「お弁当をもってこれない中学生の調査」を質問したフジノの記事も載っています/「よこすか市議会だより」No.20を発行しました

本日「よこすか市議会だより」20号を発行しました

横須賀市議会の公式な議会報告『よこすか市議会だより』がけさ発行されました。

よこすか市議会だより20号

よこすか市議会だより20号


内容は、2~3月に開催された予算議会についてです。

本紙の特徴は

  • 市議会議員がメンバーの『市議会だより編集委員会』が編集をしている

  • 市議会議員自身が記事を書いている

という点にあります。

けさの新聞折り込みに入っておりますので、ぜひご覧ください。

また、横須賀市議会のホームページからもご覧いただけます。こちらをクリックして下さいね。



今回フジノは「こどもの貧困」をあえて取り上げました

『市議会だより』の記事には、もちろんいくつかのルールがあります。

毎回フジノの頭を悩ませているのが、文字数の少なさです。

市議会だよりの記事の文字数のルール

市議会だよりの記事の文字数のルール


会派の人数の多さによって本会議での代表質問の時間が多くなるのと同じで、無会派のフジノには260文字しか記事の文字数がありません。

13年間ただひとり質問を続けてきた『横須賀市議会の質問王』であるフジノ。

そのフジノの質問にはいくつかの特徴があるのですが、その1つが『質問数の多さ』です。

この予算議会でフジノは合計20問の質疑を行ないました。

しかも、この20問の中には、SOGI(いわゆる性的マイノリティとされる方々)に関する質疑を行なったフジノが

2005年の大阪府議会に続いて2016年のこの第1回定例会横須賀市議会の市長答弁というのは「まさに歴史に残る答弁だ」というふうに僕は受け止めています。

と、もろ手を挙げて大絶賛した市長の答弁もありました。

この内容も、日ごろインターネットにアクセスしない・できない市民のみなさまにも知ってほしかったです(*この答弁は、後日正式に横須賀市のホームページにもその内容を載せて頂いたので記事にとりあげるのはやめました)

今でも日本人の大半が情報の入手先はインターネットではなくて、紙ベースの情報(新聞・雑誌など)からです。

ですから『市議会だより』では「あえて特に知ってほしいテーマ」を選んで、記事に載せるようにフジノはこころがけています(だから昨年2回はSOGIに関することだけをあえてとりあげました)

こうしていろいろ悩みに悩んだ結果、

「このまちの『こどもの貧困の現実』を知ってほしい」

という想いを込めて、この質問を選んで記事を書きました。

昼食をとれない中学生の調査継続の必要性

昼食をとれない中学生の調査継続の必要性


本当の質疑応答はものすごく長いのですが、いかんせん260文字しかありません。

紙メディアは本当に難しいですねー!



260文字バージョンではなく、本番はこんな質疑応答でした

そこで、改めてここにその記事には収まりきらなかった、予算議会・本会議での質疑応答を掲載しますね。

20問のうちの1問に過ぎないのですが、それでもかなり長いです。

中学校での昼食を用意できない生徒の調査を定期的に継続する必要性について

教育委員会は、2015年10月、『昼食を用意できない生徒に関するアンケート』を市立中学校の全ての学級担任に対して行ないました。

その結果、毎日昼食を用意できない生徒6名をはじめ、合計51名もの生徒が様々な事情から昼食を食べられずにいることが分かりました。

調査結果を受けて、学校保健課と支援教育課が中学校を訪れ、校長と学級担任にヒアリングを実施、スクールソーシャルワーカーが入り支援の方向を検討、また家庭との面談を継続する等、ようやく支援が入りました。

昼食を用意できない生徒たちの存在を、僕は数年前から複数の教職員の方々から聞いてきたのですが、今回初めて教育委員会が『公的な調査』を行ない、『潜在化していた問題』をデータとしてはっきりと『見える化』させた教育委員会事務局の取り組みを高く評価したいです。

教育委員会事務局は、今回、問題が明らかになった児童と家庭については年度が変わっても継続して対応を行なっていく旨の方針を明確に述べました。

しかし、この取り組みは1度きりでは意味が無く、今後も継続していくべきだと僕は考えています。

質疑するフジノ

中央大学法学部の宮本太郎教授によれば、「日本の生活困窮・貧困は新たな局面」に入っており、貧困の『広がり』は拡大する一方です。

また、「日本の困窮層の特徴として、自分が何故困窮に陥ったか分からないという層が多く、その為、生活困窮者からの声があがらず、問題が解決されないまま、こどもへと貧困が連鎖していく」と、その深刻な『影響』を指摘しています。

大人でさえ、自らの貧困・生活困窮を言語化できず、助けを求められない為に問題は可視化されずにいます。ましてやこどもはなおさらです。

したがって、助けを求める声があがるのを待つ姿勢では絶対にダメで、常に政治・行政の側が積極的に声にならない声をあえて聞き取ろうとする努力を継続的に続けていかねばならないと僕は考えています。

特に『こどもの貧困』は、大人以上に政治・行政が常に問題を『見える化』して、支援もこちらから『アウトリーチ』する姿勢が絶対に不可欠だと考えています。

一問一答形式で再質問に立つフジノ

そこで伺います。

【質問】
『昼食を持ってくることができない生徒に関するヒアリング調査』は単年度の実施にとどめず、中学校への完全給食の導入が実現して全ての生徒に昼食の提供がなされるまでは、ずっと定期的に実態調査を実施すべきではないでしょうか。



教育長の答弁

まず、昼食を用意できない生徒についての定期的な実態調査について、お答えをいたします。

昼食を用意できない生徒がいることについては、憂慮しております。

毎日、または週に2~3回、昼食を用意できない生徒について、学校へヒアリングを実施した結果、昼食を小遣いにしているなどの生徒もいた一方で、家庭環境面での課題が大きく、支援が必要な生徒もいまして、スクールソーシャルワーカーが入り、支援につなげることができました。

今後は、昼食を用意できないという観点も含め、家庭環境面での課題が大きい児童・生徒の状況を教育委員会でしっかりと把握できるよう、調査などの方策を検討してまいりたいと考えております。

次に、その調査結果に基づいて、必ず教職員・指導主事・スクールソーシャルワーカー・児童相談所等がこどもとその家庭への支援を行なっていくべきではないか、とのご質問をいただきました。

家庭環境面での課題が大きい児童・生徒については、食事の点だけではなく、日常生活における様々な面からきめ細かに情報を把握する必要がある、と考えております。

学校・教育委員会・市長部局・その他関係機関でしっかりと情報共有をし、連携して、子どもとその家庭への支援を行なってまいります。

私からは以上でございます。



フジノの再質問

続いて、教育長に『中学校で昼食を用意できない生徒の調査を定期的に実施する必要性』について再質問いたします。

「方策を検討したい」というふうにお答えいただきましたが、もう1度確認させて下さい。

この調査は継続して実施するんでしょうか。

しないんでしょうか。



教育長の答弁

今般、昼食という観点についてそういう切り口で調査いたしました。

先ほど答弁しましたように、昼食に限らず、支援を要するこどもが学校現場にいる、児童・生徒がいるということが、極めて重要ですので、そういった子ども達を把握するための調査、独自でやるのか、他の調査の項目に入れるのかも含めて方法については検討してまいりたい、というふうに思います。



フジノの再質問

「より効果的な方法で調査を実施する」ということで、「その内容を検討する」ということですが、定期的に今後行なっていただくという点については、いかがでしょうか。



教育長の答弁

例えば、国が定めました『いじめ・不登校等に関する調査』も毎年やっておりますので、この件についても、支援を必要とする子どもの調査につきましては、今後、学校現場と相談をしながら、毎年定期的にやっていきたいというふうに考えております。

というものでした。

何故に教育長はハッキリと質問に対して「やります」と分かりやすくお答えいただけないのでしょうか。。。

もしかしたらあまり調査をしたくないのか?

いや、絶対にやらせなくてはいけない!

なんてフジノの想いが全文からだと伝わってきますよね。

『市議会だより』には各会派の代表質問や100条委員会の中間報告や当初予算案を修正して決議したことなどが分かりやすく記されています。

ぜひご覧くださいね!



「毎日学校にお弁当を持ってこれないこども」が存在する横須賀の現実/ようやく1つの危機的状況に公的な支援が入りつつあります

*とてもデリケートな問題なので、これまでブログで報告せずにきたことがあります。本日ようやく一定の目途がついたので、初めてまとまった形でご報告いたします。

「お弁当を毎日持ってこない生徒がいる」という先生方の危機感から全ては始まりました

教職員の方々と意見交換をする機会が多いフジノは

「学校にお弁当を持ってこれない生徒がいる」

と複数の先生から5~6年前から聴いていました。

つまり、市内の複数の中学において、何らかの事情でお弁当を持ってこられないこどもたちが複数存在しているのです。

また、ひとり親家庭や貧困世帯とされる方々からもふだんからお話を聴いている中で

「どれだけ家計が苦しくても親としてはお弁当だけは持って行かせる」

「こどもが学校で恥をかいたりいじめられない為にも、自分の食費は削ってでもお弁当だけは作る」

と伺ってきました。

かねてから貧困問題を取り上げてきたフジノですから(例えばこちらこちらをご覧ください)、客観的なデータとして横須賀の子どもの貧困が深刻であることは理解しています。

  • お弁当を持ってこれないこどもがいる現実を複数の先生が数年前から訴えている
  • 例え貧しくとも家計が厳しくとも親としてはこどもにお弁当を作って持たせる傾向がある
  • それでもお弁当を持ってこられない生徒の姿というのは何か

フジノが推論したのは、とても危険な現実でした。

お弁当を持ってこれないこどもが何故存在するのか、フジノの推論


  • 作ってあげたいのが親の心理であるにもかかわらず、それでもお弁当を作ってあげられないほどに『貧困状態』にある


    →本来ならば受けられる制度(『児童扶養手当』『就学援助』『生活保護』など)を受けていない世帯があるのではないか

  • 作ってあげたいのが親の心理であるにもかかわらず、それでも作れない精神的・身体的な状態の親がいる


    →家庭への支援が必要なのにスクールソーシャルワーカーやスクールカウンセラーの支援さえ受けられていない世帯があるのではないか

  • 作ってあげたいのが一般的なの親の心理であるにもかかわらず、『あえて作ろうとしない親』がいる


    →児童虐待の1つの類型である『ネグレクト(育児放棄)』『経済的虐待(生活費をとりあげる)』が起こっているのではないか

ソーシャルワーカーのはしくれとしてフジノは「誰が具体的に食事を摂れていないか」を把握して支援をスタートさせつつも、同時に、市議会議員としてフジノはもっと大きなセーフティネットをかける必要性を感じていました。



中学校給食の導入で「セーフティネット」をはろうとしたのですが、市長・教育長は動きませんでした

そこでフジノは前回の市長選挙において、反貧困・セーフティネットとしての『中学校給食の導入』を選挙公約に掲げた広川さとみ候補を応援しました。

結果は、残念ながら落選

しかし、選挙直後からこの問題について教育委員会事務局と意見交換を続けました。

当初、教育委員会事務局は「給食は反貧困の為では無い」「給食はセーフティネットではない」と固く拒み続けました。

水面下での意見交換では進展が無いので、本会議や委員会の場でもあえてフジノは取り上げました。

2013年12月議会・フジノの一般質問


フジノの質問

子どもの食の『セーフティネット』としての中学校への給食導入に対して、どのようにお考えか?

市長の答弁

中学校給食について、子どもの食のセーフティネットとしては捉えていません。
 
中学校においては、家庭からお弁当を持参できない場合に、パンやお弁当を注文できるスクールランチを実施しています。このスクールランチの充実を図っていくことで、中学校給食のニーズにこたえていただけると考えています。

事務方が「セーフティネットではない」という姿勢なのは承知の上で、もしかしたら市長の考え方は違うかもしれない...というのは甘い期待でした。

やはり市長も「セーフティネットではない」という姿勢を取り続けました。

ねぎしかずこ議員も同じ問題意識を持ち、同様の質問を市長・教育長の両者に行ないましたが、ひどい答弁に変わりはありませんでした。

2014年9月議会・ねぎし議員の一般質問


ねぎし議員の質問

加古川市中学校給食検討委員会の報告書の中には、困窮家庭やネグレクト家庭等、昼食を食べたくても食べられない子どもにとっての給食の重要性についても考える必要があると指摘されています。

給食が全員喫食で実施されると、給食費が就学援助の対象となる為、子どもが家庭の経済状況等に左右されずに、全員が同じように昼食を安心してとることができることになる。給食の実施は、貧困や虐待から子どもを守るセーフティネットの1つの役割を果たすことができるとも言えると記されています。

本市でも、子どもの貧困の問題は深刻であるはずです。日本の子どもの6人に1人は貧困だと言われておりますが、横須賀市ではどうなのでしょうか。

横須賀市の子どもの貧困の状況と中学校完全給食の実施がもたらす貧困解消への効果についての市長と教育長のお考えを聞かせてください。

市長の答弁

私は、中学校給食の実施が貧困の解消につながるとは考えていません。

教育長の答弁

私も、中学校における完全給食の実施が貧困解消につながるとは考えておりません。

これが横須賀市長と教育長の現実認識だったのです。

フジノは昨年(2015年4月)の市議会議員選挙でもこどもの貧困対策等4つの観点から中学校給食の導入等を公約として掲げました。

これらを重点政策として掲げて再選されれば、こどもの貧困対策の重要性を市長たちに再認識させることができると考えたからです。

そして再選され、改めて反貧困の取り組みを様々な形で提案し続けてきました。



全く別の角度から市長たちの認識を変えるチャンスがやってきました

ある時、事態が動くチャンスがやってきました。

教育委員会が『学校給食のニーズを見極める為のアンケート調査』をこども・保護者・教職員・市民を対象に行なうことが決まったのです。

「やっと正式にデータとしてこどもたちの現実を把握できるチャンスがやってきた!」

とフジノは感じました。

そこで教育委員会事務局に

「アンケートの設問に『お弁当を持ってこられない児童をみたことがあるか』と必ず入れて下さい!」

と要請をしました。

そして教育委員会事務局はそれを受け入れて、教職員への設問としてその項目をアンケートに加えてくれました。



ついに初めて「公式なデータ」が出ました!

その結果が出た時、教育委員会事務局は変わりました。

議員向け事前説明資料(教育委員会)「中学校の昼食(給食等)に関するアンケートの結果(速報)」

議員向け事前説明資料(教育委員会)「中学校の昼食(給食等)に関するアンケートの結果(速報)」


2015年11月。

やはり『お弁当を持ってこられないこどもたちがいる』というアンケート結果が出たのです。

教職員の回答「昼食を用意できずに食べられない生徒がいる」→「いる」31.9%

教職員の回答「昼食を用意できずに食べられない生徒がいる」→「いる」31.9%


もともと教育委員会事務局のみなさんは、教職員出身ですので、こどもたちを想う気持ちは人一倍強い方々ばかりです。

子どもの貧困の現実に対する認識を一転させました。

生徒の回答「昼食を食べない」

生徒の回答「昼食を食べない」


『速報』の段階でアンケート結果の報告を受けたフジノは

「お弁当を持ってこられないこどもが誰なのか、すぐに個人を特定してほしい」

「その家庭がどういう状況なのか調査してほしい」

「その家庭に必要な支援に早急に取り組んでほしい」

と3点要望しました。

アンケートそのものは『匿名回答』だったので、先生が誰で、生徒が誰なのかを把握できません。

そこで「全ての教職員に対して追加調査を行ない、2015年12月議会で必ず結果を報告します」と約束をしてくれました。



「全教職員向けの追加調査」を教育委員会事務局は実施しました

本当に短い期間しか無かったのですが、教育委員会事務局は約束を果たしてくれました。

そして市議会に提出されたのが、下の資料です。

2015年12月議会・教育福祉常任委員会へ出された報告(教育委員会より)

2015年12月議会・教育福祉常任委員会へ出された報告(教育委員会より)


具体的な中身がこちらです。

調査結果「昼食を用意できない頻度ごとのこどもの人数」

調査結果「昼食を用意できない頻度ごとのこどもの人数」


頻度は異なれど、51名のこどもたちがお弁当をもってこられないでいる事実が、初めて公式の場で明らかになりました。

さらに切ない現実が下の回答に表れています。

「昼食を用意できない生徒への対応」

「昼食を用意できない生徒への対応」


昼食を用意できない生徒に対して、先生がお弁当を買ってきてあげたり、先生や他の生徒がお弁当を分けてあげているのです(涙)。

これを読んだ時、こどもたちと現場の先生たちにフジノは政治家として申し訳なくて申し訳なくてたまりませんでした。

事前ブリーフィングの場での3点の要望は公式な場でのものではなかったので、あえて教育福祉常任委員会でも『質疑』として取り上げました。

「教育委員会だけでなく、児童相談所もこの問題の解決にかかわるべきだ」と考えたからです。

2015年12月議会・教育福祉常任委員会での質疑

フジノの質問

『昼食を用意できない生徒に関するアンケートの結果(追加調査)』について質問です。

事前ブリーフィングの時にも「これは大変重要なアンケートですのでぜひ委員会でも報告したい」という課長のお話を頂きましたが、実際に提出していただいた結果を見ても、大変驚く内容でした。

『昼食を用意できないと思われる理由』の中で、『保護者の仕事の都合や親が子どもの食事に無関心、家庭の経済的な理由で子どもたちに食事を与えない』というのはネグレクトに当たらないか、と僕は感じたのですが、児童相談所的にはこれをどんなふうに受けとめますか。

児童相談所長の答弁

この言葉、文字から想像するに、いわゆる『ネグレクト』という慨念が当てはまるかと思います。

フジノの質問

僕は先ほどの課長の答弁を聞いていて「これから個人を特定して、担任を訪れてヒアリングをしていく」というのを聞いて、少し焦ってしまっているのです。

「もう早急な介入が必要ではないか」と思うのです。

今日、教育福祉常任委員会の場で、教育委員会の問題意識とこども育成部・児童相談所の問題意識を共有できたので、教育委員会だけの問題とせずに児童相談所も一緒になって動いてほしいと思うのです。

課長、児童相談所長、お二人とも御意見をお聞かせください。

学校保健課長の答弁

先ほども答弁申し上げましたとおり、この数字につきましては非常に重い数字と受けとめていますので、まずは学校が、担任が保護者とのやりとりが既にあるものがございますので、そこもよく十分把握しながら、今、委員から御提案のごさeいましたように、場合によっては児童相談所等との連携も視野に入れながら対応していきたいと考えています。

児童相談所長の答弁

児童相談所がいきなりいわゆる介入という形で入るのがよろしいのか、それとも学校現場、学校の教員にまずはいったんお預けし、その中で児童相談所がどのような形でかかわれるのか、そういった部分から協議を始めた中で、必要に応じて児童相談所は入っていきたいと考えております。

フジノの質問

僕からすると、これはもう本当に『通告』を今受けたのと同じなのかなと受けとめています。

これだけ公の場ではっきりと統計が出されて、そして大人がみんなこの状況を今知っているわけですから、それをすぐに動かなかったら…

これはもう中学校給食の話とは全然別の次元の課題だと受けとめていますので、ぜひ教育委員会、児童相談所、早急に協議をしていただきたいと思います。

こうして委員会質疑を通して、この問題は教育委員会だけが抱え込むべきではなく児童相談所も共有して取り組むべきだという認識を共有することができました。



2015年12月、ついに詳細な調査と支援がスタートしました

委員会終了後、教育委員会事務局はすぐに動き始めました。

2015年12月中に、教育委員会事務局は『毎日お弁当を持ってこられないこどもたち』の調査を終えました。

まず『最も危機的な状況にあると考えられるこどもたち』への支援から取り組みはじめたのです。

毎日昼食を用意できない生徒6名の事情と、対応策

毎日昼食を用意できない生徒6名の事情と、対応策


年が明けて2016年1月、教育委員会事務局は『週2~3日お弁当をもってこられないこどもたち』の調査を終え、必要な支援をスタートしました。

週2~3回昼食を用意できない生徒7名の事情と、対応策

週2~3回昼食を用意できない生徒7名の事情と、対応策

こうして、数年間にわたる取り組みによってようやく危機的状況にひとつメスが入ったと言える状況になりました(まだやらねばならないことはたくさんありますが)

本日開催された教育委員会定例会で、1枚のペーパーが出され、報告が行なわれました。

2016年2月5日開催の「教育委員会定例会」会場にて

2016年2月5日開催の「教育委員会定例会」会場にて


5名の教育委員会委員メンバーからは、それほど質問は出ませんでした。

けれどもこの問題の深刻さと何年もかけてここまできたことを知っているフジノは、教育委員会事務局(特に学校保健課のみなさん)を心から評価したいと感じています。



けれども「こどもの貧困」対策はまだまだやらねばならないことが山積みです

これからやらねばならないことがたくさんあります。

まず、先生方の生の声を聴いてきたフジノからすると、今回のアンケート結果は「少なすぎる」と感じています。

アンケートでも汲み上げることができなかった現実があるのではないかと感じています。

声にならない声を聴きとる為に、もっと現場に入っていかねばならないと感じています。

次に、「どんなに家計が厳しくてもこどもにお弁当だけは持たせる」という保護者の方々の貧困は、全く解決されないまま手つかずになっています。

どんなことがあってもこどもを守りたい、親である自分は食べなくていいからこどもにだけは食べさせたい、そんな親御さんがたくさんいます。

こうした貧困を打ち破らねばなりません。

まだまだやらねばならないことがたくさんあります。

どうか市民のみなさま、このまちの厳しい現実を知って下さい。

助けねばならないこどもや家族がたくさん存在しています。

教育委員会、児童相談所、新たに立ち上がった『フードバンクよこすか』、様々な支援が動き出してはいます。

全力であらゆる手段を総動員してあたらねばなりません。



横須賀だけでは解決できません。この国の仕組みを変えるべきです

けれどもこの問題の深刻さは、もっと根本的な解決がなされねばなりません。

ひとつのまちだけの問題ではありません。

どうか今の政治の在り方を変えて下さい。

まずこどもたちが守られる、優先順位はこどもの命と暮らしを守る政治を市民のみなさまが選んで下さい。

いち市議のフジノができることには限界があります。

ここまで来るのにも数年かかってしまい、こどもたちや保護者の方々には本当に長い間ご苦労をおかけしてしまいました。

変わるべきは、今のこの国の在り方です。

こどもの命以上に優先されていることが多すぎます。情けないです。

どうか市民のみなさまが気づいて、そして今の政治の在り方をどうか変えて下さい。お願いします。



中学校のお昼の「牛乳代の値上げ」が決定されました/教育委員会定例会(2015年1月)

教育委員会・定例会(1月)へ

けさは『横須賀市教育委員会』『定例会』が開かれました。

教育委員会定例会の会場にて

教育委員会定例会の会場にて


横須賀の教育をどのようにしていくかを決める最高機関がこの『教育委員会』です。

それなのに、毎月開催されている『定例会』はいつもフジノ以外は傍聴ゼロ

そこで勝手に『教育委員会を傍聴しよう!キャンペーン』を数年前から始めました

ツイッターやブログで呼びかけているのですが、それでもずっとゼロ記録が続いています。

今日もまたゼロでした。無念です。

しかし、そもそも時間設定がおかしいです。

平日の朝に開いて、働いている会社員の方々や自営業のみなさまはいくら教育に関心があっても傍聴はムリです。

教育委員会ホームページの会議録のコーナーより

教育委員会ホームページの会議録のコーナーより


終わった後に『教育委員会』のホームページで公開される議事録は、以前よりはスピードアップこそしてきたものの、2ヶ月も遅れて公開されたものを誰が読むのでしょうか。

そこでフジノは、インターネット生中継・録画中継の導入を提案しています。

前教育長は、フジノの教育委員会改革に賛同して下さったいました。

けれども新しい教育長に交代してからは、すっかりその動きは消えてしまいました。



中学校でお昼に飲んでいる「牛乳の値上げ」が決められました

本日の『教育委員会・定例会』のプログラムは下のとおりです。

2015年1月定例会の議事次第より

2015年1月定例会の議事次第より


また1つ、新たな『値上げ』が決められました。

横須賀市の中学校では『ミルク給食』という名前の、フシギな給食があります。

毎日お弁当を自宅から持ってこさせるのですが、牛乳だけは中学校側が用意しているのです。

この牛乳代が値上げされることになりました。

議論はほとんどなく、あっけなく全会一致(全員賛成)で決定してしまいました。

中学校ミルク給食費の改定について

本市の市立中学校では、現在ミルク給食を実施していますが、2015年4月からミルク給食費を改定し、年間の飲用本数を変更します。

  1. 改定内容
    • 給食費(年額)7,700円(変更前6,050円 *2002年度~)

    • 年間で飲める本数 154本(変更前121本)
      *2014年度のミルク単価(県内共通)で計算した本数です、2015年度の単価が変わった場合、飲める本数も変更になります。



  2. ミルク給食について
    • 給食費(年額)をミルク単価で割った本数が、年間で飲める本数になります。

    • 学校給食用のミルクは国が定めた制度のもとで供給されており、ミルク単価は『県内共通』です(単価は毎年変更になります)。



  3. 改定する理由
    • ミルク単価(県内共通)が毎年少しずつ上がってきた為、飲める本数が減り、年間を通じてミルクを提供することができない状況です。
      (*2002年度157本 → 2014年度121本)
    • 教育委員会では、生徒の健全な心身の発達の為にもミルクの提供は、年間継続して実施することが望ましいと考え、過去の実績などを参考に、年間150本以上提供することを目安に変更することにしました。



  4. 保護者への周知
    • 改定内容等につきまして、現・中学校1〜2年生の保護者には、中学校を通じて文書でお知らせしています。

    • 新・中学校1年生(現・小学校6年生)の保護者に対しては、入学説明会において、改定があることを伝えるとともに、2015年4月にあらためて、中学校を通じて文書で周知いたします。



  5. その他
    • 小学校の給食費は、現時点では改定の予定はありません。

「牛乳が市場で値上がりしているので、中学校で出している牛乳も年間1,650円、値上げさせてほしい」という議案だった訳です。

フジノとしては、昨年1年間、栄養学を必死に勉強しました。

そんな中で、『児童生徒が健康に成長する為に必要なカルシウムなどの栄養素を摂る為には、決して牛乳ではなくても良い』という結論に至りました。

実際に、全国の小中学校の中には牛乳を廃止したところもいくつもあります。

そうした栄養学的な議論は無いまま(というか質疑も議論も特に無いまま)、あっけなく教育委員会定例会で値上げが全員一致で決まったことに強い違和感を抱きました。

「やっぱり市民のみなさまの厳しい目が入らない中では、こんなものなのだろうな」とも感じました。

「こどもたちには牛乳が当たり前」というのは、過去の話です。

もっと広い視点で検討しなおしても良かったのではないかとフジノは感じています。

いずれにしても、今年から『値上げ』が決まりました。

ここ数年間は、教育に限らず、あらゆる分野において『値上げ』ばかりです。

市民のみなさま、どうか教育委員会定例会の傍聴にいらして下さいね。

スケジュールは毎月フジノがブログやツイッターでお知らせしておりますので…。

このままゼロが続けば、市民のみなさまは教育には関心が無い、教育委員に任せておけばそれでいい、そんなふうにも受け取られかねません。

どうか、傍聴にいらして下さいね。



後日談:2月10日に全議員宛に教育長から実施の報告がなされました

フジノが上に記した内容と全く同じ事柄が、2月10日に教育長から全市議会議員宛に報告されました。



【7:15現在の最終報告】被害報告なし、自主避難された方々は帰宅されました/台風19号(2014年)

市議として公式なおしらせ

7時15分現在、市民安全部危機管理課と情報交換をしました。また、同じ内容がプレスリリースもされていますので、横須賀市としても公式な発表となります。

前回(21:30)の報告以降、現在に至るまでの横須賀市の状況をお伝えします

【本日の学校について】

  • 既報 14日(火)は、市立小・中・総合高校・特別支援学校は『秋休み』の為、もともとお休みです。
  •      

  • 新規 公郷中学校と長井中学校の2校は「秋休み」ではありませんので、通常通り、今日は授業があります。

【被害状況】

  • 新規 07:15現在 台風19号に関連する直接の被害は、下の『停電』を除いてありませんでした。
  • 既報 17時台に市内約2000世帯で停電が起こりましたが、19:26には「全て復旧した」と東京電力から連絡を受けました。

【避難情報】

        

  • 新規 自主避難をされていた方々は、みなさま帰宅されました。

【気象情報】

         

  • 新規 02:37 気象警報として、横須賀市に出されていた『大雨・洪水警報』は解除されました。
  •      

  • 新規 05:02 気象警報として、横須賀市に出されていた『暴風警報』『雷注意報』は解除されました。
  •      

  • 新規 07:15現在 『波浪警報』『強風注意報』は継続しています。引きつづき、海辺を通行する時はご注意下さい。

【横須賀市の対応】

  • 新規 14日(火)07:00 『災害警戒本部』を廃止しました。

市職員のみなさま、おつかれさまでした

副市長はじめ、合計270名の市職員のみなさん、おつかれさまでした。

まだ残務がありますが、帰宅できる方はお体を休めて下さい。

引き続き、平日なので再び出勤される方も少しでも休息をとって下さい。

市民のみなさま、「波浪警報」は継続中です

市民のみなさま、被害の何も無い火曜日を迎えることができて本当に良かったです。

また、引き続き『波浪警報』は出されたままです。

どうか海辺を通行する時には、十分に注意して下さいますようお願いします。

以上で、台風19号に関する速報は全て終わりです。

今回の横須賀市の対応をしっかりと検証して、改善すべき点は改善し、良かった点は継続していきます。

【21:30現在の速報】市立小中高校(公郷中・長井中を除く)・特別支援学校は「秋休み」の為、明日はお休みです。自主避難はその後ありません/台風19号(2014年)

市議として公式なおしらせ

21時30分現在、市民安全部危機管理課と情報交換をしました

前回(19:20)の報告以降、現在に至るまでの横須賀市の状況をお伝えします

【明日の学校について】

  • 新規 14日(火)は、市立小・中・総合高校・特別支援学校は『秋休み』の為、もともとお休みです。

    *公郷中学校と長井中学校の2校は「秋休み」ではありませんので、通常通りです。

【被害状況】

  • 新規 19:26 市内の停電は「全て復旧した」と東京電力から連絡を受けました。
  • 新規 21:30現在 その他の被害は、ありません。

【避難情報】

  • 新規 21:30現在 横須賀市から避難の指示は出していません。
  •      

  • 新規 21:30現在 新たな『自主避難の申し出』は、その後ありません。
  • 既報 「自主避難をしたい」との申し出が4世帯8名の方々からあり、自主避難されています。

【気象情報】

         

  • 既報 気象警報として、横須賀市に『大雨・洪水・暴風・波浪警報』『雷注意報』は引き続き出されたままです。

【横須賀市の対応】

  • 新規 20:00 予定どおり『災害警戒本部』の参加部局を拡大(選挙管理委員会事務局・監査委員会事務局・議会事務局を除く全部局)しました。

    合計270名の体制となりました。

  • 新規 14日(火)07:00 『災害警戒本部』会議を開催する予定です。

また、新たに『横須賀市ホームページ』に新たに台風19号に関するコーナーが設置されました。

横須賀市ホームページ表紙より

横須賀市ホームページ表紙より


このような内容が掲載されています。

「台風19号に関する情報」コーナーより

「台風19号に関する情報」コーナーより


以上です。

何らかの動きがあれば、必ずお伝えします

現時点でフジノがお伝えできる情報はこれが全てです。

引き続き、何らかの動きがあり情報が入りしだい、お伝えします。

以上です。

【9時30分現在の速報】現時点では「避難所の設置」は無し、けが人ゼロ、通行止めもなし/台風18号(2014年)

市議として公式なおしらせ

9時30分現在、市民安全部危機管理課と情報交換をしました。

23時半から9時半現在までの横須賀市の状況の変化をお伝えします

  • 新情報 7:00 予定通り『災害警戒本部・第1回会議』を開催しました。
  • 新情報 市立小・中・特別支援学校、市立幼稚園、市立総合高校は『臨時休校』となりました。
  • 新情報 7:40 『土砂災害警戒情報』が発令されました。
  • 新情報 発令前までは、市民の方からの避難の希望や要請などをはじめ、問い合わせ等の電話はゼロ件のままでした。
  • 新情報 発令後、市民の方からの数件の問い合わせ等の電話が入っています。
  • 新情報 市が把握している限り、自主的に避難所を開設している所はありません。
  • 新情報 市も9:30現在では、避難所を開設する予定はありません。
  • 新情報 9:30現在、市内道路で通行止はゼロです。
  • 新情報 10:00〜 『災害警戒本部・第2回会議』を開催する予定となりました。

それからもう1つ。

けさになってから横須賀市ホームページに『台風18号に関連する情報について』のコーナーが新たに設置されました。

「台風18号に関連する情報について」のコーナーが設置されました

「台風18号に関連する情報について」のコーナーが設置されました


現時点での内容は、下の画像のとおりです。

現時点での内容

現時点での内容


フジノが把握している公的な情報は、現時点ではこれが全てです。

個人的な想いとしては、テレビの気象ニュースなどの情報から、あと1〜2時間くらいで横須賀への暴風防雨はおさまってくれるのではないかと願っています。

崖などのそばに暮らしておられる方々へ

崖などのそばに暮らしておられる方々は、豪雨や台風のたびにとてもご心配かと思います。

現時点では、避難所は開設していません。

でも、行政センターなどの公的機関はオープンしています。

「ご自宅に居るのは不安だから避難したい」という場合には、ぜひもよりの行政センターなどにいらしてください。

また、この強い雨の中、行政センターなどに行くのは困難だけど心配な方には、『ささやかな行動だけど、効果のある減災方法』として次のことをおすすめします。

  • 平屋にお住まいの方は、崖から一番離れた部屋に居て下さい。
  • 2階建てにお住まいの方は、1階ではなく2階に居て下さい。

さて、これからも1〜2時間は強い雨が続き、雨がしみこんだ崖地や斜面地などについては、引き続き注意が必要かと思います。

ご心配・ご不安なことがあれば、市役所にいつでもお問い合わせください。

よろしくお願いします!

幼保小中高・学童保育・市職員向け「性的マイノリティ研修会」を開催!「Re:Bit」のみなさんが講師を引き受けてくれました/読売新聞が報じました

幼小中高・学童保育担当者向けに性的マイノリティ研修を開催

先日お知らせしました『性的マイノリティ研修会』が、昨日、横須賀市役所にて開催されました。

12月10日、世界人権デーにあわせての開催です。

横須賀市役所

横須賀市役所


早稲田大学公認学生団体『Re:Bit』から4名の方々を講師に迎えて、お話を伺いました。

LGBT問題を切り口に『互いの違いを受け入れられる社会』を団体の理念として、現在『Re:Bit』は主に2つの活動を行なっています。

  1. 出張授業
  2. LGBT成人式

フジノにとって『Re:Bit』さんの存在は『LGBT成人式』を実現した団体というイメージがありました。

学生団体(フジノの母校です)ながら、大人顔負けの素晴らしい活動をしているみなさんです。

ただ、都内の活動がメインのように感じていて、まさか横須賀で活動をご一緒できるとは想像したことがありませんでした。

それが急転したのは昨年11月のことです。

『Re:Bit』が行なった出張授業に、横須賀市教育委員会の担当者の方が参加しました。

感銘を受けた担当者の方が「ぜひ横須賀でも実施したい」と強い想いを持ちました。

その強い想いが叶って、今回の研修が実現したのです。

嬉しいです!

横須賀市と『Re:Bit』のタッグは必ず良い化学反応をもたらします!

満員の研修会場

満員の研修会場


会場である市役所5階の正庁は、120名の参加者で満員になりました。

小中学校・高校の教職員が70名、幼稚園・保育園・学童保育・市職員が50名です。

パワーポイントより「相談しやすい先生って?」

パワーポイントより「相談しやすい先生って?」


日高庸晴先生(宝塚大学)の調査研究の結果も、資料として配布しました。

パワーポイント「相談を受けた際のポイント」より

パワーポイント「相談を受けた際のポイント」より

質疑応答の時間は、熱心に対話が行なわれました

質疑応答の時間は、熱心に対話が行なわれました





翌朝の読売新聞が報じてくれました!

この様子を翌朝の読売新聞が報じてくれました。

2013年12月10日・読売新聞より

2013年12月10日・読売新聞より


以下、全文を引用します。

性的マイノリティー、110人学ぶ

横須賀市内の教育関係者が性的マイノリティー(少数派)への理解を深めるための研修会が10日、横須賀市役所で聞かれた。

教職員ら約110人が出席し、同性愛者や性同一性障害の大学生の団体『Re:Bit(リビット)」』の4人から体験談などを聞いた。

大学4年生の山下昂さん(23)と小川奈津己さん(24)が、同性愛者や、体と心の性が一致しない人たちを意味する『LGBT」』について説明。「『LGBT』は20人に1人、不登校は10人に100人に1人という調査結果もある」と語った。た」と語った。

女性同性愛者の大学4年生(22)は「高校生の時、友人に告白したら、『もっと早く言ってくれればいいのに』と受け止めてくれ、救われた」と話し、手術を受けて戸籍を女性から男性に変更したという大学2年生(21)は「絶望もしたが、『大丈夫』『応援している』という友人や先生の言葉に支えられた」と振り返った。

4人は会場の教職員らに「皆さんのそばにも、こんな子がいると思っていただければうれしい」と訴えた。

閉会後も、講師のみなさんと会場の参加者の方々が残って、意見交換が続けられました。

みなさんと一緒に

みなさんと一緒に


いわゆる『性的マイノリティ』とされる方々に対する理解をより広く深くしていく為に、これからも横須賀市は取り組みを続けていきます。



教育委員会が「性的マイノリティに関する研修会」を開催!/幼小中高・学童保育等の担当者と市職員が対象

明日、研修会が行なわれます!

教育委員会から、全市議会議員向けに報告がなされ、プレスリリースも行なわれました。

ついに明日行なわれる早稲田大学公認団体『Re:Bit』のみなさんによる『性的マイノリティに関する研修会』のお知らせです!

性的マイノリティに関する研修ついて

このたび、横須賀市内の教育関係者を対象に性的マイノリティに関する研修を開催しますので、ご案内いたします。

  1. 日時・場所
    • 2013年12月10日(火)午後3時30分〜
    • 横須賀市役所正庁(本館5階)
  2. 対象
    横須賀市立幼稚園、小・中学校、高等学校、特別支援学校の人権教育担当者 横須賀市内私立幼稚園、横須賀市内保育園、学童保育所等の担当者 横須賀市役所性的マイノリティ関係課職員

  3. 講師
    早稲田大学公認学生団体「Re:Bit」

  4. 内容
    「多様なセクシュアリティの子どもと教育現場」

    • メンバーの学生時代の経験
    • 教育現場に求められること

  5. 経緯
    横須賀市教育委員会では、平成20年度以降、市民部人権・男女共同参画課と連携しながら、性的マイノリティに関する研修や当事者との懇談会等を実施して参りました。

    【2011年度】

    【2012年度】

    • 厚生労働省エイズ動向委員会委員:宝塚大学看護学部准教授 日高庸晴氏による教職員向け研修会(演題:「教育現場でのセクシュアリティ」)を実施
    • 市民向け人権セミナーを開催(講師:SHIP 代表 星野慎二氏)
    • 性的マイノリティ関係課長会議の開催

フジノは、教育委員会のみなさんが一生懸命この企画に取り組んで下さったことにこころから感謝しています。

実は、学生団体『Re:Bit』の存在は、昨年に教育委員会からフジノは教えて頂きました。

そして、今年4月28日に開催された『東京レインボープライド2013』を訪れて、『Re:Bit』の方々と初めてご挨拶させていただきました。

東京レインボープライド2013での「Re:Bit」のブース

東京レインボープライド2013での「Re:Bit」のブース


『LGBT成人式』などの活動は承知していたのですが、その他にも良い取り組みを多数行なっていらっしゃいます。

明日がとても楽しみです。

一人でも多くの方々が参加して下さることを願っています。

そして『Re:Bit』のみなさん創立4周年おめでとうございます!

明日はよろしくお願い致します!



「横須賀市民ミュージカルを作る会」(SUKAミュー)が新たなスタート!/ミュージカル「Here’s your world!〜横須賀美術館の夜〜」が上演されました

市民が創りだしたオリジナルのミュージカル

文化会館大ホールで開催された『横須賀市民ミュージカル(SUKAミュー)』を観てきました。

昨日2公演、本日1公演の2日間の為、今日がまさに千秋楽です!

文化会館前にて

文化会館前にて


『横須賀市民ミュージカル(通称SUKAミュー)』とは何か?

ホームページからこれまでの歴史を引用してみます。

2001年、横須賀在住の専門家たちが中心となり、「横須賀を舞台にした世界に1つしかないオリジナル作品を作ろう」という主旨で『横須賀市民ミュージカルを作る会』を立ち上げた。

2006年に活動休止となるが、2009年、『横須賀青年会議所(JC)』との共催公演(4年間の期限付)が決まり、活動を再開。

そして、2012年、横須賀青年会議所との共催公演が終了。

新体制で2013年公演を目指す。

現在はミュージカルという1つの舞台を幅広い世代で作り上げる事によって世代間の交流を生み、横須賀を題材とすることで、横須賀の歴史・文化を再認識し、横須賀を元気にして行こうという目的で活動をしている。

10年を超える活動の中で、活動休止が3年間あったり、『青年会議所(JC)』に力を借りて4年間限りの共催をしたりということもありました。

今年2013年度からは、新しい体制、つまり完全に市民の力でオリジナルのミュージカルを作ることになり、再スタートを切ったのです。

そんな『SUKAミュー』をとても応援したいとフジノは思いました。

今日を迎えるまでにも、いろいろな場でPR活動も行なってきたようです。




上の動画は5月のカレーフェスティバルでのパフォーマンス




上の動画は、7月の『衣笠夕涼み市』でのパフォーマンス。




上の動画は、ダイエーでのパフォーマンス。




最後の動画は、2013年度のキャスト募集の動画です。



「Here’s your world!〜横須賀美術館の夜〜」

今年のタイトルは

『Here’s your World!〜横須賀美術館の夜〜』

です。

物語のあらすじ

横須賀美術館で『世界のおとぎばなし展』を開催中。

誰も知らない真夜中の美術館では、夜ごとに絵の中の者たちが動き出し、いい絵になる為のレッスンに励む。

ある皆既月食の夜、そんな絵の中の世界に入り込んでしまった女子大生の美姫。

一方、あるきっかけから『月と地球の精』が現れ、彼らの出現により美術館の絵の中に新たな世界が生まれる・・・

パンフレット

「Here’s your world」のパンフレット


ステージの幕が開きました!

ミュージカルの開幕です!

ミュージカルの開幕です!


スタートからラストまで、役者のみなさんの演技はマックスでした。

そして、予想をはるかに上回る、素晴らしい作品に仕上がっていました!

客席の中にもメンバーが!

客席の中にもメンバーが!


2時間ものステージでしたが、ストーリーと出演者の歌と踊りに引きこまれてあっという間に感じました

『SUKAミュー』、とても楽しかったです!

「こうした活動が来年も再来年も続いてほしい」と感じました。

かねてからお伝えしてきたとおりで横須賀の中学校の演劇部の実力は、全国大会レベルなのです。

早い時期から下支えされた活動が根付いているからこそ、芸能界や映画・演劇興行界にいる横須賀出身者の数が(これは体感的なことなのですが)多いのだと思います。

どうか関心のある方は、ぜひとも来年は出演する側になってほしいです!



「今の水準を堅持していく」と教育長が答弁!「就学援助」を絶対に守る/フジノの質疑が新聞記事になりました

神奈川新聞で報じられました

昨日の本会議で行なった、市長&教育長へのフジノの質疑を、神奈川新聞が報じてくれました。

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今、最もフジノが力を入れている『就学援助』についてです。

ものすごく重要なのに全く知られていない制度なので、報道してくれた神奈川新聞にはとても感謝しています。

2013年3月2日・神奈川新聞より

2013年3月2日・神奈川新聞より


本会議場で必死にフジノは訴えました。

「国の生活保護基準の引き下げの方針に、横須賀市は絶対に引きづられてはいけない」

「就学援助があるおかげで学校に来れているこどもたちを絶対に守らなければならない」



それに対して、教育長も

「今の水準を堅持していく」

と応えてくれました。

教育長はフジノと同じ想いでした。

いや、教育長だけでなく、教育委員会のみなさんも学校現場の先生方もみんな同じ想いでいるはずです。

こどもたちが学校で教育を受けられる権利を絶対に守らなければならないのです。

絶対に『就学援助』を守らねばならないのです。



市町村独自の準要保護の基準を守りぬく!

このまちでは、小・中学生の5人に1人が『就学援助』を受けています。

保護者の方がこどもたちに伝えていない(こども自身が知らない)だけで、『就学援助』を受けているこどももたくさん存在しています。

もしかしたらあなたが知らないだけで、実は、あなたも幼い頃に『就学援助』を受けていたかもしれません。

改めてフジノが訴えたいことは、生活保護を受けていないたくさんの家庭も『就学援助』を受けているという事実です。

とても大切な制度です。

『就学援助』は大きく2つに分かれています。

  • 要保護=生活保護世帯

  • 準要保護=生活保護世帯に準じる世帯

*『就学援助』のしくみについては2月2日の活動日記(こどもたちの為に就学援助を守ろう!)で、詳しく説明しましたのでぜひご覧下さい。

このうち『準要保護』とは、市町村が『独自の基準』で認定することができるのです。

そして、横須賀市では、生活保護基準の1.5倍以下の所得までが『準要保護』の対象です。

小学校
年度児童・生徒数認定者数割合
20062万2,297人 2,962人 13.28%
20072万2,108人2,962人13.40%
20082万2,182人3,151人14.21%
20092万2,002人3,323人15.10%
20102万1,932人3,720人16.96%
20112万1,627人4,027人18.62%
中学校
年度児童・生徒数認定者数割合
20061万428人1,392人13.35%
20071万568人1,522人14.40%
20081万500人1,564人14.90%
20091万523人1,708人16.23%
20101万368人1,841人17.76%
20111万500人1,997人19.02%

毎年、増えていっていますね。

それはつまり『こどもの貧困』が広がっているということなのです。



あなたも闘って下さい

神奈川新聞の報道によれば、2012年度、横須賀市の就学援助は初めて20%を超える見込みとのことです。

つまり、横須賀市の小・中学生の5人に1人以上が『就学援助』が必要な状況にある。

これがこのまちの現実なのです。

それにも関わらず、政府の方針どおりに従えば『就学援助』の対象を引き下げなければならないのです。

フジノは、こんな間違った方針には反対です。

まもなく国は消費税を増税します。8%、10%へと引き上げます。

横須賀市もこの4月から国民健康保険料を値上げします。来年は下水道使用料を値上げします。水道料金もすぐ値上げせざるをえない状況です。国民健康保険料は来年も値上げの見込み、介護保険料は2年後には値上げの見込みです。

果たしてこどもたちが教育を受ける権利は、本当に守られるのでしょうか。

市民のみなさま、こんな現実が今、目の前にあります。

これで良いのですか?

もしもおかしいと感じるのであれば、一緒に闘って下さい。

あなたには、できることがたくさんあります。

傍観者やテレビのコメンテーターみたいな人は、もう必要ありません。

一緒に闘って下さい。