【報告】「政務活動費を違法・不当に支出した藤野英明横須賀市議会議員は返還せよ」と住民監査請求されました/監査委員から「何も問題は無い」「請求は棄却する」との結論が出ました

「フジノは政務活動費を違法・不当に支出したので返還せよ」と「住民監査請求」が起こされました

2016年4月中旬に、横須賀市の監査委員事務局から

「フジノ議員に対して『住民監査請求』が出されました」

と連絡を受けました。

「住民監査請求」の図解です

「住民監査請求」の図解です


何を訴えられたかというと

昨年2015年4月分の政務活動費の支出が違法・不当な支出なので返還せよ

という内容だとのことでした。

下の文章がその要旨です。

請求の要旨

藤野英明横須賀市議会議員が、平成27年度(2015年度)政務活動費収支報告(4月分)に記載した研修費、広報費、及び、事務所費として計上した支出には、違法、若しくは不当な公金の支出が含まれると思料するので、地方自治法第242条の規定による監査を請求し、不当な行為の是正又は防止措置、及び、返還請求などの必要な措置を講じることを求める。



全ての文章は膨大な量にのぼるので、のちほど監査委員の結果報告とともにPDFファイルで掲載します。

それから1ヶ月の間、昨年の政務活動費の収支報告書や領収書のチェック、弁護士との相談、議会事務局との意見交換、そして監査委員からの事情聴取(聞き取り調査)などが続きました。



監査委員による結論「違法・不当な支出だとは認められない」「請求は却下する」

本日5月25日、この請求に対する監査委員の調査結果(結論)が発表されました。

横須賀市報に掲載された「監査委員公表」

横須賀市報に掲載された「監査委員公表」


『横須賀市報』と、横須賀市監査委員事務局のホームページにも掲載されています。

結論は以下の通りです。

政務活動費の不当・違法な支出は無かった、との結論

政務活動費の不当・違法な支出は無かった、との結論

結論
請求書の「第3 求める措置 1及び 2」に該当する各請求に係る支出について、使途基準を逸脱する違法又は不当な支出であるとは認めらなかった。

したがって、当該支出による市長の返還請求権は存在しないこととなり、違法又は不当に財産の管理を怠る事実は認められなかった。

このため、請求書の「第3 求める措置1及び2」に該当する各請求について、市長の不当利得返還請求権の行使を怠る事実があるとの請求人の主張には理由がないものと認めこれを棄却する。

つまり、「何も問題は無かった」との結論が監査委員によって出されました。

監査委員による報告の全文をPDFファイルでこちらに掲載いたします。



年度初めの多忙な時期にご迷惑をおかけした監査委員事務局と議会事務局にお詫び申し上げます

『住民監査請求』そのものは地方自治法に定められた、市民のみなさまの大切な権利です。

ただ、『住民監査請求』を受けてから監査委員が『結論』を出すまでの日数が60日間とかなり短く法律で設定されてしまっています。

その為、今回の請求によって、監査委員事務局のみなさまをはじめ、市議会事務局のみなさまには、通常の業務に加えて本当に多くの負担をかけることになってしまいました。年度初めで人事異動もあった中でのこの調査は、大変なことだったと思います。

監査委員事務局と市議会事務局のみなさまには、ご迷惑をおかけしたことを改めてお詫びいたします。



フジノ自身もとても多くの時間をとられ、公私ともにとても苦労しました

正直なところ、フジノ自身も疲れました。

過去にもくりかえし濡れ衣を着せられてきましたが(これこれ、他にも多数あります)、それは政治家である以上、仕方がありません。この仕事は他人に嫌われるものだからです。

けれども、今回もまた『本来なら仕事をする為の時間』をたくさん奪われたことが空しくて仕方がありませんでした。

私的なことで言えば、母の日常的なサポート、亡くなった父の『一周忌法要』の準備をはじめ、とても忙しい時期でした。

公的なことで言えば、フードバンク・こども食堂の立ち上げにまつわるいろいろな出来事をはじめ、いつもながら毎日のスケジュールは仕事で埋まっていました。

そこに、こうした『住民監査請求』を受けたので、毎日むりやり時間をつくりました(たいていの場合は睡眠時間を削ることになったり、いくつかの市民相談をお断りせざるをえませんでした)。

監査委員からの事情聴取や議会事務局との意見交換などをはじめ、過去の資料をチェックしたり、膨大な時間と労力を取られてしまいました。

とても疲れました。

そして、本来ならばもっと多くの時間を市民のみなさまのご相談を伺ったり、政策を提案したり、行政側と議論する時間に充てることができたはずの時間を奪われたことを残念に感じています。

今も6月議会での市長への一般質問の為の質問づくりに追われて、とても忙しい時期です。

けれども監査委員の結論が発表されるまでは、なかなか気持ちが落ち着きませんでした。

あらかじめ、「結論は5月25日に『横須賀市報』で発表される」と知らされていました。

その為、今日参加したかった勉強会(ローカルマニフェスト推進地方議員連盟神奈川勉強会)がせっかく横須賀で開催されたのですが、それも諦めました。

「当日に『横須賀市報(監査委員の結果)』が発表されるから、まずはその結果を確認しなければ...」と申し込みを諦めざるをえなかったのです。

監査委員によって『無実』が明らかになったとはいえ、フジノはとても虚しい気持ちになりました。

最大の税金のムダ遣いは、『フジノの時間を奪って仕事をさせないこと』だとフジノは感じています。

市民のみなさまは『政策のフジノ』がガンガン働くことこそを望んでいると思います。

今回こうして監査委員からも「問題なし」とのお墨付きを頂きました。

改めて6月議会に向けて、しっかりと仕事に専念していきたいと思います。

これからもフジノは、仕事をします。



任期途中で辞任した代表監査委員の「後任人事」問題が大きく報じられました/井坂しんや議員の「説明責任の欠如」の指摘に、吉田市長「反省」とコメント

代表監査委員の「後任人事」問題が大きく新聞報道されました

先日お伝えした、『任期途中で辞任した代表監査委員の辞任』と、その『後任人事として市長が示した人物』の問題。

井坂しんや議員が本会議で『反対討論』を行ない、共産党の3名とフジノらは市長提案に反対しました。

この問題について、神奈川新聞がけさ大きく報じてくれました。

2015年3月27日・神奈川新聞記事より

2015年3月27日・神奈川新聞記事より

処分歴開示せず「反省」
監査委員選任めぐり横須賀・吉田市長

横須賀市の吉田雄人市長は26日、市監査委員に起用した元県副知事の小野義博氏が、県の不正経理で監督責任を問われて更迭された経緯を市議会に説明せず批判を受けたことについて、

「いただいた指摘はごもっともで、反省している」

との認識を示した。

この問題は25日の本会議で井坂新哉氏(共産)が指摘。

「処分されたら永久に名誉が回復されないと言うつもりはないが、市長の提案理由では不正経理の責任問題に全く触れていない。市長は市民に説明責任を果たしているとは到底言えない」

と批判した。

さらに、

「人事案件はその方の名誉にもかかわる。提案するには相応の責任を自覚し、説明責任を果たすように提案していただきたい」

と苦言を呈した。

他会派からも批判の声が上がっていた。

市長は議会側に説明しなかった理由について、

「(提案)当時は必要性をあまり感じなかった」

と説明。

その上で

「指摘はごもっとも。議会を含め、処分歴などは開示をしてお伝えすべきだった。これからは気をつけたい」

と語った。

県の不正経理は2009年から10年にかけて発覚した不祥事。

総額は県警を含め約33億円で、税務課に在籍した元職員4人は「預け金」から約1億2千万円を着服した。

当時の松沢成文知事は

「事務方のトップとして最終的な責任を負わなければならない」

として、副知事2人を引責辞任させた。

(渋谷文彦)

引用は以上です。



吉田市長の「説明責任の欠如」といつもながらの「周囲から理解を得られない人事の在り方」に怒りを感じます

取材に答えた吉田市長のコメントとして信じられなかったのが

「(提案)当時は必要性をあまり感じなかった」

という部分です。

実際に井坂しんや議員による反対討論の全文をぜひインターネット録画中継でご覧頂きたいのですが、吉田雄人市長はこの方の選任理由としてベタ褒めしています。

けれども、何故この方でなければならないのかは、全く伝わってきませんでした。

この方が吉田市長のご友人なのか(市長は『お友達人事』がお好きですし)、あるいは、誰かに薦められたのかは知りませんが、こういう人事のいいかげんさにフジノはいつも怒りを感じます。

周りを納得させられない人事をいつも吉田市長は、独断専行でやります。

だから、フジノは反対せざるをえません。

今回はフジノだけでなく、井坂しんや議員や他の会派からも大きな批判が出ました。

しかし吉田市長のこうした人事のやり方では、『選任された方』も大きな傷を受けます。その方のご家族や親戚もきっと嫌な想いをしたことでしょう。

吉田市長はそうした人間の細やかな機微に想いがいつも至らない。

そんな在り方にフジノはいつも怒りを感じます。



井坂しんや議員の「政治家としての有能さ」が改めて光りました

その一方で、井坂しんや議員の優秀さが改めて際立った『反対討論』でした。

2015年予算議会・最終日、反対討論に立った井坂しんや議員

2015年予算議会・最終日、反対討論に立った井坂しんや議員


こういう議員こそ、政治家として本当に必要な存在だと改めて痛感させられました。

だからこそ、市議会の中で井坂しんや議員は、政党も会派も超えて、ほとんどの市議から愛されてきたのです。

井坂しんや議員を応援していることをフジノは誇りに感じます。

ぜひ市民のみなさまは井坂議員のこうした仕事ぶりを知って下さいね。