「演劇部の甲子園」で中学生のみなさんの熱演を応援しました。エンタメの世界で活躍したい人は夢を持ち続けて下さい!/第36回横須賀市中学校演劇発表会

演劇部の甲子園、横須賀市中学校演劇発表会が開かれました

毎年2日間にわたって開催される、市内中学校の演劇部による発表会『横須賀市中学校演劇発表会』。

昨年に続いて今年もみなさんの演劇を観せていただきました。

第36回横須賀市中学校演劇発表会の会場にて

第36回横須賀市中学校演劇発表会の会場にて


日頃の成果を発表する場であると同時に、ここで最優秀に選ばれた学校は『県大会』へと進んでいきます。

まさに『中学校演劇部の甲子園』なのです。

プログラム表紙

プログラム表紙


今年で36回目となりました。

支えて下さっている関係者のみなさまには心から感謝しております。





全6校が2日間にわたって熱演しました

今年は下の6校が出演しました。

浦賀中学校、大津中学校、大矢部中学校、衣笠中学校、久里浜中学校、野比中学校です。

3校ずつ2日間にわたって発表します。

第1日 7月27日(土)第2日 7月28日(日)
衣笠中学校
「ハックルベリーにさよならを」
大津中学校
「私の声が聞こえますか」
大矢部中学校
「ゆめ・夢のあと」
久里浜中学校
「ハロウィン狂詩曲」
野比中学校
「スワローズは夜空に舞って」
浦賀中学校
「モモふたたび」

残念ながらフジノは、仕事のつごうで1日目(午前の2校)のみの観劇となりました。

久里浜中学校演劇部「ハロウィン狂詩曲」

久里浜中学校演劇部「ハロウィン狂詩曲」


久里浜中学校演劇部による『ハロウィン狂詩曲』。

浦賀中学校演劇部「モモふたたび」

浦賀中学校演劇部「モモふたたび」


浦賀中学校演劇部による『モモふたたび』。

そして今年は『最優秀賞』を大津中学校が受賞しました。おめでとうございます。



小さな演劇部でも大きな夢を持って下さい

最盛期には17校も参加していたこの大会ですが、少子化とともに演劇部のある中学校が少なくなってしまいました。

どの部活動もそうですが、入部する生徒が多い年もあれば少ない年もあります。

例えば今年の衣笠中学校演劇部には新入部員が13人も入って、総勢33名だそうです。久里浜中学校演劇部も総勢39名とのことです。

大所帯であれば自分がチャレンジできる役の幅も広がりますし、音響や照明や大小道具などのスタッフも揃えていろいろな作品にチャレンジできますよね。

一方、野比中学校演劇部は総勢7名と小さな演劇部です。

でも、フジノは小さな演劇部の人にもどうか大きな夢を持ってほしいと強く願っています。

特に、映画・演劇などのエンターテインメントの世界を本気で目指している人には、今置かれている場でぜひ大きな夢を持ち続けてほしいのです。

毎年フジノは同じことを書いていますが、あえて今年も書きます。

映画・演劇などのエンターテインメントの世界には横須賀出身の人がたくさんいます。

だから、今こうして演劇部でがんばっていて将来エンタメの世界で輝きたいという夢を持っている人たちには絶対にあきらめないでほしいのです。

例えば、フジノが良い例です。

もともとフジノは幼稚園の頃から映画が大好きで、そして東宝株式会社に就職しました。

志望者数はすさまじくて3000倍の倍率でしたから、市議会議員になるよりもとても難しい狭き門です。

じゃあ、なにか特別なことをしてきたかといえば、そんなことはありません。

幼い頃、本当になけなしのおこづかいを貯めて、ようやく2ヶ月に1回くらい映画館(当時は横須賀劇場という映画館がありました)に行くことができました。

当時は入れ替え制という仕組みもありませんでしたから、母に作ってもらったおにぎりを持っていって、朝から夕方までくりかえし同じ映画を観たものです。

映画監督になりたいという夢が幼稚園時代からあったので、高校卒業後は日本映画学校という専門学校に進学したかったのですが、臨床心理学を学ばねばならない事情があり諦めました。

スピルバーグ監督やルーカス監督に憧れてアメリカの大学で映画を学びたくて留学をめざしましたが、いろいろな事情で叶いませんでした。

それでも3000倍の倍率の会社に、映画・演劇とは無縁の臨床心理学専攻だったフジノが入社できたのは、たった1つのことだと思います。

「ずっと好きだった」

のです。

好きでたまらなかったから、少ないおこづかいやバイト代をコツコツ貯めて、幼い頃からいくつになっても変わらずに(今もです)映画館に足を運び続けました。

「好き」

という気持ちは最大の武器です。

幼稚園の頃から大学卒業まで変わらずに「好き」という気持ちを持ち続けていた(そして今も持ち続けている)ということは、実は何よりも強い武器なのでした。

入社試験を受けた人たちの中には東京大学で映画を専攻した人もいましたし、アメリカの大学で留学してきた人もいました。

でも、彼らはみんな落ちて、フジノが残りました。

こんな横須賀のかたすみでフジノはひとりきりで朝から晩まで映画を観て過ごした、まわりの小学生からしたら変人で暗いこどもだったと思います。

でも、誰がなんと言おうと「好き」だったのです。

映画・演劇の世界には、夢があります。

そして現実の世界を変える大きな力があります。

政治家に転職しなければならなかったのでわずか5年間しかエンターテインメントの世界には居られませんでしたが、夢のような日々でした。

フジノにできたのですから、あなたにできないはずがありません。

今も映画監督や俳優になった後輩たちと話したりするのですが、「好き」に勝るものはありません(例えば映画『宇宙兄弟』を撮った森監督もそうです)

映画や演劇の世界で本気で生きていきたいという夢を持っている人は、「好き」という気持ちを持ち続けて、夢を大きく持っていてほしいと願ってやみません。

中学校演劇部のみなさん、これからもがんばってくださいね。応援しています。



「演劇部の甲子園」中学校演劇発表会スタート。明日も開催されますのでぜひいらして下さい!/第35回横須賀市中学校演劇発表会

演劇部の甲子園、横須賀市中学校演劇発表会がスタートしました

今日は、市内中学校の演劇部による発表会『横須賀市中学校演劇発表会』が行なわれました。

会場のはまゆう会館にて

会場のはまゆう会館にて


この発表会は、日頃の成果を発表する場であると同時に、ここで最優秀に選ばれた学校は『県大会』へと進んでいきます。

まさに『中学校演劇部の甲子園』とも言える毎夏恒例の大会なのです。

今年で35回目となりました。

第35回横須賀市中学校演劇発表会プログラムより

第35回横須賀市中学校演劇発表会プログラムより


少子化にともなってあらゆる部活動が縮小傾向にありますが、最盛期には17校が出場していたこの大会も現在は6校のみとなりました。

けれども、横須賀の演劇のレベルはとても高いです。

横須賀にはこどもたちから大人まで様々な演劇グループがあります。

こうした背景もあって、横須賀出身の俳優がネットやテレビやスクリーンで活躍している姿を見かける機会がとても多いです。

フジノは元映画会社の社員ですし、『未来の俳優』に出会えるかもしれないこの場に立ち会うのが毎年とても楽しみです。

ステージ左には、司会を務める中学生2人がいます

ステージ左には、司会を務める中学生2人がいます


演劇はとても奥が深いです。

出演する側の人もいれば、台本を書いたり、演出をする人も必要です。照明・音響・衣装・大道具・小道具などの裏方の仕事もとても重要です。

今年は新入生の入部が多かったようですが、全ての演劇部にたくさんの部員がいてくれる訳ではありません。

少ない人数でも演じられる台本選びや舞台づくりなど工夫が必要になりますが、その工夫や努力の末に、素晴らしい作品が生まれることも多いです。

市議会議員としてもそうした生徒たちのがんばりを見守ることができるのは、とても幸せな機会だと感じています。



全6校が2日間にわたって熱演します

今年は、全6校が出演しました。

浦賀中学校、大津中学校、大矢部中学校、衣笠中学校、久里浜中学校、野比中学校です。

3校ずつ2日間にわたって発表します。

第1日 7月28日(土)第2日 7月29日(日)
野比中学校
「霧」
衣笠中学校
「広くすてきな宇宙じゃないか」
大矢部中学校
「女子高生しています」
浦賀中学校
「青空へつづる手紙」
久里浜中学校
「色づいた『さよなら。』」
大津中学校
「ほかにどんな生き方があるんだよ」

残念ながらフジノは、仕事のつごうで1日目(午前の2校)のみの観劇となりました。

それでも十分に堪能できました。今年も来てよかったと感じています。



野比中学校演劇部「霧」

1校目は、野比中学校演劇部です。

初日の最初に演じるというのは、みなとても緊張するのではないかと思います。でも、良かった!

濃霧たちこめる山で、登山中に山小屋に閉じ込められた5人

濃霧たちこめる山で、登山中に山小屋に閉じ込められた5人


登山の途中ですさまじい濃霧に襲われて、山小屋に取り残されてしまった5人。

閉じられた空間。悪天候の恐怖。不安感に襲われ、仲良しだったはずの友人たちが言い争いになったり・・・。

密室での息詰まるセリフのやりとり

密室での息詰まるセリフのやりとり


音響も見事でした。

台風12号が接近しているリアルタイムの現在とクロスして、フジノはすごく引き込まれていきました。

提出した感想

提出した感想


パニック障がい持ちのフジノは、引き込まれすぎて苦しくなってしまいました。

もちろん演劇だと分かっていますのでパニック発作そのものは出なかったのですが、それくらいリアルで良かったです。

野比中学校演劇部のみなさん、ありがとうございました!



大矢部中学校演劇部「女子高生してます!」

2校目は、大矢部中学校演劇部です。

3つのシーンのみ。セリフで回していく難しい舞台でした

3つのシーンのみ。セリフで回していく難しい舞台でした


仲の良い女子高生5人の日常生活が舞台です。

シーンはわずか3つだけ。駅、校門前、教室。

日常生活と、事件と。セリフだけでステージが進行していきます

日常生活と、事件と。セリフだけでステージが進行していきます


駅での高校生の日常生活の会話から一転して、ある事件が起こります。

事件そのものの描写やセットは観客には提示されず、ひたすらセリフだけで事件の様子が語られて、ステージは進んでいきます。

とても難しい台本だったと思いますが、みな良く演じきったと思います。観客はみなその事件をしっかりイメージできたと思います。

提出した感想

提出した感想


それにしても、大矢部中学校演劇部はみなさんとても発声が素晴らしかったのがとても印象に残りました。お見事でした。

大矢部中学校演劇部のみなさん、ありがとうございました!



明日も3校の発表がありますので、ぜひご来場ください!

明日は発表会2日目。

衣笠中・浦賀中・大津中の発表があります。

ご関心とお時間のある方はぜひはまゆう会館を訪れてみて下さいね。

中学校演劇部の全力の発表を、ぜひ応援しに来て下さい!

9:45スタートです。









教育委員会の判断=「こどもたちのモチベーション」は「減災」に勝るもの、だったのか?

こんなことをブログに書くと、生徒たちのがんばりに水をさすようで心苦しいのですが・・・

それでも市議会議員としては、昨年に続いて、1点、問題提起をせざるをえません。

『発表会の開催決定』が本当に妥当だったのか疑問が残りました。

もちろん結果オーライではありました。

しかし今日の午後には「台風12号が最接近する」と予報で報じられており、すでに昨日の時点で市内イベントの多くの中止が発表されていました。

それにもかかわらず、この発表会は何のアナウンスもありませんでした。

けさ早く、フジノは会場のはまゆう会館に電話して、開催を確認しました。

他の災害と違って、台風は気象予報があります。けれども予報どおりに台風が進むとは限りません。

開会前にはすでに『暴風警報』も出ていましたし、こどもたちや保護者の安全を考えると『開催決行』という判断が妥当だったのか、という疑問を抱きました。

そこで会場に来ていた教育委員会の職員と意見交換すると

「この日を目指してがんばってきた生徒たちのモチベーションを考えると、本日開催がベターだと判断した。午後に行なう講評などは全て明日に回し、生徒たちは例年よりも早く帰宅できる」

とのことでした。

みなさまご存知のとおり、結果的に強い雨が降ってきたのは午後で、プログラムが終了した後でした。

結果的に見れば、その判断は正解だったということになります。

けれども市議会議員としては、「結果的に良かったという判断では『減災』の観点から正しかったのか」という気持ちは拭えませんでした。

仮に延期をしたとしても、会場であるはまゆう会館側は使用料を2回分取るということは無かったとのことです。

仮に延期をしたとしても、県大会の出場スケジュールにも問題は無かったとのことです。

『こどもたちのモチベーション』という教職員・教育委員会の判断は、『減災』の為に延期することに勝るものだったでしょうか。

大雨の警報が出たら即解散という方針もあったようですが、はまゆう会館から市内全域へとこどもたちが安全に帰れる保証はあったでしょうか。

フジノの心配は大げさに聞こえているかもしれません。

開催にあたっては、すでに教育委員会内部で十分に議論が為されたこととも思います。

しかし、改めて今日の判断が妥当だったのかを検証していただきたいと思います。



性的マイノリティに関する教職員向け研修を「初任者研修」だけでなく「全ての教職員」を対象に実施すべきだと提案しました/残念な出来事を繰り返さない為に研修を改める必要がある

教育福祉常任委員会で問題提起をしました

今日は、教育福祉常任委員会でした。

教育福祉常任委員会が開催されました

教育福祉常任委員会が開催されました


いつもながらフジノは持ち時間をフルに使って様々な質問を行ないました。

その中から

『SOGI』に関する教職員向け研修を拡大すべきだ

という質問を、ご紹介します。



残念な出来事が起こってしまった経緯について

何故この質問が大切なのか。

それは、とても残念な出来事が起こってしまったからです。

約10年前に『性的な多様性の保障』に取り組み始めたフジノは、まず何よりも『こどもたちの心と命を守ること』を最優先に考えました。

そして、最も長い時間を過ごすことになる『学校現場』での差別・偏見・スティグマを無くすことを最優先に考えました。

そこで、全ての教職員に対する性的マイノリティに関する研修を実施すること、専門の相談窓口の存在をこどもたちに周知すること、教室や図書館に多様な性に関する本を置くこと、などの提案を行なってきました。

熱心な先生方の多い横須賀市教育委員会では、そのフジノの想いに応えて積極的に取り組んできてくれました。

全国的にも先駆的だと評価された、『性的マイノリティに関する教職員研修』を実施してきてくれました。

2013年12月は単発でしたが、まず幼稚園・小学校・中学校・高校の教職員向けに研修を開催しました。

2015年度と2016年度には、教育研究所が開催している『夏の教職員向け研修』に新たなプログラムとして『性的マイノリティに関する研修』を開催しました(こどもたちの夏休みに、先生方は教育研究所でたくさんの研修を受けるのです)。

2年間続けて実施した結果、

「夏の研修は一定の成果が出て役割を終えた」

と教育研究所長は判断して、2017年度(今年度)は方針を変更しました。

新たに教職員として採用された全員に対して行なう『初任者研修』のプログラムに『性的マイノリティ』についてを加えたのです。

これによって、横須賀では全ての新人教職員は性的な多様性について研修を受けて学校現場に出ていくことになりました。

このまちで『SOGI』に関する提案をひとりきりで約10年間提案し続けてきたフジノとしては、教育委員会の動きを高く評価してきました。

・・・しかし。

夏に開かれた中学校演劇発表会で、とても残念なことが起こりました。

夏の演劇発表会での残念な出来事に対する、当日のツイート

夏の演劇発表会での残念な出来事に対する、当日のツイート


演劇部の生徒が悪いのではありません。

台本に差別的なセリフが連呼されるシーンがあったのに、それを部活の顧問は何も疑問に感じなかった。

大人が何も言わずにそれを当たり前のことと扱えば、こどもたちはそれを当たり前のことと受け止めるのは当たり前のことです。

こうして差別的なセリフが放置されたまま、練習は続けられました。

残念なのは、顧問の先生だけではなく、発表会当日に至るまでには、演劇に携わる市内の教員たちの目に何度も触れる機会があるのに、誰も何も疑問に感じなかったことです。

そして、発表会当日。

たくさんの児童生徒やその保護者の前で、セクシュアリティに関する差別的なセリフが連呼されたのです。

悲しかったです。

会場に居たこどもたちや大人たちの中にも、多様なセクシュアリティが存在しています。傷つけられた方も居られたはずです。

同時に、とても残念でなりませんでした。

何故なら、この出来事が意味をしているのは、『これまでの研修には効果が無かった』ということです。

全国的に先進的な取り組みをしていても、それが現場の隅々に至るまで浸透していなければ、意味がありません。

こうした事態を2度と起こさない為に、改めて強い問題提起を行なうことを決めました。



「初任者研修」だけでなく「全世代の教職員」が性的マイノリティに関する研修を受けるべき

もちろん今日の質疑を迎える前にも、現場とも教育委員会ともやりとりをしてきました。

しかし、いち顧問の先生や校長先生の問題にされてしまいそうだったのですが(フジノに謝罪に来ると言われましたがお断りしました)その対応は違うと思いました。

やはり、研修は初任者研修だけではなくて、全世代の全ての教職員を対象としなければならないのだとフジノは考えました。

以下が、委員会での質疑応答です。

フジノの質問

 
教育委員会に伺います。

『SOGIに関する教職員向け研修』を『初任者』だけではなくて、年次研修であらゆる世代の教職員に対して行なっていただけないかという質問です。
 
中学校演劇発表会がこの夏にありました。

その中で、性的指向・性自認の多様性を大切にする観点に立つと、いわゆるゲイの方々に対する不適切なせりふが何度も連呼されるシーンがありました。

そのセリフが無ければ劇が成立しない訳では無く、何故このようなセリフがある台本を読んだ顧問の先生が気づかずに練習を続けてしまったのか。

そして、当日の発表に至るまで指導に関わった、多くの教職員の方々が関わっている訳ですが、そのセリフの問題点に誰一人として気づかなかったことに、僕は強いショックを受けております。

願うならば、当日の発表会におられた児童・生徒たちの心が傷つかなかったことを祈るばかりです。

この指摘を受けて、教育指導課長はすぐにアクションを取ってくれました。

改めて『学校校長会』や『横須賀市中学校演劇研究部会』での発表会の振り返りの場で、この件について取り上げることを約束してくれました。
 
ただ、この出来事によって、改めてこれまで本市教育委員会が全国に先駆けて取り組んできた取り組みが、一人一人個々の教職員までは浸透していなかったという現実がわかりました。
 
そこで、教育研究所長に伺います。

前任の教育研究所長に当たる方(注:今年4月に異動)と、今年3月の教育福祉常任委員会で、

僕は、これまで2年間続けて実施してきた『教育研究所』が行なっている『教員研修事業』において、性的マイノリティーについて、2017年度(今年度)も実施するかを質問しました。

その際、前所長は「2017年度は実施しない」と答弁されたのですが、その理由として、「教職員の周知については、深いところでは昨年度で少しけりがついたかな」と御答弁されております。

加えて、「ただし新規採用されていく教員については必ず伝えていかなければならないものですので、教員研修の中では入れてございます」とお答えになりました。
 
残念ですが、前所長の思いに反して、深いところまではけりがついていなかった。

個々の教職員までは浸透していない現実があると感じています。
 
改めて、今回の出来事を受けて、新規採用された教員の基本研修で実施するだけでは足りないのではないかと考えるに至りました。

そこで質問です。

今後は一人一人にしっかりと人権意識が定着するように、『初任者研修』『1年経験者研修』『5年経験者研修』『10年経験者研修』『20年経験者研修』などの経験年数に応じた研修や、『管理職研修』『新任教頭研修』などの職務などに応じた研修にも、いわゆる性的マイノリティーとされる立場の子どもたちについて正しい理解を求める研修を実施していくべきではないかと、僕は考えています。

所長のお考えをお聞かせください。

教育研究所長の答弁

 
今、委員御指摘のとおり、性的マイノリティーに特化した研修というのは、現在は実施しておりません。

ただ、『初任者研修』の中で、人権教育の視点から性的マイノリティーを扱っております。

平成27年度、平成28年度と2年間、この研修を継続してきたわけなのですが、ある程度先生方にはその概念というものが広まったのではないかと判断をしております。

学校教育部長の答弁

 
今、教育研究所長が答弁させていただいた内容で、本年度の研修計画は組ませていただいた所です。

しかしながら、藤野委員から御指摘があったような『夏の演劇発表会』での事象があったということも、これも一方では、私たちも重い事実として受けとめなければいけないという認識を持っております。

現状では、先ほど教育研究所長が申し上げたとおり、教育研究所における研修は『初任者研修』以外では実施はしておりませんが、私たちが判断した中には、教育研究所の研修をするステージは一つ乗り越えたといいますか、今は各学校で『校内研修』として講師を招くなどして、各学校の実態に応じた、違った形の研修を実施しているというのが現状でございます。

とはいえ、先ほど藤野委員から御指摘いただいた内容について、そういったことが起こってしまったということを踏まえて、今、来年度の研修計画を構築している段階でありますので、それも踏まえて、どういった形が一番望ましいのか、今までの判断に誤りがなかったかということも踏まえて、再度検討させていただきたいと考えています。

フジノの質問

部長、そして所長、御答弁ありがとうございます。

蒸し返すわけではないのですが、練習をしている際の顧問の先生、そして部活外の先生、そしてステージで発表するまでには、はまゆう会館を使ってのリハーサルなど、演劇関係の取り組みをしておられる多くの教職員の方々が実際にその舞台を見ている訳です。
 
他の差別語を例として挙げるのははばかられるのですが、何か不適切なことを言えば誰かがとめる。

けれども、この問題に関してはまだ誰かがとめるというまでの意識には定着はしていなかった。

そういう意見交換を教育指導課長といたしました。
 
無意識下で自然にぽろっと出てしまう、台本に書いてあったからそのまま読んでしまう、というのでは無い所まで本市は意識を高めたいと思っているのです。

ですから、全国をむしろ引っ張ってきた本市教育委員会ですので、取り組みが個々に定着しているかどうかを、そろそろしっかりと確認していかなければならないのかなと考えています。

今後の取り組みに強く期待したいと思います。

部長の答弁によれば、

  • 今年度は、スタートさせたばかりの『初任者研修』をまずしっかり実施していく

  • 来年度の研修計画づくりの中で対象拡大も検討していく

というものでした。

必ず対象を拡大し、こどもたちを守るべき存在である教職員のみなさんによって逆にこどもたちが傷つけらることが無いようにしていきたいです。

今後もこのテーマは必ず取り上げ続けていきます。



4年ぶりの再演、ミュージカル「Here’s your World!〜横須賀美術館の夜〜」を鑑賞しました/横須賀市民ミュージカル(SUKAミュー)2017

4年ぶりの再演「Here’s your World!横須賀美術館の夜」へ

夕方から、衣笠のはまゆう会館へ向かいました。

『横須賀市民ミュージカル(SUKAミュー)』によるミュージカルを鑑賞する為です。

横須賀市民ミュージカル2017(SUKAミュー)会場にて

横須賀市民ミュージカル2017(SUKAミュー)会場にて


タイトルは、『Here’s your World!〜横須賀美術館の夜〜』。

パンフレット表紙より

パンフレット表紙より


そうです、4年前に上演されたあの作品が再演されることになったのです。

ふだんフジノは、同じ作品を2回観ないことにしています(人生は短い一方で、観るべき作品は無限ですから)。

けれども今回は、特別な事情がありました。

先日開催された『Yokosuka子ども食堂』の縁日でのこと。

ひとつのテーブルで一緒にごはんを食べた子から、『SUKAミュー』に出演するから観に来てね、とお誘いを受けたのです。

見知らぬフジノとごはんを食べることに、はじめはちょっと距離を感じていたみたいだったのが、『SUKAミュー』のお話で一気に距離が縮まりました。

「おじさんね、このミュージカルを前にも観たことがあるんだよ」と話すと、これまで半年以上ずっと歌と踊りを一生懸命練習してきたのだ、と身振り手振りで教えてくれました。

僕には、こどもがいません。

だから、全てのこどもを自分のこどもなのだと考えて生きてきました。

「お仕事が無かったら行けるかもしれないかなあ」と答えると、「来てね」と念押しをされてしまいました。

これは仕事をやりくりして絶対に行かねば、と心に決めました。

そして今日に至りました。

作品のストーリーでも、親子の絆が描かれています。

あらすじ

主人公は、小学6年生の女の子ミキ。お母さんと家で喧嘩をしてしまいます。

横須賀美術館では、絵本の企画展示が行なわれています。

ミキは美術館に忘れ物をしてしまいました。そこで、夜の美術館に取りに戻ると・・・

絵本の登場人物たちが絵本から飛び出て歌ったり踊ったりしていました!

今夜は皆既月食。たくさんの事件が起こります。

さてさて、どうなることやら。

ネタバレを避けてあらすじを書いたら、逆にストーリーが全くわからなくなってしまいました(汗)

とても楽しいミュージカルでありながら、親と子の愛情、人が人を大切に思うこと、それを言葉や行動に移すことの大切さが描かれています。



15年以上も続いている、市民による手作りのミュージカルです

ところで『市民による手作りのミュージカル』というと、その実力は素人レベルなの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。

いえいえ、すごい実力なのです。

あらゆる年齢(本作についていえば、小学校2年生から69才までにわたりました)の方々が集って、公演の半年以上前から猛練習を繰り返した末に、歌も踊りもみんな高い実力を持っているとフジノは感じています。

2001年にスタートした活動の歴史は以前のブログに記しましたので、こちらでは省略します。ただ、休止期間ものりこえて15年を超える歴史を持つその活動はダテではありません。

Youtubeにアップされていた、団体の紹介動画をご紹介しますのでぜひご覧下さいね。




下の動画は、同じ『Here’s your World!〜横須賀美術館の夜〜』なのですが、ややストーリーが異なる別バージョンです(実際は2時間近くの作品を20分程に、物語も大きく変更されています)。





4年ぶりの舞台はグレードアップしていました

4年前と比べて、かなりグレードアップしていました。

やはり、舞台装置の違いが一番はじめに目をひきました。演劇はセットが無くても成立するものではありますが、今回は4年前と比べてセットが作り込まれていて、作品の世界に気持ちが入り込みやすかったです。

また、ミュージカルなので歌を歌うシーンがたくさんあるのですが、ステージの幕に字幕を映し出したり、とてもおもしろい試みが良い効果を生んでいたと思います。

しかし何よりもグレードアップしていたのは、個々の役者の実力だと感じました。

ひとりひとりの発声と滑舌はとても良かったです。

はまゆう会館の音響の良さもあるのかもしれませんが、小さな役者さんも大人たちに決して負けない声量でフジノはとても驚かされました。

そして、主役にライトが当たっている時の、主役以外の演技もしっかりしていました。ついクセでフジノはいつも『主役以外の存在』を観てしまうのですが、たくさんの人々がステージにあがっているようなシーンでも、みんながそのシーンに没入して演技をしていることに目を奪われました。

フジノが今夜足を運ぶきっかけとなった小さな役者さんの演技も歌も、とても良かったです。

見事に役を演じきっていましたし、何よりもとても楽しそうでした。

その小さな役者さんは、僕に「来てね」と約束をしたことなんて憶えていないかもしれません。

でも、僕はこどもたちとの約束だけは絶対に守ろうと決めているのです。それが単なる自己満足かもしれなくても。

「Here's your World!〜横須賀美術館の夜〜」(2017)のチラシより

「Here’s your World!〜横須賀美術館の夜〜」(2017)のチラシより


フジノは2日間の公演の初日、夜の回に鑑賞しました。この回は当日券が出ていましたが、明日はすでにかなり前売り券が売れているようです。

もしも当日券が出るようならばツイッターなどでお知らせがあるはずなので、ご関心のある方はぜひチェックしてみて下さいね。



2018年はぜひOB・OG公演に足をお運び下さい!

残念ながら、来年2018年は『SUKAミュー』そのものの公演はお休みするそうです。

でも、OB・OGによる公演がすでに企画されているので、ぜひ来年はこちらをご覧いただきたいと思います。

2018年はSUKAミューOB・OG公演の開催が決定

2018年はSUKAミューOB・OG公演の開催が決定


フジノは、元・東宝の社員なので、映画・演劇には毎日必ず触れて生きてきました。

倍率3000倍の会社に就職できたくらいですから、それこそ本当に幼い頃からずっと映画やミュージカルを愛してきました。

自分自身が演じる側に回ったことはありませんが、演じる人々を常に応援してきました。そして、それ以上に裏方の仕事をリスペクトしています。

今も変わらずに、公人としても私人としても映画・演劇に関わる活動を心から応援しています。

『SUKAミュー』だけでなく、このまちには俳優の卵がたくさんいて、それを応援する機会や場所がたくさんあります。

フジノ自身はできないのですけれど・・・ぜひあなたも『観る側の人』から『演じる側の人』にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?



後日追記

翌日の神奈川新聞が報じてくれました。

こちらのリンクをご覧くださいね。



今年も市内中学校演劇部が熱演!物語も結末も知っていたのに感動して涙が出ました/第33回横須賀市中学校演劇発表会

市内中学校の演劇部による毎年夏の「熱いステージ」が開催されました

市内中学校の演劇部による毎夏恒例の発表の場である『中学校演劇発表会』が開催されました。

今年で33回目となりました。

会場のはまゆう会館にて

会場のはまゆう会館にて


毎年記していることですが、横須賀の演劇のレベルは高いです。

そして、もしもあなたが「演じてみたい」と願うのであれば、幼少期から高齢の方まで誰もが舞台に立てるいろいろな機会が横須賀にはあります。

中学生の場合(残念ながら演劇部が無い中学校もありますが)、演劇部のみなさんには毎年夏に『はまゆう会館』のステージで発表する大会があります。

第33回横須賀市中学校演劇発表会プログラム

第33回横須賀市中学校演劇発表会プログラム


日頃の成果を発表するだけではなく、次の大会への『選抜』の場でもあります。ここで最優秀に選ばれた学校は『県大会』のステージに立つことになります。

司会の2人

司会の2人


毎年フジノは『中学校演劇発表会』を応援しています。

『未来の俳優』に出会えるかもしれない場に立ち会うことは、市議としてだけでなく、元映画会社社員として、純粋にワクワクします。

さらに、照明・音響・衣装・大道具・小道具などの裏方の仕事も重要です。

全ての学校に十分な部員数がいる訳ではありません。限られた人数で演じられる台本選びや舞台づくりになりますが、実は工夫次第でとても良い作品が生まれることがあります。

演劇の道を選ばなくても、こうした経験は必ず将来に生きていくはずです。



全6校が2日間にわたって熱演しました

今年は、全6校が出演しました。

浦賀中学校、大津中学校、大矢部中学校、衣笠中学校、久里浜中学校、野比中学校です。

3校ずつ2日間にわたって発表します。

第1日 7月30日(土)第2日 7月31日(日)
野比中学校「ボクのじゆうちょう」浦賀中学校「夏芙蓉」
大矢部中学校「天使の声が聞こえたら」久里浜中学校「彼女によろしく」
衣笠中学校「明日、君を食べるよ」大津中学校「親の顔が見たい」

残念ながらフジノは、1日目だけの観劇でした。実は、それでも十分に堪能できました。本当に来てよかったです。

1校目は、野比中学校演劇部です。

今年新たに4名の部員が入部したそうです。

野比中学校演劇部

野比中学校演劇部


『演劇部』がテーマの作品でした。

楽しいシーンが多くて、ふだんの部活動の様子が垣間見えたようで、とても楽しめた作品でした。

2校目は、大矢部中学校演劇部です。

野比中学校演劇部

野比中学校演劇部


大矢部中学校演劇部は合計6名と小規模です。

けれども、まさに小規模な人数こその台本を選び、ステージ作りをし、効果的な音響効果を駆使して、素晴らしい作品に仕上がっていました。

大矢部中学校「天使の声が聞こえたら」

大矢部中学校「天使の声が聞こえたら」


そもそも演劇の良し悪しは人数で決まるものではありません。

例えばプロの世界でも、五大路子さんはひとり芝居『横浜ローザ』をライフワークにしておられます。フジノが9月に観に行く窪塚洋介くんの舞台『怪獣の教え』も出演者は3人きりです。

大矢部中学校演劇部の出演者3人も見事で、作品はとても完成されていました。

悪魔と天使とマユ

悪魔と天使とマユ


来年に新入部員が入って、これからも大矢部中学校演劇部がぜひ継続していってほしい、と感じました。

3校目は、衣笠中学校演劇部です。

衣笠中学校演劇部

衣笠中学校演劇部


作品は『明日、君を食べるよ』です。

なるせゆうせいさんの原作で、とてもよく知られている作品です。

あなたも作品そのものは知らなくても、このあらすじはきっと聴いたことがあると思います。

「明日、君を食べるよ」あらすじ

「明日、君を食べるよ」あらすじ


1人の少年と、1頭の牛。

主人公の少年サナギと牛のうしのすけ

主人公の少年サナギと牛のうしのすけ


はじめは都会から来た少年は、牛に嫌悪感を持ちます。

しかし、やがて友情が芽生えます。

その牛は『肉牛』であり、数年中には食肉の為に屠られることが決まっています。

人間は他の生命を食べねば生きていかれない存在であり、そこに起こる少年の葛藤、怒りと受容と涙…。

対象が牛でなく豚だったり、舞台が小学校や農業高校だったり、こうした『自ら育てた命とそれを屠るという物語の構成』は、他にもマンガや本や映画でもたくさんあります(例えば『銀の匙』など)。

世間によく知られている物語を演劇部として発表するのは、観客の心の中にある既知のイメージとのたたかいです。

ですから、フジノは観劇前に「とても難しい作品を選んだな」と率直に感じました。

ラストシーン、うしのすけの肉を食べる少年サナギとその家族

ラストシーン、うしのすけの肉を食べる少年サナギとその家族


けれども、フジノは感動して涙が出てしまいました。

衣笠中学校演劇部の17名は、見事に物語を自分たちのものにしていました。

毎日食べている物がどうやって食卓まで来ているのか、命の尊さ、いろいろなことを観客みんなが考えさせられたと思います。

とても良い舞台を観れたな、と感じました。

3校とも、とても素晴らしかったです。



これからも横須賀の「演劇」が発展していくことを願っています

明日は浦賀・久里浜・大津の3校が発表会に登場します。

そして1校が選ばれて、県大会へと出場することになります。

スポーツと同じく、こうして1位が選ばれてさらに全国大会へと進んでいくのはとても良い経験になると思います。

それだけでなく、はじめに書いたとおりでこのまちの演劇のレベルの高さを支えているのは、今日この場に集った演劇部メンバーをはじめ、顧問の先生や指導にあたった多くの方々、大会運営にあたったみなさんなど、多くの人びとの存在です。

今後もずっとこうした取り組みが続いていくことで、これからも横須賀の『演劇』に携わる多くの人びとがますます増えていくことを願っています。

フジノも微力ながら今後もずっと応援していきます!



参加校が1校減ってしまいましたが、レベルの高さは変わりません/31年目の「中学校演劇発表会」へ

この伝統を守っていきたい

今年も『中学校演劇発表会』へ行ってきました。

昨年ついに30周年という大台を迎えました。

はまゆう会館にて

はまゆう会館にて


31年目の今年は、参加校が1校減ってしまいました。

追浜中学校が参加できなくなり、6校のみとなってしまったのです。

部活動は演劇に限らず、その年その年の生徒たちの関心によって部員の数も大きく上下しますし、熱心に指導されていた先生が異動してしまうことが部活動そのものの停止にもつながってしまいます。

こうした課題については、フジノも市議会で取り上げてきたのですが簡単には解決できない難しさがあります。

その一方で、今年、野比中・衣笠中・浦賀中では10名以上の部員が入部するという嬉しい出来事もありました。

プログラム

プログラム


伝統ある『中学校演劇発表会』ですが、決して平坦な道のりだった訳ではありませんでした。

歴代の先生方や保護者の方々やOB・OGの熱心な支援のおかげで昨年30周年を迎えることができたのだと聴いています。

この素晴らしい取り組みを決して絶やしてはなりません。

演劇関係者のみなさまだけでなく、フジノも積極的にサポートしていかねばならないと改めて感じました。



大矢部中と浦賀中のステージを観ました

2日間6ステージのうち、フジノは大矢部中学校と浦賀中学校のステージを観ました。

2日間のプログラム

2日間のプログラム


大矢部中学校の『ゴミ山のオズ』は、とても良かったです。

基本的にはコメディーなのですが、ちょっと悲しい。この感じがとても良かったです。

大矢部中学校演劇部「ゴミ山のオズ」

大矢部中学校演劇部「ゴミ山のオズ」


浦賀中学校が演じた『Here’s your world』は、昨年8月に横須賀市民ミュージカル(SUKAミュー)で発表されたものです。

大人たちが演じた演目を中学生バージョンにリバイズして、浦賀中のみなさんが演じたのです。

浦賀中学校演劇部「Here's your world」

浦賀中学校演劇部「Here’s your world」


これを演じきっただけでも、まずとてもすごい。

そして、大人たちが演じたオリジナルバージョンに決して引けをとっていませんでした。

素晴らしい演技力だと感じました。



裏方で頑張る生徒たちにエールを送りたいです

以前にも記したことなのですが、中学生時代のフジノは放送委員会に所属していたことから演劇部のお手伝いをしたことがあります(照明を担当しました)。

演劇は、ステージに上がって演じている人たちだけでは完成できないものなのだなあ、とその時に強く感じました。

その後、大人になってからフジノは映画・演劇の会社に就職しましたので、プロのステージもたくさん観る機会がありました。

大規模になればなるほど、俳優の方々だけでステージを組み立てることは不可能です。

決して観客のみなさんの視線には入ってこない、たくさんの裏方の人々のおかげで華やかなステージは成り立っています。

だからこそ、中学生時代に演劇部に入部していながら、裏方を担当している生徒のみなさんにフジノはとてもエールを送りたいです。

はじめから裏方になりたいと思って演劇部に入る中学生はいないと思います。

それがいろいろな経緯があって、ステージではなくバックステージを担当する訳です。

でも、他人を輝かせる為に、裏方で汗を流して働く人々がいなければステージは完成しません。

そうした生徒たちのがんばりに、フジノはこころから拍手を送りたいです。

2日間の発表に至るまで、演劇部のみなさん、本当におつかれさまでした。

また来年も素晴らしいステージを見せて下さいね!



「横須賀市民ミュージカルを作る会」(SUKAミュー)が新たなスタート!/ミュージカル「Here’s your world!〜横須賀美術館の夜〜」が上演されました

市民が創りだしたオリジナルのミュージカル

文化会館大ホールで開催された『横須賀市民ミュージカル(SUKAミュー)』を観てきました。

昨日2公演、本日1公演の2日間の為、今日がまさに千秋楽です!

文化会館前にて

文化会館前にて


『横須賀市民ミュージカル(通称SUKAミュー)』とは何か?

ホームページからこれまでの歴史を引用してみます。

2001年、横須賀在住の専門家たちが中心となり、「横須賀を舞台にした世界に1つしかないオリジナル作品を作ろう」という主旨で『横須賀市民ミュージカルを作る会』を立ち上げた。

2006年に活動休止となるが、2009年、『横須賀青年会議所(JC)』との共催公演(4年間の期限付)が決まり、活動を再開。

そして、2012年、横須賀青年会議所との共催公演が終了。

新体制で2013年公演を目指す。

現在はミュージカルという1つの舞台を幅広い世代で作り上げる事によって世代間の交流を生み、横須賀を題材とすることで、横須賀の歴史・文化を再認識し、横須賀を元気にして行こうという目的で活動をしている。

10年を超える活動の中で、活動休止が3年間あったり、『青年会議所(JC)』に力を借りて4年間限りの共催をしたりということもありました。

今年2013年度からは、新しい体制、つまり完全に市民の力でオリジナルのミュージカルを作ることになり、再スタートを切ったのです。

そんな『SUKAミュー』をとても応援したいとフジノは思いました。

今日を迎えるまでにも、いろいろな場でPR活動も行なってきたようです。




上の動画は5月のカレーフェスティバルでのパフォーマンス




上の動画は、7月の『衣笠夕涼み市』でのパフォーマンス。




上の動画は、ダイエーでのパフォーマンス。




最後の動画は、2013年度のキャスト募集の動画です。



「Here’s your world!〜横須賀美術館の夜〜」

今年のタイトルは

『Here’s your World!〜横須賀美術館の夜〜』

です。

物語のあらすじ

横須賀美術館で『世界のおとぎばなし展』を開催中。

誰も知らない真夜中の美術館では、夜ごとに絵の中の者たちが動き出し、いい絵になる為のレッスンに励む。

ある皆既月食の夜、そんな絵の中の世界に入り込んでしまった女子大生の美姫。

一方、あるきっかけから『月と地球の精』が現れ、彼らの出現により美術館の絵の中に新たな世界が生まれる・・・

パンフレット

「Here’s your world」のパンフレット


ステージの幕が開きました!

ミュージカルの開幕です!

ミュージカルの開幕です!


スタートからラストまで、役者のみなさんの演技はマックスでした。

そして、予想をはるかに上回る、素晴らしい作品に仕上がっていました!

客席の中にもメンバーが!

客席の中にもメンバーが!


2時間ものステージでしたが、ストーリーと出演者の歌と踊りに引きこまれてあっという間に感じました

『SUKAミュー』、とても楽しかったです!

「こうした活動が来年も再来年も続いてほしい」と感じました。

かねてからお伝えしてきたとおりで横須賀の中学校の演劇部の実力は、全国大会レベルなのです。

早い時期から下支えされた活動が根付いているからこそ、芸能界や映画・演劇興行界にいる横須賀出身者の数が(これは体感的なことなのですが)多いのだと思います。

どうか関心のある方は、ぜひとも来年は出演する側になってほしいです!



中学生による演劇のレベルの高さを育んできた「中学校演劇発表会」が30周年を迎えました

演劇部の甲子園、演劇発表会が開催されました!

今日は、『中学校演劇発表会』に行きました。

毎年、夏休みに入ってすぐの土日の2日間、衣笠の『はまゆう会館』で開催されています。

衣笠の「はまゆう会館」へ

衣笠の「はまゆう会館」へ


ついに今年で30周年を迎えました!

プログラム表紙のデザインは浦賀中学校が担当してくれました

プログラム表紙のデザインは浦賀中学校が担当してくれました


横須賀の中学生による演劇のレベルはとても高いです。

それは、こうして30年にわたって積み重ねられてきた取り組みのおかげなのだと思います。

中学生によるはじめのあいさつ

演劇部部長会・副会長によるはじめのあいさつ


フジノは例年必ず観にいくことにしています。

ただ、昨年(第29回)は、『日本うつ病学会総会』と日付が重なってしまっていくことができませんでした。

特におととし(2011年)は、特に衣笠中学校演劇部がとても素晴らしくて感動したことをよく憶えています。

1年ぶりの発表会、今日はとても楽しみにしていました。



野比中学校演劇部のみなさん、熱演でした!

まず第1校目は、野比中学校演劇部でした。

演目は、

『Alice もし世界がアリスの夢だったら』

でした。

シルエットが印象的

シルエットが印象的


舞台は、原因不明の眠り病が流行してしまい、目覚めないこどもたちが多数発生してしまっている日本。

主人公の夕香も、姉の朝香が眠り病にかかっており、何とかして目覚めさせたいと願っています。

願いが叶う夢の世界に留まり続けるこどもたち

願いが叶う夢の世界に留まり続けるこどもたち


そこに『不思議の国のアリス』の白うさぎが現れて、

「(自分を)捕まえたらなんでも願いを叶えてあげる」

と夕香に伝えて逃げていきます。

白うさぎを追いかけた夕香は、いつのまにかアリスの夢の世界へ迷い込んでしまいます。

願いを1つ叶えてもらえるのならば姉を返してもらおうと決心して、夕香は夢の国を探して回ります。

不思議の国のアリスの世界へ

不思議の国のアリスの世界へ


そこで出会った人々は、みんな現実世界で眠り病にかかっている人々でした。

夢の世界で願いを叶えてもらった人々はみんなが幸せそうに暮らしていました。

夕香はなんとかみんなを現実世界へ連れ戻したいと願います。

しかし、自分が眠り病にかかっていることを知っているにも関わらず

「この夢の世界で自分たちは幸せに暮らしている。つらいことばかりの現実の世界にはもう戻らない」

と、みんなで拒否します。

現実の世界では、いじめ・児童虐待・就職難・愛する人との別離など、苦しいことがたくさん存在しています。

果たして夕香は姉を見つけることができるのでしょうか?

熱演でした

熱演でした


約40分ほどの舞台でした。

14名の演劇部員のみなさんは、スタッフ・キャストともに精一杯がんばっていました。

とても良かったです!



明日も発表会が開かれます

残念ながらフジノは次の仕事がある為、野比中学校演劇部の発表だけしか観られませんでしたが、さらに久里浜・衣笠・追浜中学校による発表がありました。

明日は大矢部・浦賀・大津中学校の発表もあります。

この発表会で最優秀賞を受賞した学校は、さらに県大会へと進みます。その先には関東大会もあります。

昨年は大津中学校演劇部が最優秀賞を受賞し、県大会では県教育長賞を獲得し、関東大会まで出場しました。

まさに演劇部にとっての『甲子園予選大会』なのです。

演劇部のみなさま、明日の発表もぜひ全力を尽くして下さいね。

横須賀の中学生による演劇の素晴らしい伝統をこれからも引き継いでいく為に、これからも応援していきますからね!