、
 とても大切な存在だよ。

 そういうメッセージが優しい物語と共に描かれた絵本です。


 フジノの友達たちもいま子育てまっただなかの人が多いのですが
 絵本の読み聞かせ、ぜひしてあげてくださいね。

 もしも絵本を選ぶ時にふとこの2冊を思い出してくれたら
 とてもうれしいです。



2008年6月23日(月)のフジノその1
● NPO法人アンガージュマンよこすかで、語りあってきました

 今日は、NPO法人『アンガージュマン・よこすか』へ。
 フジノが講師(?)として招かれて、
 アンガージュマンを利用しているみなさんと語りあいました。

 昨年度は雄人(吉田雄人議員)が講師として招かれて
 かなり好評だったみたいなんですよね〜。

 その時のプログラムは、

 『公務員って何? 議員の活動から思うこと』というテーマで
  (1)吉田さんの生い立ちからなぜ議員に?
  (2)議員1年目から2年目へ 連続トップ当選とは?
  (3)こんな横須賀市に 未来の横須賀市は?
  (4)公務員になるなら...
  (5)その他
  1時間でお話頂き、30分は意見交換を

 ということだったそうなのです。

 雄人のお話っていうのはいつもクオリティが高いですからね〜。
 それに続いてやるっていうのはかなりハードル高くなりますから
 プレッシャーです(苦笑)。

 そんな訳で、雄人みたいに上手にお話しすることはできないので
 「昨年とは違う感じにさせてください」とお願いして

 事前に話すテーマを決めるのは一切なしにしてもらって
 アンガージュマンを利用されているみなさんがメインで
 自由にフジノと語りあう形式にさせてもらいました。
 時間もフジノは話がもたないので、短めに50分くらいにしてもらいました。

 (ブログの紹介文より)

 日時:6月23日(月)午後1時〜2時
 内容:「あれもこれも藤野さんを解剖する?」
     「なんでも質問コーナー 大いに質問下さい」

 自殺問題に精力的に取り組んでいる藤野英明市会議員が
 アンガージュマンにやってきます。

 藤野さんは『はるかぜ書店』の常連のお客さんで、
 本をたくさん買っていただき実によく勉強されています。
 頭が下がります。

 先日の議会の質問を終えて、ホッとした気持ちで、
 実は疲労困憊状態でしたが、来店してくれました。

 その折にアンガージュマンでの講座を引き受けてくれて、
 「藤野さん 大いに語る」講座が実現します。

 ぜひお越し下さい。お待ちしています。



 ということで、行ってきました!


● どんぐりの王様は毎日うんこをもらしながら帰っていた

 下の写真のとおり、
 参加してくれた方々約10名は、全員男性でした!



 うれしかったですね〜。
 フジノは男性と語りあう方が好きなんですよね。

 特に昨日は、50人くらいの女子高校生に
 ニラまれながらの2時間でかなりきつかったですから(笑)。

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 本当にあまりにも自由にお話させていただいたので
 いろんなことをぶっちゃけトークしました。

 特に熱く語ったのは、幼稚園時代のことです。

 僕ですね、幼稚園のお遊戯とか
 いつも何故か真ん中とか主役なんです。

 年少の時の『どんぐりの王様』では王様役、
 年長の時の『スペインの村祭り』では真ん中だったりとか。

 先生に言われて目立つ役をやらさせられるけれど、
 本当はそんなのやりたくないんです。

 だって、白鳩幼稚園からの帰り道、追浜本町2丁目のアパートまで
 15分くらいかけて歩いてひとりで帰るんですけど

 どうしても毎日必ずウンコをもらしてしまうんです。

 もうどれだけガマンしても毎日、もらしてしまうんです。
 それが本当につらくて悲しかったです。

 山村先生というすごく優しい女性の先生が励ましてくれたり
 おふくろがいろんなおまじないを考えてくれるんですけど

 白いタイツに半ズボンに白いタイツなんですけど
 おしりにぶらーんって重くぶらさげながら、歩いて帰るんです(涙)。

 これが僕の原点だ、というお話をさせてもらいました。

 世間のイメージというのは『どんぐりの王様』で王様をやるような
 なんか真ん中で目立ってるヤツみたいな感じだとたぶん思うんです。

 でも、僕自身はうんこを毎日必ずもらしてしまうとか
 どれだけ努力しても全然のりこえることができない欠点がたくさんあって
 自分自身に自信なんていつも無いんです。

 そんな訳で(どういう訳で?)

 最後には、まじめトーク。

 「誰でもつらいこととか抱えていると思うんですけど
  その痛みは自分ひとりだけのものじゃないんです。

  自分ひとりが感じている痛みや悲しみや苦しさは
  実は、世の中のたくさんの人々も感じている痛みだったりするんです。

  その痛みを知っている、というのは
  ものすごく強い武器ですから。

  自分の痛みや苦しさは、
  世の中の痛みや苦しさですから、

  痛みを知っている人こそ
  たくさんの方々の痛みに寄り添うことができるということなんです。

  だから、みなさんはすごい武器を持っているんです。

  その武器で、世の中を変えていって下さいね。

  それはわざわざ政治家になんか
  ならなくていいんです。

  今いる場所で、例えば本屋さんであったり、
  例えばアンガージュマンであったり、

  今いる場所で、
  みんながまわりの人をすごく励ましたり力になれることが
  たくさんあるんです。痛みを知っているということはすごい武器なんです。

  それが実はすごく世の中を変えていきますから、
  どうかみなさんがこの社会を良い方向に変えていって下さいね」

 というようなことを、お話しました。

 フジノは本気で信じています。
 痛みを知っている人だけが世の中を変えることができます。

 果たして参加してくれたみなさんにとって
 有意義だったかどうかは分からないのですが

 今日は本当にありがとうございました。
 こんなフジノで良かったら
 またいつでも声をかけてくださいね。

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 今日のフジノの話は別ですが、
 ふだんの『NPO法人アンガージュマン・よこすか』は

 いわゆる社会的ひきこもりや不登校とされる方々のサポートに
 本当に素晴らしい活動をしている団体ですので
 どうかあなたも応援して下さいね!

 もうすぐ上町で行なわれる名物行事、灯ろう夜市でも
 アンガージュマンのみなさんの活躍のおかげで
 素敵な灯ろうが作られて、当日は歩道に並べられるんですね。

 どうかみなさん、アンガージュマンを応援して下さいね。
 よろしくお願いします。



2008年6月22日(日)のフジノその2
● 残念だけどすごくうれしい話/写真家の友人が『TIME』誌に掲載

 フジノがこころからリスペクトしている国際的な写真家に
 岡原功祐さんという方がいます。

 様々な方々とのご縁があって、かねてから知りあいだったのですが

 実は昨年5月20日、
 彼が数年間にわたって撮影し続けた

 自傷行為をする方々の写真

 を見せていただきました。

 セルフポートレートとして
 自傷行為をする自分自身を撮影する人が
 インターネット上などで最近は増えてきてはいます。

 けれども、彼のように
 『撮られる側』との強い信頼関係のもとで撮影された
 これほどしっかりとした写真は、フジノの知る限り、日本で初めてです。

 目の前でのリストカット、オーバードーズ、
 さらには救急車に運ばれていく姿、
 救急救命センターでの治療の様子...

 悲しき自傷行為の一連の流れは
 フジノにとって見慣れた光景ではあっても、

 そもそもこうした凄まじい光景を
 全てがご本人の了解のもとで撮影したということ自体が
 大きな衝撃でした。



 フジノがここに招かれたのは
 自殺予防対策に取り組む立場からです。

 こうして、都内の某所で本当に内輪のスタッフだけで行なわれた
 スライドでの上映会に参加することができました。



 そして上映が終わると、岡原さんは、

 「そもそもこれらの写真を世間に公開すべきかどうか」

 というスタートの議論からフジノを参加させてくれました。

 撮影に本人の了解は得ているし、実際の写真も見てもらっているが
 対世間に公開した時に、自傷行為をしてしまう方々に
 ネガティブな影響を与えてしまわないか、ということを考えたのです。

 フジノの意見は「これらは絶対に公開すべきだ」というものでした。

 セルフポートレートのような生易しい写真ではなく、
 本当に僕が見てきた現実が写真になっている訳です。

 このリアルな現実はむしろ公開されるべきだ
 と、フジノは考えました。

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 その後、フジノは岡原さんにお願いして

 「その写真を横須賀で展示させてくれないか」

 と頼み込み、OKを頂きました。

 そこで、さっそく横須賀美術館に提案しました。

 特にオープニング特別展で『生きる』をテーマにした
 石内都さんの写真をはじめとする展示を行なった
 横須賀美術館だからこそ

 彼の写真を展示できないかを検討してもらえないかと
 横須賀美術館に質問してみました。

 そうしたら、あっけなく

 「一切そういったことは受けていません」

 との返事でした。

 岡原さんの秀逸な写真の数々は

 「横須賀美術館でならば版権とか全てフジノさんに任せます」

 まで言っていただいていたのに

 その写真を観ることも無いままに
 横須賀美術館はあっけなく断った訳ですが...

 実は、先にアメリカの『TIME』に掲載されてしまいました。

 あーあ、こうやって横須賀はいつも杓子定規でダメなんだから。

 でも、横須賀美術館なんかで展示されなくても
 『TIME』で世界の人々に彼の写真が評価される方が

 何千倍もうれしいからいいんだけれどさ。


 (この先のリンクが『TIME』に掲載された岡原さんの写真が
  スライドショーで見られるHPにつながっています。

  『Self−injuriy in Japan』

  自傷行為は、時に、不安定な方々を巻き込む可能性があります。
  梅雨時の天候が不安定な中で、うつな気持ちが強い方々は
  どうかご覧にならないで下さい)



2008年6月22日(日)のフジノ
● 神奈川の公教育を考える会@逗子へ

 今日は夕方から雨の中、逗子へ。

 県立逗子高校のOB・OGの方々に招かれて
 『神奈川の公教育を考える会』(第1回)に参加してきました。


 この集まりの主旨をフジノ的に要約すると


 ・神奈川県は、こどもたちの関心にそった高校に進学できるように
  学区を撤廃した

 ・各学校の特色をもとに、こどもたちは受験する高校を選んだ

 ・しかし、進学してみたら、その特色の1つである部活動の顧問が
  異動してしまった

 ・教職員の人事異動制度と、学校の特色をうちだすこととの両立が
  実際には今、実現していないのではないか

 ・生徒たちの想いがないがしろにされていないか


 というものです。
 (そうであってほしいです)


 具体的には、逗子高校の吹奏楽部の顧問であったA先生が
 今年4月に異動になってしまったことがきっかけで

 その異動に納得ができない現役の生徒たち、OB・OGたち、
 保護者たち、地域の方々が立ち上がった、というものです。

 フジノはかねてから
 逗子高校の吹奏楽部の演奏を高く評価してきたことから、
 「参加してほしい」と連絡を受けました。


 けれども(あえて書きます)、その稚拙な運営に
 実はフジノはとても戸惑いました。

 「来てほしい」との連絡をいただいたのは
 2日前の夜中。

 詳細が全く分からない内容だったので
 もう1度詳しい連絡がほしいと返事を出して

 それに対するお返事をいただいたのが今日のお昼で
 誰が参加するのかとかプログラムも全く分からず。

 再度の返事にも責任者も連絡先も
 会場のどの部屋でやっているかも書いてありませんでした。

 当日そこに行くまでは
 フジノの他に誰が来ているのかも分からない、という始末。

 ふだんだったら数週間前くらいに正式に依頼していただかなければ
 事前の準備も必要ですし、あらゆる人々へのヒアリングもしたいですし、
 それができないままでは横須賀市議会議員として
 責任ある発言もできませんし、お断りするつもりでしたが

 現役の高校生たちが強い問題意識を持っている

 ということに、とても好感を抱いたので
 急遽スケジュールをやりくりして参加することにしました。

 結局、政治家で参加していたのは
 県議会議員の近藤大輔さん(民主党)と横須賀市議のフジノ、という
 他の集まりでは絶対にありえないフシギなタッグでした。


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 会場は、50人くらい来ていたでしょうか、
 まず、現役の逗子高校吹奏楽部の生徒たちがぎっしりと居て
 そのOB・OG、保護者会の方々、
 逗子高校体操部の保護者の方々、
 池子愛好会の方などが参加されていました。

 フジノはよく分からないままに、発言者席へ座らせられました。
 むう。やっぱり発言するんだなと思いながら
 配布された資料を全て読みまくりました。



 さて、プログラムはこんな感じでした。

 (1)逗子高校吹奏楽部の実態のプレゼンテーション
 (2)高校生たちによる主張
 (3)OB・OGによる主張
 (4)保護者たちによる主張
 (5)一般の方々の主張
 (6)問題提起・ディスカッション

 下の写真は、司会の石橋さん(逗子高校の吹奏楽部OB)。



 (1)〜(5)は、ひとことで言うならば、

 私たち吹奏楽部は輝かしい成果も残しているし
 地域に対する貢献もとても多く行なっている。

 それを生み出したてここまで築きあげたのは顧問のA先生だ。

 私たち吹奏楽部メンバーは、顧問のA先生を大好きだ。

 A先生の異動によって伝統ある吹奏楽部のレベルは
 維持できない可能性がある。

 A先生が顧問であることを信じて逗子高校を受験したのに
 神奈川県教育委員会にだまされた。

 この異動はおかしい。

 というような内容を、高校生たちが涙ながらに語りました。

 それだけ生徒や保護者に愛されているA先生は
 幸せ者だと感じながらも、

 フジノは反論したくてたまりませんでした。


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 (6)でようやく近藤県議やフジノも
 発言するチャンスが回ってきたので

 あえてフジノは厳しいことを言わせていただきました。


 ・まず、逗子高校の吹奏楽部の様々な活躍は理解しています。
  ショークワイヤーが好きで、演奏もあえて聴きにいくほど好きです。
  その前提で、反論します。

 ・僕は横須賀市の政治家ですが、
  現在の本市に教職員の人事権は無く、神奈県に人事権があります。

 ・しかし、地方分権によってまもなく中核市・横須賀にも
  教職員の人事権が渡されることになります。

 ・したがって今回の問題は、将来的に横須賀にも起こるべく問題として
  自分の問題として捉えて責任をもってお答えしたいと思います。

 ・顧問の先生に戻ってほしいという署名活動まで行なったほどに
  正しいと信じる自らの活動を「自分たちの活動はエゴです」などと
  自己卑下すべきではありません。

 ・また、今日はたくさんお話をうかがいましたけれども
  「涙を流しながらの感情論」には
  僕は1つのお話にもこころを動かされませんでした。

 ・感情論をふりかざしたり、自らの活動に酔わないで、
  「大人を説得できるように」「しっかりと論理的」に
  「今回の活動の意味」を
  「説得」してほしいと政治家として僕は考えています。

 ・僕は自殺予防と精神保健福祉が政策のメインで
  教育行政についてはかなり弱いけれども、
  それでも政治家として5年以上活動してきた僕ですから
  行政や官僚というものがどんなかよく分かっています。

 ・だから、これから僕が行なう
  みなさんへの反論をぜひみなさんは論破してほしいと思います。

 ・僕を説得することさえできなければ、それ以上にガンコな
  教育委員会や県知事を動かすなんて事は不可能だからです。

 ・みなさんには感情論以外に教育委員会に対して、
  今回の異動がダメだと論破できる「論理的な根拠」は無いのですか?

 ・ぜひそうした論理的な根拠をみなさんには調べてほしいです。
  法的な根拠でもいいし、制度的な問題点でもいいです。
  とにかく大人を説得できる論理をあえて語って下さい。

 ・みなさんが絶対に忘れてはいけないのは、顧問のA先生だって、
  そもそも異動によって逗子高校に来たということです。
  人事異動という制度が無ければ
  A先生が12年前に逗子高校に来なかったということです。
  人事異動制度そのものは必要な制度です。

 ・みなさんはこれから先の人生において、
  大学に進学しても大学院に進学しても指導教授が変わってしまう、
  途中で退任してしまうようなことは当たり前に体験します。

 ・僕自身が会社員として働いてきた経験からも
  自分自身がいきなり人事異動させられてしまうことはありましたし、
  上司が異動してしまうことだって日常的に行なわれることです。

 ・大切なことはそうした新しい環境の中であっても
  自分や組織をしっかりと今まで以上にうまく回していくことなのです。

 ・顧問の先生が変わったことだけで、もう自分たちはダメです、というのは
  甘えの言葉にしか受け止められません。

 ・人事異動は『経営学』の観点からも
  組織を効果的なものにしていく為に、非常に大切な雇用管理の1つです。

 ・人事異動によって、組織は活性化されるし、
  異動した本人もそのまわりのメンバーももっと良くなっていきます。

 ・教育と経営を一緒にするなという考えもあるかとは思いますが、
  組織運営という観点では全く同じです。

 ・学校は生徒たちのためにあるのはそのとおりですが
  だからといって、教育委員会が
  先生方の人事異動を
  事前に生徒たちに全て話すことは基本的にできません。

 ・異動について教育委員会が生徒や保護者の声を聴くのは当然ですが
  その全ての要望を受け入れれば人事異動はできなくなってしまいます。

 ・僕の意見がみなさんにとって不快でたまらないことは分かりますが
  僕の意見を1つずつ全て論理的につぶしていってください。

 ・法律や制度のどこに不備があるのかを必ず指摘してください。
  身内だけで集まって悲しい悲しいと言ってても何も変わりません。
  現実を本気で変えたいならば、本気で行動すること。
  1度発令された人事異動を
  感情論だけで撤回させるなんてことは不可能です。

 ・問題意識を持ったみなさんのことが僕は大好きです。
  だからこそあえて厳しいことを言わせてもらいました。
  僕の反論を、全てのりこえて、論理的に戦略性を持って闘ってください。


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 みなさんが異動に反対している人々でいっぱいの会場でしたから
 もともと「誰あんた?」みたいに完全アウェーな逗子に
 1人でのりこんできてるフジノは

 泣きながら顧問の先生を戻してほしいと訴えていた女子生徒たちに、
 すさまじい怒りの表情でニラみつけられまくりでした。

 会場中から嫌がられているという空気は
 とても重いものがありました。

 保護者の方々も、OB・OGの方々も、
 「何でこんなヤツを呼んだんだよ」状態になりました。

 終わった後も、誰からも名刺をくれとも言われませんでした。

 会場中からフジノへのイヤな空気を感じましたが
 この意見を言おうというのは依頼をもらった時から決めていました。

 自分の部活動の顧問の先生が異動したら
 部活動がもうできないなんて泣き言は、顧問の先生にも失礼です。

 顧問が変わったら一気にレベルダウンするような
 そんな程度の部活動しかしてこなかったのか、
 そんなに他人任せで活動してきたのか、と感じたからです。

 僕は小学校時代にやりたい部活が無かったから新しく作りましたし、
 高校時代の部活動には顧問の先生が実質的にいませんでした。

 でも、どちらでも全力を尽くしましたし、
 成果としても良い結果を出せました。

 指導者とか顧問の問題じゃなくて、
 個人や仲間たちの努力でやれることはたくさんあります。

 だから、いち個人の人事異動の話なんかで
 泣き喚くのではなく(あえてそう書きます)

 この学校の特色はこの部活動だ、とか
 この学校の特色はこの分野が強いからだ、とか

 今ではそういう情報によって中学生たちは
 高校の受験校を選んでいるのですから

 それを信じて受験したのに
 入学したらその学校の特色である部活動や様々な活動の
 先生方が異動していたとか後継者の先生も育っていなかっただとか

 つまり、特色として中学生たちを惹きつけておいて
 実際にはその高校の中身にウソがある、というような状況が
 他の生徒たちに2度と起こらないように


 教職員の人事異動制度に
 こどもたちの声、保護者たちの声、現場の先生の声が
 もっと反映される仕組みをつくるべきだ


 と、問題をもっと大きく考えていくべきだと
 あえてフジノは政治家として断言します。

 最初のきっかけは
 好きな先生が異動でいなくなることだったかもしれない。
 今はただその先生を取り戻したい気持ちだけしかないかもしれない。

 でも、人事異動という制度は
 組織を運営していく上で必要不可欠な制度なのです。

 そこに、どれだけ生徒・保護者・現場の先生の声が反映できるか。

 それが問題の本質であるはずです。


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 そんな訳で、政治家フジノの逗子デビューは
 スケジュールをせっかくやりくりして電車代払って逗子まで雨の中
 わざわざ嫌われる為に来たのかという
 イタいだけのものに終わるかと思いました。

 そうしたら、
 すでに大学生で法学部で学んでいる学生から
 いくつかの法的な側面からの反論がありました。

 フジノの言わんとすることを受け止めてくれた学生が
 1人だけでも存在した訳で、とてもうれしかったです。

 僕はこの1人の学生が理解してくれただけで
 行ったかいがあったと感じました。

 フジノは政治家として、横須賀市民の方々に媚びることはありません。
 相手がたとえ逗子市民であっても誰であっても同じです。

 「よし、じゃあ、異動を撤回する為に全力を尽くします」

 なんてセリフは死んでも言えません。

 問題の本質は、一体どこにあるのか。
 それは本当に問題なのか。

 問題ならばどこを変えていくべきなのか。
 どうやって変える為の活動をすべきなのか。

 涙をたくさん流せば世の中が変わるなら
 障がい福祉はもう完璧な日本になっています。

 けれどもそんな世の中じゃない。
 闘わなければ、絶対にこの国は変わらない。

 必要があれば、一緒に知事のところでも教育委員会のところでも
 いつだって言ってあげるのはかまわない。

 でも、それが本当に意味のあることでなければ
 自分たちで自分たちの行動を「エゴ」だと言ってるレベルなら
 そんなのにつきあうのは絶対に政治家の仕事では無い。

 けれども最初に書いたとおり、
 僕は高校生たちが自ら問題意識をもって
 政治家まで呼んで話し合いの機会を持ったことを高く評価しています。

 だからこそ、こどもだとは一瞬も考えずに
 大人を相手にする時と全く同じ態度で向き合いました。

 過去に1度も撤回されたことがない人事異動の発令を
 涙だけで変えられるはずが無い。もっと違う闘い方を考えろ、と語りました。

 帰りの電車で

 「ああ、厳しいことをたくさん言ったから
  これでまたおれは敵を増やしたなあ...」

 と感じつつ、

 でも、いつか高校生たちは気づくはずだ、と
 僕は彼ら彼女らのことを信じたいと思いました。

 がんばれ、高校生たち。
 がんばれ!

 夢にときめけ!明日にきらめけ!


 


2008年6月21日(土)のフジノ
● かねよ食堂で会社員時代の先輩と海の幸を食べる

 それにしても今日はひどい雨でしたね。

 20日の『赤毛のアン展』訪問記に続いて、
 「フジノは仕事以外のことも時々はやれていますよ」の報告です。

 あんまりにもこの2ヶ月、公私ともにフジノが
 心身ともに苦しい日々が続くので

 それを見かねた転職前の会社員時代の先輩が
 東京からわざわざフジノを励ましに来てくれました。

 2005年12月28日にお会いして以来ですから
 2年半ぶりの再会です。とてもうれしかったです。

 待ちあわせの為に久しぶりに電話で声を聞くだけで、
 僕には元気が少し出ました。

 会社員時代から、先輩はさわやかでエネルギーのある方でした。
 前にも書きましたが先輩も会社を辞めて、独立して仕事をしています。

 横浜駅でまちあわせをして、先輩のクルマに乗せてもらって
 1時間くらいかけていろいろなことを話しながら横須賀へ向かいました。 

 走水・伊勢町の大好きな『かねよ食堂』に行ってきました。



 海のすぐそばで最高においしい海の幸が食べられる
 『かねよ食堂』は僕にとって最も癒される空間の1つです。

 到着した頃には雨も止んで、星は見えませんが
 砂浜に出て海を眺めることはできました。

かねよ食堂にて(その1)

 僕は会社員時代の入社同期とは1人もつきあいがありません。
 嫌いでも好きでも何でもないのですが、
 最初から同期であるということに
 意味を見出すとか関心を持てないのです。

 僕がリアルに感じている同期というのは
 最初に配属された映画興行部時代に一緒に働いてくれた
 100人を超す大学生アルバイトたちだと思っています。

 一緒に汗を流して、徹夜で働いたり、
 苦しいことをたくさん乗り越えた仲間たち。

 僕は一緒につらいことを乗り越えたり
 汗を流して働かないと、他人を信じることができないんです。

 だから、入社した年が同じだとかいうことには
 そもそも本気で全く興味が持てなくて、
 同期で集まる理由も理解できませんでした。

 でも、日本の企業では、同期とか上下関係とかを
 やたら大切にしないと完全に浮きますよね?

 僕は会社に友達を作りに来てる訳じゃないし、
 僕らしく自然にふるまえばふるまうほど
 自然にひとりきり浮いていきました。

 そんな独自路線をつきすすむフジノを
 2年次年上のこの先輩は何故かとても理解してくださって、
 過去も現在もフジノを助けてくれました。

 とても感謝しています。先輩、本当にありがとうございます!

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 忙しくて大好きな『かねよ食堂』に行けたのも
 たぶん半年以上ぶりでした。

 でも、あいかわらず海の幸がとてもおいしかったです。

 まずは『かさごの煮付け』です。
 横須賀のお魚は本当においしいですね。



 続いて、インド料理に詳しい人がメンバーに入ってできた
 新メニューの『春巻き』です。タレが辛くておいしい。



 続いて、『キャサディア(タコとあさりのハラペーニョのミートディップ)』です。
 小さなピザみたいな感じなのですが、ディップがとてもおいしいです。



 次に、『タコとあさりのミートソースパスタ』です。
 かねよ食堂でパスタ、っていうのは新しいですよね〜。

 でも海の幸をふんだんに使っていて、
 かねよ食堂の必殺技であるタコとあさりがすごくおいしかったです。



 そして、かねよ食堂といえば『あさりのバターラーメン』なのですが
 今回は味噌ではなくて塩味でいただきました。



 ぜんぶ半分ずつ分けて食べたのですが
 男2人だとあっという間ですね。

 辛いジンジャーエールを飲みながら

 「これ、うまいなぁ!」「おいしいですね」

 と、数分で食べ終えてしまいました。


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 それから夜中の3時すぎまでいろいろなことを語り合って、
 先輩はクルマで東京まで帰っていきました。

 本当に忙しい毎日なのに
 いつも後輩である僕のことを気にかけて心配してくれて

 直接にお会いできるのは
 こんな風に2年ぶりだったりするのですが

 本当にありがたいなぁと思いました。

 政治家はとても孤独です。

 特に、保守的な人々の反感を買ってでも
 改革をしていくのがフジノに与えられた政治家としての仕事ですから

 毎日のように嫌がらせのメールだとか
 訳の分からない攻撃がたくさんあります。

 ときどき、自分の政策がまちがっていて
 嫌がらせをしてくるような人々が正しいのでは無いかと
 迷ってしまうことさえあります(寝てなくて疲れているとそうなりがちです)。

 それでも政治家フジノが決して道を誤らずに
 正しいことはそれでも正しい、と
 心身ともにボロボロになっても言い切れるのは

 こういう先輩をはじめとする友達や仲間の存在があるからです。
 だから、僕たちが決して負けることは無いのです。

 明け方5時くらいにようやく東京についたと思うのですが
 先輩、わざわざ横須賀まで激励に来てくださって
 本当にありがとうございました。

 かねよ食堂のみなさん、横須賀のおいしい海の幸、
 ありがとうございました。

 フジノはもう少しだけ、がんばってみます。



2008年6月20日(金)のフジノ
● 今年は『赤毛のアン出版』100周年です

 今日は横浜の病院に行った後、
 次の仕事まで3時間の自由時間があったので

 かねてから行きたかった
 『赤毛のアン展〜モンゴメリが愛したプリンス・エドワード島〜』
 行ってきました。

 会場は、日本橋の三越新店ギャラリーです。

 転職前のフジノが財務部に在籍していた頃には
 しばしば日本橋に来たものです。

 (日本橋には銀行や証券会社の拠点がたくさんあるのです)

 仕事以外で日本橋に来たのは
 もう6年ぶりくらいかもしれません。

日本橋

 フジノの大好きなカナダの作家、
 ルーシー・モード・モンゴメリさんが名作『赤毛のアン』を出版して
 今年でちょうど100年となりました(1908年6月に初出版されたのです)。

 今年は『赤毛のアン』イヤーとも呼ぶべき年で、
 日本各地でいろいろなイベントが行なわれています。

 加えて、日本でここまでモンゴメリさんの小説を広めたのは
 翻訳家の村岡花子さんの素晴らしい翻訳のおかげだと思うのですが

 つい6月5日に、村岡さんのお孫さんが執筆した
 『アンのゆりかご〜村岡花子の生涯〜』が出版されました。
 (村岡恵理著、マガジンハウス、2008年)


 これも時間を見つけては読んでいるのですが
 村岡花子さんご自身がアンのような人生でとても素敵です。

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 やっぱり日本では大人気の『赤毛のアン』ですから
 ギャラリーはすさまじく混んでいました。
 行列で1歩ずつ歩きながら展示物を見ていく感じです。

 はじめから僕は滞在できる時間が30分しかなかったので

 ・今回初めて日本で展示されたモンゴメリさんの直筆原稿
  (本来はカナダでも非公開なのです)

 ・村岡花子さんが出会った日本で最初の1冊である
  『Anne of Green Gables』(アンの原書です)

 この2つを観ることにしました。



 僕は全く観ないで通り過ぎたのですが
 アンの部屋を再現したコーナーや、
 当時のプリンス・エドワード島の写真とかもあったみたいです。

 とにかくすさまじい混みぐあいでしたが
 もちろん、若い男性は僕だけでした。

 胸をはって言いますが、良い文学に性別はカンケーないのに
 多くの人々が良いものを色めがねで見過ごしてしまっています。

 その最たる例がモンゴメリさんの小説です。

 『赤毛のアン』シリーズ以外にもたくさん良書があるのに
 ほとんどが知られていないばかりか男性の読者が本当に少なくて、
 良い文学を読むという意味で
 日本人の男性は損をしています。

 偏見を持たずに良いものは良いという文学への姿勢で
 生きてこられて良かったなぁ、とつくづく僕は思います。



 『赤毛のアン』を村岡花子さんが翻訳していた頃は
 第2次世界大戦のまっただなかでした。

 カナダも日本の敵国でしたから、
 当時は翻訳していたことが見つかったら逮捕される日本でした。

 そんな当時の情勢のせいで、
 翻訳が完成してから出版されるまで17年もかかってしまいました。

 『赤毛のアン』という良書の存在は、
 戦後から現代に至るまで本当に多くの日本人女性に愛されてきました。

 でも、繰り返しますが、もっと日本人の男性は読むべきです。
 良いものは良いのですから。



 (上はチケットの写真です)

 滞在わずか30分の『赤毛のアン展』でしたが
 モンゴメリさん(1874〜1942)と村岡さん(1893〜1968)という
 素晴らしき作家の遺品を見ることができて、満足でした。

 ここでは書ききれないのですが、
 2人ともすごい人生を送ってきた方々です。

 作品そのものも素晴らしいですが、
 2人のそれぞれの自伝などもおすすめです。

メイプルシロップ

 おみやげコーナーもすさまじく混んでいたのですが、
 メイプルシロップだけ買って来ました。

 メイプルって、楓の樹ですけれど
 メイプルシロップって、
 1年間にわずか数週間しかとれない樹液なんですね。

 家に帰ってから、コーヒーや紅茶を飲むときに
 砂糖のかわりに入れてるんですけれど
 すごく深みのある甘さで、おいしいです。

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 体調が悪いのは全然変わらないのですが、
 プライベートのことをHP・ブログにあんまり書かないでいると

 フジノが仕事以外には全く何もしていないみたいで
 たくさんの方々から心配されてしまっているので

 ちょっとだけ、プライベートのことも書きました。


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