政治家人生で初めてフジノが市議会を代表して来賓あいさつをさせていただきました!/横須賀市腎友会・第11回定期総会

横須賀市腎友会の定期総会にお招きいただきました

今日は、ヴェルクよこすかで行なわれた『横須賀市腎友会』の第11回定期総会にお招きいただきました。

横須賀市腎友会定期総会にお招きいただきました

横須賀市腎友会定期総会にお招きいただきました


『横須賀市腎友会』は、慢性腎臓病・CKD、人工透析をしておられる方々の当事者会です。現在250名の会員がいらっしゃいます。

定期総会のプログラムはこのようなものでした。

ブログラム

  1. 開会のことば(黙祷)
  2. 会長挨拶
  3. 来賓挨拶
  4. 表彰式
    (透析歴 5年/10年/15年/20年/25年/30年)
  5. 報告事項
    (1)平成29年度活動報告
    (2)平成29年度会計報告
    (3)平成29年度会計監査報告
    (4)平成30年度役員確認
    (5)50周年に向けての取り組み
  6. 協議事項
    (1)平成30年度活動方針(案)提案
    (2)平成30年度予算(案)提案
    (3)その他
  7. 閉会のことば

午後の部:医療講演会
テーマ フットケアについて
講師 小川成章先生(医療法人厚済会追浜仁正クリニック院長)

佐野会長はじめ会員のみなさま、本日は定期総会の開催おめでとうございます。

そして表彰を受けられたみなさま、おめでとうございます。

複数の団体が合併して『腎友会』となって11年になります。

その前身である『人工腎共励会』の歴史は長く、再来年2020年には50周年を迎える歴史ある存在です。

もしも市民のみなさまが人工透析をする可能性をドクターから伝えられるようなことがあれば、ぜひ『腎友会』に相談をなさって下さい。

とても心強い当事者=ピアとして、あらゆる相談にのって下さるはずです。



なんとフジノが市議会を代表して来賓あいさつをしました

実は、衝撃的な出来事がありました。

来賓あいさつの場で、市議会を代表してなんとフジノがあいさつをさせていただいたのです。

定期総会のプログラム

定期総会のプログラム


市民のみなさまには全く知られていないことですが、横須賀市議会にはひとつの慣習があります。

議会の内外のどちらでも、基本的に何事も多数派から尊重されるようになっています。

当然ながら、生涯を『無所属』で『無会派』で貫くと決めているフジノは、何事においても順番は最後になります。

例えば、議会の中での場合。

本会議の質問は抽選で質問順が決まりますが、委員会での質問は抽選ではありません。ほとんどの場合、多数会派から発言がスタートします。ですから、この15年間フジノの発言順はほぼ全ての委員会において最後にスタートします。

例えば、議会の外での場合。

何らかの集まりに招かれた場合、何期当選したとしてもカンケーはなく、イスの並び順は常に下座になります。

ステージの上で来賓として司会の方から紹介されるような時も、フジノが名前を呼ばれるのは常に最後です。

何らかのあいさつのスピーチは、議長がするものです。

議長が不在の場合は副議長が、副議長が不在の場合は常任委員会の委員長が、委員長不在の場合は副委員長がスピーチを行ないます。

フジノは『無所属』『無会派』なので、委員長などのポストとも生涯を通じて無縁ですので、スピーチをする機会はありません。

ですから、こうした当事者会にお招きいただいたとしても他の議員をさしおいてフジノが代表として来賓あいさつをするということはありえません。

ただの慣習なのでルールとして文章化されている訳ではありません。

この慣習をフジノは全く否定していませんし、嫌な気分になったこともありません。

どの業界にいても様々な慣習がありますので、そういうものだとそのまま受け止めてきました。

佐野弘樹会長のごあいさつ

佐野弘樹会長のごあいさつ


しかし。

今日は5人の市議が出席していながら、『無所属』で『無会派』のフジノが市議会を代表してあいさつをするようにとのご指名をいただきました。

慣習からいくと『ありえないこと』なので、フジノはいったんお断りしました。

そして、他の市議のみなさんに相談をしました。

何故ならば、来賓あいさつなんかで腎友会と市議会のカンケーが悪くなるようなことがあってはならないからです。

相談の結果、最終的に他のみなさんの合意をいただいたので、ご指名のとおりにフジノがスピーチを引き受けることにしました。

(たぶん『人工腎共励会』の50年の歴史を通じても初めてのことかもしれません!)

透析歴の長い方々への表彰が行なわれました

透析歴の長い方々への表彰が行なわれました



ぜひ政治家にあなたの暮らしや想いを語りかけてほしいのです

フジノにとって、慢性腎臓病・CKD対策、そして人工透析を受けておられる方々への支援は、とても大切にしている取り組みです。

毎年必ず議会質疑もしていますし、腎友会から毎年議会へ出される陳情の内容は考えが同じなので毎回賛成をしています。

そのような訳で、お話したいことは山ほどありました。

けれども1つの想いを伝えることに専念しようと決めました。

それは、

議員たちにあなたの想いを伝え続けて下さい

という一点です。

透析歴30年の方々も表彰されました

透析歴30年の方々も表彰されました


今日出席していた5名(井坂議員、石山議員、小幡議員、渡辺議員)はみな人工透析についてもCKDについて造詣の深い議員ばかりでした。

けれども横須賀市議会には40名の議員が居て、それぞれに異なる専門分野を持っています。

議員に限らずに世間のみなさまも同じですが、身近に人工透析をしておられる方が居るといった機会が無ければ、なかなかそのご苦労や、CKD対策の重要性などを知ることはできません。

そもそも政治家は万能ではありませんので、当然ながら知らないことがたくさんあります。

みな、得意分野と苦手な分野があるものなのです。

フジノの場合は社会保障・社会福祉を専門としていますので、港湾や入札制度などは苦手分野にあたり、残念ながら表面的なことしか理解していません。

しかし、議員には『共感する力の高い人』がたくさんいます。

一度でもご相談を受ければ、その状況をリアルに理解して、課題を解決する為に動かずにはいられない人がたくさんいます。

だから、会場のみなさまにお願いしました。

どうかあなたのそばに暮らしている議員に、あなたの毎日の暮らしについて語ってほしいのです、と。

陳情を出していただくのも絶対に必要です。

でも、近所に暮らしている議員に、慢性腎臓病とはどのような体験をするものなのかを話して伝えてあげてほしいとお願いしました。

僕たち政治家は、全てのことを知ることはできません。

万人と同じように24時間365日しか与えられておらず、その中であらゆるご相談をお聞きしてはそのつど必死になって制度や法律を学び、解決策や改善方法を探していきます。

全ての問題に関心を持つことはできず、当然ながら限界があります。

でも、陳情が了承されない(可決のことですね)時に

「関心を持ってもらえない」

と虚しさをおぼえるだけではなくて、あきらめないでほしいのです。

繰り返しになりますが、議員という存在は、もしもご相談を受けたならばできる限り何とかして問題解決をしたいと願う人がほとんどです。

だから、「日常のあらゆる場面で伝え続けてほしい」とお願いをしました。

議員にぜひ学ばせてほしいのです、とお願いをしました。

これから先、フジノが市議会を代表してスピーチをするような機会は2度と無いだろうなと思います。

けれども、いつもどのような集まりや団体の方々に対しても、同じことを心の中で語りかけています。

「政治家を、使って下さい。政治家は、いのちと暮らしを守りたいといつも願っています。その為にも、どうかあなたの想いをぜひ政治家に語りかけて下さい」

と。



結成から10年、次の10年に向けてさらに活動を進めていく「横須賀市腎友会」を応援していきます/横須賀市腎友会・第10回定期総会へ

結成から早くも10年が経ったことに深い感慨をおぼえます

今日は、ヴェルクよこすかで行なわれた『横須賀市腎友会』の第10回定期総会に参加しました。

横須賀市腎友会の第10回定期総会

横須賀市腎友会の第10回定期総会


2つの患者会・当事者会が合併して新たに『横須賀市腎友会』が結成されたのが2008年のことでした。

その結成総会に参加したフジノは、

「あの日からもう10年も経ったのか」

と深い感慨をおぼえました。

来賓席にて

来賓席にて


毎年お招きいただくおかげで、さらに新しい情報とみなさんの実感を伺うことができて、大変感謝しております。

形としては『来賓』として招かれている訳ですが、フジノに『来賓』という意識はありません。

あくまでもメンバーのひとりとして参加している想いです。

腎臓病は国民病です。

フジノにもあなたにも誰にとっても関係のある疾病です。個人としても、市議としてもずっとテーマとして議会で取り上げ続けてきましたし、国・県の動きも常に注視しています。



うわまち病院で透析治療が昨年スタートしたのは腎友会の長年の要望活動の成果

昨年の予算議会で、病院事業の2016年度当初予算案において

『うわまち病院の腎臓内科診療体制の拡充』

がついに報告されました。

2016年度当初予算説明資料・病院事業会計より

2016年度当初予算説明資料・病院事業会計より


そして、2016年10月から市立うわまち病院で人工透析がスタートしました。

まさに『横須賀市腎友会』の長年の地道な要望活動によって実現したのです。腎友会のみなさんのこれまでのご苦労を思うにつけても、フジノはとても嬉しかったです。

当時の予算審査でも、改めてうわまち病院での透析治療体制は当事者のみなさんの声を聴きながら運営してほしい旨の質疑を行ないました。

2016年予算議会・教育福祉常任委員会(2016年3月4日)

フジノの質問

続いては、うわまち病院の腎臓内科診療体制の拡充について伺います。

市内では、透析をしておられる方々の当事者会である『腎友会』の皆さんが、長年にわたって『うわまち病院』で透析ができるようにしていただきたいという要望を繰り返してまいりました。

その意味では、今回の年度内に透析治療を開始ということは大変ありがたいことで、感謝をしております。
 
そこで1点伺いたいのですが、これからスタートしていくに当たっても、『腎友会』等利用者の皆さんの声をぜひよくお聞きして、そして改善すべき点があれば、その声に耳を傾けて改善を積極的に行なっていただきたいと思うのですが、いかがでしょうか。

市立病院担当課長の答弁

今日そういうお話があったことは、病院のほうには伝えたいと思います。

スタートから半年が経った今日、改めて佐野会長をはじめ、会員のみなさまに心からお祝いと感謝の気持ちをお伝えしました。



次の10年を展望する腎友会の活動方針が決定。応援していきます!

定期総会では、透析治療を受けて5年・10年・15年・30年・35年・40年になる方々を毎回必ず表彰しています。

透析歴の長いみなさんを表彰する佐野会長

透析歴の長いみなさんを表彰する佐野会長


そうした方々は、健康管理に努めることで元気に長生きしていかれるというまさにお手本であって、新たに透析を開始したみなさまにとっても大きな励みとなります。

今日の総会では通常のプログラムである前年度決算報告・今年度予算案などに加えて、『次の10年に向けたビジョン』が示されました。

フジノはとても心を打たれました。

厳しい経済社会状況を直視して将来の日本の姿を想定した上で、腎友会としてどのような活動を進めることが社会へ貢献できるかが語られました。

当事者会や当事者活動の一義的な目的は、そもそもお互いが同じ病気や障がいのある立場(=ピア)として助けあい支えあっていくことです。

けれども腎友会は過去の総会においても、いかに腎臓病である我々の体験を社会に還元していくか、という視点が語られてきました。

今日は、さらに次の10年に向けたビジョンとして明確に『社会への貢献』がうたわれました。

こうした姿勢は、従来のピア活動を超えた新たな姿勢だとつくづく胸を打たれました。

フジノはもちろんこれからも議会内外での活動を通じて

  • 生活習慣病対策の徹底
  • CKD対策
  • 透析をしておられる方々の高齢化への対策
  • 透析をしておられる方々を介護するご家族の支援
  • 大災害時の医療・福祉の確保

などを積極的に提案し続けていきます。

それに加えて、『社会への貢献』を強く打ち出した『腎友会』のみなさんの活動を応援していきたいです。

本日は定期総会の開催、おつかれさまでした。

うわまち病院での透析治療スタートを皮切りに、どんどん腎友会の活動の成果が実現するようにフジノもがんばります。

次の10年がより良いものになるように、一緒にがんばっていきましょうね。

ありがとうございました。



「横須賀市腎友会」と「横須賀市視覚障害者協会」の定期総会にお招きいただきました

今日は、毎年参加させて頂いている2つの団体の定期総会にお邪魔しました。

横須賀市腎友会の定期総会へ

午前中は、『横須賀市腎友会』の定期総会に参加しました。

横須賀市腎友会・総会へ

横須賀市腎友会・総会へ

県腎友会の顧問を勤めておられる牧島功県議会議員

県腎友会の顧問を勤めておられる牧島功県議会議員

透析継続40年に対する表彰

透析継続40年に対する表彰





視覚障がい者協会の定期総会へ

午後は、『横須賀市視覚障がい者協会』の定期総会に参加しました。

横須賀市視覚障がい者協会・定期総会へ

横須賀市視覚障がい者協会・定期総会へ


まず、みんなで『横須賀市視覚障がい者協会会歌』を歌います。

それから会長のあいさつ、来賓のあいさつとなります。

毎年、短いお話をさせて頂けるのですが、フジノは24時間365日対応型の『定期巡回・随時対応型訪問看護介護』についてご紹介いたしました。

『横須賀市視覚障害サポート協会』が今年で30周年とのこと!

こちらも本当に素晴らしい活動をずっと継続してきて下さった団体です。おめでとうございます。



東京レインボープライドへ参加します!

フジノは今から大急ぎで東京へ向かいます!

何年も前からずっと参加したかった『東京プライドパレード』へいってきます。

時間的にはパレードそのものには間に合わないのですが、ステージやブースなどたくさんの参加すべきイベントが行なわれています。

次の日記へ続きます)



災害が起こっても切れ目の無い医療福祉が受けられる体制づくりを。横須賀市腎友会・第4回定期総会へ/横須賀市議会議員選挙・投票日(その1)

災害が起こっても、切れ目の無い医療・福祉が受けられる体制へ

朝いちばんでヴェルクよこすかへ。

『横須賀市腎友会』の第4回・定期総会に出席しました。

議案書

議案書


今日は『投票日』なので、実は候補者の多くはこうした行事には参加しません。

選挙活動の最後の活動として、市民の方々に選挙へ行ったかどうかの『電話かけ』をします。

いわゆる『追い出し作戦』です。

(「選挙へ行って下さい」「投票して下さい」とは言えないのですが、「投票に行きましたか?」と尋ねることだけはできます。公職選挙法の変なルールの1つです)

でも、フジノは過去1度もやったことがありません。

もちろん今回もやりません。

だから今回、『腎友会』から総会へお招きいただいた瞬間、とてもうれしくて参加を即決しました。

2008年4月の腎友会・結成総会に参加してから『腎友会』の総会への参加は3年ぶりになってしまいましたが

今夜フジノが落選すれば、この総会への出席が市内での最後の仕事になる訳です。

保健医療福祉に取り組んできたフジノに、最もふさわしいラストだと感じました。




毎回、『腎友会』の総会では、透析歴の長い方々(15年・30年・35年・40年)を表彰します。

わが国で透析療法がスタートしてから約40年になりますが

透析を続けながら元気に生活をしてこられた人生の先輩方の姿は、今、新たに透析療法を始めた/始める方々にとっても大きな希望を与えてくれます。

その表彰に立ち会わせていただけることは、政治家冥利に尽きるとありがたく感じます。

今年は、透析歴15年表彰の方が8名、30年の方が1名、35年の方が3名でした。

35年というと、昭和50年にあたります。

フジノが生まれたのが昭和49年ですから、僕の人生とほぼ同じだけ、透析を続けながら暮らしてこられた訳です。

本当にすごいことだと思います。

ご本人をはじめ、ご家族、医療関係者の方々の大変なご苦労にこころから敬意を表します。



大災害と透析

今回の総会のテーマは、

『大災害の中でもふだんどおりに透析を受けられるようにするには』

ということでした。

災害のもとでも継続して透析治療を続けられる体制づくりは2007年の新潟中越沖地震、2008年の岩手・宮城内陸地震の時にも大きなテーマとなりました。

けれども、今回の東日本大震災のように、全国的に大規模な『計画停電』が行なわれるのは初めてです。

電力会社による送電が不可能になった時にも自家発電によって医療を続けられるようにする体制は1日から数日程度であれば、可能です。

しかし、1週間から1ヶ月などの期間になると、透析に限らず、ほとんどの医療機関が対応できません。

神奈川県が平成8年に作成して改訂を行なってきた『災害時透析患者支援マニュアル』があって

横須賀市は県と連携しながら『災害が発生した時にも透析が可能な診療所・病院』の情報収集や情報提供をはじめとするネットワーク化をすすめています。

けれども、情報を集めることだけでなく、そもそも『災害が発生した時にも透析が可能な診療所・病院』を増やすことが絶対的に重要です。

それも今までのような重油などを使った自家発電だけに頼るのでは無くて

  • 太陽光発電(ソーラー発電)を診療所・病院に設置する
  • 移動式のソーラー発電を整備する
  • 横須賀市内にメガソーラーを設置する
  • 晴天時でなくとも長時間の対応ができる充電池の開発促進と実用化

など、考えうる限りの新しい取り組みを市も県も国も行なっていかねばなりません。

どんな災害が起ころうとも、切れ目の無い医療・福祉を継続する。

この体制づくりは政治家としてフジノにとって、ものすごく重要なテーマに今、なっています。

それは10年単位の長期的な取り組みになるかもしれません。

でも、大震災は必ずまた起こるのです。絶対にやりとげなければ。



カネの切れ目が医療の切れ目になんかさせない

僕のまわりには人工透析をしておられる方が何人もいらっしゃるので、いつも関心を寄せてきました。

政治家としても、神奈川県による『医療費の助成制度カット』の問題をこの3年間ずっと追いかけてきました。

約40年前、透析療法がスタートした頃には何の制度も無かった為に、自己負担が1ヶ月50万円という時代がありました。

昭和42年にようやく保険が適用されたのですが、それでも自己負担が1ヶ月20万円にものぼりました。

当事者のみなさまの全国的な粘り強い活動によって、昭和47年に『透析医療の公費負担』が実現して、自己負担額は1ヶ月1万円になりました。

さらに、神奈川県は独自の制度によってこの自己負担額も補助をして、実質ゼロ円で透析を受けることができました。

それを松沢県知事が『見直し』という名前の『カット』をしてしまったのです。




横須賀市は、県がやめてしまった補助を市単独でなんとか補助を続けています。

そこで、『腎友会』をはじめとする障がいのある方々の団体から、何度も請願・陳情がなされています。

昨年8月下旬にも腎友会から市議会宛てに『重度障害者等医療費助成制度』の継続についての陳情が出されました。

フジノはこの陳情を『主旨了承』(=賛成)としましたが、横須賀市議会としては『審査終了』(=賛成でも反対でもない)という結論になりました。

まだまだ市議会議員のみなさんにとっても、透析療法を続けながら生活していくことのリアルな現実が理解されていないことを感じます。

これまではフジノは「自分がその大切さを理解していれば良い」と考えていましたが

これからは他の議員のみなさんに対しても、大切なことの大切さを同じように理解してもらえるように説得も行なっていきたいです。

  • 災害が起こったら医療が受けられなくなる
  • おカネが無くなったら医療が受けられなくなる

そんなまちでは絶対にダメです。

どんな時でも誰もが医療・福祉を切れ目なく受けられる。そんな当たり前のまちをフジノは目指していきます。



横須賀市腎友会の結成総会に参加しました/慢性腎臓病にかかる人を無くし、人工透析・腎臓移植をされる方々のQOLを高めていく決意

横須賀市腎友会の結成総会に参加しました

今日はヴェルクよこすかで行なわれた『横須賀市腎友会』の結成総会に参加しました。

慢性腎不全によって人工透析をされている方々から市議会に陳情が何度か提出されたことがあって、担当の委員会である民生常任委員メンバーとして、ずっと関心がありました。

けれども、実際に人工透析をされている方々や腎臓移植をされた方に直接お話を伺ったことが今までありませんでした。

お話をうかがえる機会をずっと待っていました。

このたび、別々に活動を続けてきた2つの団体が今後は1つの団体として活動をしていくとのことで、結成の場にお招きいただいて、すごくうれしかったです。

参加者の方々は割と高齢の方が多かったのですが、フジノと同い年の方もいらっしゃいました。

同い年である親しみやすさもあって開会前に30分ほどお話をうかがいました。

1回4時間にわたる人工透析を週3日行なっていること、そうした中で仕事を続けていくことなどやはりとても大変なのだな、と感じました。

また、横須賀市で腎臓移植した方は6名、とのことでした。まだまだ腎臓移植はハードルが高いんだな、と思いました。

腎友会のみなさん、本当にありがとうございます。

横須賀市腎友会の結成総会

横須賀市腎友会の結成総会


来賓席から写真を撮ったので全て逆光になってしまいました。見づらくてごめんなさい。

会長の櫻井さん。

会長の櫻井さん。

 
人工透析を15年、30年、35年されている方々に表彰がありました。こういう表彰って、とても良いなあと思います。

表彰の様子

表彰の様子


午前中は結成総会、お昼ごはんをはさんで、午後から腎臓疾患に関するドクターの講演会でした。

フジノはお弁当をみなさんと一緒に食べてから、午後は別の用事があったので途中で退席いたしました。



切ない再会

お昼ごはんの時に、うれしい再会がありました。

かつてフジノがYデッキで演説をしていた約4年半、毎日のようにお会いしていた女性Aさんがいらっしゃいます。

お互いに体が強くないので、フジノがYデッキで街頭演説をしばらくやれない時期が続くとAさんはとても心配して下さって連絡をくれました。

Aさんは通勤でYデッキを使っていたのですが、逆にAさんを見かけない時にはフジノもいつもAさんを心配していました。

「体が悪いから家族は仕事を辞めてほしいと言っているの」

と、Aさんはよくおっしゃっていました。

毎日お会いして言葉を交わしてきた方だから、僕はAさんがとても大好きでした。

だから、ある日を境にAさんを全く見かけなくなってしまってから今日に至るまで

一体Aさんはどうしてしまったのだろうか。
 
まさか亡くなってしまっていないだろうか。

と、フジノはすごく心配していました。

そうしたら、今日の総会の会場になんとAさんがいらっしゃったのです!

うれしかった!

Aさんから手を振ってくれました。

お元気そうで本当に安心しました。

「Aさん、ずっとお会いできなかったからものすごく心配だったんですよ。

 お体が悪いというのは、腎臓疾患のことだったのですね」

フジノがこう尋ねると

「そうなのよ。

 かれこれ5年間くらい人工透析と仕事と両立してたんだけどどうしても難しくなっちゃってね。仕事を辞めたのよ。

 私もフジノくんがどうしてるかすごく気になってたけど、顔もふっくらしたし、体調も大丈夫そうね?」

と、Aさんが答えました。

「僕の顔がふっくらしているのはメタボです(笑)」

なんて笑いながらお互いの思い出話をしつつも、Aさんが人工透析をしていたことを全く知らなかったことにフジノはショックを受けていました。

毎朝あんなに早くから通勤されていたAさんが1回3~4時間、毎週3~4日も人工透析を受けながら仕事に通っていたなんて知らなかった。

しかも、ご家族に反対されながらも続けていた大好きなお仕事を辞めねばならなかったなんて知らなかった。

再会できてうれしかったですし、何よりも亡くなってなんかいなくてホッとしたのですが

毎日のように言葉を交わしていたのに僕はAさんのことを何も知らなかったんだなあととても切なくなりました。

やっぱり政治家は、他人なんだなあ。
 
そりゃ、そうだよね...。

でも、大好きなAさんの為にもできることを僕は全てやろう。

つまり、慢性腎不全/腎疾患のある方々への暮らしをサポートする為に、政治家として果たせる役割を全力で取り組もう。

Aさんのように慢性腎臓病になる人を減らせるように、全力で取り組もう

そう改めて決意しました。

                    

人工透析と当事者活動

透析療法が日本で行なわれるようになって、約40年になります。

人工透析には、1ヶ月で約50万円以上もの医療費がかかります。

かつては、何の補助も無かったのでこんな大金を支払うことができない方々が多く、治療を受けられず

「お金の切れ目が命の切れ目」

と言われた、悲惨な時代がありました。

昭和42年に保険が適用されるようになってからも自己負担分(20~30万円)がふつうのお給料ではとても支払えず、家などの財産を切り売りして何とか治療を受けたのです。

けれども、やがて医療費が支払うことができなくなり、失われた命も多くあったそうです。

そうした状況を当時のマスコミは「お金の切れ目が命の切れ目」と表現したのです。

こんな状況を変える為に、患者さんたちが自ら立ち上がりました。

横須賀市では昭和46年2月に『横須賀人工腎共励会』をたちあげました。

(今回結成された腎友会の前身ですね)

さらに全国レベルでも昭和46年6月に『全国腎臓病協議会』が結成されました。

病身をおして患者さんたち本人によって厚生省・大蔵省などへ積極的な陳情・請願を行なったことによって

昭和47年10月に身体障害者福祉法が適用されることになり、『透析医療費の公費負担』が実現しました。

人工透析などにかかる医療費の自己負担(本人負担)は1ヶ月に1万円で済むようになったのです。

さらに、この1万円の自己負担も神奈川県と横須賀市の補助が出ますので、自己負担なし(ゼロ円)で人工透析を行なうことができます。

こうして、慢性腎不全の方々も安心して治療を受けられるようになりました。

現在、横須賀市では約950人の方が人工透析を受けています。



いのちを守るのが政治家の仕事のはず

しかし今、財政的な理由から神奈川県は、優れた制度であった自己負担への補助を引き下げてしまいます。

1万円の自己負担のうち、神奈川県が3分の1の補助を、横須賀市が3分の2の補助を出してきました。

こうした神奈川県の動きは非常に残念です。

慢性腎不全に苦しむ方々が40年前のように「お金の切れ目が命の切れ目」になってしまわないように

いのちを守るのが政治家の仕事です。

財政が厳しいからといって単純に医療と福祉をカットするのではなく

財政改革をしっかり行なう、つまり、歳出と歳入の在り方を同時に改善していくことでいのちを守る為に必要な財源を確保していくことこそが政治の仕事だとフジノは信じています。

今日の腎友会結成総会に出席して改めてその確信を強くしました。

その信念をしっかりと実践していきたいと思います。