【一部更新しました:2020年7月7日、NPO法人の共同代表理事への就任を加えました】
1.現在の肩書き
「フジノとは何をしている人間なのか?」と尋ねられたら「こういう仕事をしています」と答える順番に記してみました。
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横須賀市議会議員
- NPO地域精神保健福祉機構・共同代表理事
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横須賀市議会の『質問王』
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脱原発社会を考える議員連盟・事務局長
3名で立ち上げた議連ですが、一柳ひろし代表が2015年4月をもって市議会議員を勇退され、2015年11月には山城保男議員が急逝されました。こうしてメンバーがフジノひとりきりとなってしまいましたが、議連を廃止するつもりはありません。今後同じ想いを持つ市議を増やし、活動を継続していきたいと考えています。
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ツイッター議員
横須賀市議会ではただひとり、政党や会派などに所属していない無所属・無会派です。どんな団体の応援や推薦も全く受けていません。
初めての選挙から現在まで『後援会』もありません。
現在、5期目です。
NPO地域精神保健福祉機構は、愛称で『コンボ』と呼ばれています。全国に約8000人の会員がいるNPOです。
2010年6月に理事に就任しました(理事12名中、最年少でした)。2012年6月、2014年6月、2018年6月、2020年6月、再任されました。
そして2020年7月、共同代表理事に選出されました。
初当選から現在まで、全議員の中でただひとり15年間連続で全ての本会議で質問に立っています。質問回数が誰よりも多い『質問王』です。
(ちなみに本会議での質問回数は15年間合計71回です)
PSWと呼ばれることもある国家資格です。2006年に合格しました。
『心理学の専門家』として仕事をするために必要な最小限の標準的基礎学力と技能を修得していると日本心理学会が認定した者(日本心理学会ウェブサイトより引用)。
日本の政治家で最初期からツイッターを活用した『ツイッター議員』最初の5人としてウィキペディアで紹介されました。
2.外部から依頼・選任されて、就任している役職など
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精神障害者自立支援活動賞
選考委員会・委員 -
リカバリー全国フォーラム
企画委員会・委員 -
「変革期における精神障害者福祉サービスの現状把握と発展可能性に関する調査研究」
調査企画委員会・委員 -
神奈川県南部・子どものメンタルヘルスを考える会
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第4回マニフェスト大賞(ベストホームページ部門)
受賞
通称「リリー賞」と呼ばれています。2009年に就任しました。
2010年、2011年、2012年、2013年、2014年、2015年、2016年、2017年、2018年にわたって務めています。

授賞式に出席したフジノ
精神保健医療福祉の当事者の年1度の大きなお祭り「リカバリー全国フォーラム」。2009年〜2017年まで9年連続で務めています。
2011〜2012年の間、務めました。完成した報告書はこちらをご覧下さい。
第2回大会でもノミネートされました。横須賀市議会でのマニフェスト大賞受賞はフジノが初めてでした。
3.自分の意思で所属している学会・勉強会
政策を実現する為に必要な知識や情報を学ぶ為に、いくつかの学会や勉強会に参加しています。
- 地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会
- 日本自殺予防学会
- 過労死防止学会
- 日本うつ病学会
- 日本臨床死生学会
- 全日本手をつなぐ育成会
- 日本グループホーム学会
- 日本成年後見法学会
- NPO湘南ふくしネットワークオンブズマン
- ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟
- かながわ自治体ファイナンス研究会
- 東京・強姦救援センター
- 横浜いのちの電話
- 福島原発震災情報センター
- 「原発事故子ども・被災者支援法」推進自治体議員連盟
2009年2月1日まで初代の代表を務めました。
(季刊誌『ステージ』の編集に関わらせていただきました。
など。
4-1.これまでの経歴(初当選まで)
政治とは全くカンケーない人生を送ってきました。父は警察官、母はパートタイマー、親戚にも政治家は誰もいません。
幼い頃の夢は「映画監督になること」でした。
公立の小中高校に通い、映画撮影・陸上部・バンド活動とふつうの青春を送っていました。
1974年〜2002年 | |
1974年4月8日 | 横須賀市追浜本町2丁目に生まれる(現在、45才) |
1981年3月 | 白鳩幼稚園 卒園 |
1981年5月 | 市立夏島小学校に入学するが、5月に武山へ引越し |
1987年3月 | 市立武山小学校 卒業 |
1990年3月 | 市立武山中学校 卒業 |
1993年3月 | 県立横須賀高校 卒業 |
1998年3月 | 早稲田大学・教育学部・教育学科・教育心理学専修(臨床心理学を専攻) 卒業 |
1993~98年 | 大学時代を通じて、都内のメンタルクリニックにて無給研修生としてデイケアで働かせていただく |
1998年4月 | 東宝株式会社に入社 映画興行部、財務部(財務部資金課・財務課)にて丸5年間勤める |
幼い頃からの夢だった映画の世界に入り、しかも日本映画界のトップである東宝に入社し、はたから見れば幸せな社会人生活を5年間、送っていました。
業界の花形である映画興行部での3年間は、まさにエキサイティングでした。週末ごとに国内外のトップスターを間近に見る、全国の映画館が東宝の動向を追っている。ドキドキする毎日、興行屋であり映画屋であることを誇りに感じました。
けれども29才の時、政治家に転職することになりました。
2003年 | |
1月30日 | 政治家に転職する決心をする |
2月5日 | Yデッキにて街頭演説を始める |
3月31日 | 東宝株式会社を退職する |
4月20日 | 統一地方選挙に立候補 |
4月27日 | 市議会議員に初当選(45人中、第4位。4,967票) |
立候補の相談に行った選挙管理委員会でも「選挙の1ヶ月前に立候補を決心しても遅すぎる。やめたほうがいい」と言われた無謀な立候補、泡沫扱いでした。
けれども、横須賀市民のみなさまに僕の想いと政策は、届きました。
政治家に転職して、最初の4年間。
2003年 | |
5月 | 民生常任委員会(福祉・医療・環境・消防)に所属する 財団法人横須賀市健康福祉協会・理事に就任する 議会だより編集委員会にて『議会でゲンキ』を作成する 議会IT化運営協議会にオブザーバーとして参加する |
2004年 | |
4月 | 日本社会事業大学通信教育科(1年7ヶ月)の精神保健福祉士養成過程に合格、入学する |
5月 | 民生常任委員会に再び所属する 議会IT化運営協議会に2年連続でオブザーバー参加する |
2005年 | |
5月 | 民生常任委員会に3年連続で所属する |
10月31日 | 日本社会事業大学通信教育科・精神保健福祉士養成過程を卒業 |
2006年 | |
3月31日 | 精神保健福祉士の国家試験に合格 |
5月 | 教育経済常任委員会(教育委員会・経済部・上下水道局)に所属する |
6月30日 | 『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』の代表に就任する |
9月15日 | 上智大学大学院・総合人間科学研究科・社会福祉学専攻(福祉政策・運営管理コース)に合格 |
2007年 | |
4月3日 | 上智大学大学院・総合人間科学研究科・社会福祉学専攻(福祉政策・運営管理コース)に入学、福祉政策を専攻、地域社会政策の観点から自殺予防対策を研究する |
4-2.これまでの経歴(2期目)
政治家に転職した最大の目的であった『自殺対策基本法』成立を実現できた為、1期かぎりで退職するつもりでした。
もともと大学時代に、恩師から大学院進学を薦められていたのですが、家計の事情で断念していました。それでも社会人になって9年間、学費をコツコツと貯めてきました。
政治家1期目の終わりに改めて大学院を受験し、無事に合格。地域社会政策としての自殺対策を研究しながら、精神保健福祉士として自殺へと追い込まれる方々を減らす為に働いていくことを決めていました。
けれども、多くの方からの「もう1度立候補してほしい」との声をいただき、2期目も立候補することになりました。
2007年 | |
4月22日 | 市議会議員(2期目)に当選(63名中、第2位。6,901票) |
5月 | 民生常任委員会に所属する(通算4年目) |
2008年 | |
5月 | 教育経済常任委員会(教育委員会・経済部・上下水道局を所管する)に所属する(通算2年目) |
2009年 | |
2月 | 『地域の自殺対策を推進する地方議員有志の会』の代表を辞任する |
3月 | 『市議会だより編集委員会』に就任 |
5月 | 教育経済常任委員会(教育委員会・経済部・上下水道局)に所属する(通算3年目) |
『議会IT化運営協議会』にオブザーバーとして3度目の参加 | |
6月30日 | 学費の支払いが不可能となり、上智大学大学院を自主退学する |
11月6日 | 第4回マニフェスト大賞(ベストホームページ部門)を受賞しました |
2010年 | |
2月 | 第6回リリー賞の選考委員会に任命される。選考に関わらせていただきました |
5月 | 民生常任委員会(健康福祉部・こども育成部・消防局・環境部を担当)に所属する(通算5年目) |
『議会IT化運営協議会』に4度目のオブザーバー参加 | |
6月 | NPO地域精神保健福祉機構の理事に就任 |
7月 | 横須賀市民生委員推薦会下町地区準備会委員に委嘱される |
2011年 | |
2月 | 第7回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました |
4-3.これまでの経歴(3期目)
東日本大震災が起こました。
「こんな非常事態に、選挙なんかやってる場合じゃないのに」という強い怒りがありました。けれども同時にそれは「たくさんの困っている方々の為にもっと政治がやるべきことがある」という強い想いとなり、3度目の出馬を決意しました。
2011年 | |
4月25日 | 市議会議員(3期目)に当選(61名中、第2位。6,457票) |
5月12日 | 教育福祉常任委員会(旧・民生常任委員会)に所属する(通算6年目)
財団法人横須賀市健康福祉協会・理事に就任 『議会報告会等準備会』委員に就任 |
6月 | 『脱原発社会を考える議員連盟』の事務局長に就任 |
2012年 | |
1月 | 第8回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました |
5月 | 教育福祉常任委員会に所属する(通算7年目)
議会IT化運営協議会に5度目のオブザーバー参加 |
6月 | NPO地域精神保健福祉機構の理事に再任 |
2013年 | |
1月 | 第9回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました |
5月 | 教育福祉常任委員会に所属(通算8年目)
議会IT化運営協議会に6度目のオブザーバー参加 |
6月 | 民生委員推薦会下町地区準備会委員に就任
「市政功労者」と「全国市議会議長会在職10年表彰」を辞退(過去、辞退をしたのは木村正孝氏とフジノの2人のみ) |
2014年 | |
1月 | 第10回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました |
5月 | 生活環境常任委員会(市民安全部・市民部・資源循環部・上下水道局・消防局を所管)に所属
議会IT化運営協議会に7度目のオブザーバー参加 |
6月 | NPO法人地域精神保健福祉機構の理事に再任される | 2015年 |
1月 | 第11回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました |
4-4.これまでの経歴(4期目)
2015年 | |
4月 | 市議会議員に当選(4期目) | 5月 | 教育福祉常任委員会(健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会を所管)に所属
議会IT化運営協議会に8度目のオブザーバー参加 |
2016年 | |
1月 | 第12回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。選考に関わらせていただきました |
4月 | 日本福祉大学(通信教育学部)福祉経営学部 医療・福祉マネジメント学科入学 | 5月 | 教育福祉常任委員会(健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会を所管)に所属
議会IT化運営協議会に9度目のオブザーバー参加 社会福祉審議会・委員に就任 |
6月 | 民生委員推薦会下町地区準備会委員に就任 |
2017年 | |
1月 |
(仮称)政策検討会議等準備会にオブザーバーとして参加 第13回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される。 |
5月 |
教育福祉常任委員会(健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会を所管)に所属
政策検討会議にオブザーバーとして参加 議会ICT化運営協議会に10度目のオブザーバー参加 横須賀市民生委員推薦会・委員に2度目の就任 |
8月 | ごみ屋敷対策検討協議会に所属 |
2018年 | |
1月 | 第14回リリー賞の選考委員会のメンバーに任命される |
2月 | FM戦略プラン審査特別委員会の委員に就任 がん対策検討協議会にオブザーバー参加 |
3月 | 日本福祉大学 通信教育部 福祉経営学部 医療・福祉マネジメント学科 卒業(福祉経営学学士取得) |
5月 |
教育福祉常任委員会(健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会を所管)に所属
政策検討会議にオブザーバーとして再び参加 議会ICT化運営協議会に11度目のオブザーバー参加 横須賀市社会福祉審議会・委員に2度目の就任 |
6月 | NPO法人地域精神保健福祉機構の理事に再任される |
そして、現在に至っています。
5.政党・会派には一切所属していません
どんな政党とも会派とも全くカンケーの無い、無所属です。
(2008年11月12日をもって、横須賀市議会議員の中でフジノたった1人だけが無所属・無会派となりました。残りの40名はみんな、どこかの政党か、会派に所属しています)
フジノには後援会もありません。
どんな組織からも『推薦』などは受けていません。
職業として政治家をやりたいのではなく、このまちを変えるという「目的」を実現する1つの「手段」として政治家に転職をしました。
パネリストとして招かれたシンポジウム(2006年4月25日)「あなたにとって政治とは?」と尋ねられて「目的を実現するための、ただの手段です」と改めて断言しました。
*市民のみなさんに対して政治家が伝えるべきことはあくまでも「政策」「このまちの未来」「活動の実績」「政治とお金」などだと僕は考えています。
*どこの大学を出たとか、どこの地域で暮らしているとか、家族が何人だとか、趣味は何だ、とか、そういった情報は政治家を選ぶ上での情報ではあるべきでない、そう固く信じています。
つまり、「同じ高校/大学の卒業だから応援しよう」とか「育った地元が同じだから投票しよう」ということはまちがっているからです。
投票はあくまでも政策に基づいて行うべきだとフジノは信じています。
年齢の若さなども政治家を選ぶ根拠では無い、と僕は信じています。
あなたが毎日の暮らしの中で感じているおかしい、もっとこうすればこのまちは良くなるのに、という想いと同じ想いを持った政策を訴えている人こそがあなたに必要な政治家だと僕は思います。
そんな政治家で在りつづけられる様にいつも全力で働き続けていきます。