横須賀市動物愛護センター勤務の獣医師が避妊手術ができる体制整備へ/殺処分ゼロに向けて

2014年9月議会での質疑です。

教育福祉常任委員会(2014年9月26日)の質疑


フジノの質問

動物愛護センターの運営管理について、1点伺います。
 
先ほどはまの委員の御質問に対して、生活衛生課長は「動物愛護センターの運営管理について今後考えていきたい」というふうにお答えいただいていたのですが、どのような課題を考えておられるのか。

お答えいただければと思います。



保健所生活衛生課長の答弁

 
動物愛護センターができまして数年が経ちました。

その中で、獣医師が実際に動物を例えば避妊の手術とか、そういうものがなかなかできない状況だったのですが、少しずつそういうものを実質やっていって、その数を増やしていけたらいいなと1つは思っております。



フジノの質問

今御答弁いただいたところが正直率直に申し上げて、イメージがまだわかなかったのですが、今のセンターよりも、今まで獣医科医院に頼まないとできなかったことも、センターで受けられるということでしょうか。



保健所生活衛生課長の答弁

 
申しわけございません。

今までは設備があったのですが、実際にそこの『行政の獣医師』がそこで避妊の手術とか、なかなかできてなかったものですから、それを練習と言ったら少し語弊がありますが、徐々にテクニック・技術をおさめていって、今少しずつできてくる状態になっています。それをもう少し広げていきたいという意味でございます。



フジノの質問

動物好きとしては、野良猫がいたりしたときに、飼い主を見つけるには自分のお金で手術をして、それで飼い主を探してというようなことをしたりしているのですけれども、そういうことができないような方であっても、地域で野良猫を確保してセンターにお願いして、でも誰も手術費用の負担なんかができない時に、センターで手術をしてくれて、そして去勢手術が済んだ後なので、より飼い主が見つかりやすい、里親が見つかりやすいというような、そういうようなよい変化も起こるというような感じでしょうか。



保健所生活衛生課長の答弁

 
いわゆる野良猫までは、まだまだ先になると思いますが、譲渡できるような猫、負傷してきたり、預かった猫で譲渡できるようなときに、お渡しする前に不妊手術を施してからお渡ししていくという方向です。



フジノの質問

わかりました。
 
今後もその取り組みはぜひ進めていただきたいというふうに思います。またぜひ伺わせてください。