新たな数値目標に「精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築」が加えられましたが、具体的な内容はとても弱く、実現は4年先と遅く、あまりにも残念です/「第5期横須賀市障害福祉計画」策定の議論が進められています

「第5期横須賀市障害福祉計画」策定の為の検討部会(第4回)へ

来年2018年からスタートする、第5期の『横須賀市障害福祉計画』策定の動きが本格化しています。

『障害福祉計画等検討部会』というワーキングチームが設置されて、計画の事務局案をたたき台にして、6月から議論をスタートしています。

「第4回障害福祉計画等検討部会」会場前にて

「第4回障害福祉計画等検討部会」会場前にて


今日は、第4回の検討部会でした。もちろんフジノは傍聴しました。

行政のあらゆる計画がいかに大切かについては、かねてからこのブログではご説明してきました。

障がい福祉はフジノの重要テーマですので、『障害福祉計画』策定もずっと追い続けています。



新たな「数値目標」に「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」が加えられましたが・・・

『計画』はきちんと年次を定めて目標を設定して、PDCAサイクルによって進捗管理や評価ができなければなりません。

そこで『横須賀市障害福祉計画』にも、わずかながら『数値目標』も設けられています。今回の事務局案では、5つの分野に関して数値目標が記されました。

その2つ目として、新たに『精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築』が加えられました。

第5期障害福祉計画・事務局案に記された「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」

第5期障害福祉計画・事務局案に記された「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」


わが国のあまりにも遅れた精神保健医療福祉を改善することがフジノの最重要テーマのひとつなので、横須賀のこの計画に『記述が増えたこと』だけは評価します。

しかし、その具体的な内容はあまりにも弱く、とても残念です。

この計画案では、『精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築』そのものが目標なのではありません。

『システム構築』の手段の中では『はじめの一歩』とも呼ぶべき内容である、『協議の場の設置』を4年後の2020年度末までに実現することが目標として設定されてしまいました。

横須賀のあまりのスローさに、フジノは正直呆れています。

怒りも強く感じています。

しかし、検討部会のメンバーからこの点について意見はありませんでした。

ひとりだけ質問をしたのですが、こんな内容でした。

精神障害にも対応した地域包括ケアシステムに関する質疑応答

A委員の質問

数値目標のページに『精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築』を新たな目標として記された。

ただ「精神障害にも」という表現では「今まで無かったものが今回から該当しますよ」という意味に受けとれてしまわないか。

それで良いのか?

事務局の回答

『地域包括ケアシステム』とは、高齢者介護の仕組みとして知られている。

そのシステムを今回は精神障がいのある方々にも適用していく、というイメージになると思う。

検討部会メンバーには、精神障がいの家族会代表も参加しているのに、この件について何も発言しない。

あなたの問題であり、僕の問題なのに。悔しくてならないです。

こうしてまた精神障がいのある方々の暮らしは、どんどん取り残されていくのでしょう・・・。

無念でなりません。

フジノとしては、事務局に強く働きかけていきたいと考えています。

『協議の場』の設置は、今すぐにやるべきレベルの内容です。

補正予算案を組んで、2017年度中に実現すべきレベルの取り組みです。

2020年度末までなんて、引き延ばす取り組みではありません。

2020年度末までに実現するのは、地域包括ケアシステムそのものの構築であるべきです。



「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム」とは?

せっかくの機会なので、ブログを御覧のみなさまに少し説明をさせて下さいね。

そもそも『地域包括ケアシステム』という言葉をご存知でしょうか。

とても重い要介護の状態になっても、住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるように、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される仕組みのこと

世間一般では、『地域包括ケア』=『ご高齢の方々への取り組み』『というイメージがとても強いと思います。

けれども、実は『精神保健医療福祉の分野への導入』は早期から強く提唱されてきました。




すでに2013年にはACT-Kで知られる高木俊介先生が著作『精神障がい者地域包括ケアのすすめ―ACT‐Kの挑戦 実践編』を出版しました。




多機能型精神科診療所の取り組みで知られる窪田彰先生たちの著作『多機能型精神科診療所による地域づくり―チームアプローチによる包括的ケアシステム』も出版されています。

こうした様々な現場の実践や提言を受けて、日本医師会が精神障がいに対応した地域包括ケアシステムの導入を厚生労働省へ提案しました。

厚生労働省も昨年2016年1月から『これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会』で議論し、報告書にも盛り込まれました。

今年2017年からは、さっそく新たな制度がスタートしました。

さる6月にはこんなサイトも立ち上げられました。

厚生労働省「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築支援情報ポータル」

厚生労働省「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築支援情報ポータル」


先月8月には、都道府県等に対して、『精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築推進事業費』を新たに盛り込んだ国庫負担金・補助金の交付要綱の改正を通知しました。

このように、国における『精神障がいにも対応した地域包括ケアシステム』の導入は積極的に進められてきたのでした。



横須賀の障がい福祉は、新市長のもとで大きく変わらなければならない

こうした国の動きに呼応して、横須賀市はどんどん取り組みを進めていかねばならないのに、残念です。

上地新市長は7月10日に就任したばかりですから、ここまでは把握しておられないと思います。

そして、上地市長は人事には一切手を付けていないので、前市長時代から継続している福祉部のメンバーが事務局を務めています。

しかし、

「事務局には、前市長時代とは完全に考え方を変えて臨んでほしい」

とフジノは強く望みます。

前市長は障がい福祉分野に理解があるような姿勢を取りつつも、実際は自分の支援をする団体の要望にばかり応えてきた印象しかありません。

障がいのある当事者のみなさまの暮らしが実際に良くなったかといえば、フジノはそうした声を当事者の方々から聴いたことがありません。

新市長の誕生を好機として、横須賀市はこれまでの選挙目当ての障がい福祉施策を完全に終わりにすべきです。

事務局も、前市長時代のような忖度は終わりにすべきです。

上地市長は『横須賀復活』の為に、行政の全ての分野のあらゆる課題に対応していかなければなりません。

もしも福祉分野まで目が届かないのであれば、フジノが徹底的に上地市長の想いを実現する為に声をあげていこうと思います。

例えば、今回の『精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築』の目標設定の内容の乏しさやスピード感の欠如は、前市長時代のシンボルのようにフジノには感じられます。

もっとスピード感をもって、早く、かつ内容のある充実した取り組みを行わねば、精神障がいのある当事者のみなさまの暮らしは変えることができません。

政治・行政が全力を尽くせば、必ず今の遅れた精神保健医療福祉は変えることできるはずです。

だからこそ、変えたい。変えねばならないのです。



「第4期障がい福祉計画」と「第6期介護保険事業計画」の素案が承認されました/社会福祉審議会・全体会

社会福祉審議会の「全体会」が開かれました

今日は、『社会福祉審議会』の『全体会』が開かれました。

社会福祉審議会・全体会の会場にて

社会福祉審議会・全体会の会場にて


これまでは、下部組織である2つの『分科会』の場で議論が行われてきました。

社会福祉審議会のしくみ

社会福祉審議会のしくみ


下部組織での議論が終わりましたので、今日、上部組織である『全体会』に議論が移りました。

社会福祉審議会・全体会の議事次第より

社会福祉審議会・全体会の議事次第より





2つの素案は承認されました

2つの『分科会』の成果物である『計画の素案(パブリックコメント案)』が、『全体会』に提出されました。

  1. 『第4期障がい福祉計画』の素案
  2. 「横須賀市障害者福祉計画(第4期横須賀市障害福祉計画を含む)」(案)

    「横須賀市障害者福祉計画(第4期横須賀市障害福祉計画を含む)」(案)

  3. 『第6期介護保険事業計画』の素案
  4. 「横須賀高齢者保健福祉計画(第6期介護保険事業計画を含む)」(案)

    「横須賀高齢者保健福祉計画(第6期介護保険事業計画を含む)」(案)

30分ほどかけて、2つの計画素案の説明が事務局からなされました。

社会福祉審議会全体会の様子

社会福祉審議会全体会の様子


続いて、出席した委員メンバーからの質疑・意見は、ありませんでした。

その後、採決です。

どちらの計画も正式に『承認』されました。



「新しい計画づくり」のゴールに向けた今後の流れ

さて、『新しい計画づくり』のゴールが見えてきました。

計画の完成に向けた今後のスケジュール

  • 今日、『社会福祉審議会・全体会』で、原案が了承されました。
  • 11月、市民のみなさまに『素案』を『パブリックコメント』にかけてご意見を募集します
  • 12月〜1月に、市民のみなさまから頂いたご意見に対して『パブリックコメントへの回答』を出します
  • 来年2月に『市長に答申』します
  • 来年3月に『市議会に報告』します
  • 来年4月から市民のみなさまに広くお伝えするとともに、『新しい計画がスタート』します

こうして、来年4月が「3年に1度の計画づくり」のゴールとなります。

とは言え、フジノには「実感がゼロ」です。

実際のところ、国レベルでは『新しい計画』が完成した翌年にはすでに『その次の新しい計画』が始まります(市レベルだと1年半後くらいからかな?)。

フジノはそうした動きも追い続けているので、いつも計画づくりに追われている気がします。

今回も『新しい計画』が完成したとしても、安心したり休んだりしているヒマはありません。

その『計画』が本当に実行されるかどうかの日々のチェックを続けていきます。

さらに、『今回の計画』に盛り込めなかったことや、盛り込むべきではなかったことや、いろいろな反省を『次の計画』に反映させる為に、市議会(本会議や委員会)での質疑をひたすら繰り広げていくことになります。



「障がい者福祉計画等検討部会」の意見交換会へ/3年に1度の大切な計画づくりを進めています

第4期の「障がい福祉計画」を策定しています

現在、横須賀市では『3年に1度の障がいに関する計画づくり』のまっただなかです。

『よこすか障がい者福祉計画』という計画を作っています。

よこすか障がい者福祉計画(第4期横須賀市障がい福祉計画を含む)

よこすか障がい者福祉計画(第4期横須賀市障がい福祉計画を含む)


ちょっと分かりづらいのですが、この計画の中身は、さらに2つの計画に分かれています。

  1. 障がい者福祉計画
    • 障がい者基本法に基づいています
    • 計画期間は6年間です
    • 基本理念と施策の報告性を示します
  2. 障がい福祉計画
    • 障がい者総合支援法に基づいています
    • 計画期間は3年間です
    • 具体的な数値目標とサービスの見込量を記します

常設の審議会である『社会福祉審議会・障害者福祉専門分科会』のもとに、計画づくりのワーキンググループとして新たに『障がい者福祉計画等検討部会』を立ちあげて、議論を進めています。

この『検討部会』メンバーと、障がいのある当事者の方々をはじめとする市民の方々と、じかに意見交換を行なうことになりました。

お知らせのチラシより

お知らせのチラシより


これまでは計画をつくるにあたってアンケート調査を行なうことはあっても、こうしたオープンな意見交換会が開催されたことは、今まで無かったように思います。

とても大切な機会だと感じました。

意見交換会に参加してきました

という訳で、今日開かれた『意見交換会』に参加してきました。

会場にて

会場にて


『福祉計画等検討部会』委員のみなさんとともに、市の障がい福祉課課長や担当職員も出席しました。

そして、1時間半にわたって、自由に意見が述べられました。

意見交換が行なわれました

意見交換が行なわれました


会場には約40名の方々が集まりました。

また、土田ひろのぶ議員角井基議員渡辺光一議員もいらっしゃいました。市議会からもこうして参加して下さる方がいてくれたことを、とても心強く感じました。

計画づくりは続きます。ぜひご参加下さい!

これからも『障がい者福祉計画等検討部会』の議論は続きます。

次回は、7月25日(金)の開催です。

次回開催のおしらせ

次回開催のおしらせ


お時間の許す方はぜひ傍聴にいらして下さいね!

社会福祉審議会障がい福祉専門分科会へ

今日は、朝から夜まで全く違う内容の活動が続いてちょっと混乱しています。切り替えがなかなか大変。

とりあえず写真だけアップします。

朝。

新たに策定する『第3期横須賀市障がい福祉計画』を話しあう社会福祉審議会・障がい福祉専門分科会へ。

会場にて

会場にて


今日が実質的には最終回でした。

新しい福祉計画づくりがスタートしました!/第5期介護保険事業計画と第3期障がい者福祉計画

新しい福祉計画づくりがスタートしました!

今日はお昼から夕方まで、ずっと会議へ。

マスメディアも来なければ、傍聴もフジノの他にはいない、全く注目されていない場なのですが

横須賀市の福祉の在り方を議論する実は本当に重要な場である『社会福祉審議会』です。

社会福祉審議会のしくみ

社会福祉審議会のしくみ


まず、14時半から2つの『分科会』が開かれました。

  1. 高齢の方々の福祉を担当する『福祉専門分科会』
  2. 障がいのある方々の福祉を担当する『障がい者福祉専門分科会』

です。

この2つの会議が同じ時間帯に重なった場合に、3~4年前までのフジノなら迷うことなく『障がい者福祉専門分科会』に出ていました。

でも、政治家としてフジノは今、高齢の方々の福祉をとても重要な課題だと感じています。

(個人としてのライフワークはずっと永遠に変わることなく『自殺対策』と『精神保健医療福祉』です)

そこで、フジノが選んだ分科会は高齢の方々の福祉を担当する『福祉専門分科会』でした。

社会福祉審議会福祉専門分科会

社会福祉審議会福祉専門分科会

分科会が終わって30分の休憩をはさんでより広い会議室へと移って、2つの分科会メンバーが全員参加して『全体会』が行なわれました。

今回は、特に「とても重要な場」でした。

何故ならば、2つの新しい福祉計画づくりがスタートするからです!

会場である汐入の総合福祉会館の会議室へわざわざ横須賀市長がやってきました。

そして、社会福祉審議会の委員長である篠崎英夫さんに吉田市長みずから『諮問状』を読みあげて、手渡しました。

この2つの計画をつくるにあたって社会福祉審議会で議論して、答申を出してほしい、そういうお願いを『諮問』というのですね。

市長からの諮問状

市長からの諮問状


2つの新しい福祉計画とは

  • 介護保険事業計画(第5期目です)
  • 障がい者福祉計画(第3期目です)

です。



介護保険事業計画づくりに注目して下さいね!

ここでは『介護保険事業計画(第5期)』だけを紹介します。

高齢の方々の保健医療福祉政策の専門家では無かったフジノが、この数年間ずっと強い関心を持って取り組んでいるのは何故か、その説明でもあります。

介護保険事業計画というのは3年ごとの計画です。

下の図のようなイメージになります。

H18年H19年H20年H21年H22年H23年H24年H25年H26年
第3期
第4期
第5期

H22年度の現在は『第4期・介護保険事業計画』の実行中です。

『第4期計画』がまもなく終わりますので、その前に、H23年度いっぱいを使って、新たに『第5期計画』を作ります。

この第5期は、すさまじく重要になります。

ものすごく単純化してカンタンに説明しますと...

65才以上の方々の人口数が最も多くなる大きな山がこれから2回やってきます。

日本全体の統計データで見ると、まず第1回目のピークは平成27年(2015年)です。

高齢者人口のうち、65~74歳(いわゆる前期高齢者)人口は『団塊の世代』が高齢期に入る平成27(2015)年に1744万人でピークを迎えます。

(このデータは『平成22年度版高齢社会白書』より)

やがてさらに第2回目のピークもやってきますが、まずはわずか6年後にこうした深刻な状況が訪れるのです。

その時、もしも横須賀市が最悪のシナリオへと進んでしまっていたならば

財政破たんによって介護保険料を支払ったとしても施設にも全く入れない、在宅でも介護サービスを受けられない、といった介護難民があふれてしまう事態にもなりうるのです。

(これはあくまでもすごく単純化した説明ですからね!でもフジノが日頃から財政危機を訴えているのはこうした状況を避ける為です)

政治家として、絶対にそんな事態を回避しなければいけません。

ピークを迎える前であるにもかかわらず、すでに現在でも施設入所を待機しておられる方々がたくさんいます。

例えば、特別養護老人ホームについて言えば約2000人もの待機者がいます。

だからこそ、蒲谷前市長に対して吉田市長に対しても「今の第4期の計画は甘すぎる」とフジノは厳しく批判をしてきました。

新たな『第5期計画』では、いくつもの課題を解決しなければなりません。

まず何よりも、介護サービスは、施設か在宅かを問わず量の側面でも大幅に増加させる必要がありますし、質の側面もさらに向上させる必要があります。

必要な介護を受けられない方々がたくさんいる現実を変えなければいけません。

その為には、介護サービスを職業として働いている方々の労働環境の改善も不可欠です。

そして何よりも、こうした取り組みを実現する為の『財源の裏付け』が不可欠です。

フジノは、2006年までは介護保険料の値上げに反対してきました。

けれども、これからの本当に必要な介護が守られる為ならば、市民のみなさまにも介護保険料の値上げもお願いするつもりです。

まずこれから3年間の『第5期計画』がうまくいかなければ、高齢者人口の第1回目のピークにあたる『第6期』を迎えることすら難しくなるのは言うまでもありません。

問題は目の前に迫っています。



9つの検討項目

今日の分科会ではこれから検討される項目案は9つとされました。

(1)計画の基本理念

(2)高齢者へのサービスの現状の評価・課題分析

(3)高齢者福祉のための施策の評価・課題分析

(4)地域包括ケアの内容

(5)要介護認定者数等及びサービス見込量の推計

(6)地域支援事業(介護予防事業等)の内容

(7)特別給付の内容

(8)地域密着型サービスの計画

(9)施設整備の計画

この9つの項目のどれをとっても大切なことばかりです。

議会でもとりあげてきたことですが、『第5期の計画』に向けて、フジノが特に強い関心があるのは、次のようなことです。

(これは事務局=市の意見でなくてあくまでもフジノ個人の問題意識です)

  1. 医療的ケア(気管切開・胃ろうなど)が必要な方々のサポート体制を充実できるのか?

      →改めて、医療と福祉の連携が必要です。

  2. 施設への入所を待機している方々をどれだけ減らせるのか?

     →家族のつながりがもっと薄くなる傾向に向かう中で老老介護や認認介護の現実を変えるには施設を減らすのは難しいです。

  3. 横須賀には未だゼロのままの夜間訪問介護は実現するのか?

      →在宅(自宅)介護を実現するには24時間のフォロー体制が無ければ不可能です。コムスン事件後、横須賀には夜間の訪問介護が無くなりました。これを復活させなければいけません。

  4. 介護保険制度を使わずに家族で介護をしている方々に対して現金を給付する家族介護慰労金制度はもっと受けやすくなるのか?

      →介護サービスではなく家族で介護している方々へ現金を支給するのは、介護を労働として捉える観点からも重要です。国レベルでの結論も必要ですが、横須賀市独自の介護手当の創設が必要です。

  5. 新たな介護保険料をいくらにするのか?

      →くりかえしになりますが、本当に必要なサービスを守る為には保険料を値上げする必要もあります。また、ピークとなる第6期に備える意味でも保険料の見直しは避けられません。

  6. 安心して長生きできる横須賀に本当に変えられるのか?

いずれにしても、そんな重要なことがらを決めるのが『第5期の介護保険事業計画』なのですね。

こうした最重要の計画づくりが始まったことをどうか市民のみなさまに知っていただきたいと願っています。

まもなく、約3000名の市民の方々に横須賀市から高齢者保健福祉についてのアンケートが送られます。

(抽出で3000名ですので、全ての方には届きません)

ぜひこのアンケートにみなさまの本音の意見を記して下さい。どうかご協力をお願いします。

そして、アンケートが届かない方のほうが圧倒的に多い訳ですが、フジノ宛てにどうかみなさまの意見をぶつけて下さい。お願いします!

(アンケートの後日談を2011年1月28日の活動日記に記しました)