神社の境内で、デスマッチ!大日本プロレスが横須賀にやってきました/「商店街プロレスinわかまつ」

神社の境内で、デスマッチ!

今日は、横須賀中央の諏訪神社で行なわれた『商店街プロレスinわかまつ』の観戦に行ってきました。

第1回商店街プロレスinわかまつ告知チラシ

第1回商店街プロレスinわかまつ告知チラシ

 
プロレス好きのフジノにとってこのチラシがまちかどに貼り出された時から、ずうっとこのイベントが楽しみでした。
 
『商店街プロレス』というのは、まさに商店街の中にリングを組んで、時には場外乱闘で駄菓子屋をぶっ壊してしまうという激しくもコミカルなものなのですね。

現在プロレス業界には50くらいの団体があって、新日本プロレス・NOAHという2つの『メジャー団体(会社)』に対して、残りの他の中小団体を『インディー』と呼んでいるのですね。

そのインディーの中でも、デスマッチの激しさでカルト的な人気を誇るのが、今回、このまちに来てくれた『大日本プロレス(BJW)』です。

『商店街プロレス』は『BJW』が初めて行なってから、今では地域振興の取り組みとしていくつかの団体が行なっています。

しかし、何といっても元祖は『BJW』です。

かつて横浜文化体育館まで足を運んで大熱狂しながら見たあの『BJW』が、まさか横須賀にやってくるとは!

しかも主催してくれたのは、『若松商店街振興組合』さん。大丈夫なのかな!?

関係者の方々って『BJW』観たことあるのかな?やばくないのかな?

なんて心配していたら、知り合いの新聞記者の方から

「企画したのは青年部の21才の人だそうですよ」

と教えてもらいました。
 
そうか、若い人が企画したなら大丈夫かも。その人はプロレスファンなのかな?

『BJW』って、ものすごいデスマッチ団体だよ。
 
蛍光灯デスマッチなんて観客席まで破片が飛びまくるし、リング上には画鋲がばらまかれたり、絶対に毎回みんな大流血するし。

当日来るお客さんも含めて、『BJW』の激しさ(大流血、凶器何でもあり)というのを理解しているのか、いや、していないだろうな、なんて思いながら

でも、『BJW』って本当にファンを大切にしていて、地域とのつながりを大切にしているからなあ、定期的なイベントになればいいなあ、なんて思いながら、ついに今日を迎えました!

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昨晩は「死にたい」というかなり重めの相談を複数同時に受けていて、いざという時に備えて朝まで待機してました。

そんなところにさらに今日のお昼頃にまた別の緊急の相談が舞い込んで、決着がついたのは16時。

試合開始は15時。

ダメもとで事務所を飛び出して(腰痛だから走れないのですが)何とか諏訪神社に到着しました。

すると、ラッキーなことに、最後のメインイベント(蛍光灯デスマッチ)の前の休憩時間でした。

プロレス大好きな若いご夫婦と久しぶりに再会したり、『若松商店街振興組合』の方々に混ざって市の経済部観光課の職員さんたちがいました。

特に、前・観光課長さんがバリバリに活躍していて、かなり感激してしまいました。

9月議会がスタートしているので課長は本当にめちゃくちゃ忙しいのです

「A課長!せっかくのお休みなのに」

「私は若松町、大好きなんですよ。応援してるんです」

ということで、休日にもかかわらずスタッフとして動き回っていました。ナイス課長。

(こういう素晴らしい市職員さんがいることをすぐ公務員批判する方々もどうか知っていて下さいね)

そんな若松商店街のみなさんや市職員ボランティアさんのおかげで、会場は500人ものお客さんがつめかけていました。大盛況。

諏訪神社に置かれたリング

諏訪神社に置かれたリング


リング左に鳥居が見えますか?

リング右側にのぼり階段があって、お賽銭を入れる拝殿があります。

神社とプロレスのコラボ、いいですねぇ~。
 
場所を提供した諏訪神社の心意気にもとても感謝です。

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小泉総理の弟さんや、竹内県議もいらしてました(お2人は果たしてデスマッチ団体だと知らされてたかなあ?)。

フジノは来賓の赤い花を胸につけながらも、思い切りプライベートの服装で最後尾で立って見ていました。

僕のまわりにはコアなファンが多くて、おかげでいつもどおり僕は「関本!」「邪鬼!」「いけー!」と叫びまくって声援を送りました。

100%ファンです。来賓という立場は忘れました。

沼澤邪鬼さん入場シーン

沼澤邪鬼さん入場シーン


選手の入場は僕のすぐ右隣から。

四面のロープのうち、二面に蛍光灯がつけられていて、つまりロープにふられてしまうと蛍光灯につっこんでしまうわけですね。

蛍光灯は大きな破裂音と共にガラスが砕けちり、選手の肉体に大きなダメージと出血をひきおこします。

もちろん破片は客席にも飛び込んでいきます。

激しい場外乱闘

激しい場外乱闘


場外乱闘も楽しかった。

鳥居を凶器にして流血した相手のアタマをさらにうちつけたり。
 
フジノの周辺にいた4~5才のこどもたちは完全に泣きが入っていました。

「こわーい」「帰りたいよー」

そうこなくっちゃ。

今のメジャー団体のプロレスの主流は、エンターテイメント路線でスポーツライクなんです。

それはそれで面白いのだろうけれど、強さの前にびびたりたじろいだりするのがプロレスの魅力であるはず。

だからこそ、メジャーのプロレスを見てもこどもたちは飽きてしまいます。

一方、今日の『BJW』はみんなしてマジ泣きしてたり、それが本当はプロレスの魅力ですよね。

メインイベントの出場選手4人のうち、2人も好きな選手が出ていたのでフジノは大満足。

最後も1番好きな関本選手がフォールを決めて勝ちました。

「横須賀が好きになりました!横須賀のみなさん、ぜひ毎年やりたいです。今日はありがとうございました!」

というマイクアピールは大きな拍手と歓声で迎えられました。

ぜひとも毎年行なってほしいと思います。

『若松商店街振興組合』のみなさま、本当におつかれさまでした。

ものすごく楽しかったです!



やっぱりイベントは若い世代!

今日のイベントは本当に楽しかったです。

試合後の邪鬼さんとフジノ

試合後の邪鬼さんとフジノ


どれくらい楽しかったかというと、試合終了後に待ち構えて沼澤邪鬼選手と一緒に写真とってもらっちゃいました。

沼澤選手と葛西選手のキ●ガイなデスマッチが僕は大好きです!

それにしても沼澤選手は、ものすごく紳士で優しい方でした。
 
このコーナーで8月19日に浅草の夏祭りが若者に大人気だということを書いて

もっと若い世代が横須賀のイベントを引っ張っていかなきゃ!

と、フジノは書きました。

でも、希望はもう見えているよね。

  • 窪塚くんたちと行なった『詩孫』

  • ついに10周年を迎えたうみかぜ公園の『HOBO Festival』

  • 三笠公園で200台以上のアメ車を集めた『フェスティバル』

ちょっと挙げただけでも若い世代が企画・運営しているおもしろいし集客もできているイベントがたくさんあるのです。

これからも僕たちの世代でこのまちをおもしろくするためにがんばろう!

もっとこのまちは本当におもしろくなる!



試合後の邪鬼さんとフジノ

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