ついにオープン、「よこすかポートマーケット」に行ってきました!

よこすかポートマーケット、3月13日オープン

3月13日、横須賀新港埠頭に新たな地産地消マーケット『よこすかポートマーケット』がオープンしました。

よこすかポートマーケットのロゴマーク

よこすかポートマーケットのロゴマーク


連日、マスメディアの報道や、訪れた方々のクチコミなどで大きな話題になっています。

3月10日にはオープン記念式典が行なわれて、市議会議員も招かれたのですが、フジノは予算議会の会期中の為に欠席しました。

その後も忙しくてなかなか行けなかったのですが、「今日こそ見学しなければ!」と決心して、行ってきました。

オープンから半月が経過、ようやく見学してきました

オープンから半月が経過、ようやく見学してきました


すでに訪れた方々のブログやツイッターでの感想や意見を見ると、市内西地区に2011年6月オープンした農産物直売所『すかなごっそ』(JA横須賀・葉山)と比べたものが多いですね。

今では大人気の『すかなごっそ』ですが、オープン当初は厳しい意見が多かったのを憶えています。

『よこすかポートマーケット』も日々改善されていくはずですので、みなさまはぜひ率直な感想を運営先に届けていただければと思います。

ところで、フジノ自身は、全く違う感想を持ちました。

今日はその感想を記してみたいと思います。



恐ろしい埋め立て計画がありました

実は、つい10年ほど前まで、横須賀市には『巨大埋め立て計画』がありました。

横須賀新港から走水にかけて150haもの海面を埋め立てる、という計画です。

2005年改定で削除された巨大な埋め立て計画

2005年改定で削除された巨大な埋め立て計画


150haとは、1.5平方キロメートルです。

横須賀市の総面積が100.7平方キロメートルですから、約1%にあたる土地を海を埋め立てて造ろうとしていた訳です。

フジノが政治家に転職した当時(2003年)には、他にもいろいろな超大型の計画が存在していました。

三浦海岸沖に「空港」を造るという計画や、千葉県まで「巨大な橋」を架けるという計画など...。

国土交通省の資料より

国土交通省の資料より


政治家になる前から、これらに対してフジノは反対運動をしてきました。

みなさん、今では信じられないと思うのですが、こうした巨大な公共事業の計画がいろいろあったのです。

千葉県富津市のホームページより

千葉県富津市の資料より


しかも、横須賀から千葉県まで橋を架ける『東京湾口道路』計画は、完全にストップした訳ではありません...。

横須賀市ホームページより

横須賀市ホームページより


ちょっと景気が回復したらいつ復活してくるか分からないので、厳しく監視し続けなければいけません。

(*後日談:この問題は改めて2015年12月議会での一般質問でも取り上げました)

それにしても、これらの事業が実施されていたら、『ハコモノ3兄弟』どころではない、泥沼の財政地獄に追い込まれていました。

ストップされて本当に良かったです。



「交流拠点」へと方針転換

さて、話を横須賀新港埠頭に戻します。

バブル崩壊から10年が過ぎた2005年の『港湾計画』改定では、横須賀新港から走水に至る巨大埋め立て計画はカットされました。

現在の「港湾計画」が策定されたスケジュール

現在の「港湾計画」が策定されたスケジュール


そして、新たに『交流拠点』というアイディアが盛り込まれました。

新港埠頭の一部区域を『交流拠点用地』として位置付け、各種店舗が立地する「賑わいゾーン」と国・県・市の官公庁施設が立地する「官公庁ゾーン」に分けて都市的土地利用を図ります。

JR横須賀駅、京急汐入駅、京急横須賀中央駅の3つの駅。観光スポットとしての三笠公園とヴェルニー公園。そして、それらの間に位置する中心市街地。

この3つの点をつないで、線だけでなく面として人が行き交うようにしていこう、というのが『交流拠点』のイメージです。

「賑わいゾーン」を作る目的

「賑わいゾーン」を作る目的


今までは『野積場』として利用されてきた横須賀新港埠頭。

ここに、市内に散らばっている官公庁等を集約する。

官公庁だけでは弱いので、賑わいを生むことができる施設を造って、新たな人の流れを生み出す。

そんな発想です。



果たして本当に中心市街地がにぎわうのか?

過去に市議会に配布された資料には、こんな風に記されていました。

(目的)
(1)官公庁ゾーン、港や三笠公園などを訪れる人々が、横須賀中央駅周辺の中心市街地へ向かう新たな人の流れを創出する為。

(2)中心市街地および周辺地区の賑わいや交流が推進し、まちが活性化することで、交流人口を増加させる為。

これを実現化する為に提案されたのが、道の駅や地産地消マーケット的な役割を持つ店舗を造ることです。

これが『よこすかポートマーケット』の起源にあたります。

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つまり、造ろうとしたスタートの目的は、JR横須賀駅〜汐入駅〜横須賀中央駅の間の地域を活性化させることです。

しかし、長らく『中心市街地』と呼ばれていた地域は、現在ではさいか屋大通り館も西友もビルが取り壊されて、人通りは計画当初よりもさらに激減しています。

さいか屋大通り館跡地

さいか屋大通り館跡地


果たして『賑わいゾーン』『よこすかポートマーケット』によって、その目的は実現できるでしょうか?

大型観光バスで大挙して訪れた人々は、三笠公園とポートマーケットと猿島を楽しんで、そのまま観光バスで帰っていくのではないでしょうか?

むしろ『中心市街地』と呼ばれていた地域は素通りされていくのではないでしょうか?

この疑問がどうしても拭えませんでした。

吉田市長は2013年度の施政方針演説において、アベノミクスに象徴される国の動きに連動するように経済対策へ大きく舵を切りました。

吉田市長の施政方針演説より

吉田市長の施政方針演説より


『官公庁の移転』と『よこすかポートマーケット』が触れられ、西友の跡地にビルが建てられることへの期待が語られています。

しかし、

「それはあくまでも『期待』に過ぎないのではないか?」

という想いは現場を訪れてむしろ強く感じました。

つまり、『よこすかポートマーケット』は盛況になったとしても、それは『中心市街地』と呼ばれた地域には波及しないのではないか、と。

現場を見学したフジノの感想は、以上です。



ぜひ1度訪れてみて下さい!

いろいろなことを記しましたが、ぜひ市内外のみなさまに1度は『よこすかポートマーケット』を訪れていただきたいとフジノは願っています。

吉田市長の記者会見によれば、初年度の目標は80万人とのことです。

  1. 住所:横須賀市新港町6番地
  2. 営業時間:10:00~19:00(飲食ブースは11:00~21:00)
  3. 定休日:月曜日(祝・休日を除く)

地図

よこすかポートマーケットへのアクセス


事業主体は、横須賀市の外郭団体である『一般社団法人シティーサポートよこすか(旧・財団法人横須賀市都市施設公社)』です。

新港埠頭の賑わいゾーンの隣に立地していた『横須資冷蔵株式会社』から、冷凍食庫を買い取りました。

(議会に配布された資料より)
1.横須賀冷蔵株式会社が所有していた冷凍倉庫の概要

・敷地面積 約7,430㎡(横須賀市港湾部所管)
・建物面積 約3,560㎡
・冷凍倉庫部分=約3,090㎡(築24年)、事務所部分=約47O㎡(築8年)

2.公社が取得後決定した理由
(1)将来的に事業の拡張が可能なこと
(2)来場者用の駐車場が多く確保できること
(3)整備費用が安価で済むこと

冷凍倉庫を改築したのが、現在の『よこすかポートマーケット』の建物です。おもしろいですよね。

よこすかポートマーケットの入口

よこすかポートマーケットの入口


ここから先は、写真での紹介です。

店内の地図です

店内の地図です

長井水産などお魚は大人気

長井水産などお魚は大人気


フジノがお世話になっている源さんの『いぶりっぎょ』も長井水産さんに置いてあるそうです。

天気が良かったので関口牧場のソフトクリームは大好評でした

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横須賀みやげを売っているお店

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横須賀といえばやっぱり鈴木水産さんですね

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岩沢さんの卵です

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バス

新しく設置されたバス停留所


ぜひ1度、遊びにいらして下さいね!