ごみ屋敷への代執行を初めて横須賀市が行ないました／実況生中継などを行なったメディアの行き過ぎた姿勢に強く抗議します

2018年8月28日

メディアによって「ショー」扱いされてしまいました

ずっと心配していたのですが、けさの『ごみ屋敷への代執行』はメディアによる残念な生中継が続きました。

代執行のスタート前から実況中継のようにレポーターがマイクでわめき、スタジオではこれまでの経緯や詳しい事情を全く知らないコメンテーターが思いつきの発言を繰り返しました。

ごみを堆積している方のプライバシー、近隣の方々のプライバシー、お構いなしです。

行政が代執行をしているという絵面をエンターテイメントとして消費する為だけの実況生中継に、条例の提案者のひとりとして怒りと悲しみを感じました。

今日の行政代執行について、横須賀市から報告がありました。

市議会議員様

福祉部長
資源循環部長

いわゆる「ごみ屋敷」における代執行について

報告内容
当該案件については、平成30年8月10日付横福総第43号により、屋外、ベランダ、共有地に堆積している物を撤去し、不良な生活環境を解消するよう是正を求める戒告を行なっていたところですが、戒告の履行期限である平成30年8月24日正午現在、履行が完了されていなかった為、行政代執行法第２条の規定により代執行を行ないました。

対象となる建築物等の所在地等
（１）建築物等の所在地
横須賀市船越町●丁目●番地
（２）不良な生活環境の内容
物の堆積等に起因する害虫、ねずみ、悪臭の発生、火災の発生のおそれにより、当該建築物及びその近隣における生活環境が損なわれている。

（３）代執行の内容
屋外、ベランダ、共有地に堆積している物の除去。

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