「市営住宅や民間での賃貸など性的マイノリティであることによって生じる事例」について横須賀市が正式にご意見を募集しています!/締切は12月31日、ご意見は施策に反映します。

本日9月1日から横須賀市が意見募集をスタートしました

本日、横須賀市ホームページに新たなご意見募集が掲載されました。

人権・男女共同参画課の性的マイノリティのコーナーに、以下のように載っています。

 住宅に関する意見の募集

住宅に関する意見の募集


『住宅に関する意見の募集』というタイトルです。

「住宅を借りる場合などにおいて、性的マイノリティであることによって生じていると考えられる事例等についてご意見を募集します。お寄せいただいた声を施策に反映するよう努めます」

ちょっと抽象的すぎて意味が分からない文章ですが、これまでフジノが市議会で繰り返し行なってきた、

『公営住宅・民間住宅を問わず同性パートナーが当たり前に賃貸・購入できる住宅政策の実現を』

と訴えてきたことを受けてのことです。

さらに、毎年開催している『性的マイノリティ当事者との意見交換会』(横須賀市の『性的マイノリティ関係課長会議』メンバーが出席します)においても、今年は住宅をテーマにしました。

『性的マイノリティ関係課長会議』のメンバーではない、市営住宅を所管している都市部の『市営住宅課長』も出席してくれました。

この日以外にも、市営住宅課長とフジノは本当に長時間にわたって意見交換をさせていただきました。

課長個人はとても人権意識の高い方で、フジノの考え方についてもかなり真剣に検討して下さっていました。公営住宅入居が実現した場合のメリット・デメリットを当事者目線で考えていてくれたことは、本当にありがたかったです。



ぜひあなたのご意見をお寄せ下さい

あとは、市長の政策判断です。

その為にはさらに多くの生の声が必要です。

募集期間は、今日9月1日から大晦日12月31日までです!

横須賀市としては、今後の取り組みに反映させていくことを明言しております。

どうかみなさまからぜひたくさんのご意見をお願いいたします。



自殺対策街頭キャンペーン@汐入駅/自殺対策強化月間(2013)

3月は自殺対策強化月間です

今年も自殺対策強化月間の取り組みがスタートしました。

内閣府の自殺対策強化月間のホームページ

内閣府の自殺対策強化月間のホームページ


自殺による犠牲者を無くす為の活動は、毎日とても地道な活動が続けられています。

ただ、横須賀市でも毎年3月には「あえて外へ打って出る」取り組みを、特に強化しています。

その1つが『街頭キャンペーン』です。

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2012年度の街頭キャンペーンは、今日からスタートしました。



フジノの質疑を受けて新たなチラシが追加!

今日は、夕方の汐入駅前でリーフレットの配布を行ないました。

健康づくり課長によるアナウンス

健康づくり課長による呼びかけ


実は、今回配布するリーフレットの中に「『多重債務特別相談会』のお知らせ」を加えていただきました!

3月1日に市長に対してフジノが行なった質疑を受けて、『多重債務特別相談会』の2013年度のスケジュールを記した新たなチラシを追加して下さったのです。

多重債務特別相談会のお知らせのちらし

多重債務特別相談会のお知らせのちらし


本会議での質疑からわずか5日間(!)という短い期間での、保健所健康づくり課の迅速な対応にフジノは深く感謝しています。

今年の3月末で『中小企業金融円滑化法』が終了します。

全国で中小企業の1割にあたる40万社が資金繰りのリスケジュールを受けていたのですが、3月末からはリスケジュールが受けられなくなります。倒産する企業は増えていかざるをえません。

経済的な困難を抱える方々が増えることも想定してセーフティネットをしっかりはる必要があります。

自殺対策に関わる全国のみなさま、どうかこのことを強く意識していて下さいね。

どうかよろしくお願いします!



配布しているリーフレットのご紹介

リーフレットの中身をご紹介します。

まず、最新版の『よこすか心のホットライン』です!

よこすか心のホットライン

よこすか心のホットライン


『睡眠チェックシート』と

チラシ「最近眠れていますか?」

チラシ「最近眠れていますか?」


新たに今年から毎月開催となった『自死遺族の分かち合いの会』と『自死遺族相談』のお知らせと

チラシ「自死遺族の分かち合いの会」「自死遺族相談」のお知らせ

チラシ「自死遺族の分かち合いの会」「自死遺族相談」のお知らせ


『市民ゲートキーパー養成研修』のお知らせも入っています。

市民ゲートキーパー養成研修のお知らせ

市民ゲートキーパー養成研修のお知らせ


ゲートキーパー養成研修は3月中にも3回開かれます。

22日の講座はまだ申し込み受付中なので、ぜひ関心のある方はご参加下さいね。


『生き難さに寄り添う講演会~ゲートキーパー養成研修~』

日付タイトル場所申込
3月7日(木)14時~15時45分生き難さを抱え自ら命を絶つ人の現状と対策の必要性保健所2階第1研修室締切
3月11日(月)14時~15時45分傾聴締切
3月22日(金)14時~15時45分様々な生き難さ―しかし、立ち向かえない人もいる―受付中
3月17日

定員:先着70人。事前申込制です。

電話でコールセンター(822)2500までお申し込み下さいね。



たくさんの方々のご協力いただいています

横須賀市の街頭キャンペーンは、保健所をはじめとする市職員だけが行なっているのではありません。

『自殺対策連絡協議会』のメンバーである医師会・NPO・市内3警察署・商工会議所などの様々な関係機関をはじめ、自死遺族の方々や『広報よこすか』で募集した市民ボランティアの方々も参加して下さっています。

汐入駅前にある『アトリエ夢喰虫』の方々や、汐入メンタルクリニックの方々も今日は参加して下さいました。

汐入メンタルクリニックの阿瀬川先生とフジノ

汐入メンタルクリニックの阿瀬川先生とフジノ


特に、汐入メンタルクリニックの阿瀬川孝治先生は、フジノ的に『今日のMVP』です。素晴らしい配布ぶりでした!

阿瀬川先生、外来の合間をぬって本当におつかれさまでした。ありがとうございます!

キャンペーンに参加して下さったみなさんと

キャンペーンに参加して下さったみなさんと


こうして、みんなで一生懸命の想いをのせてリーフレットを配布して、たくさんの市民の方々に受け取って頂きました。

受け取って下さったみなさまにも感謝しています。ありがとうございました!

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次回は13日、北久里浜駅前です。



オマケ

街頭キャンペーンの後、フジノはその地域ごとに好きなお店で「買い食い」して帰るのも楽しみにしています。

汐入駅前といえば、『さぼてん』です。

配布中もずっとコロッケとトンカツのいい匂いがしていました。

おいしいさぼてん

おいしいさぼてん


北海道コロッケ130円を買って、その場でペロリと食べてしまいました。

次回の北久里浜駅前は焼き鳥を食べるのが楽しみです!



「米軍犯罪の対策強化を求める意見書案」を議員提案で提出しました/2013年予算議会

米軍犯罪の対策強化を求める意見書案を提出しました

井坂新哉議員(共産党)を提出者に、

  • 岩沢章夫議員(公明党)
  • 神保浩議員(無所属クラブ)
  • 芳賀親男議員(研政)
  • 上地克明議員(ニューウイングよこすか)
  • 小林信行議員(無会派)
  • 山城保男議員(無会派)
  • フジノ

の7名を賛成者として、議員提出によって意見書案を提出しました。

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タイトルは「米軍人による犯罪の防止対策強化を求める意見書」です。



採決は3月1日の本会議です

採決は、3月1日の本会議で行われる予定です。

意見書案の全文はこちらをご覧ください。



後日談:賛成多数で可決されました

3月1日に開催された本会議で、賛成多数によって意見書案が可決されました。

正式に意見書として政府と両院議長に送付されました。



まもなく予算議会スタート/2013年予算議会

議会運営委員会でした

今日は、議会運営委員会が開かれました。

まもなくスタートする予算議会について、スケジュールなどが決まるとともに、提出予定の議案が報告されました。

今回の活動日記では、しつこいぐらいに詳しく紹介してみたいと思います。



予算説明会

慣例として、毎年、予算議会がスタートする前に、市長・副市長によって、市議会議員全員に対して『説明会』が開かれます。

日時:2月14日(木)10時
場所:議場
説明事項:平成25年度各会計予算について

  • 10:00~10:30 市長
    平成25年度予算の概要及び主要事業について(新規事業を含む)

  • 10:30~11:00 副市長
    基本計画重点プログラムに基づく主要事業について(新規事業を含む)と廃止事業について




平成25年度第1回定例会

続いて、予算議会の日程などについてです。

(1) 招集日 2月18日(月)

(2) 審議予定案件

  • 議案69件(うち平成24年度分16件)

  • 報告3件

  • 陳情4件

69件の議案はこちらです。

<平成24年度分>

  • 第1号 市政功労者を定めることについて
  • 第2号 平成24年度横須賀市一般会計補正予算(第5号)
  • 第3号 平成24年度横須賀市特別会計国民健康保険費補正予算(第1号)
  • 第4号 平成24年度横須賀市特別会計公園墓地事業費補正予算(第1号)
  • 第5号 平成24年度横須賀市特別会計介護保険費補正予算(第1号)
  • 第6号 平成24年度横須賀市特別会計母子寡婦福祉資金貸付事業費補正予算(第1号)
  • 第7号 平成24年度横須賀市特別会計公債管理費補正予算(第1号)
  • 第8号 平成24年度横須賀市特別会計後期高齢者医療費補正予算(第1号)
  • 第9号 平成24年度横須賀市水道事業会計補正予算(第2号)
  • 第10号 平成24年度横須賀市下水道事業会計補正予算(第2号)
  • 第11号 平成24年度横須賀市病院事業会計補正予算(第1号)
  • 第12号 市立高等学校及び市立幼稚園の教育職員並びに市立中学校の任期付教育職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例中改正について
  • 第13号 土地の売払いについて
  • 第14号 土地の取得について
  • 第15号 平成24年度横須賀市下水道事業会計資本剰余金の処分について
  • 第16号 市道路線の認定及び廃止について

<平成25年度分>

  • 第17号 平成25年度横須賀市一般会計予算
  • 第18号 平成25年度横須賀市特別会計国民健康保険費予算
  • 第19号 平成25年度横須賀市特別会計公園墓地事業費予算
  • 第20号 平成25年度横須賀市特別会計介護保険費予算
  • 第21号 平成25年度特別会計母子寡婦福祉資金貸付事業費予算
  • 第22号 平成25年度横須賀市特別会計公債管理費予算
  • 第23号 平成25年度横須賀市特別会計後期高齢者医療費予算
  • 第24号 平成25年度横須賀市水道事業会計予算
  • 第25号 平成25年度横須賀市下水道事業会計予算
  • 第26号 平成25年度横須賀市病院事業会計予算
  • 第27号 近代歴史遺産活用事業推進協議会条例制定について
  • 第28号 横須賀市史編さん委員会条例制定について
  • 第29号 指定管理者選考委員会等条例制定について
  • 第30号 横須賀中央エリア再生促進特別減税条例制定について
  • 第31号 横須賀産業ビジョン推進委員会条例制定について
  • 第32号 ビジネス審査会条例制定について
  • 第33号 商業振興補助事業審査委員会条例制定について
  • 第34号 横須賀市人・農地プラン検討委員会条例制定について
  • 第35号 横須賀市地域運営協議会の設置及び支援に関する条例制定について
  • 第36号 廃棄物処理施設専門委員会条例制定について
  • 第37号 水道事業及び公共下水道事業業務委託事業者選定委員会条例制定について
  • 第38号 高齢者地域ケア会議条例制定について
  • 第39号予防接種健康被害調査委員会条例制定について
  • 第40号 横須賀市立小中学校適正配置審議会条例制定について
  • 第41号 横須賀市立高等学校教育改革検討委員会条例制定について
  • 第42号 学力向上推進委員会条例制定について
  • 第43号 教科用図書採択検討委員会条例制定について
  • 第44号 体育功労者選考委員会条例制定について
  • 第45号 横須賀美術館運営評価委員会条例制定について
  • 第46号 横須賀美術館美術品評価委員会条例制定について
  • 第47号 長井海の手公園あり方検討委員会条例制定について
  • 第48号 横須賀港浅海域保全・再生研究会条例制定について
  • 第49号 個人情報保護条例中改正について
  • 第50号 職員定数条例中改正について
  • 第51号 非常勤特別職員の報酬及び費用弁償条例中改正について
  • 第52号 文化会館条例中改正について
  • 第53号 保育園条例中改正について
  • 第54号 総合福祉会館条例中改正について
  • 第55号 療育相談センタ一条例中改正について
  • 第56号 医療費助成条例中改正について
  • 第57号 横須賀市国民健康保険条例中改正について
  • 第58号 横須賀市介護保険条例中改正について
  • 第59号 保健所条例中改正について
  • 第60号 横須賀市立看護専門学校条例中改正について
  • 第61号 手数料条例中改正について
  • 第62号 都市公園条例中改正について
  • 第63号 横須賀市土地利用基本条例中改正について
  • 第64号 建築基準条例中改正について
  • 第65号 地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例中改正について
  • 第66号 横須賀市屋外広告物条例中改正について
  • 第67号 芸術劇場及びベイスクエア・パーキングの指定管理者の指定について
  • 第68号 包括外部監査契約の締結について
  • 第69号 一般廃棄物の収集及び運搬の代行について

69本、どの議案も全てが市民のみなさまの生活に直結しているものばかりです。

だからこそ、毎回フジノは血尿が出そうになりながら議案書を読みこんでは質疑を行なって、そして本会議・委員会で質疑を繰り広げて、最後の最後まで議案の賛否を悩んで最終日

報告(法律で定められている法定報告)は3件です。

  • 第1号 地方税法第314条の7第1項第4号の規定により控除対象となる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人を指定するための基準及び手続を定める条例の一部を改正する条例の専決処分について
  • 第2号 損害賠償専決処分について
  • 第3号 和解の専決処分について

市民のみなさまから出された陳情4件は下のとおりです。

  • 第1号 消費税増税中止を求める意見書の提出について
  • 第2号 生活保護基準の引き下げはしないことなどを求める意見書の提出について
  • 第3号 国民健康保険への国庫負担の拡充を求める意見書の提出について
  • 第4号 (仮称)ノジマ横須賀複合底舗の建築確認処分について
予算議会の広報ポスター

予算議会の広報ポスター

(3) スケジュール

  • 2月18日 議会運営委員会10時00分~
  • 2月18日 本会議14時00分~
  • 2月19日 教育福祉常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 2月19日 都市整備常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 2月20日 総務常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 2月20日 生活環境常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 2月21日 予備日
  • 2月22日 予算決算常任委員会理事会10時00分~
  • 2月22日 予算決算常任委員会11時00分~
  • 2月25日 議会運営委員会10時00分~
  • 2月25日 議会報告会等準備会13時00分~
  • 2月26日 本会議10時00分~
    代表質問 1.新政会 2.公明党
  • 2月27日 本会議10時00分~
    代表質問 3.自由民主党 4.無所属クラブ
  • 2月28日 本会議10時00分~
    代表質問 5.研政 6.日本共産党 7.ニューウイング横須賀
    個人質問
  • 3月1日 予備日
  • 3月4日 特別委員会10時00分~(設置された場合開催)
  • 3月5日 教育福祉常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月5日 都市整備常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月6日 総務常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月6日 生活環境常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月7日 教育福祉常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月7日 都市整備常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月8日 予備日(午後)
  • 3月11日 総務常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月11日 生活環境常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月12日 教育福祉常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月12日 都市整備常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月13日 総務常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月13日 生活環境常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月14日 教育福祉常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月14日 都市整備常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月15日 総務常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月15日 生活環境常任委員会(予決算分科会)10時00分~
  • 3月18日 予備日(午後)
  • 3月19日 予備日(午後)
  • 3月21日 予備日
  • 3月25日 予算決算常任委員会理事会10時00分~
  • 3月25日 予算決算常任委員会13時00分~
  • 3月26日 予備日
  • 3月27日 議会運営委員会10時00分~
  • 3月27日 本会議14時00分~

1ヶ月間にわたって議論が繰り広げられます。

あなたも気が向いたら傍聴にいらしてみて下さい。

インターネットで生中継&録画を観ることもできますよ!

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市内唯一の母子生活支援施設の「廃止」の経緯について/2014年3月末で廃止が決定となってしまいました

市民の方から「以前にフジノさんが取り上げていた母子生活支援施設の『建て替え』問題は、今どうなったのか?」とご質問を頂きました。

その後の状況も含めて、改めてここで報告したいと思います。



ひとり親家庭の住居の確保

フジノは『ひとり親家庭の支援』を大切な政策の1つとして取り組んできました。

いくつもの課題がありますが、とりわけ『住居』の確保は大切な課題の1つです。

ひとり親の住まいの1つとして、わが国には大正時代頃から『母子寮』と呼ばれてきた施設があります。

1998年に名前が変わり、現在では『母子生活支援施設』と呼びます。

シングルマザーの方がこどもと一緒に暮らし、こころと体と生活を安定する為の相談や援助を受けながら、自立に向けて生活していく場です。

神奈川県内には合計12ヶ所あって、横須賀市内には1ヶ所あります。



市内の母子生活支援施設

この施設について、フジノは2003年の初当選からずっと追いかけて来ました。

1971年に建てられた為、大変に老朽化が進んでいます。

しかも部屋はとても狭く、お風呂やトイレはいまだに共同です。

フジノの同級生が、施設職員としてそこで働いていました。

また、こども時代をそこで実際に暮らしていた方のお話も聴いたことがあります。

もちろん、フジノ自身も視察に伺いましたので、よく知っています。

いまだ耐震化も行なわれていない為、フジノは「『建て替え』すべきだ」と横須賀市に対して提案してきました。

2010年9月議会・決算特別委員会での質疑

フジノの質問

市内の『母子生活支援施設』の老朽化への対応を改めて御確認させていただきたいのです。

かなり老朽化が進んでいると思うのですが、民設民営とはいえ横須賀市としてはどんな対応を考えておられるのでしょうか。

こども青少年支援課長の答弁

『母子生活支援施設』が老朽化しているということは存じ上げております。

ただ今の時点で、運営者(=社会福祉法人)の方から建てかえの要望が出されていないということ。

あくまでも民設民営の施設であるということから、市として市が動くということは考えておりません。

フジノの質問

耐震化は済んでおりますか。

教育福祉常任委員長から

分かりますか、その辺の情報は。

こども青少年支援課長の答弁

耐震の工事については今把握しておりません。

申し訳ありません。

フジノの質問

大きな工事が行われた様子は特に無いので、耐震化もなされていないと思うのですね。

民設民営とはいえ、社会福祉法人と市でぜひ話し合いをしていただきたい。

課長も経緯は御存じと思いますが、かつて『ひとり親家庭等自立支援のあり方に関する検討会』の中で、横浜市の『母子生活支援施設』を視察に行っていただいて、その機能の違いに愕然とさせられたということもあったと思います。

全ての施設が新しい施設になる必要は無いとは思いつつも、あまりにも老朽化しているのでは生活の質としていかがかと思います。

1世帯当たりの面積も非常に少ないというのは承知しておられると思います。

「要望が上がってきていない」というのは法人から上がってきていないだけで、現場を実際に訪れてみると、かなり厳しい状況です。

そういった老朽化の対応も含めて、改めてぜひ現地で確認をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

こども育成部長の答弁

この施設につきましては、民設民営であるということで、事業者の御事情も伺わなければいけませんが、ただいま委員がおっしゃいました耐震化の点につきましては、恐らく書類を確認すれば確認が取れると思いますので、きちんと確認をいたしまして御報告をさせていただきます。

今後の施設の問題につきましては、事業者の声を聞きながら、できるだけそこに暮らしている方の安全のために、必要な手だてをとっていきたいと思います。




2014年3月で「廃止」へ

それから1年半が過ぎた昨年2012年3月の予算議会のことです。

教育福祉常任委員会において、こども育成部から「2014年3月をもって『廃止』すると社会福祉法人が決定した」との報告を受けました。

教育福祉常任委員会・一般報告事項・こども育成部の配布資料より

教育福祉常任委員会・一般報告事項・こども育成部の配布資料より


そこで、フジノは下のような質疑を委員会で行ないました。

2012年3月予算議会・教育福祉常任委員会での質疑

フジノの質問

こども育成部に、『母子生活支援施設』の廃止等について伺います。

今回の『母子生活支援施設』の廃止の理由というのは、社会福祉法人からどのように伺っているのでしょうか。

こども青少年支援課長の答弁

法人からの報告によりますと、まず、現在の施設が昭和46年に建てられた建物で、耐震診断の結果、耐震補強が必要であり、今の建物では補強だけでは済まないで、建てかえが必要だということがあるということ。

それで、東日本大震災を受けまして、そこには保育園児等も通っておりますので、早急の耐震化、要するに建てかえが必要であるという判断をしたということ。

保育園がありますので、近隣における建てかえをということで検討しましたが、近隣に適地がなかったということで、現在地に建てかえるという方針になりました。

現在地に建てかえる場合ですが、母子生活支援施設は基準が大幅にあがり、バス・トイレつきの1居室30平方メートルという基準を設けますと、現在の4階建てではなくて、5階、6階建ての高層の建物になってしまうと。

その場合に、日影権の問題だとか道路の問題で、その場で5階、6階の高層の建物が建てられないということで、今回、横須賀グリーンハイムは廃止して、保育園の建てかえという結論に至ったと聞いております。

フジノの質問

今回お答えいただいた理由は、数年前から十分予想されていたことだと思うのです。

『ひとり親家庭等自立の在り方に関する検討会』でも、横浜市の新しい『母子生活支援施設』を実際に視察に行っていただいたりして、あり方というのは検討してこられたと思うのです。

今回、震災があって、より切迫した状況に追い込まれた法人から、建てかえはできないということでお話があったと思うのですが、これまでも議会で何度も、土地代の減免ですとか、耐震化のサポートをしてほしいということを僕は申し上げてきたのですが、そういった支援というのは、市としては行なってこなかったのでしょうか。

廃止に陥らなくてもいいように、本市としてサポートができたはずではないかという思いがあるのですが、その点についてはどのようにお考えでしょうか。

こども青少年支援課長の答弁

あくまでも民設民営の建物ということで、「近隣での土地を」ということで協会のほうから打診があったこともあります。

そういった時に私どもも探してはみましたが、近隣で適切な土地が無かったという経過もございます。

今回については、前々から耐震化の問題は言われておりましたが、今回、急なことになってしまって、こういう結論になってしまったことは大変残念なことだと思っております。

フジノの質問

本当に残念なことだという思いは同じ気持ちです。

これは資金的な問題もあって、法人に「意思決定を変えてくれ」ということはなかなか難しいと思いますので、どうか現在残っておられる8世帯、お母さんと子どもたちの支援をしっかり行っていただいて、何とか在宅で暮らしていかれるように支援をしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

こども青少年支援課長の答弁

藤野委員がおっしゃられましたように、私どもも最初に申し上げましたように、今いる8世帯について最優先に、自立して地域に戻れるように支援をしていきたいと考えております。

その後についても、必要な家庭においては支援を継続していきたいと考えております。

こうして、2014年3月末をもって、市内唯一の母子生活支援施設が廃止されることが決定となりました。



フジノの考えについて

2003年の初当選直後には『建て替え』しか選択肢が無かったフジノですが、いろいろなことを学ぶ中で、2005年頃には考えが変化してきました。

そして、

  • 市内に圧倒的多数ある『空き家』を母子生活支援施設として転用できないか
  • ひとり親家庭を『市営住宅に優先的に入居させること』ができないか

など、他の提案も並行して行なってきました。

こちらにまとめておりますのでご覧下さい)

つまり

『母子生活支援施設』だけが唯一の選択肢だ」

とは考えなくなりました。

けれども「市内に1つも無くて良い」とは全く考えていません。

『母子生活支援施設』の持つ重要性は今も変わらない、とフジノは考えています。

例えば、『母子生活支援施設』に入所する理由です。

現在は『ドメスティック・バイオレンス』が最大の理由です。

「平成20年度全国母子生活支援施設実態調査」より

「平成20年度全国母子生活支援施設実態調査」より


DV被害から立ち直るには、専門的な支援が不可欠です。

同じ状況にあるひとり親の方々がピア(=当事者)として共に暮らしながらリカバリーしていくことは、とても大切なことだとフジノは考えています。

今回、横須賀市内唯一の『母子生活支援施設』は廃止となってしまうことが決まりました。

けれども、何らかの形で新たに作り出すことができないか、と考えています。その想いを形にする為に、少しずつ取り組んでいこうと考えています。

市議会議員ですから市議会で訴えていくことは当然ですが、それだけではなく、別の在り方も考えて実践していくことができないか、と考えています。

近日中にまたご報告させていただきますので、しばらくお待ち下さいね。