予算決算常任委員会・民生分化会・2025年9月4日
フジノの質問
障害福祉課に質問をさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
聴覚や発話、声の発生に困難がある方々が、市役所にアクセスしやすくなる手段を増やしたいという観点から、新たに『手話リンクの導入』を検討していただきたく質問をします。
(手話リンクについて詳しくはこちらをご覧下さい)
今年7月、神奈川県が県庁の代表電話に手話リンクを導入したことが報じられました。都道府県での導入は、鳥取県に次いで全国で2番目であり、総務省も8月に導入をしています。
この仕組みを、神奈川県を例に挙げて説明をすると、聴覚や発話に困難がある方々が、パソコンやスマートフォンから神奈川県のホームページにある『手話で電話する』という項目をクリックすることで手話通訳者に電話がつながります。

手話によって用件を伝えると、県庁の担当部署につなげてくれて、担当部署の職員と手話通訳者を通じて会話をスムーズに進めることができるというものです。
手話リンクは、日本財団電話リレーサービスが法人向けにスタートした取組で、初期費用無しで導入することができます。利用したい方々も事前登録が不要で、ネット通信費用のみで通話料は不要です。

神奈川県の場合は、通話料は神奈川県が負担をします。
この取り組みは、障害者差別解消法における環境整備や合理的配慮としてもとても有効なものだと感じています。さらに導入のためのイニシャルコストが無いこと、また市の公式サイトにリンクを張るだけで良いことから、財政的なハードルはとても低いものとなっております。
ぜひ本市においても導入を御検討いただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。
障害福祉課長の答弁
今、神奈川県の例が出ましたけれども、報道で、9月1日から藤沢市のほうでも手話リンクを導入しているという話が出ております。
まだ神奈川県のほうも、藤沢市のほうも、多分始まったばかりなので、例えばどのような場合に、どの部署にどういう問合せが行くのかとか、例えば、問合せする方の年齢層とか属性とか、そういうのもどうなのかというのは、まずもうしばらく、例えば藤沢市とか神奈川県などの状況を聞きながら、研究しながら、では、どういった属性の方に有効なのかというのも考えながら、本市で導入したほうがいいのかどうかというのもちょっと研究していきたいと、今の時点では思っております。
フジノの質問
まさに先行事例が身近なところにございます。
神奈川県庁、藤沢市役所、ぜひそうした動きを細かく研究をしていただいて、そしてイニシャルコストは無いものの、果たしてこれを全国の団体が導入した時に手話通訳者が足りるのかとか、そういう御懸念も、事前に課長とは意見交換をさせていただきました。
日本財団電話リレーサービスが急に無くなるということは考えにくいとは思いますが、超長期的に本当に大丈夫なのかという懸念もあると思います。
いろいろなメリット、デメリットをぜひ一緒に研究させていただいて、本当に良いものであるならば、ぜひ前向きに導入を御検討いただけたらと思います。