「もはや福祉は待ったなし」との訴えと「福祉の財源を稼ぐ為に経済を回す」と訴え続けている上地市長/予算決算常任委員会・全体会(2019年6月議会)

予算決算常任委員会・全体会が開かれました

今日は『予算決算常任委員会・全体会』が開かれました。

予算決算常任委員会の開会前に

予算決算常任委員会の開会前に


毎回ご説明していることなのですが、横須賀市議会には大きく2種類の委員会があります。

  1. 予算に関わりのある議案を審査する『予算決算常任委員会』
  2. 予算に関わりの無い議案を審査する『4つの常任委員会』

今日は、予算に関わりのある議案を審査する方の委員会=『予算決算常任委員会』の最終日でした。

予算決算常任委員会は、分科会と全体会に分かれています

予算決算常任委員会は、分科会と全体会に分かれています


4つの分科会で、市長から提案された補正予算案などの審査を行なってきました。

今日の全体会ではその審議された結果を、分科会長が報告します。

続いて、その報告への『質疑』、複数の分科会にまたがる内容についての『総括質疑』を行ないます。

そして『討論』を行ない、最後に『採決』を行ないます。

委員会での採決結果

委員会での採決結果


フジノは5つの議案すべてに賛成しました。

予算決算常任委員会としても、最終的に5つの議案すべてを『可決』しました。



「福祉の危機」を訴える反対討論は切実で、フジノも心が揺れました

今回、小室重卓議員が補正予算案への反対討論に立ちました。

討論とは、何故この議案に対して自分が賛成なのか・反対なのかを訴えて、議場のメンバーに考えを変えるように説得する為に行なう演説のことです。

フジノは小室議員の反対討論にとても心を動かされました。

あえてひとことに要約すると

「保育現場をはじめ、福祉は待ったなし。『ワンピース』とのコラボイベントは効果額もはっきりせず、予算を支出すべきではない」

というものでした。

(*ぜひ正確な内容は、インターネット録画中継が公開される24日(月)に小室議員の討論をご覧いただきたいです)

補正予算案のうち、小室議員が注目したのは観光課(プロモーション担当)の事業についてでした。

すでに5月20日にプレスリリースも出されています

すでに5月20日にプレスリリースも出されています


議会に示された説明資料をこちらに記しますね。

「ONEPIECE×横須賀」コラボイベントの開催(集客プロモーション事業)

  1. 補正の理由
    アニメ「ワンピース」と「カレーの街よこすか」が、ともに20周年を迎えることを記念したコラボイベントを開催します。

    東映アニメーション、京急電鉄、トライアングル、横須賀市と連携し、世界的な人気アニメコンテンツ「ONEPIECE」と地域のグルメ・観光資源をコラボする企画を実施します。

    京急沿線は京急電鉄、猿島はトライアングル、市街地は横須賀市がそれぞれ分担し、企画を実施します。

    また、この夏公開予定のアニメ作品劇場版(8月9日から上映)のプロモーションにあわせ実施することで、メディアへの露出を図るとともに、ラグビーワールドカップ日本大会、東京オリンピック・パラリンピックを前に、国内外の幅広い世代への発信と集客により地域経済の活性化を目指すため、当初予算では見込めなかった経費について、不足する予算を増額補正します。

  2. イベントについて
    • 開催日時
      2019年7月8日(月)~10月20日(日)

    • 開催場所
      ①横須賀中央・汐入エリア(ヴェルニー公園、三笠公園、商店街等) 、猿島エリア
      ②京急沿線の各駅(品川、羽田空港等)、京急百貨店、油壺マリンパーク等

    • 実施体制
      ①共催:横須賀市・京浜急行電鉄(株)・(株)トライアングル
      ②協力:東映アニメーション(株)・横須賀商工会議所

  3. 補正額
    2795万円の支出増
    →横須賀集客促進実行委員会の負担金として

  4. 2795万円支出増の算出根拠
    内容金額
    グルメや商店街とのコラボ企画361万3000円
    ・海軍カレーやグルメとのコラボ企画
    海軍カレーやキャラクターをイメージしたグルメ、スイーツを注文するとオリジナルグッズをプレゼント
    ・商店街ステッカー
    対象店舗で500円以上の買い物をすると映画のイラストを使用したステッカーをプレゼント
    内容金額
    街中や公園等の装飾1734万9000円
    ・市役所の壁面装飾・海賊旗・懸垂幕
    ・商店街フラッグ・横断幕設置等
    ・民間事業者との連携による装飾
    ・三笠公園音楽噴水
    ・ヴェルニー公園横断幕・街灯装飾
    内容金額
    イベント周遊マップの作成368万8000円
    ・イベント周遊マップ
    ・商店街スタンプラリー
    内容金額
    AR(AugmentedRealityの略、拡張現実) 9か所0円
    内容金額
    警備費330万円


  5. インバウンド対応
    ①多言語情報サイトの活用による市内観光スポット案内
    ②英字版案内パンフレット制作・配布
    ③観光案内所による案内(英語・中国語(他言語も翻訳機なら対応可能)

上は、横須賀市の事業です。

これに加えて、(株)トライアングルと京浜急行(株)は下の取り組みを行ないます。

【参考】

(株)トライアングル実施

猿島での主な企画

  1. 猿島の愛称変更 モンキー・D・ルフィ島(猿島)
  2. 猿島航路の渡船のラッピング、声優による船内案内
  3. 桟橋(島側)の装飾
  4. 立像製作・設置、船のモックアップ、フォトスポットの設置
  5. 表示・掲示物・パンフレット・Webサイト等
  6. 9月以降のイベント開催
    ①謎解きイベント
    ②ナイトツアー
    ③宴島ナイト(貸切パーティー)
  7. コラボグルメ、グッズ販売
  8. 描き下ろしイラストの制作

京浜急行電鉄(株)実施

京急沿線での主な企画

  1. 電車・駅関連
    ①赤・青・黄色のラッピング電車、広告ジャック
    ②駅装飾(羽田、品川他全7駅)
  2. 各施設
    ①油壷マリンパーク
    ②京急百貨店(グルメ・ショップ)
    ③記念きっぷ、満喫きっぷ【三崎・横須賀・葉山女子旅】
  3. その他 グッズ製作(鉄道+アニメ)、ノベルティ、謎解き、 描き下ろしイラスト等

これは、あくまでも補正予算案の一部です。

他にも、例えば教育・保育の無償化の莫大な金額があります。

いずれにしても、子育ての現場、福祉の現場の切実な危機的状況への対応が先決であって、効果もハッキリしない『ワンピース』と横須賀のコラボイベントには反対である、というのが小室議員の反対討論の主張でした。

(小室議員、もしフジノが受け止め違っていたらごめんなさい)

この主張はとてもよく理解できます。

フジノが17年前に初立候補した時、赤字確定のハコモノ建設に使う税金を福祉に回せと強く訴えました。

美術館建設に50億円も市民の税金をつかい、毎年3億円の赤字を垂れ流して穴埋めは市民の税金を使う、そんなバカげた税金の使い方は無い。そう訴えました。

今も美術館は毎年3億円の赤字を垂れ流しています。だからフジノは市の当初予算案に賛成したことは17年間1度もありません。

福祉の現場は今も待ったなしです。

この危機的な状況であえてこの取り組みを本当に税金でやる必要があるのか、という訴えは正しいとフジノも思います。



「経済の再生は福祉の財源を確保する為」と訴え続けてきた上地市長

それでも、フジノは反対にまわることはなく、補正予算案に賛成しました。

理由は、上地市長の市長選挙立候補前からずっと現在まで一貫して変わらない姿勢を信じたからです。

横須賀のまちににぎわいや活気を取り戻して、まずは経済を再興させ、増加した税収を福祉へ投入する、こうした経済と福祉の両立によって、誰も一人にさせないまちを実現してまいりたいと考えています。

2019年2月26日の施政方針演説から引用した上地市長の言葉です。

あまり注目されないフレーズですが、立候補前から上地市長は繰り返しこの言葉をずっと訴えてきました。

選挙前からずっと上地候補のそばでこのフレーズを聴いてきたフジノだからこそ、分かります。

市長就任3年目に入った今でも、必ず折に触れて上地市長は「経済を回すのは増え続ける福祉の財源を確保する為だ」とずっと訴えてきました。

上地市長が就任して以来、毎月のようにド派手なイベントが発表されるようになりました。

これは上地市長が持つすさまじい人脈をフル活用して、エンタメやスポーツをはじめとするあらゆるイベントをどんどん引っ張ってきているからです。

例えば、今回の『ワンピース』イベントだって、上地さんが作者の尾田栄一郎さん(おだちゃんですね)と仲良しだったことから実現しました。

新聞をはじめとするあらゆるメディアもこうしたイベントを大きく報じるので、よく市民の方々からこう言われます。

「上地市長は経済政策には熱心だけど、福祉に関心がない」

「上地市長はハデなことが好きだけど、福祉に関心がない」

「上地市長はイベントばかり打ち上げるけれど、福祉に関心がない」

こうしたご意見を市民の方から言われるたびに、毎回フジノは反論してきました。

「上地市長は福祉の財源を確保する為に経済を回そうとしているだけなんです。福祉への関心は歴代市長の中でも最も高いですよ」

「順番が逆です。福祉の財源を確保する為に経済政策をどんどん打っているのです」

と。

フジノは上地さんが議員だった時代からそばにいて、17年間もブレずにずっと同じことを語ってくるのを聴いてきました。

「今後もずっと福祉サービスへの支出は増える一方で、税収は下がっていくばかりの横須賀。これをどうすべきか。経済を回すしか無い」



歴代のハコモノ政策と上地市長の経済政策の決定的な違い

フジノは、歴代市長のハコモノ政策には常に反対を続けてきました。

美術に罪は無いけれど(フジノも個人としては人生の折々において美術に人生を救われてきました)、将来にわたってずっと毎年3億円の赤字が出続ける美術館を50億円も市民の税金を使って作る必要は無い、と。

今でも美術館の赤字を減らす為にずっと提案を続けています。

一過性の花火に過ぎないハコモノは、ずっと赤字を垂れ流し続けていき、市民の税金を食いつぶしていきます。

けれども、上地市長が打ち出してきた様々なイベントは(確かに数千万円規模の支出増になりましたが)、将来にわたって赤字を垂れ流し続けていくものはありません。

これが過去の歴代市長とは大きく異なるポイントです。

そして何よりも異なるのは、その根っこに流れている思想です。

上地市長は、福祉を守る為に経済政策を打っているのです。

メディアは手段(イベントなど)ばかりを大きく報じるので、上地市長の真意(=目的)が全く市民のみなさまに伝わっていないのが残念でなりません。

小室議員の反対討論は胸に響きました。

けれども、フジノが賛成のまま考えを変えなかったのは以上の理由からでした。



告示12日前に立候補を決断、選挙カーも選挙ハガキも電話かけも何も無いフジノが5期目に当選しました/横須賀市議会議員選挙2019(翌日)

何もない。だけど想いの強さと信念に基づいた政策だけはある

今回の選挙は、前回の選挙にも増して『ないないづくし』でした。

立候補の決断をしたのは、告示のわずか12日前でした。

そもそも立候補できるかどうか分からなかった身です。

最後まで自分らしさを貫くことだけを何よりも大切にしました。

  • 応援なし。
    →他の政治家の応援は全てお断りしました。落選した時に誰かのせいにしたくない、だから自分ひとりだけがマイクを握ろうと考えました。

  • 選挙カーなし
    →税金のムダづかいですし、騒音公害そのもので無意味です。有権者をバカにして選挙から遠ざけているのが選挙カーです。

  • 選挙ハガキなし
    →税金のムダづかいです。ハガキ大のスペースでは政策なんて伝えられるはずもありません。ムダそのものです。

  • 電話かけなし
    →電話番号を教えたこともないのにある日突然に候補者から投票依頼の電話が来るのは気持ち悪いです。絶対にやりません。

  • 後援会なし
    →人はみなバラバラで考え方も生き方もまるで違うのに、政策本位で候補者を選ばねばならないのにファンクラブみたくずっと一人を応援するのは違うとフジノは信じています。

  • 握手なし
    →フジノは相手から求められない限り絶対に握手しません。「握手した数が多いほど票数が増える」なんて古い政治家の言葉が大嫌いです。

  • 僕を応援してほしいとか投票してほしいという言葉は一切なし
    →フジノの政策に共感する人だけが自らの意思で投票すれば良いだけのことで、もっと別にご自身に合った政策を訴えている方がおられたらその方に投票してほしいです。

今回はこれに加えて

14時まで一切マイクを使わない

というルールも加えました。うるさくて迷惑だからです。

当選したければ何でもやれることはやれ、みたいな空気はいいかげんに終わりにすべきです。

3.11直後の選挙では紳士協定をむすんで、候補者はみなマイクの使用をなるべく短くすると約束して実行しました。今だってやれるはずです。

フジノには何もありませんでした。

けれども、この想いの強さがありました。

信念に基づいた政策がありました。一般ウケは一切しない、けれども本当にフジノが実現したいことだけを選りすぐった政策をチラシに書きました。

そして、ひたすら歩いて歩いて歩いて、街頭で語りかけました。

その結果、当選しました。

横須賀市民のみなさまは、またもフジノを選んで下さったのです。

『ないないづくし』のフジノを選んで下さいました。

「フジノくんの選挙はすごいね」と言って下さる先輩議員がおられました。

いいえ、違うのです。

いちばんすごいのは横須賀市民のみなさまなのです!

こんな僕を選んで下さるのですから。

改めて横須賀市民のみなさまのふところの深さを感じさせていただきました。



当選証書付与式でした

こうして、今日15時から横須賀市役所正庁にて『当選証書付与式』が開催されました。

当選証書付与式が開かれました

当選証書付与式が開かれました


まず開会前に、正式な当選を知らせる『当選告知』を受け取りました。

当選告知

当選告知


そして開会後、ひとりずつ当選証書が竹折輝隆選挙管理委員長から手渡されました。

すでに昨日から39万人の命を守る立場についた責任をひしひしと感じていますが、その気持ちがより一層強まりました。

閉会後、市議会に向かう階段にて

閉会後、市議会に向かう階段で先輩議員が撮って下さいました


再び一緒に働かせていただく先輩・同僚議員の方々といろいろ意見交換をさせていただきました。

「フジノくんはまた教育福祉常任委員会に入りたいって絶対ゆずらないんだろ?」

と尋ねられました。

はい、そうです(笑)



もっとこきつかってもらう為に「働き方」を見直します

現役の市議会議員として4期目の任期が残っていることもあり、仕事はすでに始めています。

選挙中に市民の方々から伺った相談は、けさからすでに各担当部局と意見交換をはじめました。

当選証書付与式の閉会後、さっそく市長にもお会いしていただきました。

その後、自らの提案で実現したのに4月1日のオープン後に1度も来られなかった『不妊・不育専門相談センター』を見学して、課長・係長と17時まで意見交換させていただきました。

実現した「不妊・不育専門相談センター」

実現した「不妊・不育専門相談センター」


ただ、この4年間は、働き方を見直したいと思います。

もっと良い働き方をすることでもっとたくさんの方々のご相談をしっかりとお聴きできるように健康管理に努めたいと思います。

選挙でお約束したとおり、こきつかってほしいのです。

その為にもっと健康に気をつけるようにしたいです。

そして、選挙期間中にお約束したことをできれば全て実現したいです。

投票して下さった方々の期待を超える仕事をできるようにがんばります!



選挙まっただなかに街角でミニ座談会しました。その様子を動画で配信します/横須賀市議会選挙2019・5日目

選挙のさなかに街角でミニ座談会しました

市外にお住まいの知人が夕方からフジノの街頭演説をツイキャス中継しにきてくれました。

街頭演説をインターネットで生中継していただいたのも嬉しかったのですが、久しぶりにお会いできたその方との再会がさらに嬉しかったので

「せっかくの機会なので、2人で15分くらい座談会しませんか?」

とお願いしてみました。

そしてその様子もまた生中継しました。

日頃はSNSではやりとりをする間柄なのですが、リアルでは年1回お会いするかどうか。

3。11がきっかけで出会って、この8年間、距離は離れていても、同じ想いをもってそれぞれに生きてきたんだよなあという気持ちでした。

フジノのその場の思いつきでトライした街角ミニ座談会だったのですが、すごく本音トークができて素直に話せた自分がいました。

せっかくなので生中継だけでなく、録画も公開しますね。

5分くらいずつ3本の動画に分けてあります。お時間の許す方はぜひご覧くださいね。









フジノが気力も体力も充実してリラックスした選挙活動をしているということが、この動画から伝わると思います。

選挙はもっとピリピリしないといけないのかもしれませんが、フジノはこんな感じです。



午後までマイクを一切使わずに市民のみなさまの声をお聴きし語りあっています/横須賀市議会選挙2019・4日目

マイクを午後まで絶対に使わないことに決めました

今回の選挙では過去4回とは違う取り組みをしています。

それは

午後になるまでマイクは一切使わずに、市民のみなさまの声をお聞きして語りあう

です。

そもそもいつもどおり選挙カーは使っていません。うるさいし税金のムダだから。

朝、メガフォンを持って横須賀中央駅から電車に乗ってどこかの駅でおりて、そこからはひたすら歩いて市内をまわって、そして夜までに横須賀中央駅に歩いて戻る。

(*ちなみにけさは津久井浜駅でおりました。津久井浜高校、観光農園、須軽谷、林交差点、一騎塚、竹川、通研入口交差点、北武、井戸店、衣笠公園、衣笠十字路、と歩きました。そこからバスに乗って横須賀中央駅に戻りました)

このスタイルそのものは変わっていません。

それに加えて、今回の選挙ではだいたい14時くらいまではマイクを使うのを一切やめました。

朝はじめに電車に乗ってどこかの駅までまず向かいます(昨日の写真です)

朝はじめに電車に乗ってどこかの駅までまず向かいます(昨日の写真です)


さらに、選挙カーの騒音にウンザリしているフジノは午後になるまで一切の街頭演説をやめることにしました。

のぼりを持って歩いているとたくさんの方々が話しかけて来て下さいます、

「どんな政策を訴えているのか選挙カーじゃ分からないのよ」

「こうしてじっくり話すとあなたがどんな人柄でどんな政策を訴えているのか分かるわね」

「本当は候補者に話したいことたくさんあるのよ」

と今日も言われました。

1対1で語りあうこともあれば、5人くらいの方とわいわいお話することもあります。とにかくみんな候補者ともっとお話をしたいと思っています。

だから、このスタイルを徹底してつらぬいていこうと思います。

このスタイルで市内を歩き回っています(林にて)

このスタイルで市内を歩き回っています(林にて)


選挙的にはマイクを朝から使った方が票を得られるのかもしれませんが、フジノは自分が嫌だと感じることは他人も嫌だと感じていると信じています。

フジノは16年間1度も選挙カーを使わずに当選してきました。

きっと今回の「午後になるまでマイクを使わない」という想いも受け止めてくれる市民の方々がいらっしゃると信じています。



14時くらいから19時までの演説中もどんどん話しかけて下さいね

こうして14時から19時くらいの間だけ、メガフォンで街頭演説をしています。

例えば今夜も18時から19時はワイデッキ下広場で街頭演説をしました。

その間も「マイクを握っていますが気になさらないで僕にどんどん話しかけて来て下さいね」とお願いをしています。

演説は中断になりますが、全くかまいません。

そもそも政治家の仕事は「市民のみなさまの声を聴かせていただくこと」なのです。

そして、一緒につらさや苦しさを悩んで、一緒にどうしたら解決できるかを考えて、フジノが議会で解決策を提案し、行政を動かし、解決策が実行されたらそれが有効に機能しているかを市民の方にまたお聴かせいただく。

ふだんから行なっているこのサイクルのうち「声を聴かせていただく」部分を、この選挙期間中は徹底的に行なっているだけなのです。



選挙の主役は「あなた」です

明日からも市内を歩き回っていますので、どうか語りかけて下さい。

選挙の主役は政治家ではありません。

選挙の主役は候補者ではありません。

選挙の主役は「あなた」です。

人の数だけ人生があって、悩んでいることや苦しんでいることは様々に違います。嬉しいことや楽しいこともみんなバラバラです。

だから、政治家に語りかけてほしいんです。

「私はこういうふうに苦しんでいるから、もっとこういう政治をしてほしい」

「私はこういうことが好きだから、政策に取り入れてほしい」

そんなふうにあなたが政治家に訴えてほしいのです。

さらに、政治家(候補者)にも『得意分野』があります。

例えばフジノの専門分野は社会保障・社会福祉・教育政策です。特に自殺対策や精神保健医療福祉の向上や性的な多様性の保障に関しては誰にも負けません。

このように政治家(候補者)も得意分野とそうでない分野がありますから、あなたの想いとはそわない政治家(候補者)も当然います。

だから、全ての候補者たちからあなたの想いを実現できる政策を訴えている候補者も探してほしいのです。

ポスターを見たり、選挙カーや街頭演説の声を聴いたり、選挙公報やチラシを読んで、ぜひ探してほしいのです。

そして、必ず投票に足を運んで下さい。

必ずこのまちは変わります。そして、あなたの暮らしも守られるようになるのです。

選挙の主役は「あなた」なのです。

どうかあなたが主役であることを知っていて下さいね。



今回の選挙でも浦賀のポンポン船に乗って移動しました!/横須賀市議会選挙2019・2日目

選挙カーを使わないフジノは船を使います!

フジノは絶対に選挙カーを使いません。

選挙カーを使わないかわりに「電車」「徒歩」「バス」で移動します。

さらに「船」に乗ります(笑)

浦賀という横須賀開国の地があります。

大好きな浦賀に演説に来ました

大好きな浦賀に演説に来ました


ここに、湾の真ん中を横切ってくれる渡し船があるのです。

西叶神社側から浦賀の渡船乗り場へ向かいました

西叶神社側から浦賀の渡船乗り場へ向かいました


フジノが大好きな『浦賀の渡船』、毎回選挙で必ず乗ります。

大人1人200円の豪華クルーズです

大人1人200円の豪華クルーズです

その様子を前回もツイキャスで生中継しました。

今日もその様子を動画で紹介いたします。

ね!すばらしいでしょう?

ぜひ横須賀に訪れて下さい。

浦賀を訪れて下さい。

天気が良ければ本当に海も穏やかで全てが最高です!

選挙を忘れてカフェ時船さんでお茶をしたかったフジノでした。



明日からこのまちを歩いて僕の想いをお伝えしますのであなたの想いもお聴かせ下さい/選挙まで残り0日

復職したことをみなさまに改めてお伝えしました

書いているうちに日付が変わってしまったのですが、4月13日のことを「今日」と書きます。

今日は、朝・昼・夕・晩と30分ずつ合計2時間、まちかどに立ちました。

選挙管理委員会が啓発キャンペーンをしておられました

選挙管理委員会が啓発キャンペーンをしておられました


フジノが長期休職をしたことは知られているのですが、復職をしたことはほとんど知られていません。

そこで

「もう元気に働いていますよ」

という顔見世の意味あいが強かったかもしれません。

いいコピーに思わずニコリ

いいコピーに思わずニコリ


それでも、たくさんの方々から街頭でご相談を受けることができて嬉しかったです。

これがフジノの生きる道なのだと改めて実感することができました。



明日14日から1週間、選挙がスタートします

率直なところ、この文章を書いている深夜1時50分になっても信じられないのですが

わずか6時間半後にフジノは立候補届を出さねばなりません。

早く仕事に戻りたいので選挙なんかやっている暇は無いのになあという気持ちが本音です。

けれども、民主主義の根幹であるこの7日間の儀式が不可欠です。

有権者のみなさまからの付託を受けなければ、再びフジノが政治家として働くことはできません。

夜もたくさんの方々からお声がけいただきました

夜もたくさんの方々からお声がけいただきました


だから7日間、全力を尽くします。

必ず、戻ってきます。

そして、いつもどおりに全身全霊をかけて「命を守る」為に働いていこうと思います。

市民のみなさま。

僕はあなたのもとへ自分自身の足で歩いて向かいます(選挙カーなんて税金のムダ使いなので1度も使ったことはありません)。

僕が信じている、変えていきたい現実と実現したい未来の姿をお伝えします。

つまり、僕の想いをお伝えします。

だから、おかえしにあなたの想いもぜひ僕にお伝え下さい。

選挙という民主主義の大切な儀式は、候補者が政策を語るのがメインのように世間では誤解されています。

僕は「それは違う」と思います。

選挙にもしも『主役』がいるとしたら、それは『候補者』ではありません。

主役は『あなた』です。

そして、選挙期間中だからといって、僕にとってはふだんの日々の仕事と全く変わりません。

僕は、僕の想いをお伝えします。

そして、あなたの想いやご相談をぜひじっくりとお聴かせください。

僕はいただいたご意見やご相談をもとに政策をつくり、問題の解決をめざして取り組みを進めていきます。

唯一、ふだんの仕事の日々と違うのは、50人もの候補者が朝から晩までマイクを使ってたりすることぐらいです。

これから1週間、僕はいつもどおり、あなたのもとへ行き、あなたの声を聴かせていただきます。

握手もしないし、名前も叫んだりしないし、選挙カーも乗りませんし、そういうのは全部やりません。いつもどおりの仕事をします。

7日間、みなさまとお会いできるのが楽しみです。

それではのちほどお会いしましょうね。



2018年予算議会・個人質問

藤野英明です。よろしくお願いいたします。

当初予算案と施政方針への質問に立つ藤野英明


施政方針演説および『横須賀再興プラン』に関して質問します。

1.上地市政における横須賀美術館の位置づけと今後の在り方について

開館から11年を迎えた横須賀美術館は、建設反対派の僕から見ても、美術館運営課と学芸員のみなさんのたゆまぬ努力によって多くの人々に愛される存在に育ったと率直に評価しています。

しかし愛される存在であることと、本市の財政状況の中で毎年3億円を超える赤字を出し続けていることとは全く別問題です。

巨額の赤字を上回るだけの教育的な効果と集客促進の効果は得られておらず、さらなる改革が必要だと僕は考えています。

質問に立つ藤野英明


上地市長が市長選挙を通じて訴え、施政方針でも述べた『復活3構想』のひとつに『スポーツ・音楽・エンターテインメント都市』構想がありますが、『アート』も重要な位置を占めています。

しかし、上地市長は、横須賀美術館について、施政方針の中では全く触れておらず、さらに今後4年間の方向性を示した『横須賀再興プラン』でもたった2カ所しか記述がありませんでした。

「横須賀再興プラン」

「横須賀再興プラン」


227ページもあるプランの中に美術館の記述は2ヶ所のみ
227ページもあるプランの中に美術館の記述は2ヶ所のみ

227ページもあるプランの中に美術館の記述は2ヶ所のみ


その2つも集客の向上に資するとは全く思えませんでした。

アートの拠点の1つであるはずの横須賀美術館ですが、担当課にヒアリングをしても、上地市長からは現在まで何も指示は受けていないとのことです。

こうした姿勢から、上地市長は横須賀美術館の扱いに迷っておられるのか、あるいは今以上の役割はもはや期待しておられないのか、僕は真意をはかりかねています。

沢田市政から3代にわたって続いた美術館の在り方の議論は、上地市政において一定の決着をつけるべきだと僕は考えています。

何故ならば、国道357号の延伸をはじめ、「本市の様々な歴史的課題に決着をつけること」も「上地市長に与えられた使命」だと僕は受け止めているからです。

そこで上地市政における横須賀美術館の位置づけと今後の在り方について明確なお考えをお答え頂きたいと思います。

(1)横須賀復活を掲げる上地市長にとって、横須賀美術館とはどのような存在であり、横須賀復活に資するものなのか

15年前に初立候補した時、僕は福祉財源を確保したいとの想いから美術館建設への反対運動を行ないましたが、市議時代の上地市長もこの活動に参加して下さいました。

アートを愛しながらも誰よりも財政に詳しい上地市長は、福祉財源を確保したいという僕の想いに一定の共感をして下さったのだと信じています。

正式に建設が決定してからの上地市議は「行列のできる美術館を目指せ」というテーマを掲げて、歴代市長に合計5回にわたって提言書を出すなど集客向上の為に積極的な改革の提案を行なってこられました。

上地市議らが作成した提言書(第1弾)を掲げる藤野英明

上地市議らが作成した提言書(第1弾)を掲げるフジノ


提言書や議会での質疑を拝見して、「経済と福祉の両立」を一貫して訴えてこられた上地市議らしいアクションだと感じました。

現在実施されている、ストーリー性を重視した『美術館ウエディング』や『企画展とレストランの連動』や『美術館運営評価委員会の設置』などは上地市議の提案が実現したものです。

こうした過去の経緯も踏まえると、やはり施政方針と『プラン』での扱いは僕にはとても違和感がありました。

そこで伺います。

【質問1】
横須賀復活を掲げる上地市長にとって、現在の横須賀美術館とはどのような存在なのでしょうか。


(→市長の答弁へ)


【質問2】
また、横須賀復活の為に、横須賀美術館は何らかの役割を果たしうるとお考えでしょうか。


(→市長の答弁へ)


【質問3】
もし横須賀復活に資する存在であるとお考えならば、施政方針では全く触れず、『プラン』でもほとんど触れなかったのは何故でしょうか。


(→市長の答弁へ)


【質問4】
また、現在まで担当部局に何も指示を出しておられないのは何故でしょうか。


(→市長の答弁へ)


【質問5】
集客への改革はある程度進んだので、このまま社会教育施設として毎年3億円の赤字はやむをえないというお考えなのでしょうか。


(→市長の答弁へ)


【質問6】
あるいは、まだ発表する段階まで熟してはいないものの、上地市長の中でさらなる改革のお考えがあるのでしょうか。お答え下さい。


(→市長の答弁へ)




(2)今後の横須賀美術館の運営形態の在り方をどうお考えか

僕は毎年の赤字を1円でも減らしたいという立場です。

美術館の赤字に反対する藤野英明


年間観覧者数は2014年と2015年こそ11万人台になったものの、例年10万人台にとどまっており、あたまうちです。

しかし、美術館運営評価委員会も達成目標を『10万人以上』にとどめたままで、さらに『11万人以上』『12万人以上』と目標をより高く設定していく姿勢はみられません。

そこで、現在の公設公営での在り方には限界があると考え、前市長に対して指定管理者制度の導入を求めました。

かつて上地市議も提言書の中で同じく指定管理者制度の導入も訴えておられたはずです。

また僕は民営化の前段階として、まずは市長部局への移管によるさらなる集客への取り組みの実施を求めてきました。

そこで、前市長は2014年度に市長部局への移管の取り組みを実施しましたが、教育委員会などから合意が得られませんでした。

2015年度は、美術館のあり方の検討を予算計上し、2016年度は総合教育会議の場で『今後のテーマ』として提案はしたものの、市長交代によって立ち消えのまま終わりました。

そこで上地市長のお考えを伺います。

【質問7】
上地市長は、今後の横須賀美術館の運営形態の在り方をどのようにお考えでしょうか。現在の公設公営のままで良いとお考えでしょうか。


(→市長の答弁へ)


【質問8】
また、施政方針において、特に市役所の組織改正の目玉とおっしゃった『文化スポーツ観光部』へ横須賀美術館を移管すべきではないでしょうか。

2008年4月1日施行の改正地方教育行政法によって、文化行政については総合的な「地域づくり」の観点から市長部局が一元的に所管できるようになっています。

横須賀復活という総合政策の為に一元的に扱う方が市議時代から積極的に提案してこられた数々の改革案は実現しやすくなり、さらなる集客が叶うのではないでしょうか。お答え下さい。


(→市長の答弁へ)




(3)放置されたままの基金の絵画の扱いと、今後の基金の存廃をどうお考えか。

本市は美術品等取得基金を条例で設置していますが、4億円の基金のうち絵画を3億9980万7500円分、購入しています。

通常、基金で購入したものは一般会計で買い替えるべきですが、この基金で買った絵画は平成18年度以降買い替えずに基金に10年間も放置したままとなっています。

過去の市長たちは反対運動がおさまって、将来、本市の財政が好転したらその時は買い替えをしようと考えてきたのかもしれません。

しかし本市の財政が好転するような甘い見通しは今後もありえませんし、数億円をかけて美術品を買い替えることが本市の優先課題では無い状況も変わりません。

そんな中、平成30年1月25日に『横須賀市監査委員公表・平成30年第1号』が公表されて、『美術品等の取得について』という『意見』が出されました。

監査委員公表

監査委員公表


買い替えをしないままである点を指摘するとともに

「今後、美術館運営上の施策において、美術品等取得に関して長期的な視点に立った在り方を検討することが望まれる」

と監査委員は意見しました。

基金で購入した絵画は保管されたままなどでは無く、他の作品と同じように美術館に展示されており、実務上は何の不便もありません。

しかし今回あえて監査委員が「意見」を付したのは、歴代市長が放置してきたこの基金について「存続か廃止か」の結論を出すことも含めた在り方の見直しを上地市長に求めているのだと僕は受け止めています。

教育委員会に対して出された監査意見ではありますが、本市全体の方向性の中に横須賀美術館をどう位置付けるかをお考えになるのは上地市長です。

そこで、市長に伺います。

【質問9】
『監査委員公表』の『意見』を読んで、本市が買い替えを10年間も避けてきたことをまずどうお考えになりましたか。


(→市長の答弁へ)


【質問10】
買い替えを行なうべきか否かについてもお答え下さい。


(→市長の答弁へ)


今後の選択肢としては「基金を廃止する」、あるいは、基金を存続するにしても一般会計の余裕が無い以上、「ふるさと納税など新たな財源を活用するなどの新しい仕組みが必要だ」と僕は考えています。

【質問11】
市長は、基金の存続・廃止についてどのようにお考えでしょうか。


(→市長の答弁へ)


【質問12】
最後に、これまで実質的に凍結をしてきた新たな美術品等の購入について、上地市長は今後どうしていくべきだとお考えでしょうか。お答え下さい。


(→市長の答弁へ)



2.本市で現在暮らしている、またこれから暮らすことになる外国の方々がこのまちの一員として安全で安心して暮らしていかれる体制づくりの必要性について

『復活3構想』実現の1つ目の柱『経済・産業の再興』では、人材不足の改善の為に

「今後必要性が高まってくる外国人労働力を活用していく為の仕組みも検討します」

と市長は述べました。

『横須賀再興プラン』においても『横須賀経済を支える中小企業等の再興支援』として

「市内企業の外国人労働力の雇用に向けた調査・検討を進めます」

と明記し、さっそく新年度予算案にも取り組みを予算計上しています。

欧米では移民を受け入れると社会が不安定になるとか雇用を奪われるといったイメージもあり反移民の動きが強まっている中で、僕は本市のこの取り組みを率直に評価したいです。

何故なら、市民の中に閉塞感が満ちており、人口減少からくる不安が高まっている横須賀にとって、新たな市民として外国の方々を積極的に招き入れることは多様性をてこにまちの再活性化を図ることができるからです。

多様な歴史と文化のバックグラウンドを持つ人々が共に暮らすまちは柔軟で強いまちであり、『多文化共生のまち』として横須賀が再興していくことを大いに期待したいです。

市長への質問に立つ藤野英明


そこでまず伺います。

(1)招き入れる定住外国人の規模はどの程度を目指しているか

【質問13】
本市は今後、諸外国からどの程度の数の方々を招き入れたいとお考えでしょうか。

現状でイメージしておられる規模についてお答え下さい。


(→市長の答弁へ)


(2)安全・安心に暮らしていかれる為の支援がさらに必要ではないか

新たな移民受け入れ政策を推進するまでもなく本市にはもともと外国人市民が人口の約4%と多く、県内では愛川町の5.7%に次ぐ多さです。

米軍人・軍属など基地人口を除いても約1.2%を占めています。

母国を離れての生活が安全・安心なものとなるように、本市では『外国人生活支援事業』『外国語情報発信事業』などの取り組みを行なってきました。

しかし、僕の周囲に暮らす外国人市民の方々を見る限り、本市の取り組みはまだ十分とは言えないと感じます。

代表的なものは『ことば』の支援です。

神奈川県全体では約18万6000人の外国の方々が暮らしていますが、英語を母語とする主要5か国の方々はわずか4.4%しかいません。

つまり、英語で案内板や文書を表記しても足りるわけではありません。

一方、本市には言語が異なる約70か国の方々が暮らしており、全ての外国語で表記や通訳を提供することも現実的ではありません。

そこで、日本で暮らす外国の方々の為により分かりやすい形をとった『やさしい日本語』の活用が全国で広まりつつあります。

本市でも平成24年2月1日の防災体制等整備特別委員会において、日本語を母語としない方々への災害時に備えて『やさしい日本語』の講座を今後推進したい旨の答弁がなされましたが、その後残念ながら今まで本講座は開催されていません。

また、勤め先が日産のような大企業であれば、日本語教育や福利厚生面も一定の対応がなされているでしょう。

けれども、中小零細企業や福祉関係の事業所においては、どれだけきめ細かな対応を行なえているでしょうか。

そこで、本市に招き入れる新たな取り組みと併行して、現在暮らしておられる外国人市民の方々にとっていまだ十分とは言えないセーフティネットをまずしっかりと整備していくとともに、地域の一員として暮らしていかれる取り組みが必要です。

以下、具体的な提案を行ないます。

多文化共生のまちについて質す藤野英明


まず、『ことば』の支援についてです。

すでに申し上げた通り、英語表記をすれば足りる訳では無く、全ての言語での表記の作成や通訳の提供も現実的ではなく、自動翻訳の精度がどれだけ向上してもホームページによる情報発信では届かない方々もおられます。

そこで先ほどご紹介した、『やさしい日本語』の積極的な活用が必要です。

【質問14】
まず、外国の方々が市役所・行政センターなどの公的施設に手続き・相談の為に訪れた場合に備えて『やさしい日本語』の基本的な実践ができるように本市職員に研修を実施すべきではないでしょうか。


(→市長の答弁へ)


【質問15】
お隣の横浜市では外国の方々に情報発信を行なう際の『多言語広報指針』を定めるとともに、「横浜市『やさしい日本語』の基準」を作成しています。

本市もこうした全庁統一の指針と基準を作成すべきではないでしょうか。


(→市長の答弁へ)


【質問16】
また、可能な限り早く、公的施設の表記や市内各所の案内板に『やさしい日本語』を用いた表記を徹底すべきではないでしょうか。


(→市長の答弁へ)


【質問17】
同様に、市のあらゆる配布物やホームページの表記、防災情報メールなど毎日の生活に必要な情報の発信についても『やさしい日本語』版を作成すべきではないでしょうか。


(→市長の答弁へ)



次に、医療へのアクセスのしやすさについてです。

外国の方々が身近な診療所やクリニックで安心して治療を受けられる必要があります。

【質問18】
そこで、本市の医師会・歯科医師会に対して、県等が制作した『外国語医科歯科診療マニュアル』『多言語医療問診票』の積極的な活用を改めて依頼すべきではないでしょうか。


(→市長の答弁へ)


次に、防災についてです。

現在は『外国人のための防災講座』などを開催していますが、日本人市民への啓発も必要な取り組みです。

【質問19】
外国の方々と災害時もコミュニケーションできるように『やさしい日本語』講座を広く市民や災害ボランティアに対して積極的に実施していくべきではないでしょうか。


(→市長の答弁へ)


次に、中小零細企業への支援についてです。

【質問20】
外国の方々を雇用する市内の中小零細企業が1事業所だけで研修を実施するのが難しい場合には、横須賀での暮らしに定着できる為の共通の講座開催などの取り組みを本市と商工会議所で連携をして検討すべきではないでしょうか。


(→市長の答弁へ)


(3)「地域の担い手」となっていただく仕組みづくりが必要ではないか

これまで必要最低限の支援を提案してきましたが、招き入れる外国の方々は『常に支援を受ける対象』などではありませんし、ましてや日本人の穴埋めに危険な労働現場で安い労働力として使われるような存在でもありません。

市長への質問に立つ藤野英明


多文化共生社会の実現とは、国籍やルーツを問わず、このまちの中で、生活者・地域の一員としての『居場所』を見出すことができ、日本人市民と等しく人権が守られ、
安全に安心して暮らしていかれることです。

そして、横須賀復活の為に外国人市民と日本人市民とが共に『地域の担い手』として活躍していただくことも必要です。

【質問21】
外国人市民が町内会・自治会への加入や、防災訓練や地域行事に参加しやすい仕組みづくりをはじめ、まちづくりに参画しやすい環境づくりを検討すべきではないでしょうか。お答え下さい。


(→市長の答弁へ)



3.「小児在宅ケア」の仕組みづくりの必要性について

『復活3構想』実現の3つ目の柱『子育て・教育環境の再興』では、障がいのあるこどもへの取り組みも語られ、インクルーシブ教育の推進と支援教育の充実について市長は触れて下さいました。

しかし、障がいのあるこどもたちの中でも最も支援が必要な存在でありながら、これまで光の当たらなかった医療的ケアや医療依存度が高いこどもたち(以下、医療的ケア児)については触れられませんでした。

医療の進歩によってこれまで救えなかったこどもの命が助かるようになり、病気や障がいの為に24時間365日人工呼吸器や胃ろう等を使用し、たんの吸引や経管栄養等の医療的ケアが必要なこどもたちが増えています。

さらに近年、対象となるこどもたちは低年齢化しています。

そして、ご家族の暮らしは大変なご苦労の中にあります。

そこで、医療的ケア児が自宅で暮らしていかれる『小児在宅ケア』の推進について伺いたいと思います。

医療的ケア児の支援体制を質す藤野英明


平成28年5月、児童福祉法が改正されて、新たに第56条の6第2項が次のように追加されました。

「地方公共団体は、人工呼吸器を装着している障害児その他の日常生活を営むために医療を要する状態にある障害児が、その心身の状況に応じた適切な保健、医療、福祉その他の各関連分野の支援を受けられるよう、保健、医療、福祉その他の各関連分野の支援を行う機関との連絡調整を行うための体制の整備に関し必要な措置を講ずるように努めなければならない。」 

この条文によって、これまで日本の障害者の概念・定義に含まれていなかった『医療的ケア児』が初めて法的に位置付けられました。

この改正児童福祉法や診療報酬の改定において医療的ケア児に対する訪問看護が充実するなど、ようやく『小児在宅ケア』に注目が集まってきました。

一方、本市ではこれまでうわまち病院小児医療センターを中核とする取り組みが進められてきました。

さらに、地域において『小児在宅ケア』に取り組む医師・訪問看護・訪問介護・歯科医・薬剤師・リハビリなどが少しずつ増えつつあります。

そこで、今こそ『在宅療養連携会議』のこども版を立ち上げるべきです。

ご高齢の方々を対象とした本市の『在宅療養連携会議』の設置とその取り組みは、『地域包括ケア』の先進事例として全国に知られています。

しかし、残念ながらこの会議は、こどもたちを対象としていません。

かつて高齢者に関わる多職種が顔の見える関係になり、在宅療養に参画する医療・介護・福祉関係者が増えたように、『小児在宅ケア』を支える多職種が集まって、医療的ケア児とご家族が地域で安心して暮らしていかれる仕組みづくりをすべきです。

すでに『神奈川県小児等在宅医療推進会議』の取り組みや、県内でモデル事業に先行して取り組んできた茅ヶ崎・厚木・小田原の知見もあり、本市は今こそ取り組みを始めるべきです。

そこで伺います。

【質問22】
ご家族を筆頭に、『小児在宅ケア』に関わりのある保健、医療、福祉、教育その他各分野の方々と行政の担当各部局をメンバーとした新たな連絡調整の場を作り、定期的かつ継続的に開催していくべきではないでしょうか。

そして、退院支援、生活の場におけるケア、レスパイト、急変時の対応、看取りまで、意見交換や情報共有を行ない、顔の見える関係を作り、地域の課題を抽出し、解決への方策をともに考えていくべきではないでしょうか。


(→市長の答弁へ)


さらに、医療的ケア児の支援に関しては、高齢者福祉・介護保険でいうところのケアマネージャーにあたる存在がおらず、全国的に医療的ケア児に対する関係分野の支援を調整するコーディネーターの養成と配置が喫緊の課題となっています。

そこで伺います。

【質問23】
新年度、本市はコーディネーターの養成と配置の取り組みについてどのようにお考えでしょうか。お答え下さい。


(→市長の答弁へ)


これで一問目を終わります。

市長への質問に立つ藤野英明


再質問は一問一答で行ないます。



市長の答弁

【答弁1・2】
まずは、横須賀復活を掲げる上で現在の横須賀美術館とはどのような存在なのか、また横須賀復活の為に横須賀美術館は何らかの役割を果たしうるか、の考えについてです。

昨日もお話ししたと思うんですが、美術館が立地する観音崎はアートを活用したまちづくりの中で大変重要なポテンシャルを持ってるっていうふうに理解しています。

風光明媚な環境に立地する美術館は風景と一体化したアートそのものだというふうに私を思っておりまして、美術館で展示する作品と結びついた音楽、さらにはパフォーミングアーツをこの場所でコラボレーションさせることでその価値をぜひ高めていきたいというふうに考えています。


【答弁3・4】
次に、横須賀復活に資する存在であると考えるならば、施政方針では全く触れず『横須賀再興プラン』でも全くと言っていいほど触れていないのは何故か、また現在まで担当部局に特に何も指示を出していないのは何故かについて、併せて回答いたします。

施政方針や『横須賀再興プラン』は公約に関わる課題や喫緊の課題を優先的に盛り込んだものでありまして、今後、美術館については触れていくつもりでした。


【答弁5・6】
次に、集客への改革はある程度進んだのでこのまま社会教育施設として毎年約3億円の赤字はやむを得ないと考えるか、また、さらなる改革の考えはあるかについて、併せて回答いたします。

先程お答えした通り、美術館が立地する観音崎はアートを活用したまちづくりの中で大変大きなポテンシャルを持っていると考えています。

その価値を発揮させるためには美術館の3つの機能、収集収蔵・研究そして展示があって、これらに関わる経費ごとに赤字を捉えるべきだというふうに考えます。

次に、展示の機能については集客の重要な一面を担うものです。展示にかかる経費を効果的に使っていくという視点に立って取り組むつもりです。

また収集収蔵・研究に係る施設の維持管理費については、市全体のファシリティマネジメントを進める中でより効率的な視点から節減を図っていきたいと考えます。


【答弁7・8】
次に、今後の横須賀美術館の運営形態のあり方をどう考えるか、公設公営のままで良いと考えるか、また施政方針で組織改正の目玉と位置づけた文化スポーツ観光部への美術館移管をすべきではないかについてです、あわせてお答えします。

回答の順番は逆になりますが、所管については新たに文化スポーツ観光部を創設しますので、この展開の中で美術館について将来的に判断をしていきたいというふうに考えています。

運営形態についてはファシリティマネジメント戦略の中で検討していきたいと思います。


【答弁9・10】
次に、『監査委員公表』の『意見』を読んで10年間も美術品等取得基金で購入した絵画の買い替えを避けてきたことをどう考えるか、また買い替えを行うべきか否かについて併せて回答させていただきます。

監査結果報告書の監査委員の意見を非常に重く受け止めてます。

監査委員の意見にもあります通り、まずは長期的な視点に立った基金の在り方を教育委員会と検討していきます。


【答弁11】
次に、この基金の存廃をどう考えるかについてです。

現状では基金が所管する美術品をどのようにしていくか、有効な打開策が無いのが現状です。

これはどういった作品をどういったタイミングで購入していくのか、またその財源としてご提案のあったふるさと納税がなじむのか、あるいは他に財源獲得の方策は無いのか、といったことをまずは検討して、その上で基金の存廃については判断をしてきたいというふうに思います。


【答弁12】
次に、本市がこれまで実質的に凍結してきた新たな美術品等の購入について今後どうするべきかの考えについてです。

美術品の収集は美術館にとって重要な機能と認識しています。

限られた財源の中、新しい仕組みを教育委員会と検討していきたいというふうに考えます。




【答弁13】
次に、市内企業の労働力不足解消の為、招き入れる外国人の方々の規模についてです。

外国人の方々を労働者として招くのは、守るべき市内企業の人手不足に対応するものです。

今回はルートづくりの検討を行なうものですので、現時点ではどこの国から何人ぐらいといったイメージはいまだできておりません。


【答弁14・15】
次に、『やさしい日本語』の職員研修の実施についてと全庁統一の『指針』と『基準』の策定について、併せてお答えします。

私は言われのない生活の不便さ、差別を受けている方々について何としてでもその状態を解消したい、解消すべきだというふうには考えます。

しかし、言葉の壁というものはこれとは同等とは考えていません。

とはいうものの、市内に暮らす外国人の方々が安全安心に暮らしていく為の支援として言葉の支援は重要な要素であるというふうに認識しています。

多言語対応のひとつの手段として『やさしい日本語』の活用も有効であると思います。

不勉強ながら『やさしい日本語』、私、知りませんでした。

今回勉強させていただいて、これは是非取り組むべき課題というふうにはじめよく分かんなかったのですが、私自身が『やさしい日本語』使えないので、勉強させていただきました。

職員研修という研修が良いのかどうかは検討していく必要がありますが、他の自治体や関係機関が作成している『やさしい日本語』に関する指針や基準を参考にして、外国人の方々にも分かりやすい文章とかサインの作成を心がけるよう、職員にぜひ周知していきたいというふうに考えています。


【答弁16】
次に、『やさしい日本語』を用いた公的施設や案内板の表記についてです。

『やさしい日本語』の表記は公共サインに取り入れることはサインのスペースの問題や経費面を考えると難しいのではないかと考えますが、必要に応じて多言語表記を行ったりピクトグラムを活用したりして分かりやすい表記に努めてまいりたいと思います。


【答弁17】
次に、市の配布物やホームページ、防災情報メールなどの『やさしい日本語』版の作成についてです。

市が横須賀国際交流協会に委託して実施しているイベント等の情報については必要に応じて『やさしい日本語』も含め多言語で対応を行なっています。

また、市のホームページには8ヶ国語による自動翻訳を行なっています。

防災情報メールは日本語・英語の他にひらがな文による周知をしていますが外国人の方々にさらに分かりやすく伝えるための工夫について検討してまいります。

今後も必要に応じて『やさしい日本語』を含めた多言語の情報提供に取り組んでいきたいというふうに考えています。


【答弁18】
次に、医師会・歯科医師に対して外国語診療マニュアルや多言語問診票の積極的な活用を依頼することについてです。

医師会・歯科医師会には是非積極的な活用を依頼したいと思います。

神奈川県が提供する外国語医科歯科診療マニュアルは10ヶ国語、公益財団法人かながわ国際交流財団が提供する多言語医療問診票は18ヶ国語で用意されています。

それぞれホームページからダウンロードが可能ですので、まずその存在からお知らせをし、外国の方の診療にも対応していただけるよう、積極的な活用を依頼していきたいと思います。


【答弁19】
次に、『やさしい日本語』講座を市民の災害ボランティアに対して実施することについてです。

市内に暮らす外国人の方々が安全安心に暮らしていく為には、災害時の支援は大変重要であるというふうに認識しています。

本市は本年から災害時に避難所等で活動する通訳そして翻訳ボランティアを対象とする研修を始めました。

今後実施する通訳翻訳ボランティア研修の中で『やさしい日本語』の活用についても取り上げていきたいというふうに考えています。

また、通訳翻訳以外の災害ボランティアの方々に対しても、分かりやすい表現、話し方等について考えていただく機会を提供する、私も含めて、関係機関と協議していきたいというふうに考えています。


【答弁20】
次に、外国の方々を雇用する市内中小企業の為に、暮らしに定着できるための共通の講座開設などの取り組みを商工会議所との連携により実施を検討することについてです。

これはぜひ進めるべきものだと私も前から考えているところです。

ご質問にありましたとおり、日本で働くためには語学をはじめとした暮らしへの定着が必要だと考えます。

外国人の方々を招き入れるルート作りと合わせて、同胞との連携や地域コミュニティ作りなど暮らしへの定着支援も検討していきます。

必要に応じて商工会議所の関係機関との連携も模索していきたい、是非させていきたいと考えます。


【答弁21】
次に、外国人市民の町内会・自治会活動への参加やまちづくりに参画しやすい環境づくりについてです。

外国人市民の町内会・自治会への加入や地域活動への参加は、住民相互の理解を深めるための取り組みとして大変重要なことではないかと考えています。

現在、横須賀市連合町内会が作成した『町内会・自治会活動ガイド』に5ヶ国語による外国語の加入案内が掲載されていますが、これは市のホームページからもダウンロードできます。

今後、町内会・自治会に対して外国語による加入案内があることも改めてご案内をさせて頂いて、外国人市民を孤立させないように地域活動へお誘いいただくなど周知をしていきたいと考えています。


(→再質問へ)


【答弁22】
次に、小児在宅ケアに関わりのある各分野の方々と行政の担当各部局をメンバーとした新たな連絡調整の場を作り、解決への方策を共に考えて行くべきではないかについです。

医療的ケア児が適切な支援を受けられるよう、おっしゃる通り、保健・医療・障害福祉・保育・教育等の関係機関による協議の場を平成30年度に設置します。

人工呼吸器等の使用や痰の吸引など医療的ケアを必要とする障害児が地域において必要な支援を円滑に受ける為には支援にあたる関係機関の連携が当然として欠かせないというふうに考えています。

お互いに顔の見える関係の中で実効性のある協議が行われるよう協議の場の具体的な運営形態や構成員等について関係機関とできるだけ早くに調整を図っていきたいと思います。


【答弁23】
次に、医療的ケア児に対する関係分野の支援を調整するコーディネーターの養成と配置が喫緊の課題だが本市は来年度はどのように取り組んでいくかについてです。

医療的ケア児の様々な課題に対応する為に相談支援専門員として関連分野の支援を調整するコーディネーターの配置をすすめていくべきと考えます。

コーディネーターの養成事業が平成30年度から都道府県及び指定都市を実施主体として位置づけられましたので、県との連携を図りながら市内事業者へのコーディネーターの配置をぜひすすめていきたいと考えます。


(→再質問へ)


以上です。





フジノの感想

市長、ご答弁ありがとうございました。

ひとこと、予算への感想を述べます。

これまで過去15年間、政治家をしてきましたが、予算書を見るたびに、愕然とする。

いくら提案をしても、どれだけ良い取組みと信じて提案をしても、全く反映をされない、そういう人生を送ってまいりました。

しかし今年は、予算書・『横須賀再興プラン』を読みながら、大変ワクワクする。

自分の提案も取り入れていただいている。多くの議会の皆さんのご提案も取り入れていただいている。

本当にみんなで作った予算、そういう想いを感じました。大変感謝をしております。

この予算をより良い形で執行していきたい。その為の議会としてしっかりチェックをしていきたい、というふうに考えております。

フジノの再質問

では、再質問に入りたいと思います。

質問の順序を変えて、逆に『小児在宅ケア』『外国人労働力の活用に関連した、並行して行うべき取り組み』、最後に『美術館』についてお伺いいたしますので、よろしくお願いいたします。

まず『小児在宅ケア』に関連して、「そもそも医療的ケア児の存在をどうお考えか」ということを伺いたいと思っております。

何故こんな質問をするかと申しますと、2016年7月に相模原の津久井やまゆり園で19人もの重症心身障がいのある方を含め、多くの方々が殺された事件がありました。

障がいのある方々は社会にとって要らない存在だというような、極めて許しがたい優生思想に基づいた殺人事件でした。

このことについて、「何で横須賀市議会は何も意見を言わないんだ」というふうに言われて、僕自身も「何故、何も抗う意見表明をしないんだ」というふうに怒られましたが、

今まで自分たちがしてきたこと、市議会、行政、教育委員会、特に市立養護学校が行なってきたことなどをご覧いただければ、横須賀市は重症心身障がいのあるこどもたち、医療的ケアの必要なこどもたちを全力でこれまでも守ってきたし、これからも守っていく姿勢に何ら揺らぎはないと、そういうふうに思っている。

それをわざわざ表明する必要は無いと思い、僕はその時は言葉にはしませんでした。

ただ、そのように「言葉にしろ」というふうに求められたので、今回の質問はその意味も含めて行なわせていただきました。

市長のお考えを伺いたいんですが、まず僕自身の考えも言うべきだと思っています。

赤ちゃんができた。

しかし十月十日を待たずに生まれて、低出生体重児で、あるいは極低出生体重児として生まれたり、何らかの疾患や臓器への障がいがあって、出産後、お母さんに抱っこしていただく間も無く、看護師さんに取り上げられて、『NICU』に移す。

そして『医療的ケア』を受けなければならないというおこさんがいて、今後、確実に増えていきます。

何故かというと、初婚年齢が上がりました。

当然、初産の年齢も上がりました。

妊娠における様々なリスクは、残念ながら年齢が上がれば上昇してまいります。

医療依存度が高い赤ちゃんが生まれることもまた必然のことです。

もしかしたらすぐに亡くなってしまうかもしれない。

もしかしたら1年は生きられるかもしれない。

いつまで生きられるか分からない。

それでも親御さんは、1日でも長く生きてくれることを祈って止まないものだというふうに受け止めています。

そして政治・行政は、生きていかれる命を守るのは当たり前のことで、誰もが寿命なんて分からない中で、例え病気や障がいがあって生まれようと、『医療的ケア』が必要だとしても、その命が尽きる時まで生きていかれるように、全力で支援をすること。

そして、自己実現や教育の機会も提供することは、行政・政治の当然の責務だというふうに考えています。

これが僕の信念であり、やまゆり園事件の優生思想に対するアンチテーゼ、僕の想いです。

『医療的ケア』のあるこどもたちが大人になれば、やまゆり園にいたかもしれない。

横須賀の方はたまたまおられなかったということですが、もちろん自分のまちの問題としても受け止めております。

そんな中で、改めて質問をさせていただきます。

まず上地市長、『医療的ケア児』の存在についてどうお考えか、お聞かせください。

上地市長の答弁

これは思想哲学も含めて、宗教も含めてという問題と、政治という問題というのは非常に密接に、難しい問題だと思っているんです。

私は個人的に、どんな方でも、命をいただた方っていうのは救わなければいけないのは、これは人間として、あるいは政治家として当然だというふうに思っています。

それは、DNA論ではありませんが、ここまで生存してきたというのは何らかの意味があって、ホモサピエンスとして存在してきたというのは理由があると思っています。

ですから、それを周りが、周囲が助けるというのは、どんな状態でもこれは当たり前の、これは人間として当然のことだと、まず思っています。

それが、天から与えられた命に対する我々の使命だというふうには感じて、まずそういう考えを持っています。

これは、宗教とか思想を超えて。それを言うとここではいけないので言いませんが。

その上で、政治が何ができるかということは、当然基本として考えなければいけないのは当たり前の話しです。

『医療的ケア児』だけではなくて、様々な障がいを持ったり、様々な貧困、差別、区別を受けてこられた方たちというのは、日本の歴史の中でも、これは長い歴史の中でも居ます。

それがどうやって権利を回復して、社会全体で捉えて何かをしていくということが、もし神様がいるならば、神が与えられた人間に対する試練、それを知らさせしめているのではないかといつも感じています。

ですから、政治の中ではこれは全力を尽くさなきゃいけない。

それは政治家の使命であるというふうに、少なくとも私は感じて生きてきましたし、今も感じるし、これからも生きていきたいというふうに思います。

フジノの再質問

ありがとうございます。

まさに「やまゆり園事件について本市のメッセージをお聞きしたい」と言っておられた方にも、政治・行政のメッセージは確かに届いたと思います。

天命というお言葉をいただきましたが、僕もまさに全く同じ想いでおります。

今は『信念』の部分について伺いましたが、『具体的な施策』の部分についてもう少し伺いたいと思います。

『子ども版在宅療養連携会議』という仮称で僕は呼びましたが、市長は「平成30年度中には設置をしていきたい」というふうにご答弁をいただきました。

重ねてのご提案になるんですが、「ぜひご家族を入れていただきたい」というふうにご提案します。

何故ならば、『在宅療養連携会議』というのは『サービスの提供者側』しか入っていないんです。

でも『医療的ケア児』のケアをしておられるのはプロの方々だけでは無くて、ほとんどご家族が24時間つきっきりになっていて、親であると同時に、保護者であると同時に、ケアの担い手でもある。

その方々のご意見を受けられる場、そういう場ができるのであればご家族は必ず入るべきだというふうに考えているんですが、ご検討いただけるでしょうか。

上地市長の答弁

ぜひ、おっしゃる通り検討していきたいというふうに思います。

フジノの再質問

続いて、『グリーフケア』『ビリーブメントケア』、ちょっと耳慣れない言葉で恐縮なんですが、の行政による取組みの強化について伺います。

生まれてすぐに亡くなってしまう『医療的ケア児』もいらっしゃいます。

残念ながら、全力を尽くしても1週間で亡くなる命もあれば、小児がんに7歳でなって半年で亡くなってしまうような方もおられる。

今は、この地域での体制の中で『協議会』をつくっていただく。

その中に「看取りについても入れてほしい」というふうに申し上げました。

生まれてすぐにこどもさんを亡くしてしまったお母さん・お父さん・保護者の方々のために、『天使ママの会』という民間の組織があるんですけれども、横須賀市も協力をして広報をしてくれていますが、年4回しか、やっぱり集まれない。

お母さん方・お父さん方、悲嘆の中に、悲しみに中におられて、自らも当事者として、ピア仲間・当事者仲間を支えようとしている。

これはやっぱりとってもご負担だと思うんです。

『グリーフケア』『ビリーブメントケア』と専門用語で言うんですが、この全く足りていない現状を支えていくのは、行政の一定の取組みが必要ではないかというふうに考えています。

かつて自殺対策に取り組んだ時、自死遺族の方々も語り合う場がありませんでした。

こどもが亡くなった。しかもなかなか他の多くのこどもたちとは違う状況の中で亡くなった。

そういった想いを語り合える場が必要だと思っているんです。

もちろん『天使ママの会』の活動も素晴らしいのですが、行政としても何らかの取り組みを行なうべきではないかと思うのですが、ご検討いただけないでしょうか。

上地市長の答弁

藤野議員はいつも人間の尊厳というところで、様々な場面でそういうところで活躍されていることはよく理解していますし、すごく大切なことだというふうに思っています。

ぜひ検討させていただきたい。

いろんな人生があって、いろんな方がいろんなもので苦しんでいるところを、どこまで行政がフォローするか。これはやっぱり永遠の課題だと思うんですね。

時代によって、いろんな不幸が生まれるし、差別が生まれるし、それをどうやって工夫していくかというのも、ひとつの人間の叡智というのかな、人類の叡智。大仰な言い方かも分かりませんが、それに取り組んでいかなきゃいけないのは当然、民主主義の体幹だと思うんですね。

ですから、その辺は私も同じような視点で考えておりますので、ぜひ検討をさせて下さい。いまはそういうふうにしか言えませんが。

フジノの再質問

行政がどこまで関わるべきか。

当然、社会資源、人的資源、財政的資源を考えねばならないんですが、先ほども申し上げた通りで、『医療的ケア児』の数はこれから上昇していきます。

そして、残念ながら亡くなるこどもの数も当然増えていく。しかも絶対数で見ると少ない。

その中で、これから行政が対応するニーズは確実にあると思いますので、ご検討いただけるということですので、ぜひお願いしたいと思います。

『小児自宅ケア』に関連して、1点だけ知っていただきたいことがあります。

教育福祉常任委員会、昨年12月4日に行なった健康部との質疑で、『PICU』をうわまち病院に新設するという議論を行ないました。

この件について報告など受けておられるでしょうか。

上地市長の答弁

『PICU』については聞いていないです。

フジノの再質問

実はぜひ知っていただきたいこと、『小児在宅ケア』に関連してぜひ知っていただきたいことなんです。

先日報道されましたが、我が国の『新生児の死亡率の低さ』は世界トップです。

しかし、『生まれた後の1歳〜4歳の小児の死亡率』は先進国の中ではアメリカに続いてワースト2位なんです。

『1歳〜4歳の死亡率』はワースト2位が日本です。

その原因として『PICU』、『ICU』の子ども版、『小児集中治療室』の整備不足があります。

全国的に『NICU』は増えてきました。

横須賀にも共済病院・うわまち病院にもあります。

しかし『PICU』は全国に40か所しか無く、24時間体制で救急受入れを行なっているのは10か所しかない。

これがもう「1歳から4歳の死亡率の高さの背景にある」とはっきり言われているんですね。

そのような現状がある中で、うわまち病院の指定管理者の選考の為の審査会で、うわまち病院を担いたいと応募をしてくれた地域医療振興協会は「『PICU』を作りたい」とプレゼンテーション資料に載せてきたんですね。

当然、僕としては『小児在宅ケア』に資するものですので、そして「ぜひ設置をして欲しい」という想いもあって、上地市長にも質疑をさせていただいた「うわまち病院がもしあの場所で建てかえをするなら、道路を拡幅して欲しい」と。救急車が一刻も早く入って欲しい。

そういうような想いもあってあの質疑をしたんですが、実際に『PICU』の整備のスケジュールなどを部局にお聞きしたところ、「あくまでプレゼンテーションで出された資料であって、話はあったが具体的なスケジュールは何も詰めてない」というお話だったんです。

でも、プレゼンテーションというのは指定管理者を選ぶ為のものであって、審査委員会の方は『PICU』を作るんだという想いもあって得点を投じているはずなんです。

ですから、別の答弁では「建てかえによる物理的な環境をクリアせねばならない。これから具体的に検討させていただきたい」と答弁があって、一定の理解はしたんですが、こうした議論があったこと。

そしてこれは『小児在宅ケア』のために大きく資するものであるので、健康部、そして地域医療振興協会とともに、こどもたちの命をより守れる病院になっていただくように議論をぜひ進めたいというというふうに指示をしていただけないでしょうか。

上地市長の答弁

その話を初めて聞いたんで、ちょっと内容を調査して、いろんな視点からちょっと検討をしてみたいというふうに思います。

フジノの再質問

ありがとうございます。

続いて、「外国の方々を横須賀にぜひお招き入れしたい、そして『地域の担い手』となっていただきたい」という想いで質問をいたしました。

1問目でお聞きしたことは、今すぐ取り組んでいただきたい最低限のことについてです。

上地市長、きっと理解をしていただけると、『多文化共生のまち』というのを理解していただけると思って質問をいたしました。

再質問でお聞きしたいことが、「『多文化共生のまち』を行政計画として打ち出せないか」ということです。

ちょっとだけ国の状況を説明させて下さい。

政府統計によれば、『在留外国人』の数は年を追うごとに増えていて、また最新の統計が発表されましたが、過去最高となっているはずです。

1個古いデータですが、2016年は290万人となりました。

中でもベトナムの方は約4倍に、この5年間で急増をしております。

外国の方々の労働者の数も、この5年間で1.5倍、約108万人となりました。

この統計だけみると、「日本に外国の方は多く来ていただいているな」という印象を受けるんですが、実は違いまして、外国の方々にとって日本そのものが魅力的な就労先とはいえなくなりつつあります。

2つの明確な理由があります。どちらも国策の問題です。

1つは『留学生』や『技能実習生』を日本人が働きたがらないところにうまく押し込んでいるんですね。

日本への憧れをもってやって来てくれた若い外国の方々に、きつくてつらい、しかも低賃金の仕事をさせているというのが今の実態。

そして母国へ帰って、日本への嫌なイメージを持って帰っていくんです。

そしてもう1つ、国際的な状況から、これまで日本に来て下さっていた外国の方々の中で、一番多かったのは中国の方々なんですが、国内経済やアジア経済が発展していくと共に、国内で働いた方が、お給料が良くなっている。

日本で働く必要は全然無いんですね。

ベトナムが今増えていると、5倍に増えた、と申し上げましたが、ベトナムも経済これから発展してまいります。

そうすると日本に来るメリットなんて何も無いんですね。

日が落ちていくような、横須賀で言えばこの閉塞感が強まっている中に、あえて来る必要はない。

そういうのが国際的な状況です。

そんな中、他のまちではどうしているかというと、例えば島根県出雲市ではもう、「2021年までに5年以上暮らしている外国人住民の割合を30%以上としたい」という明確な目標を打ち出して、『出雲市多文化共生推進プラン』というのを位置付けている。

また、広島県の安芸高田市では早くも2010年から『人権多文化共生推進課』を立ち上げて、アンケートやフォーラムを開催し、やはり『安芸高田市多文化共生プラン』というものを策定してコミュニティづくりを推進したり、まちのイベントへの参加も促している。

市内企業も、住宅探しを実践したり、熱心に取り組んでいる。

そこで、本市の取り組みなんです。

総務省が提供している『先進都市事例集』の中に52の事例が取り上げられている。本市の取り組みも、誇らしいことなんですが取り上げられている。防災の分野で取り上げられている。

ただ、防災の分野以外の分野でも、もっともっと取組みが必要ではないかと思っています。

そこで、先ほどの提案に戻るんですが、「横須賀は特別」だと。

日本に嫌いなイメージを持たれても、「横須賀は特別だ」と。

「コスプレもサブカルもアニメもある。しかも文化・スポーツ・エンターテイメント。ここにいるとワクワクする。日本はちょっとイメージが悪いけど、横須賀には来たい」。

そう思ってもらえるまちにしていただきたい。

しかもそれを『多文化共生のまち』として打ち出していただきたいという想いが強くあるんです。

そこで、プラン好きな僕と言われてしまうかもしれないんですが、『多文化共生推進プラン』のような形で、はっきりとメッセージとして打ち出す為に、行政計画として策定をお考えいただけないでしょうか。

上地市長の答弁

最終的に目指すところは実はそれでして、少しずつ出していこうかと思って、実は、1年目なんで皆さんには理解していただけると思うんですが、実はこれは私にとって始まりでして。

第2弾、第3弾、第4弾、第5弾まで考えなきゃいけないつもりで考えていて、当然、開放的でインターナショナルな社会にしなきゃいけない。

それが、横須賀を変えていくことだっていうふうに考えていますので、次へのステップの時にはぜひ、考えさせていただければというふうに思います。

フジノの再質問

ありがとうございます。

その再度の検討の時にはぜひ『国際交流課』の名称と取組みも『多文化共生推進課』のように変えていただけないかというふうに思います。

『国際交流』というのは、『多文化共生』の第1段階ですよね。

名前としては通りが良いですけれども、日本人市民と外国人市民が溶け合って1つの横須賀市民となれるような取組みを進めていくリーダー役として『多文化共生推進課』などというのも、ぜひ検討をしていただきたいというふうに思いますが、いかがでしょうか。

上地市長の答弁

今後の検討課題にさせていただきたいなと思います。

フジノの再質問

最後に、美術館についてです。

先日、加藤眞道議員から大変ハードルを高くあげられてしまって、激しい質疑をしなければならないのかなというふうに思っていますが(苦笑)

僕は上地市長と15年間、市議・市長時代にお付き合いさせていただいて、そして素晴らしい理想主義をお持ちと同時に、最高のリアリストであるというふうに受け止めています。

僕はもう極端な原理主義者ですので、

「美術館、赤字、許せない」

そこで思考停止してしまうんですが、

上地市長は市議時代から、もう建設が議決事項でこれ以上動かないと分かった時には、

久しぶりにご覧になると思うんですが、岩崎絵美議員らと一緒に作ったこの『第一次提言書』を今日はわざと持ってきたんですけれども、本当に当時からずっとおっしゃっていること、全く変わってないんですね。

『行列のできる美術館にしたい』
『未来に向けて横須賀の文化や価値観を継承する美術館にしたい』
『経営的にも独立できる美術館にしたい』
『世界に向けて横須賀を発信する美術館にしたい』

もう1個ありまして、1番に

『市民から愛される美術館にしたい』。

この1番目はもう実現したと思うんです。

ただ、残りの2、3、4、5はまだ道半ばかな、というふうに感じております。

先ほど、施政方針・再興プランで触れなかったのは、1年目ですし、上地市長はもう全力で全ての分野について取り組んでいるので、「美術館はもうやらないのかな」というふうに受け止めてしまったんですが、これから二の矢、三の矢を放っていただける。

そういうことでよろしいんですよね。

上地市長の答弁

私もともと間口が狭いタイプだったんで、急にワイドにされたんで、あれもこれもってなってしまったんで、当然、それも15年間やってきた上で考えなきゃいけないことだというふうに考えてまして、自分の中では大きな絵面は描けているんですが、ただ具体的なものは少しずつやらないと。

これでも『復活3構想』でも少しずつなんで、私の中ではね。

その中では当然、過程の中で美術館は、当然やらなければいけない施設であって、私の求めたひとつのパートです。

それだけはご理解ください。

フジノの再質問

もっとも触れておきたいことは、単館で収益を、損益を見るべきでないのは僕も劇場にいたので理解しているのですが、それでもやはり、収益率をアップしていかねばならないということでした。

その点について今、「毎年約3億円の赤字」という表現を僕はしているんですが、それから入場者数も、有料入場者数は4万人程度しかおられない。

こういう状況をどういうふうに受け止めておられるか、ご感想をお聞かせ下さい。

上地市長の答弁

あまり良いものではないと思っています。

ただ、アートの分野に関しては費用対効果って非常に難しい。

何をもって効果があるってことは多分、お分かりになっていると思ってるんですね。

ただ、マーケティングをやってきた人間からすると、どういう分野の人たちが、どういうコンセプトで、どういうジャンルの人たちが、どういう傾向にあって、その人たちをどうしようかというマーケティングが必要だっていうふうに思ってます。

横須賀を、「まちはどこでもparvus theatrum(フジノ注:ラテン語で小劇場)」っていつも言っているんですけれども、どこでも小劇場で、どこでもアートが飾られるまち、っていうふうに考えていますので、そのうちのある分野、あるジャンルに関しては美術館というパートを担ってもらいたいということを頭の中で描いています。

今それは具体的にいろんな仕掛けづくりの中の1つですから、他の仕掛けづくりをこれから『復活3構想』の中でどうやって仕掛けていくか。

そして、その補完なのかどうなのかということを連動させるのかどうかというのは、具体案がまだできてないんです。

ですから、『復活3構想』を掲げて、どのようなまちづくりをできて、人々が、どういう傾向の人たちが来るかと考えあわせながら、一緒に考えていきたい、というふうに考えています。

フジノの再質問

続いて、所管替えについてです。

『文化スポーツ観光部』ができて、そして加藤議員の強い想いもあってスポーツが移管されて、たいへん良い方向に横須賀は向かっていると思います。

スポーツイコール健康、と考えられていたのが、スポーツイコールまちづくりっていうふうに受け止められてきている。

そして、市長の強い想いもあって、音楽もまちづくりに資する、健康にも資する、というふうに受け止められています。

そんな時、美術館が置いてきぼりになっているようなイメージがどうしても拭えません。

教育活動も十分にできているとは思うんですけれど、まち全体の中で経済発展の為に美術館が活かしきれているかというと、僕はまだ全然だと思っています。

その意味で、今後ご検討いただくということなんですが、まだ立ち上がっていない『文化スポーツ観光部』に期待をし過ぎてしまうのも大変申し訳ないと思うんですが、やはり将来的にはその部で一元管理をしていくのが望ましいのではないかと思っておりますので、ぜひこれは検証を続けていっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

上地市長の答弁

議員と感じているところは同じ方向だというふうに思ってますので、その辺でぜひ検討していきたいというふうに思っています。

フジノの再質問

最後にとても大切な監査意見の扱いについてです。

基金の中にそのまま放置してある、まさに土地開発公社が塩漬けにして土地を買っていたのと同じような問題が起こってしまっている訳です。

買い替え自体は何らかの形でいつか行わねばならないというふうに歴代市長は考えてきたとは思うんですが、このタイミングで監査委員が出してきたのは、上地市長だからだと思うんです。

解決するのは上地さんだと思うんです。

これは様々なご答弁をいただきました。

その方向性については理解するものです。

このままでは絶対にいけないと思います。

そして『長期計画』についても必要だと思います。

『長期計画』については、作るにあたっては当然、議会にも報告していただきたいですし、『長期計画』のもと、美術品の購入に関しては基金で購入するのではなく、予算ベース・補正予算ベースで議会に出していただいて、やはり議決をいただく形で絵画等の購入をお願いしたいと思うんですが、いかがでしょうか。

上地市長の答弁

私たぶん議員の時にそれ言ってたと思うんです。

ぜひ検討を立場は違いますが、検討させてください。

フジノの再質問

様々な分野について質問をさせていただきました。

この後は委員会で詳細な議論をさせていただきたいと思います。

横須賀復活に向けて、議会の立場から全力で頑張ってまいりたいと思いますので、これからもよろしくお願い致します。ありがとうございました。



上地市政における横須賀美術館の位置づけと今後の在り方について/市長に行なう質問の発言通告書を紹介します(その1)2018年予算議会

発言通告書を提出しました

2月26日から4日間にわたって開かれる本会議。

ここでは、上地市長が行なった施政方針演説と2018年度予算案に対する代表質問・個人質問が行なわれます。

フジノも市長へ質問を行ないます。

そこで、質問の要旨を記した『発言通告書』を提出しました。

発言通告書に署名して提出しました

発言通告書に署名して提出しました

さっそくその内容をご紹介します。

1 上地市政における横須賀美術館の位置づけと今後の在り方について

(1) 横須賀復活を掲げる上地市長にとって、横須賀美術館とはどのような存在であり、横須賀復活に資するものなのか。

市長選挙を通じて訴え、施政方針でも述べた「復活3構想」の1つに「スポーツ・音楽・エンターテインメント都市」構想があるが、「アート」も重要な位置を占めている。

しかし「アート」の拠点の1つであるはずの横須賀美術館について上地市長は施政方針で一言も触れておらず、今後4年間の方向性を示した「横須賀再興プラン」でも全くと言っていいほど触れていない。

市議時代に「行列のできる美術館をめざせ」と改革案を記した提言書を歴代市長に5度にわたって出してきた上地市長の過去の経緯を踏まえると、強い違和感があった。

ア 横須賀復活を掲げる上地市長にとって、現在の横須賀美術館とはどのような存在なのか。

イ 横須賀復活のために、横須賀美術館は何らかの役割を果たしうるとお考えか。

ウ もし横須賀復活に資する存在であるとお考えならば、施政方針では全く触れず、横須賀再興プランでも全くと言っていいほど触れていないのはなぜか。

エ 現在まで担当部局に対して特に何も指示を出しておられないのはなぜか。

オ 集客への改革はある程度進んだので、このまま社会教育施設として毎年約3億円の赤字はやむを得ないというお考えなのか。

カ 横須賀美術館のさらなる改革のお考えはあるか。

(2) 今後の横須賀美術館の運営形態のあり方をどうお考えか。

開館以来11年、年間観覧者数は例年10万人台にとどまっており、美術館運営評価委員会も達成目標を「10万人以上」からさらに高く設定していく姿勢が見られない。

こうした姿勢は公設公営の限界だと受けとめており、毎年の赤字を1円でも減らすべきとの立場から私は指定管理者制度の導入を提案し、その前段階として市長部局への移管を訴えてきた。

前市長は2014年度から移管への取り組みを実施したものの、市長交代によって立ち消えとなっている。

ア 市長は、今後の横須賀美術館の運営形態のあり方をどうお考えか。現行の公設公営のままでよいとお考えか。

イ 施政方針で市役所の組織改正の目玉とおっしゃった「文化スポーツ観光部」へ横須賀美術館を移管すべきではないか。

(3) 放置されたままの美術品等取得基金の絵画の扱いと、今後の基金の存廃をどうお考えか。

4億円の美術品等取得基金のうち3億9,980万円の絵画を購入しながら一般会計で買い替えをせずに10年間にわたって基金に放置したままとなっている。

監査委員から「横須賀市監査委員公表・平成30年第1号」が公表され、この点を指摘するとともに「今後、美術品等取得に関して長期的な視点に立った在り方を検討することが望まれる」との「意見」が出された。

歴代市長が放置してきたこの基金のあり方について、存続か廃止かの結論も含めたあり方の見直しが上地市長に求められていると私は受けとめている。

ア 監査委員公表の意見を読んで、本市が10年間も、基金で購入した絵画の買い替えを避けてきたことをどうお考えか。

イ 買い替えを行うべきか否かについてはどうお考えか。

ウ 市長はこの基金の存廃についてどうお考えか。

エ 本市がこれまで実質的に凍結してきた新たな美術品等の購入について、今後どうすべきと市長はお考えか。

美術館改革は、フジノの政治家としての原点です。

市長が誰に替わろうとも厳しく追及を続けていきます。

次の記事へ続きます)



ついに決算審査が終わりました。フジノは「単コロ」が廃止されていない「病院事業」の決算に反対しました/予算決算常任委員会・全体会(2017年9月議会)

9月議会での「決算」審査が終わりました

今日は、『予算決算常任委員会・全体会』が開かれました。

予算決算常任委員会全体会を前に

予算決算常任委員会全体会を前に


1ヶ月半にわたる9月議会ですが、前半は補正予算案の審査、後半は決算議案の審査です。

そして今日は『後半戦の実質的な最終日』にあたります。

予算決算常任委員会は、分科会と全体会に分かれています

予算決算常任委員会は、分科会と全体会に分かれています


毎回ご説明していることなのですが、横須賀市議会では『本会議』での採決の前に、まず予算決算常任委員会・全体会を行ないます。

まず、4つの分科会(=4つの常任委員会に対応しています)で審議された結果を、分科会長(=委員長)が報告をします。

続いて、その報告に対する『質疑』、全ての分科会にまたがる内容についての『質疑(総括質疑)』、『討論』、そして『採決』という流れです。

こうして、決算議案に対する賛否(認定するか否か)の採決が行なわれました。



フジノは「一般会計」「病院事業」決算認定に反対しました

この決算(2016年度分)は、上地新市長が作った予算に基づく決算ではありません。

吉田前市長が作った予算に基づいて執行された結果(決算)に対する審査です。

フジノは『一般会計』『病院事業』決算認定に反対しました。

予算決算常任委員会全体会での賛否一覧

予算決算常任委員会全体会での賛否一覧


『一般会計』の決算については、『ハコモノ3兄弟』の予算が執行された決算なので反対をしました。

芸術劇場・美術館・ソレイユの丘に対して、吉田前市長は結局のところ最後まで抜本的な改革を行ないませんでした。

赤字額は変わらないまま。

初当選からずっとハコモノに反対してきたフジノは、2016年度当初予算案にも反対しました。当然ながら、この決算にも賛成することはできません。

『病院事業』に反対した理由は、昨年度の決算で激しく改善を要求した『単コロ』が2016年度は改善されていないからです。

議会がチェックできない方法で横須賀市が行なっていた8.5〜12億円もの短期貸付の問題

こうした激しい追及を経て、2017年度(今年)の当初予算案ではついに不透明な短期貸付金は廃止されました。

けれども、本議会で審査対象になっているのは、まだ『問題の貸付を行なっていた2016年度の決算』です。

予算書にも決算書にも記載されず、議会も全くチェックできない上に、市長決済だけで12億円も無担保で貸し付けるという、この異常なやり方を絶対に認めません。

したがって、2016年度決算には反対しました。

改めて決算書を読んでも1行も記されていないのだから本当にあってはならない手法だと思います。

「2016年度地方公営企業決算監査意見書」より

「2016年度地方公営企業決算監査意見書」より


同じ問題意識を持って下さっている監査委員による『地方公営企業決算監査意見書』に唯一このような記述がなされました。

ありがたいことに、この9月議会の決算審査のスタート時に監査委員へフジノが質疑を行なった際に

「藤野委員のご指摘もあって貸付を解消することができました」

と監査委員から答弁を頂いてしまいました。ありがたいお言葉。。。

けれども、たしかに議会で問題視して質疑をしたのはフジノひとりですが、実際には監査委員のみなさまの存在があって初めて実現することができました。

2017年度からこの短期貸付金を廃止することができたのは、何よりも監査委員のみなさまのご尽力のおかげです。

こうして、『予算決算常任委員会・全体会』は終わりました。

最終的には、フジノの反対もむなしく、全ての決算は『認定』することと多数決で決まりました。

10月16日(月)に開かれる本会議でも、今日と同じ結果で採決されることになります。

最後に、学童クラブにおいて補助金の不正使用があった為、今回の決算には『附帯決議案』が教育福祉常任委員会の有志から提案される予定です。

さあ、全ての審査が終わりました。

あとは本会議を残すのみです。



横須賀市議会議員選挙での選挙チラシ作成費用を税金で肩代わりする公費負担に反対しました/2017年9月28日本会議での反対討論

「議会議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例中改正」への反対討論

藤野英明です。

『議案第72号・議会議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例中改正について』、反対の立場から討論を行ないます。

反対討論に立つ藤野英明


条例改正案の中身は、国が公職選挙法を改正したことに伴ない、地方議会の議員の選挙における候補者の選挙運動用ビラの配布を許可すること、さらに作成費用を公費負担とすることです。

すでに市長選挙では法定ビラといって選挙中にもチラシを配ることができるようになっていますが、我々、地方議員の選挙の場合、選挙中にチラシを配ることができませんでした。

有権者のみなさまに候補者を『政策本位』で選んでほしい、その為には現在の選挙公報・選挙ハガキ・選挙カーだけでは伝える媒体が足りない、新たに地方議員も選挙中にマニフェストをチラシで発信できるようにすべきだ、という趣旨により

かつて僕も数年間所属していた『ローカル・マニフェスト推進地方議員連盟』が、国会へのロビイングや、地方議会での意見書の採択など全国的に活動を進めてきました。そしてついに国会も法改正を行なった、というのがこれまでの経緯です。

さて、今回の条例改正案では、本市の市議会議員選挙では1人当たり4000枚まで選挙期間中にチラシを配布することができるようになります。

僕は選挙中のチラシ配布の解禁そのものには賛成です。

反対討論に立つ藤野英明


しかし、賛成できないことがあります。

条例改正案の第8条は、議会議員の選挙における選挙運動用ビラの作成の公費負担額と手続きを新たに規定する内容となっています。

つまり、この選挙チラシを作る費用は市民のみなさまが収めた税金で肩代わりされるという内容なのです。

2017年9月15日・総務常任委員会説明資料より

2017年9月15日・総務常任委員会説明資料より


国が法律を変えたから本市も必ず同じように条例を改正しなければならないか、と言えば、違います。

国の公職選挙法第142条では

「条例で定めるところにより(略)無料とすることができる」

と記されています。

つまり、ここは各議会ごとに判断ができる部分であり、本市の条例改正案からチラシを税金で作れるようにする第8条を無くすこともできるのです。

2013年4月のインターネット選挙の解禁に伴い、インターネットでホームページやブログを使って政策を発信すれば、公費の負担も無く全て自腹で費用を払い、かつチラシやハガキなどの紙媒体に比べてスペースの制限も一切なく、どなたにでも24時間いつでも見たい場所から見ていただけるようになりました。

ただ、パソコンやタブレットやスマートフォンをお使いでない方々やご高齢の方々や障がいのある方々に対して、必ずしも政策をお届けすることができない、という欠点が
あります。その克服策の1つがチラシ配布の解禁だった訳です。

しかし、そのことと、わざわざチラシの作成費用を市民の税金で肩代わりすることは全く別問題です。

公費負担の必然性はありません。

反対討論に立つ藤野英明


条例案が可決されれば、チラシ1枚あたり7.51円の税金が支払われます。

候補者ひとりあたりの枚数の上限が4000枚なので3万40円。

仮に選挙に候補者が60名出馬して、全員が公費負担を申請すれば180万2400円が税金から支払われることになります。

いち議会でみれば約200万円の支出増加ですが、全国の地方議会で公費負担を可決すれば、果たして一体いくらの税金が選挙費用として肩代わりされてしまうのでしょうか。

「お金のかからない選挙を実現する」という理想からますます遠ざかってしまいます。

ただでさえ、選挙には膨大な税金が使われています。

選挙管理委員会事務局の人件費や選挙の周知啓発や政策を有権者にお示しする為の選挙公報の発行については、『民主主義のコスト』として、納得し理解することもできます。

しかし、それ以外は、お金をかけない選挙を実現すべきだ、可能な限り選挙に市民の税金を使わせてはならない、と僕は信じています。

反対討論に立つ藤野英明


特に、本市においては今、上地新市長のもとで、小児医療費の無償化の中3までの拡大、幼児教育・保育の段階的無償化の実現、保育園給食への主食の導入などをはじめ、『横須賀復活』の為に新たな取り組みを次々と進めていかねばなりません。

行政改革を徹底的に進めて積極投資を行なう為に財源を少しでも多く確保したいという覚悟から、上地市長と両副市長は自らの退職金を廃止までしました。

そのような覚悟を市長側が示しているのですから、我々、市議会側も覚悟を示すべきです。

9月議会での質疑や一般質問では上地市長に対して「財源はどうするんだ?」という質問がありました。

それに対して僕があえて申し上げたいのは、

「それならば我々もこんな条例改正を拒否して、ささやかでも財源確保に貢献すべきだ」

ということです。

『横須賀復活』の実現を目指す一人として僕はこの議案が賛成多数で可決されても、そして今後もし僕が選挙に立候補したとしても、絶対にチラシの作成に公費負担を求めることはしません。

『横須賀復活』を本気で目指す矜持を示したいのです。

以上のことから、条例改正案中の選挙期間中のチラシを配布を解禁する第6条は賛成しますが、あえてチラシの作成費用を税金で肩代わりする第8条には全く賛成できません。

したがいまして、議案72号全体に反対いたします。

先輩・同僚議員のみなさまにおかれましては、どうか反対の趣旨にご理解いただけますよう、よろしくお願いいたします。

反対討論に立つ藤野英明


以上で反対討論を終わります。



市議会の採決の結果

反対はフジノのみ、賛成多数で可決されました。



横須賀市議会議員選挙中にチラシ配布が解禁されますがこのチラシ作成費用を「税金」で肩代わりするおかしな議案に反対し、反対討論をしました/2017年9月議会

9月議会の前半が終わり、本会議で採決が行なわれました

今日は本会議が開かれました。

9月議会の前半が終わり、委員会での議論の結果をもとに、本会議では議案の採決(多数決のことです)を行ないました。

議案への賛否表

議案への賛否表


フジノは、上の表のとおり、2つの議案に対して反対をしました。



なぜ選挙チラシの作成費用を税金で肩代わりしなければならないのか

特にフジノが反対した議案のうち、どうしても納得ができない議案に対しては『反対討論』に立ちました。

これまで市議会議員選挙の最中にはチラシを配ることができませんでした。

そこで条例を改正して、チラシの配布(1人あたり4000枚)を解禁するというものです。

政策本位の選挙を進める為に、ただうるさいだけの選挙カーよりもチラシを配れるようにすることは大きな意味があると思います。

しかし、改正はもう1つあります。

なんと、その選挙チラシの作成費用を税金で肩代わりするというものです。これを『公費負担』といいます。

2017年9月15日・総務常任委員会説明資料より

2017年9月15日・総務常任委員会説明資料より


すでに『公費負担』はいくつも存在していて、選挙にかかる費用の多くの部分がすでに税金から支払われています。

まず、選挙カー。

あなたは選挙カーに税金から補助が出ているのを知っていましたか?

フジノはこの公費負担がおかしいと考えているので、過去4回の選挙で1度も選挙カーを出したことがありません。

他にも、候補者たちは選挙ハガキ(2000枚)を無料で送ることができます。もちろん無料なんて存在しませんので、実際は税金から支払われています。

2013年からインターネット選挙が解禁されて、自費でブログやHPを公開し、ハガキのような小さなスペースではなくいくらでも情報発信ができるようになりました。

そこでフジノは4回目の選挙からは、ハガキの利用をやめました。

ブログやHPがあれば、ハガキよりも多くの情報発信が可能にすでになっているからです。

フジノには、選挙に対して税金から肩代わりをするという理由が全く理解できません。

もちろん、選挙管理委員会のみなさんの人件費や選挙啓発費用は『民主主義のコスト』として絶対に必要なものです。

けれども、候補者となった人間は、選挙カーや選挙ハガキや選挙チラシは自分のお金で費用を工面すべきだとフジノは考えています。

反対討論に立つ藤野英明

反対討論に立つ藤野英明


そこで今回の選挙チラシの配布解禁と作成費用を市民の税金で負担するという条例改正に対して、反対し、討論を行ないました。

討論の全文はこちらです。

採決の結果、反対はフジノひとりだけでした。

残りの議員のみなさんは全員が賛成、選挙チラシの作成費用を税金で支払うことに賛成とのことでした。

今、上地市長のもとで積極投資へと大きく舵が切られて、小児医療費無償化の中3までの拡大(所得制限も撤廃)、幼児教育・保育の段階的無償化、保育園の給食の主食の提供など、様々な福祉施策へと財源が必要になります。

そこで上地市長は自ら退職金を廃止する条例を出して、市長・副市長の退職金を廃止して、これからの財源確保への覚悟を示しました。

市長側が覚悟を示したのですから、議会側も覚悟を示すべきだとフジノは感じています。

それがこのような条例改正が可決されてしまったのは、本当に残念でなりません。



明日からは「決算審査」スタートです

こうして9月議会の前半が終わりました。

前半は『補正予算』『条例改正』がメインでしたが、後半はついに『決算審査』です。

タイトなスケジュールで膨大な量の決算資料を読み解いていかねばならず、質問づくりはかなりハードになります。

それでも昨年フジノは、決算審査を通して病院事業会計のおかしな支出(12億円)を新年度から廃止することができました。

決算審査は本当に大切なものです。

明日からも全力でがんばっていきます!