食べたくても食べられない人々、特にこどもたちへの支援の必要性について/一般質問の発言通告書を紹介します(その1)

発言通告書を提出しました

6月7日からスタートする2019年6月定例議会。

一般質問を行なう議員は12名で、6月7日と10日の2日間にわたって本会議で市長らを相手に議論が繰り広げられます。

フジノは市長と教育長に対して一般質問を行ないます!

寝不足でヘトヘトですが発言通告書を提出しました

寝不足でヘトヘトですが発言通告書を提出しました


一般質問をする為にはあらかじめ質問の要旨を記した『発言通告書』を提出しなければなりません。

けさが締め切りで、朝一番で署名してきました。

直筆で署名しなければならないのですが早く電子署名に切り替えたいです

直筆で署名しなければならないのですが早く電子署名に切り替えたいです


今年3月の予算議会は長期休職をしてしまった為に質問に立てませんでした。

昨年12月議会以来、半年ぶりの本会議登壇です。

今回も全力でがんばります!

本日提出した発言通告書の内容を3回に分けてご紹介していきます。



質問1.食べたくても食べられない人々、特にこどもたちへの支援の必要性について

1問目は、市民の方からつい先日5月30日にご相談を受けたことから質問を決意しました。

すでに用意していた質問を9月議会に行なうことにして、今目の前の問題に集中するべきだと判断しました。

食べたくても食べられないこどもがいるならば、政治・行政が全力で守らねばならないからです。

1.食べたくても食べられない人々、特に子どもたちへの支援の必要性について

(1)小学校で給食以外の食事をとれていない児童が存在している可能性があり、調査と支援を行う必要性について

先日、市民の方から「小学校に朝食を食べて来られない児童がいて先生が自腹でパンを買ってきて食べさせてあげている。何とか対応できないか」と伺い、大きなショックを受けた。

小学校の教職員の方々にヒアリングをすると、こうした事態は複数の小学校で起きている可能性があることがわかった。
 
1カ月半後には給食さえ食べられなくなる夏休みが迫っていることから、強い危機感を抱いている。そこで教育長に伺う。
 
【質問1】
小学校の教職員の皆さんに対して、給食以外の食事がとれていない児童の有無について調査をしていただけないか。

【質問2】
調査の結果、該当する児童がいれば早急にスクールソーシャルワーカーなどと連携して、その背景を調査して、必要な支援を行なっていただけないか。

(2)中学校で昼食を用意できない生徒への2015年度以降の調査・支援の実施の有無について

かつて僕は中学校にお弁当を持って来られない生徒がいるから調査をしてほしいと提案し、教育委員会は2015年に調査を実施してくれた。
 

2015年12月議会・教育福祉常任委員会へ出された報告(教育委員会より)

2015年12月議会・教育福祉常任委員会へ出された報告(教育委員会より)


2015年12月議会で報告された「昼食を用意できない生徒に関するアンケートの結果」によれば、頻度の差はあれど51名の生徒が該当し

特に毎日持って来られない生徒が6名、週2~3回持って来られない生徒が7名、

それに対して周りの生徒がお弁当を分けているのが14件、教職員が持参や購入したパンやお弁当を与えているのが22件、といった実態がわかった。
 
教育委員会は学校を訪れてヒアリングを行なうとのことだったが、ネグレクトの可能性を指摘し、児童相談所の介入を求めた。

さらに2016年予算議会において今後も調査を継続すべきだと提案し、前教育長は今後学校現場と相談しながら毎年定期的にやっていきたいと答弁した。
 
しかしその後、教育委員会から報告はなく、僕自身も質問してこなかったことを強く後悔している。

そこで教育長に伺う。

【質問3】
前教育長の答弁どおりに、2016年度以降現在まで中学校で昼食を用意できない生徒の有無は調査したのか。

【質問4】
調査したのであれば、その結果はどうだったのか。

【質問5】
昼食を持ってこられない生徒がいたならば、個別に家庭環境の調査やソーシャルワーク的な対応を行なって、昼食がとれるように支援し解決につながったのか。

【質問6】
中学校給食がスタートする2021年夏休み明けまでは調査を続けていただきたいが、いかがか。

(3) 食品ロス削減推進法成立などを受けて本市がフードバンク活動などをさらに積極的に支援する必要性について

全ての世代を対象にした取り組みとして、本市では2016年から市役所内で職員フードドライブを実施し、市職員の皆さんから食料品の提供を受けて、福祉部やこども育成部の窓口を訪れた年末を乗り越えることが難しい困窮世帯の方々に提供してきた。

さらに2018年からはリサイクルプラザアイクルでの年3回のアイクルフェアに合わせて、市民の皆様を対象にフードドライブを実施している。
 
今国会で食品ロス削減推進法が成立し、市町村にも推進計画策定が努力義務化されフードバンク活動のための連携強化も促されることとなった。

さらに、子どもの貧困対策法改正案の成立が確実視されており、市町村にも対策計画の策定が努力義務化される

こうした国の動きも追い風にして、本市は全ての世代の食べたくても食べられない人への支援などより一層の取組みを進めていくべきだ。そこで市長に伺う。

【質問7】
すでに本市では生活保護世帯の方々にもフードドライブで集めた食料を提供しているが、今後も引き続き生活保護世帯への食料の提供を継続していただけるか。

【質問8】
意識の高まりからしばしば「食料を提供したい」との御相談を受けるが、現在は市民の皆様を対象にしたフードドライブは年3回のアイクルフェアしか機会が無い。

食品ロス削減を推進する観点からも、本市は常設のフードドライブ拠点を設けるべきではないか。

【質問9】
フードバンク団体の育成や支援を積極的に行なっていく取り組みが重要だが、生涯学習センターでの各種講座や、コミュニティセンター主催の講座などさまざまな機会を捉えて、フードバンクなどのボランティア養成講座を開催すべきではないか。

【質問10】
市役所窓口での提供だけでなく、新たな提供方法もぜひ検討していただきたい。

例えば、2016年に山梨県中央市と中央市教育委員会とフードバンク山梨連携協定を結んでスタートさせた、学校給食のない長期休暇の食料支援プロジェクトはとても有効な好持例だ。

学校側が前年度の就学援助利用家庭や教師が必要と感じる子どもに対してフードバンク山梨の申請書を配布し、申し込むか否かは家庭が判断する。

市と教育委員会はあくまでも橋渡し役で、家庭にはフードバンク山梨からの食材が届くようになる。

こうした事例を研究して、本市の現状に応じた本市らしい新たな取り組みをぜひ検討していただきたいが、いかがか。

以上が1問目です。

教育長に対して質問をします。

小学生・中学生・全世代について、食べたくても食べられない方々を支援する必要性を強く訴えます。

2問目は次の記事に続きます。



「フードドライブ」を市役所の外で初めて開催しました!/第60回アイクルフェアの会場でフードバンクの為の食料募集を行ないました

リサイクルプラザ「アイクル」の年3回のお祭り「アイクルフェア」に行ってきました

今日は、横須賀市リサイクルプラザ『アイクル』を訪れました。

横須賀市リサイクルプラザ「アイクル」にて

横須賀市リサイクルプラザ「アイクル」にて


『アイクル』では年3回、『アイクルフェア』というお祭りを開催しています。オープンデーですね。

アイクルフェアは記念すべき第60回です!

アイクルフェアは記念すべき第60回です!


毎回たくさんの方々が訪れる大人気のイベントです。

各階のイベント、もりだくさんです

各階のイベント、もりだくさんです


特に、リサイクルされた家具や自転車を廉価で買うことができたり、トイレットペーパーのつかみどりなどはまさに盛況です。

でも、福祉政策がメインのフジノが資源循環部の『アイクル』を訪れた理由は・・・



ついに「フードドライブ」を市役所以外の会場で初開催しました!

実は、この『アイクルフェア』の会場1階で『フードドライブ』を初めて開催したのです!

NPO神奈川フードバンク・プラスのみなさんとフジノ

NPO神奈川フードバンク・プラスのみなさんとフジノ


すでにフジノが訪れた時点で、20名以上の方々が食料を提供して下さっていました。ありがとうございます!

市民の方々から提供していただいた、たくさんの食料

市民の方々から提供していただいた、たくさんの食料


提供していただいた食料は、『フードバンク』の取り組みに使わせていただきます。本当にありがとうございます。

お菓子はこどもたちにとても喜ばれます

お菓子はこどもたちにとても喜ばれます


現在、横須賀市は『NPO法人神奈川フードバンク・プラス』とタッグを組んで、フードバンク事業を実施しています。

横須賀市と「神奈川フードバンク・プラス」によるフードバンクの取り組み

食品会社や家庭で余っている食品をもらい受けて、それを必要とする人達に届ける活動をしています。

『神奈川フードバンク・プラス』は横須賀市に活動の重点を置いています。

食品をお渡しする方遣は、次のような状態にある方です。

  • 高齢者で基礎年金だけが収入で、厳しい生活を強いられている方
  • ひとり親家庭の親御さんとお子さん
  • 仕事が無くて、生活に困っている方。

*生活保護を受給されている方は、原則として対象としていません。

今回『アイクルフェア』で集まった食品は、市の生活福祉課にお渡しする他に、 市内の高齢者が多く住んでおられる団地で、特に困っている高齢者の方にお配りする予定です。

みなさまから提供していただいた食料は、本当に必要な方のもとに必ず行き渡ります。

ご協力に心から感謝しております。ありがとうございます。



もっともっとフードバンクに協力して下さる人手が必要です。どうか力をお貸し下さい!

かねてからフジノは『フードドライブ』を実施することを提案してきました。

(例えば、こちらこちらこちらをご参照ください)

提案は実現して、これまで2年連続(2016年・2017年)、年末の市役所内で『フードドライブ』を実施することができました。

しかし今日は、さらに会場を市役所の外に移して実施することができました。実際の様子を自分の目で確かめることもできて、とても嬉しかったです。

資源循環部が作ってくれた「食品ロス(フードロス)」の啓発ボード

資源循環部が作ってくれた「食品ロス(フードロス)」の啓発ボード


横須賀に『フードバンク』を立ち上げることは、長年にわたってフジノの願いでした。

当初はフジノ自身が友人たちと設立を目指していましたが、その前にある人がフードバンク団体を立ち上げてくれました。

いろいろな理由からその団体は解散しましたが、メンバーのみなさんがいくつもの新たな活動(フードバンク、こども食堂など)が生まれました。

その1つが、Tさんの取り組みです。

Tさんのおかげで『NPO法人神奈川フードバンク・プラス』は横須賀市とタッグを組むに至りました。

さらに今年は、市民部の『市民協働推進補助金事業』に応募して、見事に選定されました!

横須賀市ホームページより

横須賀市ホームページより


市内の某団地50世帯程をモデル地区として、フードバンク事業に取り組んでいただいています。

Tさんたちのご尽力で、定期的にお米が入手できるようになったり、少しずつ食料を提供してくれる企業も増えてきました。

ただ、人手が本当に足りていません!

そこでお願いがあります。

『NPO法人神奈川フードバンク・プラス』の活動にあなたの力を貸して下さい!

『神奈川フードバンク・プラス』の活動を手伝って下さるボランティアさんを募集しています。

仕事は、

  • 食品を届ける仕事(届ける交通費は支給します)
  • 倉庫で食品を整理する。また配る食品を準備する仕事

活動の詳しい内容はぜひホームページをご覧下さい。

〔連絡先〕
〒231・0843
横浜市中区本郷町 1・2 横浜上野町教会内 NPO法人神奈川フードパンク・プラス
*教会に事務所を置かせていただいていますが、宗教的な関係はありません。

電話:090-3107-6477(本岡)
E-mail:motooka0215@hi3.enjoy.ne.jp

どうかよろしくお願いします!



横須賀のフードバンクのこれから

今回の『アイクルフェア』での『フードドライブ』の取り組みは、成功に終わったと思います。

できれば年3回の『アイクルフェア』で毎回『フードドライブ』を開催できるように、恒例の出展となることを願っています。

もちろん、市役所の職員を対象に年末に開催している『職員フードドライブ』も継続していきたいです。

そして、もう1つフジノが提案してきたことがあります。

それは、市役所や役所屋(モアーズなどにある市役所の支店です)を会場にして、もっと定期的に『フードドライブ』を開催したいのです。

もちろんNPO法人に対する企業からの定期的な食料の提供はあります。

でも同時に、個人の善意を大切にしたいと願っています。

市民のみなさまに『食品ロス(フードロス)』について体感していただくとともに、共に助けあう地域共生社会の横須賀を実現したいのです。

こうして集まった食料を、もっとたくさんのボランティアのみなさまの力をお借りして全市にお届けできるようにしたいです。

それがフジノの願いです。

今日明日にカンタンに実現はしません。

市役所内での職員フードドライブを実現するのさえ、約1年もかかってしまいました。

こども食堂もフードバンクも、立ち上げるのは割とスピーディーなのですが、続けていくことこそが最も難しいです。考え方や方法も団体によって異なります。

それでも、市内の複数のこども食堂を実施してくれている団体をなんとかネットワーク化できないだろうか。

フードバンクへのボランティアさんをもっと増やすことはできないだろうか。

そんな方策をいつもいつも考えています。

『誰も一人にさせないまち、横須賀』を実現したい。

その為に、政治・行政と市民のみなさまも一丸となって、貧困や孤独を打ち破っていけたらと心から願っています。



三浦半島の首長たちの中で唯一「ごみ減量化」をやる気の無い吉田市長の姿勢を追及しました/2015年予算議会

資源循環部の新年度予算に対する質疑で「市長の姿勢」と「横須賀市の方針」がズレていることを指摘しました

3月9日の予算決算常任委員会(生活環境分科会)では、資源循環部の2015年度当初予算案に対する審査を行ないました。

2015年3月9日の委員会開催をおしらせする掲示板(市役所1階にあります)

2015年3月9日の委員会開催をおしらせする掲示板(市役所1階にあります)


フジノが指摘したことは、

資源循環部がかつての環境部時代からずっと一生懸命とりくんできた『生ごみの減量化』の方針と、吉田市長の姿勢には大きなズレがあるのではないか

ということです。

これはあってはならないことですが、吉田市長の姿勢は『ごみ減量化』に極めて消極的だとフジノは受け止めています。

実際にフジノが行なった質疑を文字起こししてみました。ぜひご覧下さい。

2015年3月9日・予算決算常任委員会生活環境分科会

フジノの質問

『燃せるごみ』に関する排出量は、9万3,601トンとなっております。

「平成27年度一般廃棄物(ごみ)処理実施計画」より

「平成27年度一般廃棄物(ごみ)処理実施計画」より


このうち、本市分の『生ごみ』は何トンあるのでしょうか?



南処理工場長の答弁

9万3,601トンのうち、収集の分が8万7,842トンになります。

『直接搬入』が5,759トンという内訳なんですけれども、このうちの『生ごみ』がどれくらいかというと南処理工場の『ごみ質分析』の中で、4回やっていますけれども、その数値をかけて推計するしか無いと思います。



西郷委員長の発言

それは今、計算で出せますか?

藤野委員、おおよそでよろしいんですよね?

南処理工場長、おおよそで分かれば答弁して下さい。



南処理工場長の答弁

平成25年度の平均値で『生ごみ』が27.2%となっております。

平成26年度は、3回測っておりまして、25%になります。



フジノの質問

予算説明資料29ページをご覧頂きたいのですが、

平成27年度当初予算説明資料・資源循環部よりp29

平成27年度当初予算説明資料・資源循環部よりp29


『減量化・資源化推進事業』の中の『生ごみ減量化推進事業』について関連して伺います。

本市の『燃せるごみ』のうち、25〜27%を有している生ごみをいかに減らすかによって、焼却する量を減らすことができるかがかかっていると思います。

この為の1つの手段が『家庭用生ごみ減量化処理機』かと思うのですが、新年度はどのようにこれをより普及啓発・利用していただく為の取り組みを行なうんでしょうか?



推進課長の答弁

普及の方法でございますが、今まではやはり広報紙ですとか販売しているお店にうちの方のパンフレットを置いて頂いたりとか補助の申請書を置いていただいたりとかしております。

また、ホームページですとかそういったことで、考えられるあらゆる手段を一応やっているつもりですが、やはり委員おっしゃるようにですね、『生ごみの減量化』というのは非常に大切なことですんで、なお一層、力を入れていきたいと思っております。



リサイクルプラザ館長の答弁

今の件で補足でございますけれども、3月21日、『第50回アイクルフェア』が開かれます。

第50回アイクルフェアのチラシより

第50回アイクルフェアのチラシより


その中でもですね、『生ごみ処理機の展示』というのもやりますので、そんな形でも啓発を進めていきたいと思っております。



フジノの質問

『アイクルフェア』が記念すべき第50回ということで、その場でもこの普及啓発をしていただけるということで大変ありがたく感じています。

資源循環部に質問するフジノ

資源循環部に質問するフジノ


『啓発』は『対・一般向け』と『対・事業者向け』と行なっておられるということを伺ったのですが、例えば『小学生のリサイクル学習事業』でもこれはやっておられるんでしょうか?



リサイクルプラザ館長の答弁

『小学生の体験事業』の中身は、まず講堂で『リサイクルプラザ』また『横須賀市の分別』などその辺をまず学んでいただきまして、その後、工場の中を見学すると基本的にはそういう形になっています。

ただ、ガイドの方でですね、口頭でいろいろ『減量化の手法』ですとか『横須賀市の現状』ですとか、そういうこともお伝えしておりますので、「生ごみを減らしていこう」といったことですとか、そういったことも学んで頂いております。



フジノの質問

かねてから、それこそ旧『民生常任委員会』(教育福祉常任委員会の前身にあたる委員会です)に環境部(資源循環部の前身にあたる部です)があった時から、

「小さい時からの啓発が大切だ」ということをお伝えしてきました。環境部のみなさんにも同じ想いを持って頂いたと思います。

そんな中でやはり『燃せるごみ』の4分の1ですよね、4分の1を占めている『家庭用生ごみ』がなんとか減らせれば、大きく本市にも貢献するし、誰にとっても良い結果を生むということだと思うのですね。

その意味で今の質問をさせていただきました。

『小学校』についてはこれでよろしいかと思うのです。ほぼ全校、毎年、見学に来て頂いていますし、こういうふうに堆肥化することもできるんですよという仕組みも知ることができるので。

けれども、『中学校』『高校』に対する啓発というのはどう行われているのでしょうか?



推進課長の答弁

『子どもごみ教室』という名目でですね、中学校から高校にもご案内はさし上げているところです。

「事務概要(平成25年度実績」資源循環部の説明資料部分より

「事務概要(平成25年度実績」資源循環部の説明資料部分より


平成25年度実績では、少学校の他に中学校でも4回。

それから過去、平成21年度になりますが、高校でもやっております。

まあ、なかなか高校は「忙しい」ということでご希望が少ないのですけれども、そういったことで『子どもごみ教室』といったことでご案内を差し上げております。



フジノの質問

ありがとうございます。

引き続き、『子どもごみ教室』の中でぜひ『家庭から排出されている生ごみ』の減量化をさらに訴えていっていただきたいと思います。

先日、新聞報道で知ったのですが、

三浦半島のうち我が横須賀市長を除く各市町の首長が集まって、堆肥化の為の機具である『キエーロ』というものを各まちの首長がご自宅で実際に使っていて、町民や市民に普及啓発を促している

という様子が報じられました。

2014年11月15日・神奈川新聞

葉山発祥のごみ処理器「キエーロ」普及へ 首長と大学がタッグ

ごみ問題の解決に連携して取り組むことを確認した鎌倉市の松尾市長、逗子市の平井市長、葉山町の山梨町長、関東学院の規矩学長、小山副学長(右から)。手前がキエーロ=関東学院大

ごみ問題の解決に連携して取り組むことを確認した鎌倉市の松尾市長、逗子市の平井市長、葉山町の山梨町長、関東学院の規矩学長、小山副学長(右から)。手前がキエーロ=関東学院大

◇学生食堂、寮に導入

ごみ問題をテーマとし、鎌倉市の松尾崇市長、逗子市の平井竜一市長、葉山町の山梨崇仁町長がそろって出席したシンポジウムが14日、関東学院大学(横浜市金沢区)で開かれ、3者と同大が連携し、課題解決に取り組むことを確認した。

同大は手始めに、自然の力だけで生ごみを分解でき、3市町が普及に力を入れる葉山発祥の処理器キエーロを学生食堂、学生寮、運動部寮に導入すると表明した。

学生や市民の関心を高めるため、来年度にはキエーロのデザインコンテストを実施することも明らかにした。

3首長は現状報告で、一般会計に占めるごみ処理費は、鎌倉市が7%、逗子市が13%、葉山町が11%に及ぶことを示し、「ごみを燃やし、埋める費用は、お金を燃やし、埋めていることと同じだ」と強調。

『家庭系の燃やすごみ』の約5割が『生ごみ』であるため、キエーロなど処理器の普及が課題解決の鍵になると訴えた。

 逗子市在住の経済学部3年の男子学生(21)は「ごみのことを気にしたことはなかったが、『ごみ処理経費は金を捨てているのと一緒』と聞いて気が変わった。生ごみは汚いというイメージだったが、自分にもできることに取り組みたい」。不動産業界への就職が決まっている都内在住の同学部4年の男子学生(23)は「近隣住宅同士のごみの苦情も、キエーロを各家庭で使うことで解消できるのではないか。シンポを聞き、新しい発見がいろいろあった」と話していた。

「生ごみがなくなるのが楽しい」「キエーロは世界を救う」-。

自然の力で生ごみを分解するキエーロ。

かねて愛用する3首長はシンポジウムで、“キエーロ愛”に熱弁を振るった。

「最初は妻に『虫がわく』と反対されたが、実際やると全然気にならない。さらに天ぷら油もカレーも処理できるんですよ」

平井竜一逗子市長が使い勝手の良さを力説。

山梨崇仁葉山町長は

「家庭菜園の堆肥に使うとおいしい野菜もできますし。生ごみが消えるのがすごく楽しいんですよね」

と実用例を紹介した。

松尾崇鎌倉市長は

「パーティーで出た生ごみを、もらって帰ったこともある。いつでも快適に埋められるように、うちには今5台ある」

と披露し、会場を驚かせた。

『燃やすごみ』の約半分を占めるのが『生ごみ』。

3首長は、各家庭で『生ごみ』を処理できれば、運搬費用などに掛かる億単位の税金を節減できることや、二酸化炭素などの環境負荷を軽減できることにも言及。

「キエーロは単なる箱だが、世界を救うことができる」(松尾市長)と、可能性を熱く語った。

その上で

「学生寮などで使ってもらい、キエーロ製作ワークショップなどにも関わってもらえたら」

と学生の若い力に期待を寄せていた。

あれは「素晴らしいメッセージだ」というふうに僕は受け止めました。

逆に「何故この場に横須賀市長が居てくれないんだろう」というすごく残念な気持ちにもなりました。

まず、何故、本市長はあの場に居なかったんでしょうか?

サイクリングパンフレットを配布するよりも、よほど意味のあることだと思うんですけれども。

これまで資源循環部が打ち出してきた『生ごみ減量化』のメッセージとも反する気がするんですが、いかがでしょうか?



資源循環部長の答弁

市長が居なかった理由については分かりません。



フジノの質問

やはり、「あの場に市長がおられなかった」ということは本当に残念だと思うんですね。

ぜひそれを挽回すべく、市長には先日もエレベーターの中でお会いした時にこのお話をした訳ですが、

やはり市長が前面に立って「生ごみ減量化っていうのは本当に大切なんだよ」とおっしゃってほしい。

過去の吉田市長の主張というのは、例えば「小さな紙ごみも分別して資源化できるんだよ」という本当に細やかなことをおっしゃってきた。

それが、『家庭用生ごみ』、これだけ25%も占めているのに『減量化』のアピールがあの場ではできなかった。

だから、平成27年度、ぜひアピールを市長が強くしていってほしいと考えているのですが、部長としてはどのようにお考えでしょうか?



資源循環部長の答弁

『キエーロ』についてもうちの補助メニューの中に入っておりますし、市長にも『アイクルフェア』の50回の時に市長も参加するような形になっています。

その中では、『キエーロ』の開発者も来て、『キエーロ』の展示もしますし、電気式の『生ごみ処理機』その他いろいろな製品も並べるようになっています。

ぜひそういう機会も捉えて、アピールしていきたいと思っています。



フジノの質問

予算説明資料29ページの『家庭用生ごみ減量化処理機器購入費補助金』の中に『キエーロ』については含まれているんでしょうか?

平成27年度当初予算説明資料・資源循環部よりp29

平成27年度当初予算説明資料・資源循環部よりp29





推進課長の答弁

コンポストの中に含まれております。



フジノの質問

『キエーロ』そのものはトタン1枚と木の板が数枚あれば、風通しを良くして傾斜をつけて、あとは畑と同じ原理で太陽の光が発酵させるというようなカンタンな仕組みなので、実際にかかる費用そのものはそんなに高くないし、

先日も関東学院大学のみなさんが作っておられる様子が報じられていました。

2015年3月3日・神奈川新聞

生ごみ処理器「キエーロ」
学生寮や食堂に設置 関東学院大生10台製作

協力をしながらキエーロを作る大学生ら=2月25日、関東学院大学

協力をしながらキエーロを作る大学生ら=2月25日、関東学院大学


関東学院大学(横浜市金沢区)の学生が、自然の力だけで生ごみを分解できる処理器「キエーロ」を10台製作した。

横須賀市追浜本町にある学生寮やキャンパスの食堂などに設置。家庭系の可燃ごみの約5割を占める生ごみの削減に向け、大学を挙げて取り組んでいく構えだ。

キエーロは葉山町の夫妻が考案した生ごみ処理器。

横長の木箱に入れた土に生ごみを埋めるだけだが、採光や通風の工夫でバクテリアの動きを活発にし、貝や太い骨などを除き生ごみを完全に分解でき、堆肥化する。

 もともと土の中にいる微生物の力を活用しているので、設置後に追加費用はかからない。生ごみは大半が水分のため、埋め続けてもほとんどかさが増えない。考案者がホームページ上で作り方を公開しているため、関心のある人が日曜大工などで自作できることも特色だ。

関東学院大で製作にあたったのは、大学側の呼び掛けに応じた寮生11人。

作業開始にあたり、学生生活部長でもある小山嚴也副学長が

「キエーロ普及の担い手の一つとして、関東学院が手を挙げた」

と意気込みを表明。規矩(きく)大義学長は

「小さな動きから、大きなうねりができたらいい」

と語った。

学生たちは、建築学が専門の小林謙二教授や大学院生らの指導の下、作業をスタート。あらかじめキットのように仕立ててあった木材を、クギやネジを使って組み立て、仕上げとしてニスを塗った。

約6時間で、予定していた10個を作り上げた。

学生寮や食堂に加え、横浜市金沢区にある体育会の野球部、ラグビー部、陸上部の寮にも設置する。

同市港南区にある同学院の認定こども園にも置いた。

キエーロの中に入れる土は、地盤工学が専門の規矩学長の研究室にある土を活用する。

実際に使用しながら、今後の展開を考えていく方針だ。

関東学院大は昨秋、キエーロ普及に力を入れる鎌倉市の松尾崇市長、逗子市の平井竜一市長、葉山町の山梨崇仁町長を招いてシンポジウムを開催。

連携してごみ問題の解決に取り組むことを確認しており、今回の製作もその一環。

ですから、実際の補助金額というのは少なくて済むと思うのですが、ここに書かれているのが『コンポスト容器30基』。

これだと『目標』としてはとても低く感じるんですね。

例えば、葉山町などですと、資源循環部のみなさんもう把握しておられると思うのですが、「町民の何割まで普及させたい」っていう目標を打ち出しておられる。

すごく、ごみに対する良い意味での危機感の現れだと思うんです。

このコンポスト容器30基分というのは少なすぎませんか?

どうお感じでしょうか?



推進課長の答弁

おっしゃるように『キエーロ』につきましても横須賀市は以前から補助しておりまして、平成22年から補助の実績がございます。

現在まで14基、補助しております。

今年度(2014年度)になりまして、やはり知名度があがってきまして今年度は8基、これまでの14基のうち8基が『キエーロ』補助しております。

おっしゃるように今後も増える可能性ございますんで、全体の中でまた見ていきたいとそう思っております。



フジノの質問

物事にはやはり『流行りすたり』があって、コンポストも一時期本当に流行りましたよね。

今は『キエーロ』という形で、電気を使わない、カンタンに作れるという形で、良い意味で『ブーム』が来ていると思うんです。

ここで一気に普及させることが、『燃せるごみ』の中の『家庭用生ごみ』を減量化することに大いに役立つと思うんです。

今、課長のご答弁の中で「様子をみながら」というお話があったんですが、ぜひですね、単価はとにかく低いので、補助限度額3万円には絶対にいかないはずです。

予備費の流用の範囲で十分に対応できると思いますので、もし要望が多くあれば30基を超えても50基・70基になってもぜひその時はご対応していただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。



資源循環部長の答弁

対応できるような形で動きたいと思っています。

ぜひ予算が足りなくなるような好評になるようになればと思っています。



フジノの質問

繰り返しになるのですが、その為にも『普及啓発』にぜひ力を入れていただきたいと思います。

正直、部長も僕もたぶん同じ意見だと思うのです。

『減量化』できる手段が『電気式コンポスト』であれ『キエーロ』であれ、何でも正直なところいいと思うんです。

ただ今、認知度が急激に上がっていて、かつ各町・各市、首長まであげて訴えているこの波に横須賀市が乗らない手は絶対に無いと思っているんです。

ですので、平成27年度は、特にとにかくこの『普及啓発』『普及宣伝』に力を入れてほしい。

『子どもたちの工作教室』のような形で、どんどん宣伝もしていって頂きたいと思うのですが、その辺りのお考えをお聞かせ下さい。



資源循環部長の答弁

いろいろな機会を捉えて『キエーロ』も含めて、啓発をしていきたいと思いますけれども、『子どもたちの工作教室』というのはちょっと今の段階では難しいのかなとは思っております。



フジノの質問

やっぱりこういう事業には、旗振り役がいて、本当に大学生に教えてあげたり、いろんなところで教えてくれている名人みたいな人(発案者)がいますので、そういった方の講師としてのご活用などもお考えいただいて

そうして『子ども向け』『大人向け』いろんなかたちで、それこそマンション一棟まるまるで10個くらい作って頂くとかそれくらいやって頂けたら、かなりのごみの量が減らせることになると思うので

それはぜひ進めていただきたいと思います。

質疑は以上です。

『キエーロ』は本当にお勧めです。

そして、家庭が出す生ごみがゼロになれば、ごみの焼却量は大幅に減らせます。

当然、ごみに支出する税金も減らせます。

その分の財源をもとに福祉や教育に税金を回すことができます。

もちろん、新たなごみ焼却施設だって規模を小さくできたはずなのです。

それを吉田市長の消極的な姿勢が市民の足を引っ張っています。

フジノはそれが残念でなりません。

市民のみなさま、3月21日には第50回となる『アイクルフェア』が開催されますので、ぜひ遊びにいらして下さいね!

そこでは『キエーロ』実物の展示もありますし、『キエーロ』の発案者もいらっしゃいます。

吉田市長も来場して、果たしてフジノの質疑を受けた上で、果たしてどのような『ごみの減量化』のお話を市民のみなさまに向けて挨拶をするのか、注目したいと思います。

これまで歴代の資源循環部は、ごみを減らす為に一生懸命がんばってきました。

しかし、新ごみ焼却施設ではこれまでの市民のみなさまの分別へ費やして頂いた努力が水の泡になってしまうような側面もあります。

フジノはそれでもあえてごみの分別化・資源化を一生懸命進める道をこのまちは選ぶべきだと固く信じています。

世界を見渡しても、日本だけがごみを燃やし続けています。

異常なくらいに燃やしています。

日本はもっとごみを減らせます。燃やすこともやめることができます。

そのためには、ひとりひとりからスタートしなければなりません。

フジノであり、あなたであり、吉田市長がやらねば何も変わりません。

どうか一緒にごみをゼロにしていく為に、1つずつ一緒に動いていきましょう!

よろしくお願いします!