同性カップル等パートナーが同一住民票・国民健康保険への加入・生活保護の要否認定と支給を現在でも受けられること、里親になれることをしっかり広報する必要性について/市長に行なう質問の発言通告書を紹介します(その4)

前の記事から続いています)

一般質問4つ目は「不利益を無くす為に今ある制度で同性等パートナーが利用できる制度と周知の必要性について」です

前3つのブログ記事に続いて、フジノが6月議会で市長に対して行なう一般質問について紹介します。

発言通告書に記した4問目は、同性カップル等パートナーが不利益を受けている現状を変える為に、今ある制度の中で活用できる仕組みについてを取り上げます。

4.同性カップル等パートナーが現在も利用できる制度の存在とその周知の必要性について

仮に本市が同性カップル等のパートナーシップ制度を導入しても、国の定める同性婚ではないので法的な効果はなく、今後も法的な婚姻関係にある男女の夫婦と比べて同性カップル等パートナーへの差別的な扱いと不利益は続くことになる。

これまでも本市は、同性カップル等への実質的な不利益を無くす取り組みを続けてきた。

今回は、既存の制度を活用して共同生活上の不利益を解消できる仕組みを確認したい。

(1)同性カップル等の同一世帯の住民票の作成について

ア.生計が同一の同性カップル等パートナーの一方を世帯主として、もう一方を同居人とする続柄欄のある同一世帯の住民票を作成できるはずだが、本市ではいかがか。




(2)同性カップル等の国民健康保険への加入について

ア.同一世帯の住民票登録をすれば同性カップル等のパートナーは、同一世帯者として国民健康保険に加入できるはずだが、本市ではいかがか。

イ.国民健康保険は世帯ごとの収入をもとに保険料を算定する ため、同性カップル等が別々の単身世帯として支払う場合、不利益が生じている。

2人が別々の単身世帯として支払う場合と同一の世帯として支払う場合とでは、年額どれだけ保険料に差が出るのか。




(3)同性カップル等の生活保護の受給について

最後のセーフティーネットである生活保護は、生活保護法第10条と行政解釈によって、「同一の住居に居住し、生計を一にしている者は、原則として、同一世帯員として認定すること」 と「世帯単位の原則」を明確化しており、要否判定・支給がなされてきた。

ア.ともに暮らし、生計を一にしている同性カップル等のパートナーは同一世帯員として生活保護の要否判定・支給がなされるはずだが、本市ではいかがか。




(4)現在も同性カップル等が利用できる制度だと周知する必要性について

これらはパートナーシップ制度がない現在も同一世帯と認定されれば利用できる。

しかしこの事実が当事者には全く知られていない。

ア.現実に不利益を受けている当事者に対して、こうした制度が利用できることを周知すべきではないか。




(5)同性カップルも里親になれることをホームページなどに明記する必要性について

昨年9月定例議会における市長との質疑を通して、本市は同性カップルも里親になれる旨の答弁があった。

しかし市民に広報されなければ、申請にはつながらない。

埼玉県議会では県知事がホームページへの明記を約束し、現在、埼玉県のホームページでは里親制度Q&Aのコーナーで同性カップルも里親になれることをきちんと明記している。

埼玉県ホームページ「里親制度Q&A」より

埼玉県ホームページ「里親制度Q&A」より


かたや本市のホームページの「里親になるには」のコーナーは最低限の記述しかなく、とてもわかりづらい。

横須賀市ホームページより

横須賀市ホームページより


ア.本市ホームページも埼玉県のQ&Aのように里親申請を迷っている方々にとってわかりやすく充実した内容に改善すべきではないか。

イ.改善に当たっては、同性カップルも対象だとわかるように明記すべきではないか。

今回の質問を決意したのは、5月17日の『多様な性にYESの日』街頭キャンペーンを行なった時でした。

参加して下さった方々に、

今の仕組みでも同性カップル等パートナーに適用される制度

  1. 同性カップル等パートナーも、当然ながら同一世帯住民票を作れること
  2. 同性カップル等パートナーも、当然ながら国民健康保険に同一世帯として入れること
  3. 同性カップル等パートナーも、当然ながら生活保護の給付を受けられること

をフジノがお話したところ、みなさん知らなかったのです。

以前にも同性カップルの方々にこれらをお伝えしたところ、知りませんでした。

けっこうショックでした。

世間では、同性カップル等パートナーシップ制度ばかりが知られるようになっています。

この制度には法的な権利の保障は何もありません。

それなのにメディアではこぞって同性婚(法的な婚姻関係)と同じ効果があるように報じています。誤解です。

横須賀はまもなくパートナーシップ制度の導入について『人権施策推進会議』において議論をスタートします。

(昨年9月議会でのフジノの質疑に、上地市長が明確に答弁してくれて決まりました)

けれども横須賀市がパートナーシップ制度を作ったとしても、効果は極めて限定的なのです。

だからこそ、こうした今の制度でも活用できる仕組みを改めて当事者のみなさまに知ってもらうべきだと考えました。

また、同性カップル等パートナーが里親になることができるにもかかわらず、全然、広報が足りていません。

この問題意識を『一般社団法人レインボーフォスターケア』の方と共有してきました。

そして、淀川区が広報紙にはっきりと掲載したこと、埼玉県が里親Q&Aにはっきりと記したことを教えていただきました。

良い取り組みは他自治体の真似をどんどんすべきです。

そこで質問することを決めました。

発言通告書の紹介は以上です。

フジノが一般質問に立つのは6月6日か7日です。

どちらの日に何番目に質問するのかは、6月5日(火)の議会運営委員会で決定します。



「同性婚」と横須賀市の対応についての質疑の詳細です/2014年6月議会・生活環境常任委員会

「同性婚」と横須賀市の対応についての質疑の詳細を報告します

先日記したとおり、生活環境常任委員会においてフジノはいくつもの提案や質問を行ないました。

「詳しくは後日お知らせします」と書きました。

今日は、実際に行われた質疑応答を掲載しますね。

フジノの質問

 
最後になりますが、『同性婚』と本市の対応について伺いたいと思います。
 
かねて、憲法では残念ながら『同性婚』は認められていないということで、僕は市議会では

「同性カップルが横須賀市に来れば、市長や横須賀市としては祝福するという取り組みをしてはいかがか」

という一般質問をかつて行ったことがあります。

そんな中、この6月になって、青森市で同性のカップルが青森市役所に婚姻届を提出した。

当然、青森市としては、憲法を根拠に受理をせずに、不受理証明書を発行したという動きがありました。

これは、この方たちが婚姻を認めてもらうことを目的として決して行ったのではなくて、国のあり方と、そして今人としてのあり方としての矛盾をあぶり出すために、それが目的で行なったことです。
 
これから各自治体で、こういう取り組みを性的マイノリティの方々はいろいろなところでやっていく、というようなお話も出ています。

僕は、横須賀市としてどういうふうに対応するかというのは、今からしっかり考えておくべきだと思うのです。
 
まず、窓口サービス課長に伺いたいのですが、現在『同性カップル』が婚姻届を出してきたならば、本市ではどんな対応をとるのでしょうか。

窓口サービス課長の答弁

 
『同性のカップル』については、婚姻の届けはできないと思います。

できる場合は家庭裁判所の手続を経て、性別を正式に法的な手続で変更した後に、家庭裁判所から通知があり、その後に婚姻届を提出されれば、それは受理することになると思います。

フジノの質問

  
青森市は憲法24条第1項に照らして、不受理だと、そして不受理証明書を出してくれと言われたので、不受理証明書を出したというふうな報道があるのですが、そうすると横須賀市の場合は、不受理にはしない。そもそも申請を受けない。そういう形をとるのでしょうか。

窓口サービス課長の答弁

婚姻の届け出の受理につきましては、法律に基づく、戸籍法に基づく受理になります。

したがいまして、全国一律の取り扱いになろうかと思いますので、『同性』の場合に婚姻届を受理するということは無い、と思います。

フジノの質問

  
そうすると、不受理という形になるのかなというふうに思うのですが、それは現行の憲法の中では、このようにならざるを得ないと思うのです。

ただ、そこから後の横須賀市としての対応をぜひ考えていただきたいというふうに思うのです。
 
他都市の当事者の方には

「横須賀市の取り組みを知ってうらやましい、横須賀市に住みたい」

と言って下さった方もいる。

「横須賀市は多様性を認めるまちなのだ」というまちでありたい。
 
そこで、ぜひ『性的マイノリティ関係課長会議』の事務局であり、筆頭でもある市民部に、ぜひそういったときには、横須賀市としてはどういった対応をとるのかというのを考えていただきたいと思います。
 
僕個人としては、過去に先ほど申し上げたような提案をしていますので、憲法で認める婚姻届の受理はできないけれども、婚姻法で認める婚姻届の受理はできないけれども、横須賀市としては祝福としますというような形で、何らかのお祝いカードを手渡す。

法律の結婚にはならないけれども、お祝いはしますというような形で祝福をすることができないか、そういうような提案を私はしたいと思うのですが、ぜひ『性的マイノリティ関係課長会議』の検討課題の1つに上げていただきたいというふうに思うのですが、いかがでしょうか。

人権・男女共同参画課長の答弁

 
大変難しい課題だなというふうに、今感じております。
 
と申しますのは、『同性パートナー』の方とのことだけを祝福するということは、逆に異性間のカップルというのですか、そういった方たちを祝福しないというようなことになり、どちらかだけを祝福するということが果たして本当にいいことなのかどうかというところが、今まだ少し自分の中でも整理ができていませんので、関係課長会議にかける云々の前に、私ども課の中での一つの課題として、受けとめさせていただくという形で、きょうのところは回答させていただきたいと思います。

フジノの質問

  
横須賀市としては、本当に岩盤を一つずつ切り崩してきたというか、ほかのまちが何もやってない中でも、全国的に何もない中から取り組んできた。
 
今回のことも、青森市はたまたまターゲットになってしまったので、不受理届を出すだけでおしまいという形になったと思うのですが、こういう動きは多分広まっていくのだと思うのです。

その時に「横須賀市なら、横須賀市では何ができるか」というのをぜひ検討の俎上に上げていただきたい。
 
考えているのだという姿勢を示すことだけでも、「横須賀市というのは、やはりダイバーシティのまちなのだ。多様性を尊重するまちなのだ」というのが伝わっていくと思うのですね。

ぜひ部内で、課内で検討していただけたらというふうに思います。

このテーマはものすごく大切です。

すでに諸外国では、大統領選挙の争点なるテーマです。

フジノは引き続き、現実的な成果を引き出せるように、そして誰もがありのままの自分で生きやすく暮らしていかれる社会の実現を目指して、努力していきます。

ぜひみなさまからもご意見をいただけるとありがたいです。



大雨の避難勧告のタイミング、自殺対策の再強化、同性カップルの婚姻届への横須賀の向き合い方/生活環境常任委員会としてのフジノの初質疑

11年間所属した「教育福祉常任委員会」から異動して、初めての本格的な質疑を行ないました

今日は『生活環境常任委員会』に出席しました。

生活環境常任委員会の「議事次第」より

生活環境常任委員会の「議事次第」より


この委員会はすでに何度か開催されているのですが、本格的な議論(議案・請願の審査、報告事項・所管事項への質疑)をするのは、今日が初めてです。

これまで11年間、フジノの主戦場はずっと『教育福祉常任委員会』(旧・民生常任委員会、旧・教育経済常任委員会)でした。

  • 政治家に転職した理由である、自殺対策・精神保健福祉・障がいに関する政策

  • 学生時代から専攻やボランティアとしてずっと取り組んできた、教育・こども家庭福祉などに関する政策

  • 自らの家族に降りかかったことをきっかけに全身全霊で取り組んできた、慢性期の医療・市民病院改革・高齢者福祉・地域包括ケアに関する政策

こうしたフジノが大切にしている政策のほぼ全てを扱うことができる委員会でした。

つまり、政治家としてのフジノの『存在理由』である政策を扱う部局がこの委員会ではほぼ網羅されていました。

とても恵まれていた仕事環境だったと思います。

例えて言えば、就職活動の結果『希望の職種』『希望の会社』に採用されて、さらに就職後に『希望の部署』に配属された、というような感覚です。

だから、フジノはいつも高いモチベーションで24時間寝食を忘れてフル稼働で働くことができたのだと思います。

しかし、12年目にして『異動』と相成った訳です。

フジノは会社員だった5年間で、4回もの異動を経験しています。

異動によるモチベーションの変化や新しい異動先のカルチャーへの順応など、気持ちの変化が起こることは体験しています。

でも、どの職場にも学ぶべきことはたくさんあったし、どこの部署でも最後には「まだここを離れたくない。やるべきことがたくさんあるのに」と感じるようになっていました。

だから、今回の生活環境常任委員会への異動に際しても

「教育福祉常任委員会を出たら、フジノは質問のレベルが下がった」

なんて、絶対に言われたくありません。

今まで行なってきたレベル以上の質疑を、生活環境常任委員会でも絶対に必ずやる。

そう固くこころに決めてきました。

こうして迎えたのが、今日の委員会でした。

委員会を終えてみて、自分自身では

「まだ知識量や情報量は全然ダメ。もっと学ばねばダメ。しかし、モチベーションは全く下がっていないで質疑に取り組めた」

と感じたのですが…。

果たして、いかがだったでしょうか?

傍聴して下さった方々・インターネット中継をご覧になった方々・質疑を受けた市職員の方々などのみなさま、生活環境常任委員会委員としてのフジノの質疑は、どうでしたか?

ぜひ感想をお聴かせ下さい。



所管事項として、フジノが今回行なった質疑は3つです

議案・請願・報告ともに、今回も大切なものがいろいろありました。これらは少しずつ報告していきたいと思います。

今日は『所管事項への質疑』について報告します。

これは、所管している部局(消防局・上下水道局・資源循環部・市民部・市民安全部)に対して、何を質疑しても良いというものです。

つまり、政治家個人個人の関心や大切にしている政策に沿って、質疑を行なうことができる重要なチャンスです。

その『所管事項への質疑』において、フジノは下の3つのテーマで質疑をしました。

1.避難勧告の発令の在り方と国への改善提案について

大雨の時、気象庁等が『土砂災害警戒情報』を発表したら地方自治体は『避難勧告』を出すべきだ、と内閣府が4月に指針を改定した。

しかし横須賀市は「この指針改定は現実的でない」との判断から、実際の大雨に際してもこの指針に基づいたタイミングでは『避難勧告等』を出していない。

  1. 現場の経験と勘に基づく横須賀市独自の『避難勧告』を出すタイミングがあるが、それを客観的な基準として明確化すべきではないか。

  2. そして、「これこそ現実的な基準である」と横須賀市の基準を示し、国に対して指針を再度改定するように求めるべきではないか。




2.前年比2倍に増加している横須賀市の自殺の犠牲者を減らす為の、自殺対策の再強化について

  1. 市民部窓口サービス課への提案
    →『死亡に伴う各種手続きの案内』に掲載している相談先の改訂、表現・内容のリニューアル

  2. 消防局消防・救急課への提案
    →自殺未遂による搬送をされた本人及びご家族、自殺による搬送と不搬送となった方のご遺族に対する相談先リーフレットの配布

  3. 消防局総務課への提案
    →消防団に対して5年間をかけて全団員にゲートキーパー養成研修を受けて頂く目的の明確化

  4. 市民部地域コミュニティ支援課への提案
    →地域運営協議会をはじめとする地域の自治組織の役員らを対象にしたゲートキーパー養成研修の実施

  5. 市民部人権・男女共同参画課への提案
    →性的マイノリティ当事者のご家族に対する相談機関の紹介や周知の徹底




3.「同性カップル」による婚姻届の申請が成された時の横須賀市の対応について

青森市において、『同性カップル』が婚姻届を出そうとしたものの青森市は憲法を理由に『不受理』とした。これは極めて重要な問題提起だと全ての自治体が受け止めねばならない。

わが国でもようやく多様な性の在り方への社会的な認知度が向上しつつあるが、同性婚は認めない現状がある。この現状に対する異議申立てとして、市役所に同性カップルが婚姻届を出すという取り組みは今後必ず全国的に起こっていくはずだ。

  1. そこで、「もし今日、『同性カップル』によって婚姻届が出されたら、横須賀市役所はどのような対応を取るべきなのか」という点について検討を始めるべきだ。

  2. また、フジノは昨年2013年予算議会において「法的な婚姻は認められなくとも、横須賀市役所を訪れた『同性カップル』に対してはシンボリックな意味で市長が『祝福』する取り組みをスタートすべきだ」と提案した


    現状では憲法や婚姻法による同性婚が認められなくとも、多様性を大切にするまちである横須賀市では市長の名のもとに婚姻を望む『同性カップル』に『祝福』をするという取り組みの実施を、『性的マイノリティ関係課長会議』での検討課題とすべきではないか。



以上3つのテーマについて質疑をしました。

具体的な質問と答弁の内容は、後日改めて掲載します。

ぜひみなさまの感想や意見をお願いします。



東京レインボープライド2013へ/ゴールデンウィークをレインボーウィークにしよう!

1万2000人が参加した大イベント!

今日は、『東京レインボープライド2013』に参加して来ました!

代々木公園

代々木公園


「プライドパレードって何?」

という方の為に、ホームページから説明を引用しますね。

プライドパレードとは?

プライドパレードはレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー(LGBT)をはじめとするセクシュアルマイノリティーの存在をアピールし、その文化を祝うお祭りです。

セクシュアリティーに関わらず、イベント趣旨に賛同する方は誰でも参加できます。

2012年の初めての東京レインボープライドは4500人以上の参加者を集めて開催され、2016年までにアジアで最大規模のプライドパレードとなることを目標にしています。

なぜプライドパレードが重要なのか?

LGBTをはじめとするセクシュアルマイノリティーの人々は、日々の暮らしの中で、偏見や差別に直面することがあり、少なくない人たちが、この状況に閉塞感を感じています。

「LGBTの権利は人権である」と、私たちは考えています。

プライドパレードはLGBTの人々の存在を広く社会に伝え、より生きやすい社会へと変化を促すための、重要な第一歩です。

ウェルカム!東京レインボープライド会場入口

ウェルカム!東京レインボープライド会場入口

2,100人もの方々がパレードに参加しました。

東京レインボープライド2013パレードコース

東京レインボープライド2013パレードコース

これまでツイッターで会話してきた全国の方々にお会いできました

歩道橋の上から会場を見渡してみました。ブースもたくさん出ていますね。

歩道橋の上から会場を見渡してみました。ブースもたくさん出ていますね。

みなさんとフジノ

みなさんとフジノ

レインボー!

レインボー!

ブース出展の数々、素晴らしかったです

『東京レインボープライド』といえば、ものすごい数のブース出展も有名です。

早稲田大学の学生団体『Re:Bit』さんのブースもありました!

代表の薬師さんをはじめ、みなさんとても熱心かつ楽しそうに取り組みを説明して下さいました。

学生団体「Re:Bit」のブース

学生団体「Re:Bit」のブース


実は、『Re:Bit』のみなさんには今年度中に横須賀市に来て講演して頂くことが決まっています。

今日ついにみなさんと初顔合わせすることができました。

大使館・自治体ブースに横須賀もいつか出展したいです

われらが「akta」。東京都健康局もブースを出していました。

われらが「akta」。東京都福祉保健局もブースを出していました。


この場所に自治体がブースを出展することは、とても光栄なことです。

いつか必ず横須賀市もこの場所でブースを出展したいです!

(*後日談:2018年6月議会の一般質問で、フジノは市長に対してついに出展を提案しました)

世界各国の大使館もブースを出していました

世界各国の大使館もブースを出していました

ベルギー大使館のブース

ベルギー大使館のブース

ステージ上には、東小雪さんもいらっしゃいました!

ステージ上には、東京ディズニーリゾートで結婚式をあげた東小雪さんの姿もありました

ステージ上には、東京ディズニーリゾートで結婚式をあげた東小雪さんの姿もありました





東京レインボーウィークはGW明けまで続きます

日本で初めて今年はゴールデンウイークをレインボーウィークにしようという試みが行なわれています。

Tokyo Rainbow Week 2013

Tokyo Rainbow Week 2013

「2013年、東京のGWをレインボーウィークに!!」

『Tokyo Rainbow Week 2013』は、現在、日本の人口の約5.2%存在するとされるLGBTを中心としたセクシュアル・マイノリティの人たちが、より自分らしく前向きに暮らしていくことのできる社会をみんなで応援し、サポートする週間です。

4月27日(土)~5月6日(月祝)のゴールデンウィーク10日間に、LGBTに関連した様々なジャンルで活動するNPO・団体・ネットワークが、自治体・企業・メディア等と連携しながら、気軽に参加できるものからちょっと深く学べるものまで、多岐にわたってイベントや企画を運営していきます。




同性パートナーシップの実現を目指して/住まい・結婚

予算議会において、市長に対して行なった一般質問の内容を、少しずつ報告していきたいと思います。

市長への2つの提案、住まいと結婚

以前お伝えした通りで、今年2月6日に市長と性的マイノリティ当事者の方々との意見交換を行ないました。

SHIP代表・星野さんのお話を伺う吉田市長、市民部長

SHIP代表・星野さんのお話を伺う吉田市長、市民部長


この場で、フジノからも市長に対して2つの提案をお伝えしました。

  1. 横須賀市では、同性パートナーが公営住宅に入居できるようにすべき

  2. 横須賀市では、同性パートナー等の結婚を市長が祝福する取り組みを行なうべき

ここでのフジノの提案はあくまでも『非公式』なものです。

そこで改めて予算議会の場で、市長に対して『公式』な形で提案を行ないました。

それが今回の報告の内容です。

2013年3月1日・本会議・フジノの質疑より

フジノの質問

わが国では男女の「異性パートナーシップ」のみを想定した法規によって法的に結婚した男女しか「家族」とみなされません。

その為、異性パートナーであれば事実婚にあたる同性パートナーの方々は生活上のあらゆる面で不利な状況に追い込まれています。

生きていく上で不可欠な『住居』についてもそうです。

こうした不利な状況を解消する為に、すでに地方自治体レベルでは「同性パートナーシップ」を保障する取り組みもスタートしています。

例えば大阪府では、大阪府住宅供給公社の賃貸住宅に「ハウスシェアリング制度」を導入して非親族同士の入居を認めて同性カップルの入居を可能にしました。

地域主権の今、本市が積極的に独自の取り組みを行なうことでそれを本市の強みとすべきです。

【質問】
カ.本市においても、市営住宅等に同性パートナーの入居を実現できる制度の導入を検討すべきではないでしょうか。

01fujino10


昨年5月、東京ディズニーリゾート内の直営ホテルでは同性カップルが結婚式を挙げることを認める方針が発表されて大きな話題を呼びました。

(*実は、まさにこの日に挙式がとりおこなわれました。フジノも本会議が無ければお祝いに駆けつけるつもりでした。結婚式の様子をお伝えするご本人のブログはこちらです。ぜひご覧下さいね)

これは『法的な婚姻』とは別です。

けれども

「あのディズニーランドであれば同性カップルも結婚式を行なうことができる」

というディズニーの姿勢は、性的マイノリティ当事者だけでなく広い支持を受けました。

東小雪さんのツイート

結婚式の様子をお伝えする東小雪さんのツイート


こうした取り組みから本市も学ぶべきです。

そのまず第一歩として、現在の法律が追いついていない同性パートナーをはじめとする様々な結婚の形態を、シンボリックな意味で市長が「祝福する」取り組みを始めるべきです。

これはすでに海外の自治体では行なわれています。

横須賀市役所を訪れれば、同性パートナー等の結婚を市長が祝福してくれるということは、市民それぞれの生き方を積極的に行政が認めていく姿勢を示すことになります。

同時に、誤解を恐れずに述べれば、横須賀を訪れる人々を全国から呼び込むこともできる為観光・集客の政策としても大きな強みになります。

【質問】
キ.横須賀市役所を訪れた同性パートナー等の結婚を市長が祝福する取り組みを検討すべきではないでしょうか。

お答え下さい。



市長の答弁

「市営住宅等に同性パートナーの入居を実現できる制度の導入を検討すべきではないか」というご質問を頂きました。

市営住宅等への同性パートナーの入居については、住宅困窮実態の掌握を含め、性的マイノリティに関する施策を整理する中で研究していきたいと考えております。

次に、横須賀市役所を訪れた同性パートナー等の結婚を祝福する取り組みを検討すべきではないか、とのご質問を頂きました。

東京ディズニーランドでの取り組みについては初めてお聴きしましたが、他自治体や企業等へ同性愛者へどのような取り組みがなされているのか情報収集をしたい、と考えています。

〜ここからは一問一答方式での質疑になります〜


フジノの再質問

続いて、同性パートナーシップについてです。

まず、公営住宅等の入居についてです。

すでに東京都の中野区、こちらでは本市でいうところの『高齢者・障がい者の為の住まい探し相談会』の対象に『同性カップル』を入れているんですね。

横須賀市が開催している高齢者・障がい者の住まい探し相談

横須賀市が開催している高齢者・障がい者の住まい探し相談


横須賀市の場合は外部に委託しておりますが、住居を探すのが困難な同性パートナーの方々の為に、こういった取り組みの中に同性パートナーを盛り込むこともぜひ検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか?



市長の答弁

この住宅相談等については、先ほども「他の自治体でどんなことをやっているのかというのは情報収集をさせていただきたい」と申しましたが、その中野区の取り組みなどについても情報を今後集めさせてもらいたいと思います。



フジノの質問

そして最後の質問になりますが、シンボリックな意味として、ぜひ市長に同性パートナー等を祝福する取り組みを検討していただきたい、というふうにご提案申し上げました。

これは、他の日本国内でやっているところは正直「無い」と思います。

市長は「事例を研究してみる」ということでしたが、ぜひ海外のサンフランシスコなどの事例を研究していただいて

日本で最初の性的な多様性を認めるまちが横須賀である、そしてそれを本市の強みとしていくんだということで進めていただきたいと思います。

この研究をぜひ海外等の事例をみていっていただきたいと思いますがいかがでしょうか?



市長の答弁

ぜひ他都市の事例だけでなくて、海外の事例についても勉強したいと思います。




今後は実務者会議に働きかけていきます

市長の答弁をご覧になったみなさまは、「なんだか無難な答弁ばかりだ」と感じられたと思います。

ただ、『同性パートナーシップ』についての質疑は、実はこれが『横須賀市議会史上初』だったこともあり、市長側も慎重な答弁になることは予想通りでした。

むしろフジノとしては、2月の意見交換に続いて、本会議の場で市長に対してこうして提案したことで、『行政トップ』である市長に問題の存在を認識させることができたと考えています。

しかも、横須賀市には、全国で初めての取り組みとして知られる『性的マイノリティ関係課長会議』が設置されています。

横須賀市に設立された「性的マイノリティ関係7課長会議」

横須賀市に設立された「性的マイノリティ関係7課長会議」


これからは、この『実務者による会議』にアプローチを行なっていきます。

わが国における『同性パートナーシップの実現』は、政府の動きが鈍いので、地方政府が積極的に進めていくべき課題だとフジノは考えています。

1つずつ、必ず実現していきます。

待っていて下さいね。



多様な性にYES!「やっぱ愛ダホ!2012」に参加しました/国際反ホモフォビアの日

『やっぱ愛ダホ!2012』に参加しました

昨年に続いて、今年も新宿駅東南口で開かれた『やっぱ愛ダホ!』の取り組みに参加してきました。

アイダホ(IDAHOT)とは『国際反ホモフォビアの日』の略称です。

1990年に世界保健機構(WHO)が精神疾患のリストから同性愛を削除した5月17日を記念日に指定しているのですが

アイダホを記念して2007年から日本でもこうして全国各地でイベントが行なわれています。

今日配ったチラシです

今日配ったチラシです


新宿駅東南口はいつもすさまじい人であふれていますが、土曜日の今日もいつもどおり混雑していました。

そんな中、こうして『多様な性にYES!』を訴えられることは、とても素晴らしいことだと感じます。



全国から寄せられたメッセージを新宿で読み上げました

さらにうれしいことに、今年はなんとフジノもメッセージ代読をさせていただきました!

一緒に活動させてもらえるだけでもありがたいので、これにはこころから感激しました。

『やっぱ愛ダホ!』の場に託して頂いた全国からの想いのこもったメッセージです。

1通ずつ読み上げながら、フジノが代わりに読ませてもらうことの責任の重さと同時に深い感謝の気持ちを感じました。

これはいつも書いていることなのですが、フジノのまわりにはオープンリー/カミングアウトしている方が多くて

フジノのまわりという限定された空間においては『性的な多様性』はまるで実現していることのように錯覚してしまうことがあります。

けれどもそれは広大な砂漠のあちこちにオアシスがあるように、単なる限られた仲間内での『精神的な受け止め方』でしかなく

文化的・経済社会的・法律的にはいまだ『多様性』は保障されていないのが現実です。

例えば、先週5月9日、アメリカでオバマ大統領が現職の大統領として初めて『同性婚』を支持すると表明して大きな話題になりました。

2012年5月10日・CNNニュースより

2012年5月10日・CNNニュースより


けれども、日本ではまだまだ話題になることすらありません。

このような現状を変えて、より広く深く多様性が保障されるようにするにはもっと政治的な取り組みが必要です。

そんな中、昨年の統一地方選挙では石坂わたるさん(中野区議)石川大我さん(豊島区議)のお2人が、わが国では初めてオープンリーゲイとして公職に選出されました。

石坂さん・石川さんとは政治家に転職する前からの知人ですが、政治業界に仲間が増えてくれたことは本当に心強いです。

石坂さんとフジノ。石坂さんは6年連続『やっぱ愛ダホ!』皆勤賞です

石坂さんとフジノ。石坂さんは6年連続『やっぱ愛ダホ!』皆勤賞です


『IDAHO』のイベントを横須賀で開催するのが昨年からのフジノの目標です。

来年こそは、必ず横須賀で開催できるようにしたいです。

街頭キャンペーンを行なった新宿

街頭キャンペーンを行なった新宿


一緒に活動してくれたみなさまに感謝してます。

そして、メッセージを送ってくれたみなさま、ありがとうございました。

来年はぜひ横須賀で一緒にイベントを開催しましょうね!



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