昨日全国のみなさまに送ったお手紙について毎日新聞が報じてくれました/大阪の拳銃強奪事件を受けて、コンボ当事者理事で全国のみなさまにお手紙を書きました

昨日全国のまなさまに書いたお手紙について毎日新聞から取材を受けました

昨日、全国に向けて発信した当事者のみなさまへのお手紙。

大阪で起きた拳銃強奪事件で、戸惑いやストレスを感じている皆さまへ

大阪で起きた拳銃強奪事件で、戸惑いやストレスを感じている皆さまへ


毎日新聞の塩田彩記者が、そのお手紙についてフジノたちを取材してくれました。

夕方にはすぐに記事がウェブサイトに掲載されました。

毎日新聞の塩田彩記者が報じてくれました

毎日新聞の塩田彩記者が報じてくれました


さらにヤフーニュースにも掲載されました。

さらにヤフーニュースにも掲載されました

さらにヤフーニュースにも掲載されました


(掲載された毎日新聞のウェブサイトヤフーニュースのサイト

「つらい思い知って」
拳銃強奪事件受け精神障害者らがメッセージ

大阪府吹田(すいた)市の交番で警察官が刺されて拳銃を奪われた事件で、強盗殺人未遂容疑で逮捕された飯森裕次郎容疑者(33)が精神障害者保健福祉手帳を所持していたことが報じられ、精神障害者や家族らに動揺が広がっている。

精神障害者らでつくるNPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ(千葉県市川市)は19日、ホームページに「つらい思いをしている私たちの思いを知ってほしい」と呼びかける文章を掲載した。

【塩田彩/統合デジタル取材センター】

「地域で生きづらくなったらどうしよう」

文章は「警察官の方が一日も早く回復されることをお祈りいたします」とした上で、手帳所持の報道について、当事者が

「地域で生きづらくなったらどうしよう。今、外に出たら、何か言われるのかもしれない」

という不安を抱えていると明かした。

そして、当事者や家族に向けて

「頭の中身(考え)を書き出したりして整理整頓することで、少し楽になるかもしれない」

と呼びかけ、社会に対しても

「いろいろな立場の人がいるのは分かっているが、私たちの思いを知ってほしい」

と訴えた。

コンボは精神障害のある人を表紙に据え当事者の体験談などを掲載する月刊誌「こころの元気+(プラス)」を発行。

編集長の丹羽大輔さんによると、事件の後、「精神障害者への風当たりが強まる」「コメンテーターの言葉が怖くてテレビがつけられない」「(報道をみて)また家や仕事を探しにくくなる」といった不安の声が寄せられた。

本当はどうだったのか検証を

文章はコンボの理事を務める精神障害当事者の連名で「大阪で起きた拳銃強奪事件で、戸惑いやストレスを感じている皆さまへ」というタイトルで出された。

理事でパニック障害などを明かして活動する藤野英明・横須賀市議

「つらい思いをしている当事者仲間に、まずは今日を乗り越えよう、大丈夫だというメッセージを出したかった」

と話す。

共同代表理事で当事者の宇田川健さんは

「自分自身も外に出るのが怖くなっている」

として

「推測による否定的な情報だけでなく、本当はどうだったのかを検証して報道してほしい」

と呼びかけた。

丹羽さんも

「容疑者は『病気がひどくなったせい』と供述しているが、本当の原因がどこにあるのか、現段階では確定していない。理解できない行動を精神疾患に結びつけたり、病気に関連づけて過剰に報道したりすることは、できれば控えてほしい」

と話した。

昨日のお手紙が、この記事を通じてさらに多くのみなさまに届くことを祈っています。



大阪で起きた拳銃強奪事件で、戸惑いやストレスを感じている皆さまへ/コンボの理事として全国のみなさまにお手紙を書きました

全国のみなさまへ

認定NPO法人地域精神保健福祉機構(コンボ)の理事として、大阪で起こった拳銃強奪事件について全国のみなさまにお手紙を書きました。

(2019年6月19日)

大阪で起きた拳銃強奪事件で、戸惑いやストレスを感じている皆さまへ

6月16日に大阪の交番で、警察官の方が襲撃され、拳銃を奪われる事件が起こりました。

襲撃されて大きな怪我を負ってしまった警察官の方が一日も早く回復されることをお祈りいたします。

16日には、容疑者の写真が公開されました。17日には、容疑者の所持品には、精神保健福祉手帳2級や、精神科への診察券をもっているとの報道がありました。

17日には、どの時間帯のどの報道番組を見ても、同じ内容を出しているので、精神障がいを持つものとして、とても辛いと感じています。

これから、また私たちが地域で生きづらくなったらどうしよう。

今、外に出たら、何か言われるのかもしれない。

精神科の病院やクリニックに行かなければならないけど、交通機関で何か言われたり、ジッと見られたりしないだろうか。

仕事に行くのに、何か言われたりしないだろうか。

などと、そんなことをつい考えてしまう程に私たちは、世の中が怖いと思ってしまいます。

他の当事者、その家族の皆さんも、同じように辛い思いをなさっているのではないでしょうか。

私たち精神障がいをもつものは、いっぺんに大量の否定的な情報を浴びると、それに影響をうけ、強いストレスを感じ、こころが傷つきます。

傷つくことに、慣れるとか、影響を受けないようにするということはとても難しく、「ぞっ」として頭の回転が固まってしまうほどです。

そして、そのあとの行動や日々の生活に影響が出てしまいます。

家から出づらくなったりしている人も多いのではないでしょうか。施設などに通うのもためらったりしている人もいるのではないでしょうか。

精神障がいをオープンにして働いている人たちも、職場では周囲の人に理解があったとしても、辛い、傷ついた、自分は大丈夫だろうか、と感じている人もいると思います。

また職場によっては、上司だけが障がいのことを知っていて、周りの人は知らないこともあり、その中で今回の事件のあと、肩身の狭い思いをしているのではないかと心配しています。

私たちは、「ぞっ」として、驚き、そして戸惑って頭の回転が止まってしまっているのかもしれません。

周りの人はそれほど私やあなたに注目しているわけではないかもしれません。私たちは、こういう時こそ、「しなやか」に考えることが必要なのではないでしょうか。

頭の中身を書き出したりして、いっぺん否定的な考えを脳から外に出して、自分に関係ないこと、自分に関係するかもしれないことを、整理整頓をして、戻すことをすることで、すこし楽になることもあるかもしれません。

私たちはストレスで、傷ついてもそこから回復することがあるということを体験から、知っています。それには時間がかかることがあることも知っています。

色々な立場の人が世の中にはいるのはわかっています。でも、今辛い思いをしている私たちの思いは知ってほしいと考えています。

認定NPO法人地域精神保健福祉機構・コンボ

共同代表 宇田川 健

理事 増川 信浩

理事 藤野 英明

理事 佐々木 理恵

どうかひとりでも多くの方々に僕たちの想いが届きますように。



後日追記:毎日新聞が報じてくれました

翌日、毎日新聞の塩田彩記者がこのお手紙について取材をして、報じてくれました。

ぜひ記事もご覧ください。



次の10年へ新たな体制でコンボは歩んでいきます!/認定NPO法人地域精神保健福祉機構・理事会&総会(2018)

コンボの理事会と定期総会が開催されました

夜は、東京へ。

コンボ(認定NPO法人地域精神保健福祉機構)のサイトより

コンボ(認定NPO法人地域精神保健福祉機構)のサイトより


都内の会議室で、認定NPO法人地域精神保健福祉機構(通称コンボ)の理事会と総会が開催されました。

フジノは2010年から理事を務めていますなので、ともに出席をしました。



財政は厳しいながらもなんとかコンボは活動を継続できています

2007年に創立したコンボは、なんとかこの10年間を生き残ることができました。

そして、社会的な意義の高い取り組みを全力で行なってきました。

年によって増減はありますが、会員数は約7000〜8000人台も居て下さいます。

今では、多くの病院の精神科やメンタルクリニックの待合室に、コンボが発行しているメンタルヘルスマガジン月刊『こころの元気プラス』が置かれています。

精神保健医療福祉の祭典『リカバリー全国フォーラム』も、すっかり夏の恒例行事として全国から愛されるようになりました。

認定NPO法人地域精神保健福祉機構・2018年度理事会&総会

認定NPO法人地域精神保健福祉機構・2018年度理事会&総会


けれども、経営という面では決して順調ではありません。

かなり厳しい財政状態が続いてきました(現在も)。

昔から何故か「コンボの財政はうまくいっている」「コンボには資金が豊富にある」という誤解があります。

けれども、情報公開しているコンボの財務諸表をご覧いただければ、毎年どれほど綱渡りでがんばっているかご理解いただけるはずです。

まだまだ日本には寄附文化が根付いていませんし、国全体としてNPO・NGOを積極的に応援する体制にはなっていません。

たくさんのNPO法人が立ち上がっては潰れていっています。

そのような中で、10年間にわたって活動を続けることができたことは、全国の会員のみなさまのおかげです。

本当にありがとうございます。



さらにコンボは当事者性を高めて、ミッションも新たにしていきます!

政治家としてフジノは、いつも心がけていることがあります。

『理想』を守り続ける為には『行動』は変わり続けなければならない

というものです。

NPOも同じだと信じています。

コンボが掲げているリカバリーの実現という『理想』を実現していく為に、常に『行動』(アクション)の在り方は変化し続けていかねばなりません。

大島巌共同代表より開会あいさつ

大島巌共同代表より開会あいさつ


宇田川健さん(共同代表理事)からご相談をいただいていたのですが、今回、理事のメンバーが大きく変わりました。

当事者性をさらに高めていく為に、理事にも当事者を増やすことにしました。

これまでのコンボは、いわゆる『当事者=理事』が3名しか居ませんでした。

宇田川さん、増川ねてるさん、フジノの3名です。

理事の大半は、わが国の精神保健医療福祉の素晴らしい研究者・実践者の方々でした。アドバイザリーボードも同じです。

みなさん、素晴らしい方々で、理論的にも実践的にもリカバリー実現の為に日本の精神保健医療福祉を引っ張ってきてくださった方々ばかりです。

ただ、理想を実現し続ける為には変化し続けていかねばなりません。

今回、宇田川さんの想いに沿った新たな体制が本日の理事会・総会で承認されました。

代表理事
  • 大嶋巌
    (日本社会事業大学教授)
共同代表理事
  • 伊藤順一郎
    (メンタルヘルス診療所しっぽふあーれ院長)
  • 宇田川健
    (認定NPO法人地域精神保健福祉機構・共同代表理事)
理事
  • 大野裕
    (一般社団法人認知行動療法研修開発センター・理事長)
  • 岡田久実子
    (公益社団法人全国精神保健福祉会連合会・副理事長)
  • 桶谷肇
    (公益社団法人全国精神保健福祉会連合会・事務局補佐)
  • (新)小阪和誠
    (一般社団法人ソラティオ・ピアサポート専門員)
  • 後藤雅博
    (こころのクリニックウィズ・所長)
  • (新)佐々木理恵
    (WRAPファシリテーター・ピアスタッフ)
  • 島田豊彰
    (一般社団法人日本うつ病センター・事務局長)
  • (新)中川均
    (NPO法人全国精神保健職親会・理事長/株式会社ガイアート・顧問)
  • 藤野英明
    (横須賀市議会議員)
  • 増川信浩
    (WRAPファシリテーター)
  • 遊佐安一郎
    (長谷川メンタルヘルス研究所・所長)
  • 渡遺博幸
    (学而会木村病院院長)
  • 貫井信夫
    (NPO法人千葉県精神障害者家族会連合会・理事長)

任期は2年間です(再任はOKです)。

この新しい体制で、コンボは新たな10年間に向けて進んでいきます。

理事会・総会ともに、

「コンボがこれまで大切に守ってきた『ミッション』も、より当事者性を強く打ち出していこう」

ということで合意が得られました。



どうかコンボとその理想(リカバリーの実現)に力を貸して下さい

コンボは、『理想』を貫く為に、これからも自ら変わり続けていきます。

財政は決して豊かではなく、ついに会費の値上げも行なわざるをえませんでした。

当事者のみなさまの生活が厳しいことをみな分かっています。

けれども、コンボを継続していくことが必ず当事者のみなさまのリカバリーの実現に近づくことだと信じています。その為、値上げも行なう決断をしました。

コンボに限らず、どのNPOも、活動をずっと継続していく為には世代交代も進めていかねばなりません。

課題は山積みです。

それでもコンボの活動は、必ず精神疾患・精神障がいのある方々のリカバリーの実現にとって意味のあるものになると信じています。

どうか全国のみなさま、これからもコンボを応援し続けて下さい。

まずは、大きなイベントとしては夏の『リカバリー全国フォーラム2018』が9月に開催されます。

リカバリー全国フォーラム2018

リカバリー全国フォーラム2018


ぜひいらしてくださいね。

こころよりお待ちしております!



白熱した「リカバリー全国フォーラム2015」企画委員会/なんと今年の「トークライブ」の司会はフジノがやります!

今年も夏の「リカバリー全国フォーラム」に向けて企画委員会が開かれています

今夜は、『リカバリー全国フォーラム2015』の企画委員会が開かれました。

委員会は東京駅地下の会議室で行なわれました

委員会は東京駅地下の会議室で行なわれました

「リカバリー全国フォーラム2015・第2回企画委員会」議題

「リカバリー全国フォーラム2015・第2回企画委員会」議題

今年の委員メンバーは21名です(敬称略でごめんなさい)。

名前所属
高橋 清久公益財団法人精神・神経科学振興財団
相澤 和美国際医療福祉大学・地域精神看護ケアねっと
有村 律子NPO全国精神障害者団体連合会(ぜんせいれん)
安西 信雄帝京平成大学
伊藤 順一郎NPO地域精神保健福祉機構・国立精神・神経医療研究センター
宇田川 健NPO地域精神保健福祉機構
大島 巌NPO地域精神保健福祉、日本社会事業大学
加藤 大慈戸塚西口りんどうクリニック、横浜市立大学附属病院精神科
川口 敬之NPO法人POTA、北里大学
香田 真希子目白大学
島本 禎子杉並家族会
城田 晴男帝京平成大学
竹内 政治さいたま市精神障害者当事者会ウィーズ、日本ピアスタッフ協会
田中 直樹NPO法人あおば福祉会、NPO法人全国精神障害者地域生活支援協議会
仲野 栄一般社団法人日本精神科看護協会
福井 里恵東京学芸大学
藤野 英明横須賀市議会議員
古屋 龍太日本社会事業大学
増子 徳幸一般社団法人てとて リンクよこはま 訪問看護ステーション 相談支援事業所わおん
増川 信浩WRAPファシリテーター
四方田 清公益社団法人日本精神保健福祉士協会、順天堂大学

ものすごいメンバーです...。

日本の精神保健医療福祉を『リカバリー』視点で引っ張っていく重要な人々ばかり。

そんな中にフジノが混ざっていることに、毎年ながら違和感があります。

ただ、『リカバリーフォーラム』への愛情の強さでは誰にも負けないぞ、と本気で思っているので、それで毎年、委員に選ばれているのだと思います(笑)



議論は白熱しました。そして、今年もいい感じになりそう!

大会タイトルは毎年のとおり『リカバリー全国フォーラム2015』なのですが、その年のテーマをあらわす『大会サブタイトル』が決まりました。

まもなく広報の第一報ができる時期になりますので、どうぞお楽しみに!

会議室の様子

会議室の様子(実際には事務局も含めるとぎゅうぎゅう詰めで会議しています)


基本的には今年も8月末の2日間の開催を予定しています。

2日間のプログラムのイメージ

2日間のプログラムのイメージ


『リカバリー全国フォーラム』と言えば、『充実しすぎている分科会』がウリですが、今年も21もの分科会を予定しています。

もちろん今年も「自分たちも『分科会』をやりたい!」という方々の為に、『公募企画』枠も2日とも設けています。

まもなく公募もスタートしますので、ぜひ期待していて下さいね。

日本の精神保健医療福祉は、もう『薬だけ入院だけの医療』を終わりにすべきです。

『リカバリー』の視点に立って、当事者中心の新しい保健医療福祉に生まれ変わるべきなのです。

2009年からスタートして、毎年『リカバリー全国フォーラム』はその芽を日本全国に広げていく為に開かれてきました。

ただ、これはあくまでもフジノ個人の想いなのですが、芽をはぐくむだけではなくて、厚生労働省が障害福祉サービスの報酬に反映させるような取り組みもこの『リカバリー全国フォーラム』を通して実現していきたいです。

閉会のあいさつをされる高橋清久先生

閉会のあいさつをされる高橋清久先生

ところで、今日フジノにとって恐ろしいことが決まってしまいました。

『リカバリー全国フォーラム』のオープニングとして大人気の『トークライブ』。

毎年、切れ味するどい司会進行で大人気の宇田川健さん(昨年、大手術をなされました)が

「まだ長時間立っているのはつらいので、『トークライブ』の司会をフジノさんに交代してほしい」

と提案されたのです(!)。

フジノは宇田川さんのことを尊敬していますし大好きなので、お断りすることはできません。

絶対に、フジノでは宇田川さんのかわりは務まりません。

すっごく荷が重いなぁ...。

もしも今年のフォーラム、オープニングがつまらなかったら本当にごめんなさい。

でも、フジノも全身全霊をかけて頑張りますので、生温かく見守って下さいね。

全国のみなさま、今年も夏にお会いしましょう!



NPO地域精神保健福祉機構(通称コンボ)の理事に新たに就任しました/8000人もの巨大組織でなんとフジノが最年少理事です!

はじめに(4ヵ月遅れの公開の理由)

ここから先は、6月18日の活動日記なのですが、10月4日を迎えるまでは公開しないままできました。

その事情はこの先を読んでいただくとお分かり頂けるはずなのですが、こころの底で「本当に自分が理事になって良いのか」ということを悩み続けてきたからでした。

昨日(10月4日)、新理事として初めての理事会を終えました。

緊張の数時間の会議を終えて、ようやく「僕はここに居ても良いのだ」と感じることができました。

そしてやっと今、僕は世間に対して『新たに理事に就任したこと』を公表しても良いのだと思えるようになりました。

そんな訳で、完全に時期外れなのですが、6月18日の活動日記です。

よろしければご覧下さい。



NPO地域精神保健福祉機構(通称コンボ)の理事に就任しました

今日は、夕方5時から『NPO法人・地域精神保健福祉機構』(通称コンボ)の総会がありました。

コンボとは、当事者をはじめとする精神保健医療福祉に関わるあらゆる方々の為の団体です。

全国に8000人もの会員がいる巨大な組織でもあります。

精神障がいのあるご本人が表紙モデルとして毎月登場する雑誌『こころの元気プラス』でも有名な団体です。

精神障がいのあるご本人をはじめ、ご家族、保健医療福祉の関係者など、あらゆる立場の方々が立場を超えて集うことができる唯一の全国組織だとフジノは受け止めています。

その前身である『全家連』(全国精神障害者家族会連合会)から含めてフジノの人生の半分である18年間の関わりがあります。

(現在、『全家連』は解散して無くなりました。しかしその遺伝子はコンボに明らかに受け継がれているとフジノは考えています。フジノの中では、『全家連』の良い部分=コンボなのです)

僕はこの団体が存在していなければ、18才の頃、自殺していたと思うのです。

それくらい、本当に、本当に、大切な場です。

NPO法人地域精神保健福祉機構(コンボ)総会

NPO法人地域精神保健福祉機構(コンボ)総会


そのコンボの賛助会員であるフジノが、総会に参加するのは当然のことではあるのですが

今日の総会は、フジノにとって今までとは全く別の重みがありました。

それは、フジノがコンボの新しい『理事』の候補に選ばれているのです。

総会の最後に『理事の改選』という議案があって、みなさまに承認していただければ、フジノはなんと最年少の理事に就任します。



フジノにとってのコンボの重みとは・・・

たぶん精神保健医療福祉の世界と関わりの無い方には、イメージすることは難しいと思います。

けれどもフジノにとって、コンボという組織の理事になるなんてことは全くありえない、想像したこともない、信じられない事でした。

フジノが総理大臣になるよりもイメージできないことです!

そもそも今からさかのぼること18年前。

精神疾患に苦しむ恋人とともにフジノが助けを求めたのが、コンボの前身である『全家連』でした。

コンボという団体は、その『全家連』という組織(今は解散)のその直系の遺伝子をひいています。

わらにもすがる想いで助けを求めた時に、その声に温かく応えてくれた命の恩人であるその団体の、わずか11名しかいない理事にまさか18年後に自分が就任することになるだなんて...。

責任の重さにしり込みをしたフジノは、数ヶ月前にお話を頂いた時、即座にお断りさせていただきました。

『全家連』の長く続く歴史、『全家連』を愛してきた僕だからこそ誰よりもその重みを知っています。

日比谷公園の誓い。活動の歴史。流された、たくさんの涙。

『全家連』からコンボへと生まれ変わる中で12万人もいた会員数こそ減りましたが、今も全国に8000名を超える会員の方々がいらっしゃいます。

その8000名の想いを果たしてフジノが担えるのか...。

これは、市議会議員として41万人の想いを引き受けるのとは全く別の次元のものです。

だから、怖くてたまりませんでした。

政治家への転職は、僕自身が決めて行なったことですからあらかじめハッキリと『覚悟』はできていました。

けれども、この理事になるというのはまさに突然の推薦で(理事の改選があることすら知らなかった)僕の能力を明らかに超えていることでした。

ですから、お断りしつづけました。

けれども、何度も説得をいただくうちに(僕なんかに本当にもったいないことです!)少しずつ考えが変わりました。

「18年前に僕が助けてもらったように、かつての僕と同じように今この瞬間に苦しんでいる人に手をさしのべられるように僕がなることが、『全家連』への恩返しなのではないか?」

と考えるに至りました。

実は、このお話を頂いて悩みぬいた末についに決心した時に、フジノはそれまで生やしていたヒゲをそり、髪の毛も短くして、黒く染め直しました。

中学時代からずっと

「自分らしい姿は自分で決める」

と考えてきて、僕は茶色い髪の毛が似あうと思ってきましたし、高校~大学~会社員時代もそのままでした。

政治家に転職する時もわざわざ黒くするのはウソくさいから嫌だと考えて、茶色いままにしていました。

どれだけ周りから批判されようがバカにされようが、他人の声よりも自分のこころの声を信じたのです。

そんなフジノですが、いや、そんなフジノだからこそなのですが

僕の今のこころの声に耳を傾けた結果、コンボの理事にふさわしい姿としてヒゲもそって髪も短くして黒くしようと思いました。

これまでの政治家フジノの暴れん坊ぶりを知っている方は失望される方もいるかとは思うのですが、

他の理事の方々というのは、有名な研究者・実践者ばかりです。

ご家族の立場の方も全国に名前の知られている方ばかり、

精神障がいのある本人の立場の方もすごい人ばかりです。

でも、フジノには何もありません。

『全家連』から続くコンボへの深い愛情以外には何にもフジノにはありません。

最年少の若造ですし、研究成果も無ければ、何もありません(政治家であることは全く意味がありません)

そんな空っぽの僕が

8000人の全国の精神保健医療福祉に関わる全ての方々の想いを受け止める

という大きな責任を受け止める為には、せめて外見だけでも一目で見て分かってもらえるようなその姿勢を示したいと感じました。

それくらいにフジノにとってはすさまじく大きな出来事、天地がひっくりかえるような出来事なのでした。

何日間も緊張で吐き気が止まりませんでした。



理事会メンバーをご紹介します

ちなみに、理事のメンバーはこちらです。



そして、顧問にあたるアドバイザリーボードはこちらです。



ね?

精神保健医療福祉の関係者の方々であれば、誰もが知っているビックネームばかりですよね...。

明らかにフジノは格下の格下、嫌になってしまうくらいにちっぽけな存在です。

それでも今日、総会がついに最後にさしかかり、新しい理事としてフジノを全会一致で承認していただきました。

フジノが理事の1人になったのです!

責任の重さに押しつぶされそうです!

でも、選んでいただいた以上は今まで以上に、この身を賭して、全身全霊をかけて、コンボの為に、そして精神保健医療福祉の為に、働いていきます。

コンボの新たな理事に選ばれました!

コンボの新たな理事に選ばれました!


これまでも個人として政治家として、精神保健医療福祉の為に全身全霊をかけてきました。

けれどもそれは、個人としての闘いでした。無所属の1人きりの地方議員としての闘いでした。

でも、これからはコンボの理事という、全国の代表なのだという自覚を持って

他の理事・アドバイザリーボードの方々の名声を汚さないように努力します。

いや、何よりも、僕自身が命を救ってもらってその恩を感じていつも大切に想ってきた『全家連』=コンボの歴史と伝統を守る為にがんばります。

守る為には変えなければならないこともたくさんあります。

新しい風を吹き込める存在になれるように、どうか全国のみなさま、力を貸して下さい。

以上、コンボの新理事に就任しました
 
フジノの決意表明です。

よろしくお願いします!