「2020年に協議の場の設置が目標では遅すぎる」と訴えてきた「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築推進事業」を補正予算で今年度中に前倒し実施します!

教育福祉常任委員会で補正予算案を審査しました

今日は、教育福祉常任委員会でした。

教育福祉常任委員会が開かれました

教育福祉常任委員会が開かれました


上地市長から提出された補正予算案などを審査しました。



2020年度末までに実施する予定だった事業を、補正予算で前倒しして今年度中に実施することになりました!

補正予算案というのは議案としては1本なのですが、実際にはたくさんの事業がまとめて記されています

今日のブログでは、そのたくさんある事業の中でも、フジノが特に注目している取り組みをご紹介します。

議案第79号 平成30年度横須賀市一般会計補正予算(第1号)

精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築推進事業について

【1.主な事業内容】

  1. 保健・医療・福祉関係者による『協議の場』の設置
    精神障害者が地域で暮らしていくための課題や問題点を共有し、ネットワークを構築する為の基礎作りを行ないます。

  2. 精神障害者の支援
    関係機関と連携して、退院後の精神障害者訪問をするなどの支援を行ないます。

  3. 関係職員に対する研修
    • 研修目的
      精神障害者の地域移行に関する保健・医療・福祉関係者の相互理解の促進
    • 研修対象者
      精神科病院、障害サービス事業所、介護保険サービス事業所等の職員

【2.補正額54万5000円(精神保健対策事業費)】
支出の内訳

  • 報償金(講師謝礼、協議会出席謝礼等)49万4000円
  • 旅費2万7000円
  • 事務費2万4000円

※横須賀市地域福祉計画(策定中)が目指す地域共生社会の実現に向けた取り組みと連携しながら推進します。

横須賀市の予算規模からすると、本当にごくわずかにあたる54万5000円の増額補正です。

けれども、フジノとしては大きな喜びを感じています!

何故この補正予算が素晴らしいかというと、

2020年度末までに実施する予定だったのを、今年度中に前倒し実施する補正予算だから

なのです。

実は、今年2月に策定された『第5期横須賀市障害福祉計画』では、この『精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築推進事業』を2020年度末までに実施することを目標としていました。なんと3年先に実施予定だったのです。

しかも今回の補正予算案では3つの事業を挙げていますが、『計画』ではその中の1番目である『協議の場』の設置だけが目標とされていたのです。

目標年次が3年も先、実施する内容も協議の場づくりだけ。

そんな超スローだった取り組みが、この補正予算案で一気に前倒し実施されることになりました!

超スローな取り組みに怒りまくりだったフジノは、この補正予算案にとても喜んでいます。



精神障がいのある方々にこそ、「地域包括ケアシステム」構築が必要!

ところで、そもそもこの取り組みはどんなことなのかを少しご説明させて下さいね。

『精神障害にも対応した地域包括ケアシステム』という考えがあります。

精神障害にも対応した地域包括ケアシステムのイメージ

精神障害にも対応した地域包括ケアシステムのイメージ

『精神障害にも対応した地域包括ケアシステム』とは?

精神障害者が、地域の一員として、安心して自分らしい暮らしができるよう、医療、障害福祉・介護、社会参加、住まい、地域の助け合い、教育が包括的に確保されたケアの仕組み

はじめは高齢者保健医療福祉からスタートした概念ですが、今では『地域まるごとケア』といって、こども・障がい・高齢など分野を超えて安心して地域生活を送れるケアシステムづくりが進められています。

地域精神保健福祉の実践の多くが地域包括ケアの取り組みと合致していることから、

「精神障がい分野こそ地域包括ケアシステムの実現が必要だ」

とかなり早い時期から提唱されてきました。

精神疾患による入院患者の在院期間は、1年以上が約17万人、うち5年以上が約9万人である。

精神疾患による入院患者の在院期間は、1年以上が約17万人、うち5年以上が約9万人である。


精神病床からの退院者の約4割が1年以内に再入院していおり、多くが必要な地域サービスを十分利用できていない。

精神病床からの退院者の約4割が1年以内に再入院していおり、多くが必要な地域サービスを十分利用できていない。


精神科病院における1年半以上の長期入院患者(認知症を除く)の退院可能性、退院困難理由

精神科病院における1年半以上の長期入院患者(認知症を除く)の退院可能性、退院困難理由


精神療養病棟に入院する患者の約1/2が、在宅サービスの支援体制が整えば退院可能とされている。

精神療養病棟に入院する患者の約1/2が、在宅サービスの支援体制が整えば退院可能とされている。


その為、フジノにとっては決して目新しい概念ではありません。

すでに全国には独自の取り組みを進めている自治体もいくつも存在しています。

政府もそうした動きに呼応して、正式に国の新たな方針に位置づけました(昨年の厚生労働白書にも大きく掲載されていますね)。

昨年2017年からは国が制度化して予算も投入することで、全国の自治体へ取り組みの普及を促しています。



2月に策定した「横須賀市障害福祉計画」では「2020年度末まで」に「協議の場」の設置だけが目標でした・・・

しかし、残念ながら横須賀市での動きはとてもにぶくて、フジノは怒っていました(昨年のブログに記したとおりです)。

2018年2月に完成した第5期の『障害福祉計画』には、5分野の数値目標が立てられました。

「第5期横須賀市障害福祉計画(第1期横須賀市障害児福祉計画を含む)」

「第5期横須賀市障害福祉計画(第1期横須賀市障害児福祉計画を含む)」


その2つ目が、精神障がいにも対応した地域包括ケアシステムを構築する為に『保健・医療・福祉関係者による協議の場』を2020年度末までに設置することでした。

「第5期横須賀市障害福祉計画」の5つの数値目標の2つ目でした

「第5期横須賀市障害福祉計画」の5つの数値目標の2つ目でした


フジノは正直なところ、すごく落胆しました。

3年も先に、『協議の場』を設置することだけが目標だなんて・・・。

『協議の場』というのは、地域包括ケアシステムを実現する為の第1ステップの中のひとつの取り組みに過ぎません。

あまりの消極さとスピード感の無さに、本当に落胆しました。

そこでフジノは、「2020年末までに『協議の場』を設置するのが目標では遅すぎる」と訴え続けてきました。



日本の精神保健医療福祉を今すぐ変えねばなりません。取り組みは待ったなしです

日本の精神保健医療福祉はあまりにも遅れています。

そして、横須賀・三浦の精神保健医療福祉も同じです。

ごく一部の意欲のある方々を除けば、決して十分な保健医療福祉体制にはありません。

今回の『精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築推進事業』は、そんな横須賀・三浦の現状を少しでも改善する為に不可欠の取り組みです。

一刻も早く実現しなければならないものです。

昨年9月19日のブログにフジノはこのように記しました。

フジノとしては、事務局に強く働きかけていきたいと考えています。


『協議の場』の設置は、今すぐにやるべきレベルの内容
です。

補正予算案を組んで、2017年度中に実現すべきレベルの取り組みです。

2020年度末までなんて、引き延ばす取り組みではありません。

2020年度末までに実現するのは、地域包括ケアシステムそのものの構築であるべきです。

「今すぐやるべきだから補正予算を組むべきだ」とフジノは怒っていました。

結局フジノの訴えた2017年度中の補正予算案は組まれなかったものの、9ヶ月後の今、2018年度の補正予算案が組まれることになりました。

『第5期障害福祉計画』のままでは2020年度末まで実現しないところでした。

早期実現を訴えたフジノの願いが叶う形になって、とてもホッとしています。

この国の精神保健医療福祉はあまりにも立ち遅れています。

手をこまねいている時間的な余裕はありません。今すぐ取り組みを進めるべきです。

今日のブログでは、補正予算案の中からとても良い取り組みをご紹介しました。

もちろん事業についての質疑もしっかり行ないましたので、また改めて報告したいと思います。



後日追記・「横須賀市精神保健福祉連絡協議会」が2018年12月に開催されました

このブログで記した補正予算による前倒し対応について、2018年12月6日に初の『協議の場』が開かれました。

名前は『横須賀市精神保健福祉連絡協議会』です。

詳しくはこちらのブログをご覧下さい。



ウインドサーフィンW杯の24年ぶり国内開催を津久井浜で行なう費用等を含む「補正予算」の審議が終わりました/予算決算常任委員会・全体会(2016年9月議会)

9月議会での「補正予算案」審議が終わりました

今日は『予算決算常任委員会・全体会』が開かれました。

市議会の会議案内の前にて

市議会の会議案内の前にて


1ヶ月間の会期である9月議会ですが、まず前半戦は補正予算案の審査、ついで後半戦は決算議案の審査です。

今日は『前半戦の実質的な最終日』にあたります。

いつもご説明していることなのですが、横須賀市議会では『本会議』での採決の前に、まずこの予算決算常任委員会を行なうことにしています。

予算決算常任委員会を行なうのも本会議場です

予算決算常任委員会を行なうのも本会議場です


まず、4つの分科会(=4つの常任委員会に対応しています)で審議された結果を、分科会長(=委員長)が報告をします。

予算決算常任委員会は、分科会と全体会に分かれています

予算決算常任委員会は、分科会と全体会に分かれています


続いて、その報告に対する『質疑』、全ての分科会にまたがる内容についての『質疑(総括質疑)』、『討論』、そして『採決』という流れです。



全ての議案が可決されました

2014年度補正予算案に対する各議員の賛否は下の通りでした。

2016年9月15日・予算決算常任委員会での賛否一覧

2016年9月15日・予算決算常任委員会での賛否一覧


フジノも全ての議案に賛成しました。

今回の補正予算案には、ウインドサーフィンのW杯を24年ぶりに国内で開催、しかも津久井浜での開催をする為の費用などが含まれています。

政策推進部・議案説明資料より

政策推進部・議案説明資料より


予算決算常任委員会全体としても全ての議案が可決されました。



来週からは決算議案を審査します

来週からは、『2015年度決算』議案を審査していきます。

決算説明資料が届きました。分厚いです

決算説明資料が届きました。分厚いです


まずは21日・23日に本会議が開かれて、市長への一般質問(後半)が行われます。フジノもこの2日のどちらかで一般質問を行ないます。

後半戦もしっかりと議論を尽くしていきます。



全ての議案・請願への賛否を決めました/2016年6月議会

全ての委員会で予算審査が終わりました

2016年6月議会で、『市長から提出された議案』『市民の方々から出された請願・陳情』を審査する為の、実質的な全ての委員会が終わりました。

(*正式な最終日は、22日に開かれる『予算決算常任委員会全体会』です)

この『予算決算常任委員会全体会』の開催を前に、あらかじめ全ての議案・請願に対する賛否を議会事務局にお伝えしなければなりません。

賛否を決めるにあたって、フジノは所属する教育福祉常任委員会を除く3つの委員会での議論を必ず全て観ることにしています。

そこで、この数日間は朝でも夜でも移動時間でも、とにかく空き時間があれば、『市議会のインターネット録画中継』を観まくりました。

横須賀市議会中継(パソコン版)

横須賀市議会中継(パソコン版)


ありがたいことに『横須賀市議会中継』はスマートフォンでも観られますので、電車の中でも、夜にふとんに入ってからもチェックし続けました。

横須賀市議会中継(スマートフォン版)

横須賀市議会中継(スマートフォン版)


質疑を観るだけでは納得できないところは各部局にヒアリングをしたりして、ようやく今日、全ての議案への賛否を決めました。



フジノが出した結論、2つの議案に反対します

議会事務局に対して、『議案・請願の賛否表』を提出しおえました。

市役所(市議会が入っています)にて

市役所(市議会が入っています)にて


こちらです。

番号議案の名前フジノの結論
56一般会計補正予算(第1号)×
57平成港周辺土地利用事業者選考委員会条例制定について
58横須賀市個人番号の利用に関する条例中改正について
59議会議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例中改正について
60福祉施設入所者費用徴収条例中改正について
61婦人保護施設の設備等に関する基準を定める条例中改正について
62児童福祉施設の設備等に関する基準を定める条例等中改正について
63指定通所支援等の事業の人員等に関する基準等を定める条例中改正について
64指定障害福祉サービス等の事業の人員等に関する基準等を定める条例中改正について
65指定地域密着型サービスの事業の人員等に関する基準等を定める条例中改正について
66指定地域密着型介護予防サー ビスの事業の人員等に関する基準等を定める条例中改正について
67横須賀市空き家等の適正管理に関する条例中改正について
68物品の買入れについて
69物品の買入れについて
70物品の買入れについて
71市道路線の廃止について
72リサイクルプラザ破袋機(A系)整備工事請負契約の締結について
73横須賀ごみ処理施設建設に伴う新設道路及び造成工事請負契約の変更契約締結について×

反対した補正予算案の中には、たくさんの事業がつめこまれています。

その1つに、あのDeNAベイスターズ2軍を横須賀に引きとめる為の関係予算が入っています。

DeNAベイスターズ2軍の総合練習場と選手寮を横須賀スタジアムがある追浜公園内に移転するイメージ図

DeNAベイスターズ2軍の総合練習場と選手寮を、市の追浜公園内に移転するイメージ図


フジノは反対します。

美術館建設反対の時と、理由は全く同じです。

野球そのものは、素晴らしいと思います。けれども、今の横須賀市が取り組まねばならない優先順位は違う、とフジノは考えています。

特に、今回の計画にはいくつものムリがあります。

その1つがこの計画によって、佐原に建設予定だった『(仮称)南こども園』の予定地を奪い、代替地も全く見つけられないまま、開園時期は全く未定となってしまうことです。

2016年6月9日・カナロコより

2016年6月9日・カナロコより


さらに委員会の質疑を聴いても、『経済効果の見込み』すらたてていないままに突き進んでいっています。それなのに追浜地域が活性化するという言葉だけが一人歩きしています。

急がなければDeNAベイスターズ2軍が横須賀から出て行ってしまう、それをとにかく引きとめる為にスケジュールありきで突貫工事で作った計画なので、その他にもいくつものムリがこの計画にはあります。

2つの議案へのフジノの反対理由は、ブログでまた詳しく書いていけたらと思っています。



国からの交付はゼロ、財源が無い以上「歳入なし」で事業実施は不可能に/国の「地方創生加速化交付金」に申請していた「横須賀市健康マイレージ事業」が不採択となりました!

横須賀市が国へ申請した2事業とも「不採択」、交付金ゼロが決定

衝撃的な報告がありました。

先ほど、財政部長から全議員宛に報告を受けました。

国の『地方創生加速化交付金』(1000億円)の交付を受ける為に横須賀市が申請していた2つの事業が、本日正式に『不採択』と内示されたのです。

2016年3月18日付・財政部長から全議員への報告

2016年3月18日付・財政部長から全議員への報告


この2事業の『財源』として、横須賀市はこの交付金を100%充てるつもりでした。

つまり『不採択』で財源がゼロとなり、横須賀市はこの2事業が実施できないことになります。



国の「地方創生加速化交付金」とは

そもそも『地方創生加速化交付金』(合計1000億円)とは何か。

これは、政府が『一億総活躍社会の実現に向けて緊急に実施すべき対策』において、『特に緊急対応』として位置づけたものです。

内閣府「地方創生加速化交付金について」

内閣府「地方創生加速化交付金について」


その趣旨を踏まえた上で、地方公共団体が『地方版総合戦略』に位置づけた『先駆性のある取り組み』を円滑に執行できるよう、国が『交付金』を出すという仕組みになっています。

つまり、『地方創生』の為に効果がある地方自治体の取り組みには、その取り組みにかかる費用を全額(100%です!)国が出してくれるのです。

先駆性のある地方創生に効果的な取り組みには、費用全額を国が出してくれます

先駆性のある地方創生に効果的な取り組みには、費用全額を国が出してくれます


しかし、申請しても全てが『採択』される訳ではありません。

あくまでも「地方創生にとって効果があるか否か」という基準に基いて内閣府地方創生推進室が審査を行ないます。

国が「地方創生加速化交付金」を出す取り組み例

国が「地方創生加速化交付金」を出す取り組み例


その結果、本市の2事業は基準に達しておらず、『不採択』となったのです。

国の交付金に『不採択』となるのはとても不名誉なことです。

そもそも申請にあたっては、事前に『交付金』の条件に合致するように『要綱』を精査した上で、国ともあらかじめ意見交換をした上で応募するからです。

『不採択』となったことは、『国の基準を下回るレベルの事業を横須賀市が提案した』という意味です。

けれども同時にフジノは「これは当然のことだ」と受け止めています。



1ヶ月前、フジノは「反対の立場」で厳しく質疑しました

ちょうど1ヶ月前の2月18日、この2事業の1つである『横須賀市健康マイレージ事業』を教育福祉常任委員会で審査しました。

2016年2月18日・予算決算常任委員会教育福祉分科会・健康部の議案説明資料

2016年2月18日・予算決算常任委員会教育福祉分科会・健康部の議案説明資料


そこでフジノは、「反対の立場から質問をする」とはっきり明言した上で健康部と質疑を行ないました。

質疑をする前からフジノが「反対の立場から質問をする」と述べたのは、13年間の議員生活で初めてのことです。それくらい、内容がダメな事業でした。

以下に、質疑応答の全文を掲載します。

2016年2月18日・教育福祉分科会での質疑

フジノの質問

最後に、健康部に伺います。

『地方創生加速化交付金』を用いて提案された『横須賀市健康マイレージ制度事業』について質問します。

質問の前に、まず大前提として、自分の姿勢をお伝えしておきたいと思います。

まず、全ての年代にウォーキング、特に厚生労働省が勧めている1万歩を歩いてほしい、と思っています。

それから、特に生活習慣病になる前の世代に歩いてほしい、という考えも全く同感です。

ですからこそ、福祉部健康保険課に保健係をぜひ置いてほしいという提案もしてまいりました。

それから、アプリも実際に僕自身、複数使っておりますし、みなさんにもお勧めしたいと思っています。

その利点というのは、自分が歩いた歩数が可視化できる、見える化できること。

それから、同じアプリを使っていればチームというものが作れたりして、お互いに承認し合っていれば、数字もお互いに見合えます。いろいろな研究から、1人で歩くのではなくチームで歩くと、物理的な距離は離れていてもチームで歩くと1日に歩く歩数が増加するという研究も明らかになっています。

ですから、アプリを使って、チームを作って、より多く歩いていただけるという利点があるのも承知しております。

また、僕や僕の友人もそうですが、遠方に暮らしている家族にも使ってもらって、チームになれば『安否確認』にもなりますので、1日に「歩いているんだな」というのが分かるということです。

そのような大前提に立ちますと、今回提案されている中のウオーキング講演会開催と歩数に応じた記念品との交換には強く賛成しているものです。

その前提に立って、横須賀市独自のスマートフォン用アプリを開発することに反対する立場から質問いたします。

まず最初に、一番お聞きしたいのは、スマートフォンが無い人も参加できるようにすべきではなかったかという御質問が複数の委員から出ました。僕も全く同感です。

今あるものを使うべきという観点でスマホは普及しているというお話だったのですが、1513万円も使えば、簡単な万歩計などはかなりの数を購入することができて、配布することができます。

何故スマートフォンを使って、1573万円ものお金を使って、アプリを開発せねばならないのか、個人個人の方が持っておられる万歩計などを使える仕組みでは何故いけなかったのか、お答え下さい。

保健所生涯現役推進担当課長の答弁

今回こういった事業を進めるに当たって、「どういった世代の方たちに特に健康づくりについて取り組んでもらいたいか」と考えていく中で、現実を考えていく中でスマートフォンを活用するのが一番適当であろうと考え、こういった形で提案させていただいている次第です。

フジノの質問

ほぽ毎日のように僕は横須賀市総合体育館、陸上競技場に行くのですが、本当に多くの方がジョギング、ウォーキングをしていて、多くの方が万歩計をつけておられるんです。かなり普及していると思うのです。

その歩数を見せていただいて、それをポイント換算するのでは何故いけないのでしょうか。

保健所生涯現役推進担当課長の答弁

私ども『生涯現役プロジェクト』として、様々な取り絡みを行なっております。

そういった中で非常に健康に関心が高い方たちが多く参加されております。

実際に参加される方たちというのが、結果的にかなり年配の方たちを中心に参加されております。

そういった方たちは私どもが1つのきっかけづくりをお渡しするところはありますが、独自に万歩計等を購入し、実際の健康づくりに取り組んでいる方が多くいらっしゃいます。

その一方で、なかなか忙しくて、私どもが目指す健康づくりに取り組めていない方、特に仕事をしている世代、また家事に忙しい比較的若い世代の方たちを何とかしたいという思いの中で、今回特にそういう方たちにアプローチするためにスマートフォンの活用ということで考えた次第になります.

フジノの質問

つまり今、万歩計を自分で持ってやっている世代ではなくて、若い世代で今ウォーキングをやっていない世代にモチペーションを持つきっかけにしたかったと受けとめました。

お聞きしたいのですが、部長、そして生涯現役推進担当課長のお2人は万歩計やアプリを使って実際にウォーキングをしたことがございますか。

健康部長の答弁

私は今、実際活動量計をつけて歩数等の数を確認しています。

また、スマホでもやったことはあります.

保健所生涯現役推進担当課長の答弁

常にスマホのウォーキングアプリ及び活動量計、2つ持って、実際の体験はしております。

フジノの質問

安心いたしました。

僕もまさに加速度計を常につけて、そしてスマートフォンで歩数も確認しています。

これを体験したことがない方であれば、意見交換、議論が難しいかなと思ったのですが、部長も課長もやっておられるということで、安心して共通の認識のもとで質疑を続けたいと思います。

何故、横須賀市がわざわざやらなければならないのかという疑問があって、そこであえてお2人に実際にアプリを使ったり、万歩計を持ってやったことがありますかというのをお聞きしたかというと、iPhoneにしてもアンドロイドにしても、アプリをダウンロードできるところに「ウォーキング」と検索を入れれば、何千ものアプりが見つかる訳です。

そして、昨年11月には神奈川県がスマートフォンアプリを使った東海道ウォーキング『かなビンゴ』というものを既に開発して、神奈川県民に向けて提供しています。中身は、横須賀市とほぼ同様です。

2015年11月に神奈川県が提供を始めたウォーキングアプリ

2015年11月に神奈川県が提供を始めたウォーキングアプリ


スタンプラリーとビンゴが融合した全く新しいウォーキングイベント、ポイントを集めていく。それから『東海道中百物語』ということで、神奈川県の東海道沿いの名所、旧跡を紹介します、と。横須賀市がバーチャルでやるよなんて言っているのと、ほとんど同じことが既にやられている。

これは承知しておられましたか。

保健所生涯現役推進担当課長の答弁

委員おっしゃるように実際にさまざまなアプリが既に提供されていること及び神奈川県としての取り組みをしていることは承知しております。

フジノの質問

先ほど課長は長谷川委員に御答弁しておられる中で、「民間でもたくさんアブりがあるのは承知しているが、自治体対象のものが無かった」とおっしゃっておられる訳です。

実際は、自治体がやっている訳です。しかも横須賀市の位置している神奈川県がやっていることで、先ほどの答弁を聞いて、「大変良くない答弁だな」と思ったのですが、ほぽ同趣旨のものを神奈川県が既に昨年行っているのですが、「自治体対象のものが無かった」という答弁は違いませんか。

保健所生涯現役推進担当課長の答弁

誤解を与える形での答弁をして大変申し訳ありませんでした。

今回こういったシステムをつくるに当たって、具体的にどういったことを横須賀市民の方たちに実際行なっていただきたいかというところでの1つは、歩数に応じてポイントが貯まるという仕組みが代表的なところかと思っております。

それ以外に、例えば健康づくりの実践、1日例えば3つほど自分の目標を決めていただいて、例ですが、1日1回ラジオ体操をするとか、1日1回柔軟体操をするとか、その方なりの目標を決めてもらって、実際できたときには、今日やりましたということをチェックしていただき、またそれがポイントに反映されてくる。

あとは、食事というものは非常に大切になってまいりますので、朝・昼・晩の食事を自身のスマホで写真を撮っていただいて、それを自分のところに蓄積し、自分が何を食べたかというのをきちんと閲覧できるようにしておく、そんな仕組みも考えております。

また、実際のツイッタ一、フェイスブック等を活用して、仲間づくりを進めることで、より歩いていただく、そんな仕掛けもしていきたいと思っています。

こういった総合的に取り組んでいるものというのがなかなか自治体向けというものに提供されているものは無かったと認識し、先ほど答弁させていただいた次第となります。

フジノの質問

今、課長が御答弁された『かなビンゴ』アプリにはない横須賀市民の方にやっていただきたいこと、目標が入カできる、食事が入力できる、写真を撮って掲載できる、ツイッターとの連動ができる、僕が使っているアプリにはそれは全て入っているのです。

民間のアプリには、無料でダウンロードできて、それが全て入っている。

それを、民間のアプリであって、民間のサーバーにデータが送られてしまうから、自治体向けでは無いというお考えなのだと思うのですが、他の委員からも御提案があったように、既製のアプリを一部横須賀市向けに改造していただくことでやれば、ゼロからつくるより十分ノウハウも持っているのではないかと思いますし、こんなに1500万円もかからないと思うのですが、そういった打診を民間企業にしてみたことはあるのでしょうか。

保健所生涯現役推進担当課長の答弁

今回見積もりをとった企業以外に、2社にはこういった既に提供されたアプリがないかということで問い合わせさせていただきました。

そういった中での少し意見交換等させていただく中で、聞いている範囲として、事業者の言う説明の中では、こういったある程度限られた人数の中でアプリを提供しているということがございましたので、なかなか自治体向けというものは、先ほど私が申し上げましたような内容を提供しているアプリというものは見つからなかったというところになります。

フジノの質問

見積もりを2社からとられたということですが、例えばアプリで最有力なのはNIKEであったり、UPであったり、そのほかにもいろいろあるのですが、どういった会社に見積もりをとられたのでしょうか。

保健所生涯現役推進担当課長の答弁

実際のところは、インターネット等を検索していく中でアプリを提供している会社を検索いたしまして、そちらに直接問い合わせをしたところになります。

フジノの質問

そうすると、その企業に「御社のアプリを一部自治体向けに改編していただけないか」というような御相談は実際にはされておられないということでしょうか。

保健所生涯現役推進担当課長の答弁

直接具体的に横須賀市版ということで依頼はしておりません。

フジノの質問

そうすると、御答弁とは異なり、あくまで自前開発ありきで話が始まって、既にあるものを改編して安くしたいとか、そういうお考えはなかったということでしょうか。

保健所生涯現役推進担当課長の答弁

今回このシステムを検討するに当たって、実際の事業者に相談して、見積もり等、また仕様等を考えたところでありますが、そういった中で事業者のほうでも全くゼロから開発していくということでなくて、既存にあるソフト等をうまく連動させながら、そしてシステムをつくっていくと聞いております。

そういう面では全く無いものからつくっていくことではなくて、今ある仕組みの中をうまく一体化させて、私どものほうに提供を考えているというところになります.

フジノの質問

僕がなぜこんなにしつこく質疑をしているかというと、大変危倶していることが1つあります。

『百条委員会』でも大変話題になっておりますが、市長が御自身の親しい方にお仕事を流すというようなお話が疑われている訳です。

市長が力を入れておられる『ヨコスカバレー』という取り組みがありまして、ICT企業、ペンチャーの皆さんにいろいろな取り組みをしてもらおうということの中の1つとして、市長から『ヨコスカバレー』のどこかにアプりをつくってほしいという意図があらかじめあって、既存のアプリを流用するとか、何か今ある万歩計を使って、そこに記念品を提供するというような純粋な意図では無い所から、「アプリをつくるような計画を考えろ」と言われてしまったのではないかと考えざるを得ないんです。

今回のアプリをつくりたいというアイディアというのは、生涯現役推進担当課から出たものなのでしょうか、

それとも市長からの指示で始めたことなのでしょうか。

保健所生涯現役推進担当課長の答弁

こちらにつきましては、私どものほうから発案させていただいております。

また、こういったいろいろと運動しない方たちに対するアプローチはどうしたらいいのかということを日々考えていく中での今回の健康マイレージ制度の提案にもなります。

また、『まち・ひと・しごと創生の総合戦略』の中でもインセンティプというところが課題として上げられたかと思いますので、そういったところから、私どものほうから提案して、今回の予算化に向けての提案をしたところになります。

フジノの質問

僕自身はこの予算に反対するものですが、仮にこの予算が成立した暁には絶対に随意契約のような形は取らずに、そして見積もり合わせだけで終わらせずに、しっかりとした入札で提案を受けて、そして少しでも安く、少しでも高機能なものをつくってもらえるように、必ず入札にして競争にしていただけることを約束していただけますか。

保健所生涯現役推進担当課長の答弁

今回、実限に契約するに当たっては、私どもで仕様書を書きまして、プロポーザル方式で競争していただきたいと思っております。

そういった中では当然一定の競争性を担保した上での契約行為になろうかと思っております。

そういった部分は契約課と相談しながら、忠実に進めていきたいと考えております.

フジノの質問

そして、もう1つぜひお願いしたいことは、データを蓄積するのは横須賀市のサーバーだけであって、プロポーザルによって選ばれた業者にデータが流れるということは絶対に無いようにしていただきたいと思うのですが、いかがですか。

保健所生涯現役推進担当課長の答弁

今回、個人情報をいかに保護するかという点かと思います。

これにつきましては、今の仕組みとして、本市のサーパーの中に蓄積するのか、それともクラウドの中で蓄積するのかという方式があろうかと思いますが、仮にもこういった個人情報が何かの形で流通してしまわないような記慮といった仕組みはしっかりとつくっていきたいと考えております。

フジノの質問

再度確認したいのですが、受託した企業に情報が提供されることがないように、外部に流出しないのは大前提のことなのですが、契約した相手先にデータが蓄積される必然性は全くないので、横須賀市の管理するサーバーなのかクラウドなのか分かりませんが、当該事業者に情報が提供されないように約束していただけますか。

保健所生涯現役推進担当課長の答弁

実際のこういったデータの管理ということについて、全て保守管理をする事業者がそういったものを見ることができない、持つことができないという仕組みができるかどうかということについて、現時点では分かりかねます。

そういった部分での極力可能な限り個人情報については、もちろん外部もそうですし、また管理委託する事業者の中で不正な形で情報が例えば依き取られるとかないように仕様書の中でしっかり配慮していきたいと考えております。

フジノの質問

今まだ重要性がお伝えできていないのかと思うので、1つ例え話をさせてください。

『TSUTAYA図笹館』というものがあって、僕がそれにずっと反対してきたのは、本来図書館の貸し出しデータというのは、御本人が借りたときに図書館のデータに借りたというデータが蓄積され、返したときにそのデータは削除されるということで、御本人の究極の個人情報である本の貸し出し、借りたデータは必ず守られる。

それが『TSUTAYA図書館』においては、、民間企業にどんな本を借りたか、データが吸い取られて、これはそういう契約になっているので、そして『TSUTAYA』はそのデータをもとに販売促進の技術に使う、販売促進のマーケティングに使うと。

それと全く同じことを危倶しております。

ウォーキングをする、どこを歩く、それからどんな食べ物を食べたか、どこで食べたか、何を食べたか、あらゆる自分の人生の目標とか書いてあるものが、一民間企業が扱うことができて、そしてそれをもとにマーケティングする可能性もあり得るわけですから、それが絶対にそんな使われ方をしないように約束していただきたいと申し上げております。

いかがでしょうか。

健康部長の答弁

委員が御心配されることは、そういった目的外に使うということですよね。

要するに横須賀市の健康マイレージの為以外の所でそれを使うということは当然業者にさせないように、そういう契約をしなければいけないだろうと思っています。

ただ、データを取った時の管理といいますか、データをどこに置くかというところは、市役所の中のサーバーに置くということは今考えておりませんので、クラウド等を利用するようなケースもあろうかと思います。

そこについては市役所の中に必ず置くということは言えませんが、集まったデータを目的外に使わないということは当然しっかり業者との契約の中にうたっていきたいと思います。

フジノの質問

最後の質問になります。

若い現役世代のみなさん、生活習慣病になる前の方々にモチペーションを持つきっかけにしたいということで、このアプリを今回開発する訳ですが、先行して始めておられる神奈川県の『かなビンゴ』アプリは11月にスタートして、2月に入ったばかりですから、2カ月半でダウンロードがどれぐらいか承知しておられますか。

保健所生涯現役推進担当課長の答弁

ダウンロード数については把撞してございません。

フジノの質問

2カ月半でダウンロード数は、神奈川県保健福祉局に問い合わせたところ82件だそうです。

今回1573万円をかけて、「2万人の方に使っていただきたい」という想定をされているということでしたが、全く見込みが甘過ぎる、と僕は断言せざるを得ません。

これが僕の今回のアプリのシステム開発費、管理用サーバー運営費に反対する理由からの質疑になります。

質問は以上です。

このような質疑を行なった末に、フジノはこの予算に反対しました。

市議会全体としては可決されました。

しかし、すでに記したとおり、多くの委員から質疑において問題点が指摘されました。

また、異例のことですが、討論においても賛否それぞれの立場から3名の議員が事業の在り方に対して厳しい意見を述べました。

ですからフジノは、国が交付金の対象として採択しなかったことを疑問に感じません。

この事業はあまりにも制度設計が不十分ですし、新たにアプリを作る明確な必然性が全くありません。

したがいまして、国の交付金を財源として提案されたこの『横須賀市健康マイレージ事業』は、財源がゼロとなった以上、実施不可能です。

そもそも、税金を使って実施すべき内容ではありませんでした。

今回ばかりは国の判断がはっきり正しかった、とフジノは受け止めています。



市長の方針転換を教育長は知らされなかった、たった6万円しか無い予算、教育委員の議論は非公開で実施、給食実施の時期は全く未定・・・問題だらけ。中学校での完全給食実施についてのフジノの質疑/2016年予算議会・教育福祉常任委員会(その1)

「教育委員会」の当初予算案を審査しました

今日も来年度予算案の審査を行なうべく、『予算決算常任委員会・教育福祉分科会(教育福祉常任委員会)』を開きました。

予算決算常任委員会教育福祉分科会(最終日)

予算決算常任委員会教育福祉分科会(最終日)


フジノはあらゆるテーマを質疑しましたが、ここでは市民のみなさまの関心が最も高い『中学校への完全給食の導入』に関して行なった質疑を報告します。



完全給食実施への市長の方針転換を教育長は事前に知らされなかった問題

まずはじめに取り上げたのは、

市長が施政方針演説を行なった2月17日まで、市長が中学校での完全給食実施へ方針転換したことを教育長が全く知らされていなかった

という問題です。

2月17日の施政方針演説で、市長はこう述べました。

(中学校給食について)

中学校の昼食のあり方については、アンケートの結果から給食へのニーズは高いと認識するに至りました。

これまで市議会からいただいてきたご意見に応えるためにも、当日注文のスクールランチの拡充ではなく、中学校における完全給食の実現に向けた検討をスタートしなければならない時期であると感じています。

まずは、教育委員の方々に議論していただき、その結果を受けて『総合教育会議』で協議し、早い時期に今後の方向性を決定したいと考えています。

なんと教育長は、この演説まで市長の完全給食実施への方針転換を知らされていなかった、と言うのです。

市のトップである市長と、市の教育行政のトップである教育長の意思疎通が全くできていないとしたら、最悪の事態です。

3月15日・教育福祉常任委員会での質疑

フジノの質問

僕も『中学校の昼食のあり方検討事業』について、何点か伺いたいと思います。

「平成28年度当初予算説明資料・教育委員会」40ページより

「平成28年度当初予算説明資料・教育委員会」40ページより


まず教育長のご答弁で

施政方針がなされるまで市長の方針転換を知らなかった」

とお答えになりました。

「市長はまず議会に説明することを優先したのだろう」

ということが答弁の中にありました。

これは『建前』としてはそれで仕方がないだろう、と。

しかし、もしこれが『建前』でなく本当にそうであったならば、

「なんと教育長と市長の意思疎通ができていないのだろう」

と非常に心配に感じました。

まあ答弁は変わらないと思うのですけれど、『施政方針』まで教育長が市長の方針転換を知らないなんて本当にありうるのでしょうか。

教育長の答弁

そのようにお答えさせていただきました。

フジノの質問

それならばこちらも『建前』の質問になりますが、意思疎通があまりにもできていないんではないかと言わざるをえません。

ぜひ意思疎通を丁寧にしていっていただきたいと思うのですが、いかがですか。

教育長の答弁

市長とも密に相談をしながら、そのように対応してまいりたいと思います。

フジノの質問

このようなことを教育長に答弁をさせる市長は本当に罪深いな、と思います。

本当は決まっていたんだと思うんですよね。

『施政方針』を数日前に筆を入れなおすなんてことは考え難いので、先ほど長谷川委員からも同じような趣旨で質問がありましたが、教育委員会に全てを背負わせるような市長のやり方っていうのは本当に罪深いと感じます。

フジノが上で述べたように、あくまでも教育委員会に責任を押し付ける市長の姿勢は許しがたいものです。



教育委員会委員による今後の議論は「非公開」、市民はプロセスを全く知ることができない問題

今後のスケジュールは、6月まで教育委員会が議論をして結論を出し、7月に開催する『総合教育会議』(市長と教育委員会の合同会議)で完全給食を実施するか否かの結論を出す、というものです。

すでにこの数年間ずっと完全給食実施についての議論は続けられてきました。これ以上、何を議論する必要があるのか理解できません。

結論はもはや「完全給食の実施」以外には考えられません。

それでいて、「6月までに教育委員会は結論を出せ」「7月に総合教育会議で結論を出す」という市長。

3月15日・教育福祉常任委員会での質疑

フジノの質問

続いての質問なんですが、6月に『教育委員会定例会』において議題にするということだったんですけれども、では、4月・5月は何も中学校昼食について議論はされないのでしょうか。

学校保健課長の答弁

『6月に議論する』ということではなく、『6月までに』とお答えさせていただきました。

現在でも資料をお渡したりとすでにもう検討を始めておりますので、基本的には毎月最低1回はこの件についてそういった場を設けたいというふうには考えております。

フジノの質問

すると「市長からこういう方針転換があった」というお話を正式に3月25日の『教育委員会定例会』で報告をして、そして最終的なアンケート結果をお出して、3・4・5月と議論をしていくということかと思うのです。

どのようなスケジュール感で3・4・5月と議論をされていくのか、想定があればお答えいただきたいと思います。

学校保健課長の答弁

『教育委員会定例会』の場で議論をするということは今現在考えておりません。

『教育委員会定例会』とは別の時間帯、別の日程で議論をしていきたい、というふうに考えております。

5人のメンバーもなかなか日程調整等もございまして全員がそろわないというような時もございますので、個別にご説明をしたいということも想定しておりますので、そういった形をとりますが、最低に月に一回はこの件について議論をしていく場を設けたい、というふうには考えております。

フジノの質問

そうすると、教育委員会委員のみなさんの議論を公開の場で、議論のプロセスを市民の方が知ることができるのは6月のみ、ということでしょうか。

学校保健課長の答弁

はい。

公開で最終的に教育委員会が考え方をまとめた時には、その検討の経緯等を含めてお知らせするような形をとりたい、というふうに考えております。

フジノの質問

本来であれば、その全てプロセスは公開であるべきだと思うのですが、そこをあえて行なわず、別の時間帯、別の日程で議論をするというのはどうしてなのか。それで市民理解を得られるとお考えなのか。

お答え下さい。

学校保健課長の答弁

委員のおっしゃっていることも確かに重要なことだというふうに考えてはおります。

ただ、先程来ご説明させていただいているとおり全員がそろわないと、日程調整をそのつどしていくというようなこともございますので、公開という形は難しいと考えております。

上の質疑のとおり、なんと教育委員会による議論は『非公開』で実施する方針と分かりました。

何故、全てのプロセスを公開で行なわないのか、全く理解できません。大きな問題です。



2016年度は「昼食のあり方」を検討する予算はわずか6万円しか計上されなかった問題

教育委員会が2016年度予算案に計上したのは、わずか6万円。

その中身は、先進地への視察の旅費が5万円、事務費が1万円でした。

3月15日・教育福祉常任委員会での質疑

「平成28年度当初予算説明資料・教育委員会」40ページより

「平成28年度当初予算説明資料・教育委員会」40ページより



フジノの質問

では、この6万円の使い方についてなのですが、6月までに結論を出すとなれば、調査等旅費も4・5・6月の間で全て使って視察等を行なうのか、その点をお聞かせください。

学校保健課長の答弁

予算を組まさせて頂いておりますが、これは「必要に応じて」ということになりますので、実際に委員が議論をしていく中で「現地で意見を聞いて来よう」ということになれば、今、委員がお話しありましたように、教育委員会としての考えをまとめるまでの間に現地調査が必要であるというふうに考えております。

「6万円だけで何ができるのか」という問題は、本会議でも多くの議員が指摘し、追及しました。

フジノとしては、教育委員会が予算要求をした時点で「すでに完全給食しかないとの結論は出ている、だから調査旅費6万円しか予算は要らない」ということだったのではないかと考えています。

しかし、市長が施政方針演説で華々しく方針転換を打ち出すことにしたが故に、議会側には教育委員会の予算があまりにも不十分なものに映ったというのが真相ではないかと受け止めています。



中学校のお弁当を食べる時間はわずか15分間しかない現状を改善する提案

ここから先は、フジノの提案を質疑を通して行ないました。

まず、青木哲正議員が本会議で大きな問題として取り上げた「現在の横須賀市立中学校では、お弁当を食べる時間はわずか15分しかない」「現場の教職員は時間割がキツすぎて、完全給食を導入されることに不安感を抱いている」という点についてです。

フジノは、中学校で完全給食を実施している他のまちがどのような昼食時間の在り方や毎日の時間割を組んでいるのかをしっかり調査して欲しい旨の提案をしました。

3月15日・教育福祉常任委員会での質疑

フジノの質問

視察にあたって1点要望なのですが、ぜひ各学校の先進地の『給食の時間』も調査をしてほしいと思います。準備・配膳・喫食・片付けの時間です。

それが先ほどから多くの委員が指摘している、本会議でも指摘された、『食育としての給食』を導入するにあたって教職員の方々が大変心配しておられるのは『時間割との整合性』をいかに確保するか、ということだと思っています。

その点がクリアされなければ、完全給食実施にはなかなか現場の理解が得られないのかな、というふうに思っております。

繰り返しになるんですが、各学校の給食の時間、全体の時間割などがどのようになっているかも、ぜひ調査していっていただきたいと思うのですがいかがでしょうか。

学校保健課長の答弁

そういったことも含めて、仮に現地調査に行けなかった場合でも、実際にやっている自治体の時間割等も調査し資料を頂くなどして委員には提供していきたいと思います。

教育委員会は「調査する」と答弁しました。

必ず調査して、現場の教職員のみなさんの不安を拭えるような在り方を検討する材料にしてほしいです。



給食実施までのスケジュールを明確に設定する必要性

最後の質問は、完全給食の実施に向けた工程表(スケジュール)を明確に設定する必要性についてです。

これまでの市長・教育長の答弁では、やることだけ明言していても、具体的な工程表がありません。これでは『やるやる詐欺』です。

いつまでに実施する、というスケジュールを明確に設定する必要性を訴えました。

3月15日・教育福祉常任委員会での質疑

フジノの質問

それから、『総合教育会議』が開催された7月に仮に決定をされた後、調査をコンサルタント会社に委託をして積算に数か月かかる、ということでした。

仮定のスケジュールを何も作らないままではそれもまたおかしい、と思うのです。

2016年7月に決定して、2016年9月に補正予算を出して民間委託をする。補正予算が成立した後、調査に数か月をかけるということで、2017年くらいに調査が終わって、その結果を分析して、さらに教育委員会で議論を行なった後に、どうやって、どの学校に、『センター方式』なのか『自校方式』なのか『組み合わせ方式』なのかなど最良の選択肢を積み上げていくのだと思うのです。

実際にこどもたちが中学校で給食を食べられる可能性がある『実施可能時期の見込み』などもある程度考えておかなければならないと思うのですが、そうしたスケジュール感というのは現時点で想定はしておられるのでしょうか。

学校保健課長の答弁

仮に完全給食を実施するといった場合に、現時点では今、委員がおっしゃったような最終的に生徒がどの段階から給食開始可能かなどの想定はしてございません。

フジノの質問

多くの保護者の方々にとってはやはり『中学校完全給食の実現』というのは非常に期待していることで、そして新聞報道等も大きくとりあげますからすぐにでも実現するような印象も強いと思います。

いろいろな先進校を視察するにあたっては、導入が決定してから実際に実施できるまでにどの程度の期間を要したのか、その点も調査してきていただきたいと思うのですがいかがでしょうか。

学校保健課長の答弁

その点も含めて調査をしたいと思います。

ある会派の質疑によれば、実施まで3年間程度かかる、という意見もありました。

3年もかかるのでは、吉田市長の任期中には実現できません。そんな無責任なことはありません。

全く実施スケジュールは未定ではダメです。

そこで最後に、中学校で完全給食を導入した他都市ではどの程度の期間を要したのかを調査するように提案をして、質問を終えました。



問題は山積みです...予算の修正が必要です

このようにフジノの質疑だけを見ても、中学校への完全給食の導入が問題だらけなことが分かります。

特に、市長が考えている方法ではスピード感は全くありません。

また、『総合教育会議』で7月に結論に達しても、あまりにも不十分な予算(6万円)で対応ができません。

市内全校それぞれにあった方式(例えばある中学校の場合は新たに調理場を作って『自校方式』で実施、ある中学校の場合は隣の少学校の調理場を回収して『親子方式』で実施、など)の調査をすぐに行なうべきです。

しかし6万円では対応できません。

予算の修正が必要です。

すでに、多くの会派から「『予算修正動議』を行なうべきだ」という意見が出ています。

会派を超えての具体的な意見交換も行なわれています。

可能な限り早く、かつ確実に中学校での完全給食を実現する為に、絶対に予算を修正すべきです。


他にもいくつもの大切な質疑を行ないました。

次の記事もぜひご覧下さい。お願いします。



「横須賀市健康マイレージ事業(市独自のスマホ用健康アプリ作成)」の予算案に反対しました/予算決算常任委員会が開かれて、2015年度の最終補正予算案の審議が実質的に終わりました

補正予算案の審議が終わりました

今日は『予算決算常任委員会』が開かれました。

予算決算常任委員会が終わりました

予算決算常任委員会が終わりました


予算議会は1か月にわたって続きますが、まず前半戦は2015年度補正予算案(最終補正)の審査です。

今日は『前半戦の実質的な最終日』でした。

このブログではたびたびご説明してきたとおり、横須賀市議会では『本会議』での採決の前に、まずこの『予算決算常任委員会』で採決を行なうことにしています。

委員会での流れは、はじめに4つの分科会(=4つの常任委員会に対応しています)で審議された結果を、分科会長(=委員長)が報告をします。

ついで、その報告に対する『質疑』、全ての分科会にまたがる内容についての『質疑(総括質疑)』、『討論』、そして『採決』という流れです。



討論に立った3名全てが「横須賀市健康マイレージ制度事業の横須賀市独自のアプリ作成」を問題視

フジノが所属する教育福祉常任委員会(教育福祉分科会)から、なんと3名の委員が『討論』に立ちました。

反対の立場からは小室たかえ議員、賛成の立場からは西郷宗範議員と長谷川昇議員。

「予算決算常任委員会・教育福祉分科会・健康部資料」より

「予算決算常任委員会・教育福祉分科会・健康部資料」より


討論において3名全てが問題視して指摘したのは、フジノも大きく問題視した『横須賀市健康マイレージ制度事業の横須賀市独自のアプリ作成』についてでした。

フジノはこのアプリに1574万円も市民のみなさまの税金を使うのは無駄遣いだと判断しています。

さらに管理運営費用は毎年約300万円もかかるとのことです。とても残念な税金の使い方だと感じます。



全議員の賛否

2015年度補正予算案に対する各議員の賛否は下の通りでした。

2016年2月23日予算決算常任委員会での賛否表


残念ながらフジノが問題視した『横須賀市健康マイレージ制度事業の横須賀市独自のアプリ作成』が含まれた補正予算案は『可決』されてしまいました。

しかし可決されたからといって、大切なのはこれからです。

大切な予算です。

アプリ開発をする会社選び、そして実際のアプリの内容、管理運営費の在り方、継続的なバージョンアップなど、これからずっとチェックを続けていきます。

そして「それでもやはりこれは無駄な事業だ」と判断したら、その時は他会派もしっかり説得できるように努力して、これを廃止できるようにしたいです。



補正予算案と「療育相談センターの指定管理者の指定」に反対しました/予算決算常任委員会・全体会(2015年12月議会)

予算決算常任委員会・全体会(最終日)でした

今日は、『予算決算常任委員会・全体会』(最終日)が開かれました。

予算決算常任委員会が開かれました

予算決算常任委員会が開かれました


この『予算決算常任委員会・全体会』が終わると、12月議会の会期も残すは来週開かれる本会議(最終日)のみとなります。

2015年12月議会の日程をお知らせするポスター

2015年12月議会の日程をお知らせするポスター


たた、まだまだ何かが終わるような実感は全くありません。

市議会のスケジュールとしては、『吉田市長の不透明な市政運営に関する調査特別委員会(百条委員会)』の中間報告が本会議に提出される予定です。

3つの問題のうちのようやく1つ目が終わり、これからさらに深刻度の高い2つ目の問題に入っていきます。

2015年12月11日・神奈川新聞より(百条委員会の中間報告、吉田市長らの「偽証」明記)

2015年12月11日・神奈川新聞より(百条委員会の中間報告、吉田市長らの「偽証」明記)


フジノ自身も年末年始の市役所がお休みの時期こそ、働きます。これからが忙しさは本番です。



補正予算案と「療育相談センターの指定管理者の指定」に反対しました

さて、今日の委員会では4つの分科会での議論の結果の報告を受けて、討論が行なわれました。

補正予算案に反対の立場から小室たかえ議員が討論を行ないました。

具体的には、『(仮称)中央こども園』建設に向けた議論の進め方についてです。

2015年12月11日・タウンニュース紙より

2015年12月11日・タウンニュース紙より


小室議員は『中央こども園』そのものには賛成の立場ではあるものの、現在の議論の進め方では市民ニーズが適切に汲み上げられていないと述べられました。

反対討論を聴きながら、とても共感させられました(同じくフジノも補正予算案に反対ですが別の論点からの反対でした)。

討論が終わると、採決が行なわれました。

フジノや小室議員や共産党の反対があったものの、結局は全ての議案が『可決』されてしまいました。

予算決算常任委員会での会派別の賛否一覧表

予算決算常任委員会での会派別の賛否一覧表


フジノは補正予算案だけでなく、『療育相談センター』の指定管理者の指定にも反対しました。

特に障がい福祉政策に力を入れてきたフジノが、何故『療育相談センター』の指定管理者の指定に反対したかについては、後日ブログでしっかりとご説明したいと思います。

そもそも平坂上にあった『障害者福祉センター』の移転によって、新たに『療育相談センター』が生まれることは大歓迎でした。

また、完成後には、フジノの親戚のお子さんもこの『療育相談センター』に数年間お世話になりました。

しかしこの1年間、たくさんの保護者の方々のご意見を伺いながら、その問題点や改善すべき点について行政側と委員会で質疑を重ねてきました。

その結論として、フジノは納得ができなかったのです。

このまま漠然と、今までと同じ社会福祉法人に指定管理をさらに8年間も継続させる、ということをフジノは納得できませんでした。

フジノ自身が納得出来ない以上、市民のみなさまにもご理解いただけるとは思えません。

そこで反対をしました。

補正予算案については、以前から指摘してきた問題が解決されないままに予算計上がなされたことや、フジノからするともっと重要なことに予算を使うべきなのに不要不急の事柄に税金を使うことが許せなかった為に反対しました。

残りの議案を含めて、来週火曜日の本会議で最終的な採決が行なわれます。

当日は、フジノも反対討論に立つ予定です。



予算決算常任委員会が終わり、補正予算の審議が実質的に終わりました/2014年度補正予算案

補正予算案の審議が終わりました

今日は『予算決算常任委員会』が開かれました。

予算決算常任委員会が11時から開かれました

予算決算常任委員会が11時から開かれました


1ヶ月間の会期である予算議会ですが、まず前半戦は2014年度補正予算案の審査です。その意味で、今日は『前半戦の実質的な最終日』にあたります。

いつもご説明していることなのですが、横須賀市議会では『本会議』での採決の前に、まずこの予算決算常任委員会を行なうことにしています。

予算決算常任委員会を行なうのも本会議場です

予算決算常任委員会を行なうのも本会議場です

予算決算常任委員会を行なう本会議場

まず、4つの分科会(=4つの常任委員会に対応しています)で審議された結果を、分科会長(=委員長)が報告をします。

続いて、その報告に対する『質疑』、全ての分科会にまたがる内容についての『質疑(総括質疑)』、『討論』、そして『採決』という流れです。

2014年度補正予算案に対する各議員の賛否は下の通りでした。

2015年第1回定例会・議案審査結果

2015年第1回定例会・議案審査結果


フジノは『一般会計の補正予算』に反対しました。

ただ、委員会全体としては全ての議案が可決されました。

あさってからは2015年度当初予算への質疑がスタートします。まず、会派ごとの代表質問です。

後半戦もガンガン議論を尽くしていきたいです。



まもなくスタートする予算議会の日程案(会期37日間)が出ました/理事会が開かれました

「理事会」が開かれました

本日、『予算決算常任委員会・理事会』が開かれました。

市役所1階のパネル

市役所1階のパネル


ここでは、「予算月議会に市長から提出される(予定)の議案をどの常任委員会が審査するか」などをあらかじめ決めておきます。



会期は37日間の予定です

予算議会の日程(案)も示されました。

予算議会日程(案)会期37日間

日付会議名
2月17日議会運営委員会
2月17日本会議(2015年度の補正予算案が提出されます)
予算決算常任委員会(本会議終了後)
2月18日教育福祉常任委員会(予決分科会)
都市整備常任委員会(予決分科会)
2月19日総務常任委員会(予決算分科会)
生活環境常任委員会(予決算分科会)
2月20日予備日
2月23日予算決算常任委員会理事会
予算決算常任委員会
2月24日議会運営委員会
2月25日本会議(代表質問1日目)
2月26日本会議(代表質問2日目)
2月27日本会議(代表質問3日目)
予算決算常任委員会(本会議終了後)
3月2日予備日
3月4日教育福祉常任委員会(予決分科会)
都市整備常任委員会(予決分科会)
3月5日総務常任委員会(予決算分科会)
生活環境常任委員会(予決算分科会)
3月6日教育福祉常任委員会(予決分科会)
都市整備常任委員会(予決分科会)
3月9日総務常任委員会(予決算分科会)
生活環境常任委員会(予決算分科会)
3月10日教育福祉常任委員会(予決分科会)
都市整備常任委員会(予決分科会)
3月11日総務常任委員会(予決算分科会)
生活環境常任委員会(予決算分科会)
3月12日教育福祉常任委員会(予決分科会)
都市整備常任委員会(予決分科会)
3月13日予備日
3月16日総務常任委員会(予決算分科会)
生活環境常任委員会(予決算分科会)
3月17日予備日
3月18日予備日
3月19日予備日
3月23日予算決算常任委員会理事会
予算決算常任委員会
3月24日予備日
3月25日議会運営委員会
3月25日本会議(最終日)

この他にも、もしも特別委員会などが設置されれば、新たに日程が追加される予定です。



合計59本の市長提出議案を審査する予定です

まず、一般会計・特別会計(介護保険)の2015年度補正予算案や条例改正案などが18議案が、市長から提出される予定です。

理事会・配布資料

理事会・配布資料


さらに、2016年度当初予算案をはじめ条例改正案などが41議案が、市長から提出される予定です。



フジノは「介護保険料」の値上げに注目しています

年4回開かれる議会はどれも大切ですが、予算議会は特に重要です。

社会保障政策・社会福祉政策がメインテーマであるフジノは、3年に1度改定される『介護保険事業計画』と連動して改定される『介護保険料』に注目しています。

介護保険の事業計画と年次(フジノ作成)

介護保険の事業計画と年次(フジノ作成)


先日ついに『第6期介護保険事業計画』が完成しました。

これにあわせて、介護保険料も値上げすることになります。

もはやこの時代において、値下げはありえません

高齢の方々の数は増え続けていき、どれだけお元気な方が増えても、ほとんどの方々はいつか要支援・要介護の状態になる時が来ます。

高齢の方々の数が増えて、要支援・要介護の方々が増えれば、介護保険への支出も当然増えていきます(市民のみなさまが介護サービスを使うということは、介護保険にとっては支出です)。

その支出を、ざっくり分けて3つの財源で賄っています。

保険料40~64才の第2号被保険者のみなさまが支払う保険料
65才~の第1号被保険者のみなさまが支払う保険料
公費負担国・県・市のそれぞれが税金で負担

この中で、市民のみなさまがじかに大きな影響を受けるのが、『介護保険料(1号・2号とも)』です。

2012~2014年度の3年間は、下の図のように、所得に応じて12段階の支払い金額に保険料は分かれていました(介護保険料は全員同じ金額ではありません)。

横須賀市の介護保険料

横須賀市の介護保険料


これが2015~2017年度の新たな3年間については

  1. 一人あたりの介護保険料の値上げの金額がどれだけ増えるのか
  2. 所得に応じた負担額の段階がどれだけ広がるか

に注目しています。

というのも、この2点は、フジノの永遠のテーマなのです。

3年ごとの計画改定(=介護保険料改定)のたびに、様々な形で提案を市議会で繰り返してきました。

低所得の高齢者世帯は増えていく一方です。しっかりとした支援が必要です。

そこで、フジノは「もっと所得に応じた負担額を増やしていくべきだ」「12段階ではなくさらに段階をこまやかに増やしていくべきだ」という2つの提案をしてきました。

その提案が『第6期計画』ではどのように反映されるのか、とても注目しています。

まもなく2015年予算議会スタートします。

いつもどおり、フジノは全身全霊をかけて議論をしていきます!



「長井海の手公園ソレイユの丘と荒崎公園」の新しい指定管理者の指定にフジノは反対しました/予算決算常任委員会・全体会(2014年12月議会)

「予算決算常任委員会・全体会(最終日)」でした

まもなく12月議会も終わりが近づいてきました。

1ヶ月の会期も、残された日程は、あと2つだけです。

残された日程は、あと2つだけ(予算決算常任委員会と本会議)

残された日程は、あと2つだけ(予算決算常任委員会と本会議)


今日は『予算決算常任委員会・全体会』(最終日)でした。

市役所1階の「本日の会議」のパネル

市役所1階の「本日の会議」のパネル


この委員会の仕組みが分かりづらいので、毎回ご説明をしています。

『予算決算常任委員会』では、『予算に関わる議案のみ』を審査します。残りの議案は、4つの常任委員会で審査します。

予算決算常任委員会は、分科会と全体会に分かれています

予算決算常任委員会は、分科会と全体会に分かれています


上の図のように『予算決算常任委員会』は、『分科会』と『全体会』に分かれています

数日間に分けて全ての『分科会』が議案審査を終えると、最終日に『全体会』を開きます。

そして『採決』を行ないます。

フジノの議案への賛否をご報告します

フジノの賛否と、他の議員・会派の賛否は下の表のとおりです。

2014年12月議会・予算決算常任委員会での議案への賛否一覧表

2014年12月議会・予算決算常任委員会での議案への賛否一覧表


フジノは下の2つの議案に反対をしました。

番号議案の名前フジノの結論最終結果
109長井海の手公園ほか1ヶ所の指定管理者の指定について

×

110一般会計補正予算(第4号)

×

『長井海の手公園ソレイユの丘』の新しい指定管理者を決める議案が出されました。

昨年、突然打ち出された方針

昨年、突然打ち出された方針


『吉田市長によるハコモノ改革の1つの答え』です。

しかし、フジノは『分科会』での質疑を聴いても、納得できませんでした。

その他にも納得できないことがいくつもありました。

これが議案109号に反対した理由です。

また、議案110号はこれに連動した補正予算だから反対しました。

これから先ずっと『長井海の手公園ソレイユの丘』の新しい指定管理者に支払う金額を『債務負担行為』として計上したからです。

『債務負担行為』とは、近い将来に必ず支払うことが明らかな税金の金額を計上しておくことです。企業会計で言うところの『負債』に似た概念です。

以上のことから2つの議案に反対をしました。

しかし、フジノを除く他の全議員はこの2議案には賛成しました。

その結果、賛成多数で可決されました。

米軍人が税金でも優遇されていることに怒りを覚えました/予算決算常任委員会・全体会(2014年6月議会)

市税条例の改正に反対しました

今日は『予算決算常任委員会(最終日)』でした。

下の図のように『予算決算常任委員会』は、『分科会』と『全体会』に分かれています

予算決算常任委員会は、分科会と全体会に分かれています

予算決算常任委員会は、分科会と全体会に分かれています


委員会の最終日には『全体会』を開きます。

そして、市長から提出された議案のうち『予算に関わる議案』のみ、採決を行ないました。

フジノの賛否と、委員会の最終的な結論は下の通りです。

番号議案の名前フジノの結論結果
50一般会計補正予算

54横須賀市市税税例の改正

×

64土地の減額貸し付け

フジノは『横須賀市市税条例の改正』に反対しました。

そして反対討論を行ないました。

20140625fujino1

あえてひとことで言えば、

日本国内なのに、米軍人は横須賀市民よりも税金が優遇されている

のです。

つまり、逆の言い方をすると、

横須賀市民は米軍人よりも差別的な待遇を受けている

のです。

予算決算常任委員会総務分科会・追加配布資料より

予算決算常任委員会総務分科会・追加配布資料より


こんなおかしなことには賛成できません。

この異常な状態は、横須賀市だけで正すことはできません。政府がアメリカと協議して不平等な状態を改善しなければなりません。

それでも、横須賀市から声をあげなければ、その取り組みも動きません。

本当に『対等なパートナーシップ』を目指しているならば、こんな税の優遇措置をまずやめるべきです。