横須賀の「地域防災計画」に新たに「雪害」が盛り込まれます/フジノの提案、実現しました

「生活環境常任委員会」が開催されました

ただいま9月議会が開会中ですが、今日はフジノが所属している『生活環境常任委員会』が開かれました。

この常任委員会で所管している部局には、市民安全部消防局があります。

防災対策は、フジノにとって自殺対策と同じく「いのちを守る」というとても大切な取り組みです。

広島市の土砂災害の大きな被害もあって、今日の委員会でもフジノは災害対策についてのたくさんの質疑を行ないました。

今日のブログでは、そんな質疑の中から1つ報告いたします。



「地域防災計画」に新たに「雪害対策」を加える件についての経過報告

今年3月の予算議会の一般質問で、『雪害』を新たに『地域防災計画』に加えるようフジノは提案しました。

その提案に対して、市長も「地域防災計画に加える」との答弁を行ないました。

それから半年が経過して、本日の生活環境常任委員会の場で『市民安全部』から経過報告が行われました。

生活環境常任委員会で市民安全部から配布された資料

生活環境常任委員会で市民安全部から配布された資料

地域防災計画の改訂について

  1. 改訂概要

    (1)改訂する計画 
    風水害対策計画編

    (2)改訂理由
    本年2月の降雪対応時の課題を踏まえ、『雪害対策』を新たに追加します。

    (3)雪害対策の基本方針
    大雪による都市機能の阻害、交通の途絶、孤立など雪害による人的被害を最小限に抑えるとともに、都市機能のいち早い回復に向けた対策を実施することとします。


  2. 雪害対策として追加する項目案

    (1)市の体制
    各部局は、大雪注意報が発表された場合は、積雪に備えた準備を実施。

    大雪警報または暴風雪警報の発表や雪害が発生、又は発生する恐れがある場合は、災害警戒本部に移行。

    (2)帰宅困難者対策

    (ア)市の対応
    総合対策部及び市民安全対策部は、民間施設の協力の下、駅周辺に一時滞在施設を開設し、帰宅困難者への広報、鉄道事業者への情報提供等を実施。

    (イ)鉄道・パス事業者の対応
    鉄道・バス事業者は、利用者へ運行状況等の情報提供に努めると共に、それぞれが有する施設・機能を十分に活用し、駅周辺における混乱防止に努め、また、市が一時滞在施設を開設した場合は、市と連携しその案内を実施。

    (ウ)企業・事業所等の対応
    企業・事業所及び不特定多数の者が利用する施設の管理者は、大雪に関する情報を収集した上で、組織内に的確に伝達し、『地震災害対策計画編』に準じて帰宅困難者の発生抑止に努める。

    (3)応援要請
    総合対策部は、既存の体制では孤立者や被災者の救助・救出が不可能と認めた場合は、県知事に対し、自衛隊の災害派遣を要請。

    (4)除雪・排雪対策
    自宅及び自宅周囲の生活道路などの除雪は住民を主体とするが、除雪が困難であり、かつ住民の救助・救出が必要な場合には、関係対策部及び関係機関が連携し、自主防災組織や近隣居住者等からも協力を仰ぎ活動。

    雪捨場の設定にあたっては、交通の障害にならないよう配慮する他、河川等を利用する場合は、流下能力を確保し、溢水災害等の発生防止に留意。

    (5)道路交通対策
    道路管理者は、管理する道路について関係機関と連携し早急に被害状況を把握し、降雪による渋滞や交通事故防止の為、必要に応じて交通規制を実施する他、主要な道路に関しては除雪等を実施し、道路機能の確保に努める。

    (6)鉄道対策
    鉄道事業者は、利用者への適切な情報提供に努めると共に、鉄道施設等の被害状況について早急に把握し、除雪の実施、応急復旧等を実施。


  3. 今後のスケジュール
    • 11月 パブリック・コメント実施
    • 1月~3月 防災会議、県報告を経て改訂完了、議会報告

来年3月には、計画改訂が完了します。

もちろん、計画は作るだけでは意味がありません。

訓練の繰り返しと共に、連携していくあらゆる団体・官公庁・民間事業者・市民のみなさまとともに、実効性のある計画に絶えずブラッシュアップしていきたいです。



災害の発生は防げないけれど、被害を減らす「減災」は政治家の責任だから

「『自分の提案』が実現に近づいた!」

という喜びも、フジノには確かにあります。

しかし、それよりも少しホッとした気持ちの方が大きいです。

東日本大震災が起こってからは、災害の発生に対していかに被害を減らせるかをいつも考えずにはいられません。

雨が強く降るたびに、崖などの急傾斜地の多いこのまちでは土砂災害のことを考えずにはいられません。

「政治家として『取るべき対策』をしなければならない」

という、切迫した焦りや責任を感じずにいられなくなりました。

季節は変わり、少しずつ冬が近づきつつあります。

ここ数年間は、毎年、雪が降っています。今年の冬も雪が降るかもしれません。

その時、被害を絶対に起こしてはならない、という気持ちが強くあります。

だから、今回の『雪害対策』が新たに地域防災計画に加わるということも、

うれしさよりも、むしろ、「政治家として果たすべき責任が少しだけ果たせた」とホッとする気持ちの方が大きいです。

これからも実効性のある対策を提案し続けていきたいです。



横須賀の「地域防災計画」へ新たに「雪害」を加えることになりました/2014年予算議会

フジノの市長への質問を神奈川新聞が報じてくれました

昨日フジノが行なった市長への質疑の一部を、神奈川新聞が報じてくれました。

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大雪への対策を『地域防災計画』に明記する必要性についてです。

2014年3月1日・神奈川新聞より

2014年3月1日・神奈川新聞より


以下に、該当部分を引用します。

市長はまた、2週連続で東日本を襲った大雪を受け、『地域防災計画』で対象とする災害に『雪害』を位置づける方針を明らかにした。

具体的には、交通機関との連携強化や帰宅困難者対策を盛り込む見通し。

藤野英明氏(無会派)の質問への答弁。




「地域防災計画」に雪への対策を加えます

現在の横須賀の『地域防災計画』には、雪への対策が記されていません。

横須賀市地域防災計画

横須賀市地域防災計画


ここに新たに雪への対策を盛り込むことになりました。

東日本大震災からまもなく3年を迎えます。

『災害への対策』は本当に重要です。

何十年ぶりの大雪であろうと、あるいは初めて遭遇するような災害であっても、しっかりと対応できるまちに変えていきたいです。



募金活動へのご協力ありがとうございます/東北地方太平洋沖地震による犠牲者の方々に心からお悔やみを申し上げます

募金活動へのご協力ありがとうございます

昨夜は、横須賀市民の多くの方々が、都内や川崎・横浜から帰宅することができずに

市内におられた方々も深夜2時半すぎまで停電が続いて

睡眠も取れずに、大きな不安と疲労の中で夜を明かしたことに、ご苦労をの中で過ごされたことと思います。

市議として求められる責任感と冷静さを保つように努めながらも、テレビからの映像を観るたびに胸がはりさけるような悲しみに押しつぶされそうになりました。

『東北地方太平洋沖地震』による犠牲者の方々に心からお悔やみを申し上げます。

また、被災された全てのみなさまにお見舞い申し上げます。



「災害対策本部」解散の後、すぐに募金活動をスタートしました

昨日から横須賀市に立ち上げられていた『災害対策本部』は、14時30分に解散しました。

この解散をもって市としての公的な動きはひと段落した、とフジノは判断しました。

ここからはフジノ個人としてやれることを、やらなければなりません。

いろいろ悩んだ末に、2004年10月の新潟中越地震2007年3月の能登半島地震などに続いて『募金活動』を行なうことに決めました。

そこで、16時に『カフェトーク』を終えて(意地でいつもどおりに開催しました)、薬をもらいに病院へ行き、急いで横須賀中央に戻ってきました。

とにかく大急ぎで募金活動の準備をしてYデッキに向かいました。

そして、17時から募金活動をはじめました。

Yデッキを通りかかった市民の方が撮った写真を送ってくれました

Yデッキを通りかかった市民の方が撮った写真を送ってくれました


19時まで行なう予定でしたが、残り15分のところで家族から急用の電話が入りまして終わりました。

わずか1時間45分の活動でしたが、本当に多くの方々から温かいお気持ちをいただきました。

みなさまからお預かりした募金

みなさまからお預かりした募金


6998円の募金

をお預かりしました。

月曜日、すぐに振り込みをして『振込証明書』をホームページに掲載します。

ご協力くださった全てのみなさまにこころから感謝しています

いつも募金の時は、10円、100円、と照れながらも若い人々が本当にたくさん来て下さいます。

その姿に接するたびにフジノはこの国に希望は必ずあるのだと痛感します。

今日は、8才の女の子が1ヶ月のおこづかいが400円だというのに、40円の募金をしてくれたことがとても強く心に残りました。

おこづかいの10分の1も募金をしてくれた、その想いを絶対にムダにしません。

本当にありがとうございます!



東北をはじめ被災したみなさまのご無事を祈っています

通りがかる多くの方々が、東北にいらっしゃる親戚・家族・友人の安否がわからずに、苦しい想いを抱えておられました。

どうか1日も早く無事が確認できることを心から祈っています。

そして、横須賀からも消防隊が『緊急消防援助隊』として派遣されましたが、消防隊をはじめ、自衛隊のみなさまの無事も強く願っています。