横須賀市がパートナーシップ制度を導入するのは何故か?具体的にどのような制度にするのか?/市長に行なう質問の発言通告書を紹介します(その2)

前の記事から続いています)

フジノの一般質問の発言通告書を紹介します(その2)

一般質問をする為にはあらかじめ質問の趣旨を記した『発言通告書』を提出します。

発言通告書の表紙

発言通告書の表紙


先のブログ記事に続いて、ここでは3つのテーマの2番目をご紹介します。

横須賀市が新たに来年4月スタートを目指している『パートナーシップ制度』について、質問します。

長いので複数の記事に分けます。

これまで上地市長は記者会見でメディアに向けて発信してきました。

もちろんその向こう側に市民のみなさまがおられる訳ですが、改めて市議会の場で公式に答弁していただきます。

2.横須賀市パートナーシップ制度の実施について

(1)市長によるパートナーシップ制度導入の決断とその思いについて

【質問4】
ア 人権施策推進会議から答申を受けて、市長はパートナーシップ制度導入を正式に決断したのか。

【質問5】
イ そうであれば、その決断に至った市長の思いをぜひお聞かせいただきたい。



(2) 昨年9月定例議会でのパートナーシップ制度導入への前向きな答弁から1年3カ月をかけて、行政内部での検討、性的マイノリティー当事者からの意見聴取人権施策推進会議への諮問、同会議から答申を受けた末に、市長が決断したプロセスの持つ重みと決断の正当性について

パートナーシップ制度を要綱で構築する理由は議会との対立を避ける目的との報道があるが、本市には当てはまらない。

先行して制度を導入した自治体からすれば遅過ぎると言われるほど慎重かつ丁寧なプロセスを経て、今回の決断はなされたのだ。

【質問6】
ア こうしたプロセスを経たことはとても重く、市長の決断には高い正当性があると私は受けとめているが、市長ご自身はどのようにお考えか。



(3) 横須賀市パートナーシップ制度の具体的なイメージについて

市民の皆様と市議会がパートナーシップ制度を具体的にイメージできるように現在想定している制度について説明すべきだ。

【質問7】
ア 本市がパートナーシップ制度を導入する目的は何か。差別や偏見の解消や暮らしやすさの保障や、市民の理解につながるのか。

【質問8】
イ パートナーシップ制度を利用できる方はどのような条件か。

【質問9】
ウ パートナーシップ制度の具体的な流れはどのようなものか。手続の場所、必要な書類や費用、要する日数などもご説明いただきたい。

【質問10】
エ LGBTs関連施策実施自治体全国トップである本市は、全国から横須賀らしいパートナーシップ制度の実現を期待されている。本市独自の取り組みがあればぜひ挙げていただきたい。

【質問11】
オ パートナーシップ制度の具体的な内容を記した要綱はいつごろに発表する予定か。制度そのものはいつから開始する予定か。



(4) パートナーシップ制度開始後に申請ゼロが続く可能性と、それでも本制度が存在することの意義について

宝塚市では制度開始から2年2カ月にわたり申請がゼロだった。

これまで当事者が受けてきた差別や偏見やアウティング被害を考えれば、どのまちでも起こり得ることだ。

【質問12】
ア 本市においてもパートナーシップ制度開始後に申請ゼロが続く可能性と、それでも本制度が存在し続けることの意義を、市長はどのようにお考えか。

ここまでの質問内容は、市民のみなさまと『制度そのもののイメージ』を共有できるようにしたいという想いで作りました。

質問はまだまだ続きます。

次の記事へ続きます)



風疹の緊急対策として予防接種費用の助成をスタートします

「風しん非常事態宣言」の今、被害を拡大させない為に

風しんが大流行しています。

4月16日、黒岩県知事は『風しん非常事態宣言』をしました。

2013年4月16日・神奈川県知事による「風しん非常事態宣言」

2013年4月16日・神奈川県知事による「風しん非常事態宣言」


今年2013年の神奈川県内での風しんの患者数は503件(2013年4月7日までの累積報告数)にのぼりました。

昨年同時期はわずか5件でしたので、なんと100倍です。

すでに昨年同時期の100倍の患者数です

すでに昨年同時期の100倍の患者数です


この大流行の原因は不明ですが、予防接種を受ける機会が無かった20~40代の男性が70%を占めている点について、黒岩知事は触れています。

また、妊娠初期の女性が風しんにかかると、

  • お腹の中の赤ちゃんも風しんウイルスに感染すること
  • その結果、赤ちゃんが『先天性風しん症候群』にかかること
  • 生まれてくる赤ちゃんには、白内障・先天性心疾患・難聴などの症状が起こること

を挙げて、ぜひとも予防に努めて欲しいと訴えて、こう呼びかけています。

風しんを予防する為に、妊娠を予定・希望している女性はぜひワクチン接種を受けてください。

また、妊婦さんはワクチン接種ができませんので、まわりのご家族はぜひワクチン接種を受けてください。

すでに厚生労働省でもポスターなどで市民のみなさまにワクチン接種を呼びかけています。

厚生労働省ポスター

厚生労働省ポスター

横須賀市もワクチン費用の一部助成をスタートします

こうした県の動きを受けて、横須賀市でもワクチン接種を市民のみなさまに積極的に受けていただく為に、対策をスタートさせることになりました。

本日、健康部長から市議会議員宛に以下の報告がありました。

緊急風しん対策として予防接種費用の一部助成の開始について

現在、首都圏を中心に風しんが流行しており、神奈川県は4月16日に「風しん非常事態宣言」を行いました。

横須賀市内でも、今年4月14日までの累計報告者数が13人と昨年1年間の報告者数4人を既に上回っており、今後さらに拡大するおそれがあります。

また、風しんの免疫を持たない女性が妊娠中(特に妊娠初期)に感染すると、胎児が、白内障、先天性心疾患、難聴等を主な症状とする「先天性風しん症候群」になる可能性があります。

そこで、「先天性風しん症候群」の発生を防止するための緊急対策として、予防接種費用の一部助成を実施します。

1.対象者
横須賀市に住民票がある方で

(1)妊娠を予定又は希望している女性
(2)妊娠している女性の夫(胎児の父親)

2.対象ワクチン

麻しん風しん混合(MR)ワクチン1回分
または風しん単独ワクチン1回分

3.助成額

麻しん風しん混合(MR)ワクチンの場合7,000円(税込)
風しん単独ワクチンの場合4,000円(税込)を助成します。
(接種費用が助成額に満たない場合は接種費用を上限とします)

4.助成対象期間

2013年4月22日から9月30日に実施した予防接種
(通常風しんの流行が夏くらいまでなので)

5.助成方法

接種後に保健所健康づくり課に持参または郵送で申請し、助成金を金融機関の口座に振り込みます。

6.申請に必要な書類

(1)申請書
(2)領収証(原本)
(3)接種証明書の写し
※被接種者氏名・接種日・接種ワクチン名・接種医療機関名が記載されたもの
(4)対象者の(2)については、母子健康手帳の、表紙と子の保護者を記載するページの写し

7.問い合わせ先

横須賀市健康部保健所健康づくり課感染症対策係(平日8:30~17:00)電話:822-4317

※制度の詳細は横須賀市ホームページに掲載する予定です。

健康部長からの報告は以上です。

横須賀市内のどの病院でワクチン接種をうけられるかについては予防接種協力医療機関リストをご覧下さい。

116の診療所・病院が協力機関として登録されていますので、お近くの診療所も必ずワクチン接種を受けられるはずです。

厚生労働省ポスター

厚生労働省ポスター

また、ワクチン接種へのご不安がある方もおられると思います。

風しんについての『Q&A』を国立感染症研究所が出していますので、ぜひ読んでみて下さいね。

ワクチンの他にもぜひふだんから予防の為に

インフルエンザが流行した時期にもフジノは同じことばかり毎日書いたのですけれど、今回も書きますね。

風しんはワクチン接種の他にも、どうか毎日こうしたことを行なって下さいね。

  • 外出時には手洗い・うがいを必ず行なって下さいね。
  • 急な発熱や発疹などの症状が出たら、早めにかかりつけ医を受診して下さいね。
  • 早めのマスク着用もぜひお願いします!