中学生による演劇のレベルの高さを育んできた「中学校演劇発表会」が30周年を迎えました

演劇部の甲子園、演劇発表会が開催されました!

今日は、『中学校演劇発表会』に行きました。

毎年、夏休みに入ってすぐの土日の2日間、衣笠の『はまゆう会館』で開催されています。

衣笠の「はまゆう会館」へ

衣笠の「はまゆう会館」へ


ついに今年で30周年を迎えました!

プログラム表紙のデザインは浦賀中学校が担当してくれました

プログラム表紙のデザインは浦賀中学校が担当してくれました


横須賀の中学生による演劇のレベルはとても高いです。

それは、こうして30年にわたって積み重ねられてきた取り組みのおかげなのだと思います。

中学生によるはじめのあいさつ

演劇部部長会・副会長によるはじめのあいさつ


フジノは例年必ず観にいくことにしています。

ただ、昨年(第29回)は、『日本うつ病学会総会』と日付が重なってしまっていくことができませんでした。

特におととし(2011年)は、特に衣笠中学校演劇部がとても素晴らしくて感動したことをよく憶えています。

1年ぶりの発表会、今日はとても楽しみにしていました。



野比中学校演劇部のみなさん、熱演でした!

まず第1校目は、野比中学校演劇部でした。

演目は、

『Alice もし世界がアリスの夢だったら』

でした。

シルエットが印象的

シルエットが印象的


舞台は、原因不明の眠り病が流行してしまい、目覚めないこどもたちが多数発生してしまっている日本。

主人公の夕香も、姉の朝香が眠り病にかかっており、何とかして目覚めさせたいと願っています。

願いが叶う夢の世界に留まり続けるこどもたち

願いが叶う夢の世界に留まり続けるこどもたち


そこに『不思議の国のアリス』の白うさぎが現れて、

「(自分を)捕まえたらなんでも願いを叶えてあげる」

と夕香に伝えて逃げていきます。

白うさぎを追いかけた夕香は、いつのまにかアリスの夢の世界へ迷い込んでしまいます。

願いを1つ叶えてもらえるのならば姉を返してもらおうと決心して、夕香は夢の国を探して回ります。

不思議の国のアリスの世界へ

不思議の国のアリスの世界へ


そこで出会った人々は、みんな現実世界で眠り病にかかっている人々でした。

夢の世界で願いを叶えてもらった人々はみんなが幸せそうに暮らしていました。

夕香はなんとかみんなを現実世界へ連れ戻したいと願います。

しかし、自分が眠り病にかかっていることを知っているにも関わらず

「この夢の世界で自分たちは幸せに暮らしている。つらいことばかりの現実の世界にはもう戻らない」

と、みんなで拒否します。

現実の世界では、いじめ・児童虐待・就職難・愛する人との別離など、苦しいことがたくさん存在しています。

果たして夕香は姉を見つけることができるのでしょうか?

熱演でした

熱演でした


約40分ほどの舞台でした。

14名の演劇部員のみなさんは、スタッフ・キャストともに精一杯がんばっていました。

とても良かったです!



明日も発表会が開かれます

残念ながらフジノは次の仕事がある為、野比中学校演劇部の発表だけしか観られませんでしたが、さらに久里浜・衣笠・追浜中学校による発表がありました。

明日は大矢部・浦賀・大津中学校の発表もあります。

この発表会で最優秀賞を受賞した学校は、さらに県大会へと進みます。その先には関東大会もあります。

昨年は大津中学校演劇部が最優秀賞を受賞し、県大会では県教育長賞を獲得し、関東大会まで出場しました。

まさに演劇部にとっての『甲子園予選大会』なのです。

演劇部のみなさま、明日の発表もぜひ全力を尽くして下さいね。

横須賀の中学生による演劇の素晴らしい伝統をこれからも引き継いでいく為に、これからも応援していきますからね!



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