市議会議長・副議長が吉田市長に文書で申し入れ/サイクリングパンフレット問題

契約面などの問題に対して正副議長が市長に申し入れ

サイクリングパンフレット問題で、正副議長が市議会の総意として吉田市長に対して申し入れを行ないました。

その様子を神奈川新聞が報じました。

2014年6月28日・神奈川新聞より

2014年6月28日・神奈川新聞より

以下に全文を引用します。

市議会「疑義持たれぬべき」
パンフ問題で契約面など市長に申し入れ

三浦半島観光連絡協議会(会長=吉田雄人横須賀市長)のパンフレット「自転車半島宣言」をめぐる問題で、横須賀市議会の板橋衛議長と伊藤雅之副議長は27日、委員会審議で出た指摘について、吉田雄人市長に申し入れを行なった。

市議会では同パンフに関し、市長の後援会メンバーがいる編集制作実績のないNPO法人に随意契約で制作を委託した契約面や、問題を指摘されて回収した費用を公金で負担する市長の方針などに批判が上がった。

協議会を所管する総務常任委員会でも

「疑義を持たれない契約であるべき」

「協議会の財源は税金であることに留意すべき」

などの意見が出た。

これを受け、定例会閉会にあたって議長らが指摘内容の一部を文書で市長に伝えた。

(渋谷文彦)

フジノはこれで問題を終わりにするつもりはありません。

まだ何も解決していません。

引き続き、きちんと問題を追及していきます。

【質問2】サイクリングパンフレットを編集制作したNPOと吉田市長の関係への疑義について

発言通告した質問内容を紹介します(2)

(前の記事より続いています)

まもなくスタートする『6月議会』で、フジノは今回も市長への一般質問を行ないます(6月10〜11日)。

質疑を行なう議員は、あらかじめ『発言通告書』を提出しなければなりません。

けさ10時が提出の締め切りでした。

フジノが提出した質問内容を市民のみなさまにご紹介します。

2.サイクリングパンフレットを編集制作したNPOと吉田市長の関係への疑義について

(1)パンフレットの編集制作の委託先は、いつ、誰が、どのような手続きによって選考したのか。

サイクリングパンフレット「自転車半島宣言」

サイクリングパンフレット「自転車半島宣言」


パンフレットの発行費用は5市町がそれぞれ負担金を出し、そこから120万円が編集制作の委託先に支払われた。

委託先はパンフレットの最終ページによれば、『NPO法人横須賀創造空間』と記されている。

「NPO法人横須賀創造空間」サイトより

「NPO法人横須賀創造空間」サイトより

【質問】
このNPOに委託が決定するにあたって、誰がどのような手続き(募集条件、募集方法、競争入札の有無、選考基準など)を取り、最終的にどのような理由からこのNPOに決定したのか。

(2)法人としては編集制作の実績も無く、登記からわずか2~3ヶ月に過ぎないNPOが、委託先として「ふさわしかった」と市長は確信を持って言えるのか。

公開されている情報によれば、『NPO法人横須賀創造空間』がNPO法人として登記されたのは今年1月16日で、新しく設立されたばかりである。

「神奈川県ホームページ(県内に主たる事務所を置くNPO法人の名簿)」より

「神奈川県ホームページ(県内に主たる事務所を置くNPO法人の名簿)」より


編集制作の実績も無く、登記からわずか2~3ヶ月のNPOがパンフレットの編集制作を受注できたことは「異例中の異例だ」と私は考える。

公開されているNPO法人の「定款」より

公開されているNPO法人の「定款」より


また、このNPOの理事会メンバーのリストを見ると、代表や理事には吉田市長の古くからの友人や吉田雄人後援会幹部の名前が散見される。

こうした客観的な事実から、私はこのNPOが委託先としてふさわしかったのか、疑義を抱かざるを得ない。

【質問】 
市長は、公金が投じられるのにふさわしい相手だと今も確信を持って言えるのか。

(3) 実績も無くパンフレットの編集制作でも5市町に迷惑をかけたNPOであるにも係わらず、市長は来客に視察案内まで行なっているが、どのようなお考えなのか。

横須賀市ホームページ「市長の動向(平成26年5月)」より

横須賀市ホームページ「市長の動向(平成26年5月)」より


一般公開されている市長のスケジュール「市長の動向」によれば、5月28日午後、吉田市長自らが来客をこの『NPO横須賀創造空間』のオフィス『ヨコスカテラス』へ視察案内を行なっている。
 
オープニングレセプションが開催されたのは5月23日で、まだ5日間しか経っていない。

またこのNPOの目玉であるコワーキングスペースに至っては、オープンするのは6月16日の予定で本格稼働さえしていない状況ではないのか。

サイクリングパンフレットを片手に、NPOメンバーとガッツポーズをとる吉田雄人市長(同法人Facebookより)

サイクリングパンフレットを片手に、NPOメンバーとガッツポーズをとる吉田雄人市長(同法人Facebookより)


これまでの質問で述べた通り、パンフレットの編集制作の失敗によって5市町に迷惑をかけ、さらにオープンからわずか数日に過ぎないテラスを40万人都市の多忙な市長が、あえて自ら来客に視察案内までする必然性が全く理解できない。

【質問】
吉田市長がこのNPOを特別扱いしているように私は受け止めているが、市長はどのようなお考えなのか。

「不適切な関係にある」と疑義を抱かれても仕方がないと思わないのか。

次の記事に続きます)