新たな議長・副議長が内定しました。素晴らしいおふたりです!/各会派代表者会議

実質的に「議会運営委員会」である「各会派代表者会議」が開かれました

今日は『各会派代表者会議』が開かれました。

各会派代表者会議の開催前に

各会派代表者会議の開催前に


選挙後に正式に議会が開会されるまでは『議会運営委員会』が開けないので、名称は『各会派代表者会議』と呼んでいます。

けれどもこれは実質的には『議会運営委員会』であり、議会内のあらゆる事柄を決めていく場です。

今日の協議事項(プログラム)は、下のとおりでした。

  1. 議会内役職者について
    (1)議長・副議長
    (2)神奈川県内広域水道企業団議会議員
    (3)神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員
    (4)監査委員(議会選出)
  2. 2019年定例会について
    (1)招集日:2019年5月15日(水)
    (2)会期:2019年5月15日~2020年4月30日まで352日間
  3. 招集議会について
    (1)議会期間:5月15日(水)
    (2)審議予定案件
    ・議長の選挙
    ・副議長の選挙
    ・神奈川県内広域水道企業団議会議員の選挙
    ・神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙
    ・常任委員の選任
    ・議会運営委員の選任
    ・議案2件
    (3)審査日程案
    (4)議会期間中の委員会活動




議長は板橋衛議員、副議長は青木哲正議員に内定しました

そして、議会内役職者の名簿が報告されました。

横須賀市議会では事前に候補となる方の名簿を各会派が提出することになっています。

正式には本会議での選挙で決定となりますが、この名簿に掲載された方々の中から投票をすることになります。

複数の候補者が出ている場合には票が分かれますが、1名しか候補者が出ていない場合には実質的に内定したこととなります。

議長(1名選出)
板橋衛(公明党)
副議長(1名選出)
青木哲正(自民党)
神奈川県内広域水道企業団議会議員(1名選出)
田辺昭人(自民党)
神奈川県後期高齢者医療広域連合議会議員(1名選出)
南まさみ(自民党)
大村洋子(共産党)
監査委員(2名選出)
嘉山淳平(よこすか未来会議)
西郷宗則(自民党)



という訳で、神奈川県後期高齢者広域連合議会議員以外は内定したことになります。

つまり、

  • 議長は板橋衛議員
  • 副議長は青木哲正議員

に内定しました。

フジノにとってはこの正副議長はとても歓迎すべき人事です!

おふたりに共通しているのは、すさまじく『政策通』であるということです。

議長・副議長の姿勢によって、議会は大きく変わります。つまりこのおふたりが就任するということは、

  • 横須賀市議会が政策重視で進んでいく
  • 横須賀市議会は議会改革をさらに推進していく

という方向性が明確に打ち出されたことを意味しています。

まず、議長となる板橋衛議員。

板橋衛議員が初めて議長に選ばれた2013年のブログにフジノはこのように記しました。

「フジノにとって「『新しい横須賀市議会』がスタートする」というワクワク感を抱かずにはいられません。」



この期待は全く裏切られることなく、横須賀市議会は改革の第2ステージに突入しました。

板橋議員が議長となるこの先の2年間(議長は慣例で2年で交代することになっています。フジノはこの慣例に大反対です)は、議会改革がさらにスピードアップするはずです。

改めて「『新しい横須賀市議会』が深化していく」というワクワク感が今フジノの中に強くあります。

副議長となる青木哲正議員。

どこまでも論理的でデータと綿密な調査に基づいた質問内容、さらに阿修羅のような追及。まさに青木議員は『横須賀市議会で一番の質問の達人』だとフジノは尊敬しています。

そして、とても人情肌の方です(フジノは長期休職からの復職にあたって、青木議員から頂いたメールにどれほど励まされたか・・・)。

ふと今思い出したのですが、ともに『無会派』として、市長となる前の上地議員と青木哲正議員とフジノは数年間を過ごしました(みな初当選が2003年の同期組です)。

当時の無会派控室ではいつも政策や議員提出議案のことばかり熱く語りあっていました。

一般質問や委員会質問を行なった後には「こういう表現で質問すればさらに答弁が引き出せた」「あの質問は良かった」といったディスカッションが繰り広げられました。

この時の無会派控室から生まれた議員提出の条例も複数あります。

本会議終了後でも平気で数時間意見交換をしていた、なんてことがしばしばありました。

それから時は流れて、上地議員は横須賀市長となりました。青木哲正議員は無会派から自民党会派へ移籍しました(フジノは無会派のまま)。

3人とも立場は変わりましたが、心の中にある「横須賀を良くしていきたい」という強い想いは全く揺らぎないことをフジノは確信しています。

そういえば!

先日のウインドサーフィンワールドカップ初日でもまさにおふたりとフジノはツーショットを撮ったばかりでした。

開会式終了後の上地市長とフジノ

開会式終了後の上地市長とフジノ


フジノのおふたりへの信頼感の強さが伝わってくる写真ですよね。

W杯成功の為にいちボランティアとして尽力される青木哲正議員

W杯成功の為にいちボランティアとして尽力される青木哲正議員


フジノは政策に命をかけている人が大好きです。

例えばフジノならばイコール自殺対策、と市民のみなさまにもイメージがわくと思います。

フジノにとって、板橋衛議員は議会改革のリーダー、青木哲正議員は政策立案の鬼、というイメージを抱いています。

こんなおふたりが正副議長に選ばれるのならば、フジノは本当に横須賀市議会が楽しみです。

繰り返しになりますが、正式な選挙を経て就任となります。あくまでも今日は内定に過ぎません。

けれどもワクワク感が止まりません。

この4年間の横須賀市議会は(少なくともこの2年間は)さらに進化していきます!

フジノも進化していく横須賀市議会に必ず貢献していきたいです。



今年も「議会報告会」を開催しました/浦賀コミュニティセンターの様子をご紹介します

今年も「議会報告会」を開催しました

昨年に続いて、今年も横須賀市議会としての『議会報告会』を開催しました。

2015年度横須賀市議会報告会

2015年度横須賀市議会報告会


合計5ヶ所のコミュニティセンターを会場に、昨日と今日の2日間実施しました。



5班に分かれて全議員が担当して報告会を実施しています

フジノが担当したのは、浦賀コミュニティセンターです。

議会報告会の会場にて

議会報告会の会場にて


6回目ともなると設営もみんなすっかり慣れてあっという間に準備が終わりました。

配布資料をみんなで作りました

配布資料をみんなで作りました


みんな、やる気満々です。

伊東雅之議員は、昨日開催した3会場を全て観て回られたとのことでした。

のぼりを設置する井坂なおし議員

のぼりを設置する井坂なおし議員


準備があっという間に終わってしまったので、フジノと井坂なおし議員の2人は浦賀の大通りまで出ていって『呼び込み』『ご案内』をしました。



浦賀コミュニティセンターの様子をご紹介します

実際の様子を会場に来られない方にも知って頂きたくて、今年もフジノはツイキャスによる生中継をしました。

録画も公開しておりますので、ぜひ下の動画をご覧下さいね。

総務常任委員会での議論を報告する角井基議員

総務常任委員会での議論を報告する角井基議員

(動画その1)





(動画その2)





(動画その3)



今日は本当にすさまじい暑さでした。

その中でもご来場下さった市民の方々には、心から感謝を申し上げます。ありがとうございました。

かつて全国で『議会報告会』を開催することが流行になりました。開催することそのものがまるで議会改革であるかのように流行になったのです。

その流行りも一段落して、「ただ単に開催しているだけの議会も増えた」と言われています。

しかし、そうした批判はわが横須賀市議会には当たらないとフジノは信じています。

何故ならば、横須賀市議会議員のみんなは、今後もさらに開催方法や開催日程など工夫を重ねていこうという強い意識を持っています。常に改善していこうという想いを共有しています。

これからも市民のみなさまにとって身近な市議会を実現していく為に、努力を続けていきます。今後ともぜひ市民のみなさまもご意見・ご指摘をお願い致します。



「新ごみ処理施設建設の凍結を求める陳情」を出した市民の方々の「意見陳述」の機会を、委員会は認めませんでした/2015年予算議会・生活環境常任委員会

本会議後、生活環境常任委員会だけが開催されました

本会議終了後、フジノの所属する『生活環境常任委員会』が開かれました。

他の委員会は開かれない中で、特に本委員会だけが開かれたのは、ある陳情の取り扱いについて協議する必要があったからです。

陳情は、下の通りです。

横須賀ごみ処理施設建設事業についての陳情

陳情の趣旨
温室効果ガスのみならずダイオキシン類・PM2.5をはじめ、近年の放射性物質を拡散する日本のごみ焼却施設は、世界各国とは正反対の処理方法です。

横須賀ごみ処理施設建設事業は、いままで不燃ごみとしていたプラスティックやゴムタイヤなども焼却する計画なのでこれまで以上の汚染物質を拡散します。

横須賀市は、影響が少ないとする環境影響評価を出してこの計画を進めています。

しかし、市民による地形や風向を考慮した大気汚染調査の結果では、横須賀市のほぼ全域で現況より悪化、さらに環境基準を大幅に超える地区も出ています。

横須賀市は、平成23年に市職員を事務局とし、西部地区(大楠・武山・長井)と衣笠地区の一部連合町内会会長職を中心とした31名で『横須賀ごみ処理施設建設対策協議会』を作りました。

『対策協議会』は、297億円の血税を投入し環境汚染・健康問題を引き起こす大規模事業をすべて容認し、横須賀市が市民へ環境影響予測評価結果を公表する前に市民が不利益となる協定を次々に締結するという暴挙に出ています。

私たちは、『横須賀ごみ処理施設建設対策協議会』を住民の代表として認めることは出来ません。

議会におかれましては、『横須賀ごみ処理施設建設事業』を一旦凍結し、慎重な審議を尽くしてごみ処理事業を行うようお取り計らいをお願いいたします。

陳情項目

  1. 住民を無視し続ける『横須賀ごみ処理施設建設対策協議会』の即刻解散と横須賀市が同協議会と交わした協定書を無効とすること

  2. 横須賀市の厳しい財政状況の中、市議会が本事業に関する慎重な審議とチェック機能を果たすこと

  3. 『横須賀ごみ処理施設建設事業』を一旦凍結すること

平成27年2月6日

横須賀市議会議長様

陳情者
住所:横須賀市平作●丁目●-●
氏名:●● ●
他、署名1,297名

横須賀市が建設に向けて計画を進めている新ごみ処理施設についての凍結を求める陳情です。



請願・陳情を出した市民が「意見陳述」できるように条例を作ったのだから、その機会を必ず認めるべきだ

横須賀市議会では議会基本条例において、請願・陳述を提出した市民の方々が望む時は、委員会に出席して自ら『意見陳述』をできることになっています。

横須賀市議会基本条例

(請願及び陳情)
第12条 議会は、請願及び陳情を市民による政策提案と位置付け、真摯に取り扱うものとする。この場合において、請願者若しくは陳情者の求めに応じて、又は議会自ら、請願者又は陳情者が説明や意見陳述を行う場を設けることができる。

2012年12月議会の教育福祉常任委員会(当時フジノは所属していました)において、初めて実際に意見陳述が実現しました。

議会改革はフジノの大きなテーマの1つなので、この意見陳述を実現させたわが市議会を誇りに感じたものです。

そして今回、陳述を出して下さった方々は「意見陳述をしたい」と希望されました。

ただし、実現には『大きなハードル』が1つあります。

それは、委員会のメンバー全員が一致して「賛成」しなければならないのです。

全会一致して初めて『意見陳述』が可能になります。

フジノは、どのような請願・陳述であってもそれは「政策提案」であるという議会基本条例の理念に沿って、『意見陳述』に賛成しました。

しかし、結果的に共産党以外の他の会派はみなさん反対しました。

生活環境常任委員会・次第より

生活環境常任委員会・次第より


その結果、市民の方々による『意見陳述』は認められませんでした。

横須賀市議会は、全国に誇るべき『開かれた議会』です。それなのに、市民の声を聴く機会さえ拒否してしまうのはおかしいです。

請願・陳情に賛成か反対かの立場を超えて、「そもそも意見を聴くこと」自体は、必ず実施すべきだとフジノは考えています。




何故このテーマだけ2度も意見陳述を拒否せねばならなかったのか理解できません

今回の決定は、前回に続いて、極めて残念な対応だとフジノは失望しています。

実は、この新ごみ処理施設をめぐる請願は2014年6月議会にも出されています。

2014年6月11日に開催された生活環境常任委員会においても、請願を出した市民の方々が『意見陳述』を希望されたので、取り扱いを協議しました。

そこでも、全会一致に至ることはありませんでした。

どうしてこのテーマに限って、頑なに市議会が『請願・陳述を出された市民の方々の意見を聴かない姿勢』を取り続けるのか、フジノには理解できません。

どのような問題であっても、オープンに議論できる横須賀市議会であり続けてほしい。

そう強く願っています。

*1期目の吉田市長当選の為に全力を尽くしたフジノが、彼とたもとを分かった最大の原因は、この問題での吉田市長の決定のプロセス・発表の仕方・決定そのものがあまりにも住民不在・市民不在だったからです。

その経緯を詳しく知りたい方は、こちらこちらこちらこちらのブログ記事をご覧ください。



横須賀市議会の議員定数を41名→37名へ削減する議員提案を行ないます/上地・一柳・山城・フジノの4議員で提案しました

議員提出で議案を提案します

11月18日のブログでお知らせした動きを、けさの神奈川新聞が報じて下さいました。

明日11月27日からスタートする12月議会に、上地議員を『提案者』、一柳議員と山城議員とフジノを『賛成者』とする議員提案を行ないます。

2014年11月26日付・神奈川新聞記事より

2014年11月26日付・神奈川新聞記事より


以下は、上地議員らと共同で出したプレスリリース(のようなもの)です。

横須賀市議会基本条例の一部を改正する条例案について

提出者:上地 克明
賛成者:一柳 洋 
賛成者:山城 保男
賛成者:藤野 英明

  1. 概要
    2014年第4回定例会に、以下の条例改正案を提出する。

    (1)議員定数の削減

    →議会基本条例第5条第1項に規定されている議員定数を41人から37人に改める

    (2)市長ら執行部側の『反問権』

    →議案審議や政策立案を級密に行なう為、同条例に議員質疑等に対する『執行部からの反問権』を規定する。

    (3)議員定数の削減による委員会の人数構成の変更

    →横須賀市議会委員会条例第1条第2項に定める委員定数を予算決算常任委員会は37名、総務常任委員会は10名、生活環境・教育福祉・都市整備の常任委員会は、各9名に改める。

  2. 提案経緯
    横須賀市議会は、これまで『議会制度検討会』を中心とした議論を経て、次のような改革を実践し、日本経済新聞社での議会改革度では県内1位を獲得した。

    (1)より多くの市民に議会進行をリアルタイムでお伝えする議会中継

    (2)形式的質疑・答弁とならない『一問一答方式』導入による本会議運営

    (3)議員と市民が直接ふれあい、重要政策に関する議論を行う議会報告会

    このような本市議会が、次なる目標とするにふさわしく、かつ、市民が議会対して最も関心が高いものは『議員定数』であると考え、議員定数削減の条例改正案を提出する。

  3. 議員定数の根拠
    人口減少の一途をたどる本市にふさわしい『議員定数』議論の基盤を築く必要性及び他都市との比較ではなく、本市議会独自の指標設定が市民への説明責任を果たすことであると考え、議員定数については、以下を満たす合理的な指標か
    ら設定した。

    (1)地方自治法に規定する直接請求要件の根拠等を参考とし、有権者(選挙人名簿登録者)1万人につき1名とする(平成26年10月時点の有権者数約34万5千人)。

    (2)委員会審査の公平性を期すため、予算決算を除く4常任委員会の委員定数を同数とする(議長は慣例で常任委員を辞任する。したがって、9人X4常任委員会=36名。36名+議長=37名)

フジノは4年前にも、議員定数を37名にするという議員提案(*)に賛成しております。

(*)
2010年第3回臨時月議会において、議員提出議案第6号『横須賀市議会基本条例中改正について』が出されました。

この議案は「定数43名→37名に削減すべき」という今回と全く同じ趣旨の議案でした。

もちろんフジノは当時も賛成票を投じました。当時、賛成したのは、一柳洋・上地克明・佐久間則夫・野村隆弘・浜野雅浩の各議員とフジノの合計6名でした。

残念ですが、賛成少数で否決されてしまいました。

4年前からフジノの考えは変わっていません。

特に、わがまちは人口減少(社会減)が全国ワースト1位という状況にあります。

2014年6月26日付・毎日新聞記事より

2014年6月26日付・毎日新聞記事より


人口が増加した藤沢のような街ならばまだしも、これだけ大きく『人口減少』した街の市議会が、定数を『現状維持』に留めることは、4年前以上にフジノには理解できません。

提案のポイントは2つ。第1に議員定数カット

まず、『議員定数』がどうあるべきか。

これは全国的なテーマです。

横須賀市議会では、交渉会派がメンバーの『議会制度検討会』の場で、2年半にわたって協議されてきました。

その結論をまとめた報告書が11月18日に出されました。

議会制度検討会検討結果(第24~26回検討分)についての報告書

議会制度検討会検討結果(第24~26回検討分)についての報告書


結果は「現状のまま」というものでした。

この結果は主要各紙に大きく報じられたので、ご存知の方も多いかもしれません。

2014年11月20日付・神奈川新聞より

2014年11月20日付・神奈川新聞より

2014年11月20日付・朝日新聞より

2014年11月20日付・朝日新聞より

2014年11月20日・毎日新聞より

2014年11月20日・毎日新聞より


フジノとしては、プレスリリースに記したとおりです。

議員定数に関する、全国的な基準はありません。

だから、あえて極端に言えばどんな基準を作っても良いのです。

例えば、そのまちのセクシャリティ比に応じたクォーター制をとって、「議員の3分の1.4は男性、3分の1.4は女性、3分の0.2は多様なセクシャリティの方々から選出しなければならない」という基準でも良いのです。

あるいは、そのまちの年齢ごとの人口の比率に応じて、「人口の30%は65才以上なので、議員の3割は65才以上。64才以下は70%なので、議員の7割は64才以下とする」という基準でも良いのです。

そんな中で、横須賀市議会の交渉会派のみなさんがメンバーの『議会制度検討会』では人口1万人に1人の比率で議員を41人にするという基準を選びました。

一方、フジノたちは、あくまでもフジノたちを投票で選んでいるのは有権者であることから、基準には有権者数を選びました。

最後は、市議会での多数決で決まります。

そして、市民のみなさまもぜひこの問題はどうあるべきか、お考え下さい。

「政治家はアホだから減らせ!」というような感情論には絶対に陥らないで下さい。そうした思考停止は何も解決をもたらしません。

また、定数を減らす方が『改革派』で、現状維持が『保守』で、なんてそんなことは全くありません。

政治には多様な市民の声を反映させるという大切な役割があるからです。増やした方が良い、という意見も根強くあります。

減らせば良い、増やせば良い、という簡単な問題では無いとフジノはいつも考えています。

そもそもフジノの本音は「政治家はもちまわりでやるべき。絶対に市民1人1人が一生に1度以上は交代制でやるべきだ」という考えです。

政治家に不満があれば、この国の最高責任者である有権者(あなたです)がダメな政治家をひきずりおろし、あなた自身が政治家になるべきだとフジノは考えています。

しかし、現実的にはそんなことは叶いません。

今ある代表制民主主義の仕組みの中で、ベストがダメならベターを選ぶ、ベターが無ければグッドを選ぶ、グッドが存在しないならバッドをガマンして選ぶ、バッドも存在しないならワースを選択するしか無いのです。

想定しうる最悪(ワースト)な状況を避けて、少しでも現実が良くなるように有権者が選びつづけることの連続が『政治』です。

最後は、あなたの選択なのです。

提案のポイントは2つ。第2に政策論議をさらに活発化させること

今回の議員提出議案には、もう1つの改正すべき点がもりこんであります。

それが、市長らの『反問権』です。

今の市議会は、フジノたち市議会議員に質問することが認められています。一方、市長ら執行部側には、質問に答える義務があります。

答える義務はありますが、逆に、市長の側から市議会議員の側に反論したりしてはいけないことになっています。

しかし、本来の議論には、双方の意見のやりとりがなされなければならないはずです。

かつて、2003年5月にフジノが行なった美術館建設反対の一般質問において、当時の沢田市長がこのように反問したことがあります。

2003年5月30日本会議でのフジノの一般質問

まずフジノの質問が行なわれました。それに対する沢田市長の答弁です。

沢田市長の答弁

(前略)
5番目に、中核市である横須賀のまちづくりという観点から美術館建設は本当にふさわしいのか、そもそも美術館を建設するその必然性はあるのかとのお尋ねがありました。
 
よその中核市が美術館を持っているから本市もつくるのだというような考え方ではありません。

中核市になるはるか前から、本市は将来の美術館を目標にして、営々と収蔵品を集め、あるいは寄贈を受けてこれまで来たわけであります。

多くの中核市が美術館を持っているから、むしろ横須賀市は、美術館を持たないことが横須賀らしさではないかという御所見であるならば、多くの都市が持っている運動公園とか博物館とか、あるいは公民館とか、その他もろもろの施設を本市がこれからもつくらないということが横須賀らしさということをおっしゃるのでしょうか。

そうだとすれば、市民の広い意味での福祉の向上は望めないということになります。
 
そもそも(藤野議員に)お尋ねしたいと私は思うのは、美術館についてどういう哲学なり思想なりを持っていらっしゃるのかということをまず明らかにした上で、今回の美術館について批判されたらいかがでしょうか。

フジノの答弁

「市議会が議論の場になって本当にうれしい」と思っております。

(略)
 
さて、市長から逆に御質問のございました美術館に対する哲学です。

美術そのものは誰にとっても必要です。

必要だけれども、芸術は美術も含みます。

ハコモノでできるわけではありません。

ブルースあるいはヒップホップは貧しいまちから生まれて世界的な文化になりました。

谷内六郎さんは、美術館があったから芸術家になったのではないはずです。
 
福祉の充実の為にも美術は必要です。

知的障がいを持っているお子さんにとっても美術は大切な療育の1つです。

例えば、数日後に、学童保育に通っているお子さんがかかれた絵の展覧会が行われます。

そういう意味でも、お子さんにとっても、誰にとっても、美術は本当に必要なものです。

けれども、福祉を充実させる、その目的を果たすことなく、今は美術館をつくるべきではない。

それが僕の哲学です。

沢田市長による逆質問(反問)に対して、議場がざわつきました。

「答える必要ないぞ!」と他の議員からフジノにヤジが飛びました。

でも、フジノは沢田市長の問いかけに答弁することを即座に決めました。

何故なら、フジノが初当選して最初に行なった質疑の場で、あえて沢田市長はフジノに対して『反問権』を行使したのです。嬉しかったです、ものすごく!

当時すでにフジノは市長に『反問権』が存在しないのを知っていました。

けれども同時に、『議会改革の最先端のテーマの1つ』として「執行部側に反問権が与えられるべきだ」という議論がありました。

元自治省で地方自治に精通しているキャリア官僚だった沢田市長が『地方自治法』において、市長に『反問権』が無いことを知らないはずがありません。

でも、初当選してきた血気盛んな1年生議員のフジノに対して、あえてイレギュラーに『反問権』を行使したのです。

沢田市長のフジノへの本気の怒りを感じました。

だからフジノは『フジノの答弁』の最初でニヤリと笑って

「市議会が議論の場になって本当にうれしい」と思っております。

と述べたのです。議論は望むところですから。

それが2003年5月。

今は2014年11月です。もう11年も過ぎたのに、市議会は今も公式に『反問権』を認めていないのです。

いいかげんにもう横須賀市議会は生まれ変わるべきです。

市議会と執行部側が相互に議論を重ねる中で、より良い結論が導き出せれば、このまちはもっと変わることができるはずです。

この議員提出議案の結果は、最終日の本会議(12月15日)で決まります。

ぜひ注目していて下さいね。

よろしくお願いします!

常任委員会での「市民による意見陳述」、ついに実現します!/保育園給食の放射性物質の測定を求める請願

請願を出した市民の方が常任委員会に出席してじかに陳述できるように議論しました

本会議(1日目)の終了後すぐに、教育福祉常任委員会が開かれました。これは特別なことで、1週間前に急きょ開催が決まりました。

議題は『請願を出した市民の方々の意見陳述を行なうか否かについて』です。






今まで横須賀市議会では、『請願』『陳情』を出して下さった市民の方々から、正式な議会の場でじかにその声を聴かせてもらう機会はほとんどありませんでした。

フジノの記憶では本会議で1回、委員会で2回だけしかありません。

その為、これまで『請願』『陳情』を出して下さる市民の方々は、議員ひとりひとりに電話したり手紙を書いたりして、大変な手間と労力をかけてその想いを伝える努力をしてきました。

一方で、他のまちの議会ではより積極的な取り組みが行なわれているところもありました。

提出者の方々は自らの想いを正式な場で公的な記録に残る形で発言することができたり、提出者の方々に議員が質疑をすることができたり、積極的に生の声に耳を傾ける為の方法をとっていたのです。

そうした他のまちの議会をフジノはうらやましく思ってきました。



議会改革が進みつつある今の横須賀市議会

それが今、横須賀市議会は大きく変わりつつあります。

2010年、横須賀市議会は『議会基本条例』を作りました。

その中で、新しい横須賀市議会の在るべき姿は、市長と行政をチェックしていくだけではなく、「市政の課題を的確に把握し、積極的な政策立案・政策提言を行える政策形成能力の向上を図っていかなければならない」と自らを規定しました。

『請願』『陳情』についてもその定義を大きく変えたのです。

横須賀市議会基本条例

(請願及び陳情)
第12条 議会は、請願及び陳情を市民による政策提案と位置付け、真摯に取り扱うものとする。この場合において、請願者若しくは陳情者の求めに応じて、又は議会自ら、請願者又は陳情者が説明や意見陳述を行う場を設けることができる。

そして今回、『議会基本条例』が作られてから初めて市民の方から「意見陳述をしたい」という求めがありました。

『議会基本条例』では説明や意見陳述を行なう場を設けることはできるとの規定は入れたものの、その具体的な方法までは細かく決めていませんでした。

そこで、急きょ委員会を開いて、「意見陳述を認めるか否か」「認めるならばそれは初めてのことなのでどのような方法で行なうのか」を話しあうことにしたのです。



全会一致で「意見陳述を認める」ことに決定!

結果は、もちろん全委員が一致して「意見陳述を認める」ことになりました!

これによって来週月曜日に開かれる教育福祉常任委員会では、請願を出して下さった市民の方による意見陳述が行なわれます。

その方法については下のように決まりました。

     

  • 時間は15分間
  •  

  • 議員からの質疑はなし
  •  

  • 意見陳述をする場所は、書記席の隣
  •  

  • インターネット中継は行なう

フジノとしては質疑も行なうべきだと思いますが、何よりもまずは「実施すること」が大切だと考えています。

意見陳述をする市民の方にとっては、とても緊張してしまうかもしれません。委員会には独特の雰囲気がありますし、歴戦の強者である市の部長でさえも「インターネット中継もあるし、答弁するのは毎回緊張する」と話してくれた方もいます。何とかできるだけリラックスしてその想いのたけを述べることができますように願っています。

12月3日(月)の教育福祉常任委員会、とても注目ですよ!