初日は1000名を超える参加者で大盛況でした/リカバリー全国フォーラム2017(1日目)その4

こちらの記事は、その1その2から続いています。

『リカバリー全国フォーラム2017』の様子を少しずつお伝えしていきたいと思います。

ただ、もう9月定例議会の本格スタート直前なので(その前から議員たちは準備に駆け回っています)、十分な文章で報告する時間が取れません。

そこでかわりに写真を少しずつアップしていきます。ごめんなさいね。

今回(その4)は、1日目の分科会〜懇親会の様子をご紹介します。

分科会

分科会「女性とうつ」会場前にて

分科会「女性とうつ」会場前にて

司会のゆまさん

司会のゆまさん

分科会11:  《公募企画》 女性とうつ

うつ病は女性の方が多いってご存知でしたか?

様々な要因が言われていますが、実際はどうなのでしょう?

自助会では女性が少なく、声が届きにくいと感じます。

女性の社会的な立ち位置が変わっていく中で、女性ならではの悩み、生きづらさがあるのでは?

この分科会では、医学的な観点だけでなく、社会的、環境的観点など、いろいろな立場から、女性とうつを考えていきたいと思います。

※参加者は女性に限りません。

〇出演: 
ゆま・まさこ・松井朝香・コスモモ・武中郁恵(東京うつ病友の会)、前田暖子(レインボーキャリア会)、一色美佳(うつ病コミュニティーカフェ@神谷町)、影山香菜(足利こころのピアサポートゆいまーる)、西原由紀(アプローズHouse南麻布)、植野亜純(ADHD当事者のピアカウンセリングami)、月崎時央(メンタルサバイバーチャンネル事務局/lamappa企画)

〇シンポジウム&ワークショップ形式

出演者のみなさんによるお話

出演者のみなさんによるお話

グループワーク

グループワーク

グループワークは大いに盛り上がりました

グループワークは大いに盛り上がりました

分科会での学びや気づきを「希望の種まき」に貼っていきます

分科会での学びや気づきを「希望の種まき」に貼っていきます

続々と「希望の種まき」に付箋が貼られていきます

続々と「希望の種まき」に付箋が貼られていきます





懇親会

高橋清久実行委員長(きよぴー)からのご挨拶

高橋清久実行委員長(きよぴー)からのご挨拶

大島巌・コンボ共同代表(おっしー)からご挨拶

大島巌・コンボ共同代表(おっしー)からご挨拶

「乾杯」は大熊由紀子さん(ゆきさん)

「乾杯」は大熊由紀子さん(ゆきさん)

一日中出演しまくりだった宇田川さん(おつかれさまでした!)

一日中出演しまくりだった宇田川さん(おつかれさまでした!)

懇親会での一コマ

懇親会での一コマ

分科会での成果物を懇親会のみなさまにも観て頂きました

分科会での成果物を懇親会のみなさまにも観て頂きました

コンボのみなさんも20時25分には完全撤収しました

コンボのみなさんも20時25分には完全撤収しました

初日は1000名を超える参加者で大盛況でした!/リカバリー全国フォーラム2017(1日目)その1

『リカバリー全国フォーラム2017』の様子を少しずつお伝えしていきたいと思います。

ただ、もう9月定例議会の本格スタート直前なので(その前から議員たちは準備に駆け回っています)、十分な文章で報告する時間が取れません。

そこでかわりに写真を少しずつアップしていきます。ごめんなさいね。

今回(その1)は、1日目の会場到着〜会場準備の様子をご紹介します。

会場に到着しました

会場は帝京平成大学池袋キャンパスです

会場は帝京平成大学池袋キャンパスです

会場の帝京平成大学に到着しました

会場の帝京平成大学に到着しました

スタッフ証を受け取りました

スタッフ証を受け取りました

右から有村律子さん(ぜんせいれん)、宇田川健さん(コンボ共同代表)

右から有村律子さん(ぜんせいれん)、宇田川健さん(コンボ共同代表)

看板はフジノが取り付けました

看板はフジノが取り付けました



2階は「こころの元気+」表紙写真展です

今年も2階ロビーで「こころの元気+」表紙写真展を開催しました

今年も2階ロビーで「こころの元気+」表紙写真展を開催しました

表紙モデルになるのは100人待ちの状態が続いています

表紙モデルになるのは100人待ちの状態が続いています

100号を超えて、どんどん続いています

100号を超えて、どんどん続いています

WellnessとIllness

WellnessとIllness

あらゆる方々が表紙モデルになってくれました

あらゆる方々が表紙モデルになってくれました

『その2:開場ロビー・リカバリーTUBUスタジオの様子〜ついに開場!』編はこちらです)

『その4:分科会〜懇親会』編はこちらです)



「認知症」を半年間全力で学びます!/高橋紘士先生「認知症ケアにおける地域連携最前線」

「認知症」を半年間、全力で学びます

今日は『カフェトーク』を終えると、大急ぎで東京・青山一丁目へ向かいました。国際医療福祉大学院で聴講する為です。

大学院の入り口にて

大学院の入り口にて


今日から半年間にわたって学ぶのは『認知症』とその支援策についてです。

高橋紘士先生の講義風景

高橋紘士先生の講義風景


もちろんフジノはこれまでも認知症全般への取り組みと、認知症の中でもマイノリティである『若年性認知症』の支援と周知啓発に力を注いできました。

多くの政治家の方々よりも『認知症』と『認知症への施策』について、理解はある方だと自負しています。

けれども、今後ますます爆発的なスピードで増加していく一方の『認知症』に対して、もっと先進事例を学んで横須賀市に取り組みを導入していかねばならない、という強い危機感があります。

この想いは、『危機感』としか言いようがありません。

横須賀市の認知症高齢者数(推計値)

  • 約1万1,000人(2013年現在)

  • 約1万2,200人(2015年)

  • 約1万3,700人(2025年)

(2013年2月27日本会議での吉田市長答弁より)

都道府県が主体的な取り組みをすることになっているが故に、現在まで横須賀市では『啓発事業』や『家族のつどい』などの限定された取り組みしかできていません。

フジノは「それでは間に合わない」と感じています。

そこで、現場で最先端の取り組みを実践している方々をはじめ、一流の講師陣からとにかく学べることを全て吸収してきます!



半年間のカリキュラムを紹介します

本日は「認知症とは何か」という概論を再度おさらいしました。

大熊由紀子先生の講義風景

大熊由紀子先生の講義風景


そして、残り14回の講義のイントロダクションが行なわれました。

講義内容講師
1認知症ケアの課題と展望国際医療福祉大学大学院
教授 高橋 紘士
教授 武藤 正樹
教授 大熊 由紀子
2認知症国家戦略の国際的動向東京都医学総合研究所
主席研究員 西田 淳志
3認知症ケア政策の方向岡山大学客員教授・前厚労省老健局長
宮島 俊彦
4認知症への医療的対応と地域連携東京都健康長寿医療センター研究所
部長 粟田 主一
5認知症ケアの手法~ユマニチュードをめぐって~国立病院機構東京医療センター
総合内科医長 本田 美和子
6地域で支える認知症ネットワーク大牟田市グループホームファミリエ
所長 大谷 るみ子
7認知症ケアの地域連携と医療機関の役割敦賀温泉病院
理事長 玉井 顕
8高齢者施設における認知症ケア社会福祉法人喜楽苑
理事長 市川 禮子
9単身生活困窮者への認知症ケアの課題東京都健康長寿医療センター・東京大学付属病院メモリークリニック
岡村 毅
10認知症サポーターキャラバンと地域での支援者育成地域ケア政策ネットワーク
事務局長 菅原 弘子
11認知症初期集中支援チームの活動と意義海上寮療養所・桜新町アーバンクリニック・障害者政策委員会委員
上野 秀樹
12認知症の医薬品ガイドラインについて日本薬剤師会会長
山本 信夫
13認知症の人の権利擁護と法律問題消費者庁消費者政策課担当官
14認知症高齢者の消費者被害消費者庁消費者政策課担当官
15認知症ケアと地域連携(まとめとふりかえり)国際医療福祉大学大学院
教授 高橋 紘士
教授 武藤 正樹
教授 大熊 由紀子

素晴らしい講師陣ばかりです。

パニック障がい持ちのフジノは、大学院の往復だけでも疲労困憊してしまいます。

それでも、半年間どんなに苦労してもこの大学院での成果を全て横須賀の社会福祉に役立てる為に、全て吸収してきます。

吸収し尽くす気概で必死に学んできます!



「子宮頸がんは検診だけで防げる」は間違いです

ワクチンの健康被害の原因究明は絶対に必要です

先日も書きましたが、改めて子宮頸がん予防ワクチンと検診についてフジノの考えを記します。

現在、子宮頸がんワクチン(サーバリックス・ガーダシル)の『副反応』について、マスメディアが大きく取り上げています。

そもそも、あらゆるワクチンには『副反応』が存在しています

ですから、「『副反応』による重篤な健康被害が起こることも当然ある」と常に想定して、政府は素早い対応を取らなければいけません。

健康被害を受けた方々については、国の責任において、しっかりと事実関係を調べて、早急に補償を行ない、受けられる限りの治療を提供することが必要です。

また、今後は『副反応』の発生率を可能な限り引き下げられるように、さらなる研究が必要です。

これはフジノだけでなく、子宮頸がんワクチンの承認を目指してきた研究者をはじめ、真剣に活動に取り組んできた誰もが願っていることです。

一方で、現在、ワクチンの健康被害をとりあげているジャーナリストや政治家たちの中には、全く誤った情報を流している人々がいます。

悪意を持って意図的に流しているのか、不勉強な為に間違った知識を発信していることに気づいていないのか、それは分かりません。

けれども、ワクチンの健康被害の問題と、こうした誤った情報発信とは、切り離して行なわねばならないことです。

ジャーナリストや政治家であれば、市民のみなさまに正しい情報を提供していくのが義務であるはずです。

ここしばらくジャーナリストや政治家による誤った情報発信が多く、フジノは問題視しています。

誤った情報に対しては、健康被害の問題と切り離して、反論すべきです

フジノが「悪質な情報発信だ」と感じたのは、例えば、大熊由紀子さんによるこの記事です。

大熊由紀子さんは医療問題に強いジャーナリストとして尊敬していますし、聴講でお世話になっている国際医療福祉大学の教授でもあります。

さらには、フジノが理事を勤めているNPO法人のアドバイザリーボードにも就任していただいています。

したがって個人的に悪い感情は一切持っていません。

けれども、社会的に発信力の強い大熊さんがこの問題において無責任な発信をしていることに対して、フジノは極めて強い不快感を覚えています。

インターネットしか発信手段の無いフジノと比べて、すさまじい影響力を持つマスメディアでの大熊さんの発信は、看過することができません。

2013年4月10日・毎日新聞より

2013年4月10日・毎日新聞より


例えば、まずこのような記述を大熊さんはしています。

「子宮頸がんは死を招いたり、子宮を摘出したりすることになる怖い病気だが、ワクチンで防げるという。

5万円と高価だが、期日までに受ければ無料といわれ、それならわが子に受けさせよう、と考えてしまったのです」。

こう親たちは嘆きます。

フジノは5年にわたって、子宮頸がん撲滅の活動を続けてきました。

その際、常に訴えてきたことは

「予防ワクチンの接種をしても、必ず検診も受けなければならない」

ということです。

そもそも5年前には予防ワクチンは日本で承認さえされていませんでしたから、活動のスタートは

「とにかく検診をみなさん受けて下さい!」

というお願いを続けることでした。

ワクチンが認可されてからも、子宮頸がんをワクチンで全て防げるなんてことは1度たりとも述べたことはありません。

それはフジノだけではありません。

専門的な知識がある方々ほどずっと『検診』の重要性を訴え続けて来ました。

大熊さんがお話を伺った方は実際にそのようにおっしゃったのかもしれません。

ワクチン接種をすすめた医療機関や保健所に、不十分な知識からそんなセリフを述べた無責任な人間がいたのかもしれません。

けれども、「ワクチンを打てば防げる」なんて発言をするのは、子宮頸がん撲滅に本気で取り組んできた人たちではありません。

また、このようなことも記しています。

子宮頸がんは、検診で早期発見すれば命も子宮も失わなくてすみます。

これも事実ではありません。

大熊さんの言う『早期発見』というのは『前がん状態』を指しているのであれば、確かに『円錐切除術』のみで済んでそのまま子宮を残してこどもを産める・命も失わないという人もいらっしゃいます。

けれども、1人1人がんの進行状態は全く異なりますから、必ず『前がん状態』で発見できる訳ではありません。

すでにステージが進行しておられる方もたくさんいらっしゃる現実があります(だから毎年3500人もの女性が子宮頸がんで亡くなっているのです)。

どれだけ検診体制を強化したとしても、検診だけで子宮頸がんを完全に防ぐことはできません。

ましてや検診をした後に必要となる、手術・放射線・抗がん治療などについても一切触れていません。大熊さんの記述は事実をはしょり過ぎています。

まるで検診が万能であるかのような書き方は、正しい情報ではありません。むしろ、事実をねじ曲げています。

さらに、日本の検診受診率が低い理由について、このようなことも記しています。

ただ、日本のように、男性医師の前で足を広げねばならないことの多い検診法では、女性は検診をためらい、検診率は20%にとどまっています。

確かに、産婦人科ドクターに男性が多い日本では、検診の時に男性医師の前で検診台の上で下半身を丸出しにすることになります。

横須賀市保健所の検診台です。フジノも実際に座りました。


けれども、日本で検診の受診率が低い理由は、そんなことではありません。

検診を実際に終えた多くの女性にフジノがお話を伺ってきた中では、「ドクターが男性か女性か」については、単に個人の好みのに左右されています。

  • 「検診に行く前にそのクリニックのドクターが男性か女性かなんて知らなかった」
  • 「ドクターが男性か女性かは関係ない」
  • 「女性ドクターの方が綿棒の扱いが強くて痛かった」
  • 「検診台に座ってお腹のあたりにカーテンを引いてくれるけど、むしろ引かないでくれた方が安心」
  • 「やっぱりカーテンで男性ドクターの顔が見えない方が恥ずかしくない」

むしろ、これまで検診に行かなかった/行きたくなかった理由は、

  • 「そもそも検診の存在そのものを知らなかった」
  • 「自分たちの年齢では子宮頸がんなんて関係ないと思っていた」

という、知識不足にこそあります。

大熊さんが記したような、「男性ドクターが検診をしているから受診率が低い」のでは全くありません。

実際に横須賀市では、検診を無料で受けられるクーポン券を対象者に郵送で送付したことで(つまり『金銭的なインセンティブ』と『周知啓発の効果』)によって大きく受診者数がアップしました。

横須賀市における子宮頸がん検診の受診者数
2008年2009年
8,968人1万3,735人

*2009年、無料クーポン券実施

正確な情報を直接にターゲットである年齢層の方々にお届けし、さらに無料で受診できるクーポン券をお送りするだけで、約2倍へと受診率をあげることができました。

何よりもまず『正確な情報の周知』です。

さらに、『経済的な負担を可能な限り負わせないこと』が大切です。

他にも、受診率を上げる為の手段はいくつもあります。

そのひとつには、大熊さんが提案するような『イギリス方式(看護師による検診)』もありかもしれません。

しかし、大熊さんの以下の主張は論理的にはおかしいです。

(受診率が)80%と高い英国では、訓練を受けた看護師が、診察所の普通のベッドの上で実施しています。

このような安全で確実な検診方法を検討すること無く、まだ臨床試験段階のものを、十分な説明もなく少女たちに接種するのは中止すべきだと考えます。

看護師が診療所の普通のベッドで検診を行なうことが、イコール「安全で確実な検診方法」だと大熊さんは記しています。

何故、看護師さんが検診をすると「安全で確実な検診方法」なのか全く理解できません。

大熊さんは子宮頸がん検診が実際にどのように行なわれているか知らないのでしょうか?

フジノたちのように検診を受ける方々を増やしたいと願って活動をしてきた人間にとって、看護師の方々が検査をやるべきか否かだけが大切な問題ではありません。

むしろ、現在の検診である『細胞診』という方法を、さらに『HPV検査』という方法と併用することによって『精度』を高めることの方がフジノには重要です。

例えば、市議会ではこうした提案を行なってきました。

2012年9月6日・教育福祉常任委員会でのフジノの質疑

フジノの質問

まず、子宮頸がん検診について伺います。

現在、横須賀市が子宮頸がん検診を無料クーポン券によって保健所健診センターや市内の実施医療機関の協力を得ながら、『細胞診』で検査を行っております。

実際には『問診』と『内診』と『細胞診』によるものですが、一方で、以前も申し上げましたが、ヒトパピローマウイルスに感染しているかどうかを調べる上で、より精度の高い『HPV検査』というものもございます。

『細胞診』だけでは見落としが多いという指摘もありますが、『細胞診』と『HPV検査』を組み合わせると、子宮頸がん検診の精度はほぼ100%近いものになるということで、非常に有効である。

これを既に導入している自治体も全国にはいくつかある。

ただ、自己負担しなければならないと5,000円〜8,000円程度と、非常に負担が高くなってしまいます。

そんな中で、ちょうど9月5日に厚生労働省が発表した来年度予算の概算要求では、この『HPV検査』の普及のために116億円を要求している。

これは新規事業として、まだ一部の自治体での実施にとどまっている『HPV検査』を広く普及していくのがねらいとのことです。

横須賀市でもこうした財源を利用して、『細胞診』に加えて『HPV検査』を組み合わせて行えるように、ぜひ調査研究をして頂きたい。

そして、もしモデル事業として手を挙げる機会があれば、率先して手を挙げていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

保健所長の答弁

子宮頸がんの検診ですけれども、今、委員に御指摘いただいたように、新しいHPV抗原の検査を組み合わせた検診が非常に効果的だということは、特に外国の研究で明らかになってきているところです。

現在、将来的に、内々ですが、研究を進めているところですので、国の推移を見ながら検討していきたいと思っています。

フジノの質問

昨日、市長が来年度予算の要求の指針を出して、昨年同様、国や県や使える補助金、財源が得られるものはどんどん活用しようと記されておりました。

すでに内部で研究も進めておられるということですので、ぜひ情報を早く取り入れて、手を挙げられるようにしていただければと思っておりますが、いかがでしょうか。

健康部長の答弁

今、藤野委員がおっしゃいましたように、我々のほうもよくそういうところにアンテナを張りながら、取り組めるものに一生懸命取り組んでいきたいと思っています。

このことについては、よく最近でも新聞報道でもたくさん載っておりますし、私も関心は持っているところでございます。

(質疑の引用は以上です)

フジノは大熊さんの「看護師に検診をさせろ」という主張よりも、こうした取り組みの方が大切だと考えています。

ジャーナリストや政治家こそ正確な情報を発信すべきです

さて、いくつもの反論をしてきました。

『検診万能論』は、間違いです。

検診だけでは子宮頸がんを完全に防ぐことはできません。

そして、「だからといってワクチンを打て」という主張をフジノはしていません。

ワクチンの問題と、検診の問題は、分けて考えるべきです。

ワクチン反対派のジャーナリストや政治家が検診を万能扱いするのは完全に間違いです。

ワクチンの問題はワクチンの問題として、政府がしっかりと原因究明と被害者の補償に取り組むべきです。

ワクチンの問題と、検診の精度を高めること・検診の受診率をあげることなどは『全く別の問題』として取り組まなければなりません。

フジノがとても危惧しているのは、ジャーナリストや政治家が本当に苦しんでいる人々のことを無視して、そのときそのときの時流にのった発言を安易にすることです。

子宮頸がんで苦しんでいる女性がたくさんいます。

そして、ワクチン接種による健康被害に苦しんでいる方々もいらっしゃる。

まず何よりもこうした苦しんでいる方々のことを1番に考えるべきです。

それを大熊さんのように

それが政治主導と社会的なキャンペーンの中で押し切られたのでした。

『政治家』+『製薬会社』=『薬害よりも利権をとった』みたいな陰謀論を発信することに何の意味があるのでしょうか。

3.11以降、陰謀論に振り回される市民の方々は、子宮頸がんワクチンについてもジャーナリストのこうした発信をうのみにしてしまうことでしょう。

しかし、何よりも大切なことがジャーナリストや政治家たちにおろそかにされています。

被害者を救うことをまず最優先すべきです。

今は「子宮頸がんワクチンは薬害だ」と発言すればジャーナリストや政治家は人気が取れる、と思っている人が多いのではないでしょうか。

そういう風潮は間違っています。

ワクチンの問題を追うことは大切です。

だからといって、正確な情報も調べないのはおかしいですし、誤った情報を発信し続けるのも間違いです。

ジャーナリストや政治家こそ、冷静で正しい判断をできるように毎日努力し続けるべきです。

NPO地域精神保健福祉機構(通称コンボ)の理事に新たに就任しました/8000人もの巨大組織でなんとフジノが最年少理事です!

はじめに(4ヵ月遅れの公開の理由)

ここから先は、6月18日の活動日記なのですが、10月4日を迎えるまでは公開しないままできました。

その事情はこの先を読んでいただくとお分かり頂けるはずなのですが、こころの底で「本当に自分が理事になって良いのか」ということを悩み続けてきたからでした。

昨日(10月4日)、新理事として初めての理事会を終えました。

緊張の数時間の会議を終えて、ようやく「僕はここに居ても良いのだ」と感じることができました。

そしてやっと今、僕は世間に対して『新たに理事に就任したこと』を公表しても良いのだと思えるようになりました。

そんな訳で、完全に時期外れなのですが、6月18日の活動日記です。

よろしければご覧下さい。



NPO地域精神保健福祉機構(通称コンボ)の理事に就任しました

今日は、夕方5時から『NPO法人・地域精神保健福祉機構』(通称コンボ)の総会がありました。

コンボとは、当事者をはじめとする精神保健医療福祉に関わるあらゆる方々の為の団体です。

全国に8000人もの会員がいる巨大な組織でもあります。

精神障がいのあるご本人が表紙モデルとして毎月登場する雑誌『こころの元気プラス』でも有名な団体です。

精神障がいのあるご本人をはじめ、ご家族、保健医療福祉の関係者など、あらゆる立場の方々が立場を超えて集うことができる唯一の全国組織だとフジノは受け止めています。

その前身である『全家連』(全国精神障害者家族会連合会)から含めてフジノの人生の半分である18年間の関わりがあります。

(現在、『全家連』は解散して無くなりました。しかしその遺伝子はコンボに明らかに受け継がれているとフジノは考えています。フジノの中では、『全家連』の良い部分=コンボなのです)

僕はこの団体が存在していなければ、18才の頃、自殺していたと思うのです。

それくらい、本当に、本当に、大切な場です。

NPO法人地域精神保健福祉機構(コンボ)総会

NPO法人地域精神保健福祉機構(コンボ)総会


そのコンボの賛助会員であるフジノが、総会に参加するのは当然のことではあるのですが

今日の総会は、フジノにとって今までとは全く別の重みがありました。

それは、フジノがコンボの新しい『理事』の候補に選ばれているのです。

総会の最後に『理事の改選』という議案があって、みなさまに承認していただければ、フジノはなんと最年少の理事に就任します。



フジノにとってのコンボの重みとは・・・

たぶん精神保健医療福祉の世界と関わりの無い方には、イメージすることは難しいと思います。

けれどもフジノにとって、コンボという組織の理事になるなんてことは全くありえない、想像したこともない、信じられない事でした。

フジノが総理大臣になるよりもイメージできないことです!

そもそも今からさかのぼること18年前。

精神疾患に苦しむ恋人とともにフジノが助けを求めたのが、コンボの前身である『全家連』でした。

コンボという団体は、その『全家連』という組織(今は解散)のその直系の遺伝子をひいています。

わらにもすがる想いで助けを求めた時に、その声に温かく応えてくれた命の恩人であるその団体の、わずか11名しかいない理事にまさか18年後に自分が就任することになるだなんて...。

責任の重さにしり込みをしたフジノは、数ヶ月前にお話を頂いた時、即座にお断りさせていただきました。

『全家連』の長く続く歴史、『全家連』を愛してきた僕だからこそ誰よりもその重みを知っています。

日比谷公園の誓い。活動の歴史。流された、たくさんの涙。

『全家連』からコンボへと生まれ変わる中で12万人もいた会員数こそ減りましたが、今も全国に8000名を超える会員の方々がいらっしゃいます。

その8000名の想いを果たしてフジノが担えるのか...。

これは、市議会議員として41万人の想いを引き受けるのとは全く別の次元のものです。

だから、怖くてたまりませんでした。

政治家への転職は、僕自身が決めて行なったことですからあらかじめハッキリと『覚悟』はできていました。

けれども、この理事になるというのはまさに突然の推薦で(理事の改選があることすら知らなかった)僕の能力を明らかに超えていることでした。

ですから、お断りしつづけました。

けれども、何度も説得をいただくうちに(僕なんかに本当にもったいないことです!)少しずつ考えが変わりました。

「18年前に僕が助けてもらったように、かつての僕と同じように今この瞬間に苦しんでいる人に手をさしのべられるように僕がなることが、『全家連』への恩返しなのではないか?」

と考えるに至りました。

実は、このお話を頂いて悩みぬいた末についに決心した時に、フジノはそれまで生やしていたヒゲをそり、髪の毛も短くして、黒く染め直しました。

中学時代からずっと

「自分らしい姿は自分で決める」

と考えてきて、僕は茶色い髪の毛が似あうと思ってきましたし、高校~大学~会社員時代もそのままでした。

政治家に転職する時もわざわざ黒くするのはウソくさいから嫌だと考えて、茶色いままにしていました。

どれだけ周りから批判されようがバカにされようが、他人の声よりも自分のこころの声を信じたのです。

そんなフジノですが、いや、そんなフジノだからこそなのですが

僕の今のこころの声に耳を傾けた結果、コンボの理事にふさわしい姿としてヒゲもそって髪も短くして黒くしようと思いました。

これまでの政治家フジノの暴れん坊ぶりを知っている方は失望される方もいるかとは思うのですが、

他の理事の方々というのは、有名な研究者・実践者ばかりです。

ご家族の立場の方も全国に名前の知られている方ばかり、

精神障がいのある本人の立場の方もすごい人ばかりです。

でも、フジノには何もありません。

『全家連』から続くコンボへの深い愛情以外には何にもフジノにはありません。

最年少の若造ですし、研究成果も無ければ、何もありません(政治家であることは全く意味がありません)

そんな空っぽの僕が

8000人の全国の精神保健医療福祉に関わる全ての方々の想いを受け止める

という大きな責任を受け止める為には、せめて外見だけでも一目で見て分かってもらえるようなその姿勢を示したいと感じました。

それくらいにフジノにとってはすさまじく大きな出来事、天地がひっくりかえるような出来事なのでした。

何日間も緊張で吐き気が止まりませんでした。



理事会メンバーをご紹介します

ちなみに、理事のメンバーはこちらです。



そして、顧問にあたるアドバイザリーボードはこちらです。



ね?

精神保健医療福祉の関係者の方々であれば、誰もが知っているビックネームばかりですよね...。

明らかにフジノは格下の格下、嫌になってしまうくらいにちっぽけな存在です。

それでも今日、総会がついに最後にさしかかり、新しい理事としてフジノを全会一致で承認していただきました。

フジノが理事の1人になったのです!

責任の重さに押しつぶされそうです!

でも、選んでいただいた以上は今まで以上に、この身を賭して、全身全霊をかけて、コンボの為に、そして精神保健医療福祉の為に、働いていきます。

コンボの新たな理事に選ばれました!

コンボの新たな理事に選ばれました!


これまでも個人として政治家として、精神保健医療福祉の為に全身全霊をかけてきました。

けれどもそれは、個人としての闘いでした。無所属の1人きりの地方議員としての闘いでした。

でも、これからはコンボの理事という、全国の代表なのだという自覚を持って

他の理事・アドバイザリーボードの方々の名声を汚さないように努力します。

いや、何よりも、僕自身が命を救ってもらってその恩を感じていつも大切に想ってきた『全家連』=コンボの歴史と伝統を守る為にがんばります。

守る為には変えなければならないこともたくさんあります。

新しい風を吹き込める存在になれるように、どうか全国のみなさま、力を貸して下さい。

以上、コンボの新理事に就任しました
 
フジノの決意表明です。

よろしくお願いします!