【速報】2017年の国民健康保険の「1人当たり保険料」は9万8221円!なんと前年比5245円の値上げへ

2017年度の1人当たり保険料は、前年比5245円の値上げです

衝撃的な保険料が決まってしまいました。

おととし昨年と2年連続で値下げを実現することができた、国民健康保険の1人あたり保険料...。

しかし、今年2017年度は、なんと前年比5245円の値上げとなってしまいました。

2017年度の1人あたり保険料=9万8221円。

「市民のみなさまにとって、『医療の最後のセーフティネット』が国民健康保険だ」とフジノは考えています。この制度を守ることはフジノにとって、重要なテーマです。

けれども、1人あたりの負担がここまで高額になってしまうと、本末転倒です。

保険料の支払額が高くなりすぎて、生活費が無くなるという事態が起こりかねません。

みなさまの暮らしを左右する、大変に重要なことなので『速報』としてお伝えいたしました。



何故このようなことが起こったのか?

今年3月の『予算議会』の段階では、福祉部の試算に基づいた当初予算案では1人あたり9万2312円のはずでした。

3月の予算議会で示された保険料(右)と、実際に決定した保険料(左)

3月の予算議会で示された保険料(右)と、実際に決定した保険料(左)


前年(2016年度)が9万2976円でしたから、3年連続の値下げ(前年比664円の値下げ)となるはずだったのです。

福祉部が試算して、議会に予算案として示した訳ですが、決して福祉部が甘い試算をした訳ではありません。

3月の予算議会で示された保険料の説明資料

3月の予算議会で示された保険料の説明資料


予算策定の締め切りギリギリの昨年12月末の最新データを用いて計算をしました。固い試算だったと思います。

しかし、それからわずか5ヶ月。

横須賀の疲弊のスピードはもっと早く、現実はもっともっと厳しかったのです(この点に関して、市長の責任は極めて大きいと感じます)。

  • 予想以上の人口減少(被保険者が5102名も見込みを下回った)
  • 予想以上の世帯数の減少(見込みを2225世帯も下回った)
  • 予想以上の所得の減少(見込みを2万4658円も下回った)

市民のみなさまにとって、本当に厳しい結果となってしまいました。



保険料は人によって異なります。「値下げ」になる方も「値上げ」になる方もいらっしゃいます

本日フジノがお伝えしたのは、あくまでも平均の金額です。

あくまでも平均の金額ですので、おひとりおひとりが実際に支払う金額は異なります。

正確にみなさまおひとりおひとりがいくらになるかは、6月15日から郵便で発送される計算書で通知されます。

どうか、いましばらくお待ち下さい。



「値上げ」のイメージを表にしました

毎年こうして速報をお伝えしているのですが、その目的は不安を大きくすることでは決してありません。

可能な限り早く、みなさまの暮らしに大きな影響を与える保険料をお伝えすることが目的です。

そこで、不安が大きくなりすぎない為にも、知っていただきたいことがあります。

それは、負担が大きくなりすぎないように『軽減措置』というしくみがあるのです。

横須賀市HPより

横須賀市HPより


そして『軽減措置』の枠が、2017年度、少し広がりました(こちらをご覧ください)。

この負担軽減措置が取られた結果、みなさまの値上げ額がどの程度になるのかのイメージをお伝えします。

これもあくまでも『目安』でしかありませんが、基準総所得ごとに保険料がいくら昨年度から増えるかを表にしました。

基準総所得値上げ額
0円/未申告1757円
100万円以下6407円
100万円超200万円以下1万5955円
200万円超300万円以下2万4346円
300万円超400万円以下3万2196円
400万円超500万円以下3万6596円
500万円超600万円以下5万3893円
600万円超700万円以下5万5925円
700万円超3448円

本来ならば、もっとみなさまに分かりやすく具体的な金額でお示ししたいです。

来週後半以降、みなさまのお宅に届くであろう通知書をどうかご覧になって下さい。



今後の動きをどんどん報告していきます

市民のみなさまの想いとしては「こんな高い保険料を払えるか!」「今だって生活が厳しいのにどうすればいいんだ?」というお気持ちではないかと思います。

社会保障を政策のメインとするフジノとしては、生活に大きな影響を受けるであろう多くの市民の方々に対して、心からお詫びを申し上げます。

フジノはこの数年間ずっと保健政策(健康政策)に力を入れ、新たな部署の立ち上げも実現させ、2年連続で国民保険料の値下げを叶えることができました。

しかし、いくらフジノが保健政策(健康政策)に力を入れても、ここまで人口減少のスピードが早いと対応しきれません。

そもそもこの横須賀のまちづくりの根本的な政策が間違っている以上、社会保障政策だけで対応しきれないのです。本当に悔しさでいっぱいです。



2018年度から仕組みが変わります

来年度(2018年度)から、国民健康保険は枠組みが変わります。

横須賀市の手を一部離れて、神奈川県全体でひとつの保険となっていきます。

フジノはこれによって、できれば横須賀市民のみなさまの国民健康保険料が少しでも下がることを強く期待しています。

横須賀市だけでなく、県内市町村と神奈川県が協議を続けています。

こうした動きを1つずつ追いかけていき、市民のみなさまに素早くしっかりとお伝えしていきます。



中学校のお昼の「牛乳代の値上げ」が決定されました/教育委員会定例会(2015年1月)

教育委員会・定例会(1月)へ

けさは『横須賀市教育委員会』『定例会』が開かれました。

教育委員会定例会の会場にて

教育委員会定例会の会場にて


横須賀の教育をどのようにしていくかを決める最高機関がこの『教育委員会』です。

それなのに、毎月開催されている『定例会』はいつもフジノ以外は傍聴ゼロ

そこで勝手に『教育委員会を傍聴しよう!キャンペーン』を数年前から始めました

ツイッターやブログで呼びかけているのですが、それでもずっとゼロ記録が続いています。

今日もまたゼロでした。無念です。

しかし、そもそも時間設定がおかしいです。

平日の朝に開いて、働いている会社員の方々や自営業のみなさまはいくら教育に関心があっても傍聴はムリです。

教育委員会ホームページの会議録のコーナーより

教育委員会ホームページの会議録のコーナーより


終わった後に『教育委員会』のホームページで公開される議事録は、以前よりはスピードアップこそしてきたものの、2ヶ月も遅れて公開されたものを誰が読むのでしょうか。

そこでフジノは、インターネット生中継・録画中継の導入を提案しています。

前教育長は、フジノの教育委員会改革に賛同して下さったいました。

けれども新しい教育長に交代してからは、すっかりその動きは消えてしまいました。



中学校でお昼に飲んでいる「牛乳の値上げ」が決められました

本日の『教育委員会・定例会』のプログラムは下のとおりです。

2015年1月定例会の議事次第より

2015年1月定例会の議事次第より


また1つ、新たな『値上げ』が決められました。

横須賀市の中学校では『ミルク給食』という名前の、フシギな給食があります。

毎日お弁当を自宅から持ってこさせるのですが、牛乳だけは中学校側が用意しているのです。

この牛乳代が値上げされることになりました。

議論はほとんどなく、あっけなく全会一致(全員賛成)で決定してしまいました。

中学校ミルク給食費の改定について

本市の市立中学校では、現在ミルク給食を実施していますが、2015年4月からミルク給食費を改定し、年間の飲用本数を変更します。

  1. 改定内容
    • 給食費(年額)7,700円(変更前6,050円 *2002年度~)

    • 年間で飲める本数 154本(変更前121本)
      *2014年度のミルク単価(県内共通)で計算した本数です、2015年度の単価が変わった場合、飲める本数も変更になります。



  2. ミルク給食について
    • 給食費(年額)をミルク単価で割った本数が、年間で飲める本数になります。

    • 学校給食用のミルクは国が定めた制度のもとで供給されており、ミルク単価は『県内共通』です(単価は毎年変更になります)。



  3. 改定する理由
    • ミルク単価(県内共通)が毎年少しずつ上がってきた為、飲める本数が減り、年間を通じてミルクを提供することができない状況です。
      (*2002年度157本 → 2014年度121本)
    • 教育委員会では、生徒の健全な心身の発達の為にもミルクの提供は、年間継続して実施することが望ましいと考え、過去の実績などを参考に、年間150本以上提供することを目安に変更することにしました。



  4. 保護者への周知
    • 改定内容等につきまして、現・中学校1〜2年生の保護者には、中学校を通じて文書でお知らせしています。

    • 新・中学校1年生(現・小学校6年生)の保護者に対しては、入学説明会において、改定があることを伝えるとともに、2015年4月にあらためて、中学校を通じて文書で周知いたします。



  5. その他
    • 小学校の給食費は、現時点では改定の予定はありません。

「牛乳が市場で値上がりしているので、中学校で出している牛乳も年間1,650円、値上げさせてほしい」という議案だった訳です。

フジノとしては、昨年1年間、栄養学を必死に勉強しました。

そんな中で、『児童生徒が健康に成長する為に必要なカルシウムなどの栄養素を摂る為には、決して牛乳ではなくても良い』という結論に至りました。

実際に、全国の小中学校の中には牛乳を廃止したところもいくつもあります。

そうした栄養学的な議論は無いまま(というか質疑も議論も特に無いまま)、あっけなく教育委員会定例会で値上げが全員一致で決まったことに強い違和感を抱きました。

「やっぱり市民のみなさまの厳しい目が入らない中では、こんなものなのだろうな」とも感じました。

「こどもたちには牛乳が当たり前」というのは、過去の話です。

もっと広い視点で検討しなおしても良かったのではないかとフジノは感じています。

いずれにしても、今年から『値上げ』が決まりました。

ここ数年間は、教育に限らず、あらゆる分野において『値上げ』ばかりです。

市民のみなさま、どうか教育委員会定例会の傍聴にいらして下さいね。

スケジュールは毎月フジノがブログやツイッターでお知らせしておりますので…。

このままゼロが続けば、市民のみなさまは教育には関心が無い、教育委員に任せておけばそれでいい、そんなふうにも受け取られかねません。

どうか、傍聴にいらして下さいね。



後日談:2月10日に全議員宛に教育長から実施の報告がなされました

フジノが上に記した内容と全く同じ事柄が、2月10日に教育長から全市議会議員宛に報告されました。



【速報】今年の国民健康保険の「保険料率」が決まりました/保険料は9万6262円、前年比432円の値上げへ

市民のみなさまに大切なお知らせです

ものすごく重要なことがらが正式に決定しましたので、市民のみなさまに『速報』としてお伝えさせて頂きます。

それは、2014年度の国民健康保険の『保険料率』です。

今年から『保険料率』の決め方が、新たに『告示方式』という方式に変更となりました。

新しい方式での初めての決定となります。

「未決定」と印刷されていますが、協議会にて「了承」され、決定しました

「未決定」と印刷されていますが、協議会にて「了承」され、決定しました


上の表のとおりの保険料率が、昨日5月29日に開催された『国民健康保険運営協議会』で了承されました。

本日30日、告示されます。

告示の方法は、市役所の掲示板への掲示や『市報』への掲載などです。

こうした告示を市民のみなさまが目にすることは、「まず無いだろう」とフジノは感じます。

「もっと違う形ですぐに市民のみなさまにお伝えすべきだ」とフジノは感じてきました。

まもなくスタートする6月議会で、もちろん市議会には報告がなされます。

けれども、何よりもまず最初に知るべきは市民のみなさまであるべきだとフジノは考えてきました。

こうした情報こそ市長がすぐに市民のみなさまにお伝えすべきだと思うのですが…

いつものことですが、市長は、自らのブログやツイッターにはこうした情報を全く書こうとしません。

したがって、「社会保障に関する情報を発信するのは、政治家としてフジノの責任なのだ」とフジノは自覚しています。

そこで取り急ぎ、このブログでこのような形で報告させて頂きました。

本来であれば、もっと時間をとってきちんと丁寧に詳しくご説明すべきなのですが、あくまでも『速報』として『決定事項』のみをお伝えさせて頂きます。



2014年度の国民健康保険料(平均)は9万6262円、前年比432円の値上げ

この決定によって、2014年度の1人あたりの国民健康保険料(平均)は9万6262円となります。

2013年度は9万5830円でしたので、432円の値上げです。

これはあくまでも平均値ですので、おひとりおひとりの金額は異なります。

例えば、1年間の所得が100万円以下の世帯では、約3%の値下げとなる見込みです。

また、1年間の所得が100万円〜700万円の世帯では、4%〜8.5%の値上げとなる見込みです。

みなさまおひとりおひとりがいくらになるかは、今後の具体的な計算によって算出されることになります。

かねてからフジノは、「国民健康保険を守る為には値上げをせざるをえない」と申し上げてきました。

これから6月に向けて、おひとりおひとりのもとへ正式に決定した保険料の通知が届くことと思います。

ほとんどの方々にとっては、昨年も値上げ、今年も値上げとなります。

「また値上げか」という怒りの気持ちや、「これ以上何を切り詰めればよいのだろう」と今後への不安の気持ちを持たれる方々も多いことと思います。

消費税をはじめとする様々な負担増は、みなさまの生活に大きなダメージとなることは、フジノも十分に理解しております。

本当に申し訳なく、こころからお詫びの気持ちでいっぱいです。

それでも今回の国民健康保険の値上げもどうしても必要なものなのだということを、どうか市民のみなさまに(納得はいかなくとも)理解していただきたいとフジノは願っています。

市民のみなさまからの怒りの声や不安の想いなど、全て受け止めるのが政治家としての責任だと考えています。

みなさまからのご意見の全てにしっかりと耳を傾け、ご質問のひとつひとつにきちんとお答えしていきます。

どうかよろしくお願い致します。



横須賀の「高齢化率」さらに上昇、27.97%へ/第6期介護保険事業計画を策定しています

社会福祉審議会福祉専門分科会へ

今日は『社会福祉審議会福祉専門分科会』(第41回)を傍聴しました。

会場にて

会場にて


『福祉専門分科会』って何を担当している会議なのか、分かりにくい名前ですよね(改名した方がいいとフジノは考えています)。

この会議では、1年間をかけて『第6期介護保険事業計画』づくりの議論をしています。

20140515caresystem

この『社会福祉審議会福祉専門分科会』と『介護保険運営協議会』の2つは、ご高齢の方々の『住まい・生活支援・保健・医療・福祉』について決めていきます。

とても重要な会議です。



いのちと暮らしを左右する計画づくりを進めています

『介護保険事業計画』は、フジノのライフワークの1つです。

介護保険の事業計画と年次(フジノ作成)

介護保険の事業計画と年次(フジノ作成)


これは本当に重要な計画で、3年に1度つくられます。

そこに書かれる内容によって、たくさんの人々のいのちと暮らしが左右されてしまいます。だからフジノは、この計画づくりから目を逸らすことができません。

現在つくっているのは『第6期』(6回目の計画)なのですが、フジノと同じく過去の計画づくりからずっと傍聴を続けてこられたある市民の方がいます。

その方は、やっぱりフジノと同じように居ても立っても居られなかったのだと思います。新しい委員の公募に応募されて、選考を経て、今期から公募委員に就任されました。

今日の会議でも、その方は一生懸命たくさん発言しておられました。

この『危機感』を、フジノはぜひ市民のみなさまと共有したいです。

もう目の前に来ている2025年、そして2050年、社会保障・社会福祉はとても危機的な状況に追い込まれつつあるからです。



高齢化率がさらに上昇、27.97%へ

最新の高齢化率が報告されました。

2014年4月1日現在、横須賀市の高齢化率は27.97%

前回の報告(2013年10月1日現在、27.35%)よりもさらに上昇しました。

横須賀市の総人口41万8,621人のうち、65才以上は11万7,108人となりました。

2017年の横須賀のイメージ

2017年の横須賀のイメージ


2年後には、市民の3人に1人が65才以上となります。



足りない医療・福祉の人材、値上がりを続ける介護保険料、厳しい未来の姿

今後もさらに総人口は減り続けていき、65才以上の方々の数は増え続けていくことになります。

果たしてその時、医師・看護師の数は足りているでしょうか。介護を担う人材は足りているでしょうか。住み慣れた地域で暮らせるのでしょうか。自宅がムリなら、高齢者向けの住まいや施設で暮らせるのでしょうか。

メディアでは、とても厳しい未来の姿(介護難民、看取り難民)がたくさん報じられています。フジノ自身も今のままでは将来は厳しいと感じています。

そして、介護保険料のさらなる値上げは絶対に避けられません。

介護保険料は、横須賀市の場合、所得によって10段階に分かれています。

現在は、第1段階の方々が年額2万9400円、第10段階の方々が年額10万5840円です。

横須賀市の介護保険料

横須賀市の介護保険料


3年ごとに介護保険料は改定されるのですが、来年2015年はその改定の年です。

客観的な状況から判断すると、来年の値上げは避けられない、とフジノは考えています。

来年は10月に消費税増税も予定されていますから、市民のみなさまの暮らしはますます厳しくなるのではないかと深く心配しています。

こうした『危機感』をもっと共有して、社会保障・社会福祉に取り組む全ての人々は、未来をよりマシな姿にすべく今こそ全身全霊をかけて取り組むべきです。

希望を感じられる未来は、今この瞬間に必死に努力しなければ、作り出すことはできません。政治・行政は、もっともっと『危機感』を持つべきです。



計画づくりの今後の予定

『第6期』の計画づくりは、来年2015年1月まで続きます。

7月頃に国から基本方針が示される予定ですが、それを待つこと無く横須賀市は議論を続けていきます。

日程議題
第2回
(6月)
計画の骨子について
第3回
(7月)
認知症高齢者支援、権利擁護の取り組み、虐待防止の取り組み、在宅生活支援
介護人材の育成
第4回
(8月)
地域で支えあう仕組みづくり、新しい総合事業(1)
健康づくり・介護予防・生きがいづくり
第5回
(9月)
地域で支えあう仕組みづくり、新しい総合事業(2)
住まい(施設等)について
医療と介護の連携
給付の適正化
第6回
(10月)
介護サービス量等の推計
給付費の推移
保険料段階設定の考え方
第7回
(10月)
パブリックコメント案の定時
2025年までの中長期的サービス水準等の推計
11月パブリックコメントの実施
第8回
(12月)
計画案の修正箇所について
計画公表までのスケジュール
パブリックコメント手続きの結果
計画案の提示
1月答申案の市長への提示
3月市議会に報告

フジノはこれからも計画づくりについてお伝えしていきます。

どうかあなたも今後の行方に注目していてくださいね。

よろしくお願いします!



井坂しんや議員は市議会に必要な人材。でも社会保障を守る為、絶対に県議会に送り出したい/フジノは全面的に応援します

悲しい噂、尊敬する市議が県議会へ?

4月15日、瀧川きみえさん(前市議会議員)に偶然お会いして、いろいろな政策課題について意見交換をさせて頂く機会がありました。

雑談のひとつとして、かなり信ぴょう性の高い『噂話』を教えて頂きました。ある市議会議員が、来年の統一地方選挙で県議会議員選挙に出馬することになった、というものです。

その夜、ツイッターにフジノはこう記しました。

とても尊敬している方が県議選に出馬するかもしれないとの噂をお聞した。もしも事実ならば、絶対に応援しなければ。社会保障を守る為にずっと11年間一緒に働かせて頂いた。政党も会派も僕にはカンケーないから、絶対に当選してほしい方だ。でも、噂のままならいいのに。市議会にいてほしいのに。

4月16日のフジノのツイート


名前があがった某市議は、フジノの1期上の先輩。社会保障・社会福祉を守る為に党派を超えて一緒に闘ってきた、こころから尊敬している方でした。

その方がいない横須賀市議会は、フジノにはとても想像できません。これからもずっと一緒に仕事をしていくのだと考えていました。

だから、単なる噂で終わればいいのに、とフジノは願いました。

噂は「事実」でした

それから3日後のけさ、神奈川新聞を観て、噂が事実であったことを知りました。

共産党神奈川県委員会が来年の統一地方選挙において、神奈川県議会議員選挙の公認候補予定者として、井坂しんや市議会議員を決定した、という内容です。

2014年4月18日・神奈川新聞より

2014年4月18日・神奈川新聞より


『公認』とか『候補予定』などの専門用語を、ふつうの言葉に直して一言にまとめると

井坂しんや市議会議員は今期いっぱいで横須賀市議会議員を辞めて、来年の神奈川県議会議員選挙に立候補する予定だ

ということです。

井坂しんや議員ご自身のブログを観てみると、県議選への鞍替えについて記しておられました。

2014年4月18日・井坂しんや議員のブログ記事

2014年4月18日・井坂しんや議員のブログ記事


噂は、事実でした。

井坂議員は横須賀市議会に不可欠の存在です

井坂議員は、社会保障・社会福祉の『防波堤』のような存在です。

市議会から井坂議員がいなくなれば、横須賀の社会保障・社会福祉はもっと悪くなってしまう可能性が高いです。

社会保障だけではなく安全保障の問題でも、財政の問題でも、井坂議員ほどの論客はいません。

まさに政策通で、党派・会派を超えた多くの議員から信頼され、一目置かれている、素晴らしい政治家です。

だからフジノにとって、今回の決定は大きなショックでした。

横須賀の福祉が「後退」している原因の1つは、神奈川県の悪さ

けれども同時に、井坂議員が県議会に行かねばならない必然性も、とてもよく理解できました。

フジノにとって、井坂議員が『共産党』の所属だとか、そんなことはどうでもいいのです。

この11年間一緒に横須賀市議会議員として働いてきて、今このまちの社会保障・社会福祉がどれほど危機にあるか、彼ほど深く理解している人はいません。

このまちの社会保障・社会福祉がズルズルと悪い方向に向かっている原因のひとつは、『神奈川県』です。

財政危機をはじめとする様々な理由から、神奈川県があらゆる制度を後退させています。

例えば、井坂議員がブログで記していたように

  • 小児医療費の無料化
  • 重度障害者医療費の助成

などは、神奈川県の方針転換によって、県内の市町村がダメージを受けているものです。

また、神奈川県による不公平な政策の為に、『本来ならば受けなくても良いダメージ』を横須賀市は受けています。

例えば、フジノがずっと取り上げてきた『国民健康保険』の赤字保険料値上げの問題です。

本来であれば、横須賀市は県からあと19億円の補助を受けることができます。

本来、保険者間の医療費・所得の格差を調整する目的で交付される県普通調整交付金は、現在、対象となる療養給付費等に対し、6%の定率で交付されています。

本市は基準総所得金額が県内19市中最低であるにも関わらず、それに見合った県普通調整交付金が交付されていません

この交付金を本来の交付目的に基づき、交付するよう粘り強く、県に要望していく必要があります。

(横須賀市特別会計国民健康保険費財政健全化計画、p8より引用)

これは国が県を通して市に支払うものです。国は横須賀市の状況に応じた交付金を県に払っています。

しかし、県は満額を横須賀市に交付していないのです。

県普通調整交付金の交付方法の見直し (約19億円)

県普通調整交付金は、本来の交付目的である県内保険者間の医療費・所得 水準の格差を調整するために、医療費・所得水準に応じて交付される交付金ですが、現状は、療養給付費等に対して、定率 (6%) で交付されています。

平成25年度には、県議団へ要望していますが、粘り強く、他の県内市とも連携しながら、交付方法の見直しを要望する必要があります。

(横須賀市特別会計国民健康保険費財政健全化計画、p52より引用)

神奈川県がちゃんと横須賀市に満額19億円を支払っていれば、値上げは全く必要ありませんでした。

しかし、神奈川県はこの間違った対応を正そうとしていません。

こうした神奈川県の在り方に、フジノは強い怒りを感じています。

だからこそ、社会保障・社会福祉を政策のメインにしている市議会議員であれば

「誰かが神奈川県議会で闘わねばならない」

と皆が感じてきたのです。

だから、井坂議員が今回の決心をしたのはとても理解できるし、とても共感できることです。

彼が県議会で闘えば、横須賀市が良くなります

フジノは、決めました。

全身全霊をかけて、井坂しんや議員を応援します。

社会保障・社会福祉を守る為に、僕たちのかわりに井坂議員を県議会に送り出さねばならないと思います。

井坂議員は『政党』に所属している方ですから、果たして『無所属』のフジノがどのような応援をすることができるかは分かりません。

『政党』というのは、言うならば『会社』です。

他の『会社』の取り組みを、赤の他人であるフジノが応援することは、なかなか難しいかもしれません。

それでも、フジノは今の神奈川県議会に井坂議員が居てくれたら、もっと横須賀市の社会保障・社会福祉は良い方向に変わると感じます。

そんな想いから、ツイッターにも下のように記しました。

数日前に聴いた噂は事実だった。井坂しんや市議、次の神奈川県議選で鞍替え。本当に残念です。素晴らしい政治家なので、フジノは尊敬してやみません。井坂議員の県議選当選の為に、フジノは勝手連として全力で応援します!井坂議員、がんばれ!!

4月18日のフジノのツイート

井坂議員ご自身のブログでも県議会チャレンジが報告されていました。横須賀市議会には大きな損失です。。。でも県議会議員に井坂さんがなれば、神奈川県民にとっては大きな利益です。フジノは勝手に井坂さんの県政チャレンジを全力で応援します!

4月19日のフジノのツイート

井坂議員は、横須賀市議会にとって不可欠な存在です。

その彼がいなくなった後の横須賀市の社会保障・社会福祉はものすごく不安です。

けれども、もしも彼が神奈川県で闘ってくれるならば、横須賀市の社会保障・社会福祉は良い方向に変わる可能性も増していきます。

だから、フジノは井坂議員の闘いを勝手に応援します。

全ては、このまちに暮らしている市民のみなさまの為、社会保障・社会福祉を守る為です。

がんばれ、井坂さん!

国民健康保険の4年後の収支は「赤字44億円」へ/保健施策の為に「保健担当課長」を新設へ

国民健康保険の4年後の収支見通しはマイナス40億円

昨日だけでは終わらなかった為、今日も教育福祉常任委員会が開催されました。

たくさんの課題が議論されましたが、その中からフジノがこれまでずっと取り組んできた『国民健康保険』の問題について紹介します。

国民健康保険の厳しい財政状況を改善する為に、2013年3月、吉田市長は『国民健康保険財政健全化計画』の策定を打ち出しました。

それから約10ヶ月が経ちましたが、今日の委員会では、この『計画』策定の進捗状況などが報告されました。

しかし、『計画』の具体的な中身は全く見えてこず、委員会では厳しい批判が相次ぎました。

この『計画』の内容は来年度予算案にも連動する訳ですが、その策定が進まなければ予算編成も困難になるからです。

そんな状況ですが、報告された資料の中にも注目すべきデータはあります。

このブログではすでに紹介済みですが、『今後4年間の収支見通し』はフジノが重視しているデータです。

2014年度2015年度
歳入504億4144万円634億0071万円
歳出504億4045万円654億5882万円
差引98万円▲20億5810万円

来年度(2014年度)には、収入から支出を引いた収支差額はわずかプラス100万円(黒字)へと落ち込みます。

そして再来年度(2015年度)には、一気にマイナス20億5810万円(赤字)となります。

この20億円の赤字を埋める為には、再び国民健康保険料の値上げが必要になる可能性があります。

2016年度2017年度
歳入643億4837万円652億7704万円
歳出677億4715万円697億1213万円
差引▲33億9877万円▲44億3509万円

3年後にはさらに赤字は増えてマイナス33億9877万円、4年後にはマイナス44億3509円となります。

もちろんこのデータは推計(見込み)ですので、もっと悪くなる可能性もやや改善する可能性もあります。

いずれにしても、年度が進むごとに財政が厳しくなることは全く避けられません。



保健事業に取り組む為に新たに担当課長が配置されます

もう1つ、重要な報告がありました。

来年度から『保健事業』に取り組む為に、新たに担当課長が配置されることになりました。

組織改正として保健担当課長の設置が示されました

組織改正として保健担当課長の設置が示されました


『保健事業』に取り組む為の新たな組織・人員の配置の必要性は、かねてからフジノが提案してきたとおりです。

この担当課長の新設は、正しい方向性だとフジノは考えています。

今後についてですが、まず来年度(2014年)は、1年間にわたって担当課長のもとで、『健康保険課における保健事業』の取り組みを全力で実施していくべきです。

そして、再来年度(2015年)は、『全市的な保健事業に取り組む新たな組織』へと発展させるべきです。

市役所の部局を横断する形で(健康部地域医療推進課・保健所健康づくり課・こども育成部こども健康課・福祉部高齢福祉課など)、人の生涯を通じて一貫した『保健施策』を実施する為の組織にすべきです。

その第一歩として、この担当課長の新設をフジノは評価します。

『国民健康保』険の財政を取り巻く状況の厳しさは、実は、市民のみなさまの健康を取り巻く状況の厳しさなのです。

超高齢化社会において、保健施策に取り組まなければ、誰もが生活習慣病にかかり、認知症となり、医療も介護もとても必要になってしまいます。

そうなれば当然、医療も介護も財政はパンクします。

そこで、こどものうちから栄養・生活習慣・運動・睡眠などの心身の健康を維持できるような仕組みを組み込んでいくのです。

そもそも生活習慣病にならない、もしも生活習慣病になっても重症化しない、そんな仕組みを毎日の生活の中に組み込んでいくのです。

必ず現状は変えることができます。

その為の道筋は、どんどん発信していきます。ぜひ一緒に変えていきましょう!



国民健康保険(2013年度決算見込み)は値上げのおかげで「12億円の黒字」/国民健康保険運営協議会へ

議論がやや活発化した国民健康保険運営協議会

今日は、『国民健康保険運営協議会』が開かれました。

会場にて

会場にて

この『国民健康保険運営協議会』とは、法律で定められた重要な議論の場です。

市(事務局)から出された提案はまずここで議論されて承認された後で初めて市議会へと提案されます。例えば、みなさんの保険料を決めたり、制度などでおかしいと感じることは問いただすこともできます。

横須賀市ホームページより

横須賀市ホームページより


けれども、フジノがこれまで傍聴し続けてきた限りにおいては、重要な場であるにもかかわらず議論が全くありませんでした。

形だけの議論の場になってしまっているとすれば、それは2つの理由があります。

  1. 委員としての人選ミス
  2. 事務局による活性化の努力不足

そこでフジノは、9月議会の教育福祉常任委員会において、この点を指摘して改善を求めて質疑を行ないました。

2013年9月30日・教育福祉常任委員会
question『国民健康保険運営協議会』を傍聴させていただいて、毎回感じるのは、残念ながら議論が活発ではないということです。

会長は有識者でありますし、研修も受けておられるということで安心して見ていられるという感じですが、僕が傍聴した会議によっては、協会けんぽの方がお1人発言したのみであったり、あと質疑も一切ないままに終ってしまうこともありました。

この『国民健康保険運営協議会』というのは、制度の成り立ちから見たら、ここがまさに重要なポイントで、被保険者の代表も入って頂いている。

値上げの話ですとか財政の話になれば、もっと議論が出てもよいはずだと考えているのです。

任期を迎えるに当たっては、メンバーの人選などももう少し考えていただくべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

answer答弁者=健康保険課長 
委員の任期については、9月13日まででございます。9月14日以降の2年間の任期の新委員ということで今募集、推薦等をさせていただいています。

その中で、2名の方については公募委員という形で公募をかけまして、先日、面接等をさせていただいて決まっております。

それ以外の方については、公益委員・支払い側の委員・被保険者の委員という形で各5名ずつ、プラス被用者保険代表ということで協会けんぽの1名の計16名という形になっております。公募委員の2名以外の方については、それぞれの団体のほうで推薦をいただいて、うちのほうで委嘱させていただいておるという実態でございます。

question同じく特別会計である『介護保険運営協議会』を傍聴することもあるのですが、活性化するようにうまく持っていっているのですね。事務局の頑張りもあると思います。

例えば、介護保険料であれば値上げがありましたので、その値上げについての批判的な御意見が出たりしました。国民健康保険だって実際の被保険者の方々にまちに出て意見を聞けば、皆さん値上げに反対だと思うのです。でも『国民健康保険運営協議会』の場ではそういう話は出ない。

それはもしかしたら事務局が事前のブリーフィングでしっかりと根回しをして、運営協議会では意見が出ないのかもしれないのですが、やはり議論が出る場であってほしいと思うのです。

『運営協議会』の場で御理解いただけなければ、議会でも理解を得るのは難しいし、ましてや市民全体に理解を得るのは難しいという、よい意味で第一関門であってほしいと思うのです。

今の事務局案の追認機関のような、前の任期のような形であれば、開いている意味が正直わからないという思いもあります。

その場で議論が百出すればいいという意味ではなく、制度の今後を一緒に考えていただくパートナーとしてこの『運営協議会』を活性化していっていただきたいと思うのですが、課長、いかがでしょうか。

answer委員おっしゃるとおり、この『運営協議会』は、国民健康保険の重要事項を審議するという位置づけで国民健康保険法による法定設置という形の協議会でございます。

国民健康保険制度そのものが複雑多岐にわたっていてなかなか理解というのが難しい部分でございますが、うちのほうとしては、そういった重要事項を審議する協議会の本来目的に関して、わかりやすく説明、または委員各人の意見を反映できるような形でこの協議会を今後進めていきたいと考えております。



こうして迎えたのが、本日の新しいメンバーによる初の『国民健康保険運営協議会』です。

傍聴を終えた最初の印象としては、全ての委員が必ず発言しておられて明らかに活性化したと思います。

ただ、まだまだ制度の基本的な理解をしておられない委員の方も多く、単に制度の仕組みを尋ねる「これはどういうものですか?」という質問も多かったです。

『議論』にはなっていないことも多くありましたので、ぜひ委員のみなさまには国民健康保険の制度に対する理解を深めて頂きたいと感じました。



2013年度決算見込みは、黒字12億円へ

さて、今日の『国民健康保険運営協議会』では今年度(2013年度)前期の実績をもとに、通年での収支見込みの推計が報告されました。

それによれば、なんとか12億円の黒字が見込まれました。

2013年度決算見込み
歳入

503億8339万円

歳出

491億5806万円

差引

12億2530万円

黒字(見込み)となった理由は、下の3つです。

  1. 2013年度は、保険料の値上げを行なったこと
  2. 2012年度の繰越金が予算よりも4億2000万円増加したこと
  3. 2013年度の保険給付(医療費の支払い)が6億3000万円減少したこと

この3つの原因全てが、あくまでも一時的な現象にすぎません。したがって、この黒字12億円は2014年度の赤字ですぐに消える見込みです。

さらに、資料として今後5年間の推計も出されていましたが、2017年度には赤字44億円の見込みとなっています。

引き続き、国民健康保険の財政は厳しいままです。単年度(ある1年間)の黒字では、一喜一憂することはできません。


今日の『国民健康保険運営協議会』の結果は、続いてフジノたちのいる市議会へと議論の場が移ります。

国民健康保険を守ることは、全ての人が医療を受けられる為の最後のセーフティーネットです。

フジノは社会保障を守る為に、全力を尽くしていきます。



国民健康保険(2012年度決算)は黒字へ/あくまでもたまたまラッキーだったに過ぎない

2012年度の国民健康保険の決算の結果

今日は、『国民健康保険運営協議会』が開かれました。

国民健康保険運営協議会の議事次第

国民健康保険運営協議会の議事次第

ここで、2012年度決算の最終的な金額が報告されましたので、みなさまに報告します。

まず、下の図をご覧下さい。これは2012年3月の予算議会での補正予算です。

2012年3月の補正予算(図はフジノ作成)

2012年3月の補正予算(図はフジノ作成)


2012年4〜12月の9ヶ月間の実績(前年度比+3%の医療費の伸びでした)をもとに推計しなおした結果、7億8000万円の赤字に転落する、とこの時点では見込まれていました。

その赤字を何とか穴埋めする財源が必要でした。

そこで、県から1億5000万円の借金をして、市税からも6億3000万円を追加投入することになり、補正予算が組まれました。

しかし、その後、2013年1〜3月の医療費の伸びが鈍化しました。

このおかげで、結果的に2012年度の最終的な医療費の伸び率は約1.8%にとどまりました。

2012年度国保会計の決算は最終的に黒字へ(国民健康保険運営協議会資料をもとにフジノが作成)

2012年度国保会計の決算は最終的に黒字へ(国民健康保険運営協議会資料をもとにフジノが作成)

こうして、当初の予想を覆して、最終的に『4億1926万円の黒字』という結果に終わりました。

『黒字』という単語には極めてポジティブな響きがありますが、今回のこの4億の黒字は「たまたま」「結果的に出た」「ラッキーだった」という性質のものに過ぎません。

もちろんこの黒字は、そのまま2013年度の国民健康保険費に繰入金として用いられます。

市民のみなさまであれば、当然ながらこの疑問が浮かぶはずです。

もしもこの4億円の黒字がハッキリと分かっていたとしたら、2013年度の保険料の値上げはしなくても済んだのか?

この問いに対して、フジノはこう考えています。

「やはり、値上げは必要でした」

もちろんフジノはかねてから主張してきたとおり、「値上げは所得階層別にもっと細やかな対応をすべきだった」と今も考えています。

所得の低い世帯の方々に大きなダメージを与えた2013年度の保険料の値上げの方法はまちがってるとフジノは考えています。

しかし、「値上げそのものは必要不可欠だった」と今も確信しています。

国民健康保険は、市民のみなさまにとって誰もが医療にかかることができる最後のセーフティネットです。

だからこそ、絶対に守らなければならないとフジノは考えています。

現在の横須賀市の保健・医療・福祉政策はもっと努力をして、そもそも医療にかからずに健康で在り続けられるような取り組みが実現できるはずです。

ただ、そうした予防的取り組みに加えて、超高齢社会における医療費の伸びに対応する為には、やはり財源も必要なのです。

だからこそ、2013年の保険料値上げそのものは、必要でした。

さらに重要なのは、「2014年度予算案、2015年度予算案をどのように組んでいくか」という問題だとフジノは考えています。

保健施策を行なう為の組織改革が絶対に必要だ!/国民健康保険料を毎年値上げさせない為に

このままでは国保の保険料は毎年値上げになる

今年6月、国民健康保険料が大幅に値上げになりました。

けれども、これで終わりではありません。

むしろ、すでにくりかえしお伝えしてきたとおり、今のままでは『国民健康保険料』は毎年値上げせざるをえません

現在の福祉部健康保険課の組織は6係、保健事業を取り組む職員も組織も無い

現在の福祉部健康保険課の組織は6係、保健事業を取り組む職員も組織も無い


この原因の1つには、これまで横須賀市の『保健』『予防』『健康増進』への取り組みが弱かったことがあげられます。

国民健康保険を扱う健康保険課は、ただ単に『給付』を扱うこと(=お金の支払い)しかできなかったのです。

市民のみなさまが病気や怪我をしてかかりつけ医や病院に行くなど『医療にかかった後』の対応しかできないのが現状です。

しかし、本来であれば、『医療にかかる前』の対応も絶対に不可欠なのです。

つまり、保健・予防・健康づくりの観点から、積極的に『市民健診』と『特定健診』を市民のみなさまに受けて頂くように『受診勧奨』などの取り組みを行なう部隊が必要です。

保健師・管理栄養士などのチームが、どんどん電話をかけたり、地域やみなさまのお宅へとアウトリーチできる存在が必要なのです。

けれども、今の健康保険課には保健師ゼロ・管理栄養士ゼロ。誰も配属されていません。

保健施策の専門家はおらず、ふつうの事務職の方々が人事異動で配属されてくるのみです。

つまり、手足がもがれているような状態です。

担当の市職員の多くは、この事態に気づいていました。

それにも関わらず、こうした体制が続いてきたことは残念ながら市長の認識不足としか言いようがありません。

手足をもがれた健康保険課を改革すべき!

そこで、今年3月の予算議会6月議会の2回にわたって、フジノは市長に質疑を行ない、2つの改革案を提示しました。

【改革案その1】国民健康保険を担当している『健康保険課』の組織改革
保健師・管理栄養士からなるチームを新たに係として設置すべきです!

国民健康保険法では、特定健康診査をはじめ、健康教育・教育相談・健康診査・その他の被保険者の健康増進の為の必要な事業を行なうよう努めなければならないと定めています。

つまり、そもそも怪我や病気が起こらないようにすること、病気を早期に発見して重症化を防ぐこと、地域全体の衛生・保健向上を図る為に事業を行なわねばならないのです。

こうした事業を『保健事業』と呼びます。

そこで新たな組織の名前は『(仮称)保健係』とフジノは呼びたいと思います。

保健師・管理栄養士で構成される保健事業の実行部隊で新たに係を設置すべき

保健師・管理栄養士で構成される保健事業の実行部隊で新たに係を設置すべき


今年2013年度の国民健康保険料の値上げをフジノは賛成しました。

ただし、賛成するにあたって、

「今年度だけは財政の観点からやむなく認める。しかし、改善の努力をしなければ絶対に来年度以降は値上げの予算案を認めない」

と宣言しました。

この組織改革を、横須賀市は絶対にやらなければなりません。

まもなく2014年度予算案の予算要求となります。

健康保険課が新たな人員要求をすべきなのは当然のこと、総務部人事課・財政部・政策推進部も、こうした要求を積極的に認めていかねばなりません。

もう1つの提案については、改めてブログで記したいと思います。

神奈川新聞の特集「2013横須賀市長選」、吉田雄人市長

神奈川新聞が「2013横須賀市長選挙」特集

神奈川新聞が3回連続で『横須賀市長選挙』の特集記事を掲載しました。

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第1回目は、吉田雄人市長でした。

2013年5月21日・神奈川新聞より

2013年5月21日・神奈川新聞より

以下、引用です。

吉田雄人氏、「変革の浸透」道半ば

任期満了に伴う横須賀市長選は6月23日の告示まで約1カ月となった。

現在、表明順に現職1期目の吉田雄人(37)、前副市長の広川さとみ(61)市民団体元代表の岸牧子(56)の3氏が名乗りを上げている。

それぞれの現在の活動を報告する。

5月3日。横須宣市長、吉田雄人の政策公約(マニフェスト)の検証会が、市内で開かれていた。

2009年の初当選時に吉田が掲げた公約の外部評価は、3カ年度で「75.7点」。

『評価委員会』は「ぎりぎり及第点」と評価した。

だが壇上の吉田は、自らの任期に対する市民アンケート結果に思わずつぶやいた。

「...厳しい結論ですね」

「吉田市長が横須賀のリーダーになって市政の変化はあったか」との問いには「あった」「多少あった」が過半数。

横須賀青年会議所が行なった市民アンケート結果

横須賀青年会議所が行なった市民アンケート結果


だが「この4年、市政に満足しているか」には、「どちらでもない」「いいえ」が半数を超えた。

横須賀青年会議所が行なった市民アンケート結果

横須賀青年会議所が行なった市民アンケート結果


『評価委員会』は講評した。

「市民にとっては期待が大きかっただけに、今の結果には納得していないということだろう」

吉田は市議会議員を経て「チェンジ」をスローガンに前回の市長選に出馬。

大きな支持組織を持たずに、議会主要会派の推す前市長を破った。就任後の今も、公務の合間に駅頭に立つ。

「1期目では変化がなかなか実感できないかもしれないが、課題解決の土壌づくりは進んだ。これから芽が出る」。

18日、交流のある小田原市長の加藤憲一が吉田のわきに立ち、声を張り上げた。

吉田自身は1期目の実績の筆頭に、財政健全化への政策を挙げることが多い。

『財政基本計画』(3カ年)を策定して経費節減や債務返済の目標を設け、全会計の債務残高を就任時から100億円あまり減らしたとしている。

任期中には4件の企業誘致が実現。児童養護施設なども整備された。

だが一方で吉田は、ささくれだった議会との関係を1期目で改善することができなかった。

任期中に編成された計4力年度の当初予算案も、議会の修正を受けなかったの東日本大震災発生と重なった11年度分だけだ。

13年度予算では横須賀美術館(同市鴨居)の新企画や谷戸地域の居住促進といった目玉事業の投資が、政策効果への疑念などを理由に削られた。

市議時代にも任期の多くを無会派で過ごした吉田に対し、議会からは「重要な政策実現に向けた各会派への働きかけを市長自身でやろうとしない」(保守系会派)との不満の声が上がる。

吉田は17日、記者団との会見で「市長の場合、反対意見が意見が必ずある中で物事を進めなければならない」と、組織運営を重視する考えを示した。

「1期目では細かく”吉田カラー”を出せるようにしたが、今回は職員の考えを引き出せるものをつくる」。

今回の市長選では、政策集を示す方針だが、数値目標や財源、達成時期を盛り込むマニフェストは掲げない方針だ。

=敬称略

【略歴】
1975年生まれ。早大卒。コンサルティング会社、市議を経て市長。

【市長選で掲げる主な政策】

  • 中心市街地の再生と財政再建
  • 小児医療費無料の対象拡大、全小学校区での学童クラブ開設
  • 自治基本条例の制定

(高橋融生)

議案の否決は当然。否決されたのは、吉田市長のマニフェスト違反が原因

ところで、この記事では、市議会が予算案や議案を否決したことが重視されています。

記者の方はきっと「吉田市長と横須賀市議会の『対立』の構図を描きたい」のだと思います。

でも、それは違います。

否決したのは『対立』しているからではありません。

否決したのは『当然のこと』だからです。

もともと議会の役割とは、提案された予算案や議案をしっかりと議論して、問題があれば修正したり否決することです。

市議会はこの『正しい行動』を取っただけです。

例えば、吉田市長の提案が初めて否決されたのは、2009年12月14日のことです。

2009年12月8日・朝日新聞より

2009年12月8日・朝日新聞より


吉田市長は「市立看護専門学校の授業料を『値上げ』する」という議案を出してきました。

これを、市議会は否決しました。

フジノも反対票を投じました。

この詳しい経緯は、過去のフジノの活動日記(2009年12月7日分、2009年12月9日分)をご覧下さい。

看護師が圧倒的に不足している現状で、1人でも多くの看護師を育成する為に創立されました。

そして、市立看護専門学校では、優秀な学生さんたちが経済的なことで悩むことがないように、より安い授業料で運営されてきました。

自らマニフェストで「看護師の人材不足を解消する」ことを訴えておきながら、吉田市長は市立看護専門学校の授業料を「値上げ」する議案を出してきたのです。

これを横須賀市議会が否決したのは、全く正しい判断です。

吉田市長と市議会の『不毛な対立』などとはカンケーありません。

このまちの看護師は今も圧倒的に不足しています。

病院の現場だけでなく、訪問看護ステーションにも、特別養護老人ホームにも看護師は必要で、ますます人材が必要になります。

フジノはずっと市立看護専門学校の『学生の定員数』を増やしたり、『夜間部を設置』したり、『一度退職された看護師の方々の現場復帰の為の研修』を実施すべきだと提案しています。

それにも関わらず、吉田市長はこうした提案を拒否しています。

授業料を値上げし、かつ、看護師育成の提案を拒否しているのが吉田市長です。

2025年問題に直面する市民のみなさまのことを考えれば、横須賀市議会が反対するのは、当然の『合理的な判断』でした。

そして、この議案の他にもいくつも否決や修正されたものがありますが、その全てにおいて否決・修正の理由は、市民のみなさまの暮らしを守る為でした。

吉田市長の思いつきのアイディアや、広告代理店の口車に乗せられて、効果も見込めないことが分かっているのに大切な税金が浪費されてしまうのを、市議会が拒否したのです。

「感情論」では反対しない。全ては「政策」で判断しています

小泉純一郎元総理が総理になった頃から、政治家はなにかにつけて『敵』を仕立てあげて、自分のことを『抵抗勢力』と闘う『正義の味方』に見せる、という手法が取られてきました。

多くの市民のみなさまはそれを鵜呑みにしてしまい、『正義の市長VS悪の政治屋=市議会』だと思い込まされています。

けれども、現実は違います。

市議会は『抵抗勢力』ではないし、吉田市長は『正義の味方』ではありません。

そんな対立構造に仕立てあげられることがフジノは大キライです。

いつもいつだって、フジノはどの1つの議案に対しても、何日も徹夜して調べて、血尿が出るほど悩み抜いた末に、市民のみなさまにとって「賛成」「反対」「修正」などのどの結論を取ることが最も良いことなのかを判断しています。

議会報告会(第1日目)を追浜・西・浦賀行政センターで開催しました!

市内3ヶ所での議会報告会を開きました

今日と明日の2日間にわたって、市内5ヶ所で議会報告会を開きます。

今夜は、追浜・西・浦賀の各行政センターでの開催でした。

追浜コミュニティセンター

追浜コミュニティセンター


フジノは追浜コミュニティセンターに向かいました。

田辺議員と上地議員が受付を担当して下さいました

田辺議員と上地議員が受付を担当して下さいました

まず、4つの常任委員会それぞれについて報告を行ないました。

芳賀議員による総務常任委員会の報告

芳賀議員による総務常任委員会の報告

青木哲正議員による生活環境常任委員会の報告

青木哲正議員による生活環境常任委員会の報告

室島議員による教育福祉常任委員会の報告

室島議員による教育福祉常任委員会の報告

青木秀介議員による都市整備常任委員会の報告

青木秀介議員による都市整備常任委員会の報告

市民の方々からの質疑が活発に出されました

市民の方々からの質疑が活発に出されました


それぞれの報告に対して、市民の方々から質問が挙がりました。

例えば...。

  1. 長坂の新ごみ処理施設の建設について、あまりにも自然破壊を進めるような形で横須賀市が工事を行なうのはおかしいのではないか?
  2. 国民健康保険の保険料の値上げについて、値上げ幅14.6%というのはあまりにも大きするのではないか?
  3. 国民健康保険に加入していない方々と加入している方々の関係はどのようなものか?
  4. 国民健康保険に加入している世帯は、低所得世帯が多い。今回の値上げは市民に対しておかしいではないか?
  5. 自治基本条例に附随する住民投票制度を否決した議会の判断は正しい。安全保障についても市議会では議論しているのか?
  6. 市内の利用されていない土地を売却してばかりでおかしい。大矢部弾庫や浦賀ドックなど積極的に活用すべきではないか?
  7. 他都市では人口が増えているまちもあるのに、横須賀市では何故人口減少が続いているのか?

国民健康保険の保険料値上げについては、とても厳しい意見が相次ぎました。

続いて、ご意見としては

  1. 市長は自分の実績を上げる為に借金返済に力を入れているが、国民健康保険の値上げなんてしないでほしい。
  2. 第1回から議会報告会に参加してきたが、回を重ねるごとに改善されてきている。今後もがんばってほしい。
  3. 市議会議員は後援会の代表ではなく、市民全体の代表であるはず。議会報告会をもっと増やして欲しい。

といったものがありました。

明日はヴェルクよこすかと衣笠行政センターです。みんなで議会報告会を成功させたいと思います!