2014年度後期も「給食一食まるごとセシウム検査」を継続します!/学校給食の放射線量の測定

「給食一食まるごとセシウム検査」を2014年度後期も継続します!

本日、教育長から以下の報告を受けました。

教育委員会教育長

学校給食の放射線量測定について

横須賀市では、学校給食の安全性を確認し、児童生徒の健康管理に資するため、平成23年度後期から学校給食の提供食の放射線量測定を行っています。

平成26年度前期の測定結果と、平成26年度後期の実施予定などを、次のとおりお知らせします。

  1. 平成26年度前期の測定結果

    横須賀市ホームページ掲載のとおり

    市ホームページトップ画面⇒東日本大震災関連情報⇒学校給食食材の放射性物質の測定

    (*フジノ注:この記述では探しづらいので、フジノがpdfファイルにしたものをこちらにリンクしましたのでご覧下さいね)

  2. 平成26年度前期の測定結果から推計される内部被ばく線量

    0~0.639マイクロシーベルト未満

    *最大値 0.639 は検出下限値に相当する放射性セシウムが含まれていたと仮定して推計しています。

    (参考)家庭での食事が学校給食と同程度と仮定し、上記測定結果をもとに年間被ばく線量を推計すると、最大で7.213マイクロシーベルトとなります。この値は、食品による放射性セシウムの年間許容被ばく線量1ミリシーベルトの約140分の1以下です。

  3. 平成26年度後期の学校給食の放射線量測定について

    平成26年度前期と同じ方法で、平成26年度後期分(10月16日~3月17日)の放射線量を測定し、結果をホームページに掲載します。

    *1.児童に提供した給食=原則、1週間(5日分)ごとにまとめて測定します。
    *2.測定ごとに異なる小学校から採取します。

事務担当:学校教育部学校保健課給食係

様々な理由から、給食食材の放射線量の測定を継続するか否かは『半年ごと』に決定しています。

無事に、2014年度後期も『継続』が決定しました。

市民のみなさまに対して、今回もこのおしらせをできて良かったです。

フジノはとてもホッとしています。



フジノが政治家でいる限り、絶対に「陰膳の測定」はやめません

かつては全国から問い合わせが殺到した『横須賀方式』

学校給食の放射線量を測定する際に、『事前』と『事後』のダブルチェックを行なう全国初の取り組みでした。

2011年12月17日・毎日新聞より

2011年12月17日・毎日新聞より


実は、2011年9月議会にフジノが提案して実現した取り組みです。

2011年10月5日・神奈川新聞記事より

2011年10月5日・神奈川新聞記事より


フジノはこの政策の提案者であり、ことこの取り組みに対しては、市長よりも教育長よりも誰よりも、責任ある立場だとフジノは自覚しています。

けれども、様々な理由から総合的に判断した結果、2014年3月いっぱいで『事前』の測定は、終了いたしました。

『横須賀方式』=『事前』+『事後』なので、これによって『横須賀方式』は終わりを告げました。

しかし、「こどもたちの健康を守る為に『事後のチェック』はずっと継続すべきだ」とフジノは確信しています。

東京電力福島第一原子力発電所の廃炉は終わっていません。

こどもたちの健康に対して、横須賀市だけではなく、政府が責任をもってこうした測定を行なうべきです。

いち自治体である横須賀市が防波堤となってこの検査を継続しているのは、『政府の責任放棄』だとフジノは強く批判します。



請願「市立学校の等敷地内に一時保管されている除染土の処理について」は残念ながら「不採択」となりました/2012年6月議会・教育福祉常任委員会

学校敷地内に埋設されたままの除染土の早期搬出を求める「請願」が保護者の方々から出されました

今日の教育福祉常任委員会では、学校敷地内に『仮置き』として埋設されたままの放射能除染土を早期に搬出してほしいとの請願が出されました。

フジノは強く賛成しました。

平成24年度請願第4号「横須賀市内の学校等敷地内に一時保管されている除染土の処理について」

平成24年度請願第4号「横須賀市内の学校等敷地内に一時保管されている除染土の処理について」


教育福祉常任委員会では、まず教育委員会から『所見』を聴きました。

教育総務部長による「所見」

それでは、平成24年請願第4号について、教育委員会の所見を申し上げます。

この、請願の願意は、「市立学校等の敷地に一時保管されている放射能汚染された土を、速やかに敷地外へと撤去する。」というものです。
 
まず、除染埋設に至った経緯について、御説明いたします。
 
市立学校の側溝清掃土から比較的高い線量が検知されたことを受け、平成23年11月に、全市立学校で側溝等の土砂を対象に教育委員会職員が放射線測定を実施しました。

結果は、73校中42校で本市の除染基準を超える値が検出されました。

除染基準を超えた土砂は、その場で職員が、土のう袋に入れ、さらにビニール袋で二重に包み、飛散防止の措置をしました。
 
請願の理由にあります、「除染土砂を学校敷地外に撤去し、安全に過ごせる場所にすること」ですが、学校を児童・生徒が安心して過ごせる場所にすることは、教育委員会の責務であります。
 
今回の除染土砂にしましても、いわゆるホットスポットと呼ばれる放射性物質が溜まりやすいといわれる側溝等を詳細に調査し、除染基準を超えたものを処分することとしましたが、業者に対して産業廃棄物として引き取り可能であるか照会したところ、拒否されたことで、現在でも適切な処分先は見つかっておらず、やむを得ず仮処分として学校敷地内に埋設しております。

その際、除染した土砂は、防水シートでくるみ、50センチメートル以上の土かぶりで覆うことで、放射線の影響を低減させております。
 
除染土砂を埋設した地点の測定は、埋設直後と本年2月に2回実施していますが、いずれも放射線量は低い値であり、大部分が空間線量と同等であります。
 
浦賀小学校の屋上排水口に溜まった土砂から毎時2.60マイクロシーベルトという値が検知され、埋設しましたが、その地点で本年2月に測定した結果は、地表1センチメートルで毎時0.08マイクロシーベルト、地表1メートルで毎時0.07マイクロシーベルトでした。

また、埋設場所は、通常、児童・生徒が立ち入らない場所を選定しています。
 
したがいまして、児童・生徒の安全性は十分確保されていると考えます。
 
ただし、学校敷地内への埋設は、仮処分であり、今後、適切な処分先が決まった段階で、速やかに掘り起こし、運搬処分する所存であります。



この所見に対して、各議員が質問をしました。



フジノの質疑を紹介します

この問題の解決に取り組んできたフジノとしても、改めて質疑を行ないました。

フジノの質疑

フジノの質問

まず、現状の保管の安全性についての確認です。
 
長谷川委員と同じく、僕も仮処分の場に立ち会いましたが、土のう袋に入れた後、防水シートでくるんで、覆土を50センチ以上しているということです。

土のう袋、それからブルーシートについては、1年たって劣化していないのか、染み出すということはないのか、その点をまず確認したいと思います。



学校管理課長の答弁

 
埋設に当たっては、50センチ以上の土かぶりで覆うということで、通常の雨水については影響がないものと考えております。
 
それから、当然、掘ったときに地下水がないことも確認しており、水の影響等はほとんどないと考えておりますので、劣化等についてはまだ大丈夫だと考えております。



フジノの質問

市長との質疑の中でも、50センチの覆土があれば影響自体はないと、僕自身が調べた結果の見解を申し上げました。
 
今、御質問させていただいたのは、覆土の下にある汚染土をくるんでいる土のう袋やブルーシートについてなのです。こちらは経年劣化は大丈夫なのでしょうか。



学校管理課長の答弁

 
当然、物ですので経年劣化等は考えられますが、まだ埋設1年という形ですので、今現在でどうのこうのということはない、先ほど言いました水が無いという状況では余りないものと考えております。



フジノの質問

続いて、業者に対して、『産業廃棄物』として引き取り可能であるかの照会を行なったということですが、その後、1年がたって状況に変化がないか、現時点で確認を行なったのでしょうか。



学校管理課長の答弁

 
一部500ベクレル以下については、埋設するコンクリート構造物に使ってもいいという話もありましたので、今年4月に再度、業者を通して資材会社のほうに引き取り可能かどうかの確認はいたしましたが、相変わらず状況は同じで「引き取りはできない」という回答をもらっております。



フジノの質問

問い合わせをした業者なのですが、これまで接点のある業者だけなのか、それとも、報道等で受け入れをしているとされた業者にも新たに当たってみたのか。

その点はいかがでしょうか。



学校管理課長の答弁

 
通常、私どもの修繕工事に入っている業者を通して資材、石材というのでしょうか、受け入れ会社に問い合わせをしましたので、特に受け入れをしてくれそうな会社という形では選んでおりません。



フジノの質問

やはりこうした請願が出てきていることからも、可能な限り早く、子どもたちに直接影響のある学校の敷地内から、日常的に生活する場所ではないところへ移すことを望んでいる保護者の方がいらっしゃるということですから、引き取り先を可能な限り探す努力が必要ではないかと思うのです。

その意味で、日常的に本市が取引をしていたり接点がある業者以外にも当たってみる努力が必要かと思うのですが、いかがでしょうか。



学校管理課長の答弁

 
お話がありましたので、今後、検討していきたいと思います。



フジノの質問

それから、繰り返し部長も「これは仮処分である、今後、適切な処分先が決まった段階で速やかに掘り起こして運搬、処分する所存であります」と所見を述べていただきました。

ただ、国の動向はこの先も不透明です。

1年が経過してしまった今、横須賀市の教育委員会として、仮処分を解除して、正式な対応をしようという期限を区切る必要があるかと思うのですが、その点についてはいかがでしょうか。



教育総務部長の答弁

 
もちろん、思いとしては一刻も早くと考えておるのですが、先ほども申し上げましたとおり、現実の問題として、今現在7トンの土を適切に処分する方法、あるいは場所というのが具体的に見つかっておりませんので、責任にある立場で「いつまで」というのは、正直言って申し上げられない状況であります。

ただ、先ほども申し上げましたが、これは横須賀市だけの問題ではありませんので、ぜひ県、他都市とも連携するところがあれば、一緒になっていろいろな形で、国がどうこうということでなく、処分方法さえ見つかれば、そこで処分できますので、いろいろな形で今後も努力を続けていきたいと考えております。



フジノの質問

期限を区切るというのも、一つ保護者の方々に安心を提供できる条件ではないかと思うのです。
 
国の動向は、お互いに報道でしかわからなかったり、文科省を通じて問い合わせをするのですが、国が中間処分場を設置するなどということは到底望めないと思うのです。

そこで、『この時までに国が動いてくれないのであれば、横須賀市教育委員会として何らかの対応をとる』というのは、区切りとして考えるべきではないかと僕は考えます。

そして、最後の質問になります。

改めて確認をしたいのですが、保護者の方々の中には『下町浄化センター』に『コンテナ』を借りて、そこに7トン分入れるスペースはある訳ですから、なぜ搬入できないのかという声は今も根強くあります。

その点について、教育委員会としてはどのようにお答えするのか、お願いしたいと思います。



学校管理課長の答弁

 
役所が縦割りということではないのですが、『下町浄化センター』につきましては、今現在もまだふえるという状況で、自分のところの分をしまうということで、教育委員会の分は、申しわけないけれども、受け入れられないという回答をもらっております。



フジノの質問

これは教育長と市長の権限に関することだと思うのですが、市の政策全体を俯瞰した上で、子どもの安全、それから保護者の方々の安心をとることが、上下水道局の焼却灰を保管するスペースよりも上位に位置することなのだということを交渉して、教育委員会が「『下町浄化センター』等に移してほしい」ということを強く言っていく必要があるのではないかと思うのですが、いかがですか。



教育長の答弁

 
藤野委員がおっしゃることもわかりますが、『下町浄化センター』の近隣にお住まいの方もいらっしゃるということの中では、特に子どもたちに影響が大きいという部分では、私たちも何とかしたいと思っております。

ただ、横須賀市内の中でどこか移動先を見つけたとしても、それはあくまで暫定の処分の仕方だと思っております。

学校が安全を確認しながら、現在の状況の中で管理し、そして最終的に処分方法が決まった段階で移すということが、教育委員会としては一番良い方法ではないかと、現時点では考えております。

藤野委員がおっしゃるように「子どもたちが日常過ごす場所から少しでも遠ざけたい」という保護者の方のお気持ちもわかりますし、そして私たちも何とかそうしたいと思っておりますが、繰り返しになりますが、市内の中でどこかに移したとしても、そこにお住まいの方たちもいらっしゃいますし、それだけのスペースを確保するというのはなかなか難しい問題ではないかと思います。

ただ、そういう中でも努力はしていかなければいけないと思っております。



フジノの質問

まず、議員であれば日常的に地域を回っている中で、小学校、中学校内に保管してある場所のそばで子どもたちが運動をしていたり遊んでいるのを日常的に見ている。

埋設処分してあるので、直接の影響はないことは承知しつつも、やはり不安を抱く保護者の方がいるのも当然理解できる訳です。

その中で、「次善の策として、三春町の『下町浄化センター』へ移せないか」という気持ちというのは、当然起こることだと思うのです。
 
実際、現実に『下町浄化センター』にかなりの量の高濃度の焼却灰が保管してある。

しかし、それに対して、あの地域にお住まいの方々から苦情が出たということを、僕は上下水道局から一切聞いていないのです。

そこに学校から移すということで、スペースの問題以外で実際に何か差し支えが起こるというのを、上下水道局から教育長はお聞きになっているのですか。



教育長の答弁

 
直接そのことについて私が局長とお話をしたとか、そういう段階にまではいっておりません。
 
我々の中で、仮に移すことができたとしても、その周辺の方々に対する環境の問題、それから移すことの難しさ、いろいろある中で、学校の子どもたちが余り影響を受けない場所に埋設してあることが、現在、とり得る手段だと考えておりますので、先ほど所見で申し上げたところに戻りますけれども、最終的な処分方法が決まった段階で速やかに移したい。

これが今の教育委員会の考えでございます。



フジノの質問

『所見』で最初におっしゃった学校、児童・生徒が安心して過ごせる場所にすることは教育委員会の責務でありますと、このようにおっしゃっている以上、やはりすべての問題に優先して子どもの安心・安全、保護者の方の安心感というのを守るのが必要かと思うのですね。

上下水道局の『下町浄化センター』には議員として何度も訪れていますが、まだコンテナを積む余地はあります。スペースの問題は解消されている。

それから、費用については東京電力が賠償を、今回、第1次の支払いとして行いました。

費用については、今後も賠償額が支払われる。スペースも費用も解決している。

ならば、子どもたちの安全、それから保護者の方の安心を守るために移すという対応を、少なくとも教育長が上下水道局長と話し合う必要があるのではないですか。

話し合わないで、「現実的にこういう対応が望ましい」と言っているだけでは、交渉もしていないのに教育長が勝手に判断しているのではないかという印象を僕は受けたのですが、いかがですか。



教育長の答弁

 
 藤野委員にはそのようにとられてしまうかもわかりませんが、できるものなら適切な処分先に持っていきたいという思いは、藤野委員も私も一緒だと思います。

ただ、先ほどの繰り返しになりますが、市内の中で動かすことは、教育委員会としては今とり得る手段ではないという判断をしておりまして、現状のような学校の中で安全を確保しながら、最終的な処分先が決まる。

我々はそちらを見つけるといいますか、同じような状況で苦しんでいる多くの自治体と一緒に考えていかなければいけないと思いますし、何より学校の保護者の皆様に安心していただける手段という部分では、きちんとした測定を行っていくことで御報告したい、このように思っております。



フジノの質問

このことについては申し上げたくなかったのですが、僕はマネジメントとして教育長と市長に対して、非常に問題だと感じます。
 
今回、福島第一原発に起因するあらゆる問題が起こっている。

学校給食の食材の使用の問題、それから放射性物質により汚染された校庭の汚染土の問題。

教育委員会の皆さんが日常業務ができなくなるぐらいに、保護者の方から不安感から来るお電話をいただいたり、苦情をいただいたりして、給食の問題では学校保健課、校庭の問題では学校管理課、本当に御苦労しておられる。

もちろん学校の現場の先生たちもそうです。日常、子どもたちと向き合う業務のほかに、このことで毎日苦慮しておられる。

そのことを考えたら、まず学校から取り除こう、少しでも負担を減らそう。確かに僕の言っていることはおかしいかもしれないけれども、三春町地域の方には、申し訳ないけれども我慢していただく。

実際に苦情は一切出ていませんし、ここは上下水道局に我慢していただいて、まず学校を子どもにとって一番いい環境にすることが教育長や市長のマネジメントとして必要なことなのではないですか、いかがですか。



教育長の答弁

 
藤野委員がおっしゃっていますように、『下町浄化センター』の近隣の方のお考えというものはわかりません、どのようにとらえていらっしゃるか。

これはお互いさまという気持ちで、もしかしたら受け入れていただいている現状の中にあるかと思います。
 
これは、これまでも保護者の方から、そして委員を初めとする皆様からも御意見をいただいているところではございますが、現状今、学校の中に仮設ですが、処分させていただき、その中で子どもたちにとって安全が確保できる状態で保管されているかどうか。

そのあたりを確認しながら、本当に藤野委員の御質問にお答えできない状況で「御理解ください」というのは無理かもしれませんが、今、教育委員会としては、一番良い方法が学校の中に埋めている状況だと思っております。

これは本当に仮処分でございますので、この方法を現在、続けていきたいと、このように考えております。



フジノの質問

最後にしますが、所管事項で質疑を行いたいと考えていたのですが、事故から1年がたって、教育委員会にいろいろ対応していただいて、本来業務ではないのに、こういうことをしていただいて、本当に本来業務に差し支えが出ている。

校長先生の中には精神的に追い込まれている方もいますし、学校保健課にしても学校管理課にしても、本当に職員さんが疲弊しているのを見ている。

そして、それ以上に保護者の方々の心理的負担感というのはものすごく大きい。

ならば、できることを1個ずつでもいいから解決していくことが現場のすべての関係者の皆さんにとっていいことだと思うのです。

それはトップの判断でできることだと思うのです。
 
市長についても、「職員さんたちの負担感などを分かっているのかな?」と、すごく感じるのですね。

これで今回、仮にこの請願が否決されても、これはきっと会期が変わるたびに何回でも出てくると思うのです。

だから、僕は期限を区切って、国が動かないなら、横須賀市教育委員会としては、ここまでに解決しますと。

それは、中間的な対応かもしれないけれども、これをすることが子どもにとっても、職員にとっても、教職員にとってもいいことだと考えるからというトップの判断で動きをとることが必要だと思うのですね。

期限については設けないという話だったのですが、いつまでこれを繰り返すのか、少しでも負担を軽減できないのかということをぜひお考えいただきたいと教育長に申し上げて、質問を終わりたいと思います。

フジノの質疑は以上です。



賛成少数で「不採択」となってしまいました

採決の結果、賛成少数で『不採択』となってしまいました。

  • 『採択』
    無所属クラブ、フジノ

  • 『不採択』
    新政会、公明党、自由民主党、無所属クラブ、研政、ニューウィング横須賀

ただ、教育委員会の総意として意見を付すことになりました。

「執行部においては、学校をより安全に過ごせる場所とするため、今後とも除染土砂の適切な処分先の選定について、積極的な調査・検討を行うこと」

です。

請願は『不採択』となりましたが、この問題の早期解決を目指してフジノはこれからも全力で取り組んでいきます。




*後日談:この『不採択』を受けて、改めて保護者の方々から署名とともに新たな請願が9月議会にも提出されました。



たんぽぽ舎でフジノが講師をしました!/脱原発、PPSの活用について

たんぽぽ舎でフジノが講師をしました!

予算説明会が終わると、フジノは事務所に大急ぎで戻って、夜に行なう講演に向けてひたすら資料作りをしました。

今夜は、東京都千代田区にある『たんぽぽ舎』でフジノが講師の1人となって、講演を行なうのです。

水道橋駅から徒歩5分くらいの所に『たんぽぽ舎』はあります

水道橋駅から徒歩5分くらいの所に『たんぽぽ舎』はあります


『たんぽぽ舎』は1989年に誕生しました。
 
それ以来25年にわたって、『脱原発』と『環境破壊のない社会』をめざして活動しています。

そもそものきっかけはチェルノブイリ原発事故が起こった時に

放射性物質による食品の汚染を心配した市民の方々が、食材の測定などを行なったのがスタートだそうです。

まさにフジノたちが福島第一原発事故で直面している問題を、25年前から取り組んできてくださった大先輩方ですね。

活動は広がっていって、今では、下の3つの活動をメインに行なっています。

  1. 原発の根本問題を広く指摘し、廃止を目指す活動
  2. 原子力のゴミで造られる劣化ウラン兵器の廃止
    イラクの子供への医療支援
  3. 核兵器の廃止

さらに、6つのネットワークと4つの研究会を開催していたり、ニュースの発行、パンフレット・小冊子約100点の発行など、様々な活動を続けている団体です。

今夜の講演は、下のプログラムです。

【連続講座】第11回・役立つ反原発基本講座

自治体は反原発が一番
PPSの活用で財政軽減・実践報告3つの例
  

  1. 東海村・相沢一正議員
  2. 横須賀市・藤野英明議員
  3. 羽村市・門間秀子議員

日時:2月14日 (火)19:00~21:00
場所:「スペースたんぽぽ」

まず、東海村の相沢一正議員の講演からスタートしました(配布された資料はこちらをご覧ください)。

相沢一正議員による講演

相沢一正議員による講演


続いて、フジノの講演でした(フジノの配布資料はこちらです)。

とても好評で、持ち時間20分を10分延長してお話しさせていただき、さらに質疑応答も予定時間を大幅に上回って活発に行なわれました。

(横須賀の取り組みに関心を持っていただいた『サンデー毎日』記者の方から後日改めて取材を受けました)

羽村市議の門間議員

羽村市議の門間議員


続いて、羽村市の門間秀子議員の講演でした(配布された資料はこちら)。

最後に、『たんぽぽ舎』代表の柳田真さんからお話がありました。

柳田真代表のお話

柳田真代表のお話


『たんぽぽ舎』からの配布資料はこちらです。

今回、フジノは初めて『たんぽぽ舎』を訪れて。その取り組みを垣間見ることができて、とても感激しました。

もともと脱原発・反原発の活動において『たんぽぽ舎』の名前はとどろいていました。

ただ、フジノは政治家として、あらゆる活動において『Old school』というか、長い歴史を持つ団体とはあえて距離を置いてきました。

長い歴史を持つということはどんなに良い活動であっても、その活動を継続することそのものが目的になってしまっていたり、いろいろなしがらみにとらわれてしまっていることがあるからです。

でも、『たんぽぽ舎』にはそんなことは全く感じられませんでした。

今もその活動は新しく、最前線で闘っている活気と熱意が感じられました。

これからも機会があれば、ぜひ連帯させていただきたいと感じました。

代表の柳田真さんとフジノ

代表の柳田真さんとフジノ


今日は本当にありがとうございました!



後日談

後日、『たんぽぽ舎』のメーリングリストの記事で講評が掲載されていましたので、こちらをご覧くださいませ。



フジノが行なう一般質問の内容はこちらです/2011年12月議会

12月議会でフジノが行なう一般質問はこちらです

まもなく11月29日から12月議会がスタートします。
 
市長への一般質問は11月29日・30日の2日間と決まりました。

一般質問の為にあらかじめ質問の内容を通告することになっていますが、けさがその締め切りでした。

フジノが今回の一般質問で行なう質疑の発言通告書は、下の通りです。

1.放射能からこどもたちの健康と安全を守るための横須賀市の様々な取り組みの必要性について

(1)高い濃度の放射性物質を含む側溝汚泥などが学校敷地内に放置された問題の原因究明について

教育委員会からの通知に基づいて各学校は夏休みに側溝や雨どい等の清掃を行なったが、発生した汚泥などの処理方法に対する周知が十分でなかった為に鶴久保小学校をはじめとする複数の学校において、放射線量の高い汚泥や落ち葉などが学校敷地内のこどもたちが日常的に接触しうる場所に数ヶ月にわたって野ざらしになっていた。

この過ちによって、本来ならば避けることができた被曝(外部・内部とも)をこどもたちが受けた可能性がある。

放射性物質に関する対応の主管課は市民安全部だが、市民安全部と教育委員会が連携して正確な知識に基づいた対応を行なっていればこのような事態は起こらなかったのではないか。

再発を防止する為には今回の事態が起こった原因を必ず検証すべきだが、市長はどこに問題があったと分析しているか。


(2)放射性物質・測定機器・除染などに関する正確な知識を学ぶ機会を設ける必要性について

放射性物質などに関する基礎的な知識が無いままに行動をすることで、善意に基づいた行動であっても、逆に被曝リスクを高めてしまうことが起こりうる。

例えば、公園や道路の側溝や側溝升などを清掃して下さる町内会やボランティアの方々は放射性物質や適切な除染の知識と手法を理解していなければ、今回の鶴久保小学校と同じ事態を起こしうる。

したがって、放射性物質に関する基礎的な知識や測定機器の使い方や適切な除染方法などに関する正確な知識を学ぶ機会を設けて、保護者や児童生徒をはじめとする市民のみなさま、市職員、教職員、用務員、学童保育や市民開放している体育館利用者や地域スポーツチームなどの学校関係者などあらゆる関係者に広く啓発すべきではないか。


(3)市が行なっている除染の基準値を引き下げる必要性について

本市では11月から全市立学校を対象に側溝土砂中心の放射線量の再測定を開始して毎時0.59マイクロシーベルトを超える線量が検出された場合には除染を行なっている。

基準値を地表高1センチメートルで毎時0.59シーベルトと設定した理由は市長が自らのブログにて説明をしているが、 「1日8時間校庭での活動を210日間続けた場合に1ミリシーベルトに達する線量」という計算に基づいている。

しかし、これはあくまでも外部被曝の基準値であって乾燥した土ぼこりを吸い込んだり、泥だんごで遊ぶこどもたちの内部被曝リスクを考えれば、値が0.1違うだけで除染をしないというのでは不十分な対応である。

したがって、毎時0.59マイクロシーベルト以上の値が検出された場合には、例え0.59マイクロシーベルトより低い値であっても、その地点を含む一連の側溝土砂や落ち葉なども一括して除染の対象とすべきではないか。


(4)除染により埋設した土などを学校敷地内から早急に移動させる必要性について

11月15日現在で市立20小中学校の再測定と除染を終えているが、除染の方法は、土砂などの処分先が決まるまでの処置として学校敷地内に埋設している。

しかし、そもそも敷地内に埋設することに保護者の理解は得られておらず、学校ごとに立入禁止の表示やロープの有無など対応がばらばらなことも含めて、全く不安感は拭えていない。

ア.学校敷地内への埋設は仮置きであることの確認について

教育長は「処分先が決まるまでの仮置き」だと明言しているが、市長も敷地内への埋設はあくまでも仮の対応だと明言していただきたい。


イ.埋設場所の統一的な管理対応を取る必要性について

市民安全部が教育委員会としっかり連携して、埋設場所へこどもたちや近隣地域の方々が立ち入ることの無いように全ての学校で統一的な管理対応を取るべきではないか。


ウ.埋設した土のう袋を早急に学校敷地外に移す必要性について

保護者・教職員をはじめとする学校関係者の想いは最終的な処分場が決まるまで学校敷地内へ埋設しておくことでは無く、こどもたちが決して接触する可能性が無い学校外の別の場所に一刻も早く移すことである。

しかし、この問題は教育委員会だけでなく、市長部局の判断が必要である。

したがって、学校敷地外へ移す為に市長の早急な決断が求められているが、市長はどのようにお考えか。


(5)可能な限り全ての情報をオープンにする必要性について

かねてから市長は 「安全は届けられないが安心は届けたい」という趣旨の発言をしてきたが、学校の再測定・除染のスケジュールを知りたい、立ち会いたい、という保護者の願いを無視している。

保護者の不安を拭い、信頼を高めるには事前に情報をオープンにすべきである。

市長が本当に安心を届けたいと考えるならば、スケジュールを含めたあらゆる情報をオープンにすべきではないか。

2.市民自らの手で測定できる体制づくりへの支援の必要性について

(1)放射線量測定機器の市民への貸出の必要性について

すでに全国の多くの自治体で放射線量測定機器の市民への貸出が行なわれているが、市民のみなさまが身近な場所の放射線量を自ら測定が可能になることで不安を拭うことにつながるだけでなく、市職員の測定だけでは限界がある中、実態把握に市民の協力を得て、きめ細やかな放射線量の監視体制の強化の効果も得られる。

本市でも早急に放射線量測定機器を市役所や行政センターに増台配備して市民のみなさまへの貸出を行なうべきではないか。


(2)放射線量測定機器の学校・幼稚園・保育園などへの配備の必要性について

市立学校での再測定が開始して以来、多くの学校関係者から放射線量測定機器を配備してほしい、との要望が出ている。

福島第一原発事故が完全に終息していない以上、今後に備える意味でも、学校・幼稚園・保育園など、こどもたちに関係する公共施設に早急に測定機器を配備すべきではないか。


(3)食材などを持ち込んで測定ができる市民放射能測定所の設置の必要性について

肉や野菜や飲料水などからの内部被曝の不安を解消する為にも、一定の使用料を徴収されても食品の放射線量を測定できる場所が身近に設置されることを望む声が市民の間に増えている。

保健所や健康安全科学センターなど身近な場所に、市民が食材を持ち込んで放射性物質の測定をできる体制が必要ではないか。

3.東京電力に対して求める損害賠償の検討状況と今後の対応について

福島第一原発事故に起因する様々な安全確認の費用は東京電力に対して本市は損害賠償を請求すべきだが11月17日付けの読売新聞で本市も賠償を求める方針だと報道された。

本市の賠償請求についての検討状況と今後の対応はどのようなものか。

4.市の在るべき姿勢として「現場を訪れること」の必要性について

9月議会での一般質問において、市内浦郷にある天然ガスコンバインドサイクル発電所を市長及び担当部局は実際に視察されたかと問うたが、敷地の外から眺めたのみとの答弁だった。

その後、担当部局はこの発電所を視察に訪れたのか。

5.セクシャルマイノリティとされる方々への支援について

9月議会での一般質問において、いわゆるセクシャルマイノリティとされる方々への理解と支援を求める提案を行なったが、それを受けて本市はさっそく11月16日に『かながわレインボーセンターSHIP』への視察を実施した。

セクシャルマイノリティとされる方々への支援について『SHIP』への視察も含めたその後の検討状況はどのようなものか。



以上です。

質問の順番は、11月28日の議会運営委員会で決まります。



横須賀市が所有している放射線量の測定器を報告します/実際に測定させてもらいました

市民安全部が所有する放射線の測定機器

今日は本会議(第1日目)だったのですが、予定を超えて長引いてしまいました。

本会議が終わるとすぐにフジノは、市民安全部危機管理課へ向かいました。

多くの市民の方々からお問い合わせをいただいていた測定機器について実際に自分の目で確認する為です。

6月3日に横須賀市が行なった放射線量の測定で使用した機器を実際に見せていただきました。

測定方法についても、詳しくお話をうかがってきましたので報告します。

横須賀市では、20台の機器を所有しています。

アロカ社のNaIシンチレーションサーベイメータ(TCS-171)

アロカ社のNaIシンチレーションサーベイメータ(TCS-171)


放射線量の測定機器としてはとても有名な

アロカ社のNaIシンチレーションサーベイメータ(TCS-171)

です。



測定機器や測定方法の情報公開が足りませんでした。申し訳ございません

多くの市民の方々からご指摘いただいたとおりで、測定調査を行なった他の自治体ではこうした機器の名称・型番などをはじめ、測定の詳しい方法などをかなり詳しく報告していました。

それらのまちに比べて横須賀市の情報公開のやり方は、明らかに情報不足でした。

フジノから、率直にお詫び申し上げます。

実際の測定方法を教えてもらいました

実際の測定方法を教えてもらいました


この点については、行政側にも改善を求めました。
 
行政側も十分にその必要性を理解してもらえたと感じています。



「現時点ではレンタルすべきでない」と判断しました

これまで複数の市民の方々から

「測定器をレンタルしてくれないのか?」
 
「自分で測定してみたい」

というご要望もいただいてきました。

ただ、実際に詳しくヒアリングをしてみた結果、フジノは

「現時点ではレンタルはすべきではない」

という結論に至りました。

メータの動作を確認する為の放射性物質です

メータの動作を確認する為の放射性物質です


今ではインターネット上で使用説明書が誰でも見られますし、フジノも市職員の方に測定方法を教えていただいたのでもう操作そのものは1人でもできます。

けれども、放射線についての専門知識が無いままに測定を行なったとしても正確な結果が得られない可能性があります。

むしろ、定期的に研修をうけている方が専門的な知識に基づいてベストな位置で測定を行なう方が、実際に正確なデータが得られるので、結果的に効率も良いと思います。

横須賀市が今回5つの小中学校で行なった測定も、約6時間をかけてじっくりと行なわれました。

基本的には、グラウンドの真ん中で測定しました。

3つの高さ(地表面、地面から50cm、地面から1m)で測定をした数値が発表されましたが

1つの高さについて、それぞれ10回の測定を行なって、それらを平均した値を発表しています。

こうして報告された数値なので信頼できる数値だと言えると思います。

(市民のみなさまに立ち会いも可能にして測定を行なったまちもあります。信頼性を高める上でそれはもちろん有効だと思います)

放射性物質のそばにプローブを近づけるとメータが動きます

放射性物質のそばにプローブを近づけるとメータが動きます


今日までのところ、

「東京電力福島第一原子力発電所で何らかの動きが起こらない限りは測定をする予定は無い」

とのことでした。

しかし、フジノは明日の市長への一般質問で全ての小中学校で測定を行なうように提案します。

市役所前の風景

市役所前の風景


明日もがんばります。



後日追記(2011年8月)レンタルすべきだし自分で測定をどんどんやるべきだと考えが変わりました

初めて実際に測定器を触った時には

「専門家が測定するのが一番信頼性が高い。レンタルよりも市職員に測定に専念してもらう方が効率は良い」

などと判断しました。それは上に記したとおりです。

しかし、その考えはすぐに変わりました。

フジノのまわりでは、たくさんの方々が自ら測定に乗り出していました。友人も実際に測定機器を購入して、身の回りを測定していました。

フジノ自身も測定機器に数多く触れる中で、これは自分でどんどん測っていった方が良いと考えるに至りました。

3.11以降、専門家と言われる人々のことが信じられなくなっていく出来事がたくさんありました。

特に、見えないし臭いもしない放射能を相手にせざるをえないこれからの時代は、自らの身を自ら守るしかないと感じさせるところまで来ているのも事実です。

政治・行政まかせだけでは、身を守れない。そう多くの方々も感じておられると思います。

その意味において、6月8日にブログを書いた時点の想いはそのままに残しておいて、2か月間で考えが大きく変わったこともそのまま記すことにしました。