「横須賀でも中学校完全給食を実現する会」からのアンケートに回答します

「横須賀でも中学校完全給食を実現する会」から公開質問状を頂きました

『横須賀でも中学校完全給食を実現する会』から公開質問状を頂きました。

「横須賀市でも中学校完全給食を実現する会からのアンケート」

「横須賀市でも中学校完全給食を実現する会からのアンケート」


フジノは現役の市議会議員として毎日の仕事が忙しく、『実現する会』のみなさまが設定されたしめきりまでには回答をお返しすることはできませんでした。

そこで、このブログにて回答をさせていただきます。

他の方々はいわゆる『選挙に向けての活動』に専念しておられるのかもしれません。

けれどもフジノは昨日も今日も明日もふだんどおり『現役の市議会議員』としての仕事を朝から晩まで全力で働いています。

4年目の選挙と同じく、選挙期間中であっても『現役の市議』として働き続けようと考えています。

ですから、『選挙前に大量に送られてくる各団体のアンケート』の1つ1つにあえて時間を割く、というのはフジノの中では「アンケートに答えるよりも先にやるべき仕事がある」「優先順位が低い」と感じてしまうのです。ごめんなさい。

けれどもこういう質問状を市民団体のみなさまが立候補予定者に送るのは政策を知る為の大切な1つの手段です。

そこで今日、衆議院会館の勉強会に向かう電車の中しか時間が取れなかったので、そこで一生懸命に回答を考えました。

電車内でのブログ更新なので、もしかしたら誤字脱字などあるかもしれませんが、お許し下さい。



「中学校完全給食」に対するフジノの考え

設問とその回答は下のとおりです。

  • 設問1〜3は賛成か反対か必すどちらか1つを選び、丸を付けて下さい。

  • 設問4・5はご記入ください。

ここから具体的な設問と回答です。

設問1. 中学校完全給食の実現に(賛成・反対)?

→フジノの回答1.

「中学校完全給食の実現」に「賛成」です。


設問2. 設問1.で賛成と回答した方にお聞きします。
(1) 中学校完全給食は早急に実現するべき?(賛成・反対)

→フジノの回答2(1)

「中学校完全給食は早急に実現するべき」に「賛成!」です。



【フジノが上記のように回答した理由】

2年前の市長選挙では、『中学校給食の早期実現』を訴えた候補を僕は応援しました。

選挙情勢が不利だと見るや吉田市長はその候補の政策をぱくり、中学校給食の実現を匂わせる政策を突然に取り入れました。

しかし2期目の市長選挙に当選した後、吉田市長が実際に行なったことはいわゆるふつうの市民感覚でいう「給食」とはかけはなれた弁当注文に過ぎませんでした。

当初、試行事業を行なうと発表された時、フジノは「完全給食に向けた第一歩だ」と喜びました。

こうした吉田市長に強い怒りを感じています。

選挙の時だけ人気取りで「導入」をほのめかし、当選後には全く市民の願いからかけ離れたスクールランチを3度も試行し、中学生のこどもたちを社会実験の材料にした訳です。

先日行われた神奈川県議会議員選挙において、井坂しんや候補を応援した理由も同じです。井坂しんや候補は、僕と同じく中学校での完全給食の実現を政策として掲げておられました。

だからこそ、応援をいたしました。

井坂しんや候補の当選をひとつのきっかけに、神奈川県にももっと財政力の側面から力を貸してもらい、横須賀市に中学校給食の導入がスピードアップできるのではないかと強く期待しています。

今すぐ中学校の完全給食を実現することが、これまで僕が応援した候補者たち、そして僕の願いです。

(2) 『デリバリ一方式』も選択肢に入れるべき?(賛成・反対)

→回答2(2)

「『デリバリー方式』も選択に入れるべき?」には「反対!」です。



【フジノが上記のように回答した理由】

横須賀市では吉田市長の提案のもとですでに3回もの試行事業を実施しましたが、明らかに失敗でした。
     
『デリバリー方式』による『スクールランチ』はもはや選択肢から外すべきです。


設問3. 横須賀市が進めるスクールランチの拡充に(賛成・反対)?

→フジノの回答3

「横須賀市が進めるスクールランチの拡充」に「大反対!」です。



【フジノが上記のように回答した理由】

『試行事業』という名前で生身のこどもたちを実験台にした吉田市長ですが、その期間も現実にこどもたちは成長をしていきます。

そのようなムダな『試行期間』をとらずに一刻も早く『完全給食』が実現していたならば、今すでにその中学生の児童・生徒たちは十分な栄養バランスが取れた食事を摂ることができていました。

また、横須賀市では今『ミルク給食』といって牛乳だけの給食を出しています。

そもそも米飯中心のお弁当に「牛乳」の食べ合わせはおかしいです。

フジノは『栄養学』の重要性を数年前に意識してから、学術書を読み漁り、学会にも参加し、ずっと学んできました。「牛乳でカルシウムを取る」という考え方は昔には主流派でしたが、現在ではそうではありません。

また、『完全給食』が実現していれば、低所得の世帯であっても小学校と同じように『就学援助』によって給食費への補助が出ます。

横須賀は「5人に1人のこどもが貧困」の状態にある中で、最も栄養バランスの取れた食事が必要な成長期の中学生たちに、貧困のご家庭や低所得のご家庭であってもせめて給食だけはしっかりと食べさせてあげられるようにするのが政治の仕事です。

スクールランチは、すでに3回の試行事業の結果、失敗が明白です。
    
これ以上の拡充は不要です。


設問4. 上記回答の理由などを50文字以内にまとめて下さい。

→回答4.

50文字でまとめることは不可能ですので、回答5をお読み下さい。


設問5. その他ご意見がございましたら、ご自由にお書き下さい。
→回答5.

中学校での完全給食の実施が必要な理由は4つです。

第1に、管理栄養士がバランスの取れた栄養を熟慮して作成した献立で、成長著しい時期の中学生のこどもたちが健やかに成長できるよう、せめて1日1食の給食であっても提供することが政治の責任だからです。

第2に、貧困・低所得世帯が極めて多い現在の横須賀市において完全給食を実現すれば、給食費に対して免除や補助を出すことができます。

こどもたちは生まれてくる家庭を選べませんが、どのような家庭に生まれても、例え貧困・低所得世帯に生まれたとしても安心して食事をとれるようにするのが政治の責任だからです。

第3に、ひとり親も多くダブル・トリプルでお仕事をしている方は多く、また、ふたり親でも共働きをしても所得は低いご家庭が多く、横須賀の保護者のみなさまは睡眠時間も短くとても疲れているからです。

毎晩、翌朝のお弁当の仕込み、毎朝早起きして一生懸命お弁当を作る時間を完全給食を実現することで保護者の方から解放してあげたいのです。

そして、1時間でも多く、保護者のみなさんに睡眠を取って欲しいです。

1時間でも多く、保護者のみなさんにこどもたちと接する時間にあててほしいです。

買い物やお弁当づくりのせいでこどもと過ごす時間が削られて、睡眠時間が削られて、児童虐待が増えたり、DVにつながるくらいならば、保護者の心身の安定の為に1時間でもお弁当作りの時間から解放するのが、政治の当たり前の仕事です。

第4に、横須賀のこどもたちの学力が低いことを市長は問題視しており、放課後や土曜日や長期休暇中に学校を塾のようにして、こどもたちに勉強を強いていますが、それは完全な間違いだからです。

そもそも「学力」は、「安定した家庭環境」「十分な睡眠時間と栄養」などと強く連動しています。

したがって、完全給食によってせめてまず「十分な栄養」をとることが、こどもたちが希望ある将来を選べるような学力を身につける為に本当に必要な根っことして必要なのです。

市長の本末転倒した政策(学力が低いなら勉強時間を増やせ)ではなく、『こどもたちの学力』が低い本当の原因を調べていけば、睡眠・栄養・運動など安定した家庭環境やその世帯の所得に左右されることは、児童福祉や教育学を学べば、誰もが知っている事実です。

「財政危機だから」と市長・教育長は完全給食の導入を拒否していますが、財源は必ずあります。

したがいまして、こどもたちの未来を守るためにも完全給食を実現するのは、政治家として絶対に実現しなければならない当たり前の責任だと信じています。



回答は以上です。

フジノはそもそもこちらの「横須賀でも中学校完全給食を実現する会」が市議会に提出された請願にも賛成しております。

フジノは請願に賛成をしています

フジノは請願に賛成をしています


必ず中学校完全給食を実現したいです。



中学校給食の実施を求めるシンポジウムへ/こども期の栄養は最重要の政策

会場にて

会場にて

ちらしの文章を引用します。

身体も心も一番成長する中学の3年間。横須賀には給食が、どうして無いのでしょうか。

神奈川県は給食実施率ワース卜1です。他の自治体でできていて、なぜ無いのか。

私たちは 先ず、全国の現状を知り、考えあいたいと、給食の理解を深めるリーフレットを作成、要望を声にするアンケート調査を行ないました。

また、中学校給食を実践し、全国からも脚光を浴びている東京都足立区「おいしい給食」を見学、試食させて頂きました。

温かい汁物にご飯、季節の野菜、塩分薄めの昧付け、その中学期に必要な量、栄養、昧を体験し、その豊かさを実感。

「おいしい給食」とは、昧が良いだけでなく、食事時間の検討、自然の恵み(生産者)、作リ手(栄養士・調理師)への感謝の気持ちを育み、心を豊かにすること。

全校に配置した栄養士が生徒の反応を見ながら独自に献立を工夫、さらに子どもたちは給食を通して栄養知識を学び、自分で食を選べるようにすることを重視しています。

コンビ二エントな食が氾濫する中、生活習慣病、糖尿病、肥満ということが少なくない現代、自らの健康を自分で考え判断する力が育つ、給食とは食育 につながリます。「何を食べるか教えることは、どうやって生きるかを教えるごと」 (竹下氏)

義務教育期間である中学期、思春期にある子どもたちが複雑な成長を強いられる中、様々な角度で子どもたちに携わリ、その健康を見守リ育む温かな関係が、子どもたち親たちの安心、安全に繋がリます。

三浦半島の豊かな自然と地場産業を生かし、文字通り豊かな成長を中学校給食で実現していきませんか。

シンポジウムのおしらせより

シンポジウムのおしらせより

プログラムは以下の通りです。

  • 挨拶
  • 横須賀市の現状
  • 活動報告(日本一おいしい給食を目指す東京都足立区視察・アンケート集計結果)
  • 講演:学校給食でまちづくり~子どもが育つ、地が育つ、顔の見える関係に~
    自治体問題研究所研究員・竹下登志成さん
  • 中学校給食の現場から
    東京都教職員組合栄養職員部部長・江東区立砂町中学校勤務 高宮三枝子さん
  • 質疑応答、意見交換
会のみなさんが行なった視察の様子

会のみなさんが行なった視察の様子

高宮三枝子さんの講演

高宮三枝子さんの講演

竹下登志成さんの講演

竹下登志成さんの講演

スライドで紹介される給食に会場のみなさんは目を奪われていました

スライドで紹介される給食に会場のみなさんは目を奪われていました

学校給食の持つ意味

学校給食の持つ意味

中学校給食を実現する「財源」はある、とフジノは訴えてきました

『中学校給食の実現』は、お母さんのお腹の中に赤ちゃんがいる時から高齢になるまでの『生涯を通じた保健政策』の1つとしても最重要の政策です。

1期目の吉田市長は「財源が無い」と『財政危機』に絡めて繰り返し拒否をしてきました。

それが、さきの市長選挙で対立候補である広川副市長が『中学校給食の導入』を選挙公約に掲げると、形勢不利を感じた吉田市長は『争点つぶし』の為に公約をパクり、選挙公約に入れ込みました。

そして2期目の当選を果たすと、吉田市長は再び「財源が無い」の主張を繰り返すようになりました。

しかし、それは間違っています。

その根拠はすでに昨年6月13日のブログに記したとおりです。

2013年6月10日ブログより

2013年6月10日ブログより

後日談

当日の様子を神奈川新聞が報じました。

以下に全文を引用します。

中学校給食 理解深め
実現へ向けシンポ横須賀

横須賀市内の中学校給食の実現を目指す市民団体「『幸せ度ナンバー1のよこすか』をみんなでつくる会」は13日、ウェルシティ市民プラザ(同市西逸見町)でシンポジウムを開いた。

84人が参加し、学校給食について考えを深めた。

横須賀市は、市内中学校のスクールランチ(学校内弁当注文販売制度)の充実を図る事業を、2014年度の試行を経て15年度から全校で実施することを目指している。市教育委員会の管理栄養士が小学校給食をアレンジした献立の弁当を取り入れるのが特徴だ。

シンポでは、学校給食の問題に詳しい「自治体問題研究所」研究員の竹下登志成さんが登壇。

全国の自治体が取り組むさまざまな学校給食を紹介し、

「(デリバリー方式など)安上がりの給食を出している所もある。学校給食は採用されればその方式が20〜30年続くので最初が肝心。街全体で考えなければいけない問題だ」

と指摘した。

また、同会が自ら実施した中学校給食についてのアンケート(1253人分)結果の一部も紹介した。

それによると、「中学校の昼食に対してあなたの理想を教えてください」という二者択一の質問に対しては、自校方式などがある「完全給食」を選んだ回答者が、「家庭の弁当や学校でのパン・弁当注文」を大きく上回り、約89%に上った。

中学校給食の実現に向けて、来年1月、中学校スクールランチ充実事業が試行されます!

中学校給食の実現に向けた取り組み

けさの教育委員会・定例会では、重要な報告がありました。

『中学校スクールランチ充実事業の試行』についてです。

中学校スクールランチ充実事業の試行

  • 1月27日(月)〜31日(金)の5日間限定
  • 中学校14校
    (追浜、鷹取、田浦、常葉、馬堀、浦賀、鴨居、岩戸、野比、北下浦、長沢、長井、武山、大楠)
  • 教育委員会学校保健課に所属する管理栄養士が、小学校の給食メニューをアレンジした内容の献立を作成。その献立を弁当事業者が作成して、提供する。
  • 事前予約制
  • 一律400円
  • 期間中は、他の弁当注文は無し。パン注文は通常どおり。
  • 試行を行なった後、生徒・保護者・教職員にアンケートを実施する予定。

5日間のみ限定で、教育委員会作成の献立に基いたスクールランチ(お弁当のことです)の注文・提供を市内14中学校で行なうことになりました。

かねてから中学校給食の実現に向けて「何校かモデル校を設定して試行事業を行なうべき」と提案(2013年6月10日・教育福祉常任委員会など)してきたフジノにとっては、提案の実現でもあります。

これはとても良い取り組みだと評価したいです。

おいしそうな献立ですね。

献立案
27日ごはん、鶏の照り焼き、炒めビーフン、ほうれん草サラダ
28日ごはん、揚げじゃがいものそぼろ煮、魚の角煮、もやしのカレー炒め、ピリカラきゅうり
29日ごはん、ねぎ塩豚炒め、コーンポテト、春雨サラダ、チーズ
30日ごはん、フライ2種(白身魚、えび)、五目豆、フルーツナタデココ
31日チキンカレー、キャベツソテー、福神漬

今後は、まず来年2014年度にさらに試行をおこなってその効果や問題点などを検証していき、2015年度には全面実施を目指すという予定とのことでした。

さきの市長選挙においては、吉田市長だけでなく、全ての候補者が『中学校給食の実現』を選挙公約に掲げました。

つまり、中学校での給食実現は、全市民的な大切なニーズなのです。必ず実現させねばなりません。

この試行事業を通して、これまでの弁当事業者との関係も見直したり、いろいろな必要な課題が見えてくるはずです。この取り組みを注視していきたいです。

今回の試行について、保護者のみなさまには、12月20日頃には文書で正式なおしらせが届くことになります。

こどもたちが安心して栄養バランスの良い食事をとれる為に、毎日の仕事や家事で忙しい保護者のみなさんがお弁当を作らなくて済むことによって少しでもゆとりを持っていただける為に、全面実施にむけてしっかりと進めていきたいです。

再選された吉田市長は「所信表明」を行なわない/選挙公約をいつまでにどうやって実現するのか説明すべきだ

4年間の方針を語らない市長

市長選挙によって新しい市長が選ばれた後の最初の市議会では、『所信表明』を行なう慣例になっています。

新たな4年間の任期での政策の方向性を、本会議の冒頭で表明するのです。

もちろん4年前の9月議会では、吉田市長は所信表明を行ないました。

2009年9月議会で所信表明を行なう吉田市長

2009年9月議会で所信表明を行なう吉田市長


けれども、この9月議会で吉田市長は『所信表明』を行なわない方針とのことです。

2013年9月議会のスケジュール案

2013年9月議会のスケジュール案


今年3月の予算議会において、吉田市長は2013年度の方向性は述べました(年頭の演説を『施政方針』と言います)。

けれども、そのことと新たな4年間の任期を語ることとは全く別です。

市長に再選された以上は、きちんと『所信表明』を行なうべきです。

他候補の政策を選挙直前に自らの公約に取り込んだ吉田市長

吉田市長には『所信表明』を絶対にやらねばならない理由があります。

これまでずっと「やらない」と否定してきたいくつもの政策を、市長選挙の直前になって吉田市長は突然に公約に取り入れたからです。

これまでの4年間の吉田市長の政策とは全く整合性がとれない選挙公約を突然に掲げました。

例えば、下の3つの政策です。

  1. 横浜横須賀道路の通行料の値下げ
  2. 小児医療費無料化の年齢の拡大
  3. 中学校給食の導入

これら3つの政策は、広川さとみ候補が掲げてきた政策です。

吉田市長が「できない」「やらない」と言ってきた政策、あるいは「やる」と述べたことが1回も無い政策です。

けれども、選挙に勝つ為だけに、広川さとみ候補が掲げた選挙公約をパクったのです。

この事実は、神奈川新聞による取材に対して、吉田市長自身も認めています。

広川候補の政策を、選挙戦略としてあえて「かぶせた」と答える吉田市長

広川候補の政策を、選挙戦略としてあえて「かぶせた」と答える吉田市長

吉田市長のパクリの経緯については、小泉進次郎代議士の演説でもしばしば語られてきました。

下の引用は、6月21日の広川さとみ候補の決起集会での小泉進次郎代議士の演説からの引用です。

(略)

私は3日前、朝の新聞の折り込みに入っていた吉田市長の政策パンフレットを見て、非常に悲しく、寂しく、率直に言って怒りがこみ上げてきました。

先ほど広川さんがお話されましたが、広川さんの掲げた政策の大きな柱がいくつかあります。

中学校の給食をやりたいという想い。

広川さんはそれをずっと訴えていて、そういった中で吉田市長は記者会見の場で「財源がないのにそれは無責任だ」という非難をされている。

吉田市長はやらないと言う決断だとしたら、私はそれもひとつの考え方だと思います。

だけども全く同じ中学校給食をやると言う事を書いてた。

私はわからない。

小学校2年生まで医療費を無料化にすると決まってる今の横須賀の状況、広川さんは6年生まで何とかやりたいと。

吉田市長の1期目で横須賀市議会の皆さんが何を求めてきたかと言ったら「なぜ2年生までなのか?もっと対象拡大すべきじゃないか?」と訴えてきたのが横須賀市議会。

だけども「財源がないから拡大するのは出来ない」と言ってきたのが吉田市長。

それが今、政策のパンフレット・今日のタウンニュースの広告には広川さんと全く同じ事を書いてきた。小学校6年生までやると書いてきた。

何故なんです?

横浜横須賀道路の通行料金の値下げ、これをやるには広川さんが言った通り、これをやるには国とのパイプが不可欠です。

もしも吉田市長もそれをやりたかったら、1期目の時にそういった想いを口にしていたならば、今回掲げるのも理解は出来る。

だけども1度もそう言う事なく、今回の自分の政策の中で同じく横浜横須賀道路の値下げを書いてきたことは、私にはわからない。

今まで吐いた言葉はどこに行ったのか?

政治家っていうのは筋を通すとか信念を貫くとかそういったものって物凄く大切だと思う。

自分たち横須賀市民の代表者として仮に政策や立場が違っても、この人はそれをずーっと貫いてきた人なんだってわかれば、それはその人の生き方だと思えるじゃないですか?

だけども今まで言ってこなかったのに、選挙に勝つために選挙で争点を消すために、同じ政策を掲げて来て争点をなくしてどんな戦いに持ち込もうとしてるんですか?

広川さんと吉田市長、同じ様な政策を掲げてるんだったら若い方を選んでくれって言いたいんですか?

私は違うと思う。

仮にそうやって争点なくしてきて、どちらを選ぶのか?と言われれば、書いた事を出来る人です。

書いた事を出来る人が、国との信頼関係があり、県とも協力関係が構築出来、市議会ともこれから協力・信頼関係が築ける。

それは広川さんだ。

私は何が寂しかったか?

そういった選挙のための争点を消すために相手が訴えてきた事を、同じく自分の政策として掲げてこられた。

寂しいですよ。

(略)

「所信表明」をやらない理由は、吉田市長には政策を実現できないから

フジノは政治家ですから、より良い政策を他の政治家がマネることはあるべきだと考えています。

しかし、これまでの吉田市長の政策とは全く整合性が取れていません。

だから、吉田市長はこの4年間でどうやってそれを実現するのか具体的な『手段』と『スケジュール』と『財源』を市民に説明しなければならないのです。

にも関わらず、『所信表明』をやらない。

それは

「やっぱり政策を実現する為の道筋も無いままに選挙公約に突然掲げたのだ」

としか言いようがありません。

「他人の政策をパクっただけだから、実現する為の『手段』も無いし、『スケジュール』も『財源』も考えていないのだ」

とフジノは言いたい。

まともな市長ならば、選挙公約で掲げた政策を今後4年間でどう実現するのか、きちんと語るべきです。

再選された吉田市長に対する一般質問は、9月5日と24日の2日間の予定です。

誰が市長であろうといつも是々非々で臨んできたフジノは、もちろん今回も一般質問を行ないます。

中学校給食の「財源」は存在する!/教育福祉常任委員会でのフジノの質疑

横須賀独自の「スクールランチ」

横須賀市の中学校には『給食』がありません。

管理栄養士が献立を考えて、栄養バランスが安心して摂れるのが給食です。

管理栄養士が献立を考えて、栄養バランスが安心して摂れるのが給食です。


市内の中学生は『お弁当』を持って行かねばなりません。

だから、保護者の方々は毎日早起きをしてお弁当を作っています。

横須賀では保護者の方々が毎日早起きしてお弁当づくりをしています

横須賀では保護者の方々が毎日早起きしてお弁当づくりをしています


では、『お弁当』を持っていくことができない時はどうするか?

中学校を通して民間業者に『パン』『お弁当』を注文します。

これを横須賀の独自の呼び方で『スクールランチ』と呼んでいます。

変な呼び方ですね。

また、お昼になると『牛乳』が配られます。

これも横須賀独自の呼び方で『ミルク給食』と呼んでいます。

もしも横須賀市民が他県を訪れて

「ミルク給食って知ってる?」

「スクールランチって知ってる?」

と尋ねても、誰も知りません。

「それは、ただの『弁当注文』でしょ?」

と笑われてしまいます。



全国では「中学校給食」が当たり前

こちらのグラフをご覧ください。

全国では中学校でも給食が当たり前。

全国では中学校でも給食が当たり前。


このまちだけに暮らしていると当たり前に感じてしまう、中学校のお弁当。

でも、他のまちから引っ越してきた方々にとってはショックなのです。

何故なら、全国では中学校給食が圧倒的に多いからです。

神奈川県は、中学校給食が実現率がわずか16%!

中学校給食を導入していないのは、全国的にみると極めて少数派です。

そんな現状を受けて、市民の方から

「横須賀市でも中学校給食を導入してほしい!」

という請願が出されました。



教育委員会へのフジノの質疑

この請願に対して、横須賀市教育委員会としてはどのように考えるか、その所見を教育長が述べました。

その一部を抜粋します。

この選択制でのデリバリー弁当方式を導入している他都市(相模原市)の実績を参考に、本市で実施した場合の経費を試算したところ、中学校の配膳室整備などの施設整備費や、設備・備品などに要する『初期経費』が約2億5千万円、調理配送委託や人件費などの『年間運営経費』が約4億5千万円、加えて給食援助費も必要となります。


以上のように、『中学校での完全給食』の実施は、多額の財政負担を伴うことや、学校でのさまざまな対応などの課題があります。

したがいまして、当面は現在の『スクールランチ』をより充実したものにしていく為、栄養バランスや食材の調達、価格の設定などについて、事業者と協議・調整を図りながら、安心してご利用いただけるものにしていきたいと考えております。

併せて、『スクールランチ』という方式自体についても、改めて生徒や保護者の方々はもとより、小学生以下の保護者の方々にも広く周知を図り、利用しやすい環境を整えていきたいと考えています。

つまり、教育長の見解は『財源』が無いから実施できない、というものでした。

  1. 初期経費(イニシャルコスト)2億5000万円
  2. 運営経費(ランニングコスト)4億5000万円

けれども、こうした試算に対しても、「財源はある」とフジノは考えています。

そこで教育長の見解に対して、フジノは下のような質疑を行いました。



フジノの質問

今回所見の中で、選択制でのデリバリー方式、お弁当方式を採用している他都市の実績を参考にして、初期経費・年間運営経費を出していただきました。

初期経費が約2億5000万円、年間運営経費が約4億5000万円ということです。

「イニシャルコストおよびランニングコストがこれだけかかる」という金額ばかりが先行していますが、

確かに、市全体に一気に導入すれば、確かにこれだけかかってしまうとは思うんです。

けれども、例えば、ある中学校だけ『モデル校』的に試行する、ある学区だけ試行する、ということは、考える中に入ってこないのでしょうか?

「やるならば絶対に全ての学校に導入しなければならない」というものでも無いと思うのですけれども、いかがでしょうか?



学校保健課長の答弁

当然、『一部の学校で試行』ということもあると思います。

けれども『試行する』ということは、当然『全体にやった時のことを想定した上での試行』という判断になるという風に考えております。



フジノの質問

何らかの『研究委託校』ですとか、『モデル校』という形である教科に特に力を入れる、という学校教育の取り組みを教育委員会ではやっていると思うんです。

それは「最終的に市内全校に広めていくのを目途としてやっていること」とは思うんですが、特に『給食の重要性』というのはみなさん共通認識で持っておられる以上、『将来的な全市導入を目指してまず一部で試行していくこと』ということは、決してそんなに非現実的なことではないというふうに思うのです。

改めてその点についてはいかがお考えでしょうか。



学校保健課長の答弁

先ほど申し上げたとおり、施設に関する整備費も必要になってきたりしますので、例えばモデルでやって、ある程度そこの設備も整えた上で『試行』という形をやって、「やっぱりやらない」ということはなかなか無いのかなとということも考えますと

「やる時には全校でやっていく」という前提で『試行』をやってみて、課題を抽出しながら修正をしながら広げていくという形になるというふうに考えております。



フジノの質問

最後にお聞きしたいのは、イニシャルコストとランニングコストがいくらだったらやれるという判断になるのか?

これをとても伺いたい理由が、市長にしても教育長にしても『財源論』を重ねておっしゃいます。

こどもたちの教育や食育を進めていくのに「財源論が先に経つのはいかがか」という想いがまずあります。

加えて、教育長は教育委員会の責任者ですから教育委員会の予算のことをいちばんに考えるとは思うのですが、

今回、僕が市長と一般質問でやりとりをした中で『長井海の手公園ソレイユの丘』、現在は毎年4億円も指定管理料を払っているのを「次の契約からいくらに減らせるのか」というのを質問した時に

「必ず半分以下にしてみせます」と市長は答弁しました。

2億円、浮くんですね。

ならばその2億円を教育委員会に!

つまりこどもの暮らし、食生活を守る為にまわす財源に充てることだってできる。

今まっさらな状態で初期経費2億5000万円と年間運営経費4億5000万円と聞くと、今の教育委員会には財政部に要求するのは難しいとは思うのですが

『ソレイユの丘』から2億円を浮かせられるのであれば、その財源を充てられるのであれば、教育委員会の新たな負担というのは2億5000万円で済む。

こういったふうに他の財源を見込むことが全市的にみればできる訳ですね。

教育委員会は「いくらからだったら財政部に予算要求したい、言える」というふうにお考えなのでしょうか。



教育長の答弁

そこのところはずばり金額を申し上げるというのはなかなか難しいとは思うのですが

今、藤野議員がおっしゃられたように、教育委員会として予算立てを何とかお願いを財政当局にお願いしていく場合には、基本的には教育委員会が所管している予算の中からをどこを切り詰めてということをまずいちばん最初に考えます。

そうした中では今の状況では削るところはございません。

(フジノ注:これは『横須賀市版ペイ・アズ・ユー・ゴー原則』というもので、縦割り行政の予算づくりの最悪なものです)

ましてや学校の施設整備は、例えばトイレの改修をしなければいけない、それからその他にも施設の老朽化の問題、そしてまた学校のいじめ不登校等の対応を考えると教員を確保したい、市単独でなんとかしたいという想いも思っております。

そういうことがそれではどちらが大切でどちらが大切ではないという判断ではできませんけれども、より優先しなければいけない課題として、今私が申し上げたようなところを何としてもと思っておりますものですから

オール市全体で考えた中で、今ご提案があったように全体の中で削減をするところ、そこが経費として教育のこういったところに充てさせて頂けるという話があれば、それは願ってもないことでございますけれども

教育委員会としては今申し上げた通り、今の段階ではやらなければならないところがあるので、現状のやり方を工夫し、そして限りなくスクールランチを給食に近づけたいというのが取りうる選択肢かなという状況でございます。



フジノの質問

この請願審査に関わらず、教育長とは、上下水道局の話や他部局の予算と取り組みに目を向けてほしいということを重ねて申し上げてきました。

今回も全く同様です。

現在の教育委員会の予算の枠組みで何かを削減するというのは不可能です。むしろ需要は増える一方です。

そんな中、「何かをカットして何か新たなものをやる」というよりは、市全体で考えた時に、市長も全部局長とも子どもたちを優先して行きたいんだという想いは変わりが無いと思うんです。

ならば、どこかの部署で事業のスクラップが遭った場合に、その財源を使って教育委員会やこども育成部の新規事業をビルドしていくということしかないと思うんです。

絶対やって行かなければならないことだと思うんです。

他部局の動向もしっかり見ながら、そして今であればもう1つ言えば、『医療給付費』をとにかく削減する為に保健・予防に力を入れていく。

食育というのはものすごく重要で小中学校での食習慣がしっかり確立していれば、生活習慣病になることも減らせる。

これは将来の『医療給付費』を削減できる。さらに言えば『介護予防』につながるといっても過言ではない。

ならば、「その為にも全市的な課題として中学校給食導入してはいかがでしょうか」という説得の仕方もあると思うんですね。

その時に現在のシーリングの枠の中で「ムリですムリです」と言うのでは、こどもに希望も与えられないですし、

ぜひそういった観点を持った上で、市長とやりとりをしていただきたいなというふうに思いますが、いかがでしょうか。



教育長の答弁

藤野議員のおっしゃられた中で、われわれ今の『スクールランチ』を拡充するにしろ、多少の財政負担はどうしても必要になります。

この部分につきましてはきちんと予算立てをしていかなければなりませんので、やはり今教育委員会としてこどもたちにできることについてはここまでだったらどうしてもやりたいという部分はございますので、それはきちんと市長に申していくつもりでございます。

それと今、委員が「こどもの為に税金を」という部分では、市役所全体でコンセンサスを取っていくということも大事でございますので、そういう部分も今頂いた意見を踏まえてしっかり対処してまいりたいと思っております。

(質問の文字起こしは以上です)



財源は必ず捻出することができる!

教育長への質疑で申し上げた通りで、フジノは絶対に財源を捻出することができると考えています。

現在の横須賀市の予算づくりは、各部局が自分の部局の予算の枠の中だけでしか物事を考えていません。

つまり、現在の予算の枠が100億円ならば、来年の予算も100億円だけしか使えないと思い込んでいます。

けれども、そんなことではこどもたちへの投資に予算を回せるはずがありません。

Aという部局がある事業をやめて予算10億円浮いたとしたら、Bという部局がその予算10億円を使って新しい取り組みを始めるということも考えるべきなのです。

横須賀市全体を見渡した予算組みをしていかねばなりません。

フジノはハコモノ行政による税金の無駄づかいをカットして、保健・医療・福祉・教育へ回すべきだと訴えてきました。

そして今回、6月議会でのフジノの一般質問によって

吉田市長は、現在は毎年4億円も税金を垂れ流している『長井海の手公園ソレイユの丘』を来年度以降は必ず2億円以下にしてみせる、と答弁しました。

つまり、『ソレイユの丘』の赤字の穴埋めに使われていた2億円が浮くのです。

この2億円を教育委員会に回せば良いのです。

教育委員会は、教育委員会の予算にしか目が向かない。

だからこそ、市議会が存在しています。

縦割り行政に対して、市全体のことをチェックしている市議会議員として

「こっちの予算はムダだからカットすべきだ」

「この予算はこどもへの投資に向けるべきだ」

とフジノは提案していきます。

中学校給食の導入の『財源』は必ずあります!

教育委員会が自分たちでは予算を工面できないのであれば、フジノが見つけてみせます。

本来であれば、こうした市全体の予算を考えるのは『市長』の役目です。

しかし、現在の市長には全くそういった全部局を見渡すという発想ができていません。

けれども、政策集団として生まれ変わった今の横須賀市議会は、市長に対案を示していくことができます。

中学校給食の財源は、必ずあります。