【お願い】30周年を迎える「東京・強姦救援センター」が存続の危機、どうか力を貸して下さい!

30周年を迎える「東京・強姦救援センター」

フジノが大切にしてきた政策の1つに『犯罪被害者支援』があります。

中でも特に、強姦などの性暴力に対して強い怒りをもって取り組んできました。

そんなフジノにとって、大切な存在が『東京・強姦救援センター』です。

毎週水・土に電話相談を受けています

毎週水・土に電話相談を受けています


30年前(1983年)、ふつうの市民である6人の女性によって立ち上げられました。

日本で初めて、そしてアジア全体でも初となる、強姦救援センターの誕生です。

スタートは、4畳半のアパートの1室での電話相談でした。

今もその活動の重要さは、全く変わっていません。

残念ながら30年が経った今も、性暴力の被害は多いままです。

身近な人間が加害者であることが多く、ほとんどの被害者は被害に遭ったことさえ誰にも言えずにいます。

被害に遭った方々を支援すること、そして、加害者をそもそも生み出さない取り組みが、もっと必要です。



財政難で存続の危機、どうか力を貸して下さい!

民間のボランティア団体の常ですが、『東京・強姦救援センター』も赤字を抱えています。

運営に必要な資金は、賛助会員による会費と、ささやかな寄付金、そして借入金でまかなっています。

30周年を迎える今年、この財政がもはや存続に関わる危機的な状況となってしまいました。

どうか、強姦や性暴力への怒りと悲しみの想いを共有して下さる方は、『東京・強姦救援センター』の活動を応援して下さいませんか?

どうかお願いします!



犯罪被害者支援の為に、もっとやるべきことがある/「それぞれの立場からはじめる犯罪被害者支援~神奈川県犯罪被害者支援県民大会」へ(その2)

前の記事から続いています)

ご遺族による基調講演「犯罪被害者となって」

次に、相模原市での殺人事件の被害者のご遺族である松原真佐江さんから『犯罪被害者となって』とのテーマでお話がありました。

松原真佐江さんの講演

松原真佐江さんの講演


(同じくここから先は、フジノのメモを基に記したもので、聞き間違いや誤解や重要な情報が欠けている可能性があります。正確なものではなく、あくまでもフジノのメモとお考え下さい)

相模原市に独り暮らしをしていた22才の長女(加代子さん)が強盗目的の加害者によって殺害されてしまいました。

無職の男が遊ぶ金ほしさに娘の部屋に忍び込んで、侵入に気づいた娘を殺害したのです。

さらに卑劣なことに娘を殺した後も、まるで娘が元気でいるかのようにメールを私たちに送り続けたのです。

心配で娘にメールを送るとメールは返ってくるのに、娘の家に電話をかけても出ないんです。

そこで娘の会社に電話をすると、

「もう2日間、娘さんは無断で欠席しています」

とのことでした。

私は長野県に住んでいたので体調的に厳しいので、息子と息子の友人が相模原市の長女の家を一緒に観に行ってくれることになりました。

相模原へは高速を使っても3時間かかります。

「ああ、どうしよう、どうしちゃったの?」

と私は苦しみ、悩みました。

メールをしてもちゃんと返事は返ってこないし、電話をかけても電話には出てくれない。

長女の性格を考えると絶対にそんなことはしないので、ある瞬間から、親の、直感で気がつきました。

携帯を持っているのは加代子じゃない、
 
そう気づくと私は部屋の中を歩き回っていました。

娘のアパートには誰もいませんでした。
 
息子は、すぐに警察に捜索願を出しました。

所轄である相模原署では、すぐに捜査にあたってくれました。

始まってまもなくです。

「最悪の状態になりました」

と伝えられました。

アパートの中から遺体が見つかったのでした。

殺人事件、という自分からとても遠いはずの出来事が自分のとても大切な娘に起こるなんて。

私は、立っていられなかったです。

まるで奈落の底に突き落とされたようで、どうしたらいいか分かりません。

息子は昨日アパートを自分が必死に見たのに(遺体がアパートから警察の捜索で見つかったことから)娘を見つけられなかった自分を責め、ショックで大声で叫んでいました。

夫は、状況を少しでも把握する為に必死に落ちつこうとして、すごく怖い顔で警察の人と話をしていました。

娘のなきがらは、警察が紹介したセレモニーセンターで預かってもらう手続きがとられました。

私たちは相模原署への協力の為、犯人が持っているであろう携帯へメールを送り続けました。

相模原のアパートへ娘の様子を見に行ってくれただけなのに、当初、息子は殺人への関与を疑われながら、暑い中、警察の実況見分に立ち会っていました。

それでも、捜査に関わった多くのみなさまにも感謝していました。

担当者が変わるたびにつらい気持ちを必死に抑えて、何回でも同じことを話しました。

私たちは長野から相模原に滞在しつづけたのですが、全く知らない土地で困っている私たちの為に弟が来てくれました。

泊まるホテルの予約、食事、いろいろな用意を引き受けてくれました。

そんな私たちに警察の方が

「絶対捕まえるから!」

と言ってくれました。

私たちもよけいな情報が外にもれて逮捕が遅くなるのを恐れて、警察に何も尋ねませんでした。

3日目、下の娘も事情聴取を受けることになり、名古屋から親戚のクルマで相模原市までやってきました。

犯人は見つからず5日目になりました。

一切の荷物を持ってきていないので一度自宅に帰りたい、と警察の方にお願いして、長野県へ帰宅することにしました。

そこに

「犯人を逮捕しました」

と連絡を受けました。

私たちは急いで相模原に引き返しました。
 
警察の方々に深く感謝しました。

しかし、娘のなきがらを連れて帰る許可がおりず、相模原において帰ることになりました。

加代子、一緒に帰ろうね。ごめん、独りぼっちにして、つらかったね。くるしかったね。

私たちが長野に帰ってから3日後のことでした。

娘を安置しているセレモニーセンターより火葬をすすめられましたが、地元でたくさんの親戚や昔からの友達に最後のお別れができるように長野県で火葬をしたいとお願いをしましたが

「それはできません」

と断られました。

娘のなきがらは、誰も知っている人のいないセレモニーセンターで、火葬にされました。

そんな時に、セレモニーセンターから、今日の火葬代金と共に今までなきがらを安置していた代金を突然請求されて、お金を払いクルマで帰りました。

姉の変わり果てた姿に、言葉も無い妹がぽとぽとと涙をこぼしました。

葬儀には驚くほどたくさんの方々が来てくれました。

みなさまがたには今もお礼状も出せずに大変心苦しく思っています。

中にはぐさっとこころに刺さる言葉もありました。

「だから早く相模原から長野に戻せばよかったのに」

と言われたり

「こども3人産んでおいてよかったね」

と言われました。

でも、加代子はたった1人のこどもなのです。
 
たとえ息子がいても、下の娘がいても、加代子の代わりではありません。

たとえ、きょうだいが3人いたとしても、大切な子を喪った悲しみが減るなんてことはないのです。

「あら、元気そうでよかった」

とも言われました。

それは違います。歯を食いしばって何とか立っているんです。気丈に振るまっていないと、立っていられないんです。

相手の人が無意識にかけているであろう言葉の中に、傷つけられる言葉がたくさんありました。

葬儀の2日後、私の実家の父が亡くなりました。

実家では長女としての仕事が待っていました。

被害者の遺族である、ということだけでなく、長女としての仕事をしっかりと果たさなければなりませんでした。

でも、親戚も加代子のことを知っていて、無言で肩を優しく叩くおじに、とても慰められました。

こんな中、横浜で裁判が始まりました。
 
私たちは裁判の為に長野県から横浜へ向かいました。

何もかも不安な私たちの為に、相模原署の方々や被害者対策室の方や『被害者支援センター』の方々がついてくださいました。

公判は全部で3回でした。

犯人を刺激しないようにと、前から2列目の傍聴席が用意されていました。

傍聴をしていくうちに耐え難い現実が明らかになり、怒りがこみあげ涙がとまらず、娘の遺影を持つ手に力が入り、爪がくいこみました。

慣れない土地で1人で一生懸命がんばっていた家族思いの加代子がどうしてこんな目にあうの?

犯人は何を考えているのか、反省しているのか全く分からない様子でした。

そんな犯人の姿に加害者側の弁護士でさえ怒りを覚えたようで、閉廷後、目が合った私たちに深くおじぎをしてくれました。

民事裁判は、不条理にも

「裁判に勝っても何もとれませんよ」

と弁護士さんに言われてあきらめました。

刑事裁判の判決は、無期懲役。

けれども弁護側は上告しました。

私は、彼には死刑になって、あの世で加代子にこころから謝罪してほしかったです。

彼は死刑になるどころか、刑務所の中で生きつづけることを保障された命であり、20数年後には社会に出てくることを知りました。

すごく虚しく悲しく、不安で恐ろしい感じがしました。

その後、執行猶予中だった犯人の身元引受人が、ただ事実を知りたいだけの私たちにひどい言葉を投げかけてきたこともありました。

娘のアパートのまわりの人たちが事件の日に、女性のうめき声を聴いていたことも知りました。

ああ、その時に110番をしていてくれたらば加代子は生きていたのかしら、と思いました。

マスコミが注目していたのを避けるために、関係者の方々の細かい気配りをしていただいて助けられました。

それでもマスコミの取材に苦しめられました。

犯人は逮捕された時から守られますが、遺族は違います。

マスコミにはお願い文を出してからは静かになりましたが、精神的にまいっていたのでよけいに疲れました。

現実を受け入れられない自分が日々が過ぎてもいます。

こころと体がすごく不安定になっています。

ふつうに暮らせることがどんなに奇跡であるか、どんなに幸せであるか、加代子に教えられました。

今日の講演のお話をいただいた時、すごく迷いました。

被害者の中には社会的活動にとりくむ方もいらっしゃるようですが、今の私にはムリです。

しかし主催関係者の方から「ありのままのきもちを知っていただくことが大事なんですよ」と言われて引き受けることに決めました。

被害者対策室の方々や被害者支援センターの方々から細かい気配りと共に、心温まるお手紙をいただきました。

これがありのままの私の気持ちです。

加代子に、「母さんもがんばったよ」と前を向いて生きていけたらと思っています。


 
お2人のお話は、どちらも涙なしには聴けないものでした。

フジノはそれを堪えてメモをキーボードに打ちまくって

「冷静に。この悲痛の叫びから政策としてできることを見つけ出せ!」

と、必死に考えていたのですが、
 
場内は本当にすすり泣きに満ちていて、悲しみでいっぱいでした。

本当に、つらく悲しいお話でした。

そして、被害者のご家族の気持ちを無視してすすめられていくあらゆること

(例えば、火葬も身近な地域で行なえない、無念ながら火葬をしたその日に安置代など90万円を即日請求されたことなど。何故、後日ではいけないのか?何故、被害者が支払うのか?)

とても怒りを強く感じました。

犯罪の被害者やご家族は、犯罪そのものだけでなく、マスコミや決められたルールのせいで2重にも3重にも苦しめられている現実があります。

これを変えるのが政治の仕事だ、と改めて感じました。

次の記事に続きます)

「犯罪被害者に対する支援」を盛り込んだ条例が今日から施行されました!/犯罪被害者支援

本日「犯罪のない安全で安心なまちづくり条例」が施行されました

本日2008年4月1日から『犯罪のない安全で安心なまちづくり条例』が施行されました。

この条例の中に『被害者支援』が盛り込まれました!

条文はこちらです。

第5章 犯罪被害者等に対する支援

(犯罪被害者等に対する支援)
第23条

市は、犯罪により被害を受けた者及びその家族又は遺族(以下「犯罪被害者等」という。)を支援する活動を行う者と連携して、犯罪被害者等に対し、必要な情報の提供、助言及び相談に応じる窓口を設置するなど必要な支援の措置を講ずるよう努めるものとする。

犯罪被害者支援に取り組んできたフジノは、そもそも単独の犯罪被害者等支援条例を作るべきだと提案してきました。

今回、被害者支援に特化した『単独の条例』は実現しませんでした。

けれども、この包括的な犯罪防止条例に被害者支援を明確に条文として盛り込むことができたのは大きな前進です!

(政治家としても一歩前進しました)

大切なことはこれからです。

この条文を活かして実際の支援が行なっていくことが最も大切です。

今後も具体的な支援策をさらに提案し続けていきます!

もちろん、単独の犯罪被害者等支援条例の必要性は強く感じていますので、これからも単独の条例を提案し続けます。



条例の全文を紹介します

「犯罪のない安全で安心なまちづくり条例」より

「犯罪のない安全で安心なまちづくり条例」より


○犯罪のない安全で安心なまちづくり条例

目次
前文
第1章 総則(第1条―第9条)
第2章 安全で安心なまちづくりの推進(第10条―第17条)
第3章 犯罪を予防するための生活環境の整備(第18条―第21条)
第4章 在日米軍との協力(第22条)
第5章 犯罪被害者等に対する支援(第23条)
第6章 雑則(第24条)
附則

海と緑の豊かな自然に恵まれ、安全で安心して暮らせるまちは、横須賀市民すべての願いです。そして、安全で安心なまちの実現は、多くの人々が交流する活力と魅力あふれる都市として発展していくための基盤といえます。そのためには、これまで以上に安全で安心なまちづくりを進めていくことが望まれます。

近年、都市化の進展によって地域社会の一体感や連帯意識が薄くなり、国際化の進展等さまざまな社会情勢の変化を背景に、身近で発生する犯罪が増加しています。このことは、横須賀のまちも例外ではなく、私たちが感じている治安への不安感が増大していることは憂慮すべき事態です。

また、子どもが犯罪に巻き込まれる事件や少年による重大事件の発生が後を絶たない状況は深刻であり、将来を担う子どもを、被害者にも加害者にもさせないための取り組みは、地域社会が一体となって行っていくことが重要です。

横須賀市は、都市化の進んだ首都圏に位置しながらも、地域コミュニティ活動が比較的活発であるという地域特性があります。この地域の力が犯罪被害の未然防止に大きく寄与しており、今後もこれを継続していかなければなりません。

私たちが将来にわたって、誰もが誇りを持てる犯罪のない安全で安心なまち・横須賀を目指し、市、市民、事業者及び地域活動団体がひとつになって、共に考え、共に行動していく礎となる条例を制定します。

第1章 総則
(目的)
第1条 この条例は、本市における犯罪の防止に関し、市、市民、事業者及び地域活動団体の役割を明らかにするとともに、防犯に関する施策の基本となる事項を定め、もって犯罪のない安全で安心なまちづくりに寄与することを目的とする。

(定義)
第2条 この条例において「安全で安心なまちづくり」とは、自らの安全は自らで守るとともに、地域の安全は地域で守るという基本的な認識の下、それぞれの役割を担い、市、市民、事業者、地域活動団体、近隣市町、県、警察及びその他の関係機関が相互に密接に連携及び協力を図りながら、犯罪の防止に配慮した生活環境の整備その他の犯罪の発生する機会を減らすための取組をいう。
2 この条例において「地域活動団体」とは、町内会、自治会、防犯関係団体及びその他安全で安心なまちづくりに関する活動をする団体をいう。

(基本理念)
第3条 市、市民、事業者及び地域活動団体が、安全で安心なまちづくりを積極的かつ継続的に行うことを基本理念とする。

(市の責務)
第4条 市は、安全で安心なまちづくりに関する基本的かつ総合的な施策の推進に努めるものとする。
2 市は、施策を推進するに当たり、市民等(市民、事業者及び地域活動団体をいう。以下同じ。)、近隣市町、県、警察及びその他の関係機関と緊密な連携を図るものとする。

(市民の責務)
第5条 市民は、自らの安全を確保し、かつ、相互に協力して犯罪を防止するための活動を行うよう努めるものとする。

(事業者の責務)
第6条 事業者は、事業活動において自ら安全の確保に努めるものとする。

(地域活動団体の責務)
第7条 地域活動団体は、防犯パトロール等自主的な活動に取り組むとともに、当該地域で活動している他の団体と連携して、安全で安心なまちづくりを推進するよう努めるものとする。

(土地建物等の管理者の責務)
第8条 土地、建物及びこれらに附属する工作物等(以下「土地建物等」という。)の管理者は、当該土地建物等を管理するに当たり、防犯上の必要な措置を講ずるよう努めるものとする。

(相互協力)
第9条 市及び市民等は、安全で安心なまちづくりを推進するため、相互に協力するよう努めるものとする。

第2章 安全で安心なまちづくりの推進
(推進体制の整備)
第10条 市は、安全で安心なまちづくりを推進するための体制を整備するものとする。

(広報及び啓発)
第11条 市は、市民等の防犯意識の高揚及び規範意識の醸成を図るため、必要な広報活動及び啓発活動を行うものとする。

(自主的な活動の支援)
第12条 市は、地域における犯罪被害防止のための活動が促進されるよう地域活動団体の自主的な防犯活動に対し、助言その他必要な支援を行うものとする。

(情報提供)
第13条 市は、市民等が適切かつ効果的に安全で安心なまちづくりに関する活動が推進できるよう、必要な情報の提供を行うものとする。

(人材の育成)
第14条 市は、地域における自主的な防犯活動を担う人材の育成に努めるものとする。

(安全に係る教育の充実)
第15条 市は、家庭、学校(学校教育法(昭和22年法律第26号)第1条に規定する学校(大学を除く。)、同法第124条に規定する専修学校の高等課程及び同法第134条第1項に規定する各種学校で主として外国人の児童、生徒及び幼児等(以下「児童等」という。)に対して学校教育に類する教育を行うものをいう。)、児童福祉法(昭和22年法律第164号)第7条に規定する児童福祉施設及びこれに類する施設(以下これらを「学校等」という。)、地域と連携して、児童等が犯罪に遭わないための教育及び児童等に犯罪を起こさせないための教育の充実が図られるよう努めるものとする。

(モデル地区の指定)
第16条 市は、安全で安心なまちづくりを推進するため、重点的に施策を推進する地区をモデル地区として指定することができる。

(安全・安心まちづくり週間等の指定)
第17条 市は、市民等の安全で安心なまちづくりへの関心及び理解を深めるため、10月11日から同月20日までを安全・安心まちづくり週間として指定し、その趣旨にふさわしい活動を実施するものとする。
2 市は、児童等を犯罪被害から守る活動を推進するため、毎月1日と10日を子ども安全の日として指定し、その趣旨にふさわしい活動を実施するものとする。

第3章 犯罪を予防するための生活環境の整備
(学校等における児童等の安全確保)
第18条 学校等を設置し、又は管理する者(以下「学校等の設置者等」という。)は、保護者、地域住民、警察その他の関係機関と連携し、学校等における児童等の安全の確保に努めるものとする。

(通学路等における児童等の安全確保)
第19条 児童等が利用している道路又は日常的に利用している公園等(以下「通学路等」という。)を管理する者、保護者、学校等の設置者等及び地域住民は、警察その他の関係機関と連携し、通学路等における児童等の安全の確保に努めるものとする。

(道路等の安全環境の整備)
第20条 道路、公園、自動車駐車場及び自転車駐車場(以下「道路等」という。)を設置し、又は管理する者は、犯罪防止に配慮した道路等の整備又は管理に努めるものとする。

(住宅の安全環境の整備)
第21条 市は、犯罪防止に配慮した構造、設備等を有する住宅の普及に努めるものとする。
2 住宅を建築しようとする者、住宅を所有し、又は管理する者及び住宅に居住する者は、当該住宅が犯罪防止に配慮した構造、設備等を有するものとなるよう努めるものとする。

第4章 在日米軍との協力
(在日米軍との協力)
第22条 市及び在日米軍は、安全で安心なまちづくりに協力して取り組むよう努めるものとする。

第5章 犯罪被害者等に対する支援
(犯罪被害者等に対する支援)
第23条 市は、犯罪により被害を受けた者及びその家族又は遺族(以下「犯罪被害者等」という。)を支援する活動を行う者と連携して、犯罪被害者等に対し、必要な情報の提供、助言及び相談に応じる窓口を設置するなど必要な支援の措置を講ずるよう努めるものとする。

第6章 雑則
(この条例の見直し)
第24条 この条例は、その運用状況、実施効果等を勘案し、第1条の目的の達成状況を評価した上で、この条例施行後5年以内に見直しを行うものとし、以後10年以内ごとに見直しを行うものとする。

附則
この条例は、平成20年4月1日から施行する。



横須賀市が新たに「犯罪被害者等支援相談窓口」をスタートしました!/フジノの提案、実現しました

新たに「犯罪被害者等支援相談窓口」がスタートしています!

2007年度から、横須賀市は新たに『犯罪被害者等支援相談窓口』をスタートしました。

2007年度予算の概要より

2007年度予算の概要より


『広報よこすか』2007年7月号(防犯特集)でも紹介され、横須賀市ホームページにも新しくコーナーが設置されました。

横須賀市市民安全部地域安全課
犯罪被害者支援窓口
電話:046(822)9707

  • 犯罪被害者などの相談受け付け
  • 情報提供
  • 具体的な支援を担当する関係部署・機関との調整

こうした業務を実施します。



利用していただける「相談窓口」にしていきます!

フジノは、これまでも繰り返し『犯罪被害者支援条例』の制定を求める(2006年予算議会・2006年6月議会での一般質問)など、様々な提案を行なってきました。

今回の新たな『相談窓口』のスタートは、被害者支援にとっては小さな一歩ですが、横須賀市にとっては大きな前進です。

今後は、犯罪の被害に遭われた方々が実際に相談しやすい窓口になるように、努めていきたいと思います。

ワンストップで対応できるような体制など、拡充もぜひ行なっていきたいです。



「犯罪被害者支援条例」の検討は進んでいるのか/犯罪被害者支援

犯罪被害者支援条例の制定に向けた検討は進んでいるか

予算議会に続いて、改めて『犯罪被害者支援条例』の制定に向けた検討は進んでいるのかを市長に一般質問を行ないました。

この部分についての質疑応答をご紹介します。

フジノの質問

犯罪被害者支援条例の検討状況について。
 
他都市と違ってアメリカ軍基地があるために、アメリカ軍兵士絡みの事件が起こり、被害者は非常に困難な状況に追い込まれるのが本市に特有の状況です。

そこで、総合的かつ積極的な被害者支援の必要があるとの思いから、僕は平成18年第1回定例会にて『犯罪被害者支援条例』の制定を提案しました。

それに対して、市長は「具体的な支援策の内容や『犯罪被害者支援条例』の必要性については検討を進めていく」と答弁しました。

【質問】
そこで市長にうかがいます。

現在の検討状況はどのようなものでしょうか、ぜひお聞かせください。



市長の答弁

犯罪被害者への具体的な支援策と、『犯罪被害者支援条例』の現在の検討状況についてお尋ねがございました。

現在、県と市におきまして、国が定めた『犯罪被害者等基本計画』に示された施策について、それぞれどのような対応がとれるのか調査を開始したところであります。

今後、国の動向を見据えながら、調査結果等に基づいて県と市との間で各施策の実施主体についての調整を行った後、具体的施策を検討していく予定です。

また、条例につきましても、県との調整後に検討を開始したいと考えております。



フジノの再質問

『犯罪被害者支援条例』の検討状況についての質問については、県と市で連携をしながら国の計画等を見据えて調整をしていくということだったのですけれども、

僕は素早い対応が本当に必要になってくると思います。

そこで、現在把握しているスケジュール、可能な限り早く動くことが必要だと思うのですけれども、現在把握しているスケジュールについて、わかる範囲でぜひ教えていただきたいというふうに思っております。



企画調整部市民安全担当部長

今後のスケジュールはどうかということでございますが、今月中旬に県主催の主管課長会議において『調査の依頼』があったところでございます。

これを受けまして、今後6月21日までにその結果を県の方に報告をすることになってございます。

それをもとに、今後、県との調整を済ませ、その後に具体的な施策あるいはその条例について検討を始めてまいりたい、今のところはそういったスケジュールでございます。



質疑応答は以上です。

今後の県との動きについても引き続き報告していきます!



「犯罪被害者支援条例」の制定を提案しました/犯罪被害者支援

市長への一般質問で「犯罪被害者支援条例」の制定を求めました

本日の本会議で、フジノは蒲谷市長に対して一般質問を行ないました。

その中から『犯罪被害者支援条例』の制定を提案した質疑の部分を紹介します。

フジノの質問

犯罪被害者支援条例を制定すべきではないか。

安全・安心のまちづくりを実現するには、『予防的な防犯対策』と同時に『発生してしまった犯罪の被害者の方々を支援していく必要』があります。

2005年4月、国は『犯罪被害者等基本法』を施行し、『市町村の責務』が定められました。

犯罪被害者が被害を受けた時から、再び平穏な生活を営むことができるようになるまでの間、必要な支援を途切れることなく受けることができるよう施策を講じること、とされました。

すでに多くの自治体が犯罪被害者等の支援を目的とする条例を制定していますが、本市も法の責務に従い条例化を検討すべきです。

また、単に見舞金を出すだけの条例もありますが、そうではなく、特に東京都日野市や杉並区、宮城県が定めたような総合的な支援条例を本市は制定すべきです。

何故ならば、他の市町村とは異なり、アメリカ軍基地があるからです。

アメリカ兵絡みの犯罪は被害者が泣き寝入りすることも多く、警察に訴え出ることもないままの被害もあります。

僕が受けた複数の市民相談の中には、警察も十分な捜査をせずにあいまいなまま、被害から12年たった今もPTSDの症状に悩まされている方がいます。

犯罪の直接の被害に加え、事件後も長く続く恐怖や生活上の困難に苦しめられている被害者の方々に必要なことは、単に見舞金ではなく、適切な名誉の回復と実質的な心身のケアとサポートです。

すでにある市の医療・福祉サービス等の適用や関係機関との調整、例えば刑事手続などに関する相談を希望する人への弁護士などの情報提供や行政手続の代行、裁判所などへ付き添いなどが行われるべきです。

また、民間団体との連携も行いながら経済的な支援、一時避難所的な場の提供、日常生活全般を長期的に支援することが必要です。

そこで、市長にうかがいます。

【質問】
安全・安心なまちづくりを実現するためにも、総合的な支援を目指す『犯罪被害者支援条例』を制定すべきではないでしょうか。

市長の考えをお聞かせください。

市長からの答弁

『犯罪被害者支援条例』を制定すべきではないか、というお話でございます。

平成16年に『犯罪被害者等基本法』が成立して、平成17年4月から施行されたところです。

また、同法に規定されている国が定める『犯罪被害者基本計画』が昨年12月に閣議決定され、去る2月23日に地方公共団体に対する説明会が開催されました。

同法において、国及び地方公共団体は、相談及び情報の提供、損害賠償の請求についての援助、給付金の支給に係る制度の充実、保健医療サービス及び福祉サービスの提供、安全の確保などについての施策を講じることとされております。

今後、本市としましては、国・県との役割分担を考慮し、具体的にどのような施策が必要か、またその施策を展開するに当たって、条例の必要性についてもあわせて検討を進めてまいります。

フジノの再質問

『犯罪被害者支援条例』についての前向きな答弁をいただきました。

ぜひ今後、積極的に検討をしていっていただきたいと思います。

質疑応答の紹介は以上です。

今後の動きなどもどんどんお伝えしてまいります。