自殺対策街頭キャンペーン@追浜駅
昨日お知らせしましたとおり、追浜駅での『自殺対策街頭キャンペーン』でした!

始まる前にみんなでおしゃべり
保健所の精神保健福祉班の方々を筆頭に、教育委員会からも、田浦警察署からも、湘南病院からも、そして、大切な方を自死によってうしなったご遺族の方々もみんなで協力しあってキャンペーンを行ないました。
数十ページの冊子、チラシ2枚、ティッシュ、とけっこうもりだくさんの内容なので厚みもあってかさばるのですが、学校帰り、お仕事帰り、お買い物帰りなど荷物がたくさんあるにもかかわらず、多くの方々が受け取って下さいました。
わずか1時間で、なんと1000部ものリーフレットを市民のみなさまに受け取っていただきました
横須賀市の自殺対策の司令塔である『自殺対策連絡協議会』の、委員長を務めて下さっている大滝紀宏先生(湘南病院副院長・精神科医)も自らリーフレットを配布しまくって下さいました。

リーフレットを配るフジノと、「自殺対策連絡協議会」委員長である大滝紀宏先生
こうして、みんなで熱心にリーフレットを配布したことで、最終的になんと1000部(!)も受け取っていただけたのだと思います。

「写真とるよー」と言われてカメラの方を向いた2人です
受け取って下さったみなさまも、本当にありがとうございました!
明日のタウンニュースでは、市長から自殺対策のメッセージが1面に!
明日発行されるタウンニュース紙には、大滝紀宏先生(『自殺対策連絡協議会』委員長)と吉田市長の対談形式の『自殺対策についての市民のみなさまへのメッセージ』がどーんと1面全てに載っています。

タウンニュース紙の早刷りを読んで喜ぶフジノ&勇士さん
追浜の人々は温かく優しかった
フジノの生まれ故郷であり、大好きなまち、追浜。
市民の方「リーフレット、去年もらったよ!」
フジノ「毎年改訂しているのでぜひ今年も受け取って下さい(笑)」
なんて会話を交わしたり、建物などまちの姿は変われども、人々の優しさはいつも変わりません。
久しぶりに生声で1時間、自殺対策について語り続けて、のどがガラガラになってしまいました。
対話ができるのが「街頭キャンペーン」の良い所です
『街頭キャンペーン』の良い所は、市民の方々が話しかけて下さることです。

フジノの生まれ故郷・追浜
その内容は本当に重く切なくなるものが多いです。
「30年間誰にも言えなかったけれど、自分も死にたかった」
「今もつらくて死にたい、助けてほしい」
「こどもの時に親を自殺で亡くした」
そういう言葉を伝えて下さるのです。
毎日ふだんから相談を受けてはいるものの、そうした方々は保健所の相談窓口の存在やフジノの存在をあらかじめ、知っていて下さる方々が多いです。
でも、こうしてまちかどで声をかけて下さる方々は横須賀市という公の存在がキャンペーンをしているのを初めて見て
「ああ、自殺について語ってもいいのか」
「相談してもいい場所があるのですね」
と、ふりしぼるように語って下さるのですね。
街頭キャンペーンは来週まで続きます
街頭キャンペーンは今日で終わりではありません。
明日は、京急久里浜駅で17~18時。
来週月曜日は、浦賀駅で17~18時。
『自殺対策街頭キャンペーン』は、これからも続いていきます。
明日は、WHOの定めた『世界自殺予防デー』です。そして、日本では『自殺予防週間』のスタートです。

みんなで最後に記念撮影です
どんなひとつのいのちも、失われてよいものはありません。
横須賀市の究極の目標は、自殺ゼロ。
それはたとえ夢かもしれなくても、ゼロを目指し続けます。
その為に、どうかみなさまの力を貸して下さい。
どうか、よろしくお願いします!