「吉田雄人市長に対する辞職勧告決議案」を提出しました/15対24で否決されたものの、反対議員も実際は内容に賛成していました

予算議会の最終日、本会議が開かれました

予算議会の最終日である本日、本会議が開かれました。

何も問題が無ければ14時に開会して、15時半には閉会するくらいのプログラムしか無いのが最終日の本会議です。

しかし今日は、3名の議員から吉田市長に対して『緊急質問』が行なわれました。

そして、フジノもまた重大な決意をもって本会議に臨みました。

本会議を前に緊張した面持ちのフジノ

本会議を前に緊張した面持ちのフジノ


『辞職勧告決議案』の提出を決意していました。

過去2回、吉田雄人市長に対して『問責決議』がなされました。

1回目の『問責決議』2回目の『問責決議』

しかし、『問責決議』を受けても市長はそのたびに口先だけの謝罪の言葉を述べて、行動は一切変えません。

(1回目の問責決議の後の市長、2回目の問責決議の後の市長

まさに横須賀市政が始まって以来、過去最悪の市長です。

過去に『問責決議』を受けた市長は吉田雄人市長しか居ません。しかもそれを2回も受けたのは「最悪だ」としか言いようがありません。

今回もまた吉田市長のせいで、新聞・テレビで全国に横須賀が悪い形で報道されてしまいました。



停滞する市政を正す為に吉田市長に辞職を求めました

かねてからフジノたちは「3回目の『問責決議』を出すならば、それは『問責決議』ではなくもはや『辞職勧告決議』しか無い」と訴えてきました。

その言葉どおりに、フジノたちは『辞職勧告決議案』を提出することを決めたのです。

以下に全文を紹介します。

辞職勧告決議案を提出しました

辞職勧告決議案を提出しました

決議案第1号
本市議会において、次のとおり決議する。

吉田雄人市長に対する辞職勧告決議の提出について

平成29年3月24日提出

横須賀市議会議員青木哲正

吉田雄人市長に対する辞職勧告決議



このたびの報道により明らかとなった、吉田市長が7年間に渡り行なってきた、市長本人の割引券付き名刺に関わる不祥事は、市政のリーダーたる市長に対する市民の信頼を根底から揺るがすものである。

また、横須賀市の外部評価をおとしめ、市政の混乱を招いた市長の政治的責任はとてつもなく重く、その責任は免れないものである。

この間の吉田市政を振り返ると、自己中心的な政治姿勢、パフォーマンスだけの政治姿勢に終始しており、計画行政という名の問題先送りに終始しており、市長のコンブライアンス意識の欠知と指導力の不足が、今回の不祥事の大きな原因となっている。

しかるに、自分に従わない多くの幹部職員を平然と辞職に追いやりながら、みずからの行政責任についてはなんら解決方法を示さず、市民との直接対話と称したパフォーマンスにより説明責任を回避し、市民の認識をいたずらに混乱させてきた。

また、市政の両輪と口では言いながら、議会軽視が甚だしく、平成27年第2回定例会では、議員質問に対して答弁拒否を行ない、問責決議を受けた。

しかし、その後も吉田市長の議会軽視は改まることはなく、平成27年第4回定例会では100条委員会において、日本丸問題での議会に対する虚偽答弁が明らかにされ、2度目の問責決議を可決した。

さらに、100条委員会の調査が進むにつれ吉田市長の業務執行の違法の疑いが次々と明るみに出てきた。

平成28年第3回定例会において日本丸問題とBBQ問題の2件について、吉田市長を偽証罪で告発がなされ、残る付議事件の職員採用問題では、平成29年2月20日に有志の議員により、吉田市長による地方公務員法違反事件として、横浜地方検察庁横須賀支部ヘ告発がなされた。

ここにきて、報道により明らかにされた吉田市長の割引券付き名刺の配布は、政治家としてもっとも尊重しなければならない公職選挙法に違反する行為であり、金券と同等の意味を持つ名刺を配ることで、市長自身の選挙態勢を強化しょうとする姑息な行為で、とても看過することはできない。

また、その違法性を選挙管理委員会から 7年前から指摘されていたにも関わらず、その指摘を無視してきたのは、独善的な考え方のあらわれであり、市政のリーダーとしての資格はみじんも存在しない。

法律や条例は人聞社会における最低限のルールである。そして、それを守る政治家の責務は限りなく重いものなのである。この責務を全うするどころか、自らの利益の為に積極的に法を無視するような人は、政治家としての最低の資格さえ無い。

以上のことから、吉田市政では、市民への信頼回復と健全な市政運営を図ることはできないと判断するものである。

よって、横須賀市議会は、地方自治の精神にのっとり横須賀市の未来と横須賀市民のくらし向上の為に、吉田市長の即時辞職を求めるものである。

以上、決議する。




否決はされました。実際は、与党以外みな賛成していました

結論から言えば

賛成15
反対24

否決されました。

しかし、実際には反対票を投じた議員のみなさまも、実際は内容に賛成しておられました。

その理由をフジノは賛成討論で述べましたので、ぜひご覧下さい。

実質的には、横須賀市政始まって以来の、初の辞職勧告決議が可決されるところだったのです。

フジノ個人としては無念ですが、しかし賛成の意思を持ちながらあえて今回は反対票を投じた先輩・同僚議員のお考えも十分に理解することができます。

けれども吉田市長、もう次は無いですよ。

あなたはこれからも不祥事がどんどん明らかになっていくでしょう。

自ら説明責任を果たさないあなたは、自ら潔く辞職をすることもきっと無いでしょう。

それならば横須賀市議会は、辞職勧告をつきつけて、政治的な責任・道義的な責任を追及します。

このまちの市民のみなさまは、このような市長が行政トップに就いていることによって大きな損失を受けています。

どうかその現実に気づいて下さい。

彼の駅立ちの姿をみて、「いつも駅に立っていてえらいな」「がんばっているな」なんて誤ったイメージにとらわれないで下さい。

彼の本当の姿は、議会中継でもよく見えてきます。市民代表である議会に誠実な答弁を全く行なわない。

あらゆるメディアで報じられてきたように、ほとんど汚職の疑惑や法律違反の疑惑ばかりです。

そして、何よりも最悪なのは、仕事をしないことです。

パフォーマンスばかりが得意で、国・県との連携も全く行なわない。地道な仕事は一切しない。

市民の声を聴いているふりはするけれど、実際に市民の生の苦しみの声を解決する為に何も動かない。

これが現在の横須賀市長の姿なのです。

市民のみなさまは本当に大きな損失を受けています。どうかその現実に気づいて下さい。




(『辞職勧告決議案』は否決されましたが、3回目の『問責決議』は可決されました。詳しくは、次の記事に続きます)



フジノらの緊急質問に対して市長は「凍結する」と答弁。しかし「横須賀市健康マイレージ制度事業」は「凍結」ではなく「廃止」すべきなので、全会一致で「決議」しました/2016年予算議会・最終日

フジノは「緊急質問」をすることが認められ、市長を厳しく追及しました

今日は、20時半まで本会議が続きました。

何故ならば、フジノをはじめ5名の議員が異例の『緊急質問』を行なったからです。

けさ開かれた議会運営委員会で、問題の緊急性が認められて緊急質問が急きょ本会議の日程に追加されることになりました。

フジノが行なった質問の全文はこちらです)

緊急質問を行なうフジノ

緊急質問を行なうフジノ


トップバッターで緊急質問を行なったフジノの追及を受けて、市長は「(問題となっている)横須賀市健康マイレージ制度事業を『凍結』する」と答弁しました。

「国の『交付金』が財源だ」と説明し続けてきたにも関わらず、『交付金』に認められず『不採択』となった2事業。

それを市長は突然に「全額を市の一般財源に切り替えて実施する」と打ち出しました。
こんな方針転換は間違いであり許すべきではないという議員が緊急質問に立ったのです。

ですから、事業の実施をいったんとりやめる=『凍結』するという答弁を引き出したことは『間違った市長の方針転換』を止めたように見えるかもしれません。

しかし、違います。



問題の事業を「凍結する」と市長答弁を引き出しましたが、全く納得できませんでした

再質問において、フジノは

「『凍結』では不十分であり、事業を廃止する為に費用全額を減額した修正議案を提出すべきだ」

と重ねて追及しました。

何故なら、『凍結』とは形だけやめるそぶりであって時が経てば実施する、という意味だからです。

事業そのものが問題なので、凍結ではなく、廃止すべきです。

しかも市長はこれまで数年間にわたって『虚偽答弁』を繰り返してきました。

もはや「『凍結』する」という答弁(口約束)だけでは、信じられないのです。

廃止を確実にすべく、事業の全額を予算からカットする為に減額しなおした予算案を提出すべきだとフジノは訴えました。

さらに、4名(小室議員・土田議員・大野議員・青木哲正議員)の緊急質問も、同じく市長のあいまいな姿勢に対して厳しく迫りました。

けれども市長は「『凍結』する」という答弁だけで、最後まで本質的な問題と向き合うことから逃げ続けました。



問題の事業を廃止させる為に「決議」を行なうことに

そこで、議会側は本会議の休憩を求めて、『決議』を作ることにしました。

この時点ですでに18時。

各会派によって熱心に議論がなされて、決議案がまとまりました。

こうして19時から議会運営委員会が開かれ、正式に決議案を本会議で採決することが決まりました。



本会議で「決議」を全会一致で可決しました

19時20分、本会議が再開されました。

そして、以下の決議案が提出されました。

決議案第1号

横須賀市健康マイレージ制度事業の見直しを求める決議の提出について

本市議会において、次のとおり決議する。

平成28年3月25日提出

議会運営委員長 鈴木真智子

横須賀市健康マイレージ制度事業の見直しを求める決議

この事業は地方創生加速化交付金の対象事業として平成27年度に補正予算を組み、総額16,801千円の全額を繰越明許費として計上し、平成28年度の事業執行としたものである。

今定例会の予算決算常任員会教育福祉分科会における本事業に対する質疑では、本市独自にスマートフォン用アプリを活用したシステムを構築する必要性や妥当性及び費用対効果などに多くの議員が疑問を呈した。

しかし、当該事業の財源は、全額、国からの交付金であることから、賛成多数で可決されたものである。

しかしながら、国からは、交付金対象事業として不採択との決定がなされた。

このことから、財源の見通しが立つまで、当該事業のうち、アプリ開発関連予算を凍結するとの市長方針が示された。

本市の財政状況が厳しい中、議会としては、全額国からの交付金の活用を前提に認めたものである。

よって、市長におかれては、当該予算を凍結するとしても、交付金が活用できないのであれば本事業の必要性について廃止を含めた再検討を行なうよう、強く要望する。

以上、決議する。

20時20分頃、この決議案は全会一致(全ての議員が賛成)で可決されました。

つまり、「廃止せよ」と市議会が市長に求めたのです。

文章を一読すると、フジノにすれば「一部弱い表現になってしまった」と感じるところもあります。

しかし、全ての議員が賛成できる決議案として文章をまとめるにはやむをえなかったと思います(政治は目的実現の為には妥協も重要です)。

けれども結論は同じです。「廃止すべきだ」と市長に市議会全員が求めたのです。

決議には法的拘束力はないものの、市民代表である議会の総意です。

それを守らないという選択肢は、市長にはありえません。

問題を起こし続けてきた市長はすでに『問責決議』を2回受けています

もしもそれにもかかわらず今回の『決議』を破ることがあれば、次の選択肢は1つしかありません。

市議会は、市長に『辞職勧告決議』を出すことにならざるをえません。

フジノはそもそもこの問題の事業に反対していました。

今回は、国が交付金として『不採択』の判断を下したことで、市議会がまとまることができました。

けれども、2月23日のブログに記したとおりで、財源が国であろうがそもそもこの事業はやるべきではないとフジノは他の議員のみなさまを説得できる力をつけねばならないと改めて感じました。



後日談:翌日の神奈川新聞が(本会議が長引いたので途中経過まで)報じてくれました

翌日の神奈川新聞が、緊急質問についてのみ報じて下さいました。

その後に行なった決議がひとことも触れられていないのは、本会議が長引いたせいで、記事のしめきり時間に間に合わなかったのかもしれません。

それでもフジノと青木哲正議員が追及した、横須賀市単独のDMO設立準備事業の問題点も取り上げて下さいました。ありがとうございます!

2016年3月26日・神奈川新聞より

2016年3月26日・神奈川新聞より


横須賀市にとって大問題だったにもかかわらず、残念ながら他紙は全く報じてくれませんでした。

さすが地元紙・神奈川新聞です。



虚偽答弁から8ヶ月、問責決議から2ヶ月、ようやく正式に訂正し謝罪した吉田市長/2016年予算議会

昨年12月議会での経緯

百条委員会』の中間報告が2015年12月10日に市議会に出されました。

百条委員会による「中間審査報告書」

百条委員会による「中間審査報告書」


「吉田市長の答弁は虚偽だった」との趣旨の指摘が成されました。

市長の政治責任を厳しく問う結論となった「中間審査報告書」

市長の政治責任を厳しく問う結論となった「中間審査報告書」


そして、『問責決議案』が出されて可決されました。

市長の与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました

市長の与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました


横須賀史上初めて『1人の市長が2度目の問責決議』を受けました。

ところで採決の前に、吉田市長の与党会派のある議員が反対討論に立ちました。

そして、

「もうこんな茶番はやめにしましょうよ!」



と壇上で叫びました。

同じ与党会派の議員が「そうだ!」と賛同のヤジを飛ばしました。

拍手までしました。

下の再生ボタンを押すと聞けます。




これを聴いたフジノは、

「この方々は『二元代表制』も『民主主義』も全く理解しておられない。同じ政治家として恥ずかしい」

と、とても残念に感じました。



二元代表制、そして質疑と答弁の持つ意味

市長を応援している人々が「市議会が市長をいじめている」と話していると聴きました。

完全な誤解であり、完全な間違いです。

そもそも『二元代表制』をとる横須賀市は、市長(執行機関の長)も市民の代表であり、市議会(立法機関)も市民の代表です。

市議会は、常に市長(執行機関)を監視するのが仕事です。

そもそも市議会が市長に厳しく向きあうのが本来の仕事であり、それを『いじめ』といった市民全体の同情をかうような表現を用いて吉田市長をかばうのは『単なるイメージ戦略』です。

さて、国・地方を問わず、議会では言葉による質疑・議論はとても重要なものです。

市議会は、市長が提出する議案や報告をもとに、疑問点や問題点を質し、市長らの答弁をもとに議論を行ない、そして採決(賛成か反対かを決める)に至ります。

市民のみなさまの税金や保険料がどのように使われるか。

市長らが提出する資料や答弁する言葉が正確な事実に基づいているものだという前提によって、市議会は質疑・議論を行なって、最終的に判断を下すのです。

しかし、市長が行なう答弁がウソであったとしたら?

そうです。

ウソの資料や答弁に基いて、市議会は誤った決断(賛成・反対)をすることになるのです。

つまり、そこに『民主主義』は成り立ちません。

昨年ずっと僕は、『戦争法制』への反対から若者たちが「民主主義って何だ?」と問う姿を見てきました。

国会の前で叫ぶ何万人もの姿を毎日のように報道を通して見てきました。

けれど、僕は言いたい。

「そもそも国会どころか、横須賀市にも『民主主義』が存在していないことに気づいてほしい」

と。

市のトップがウソをついていて、市議会はそれを正そうとしている。

しかし、市長を応援している人々は「茶番」「いじめ」という言葉による『イメージ戦略』で現実をごまかそうとしている。

いじめじゃないし、茶番じゃない。

実態は、『民主主義の危機』なのだ。

市民のみなさまはそれに早く気づいてほしいです。



「市長による民主主義の破壊」を正そうとする市議会の努力を「茶番」と叫ぶ与党議員

吉田市長はこれまでも数年間にわたってずっと不誠実な答弁を繰り返してきました。

それが2015年になってようやく市議会全体の問題意識として共有されて、『百条委員会』が立ち上がりました。

もはや市長の答弁が「本当のことを毎回きちんと答えているか信頼できない状態になってしまったから」です。

相手の言葉がウソかもしれない、その言葉の真偽そのものをまず調べねばならない。

こういう状態では『正常な議論』ができません。

つまり、質問者に対して答弁者が誠実に事実に基づいた答弁を行なうことが大前提にあって、初めて議論が成立するものなのです。

それが今、吉田市長のもとではその信頼関係が成立していないのです。

市議会は市民の代表です。

市民の代表にウソを言い続けている可能性が高いという事態に、市議会が事態の正常化を求めて『百条委員会』を設置したのは当たり前のことです。

ウソが続けば、質問しても無意味です。

実際この数年間、市長の答弁があまりにもいいかげんなので、フジノはこんな風に感じることがしばしばありました。

「どうせ市長に質問してもウソの答弁かもしれない。だったら市長に質問しても意味が無い。公務員としての矜持を失っていない部長クラスか課長クラスにしか質問しないことにしよう」

こういう状態を正常化する為に立ち上げたのが『百条委員会』です。

昨年12月議会までの『百条委員会』の中間報告で取り上げたのは、久里浜港への日本丸招致についての1つの虚偽答弁についてでした。

しかし市長が虚偽答弁を疑われたのは今回が初めてではなく、民主主義の根幹であるウソのない答弁をもとに議論を続けるという根本的な信頼関係が損なわれたのです。

『日本丸招致』問題での答弁だけがウソか本当かが問われているのではないのです。

『民主主義』が問われているから、だから『百条委員会』が開かれたのです。

それを理解できないままに反対討論で「こんな茶番はやめましょうよ!」と叫んだ議員は、残念ながら「そもそも『二元代表制』も『民主主義』も全く理解できていない」と断言します。

「そうだ!」とヤジを叫んだ議員もまた『民主主義』を理解できていない、大変情けない方だ、とフジノは悲しく感じました。





与党会派であれば、『民主主義』が破壊されていても市長にベッタリとついていく。

それは『二元代表制』に基づく政治家としてふさわしくありません。



虚偽答弁から8ヶ月、問責決議から2ヶ月、ようやく正式に訂正し謝罪した吉田市長

虚偽答弁から8ヶ月が経ちました。

『中間報告』『問責決議』から2ヶ月が経ちました。

2015年12月10日・百条委員会「中間審査報告書」では「速やかな訂正・市民への謝罪」を求めています

2015年12月10日・百条委員会「中間審査報告書」では「速やかな訂正・市民への謝罪」を求めています


今日スタートした2016年予算議会。

その冒頭で、市長から発言したい旨の要請が議長にありました。

『中間報告』と『問責決議』に応じて(すでに2ヶ月も経過していますが)、答弁の訂正と陳謝をしたいということでした。

市長は以下のように発言しました。




『百条委員会』まで開催されても認めず、2度目の『問責決議』から2ヶ月も経ってようやく正式に訂正し謝罪した吉田市長。

失われたこのまちの『民主主義』は、まだ全く回復していません。

『百条委員会』が扱う問題は、あと2つ残っています。

しかし、フジノの中では『百条委員会』が扱う3つの問題だけではなく、その他にもいくつもの市長への疑問(疑惑?)が残っています。

このように信頼関係が崩れたままの市議会と市長とで、まともな議論が成立するのでしょうか。

まともな議論が成立しないまま、市民のみなさまの税金や保険料の使いみちが決められていくのは、ひとりの政治家として40万人市民のみなさまに責任を持てない想いです。

吉田市長も、副市長も、部長らも、今年こそはしっかりしてほしいです。

そして幹部職員のやり方に「自分も従うしか無い」と諦めている課長職のみなさんも、諦めないでほしいです。

横須賀市はかつて全国に知られる『スーパー公務員』をたくさん排出してきた素晴らしい市役所でした。

『公務員の矜持』を持つ、熱い職員がたくさん存在している市役所でした。

今は多くの職員が萎縮しています。前例踏襲主義に陥っています。市長の顔色を窺ってばかりです。

今年こそはこのまちに『民主主義』を取り戻したいです。

今年こそは市民のみなさまの税金や保険料の使いみちや条例の制定改廃が正しい情報に基いて議論されて採決されるまちに横須賀を戻したいです。

今年こそは市職員のみなさまが胸を張って働ける市役所に戻したいです。

一刻も早く『民主主義』を横須賀に取り戻したいです。



翌日の神奈川新聞が市長の訂正・陳謝を報じてくれました

こうした『横須賀の危機』を全国紙は残念ながら報じてくれません。

2016年2月18日・神奈川新聞より

2016年2月18日・神奈川新聞より


けれども地元紙である神奈川新聞は、しっかりと報じて下さいました。ありがとうございます。



横須賀市政初、吉田市長に対する2度目の「問責決議」を可決しました/吉田市長は自ら辞職すべきだ

与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました

本日の本会議に、吉田市長に対する2度目の『問責決議案』が提出されました。

前回(2015年6月)の『問責決議案』は上地議員とフジノの2人きりでの提出でしたが、今回は全く違います。

吉田市長の与党会派を除く、全ての会派が提出者・賛成者となって提出されたのです。

市長の与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました

市長の与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました


その内容は、以下の通りです。

本市議会において、次のとおり決議する。

平成27年12月15日提出

吉田雄人市長に対する問責決議

吉田市長は、平成27年第2回定例会の南まさみ議員の一般質問において、横須賀製鉄所創設150周年記念事業としての日本丸の招致先が久里浜港となった経緯を問われた際に、日本丸側の意向であった旨の答弁を行った。

しかしながら、本件について、航海訓練所に確認したところ、 「久里浜港を希望した事実はない」とする正反対の回答を得た。

その後、同定例会の渡辺光一議員の緊急質問、第3回定例会の大野忠之議員及び大村洋子議員からの一般質問においても同趣旨の質問がなされ、その結果、本市議会としては吉田市長の答弁は虚偽の疑いが極めて強いと判断し、地方自治法第100条の権限を付与する吉田市長の不透明な市政運営に関する調査特別委員会を設置し、真相の究明に努めてきたところである。

この審査の過程においても、昨年9月に日本丸を表敬訪問した際の会話の内容について証人喚問を行ったが、航海訓練所からの照会文書回答と吉田市長の証言とはまったく異なることが明らかとなり、本件について本市議会は、市長の証言は虚偽と認められると結論づけた。

このように、市民の代表である議会に対する一連の虚偽発言は、すなわち市民への背信行為であり、市議会のみならず、市民をも巻き込んだ大きな混乱を招いた市長の責任は非常に重いと言わざるを得ない。

課題の山積する本市にあって、市政の停滞は市民の不利益に直結するものであり、本市議会として、吉田市長の政治的、道義的責任を断じて見過ごすことはできず、市長と議会の不正常な関係を一刻も早く解決するよう、再度猛省を促すものである。

以上、決議する。

そして、賛成多数で可決されました。



停滞する横須賀市をこれ以上衰退させない為には、市長を変えるしかない

横須賀市政において、市長に『問責決議』が2度も可決されたのは初めてのことです。

それだけ吉田市長の市政運営は極めて問題が大きいことを表しています。

このような市長がこのまちのトップであることを、とても恥ずかしく感じています。

1度すでに問責決議を受けたのに、吉田市長はその姿勢を改めませんでした。

そして2度目の問責決議を受けました。

しかしさらにこれからも百条委員会で市長の不透明な市政運営に対する調査が続いていきます。

やらねばならない課題・解決しなければならない問題は山積みなのに、市政は停滞しています。

市長が交代しない限り、もはやこの異常事態は解決できないとフジノは断言します。

吉田市長は、自ら辞職すべきです。



後日追記:翌日の新聞各紙が報じました

翌日、新聞各紙が問責決議について報じました。

まず、朝日新聞です。

2015年12月16日・朝日新聞
2015年12月16日・朝日新聞


次に、毎日新聞です。

2015年12月16日・毎日新聞

2015年12月16日・毎日新聞





問責決議後も矛盾した発言を繰り返す市長に対して、9月議会では合計16名が市長へ一般質問を行ないます/「事前議運」が開かれました

9月議会では合計16名が市長への一般質問に立ちます

今日は『議会運営委員会』が開かれました。

いわゆる『事前議運』と呼ばれるもので、まもなく開催される9月議会についてあらかじめ決めておく場です。

例えば、一般質問に立つ者の数によってその日程を決めたり、市長から提出される議案をどの委員会に付託するかを決めたりします。

今回の9月議会での一般質問は、締め切りまでに『質問を行なう意思表示』を議会事務局に示したのは16名です。

議会運営委員会で示された発言意思通告者リスト

議会運営委員会で示された発言意思通告者リスト


9月議会は2回に分けて一般質問を行なうことになっています。

登壇する16名の議員は自ら前期/後期のどちらに質疑を行なうかを選ぶことができます。

その結果が下の通りです。

8月28日の登壇者(7名)

  • 小幡沙央里
  • 大村洋子
  • 井坂直
  • 石山満
  • 高橋英昭
  • 大野忠之
  • 田辺昭人

9月24〜25日の登壇者(9名)

  • 小室卓重
  • 山城保男
  • 藤野英明
  • 二見英一
  • 上地克明
  • ねぎしかずこ
  • 井口一彦
  • 本石篤志
  • 嘉山淳平

日付ごとに誰から質問するかという『順番』は、27日に開催される次回の『議会運営委員会』にて抽選で決まります。

ちなみにフジノの一般質問は、9月15日か16日です。



問責決議を受けた後も記者会見などで矛盾した発言を繰り返す吉田市長

『虚偽答弁』の連発によって、横須賀市議会史上初の『問責決議』を受けたばかりの吉田市長。

吉田市長の与党会派を除いた全ての横須賀市議会議員が

「吉田雄人市長の答弁は虚偽答弁で、極めて不誠実であり、深刻な問題だ」

と結論づけたということです。

2015年7月20日・神奈川新聞・社説より

2015年7月20日・神奈川新聞・社説より


神奈川新聞では『社説』でも厳しく批判された市長の虚偽答弁・不誠実答弁。

果たしてこの9月議会では『問責決議』を受けて吉田市長が誠実な答弁をきちんと行なうか、注目です。

しかし6月議会で『問責決議』を受けた後に行なった記者会見では、すでに議場で行なった謝罪とは全くちぐはぐなことを記者に対して述べています。

フジノは当然ながらそうした吉田市長の矛盾した発言を追及せざるをえません。

もっとまともな政策論議をする議会に戻したい、けれどもこんないいかげんな市長を放置すれば横須賀市民が不幸になってしまう…。

だからこそ、吉田市長の極めて問題な姿勢を追及せざるをえないのです。

もちろんこの問題意識はフジノだけではなく、市長の与党会派を除く全ての議員が共有しています。フジノがやらずとも、必ず誰かが追及するはずです。



横須賀市史上初めて市長への「問責決議」が可決されました/吉田雄人市長の答弁拒否・詭弁・情実人事の責任を問う決議

完全に意味不明の「釈明」が吉田市長からありました

午後2時に本会議がスタートすると、直後に市長から発言の申し出がありました。

要するに、上地議員とフジノに問責決議を出させない為に、先に謝ってしまおうという作戦を取ったのです。

議長が許可をすると、以下のような発言をしました。

本会議冒頭にもかかわらず、発言の機会を与えていただきましてありがとうございます。

6月11日の本会議における上地克明議員の一般質問への答弁の中で、一部、議員の御質問に対してお答えしていない箇所があり、その御指摘に対して、私は発言通告書や所属委員会のことなど、議会の取り決めを理由に答弁を行わなかった旨の発言をしてしまいました。

これは市長の発言として適切ではなかったと深く反省をしていまして、本件にかかわる私の発言につきましては、取り消しをお認めいただきたいと存じます。

釈明をする吉田雄人市長
 
また、上地克明議員に対しまして、御不快な思いをさせてしまったことを衷心よりおわび申し上げます。申しわけありませんでした。
 
私は、これまでも議会での発言には慎重を期してまいりましたが、他の項目の答弁の中でも不適当な言葉を使い訂正をさせていただいた発言もあり、なお一層の注意が必要と深く反省をしているところです。

今後は、このようなことがないよう、これまで以上に誠意をもって対応してまいります。
 
二元代表制のもと、市議会と市長は市政を担う車の両輪であるという原点に立ち戻り、気を引き締めて市政運営に臨んでまいりますので、市議の皆様におかれましては、引き続き御指導賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
 
このたびは、まことに申しわけありませんでした。

この直後、本会議場の議員のみなさんは絶句してしまいました。

あまりにも市長が何も理解していないことを知らされて、唖然としてしまったのです。

残念というか空しいというかバカバカしいというか、この釈明(?)は一体何なのでしょうか?

何故、上地議員とフジノが問責決議を出そうとしているのかを吉田市長は全く分かっていない(分かっているけれど本気では変える意志が無い)ことが伝わる言葉でした。

吉田市長は、こうした言葉を言えば、ほこをおさめるよう市議会側が上地議員とフジノに説得をしてくれるという甘い期待をしたようです。



しかしこんな偽の「釈明」で上地議員もフジノも気持ちは変わりませんでした

その後、本会議は休憩(1時間)となり、様々な協議がなされました。

もちろん控室で上地議員とフジノも改めて話し合ったのですが、「こんな釈明をするからこそあえて問責決議案を提出すべきだ」との結論に至りました。

そして提出した問責決議案が下の通りです。

決議案第1号
吉田雄人市長に対する問責決議の提出について

本市議会において、次のとおり決議する。
  
平成27年6月24日提出

横須賀市議会議員 上地克明

吉田雄人市長に対する問責決議

吉田市長は、平成27年第2回定例会の一般質問答弁において、「所属常任委員会所管事項に関する一般質問は遠慮する」という議会運営委員会申し合わせに基づき、答弁を拒否した。

しかし、この規定は、あくまで議会内のものであり、本会議において行われた市民代表である議員からの質問に、市長が答弁する必要があることは言うまでもない。
 
今回のような対応は、これまでになかったものであり、市長任期2期目となったことによるおごりのあらわれともとれ、市民代表として到底看過できないものである。
 
あまつさえ、先の人事問題における議会側の申し入れに対する不誠実な対応や一般質問において、本来市長が答弁すべき内容まで部長に代弁させるなど、昨今の議会への対応は目に余るものがある。
 
よって、市長のたび重なる議会軽視ともとれる不誠実な態度に対し、厳しくその責任を問い、あわせて猛省を促すものである。
 
以上、決議する。

(提案理由)
市長の議会への不誠実な態度に対し、その責任を問うため。

この決議案の提案理由を、上地議員が本会議場で説明いたしました。

提案理由の説明

上地克明であります。

問責決議を吉田市長に出させていただきたいと思います。

提案理由を説明する上地議員

先ほどの陳謝の説明をお聞きした限り、果たして事の本質がわかっているのかということをどうしても疑問に思わざるを得ません。

それは、不適当、不適切という言葉をお使いになっていました。確かに所属委員会における、私が所属している委員会の質問には答えないというのは議員の申し送り、議員内部の問題ですけれども、それについて不適切で不適当だったということはまず理解はしたとしても、その後の一問一答の中でほかの議員の皆さんに配慮をしているというお答えをしています。

この配慮という意味が全くわかりません。

もし配慮するならば、議事録を全部調べてみても、所属委員会に関する議員の質問に答えていない例は一つもありません。

仮にもしそれがうそでなかったとしたら、配慮というのはどういうことなのか。

これは議会制民主主義に対する重大な挑戦、議員一人一人によって意見を変えていく、答弁を変えていくということは重大な二元性に対する挑戦だというふうに思います。
 
よって、本来、先ほどの陳謝で撤回をさせてもらうつもりも少しはありましたが、本質的な意味で、前言を正当化するために詭弁を弄し、いや、詭弁ではなきこととするために、明らかなうそ、虚偽を述べるというこの体質については、一般人では許されますが、公開の席でこのようなことを続けることは断じて許すべきではないという考えに基づいて、私はこの問責決議を提案させていただく次第であります。
 
ぜひ議場の皆さんには御賛同いただきますよう、お願いを申し上げたいと思います。

上地議員の提案説明は、以上です。

このあと、採決となりました。



横須賀市史上初めて、市長への問責決議が可決されました

吉田市長の与党会派(7名)を除く、全議員が賛成をしました。

採決の様子(与党議員以外、全員賛成しました)

採決の様子(与党議員以外、全員賛成しました)


これによって、横須賀市史上初めて、市長に対する問責決議が可決されました。

吉田雄人市長が市長としてふさわしくないという確信を、ほぼ全ての議員が抱いています。

与党議員の方々(ひとりひとりは立派な方々なのに)があえて市長をかばう理由が理解できません。どのように市民のみなさまに説明責任を果たすのでしょうか。

市長が虚偽答弁をしようが、議会で詭弁をしようが、情実人事をしようが、与党議員のみなさまは「かまわない」「問題ではない」とお考えなのでしょうか。

特に、まだよく分かっておられない新人議員の方々は『会派拘束』のままに問責決議に反対をしたのだと思われますが、可哀そうです。

会派拘束を外して、市議会議員としての良識にしたがって賛否を表明させてあげるべきだったのではないかと(他会派のことながら)フジノは感じました。



吉田市長は一刻も早く辞任すべきです

フジノは今、「吉田雄人市長は一刻も早く辞任すべきだ」と確信しています。

横須賀市民のみなさまの為に、市長は辞任すべきです

横須賀市の対外的なイメージをさらに悪化させ、市内に暮らすみなさまの生活も守られない。そんな今の吉田市政からこの横須賀を守る為に、最も早い1つの手段が市長の辞任だとフジノは確信しています。

市長職としての吉田雄人市長の使命は終わったと感じています。

もしもこれからも政治家を続けて国会議員になりたいと今も考えておられるのであれば、これ以上、問題が大きくなる前に今、辞職する方が政治家としての傷は浅いと思います。

衷心から申し上げますが、将来まだ政治家を続けたいとお考えならば、吉田市長は一刻も早く市長を辞職すべきです。

これ以上、横須賀市を悪くする前に市長を辞めていただきたいのです。

フジノは12年間の政治家生活を通して3人の市長と向き合ってきましたが、残念ながら吉田市長が最も成果が無く、将来ビジョンの実現可能性も低く、あらゆる意味で力不足だというのが結論です。

初めての市長選挙では吉田候補を応援したフジノですが、たもとをわかったことは正しかったです。

かつて吉田市長が誕生するきっかけを作った戦犯の一人だという自覚がフジノにはあります。

だからこそ今では、彼を一刻も早く辞任させることがフジノの使命だと最近は強く感じています。



後日談:翌日の新聞各紙が大きくこの問題を報じました

この問題を翌日の新聞各紙が大きく報道しました。

2015年6月27日・神奈川新聞より

2015年6月27日・神奈川新聞より


神奈川新聞では横須賀欄だけでなく、社会面でも報じました。

2015年6月27日・神奈川新聞・社会面より

2015年6月27日・神奈川新聞・社会面より


下は、朝日新聞です。

2015年6月27日・朝日新聞より

2015年6月27日・朝日新聞より


下は、毎日新聞です。

2015年6月27日・毎日新聞より

2015年6月27日・毎日新聞より


フジノが購読しているのは上記3社なのですが、他社も一斉にこの問題を報じていました。

吉田市長は選挙がとにかく上手く、市長当選後も街頭演説を繰り返しています。

在るべき市長の姿は『街頭演説』の回数が何千回になったとか自慢することではなく、「横須賀に企業を誘致する為に何千社を訪れた」「横須賀に足りない介護サービスを誘致する為に何千事業所を訪れた」というものであるべきです。

ほとんどの市民の方々はそういった本質的な市長の姿の間違いに気づかないままに、なんとなく街頭演説をしている姿に共感を抱いてしまいがちです。

けれども、市民のみなさまには問題の深刻さが市民のみなさまに正確に伝わることを深く願っています。



吉田市長の不誠実な答弁の在り方への「問責決議」を上地克明議員と提案しました/2015年6月議会

どんどんひどくなっていく吉田市長の答弁の在り方

吉田市長の本会議での少数会派・無会派議員に対する不誠実な答弁に対して、これまでもフジノは指摘を続けてきました。

立って答弁をしているのが市長の後ろ姿。フジノはその答弁を聴いています。

立って答弁をしているのが市長の後ろ姿。フジノはその答弁を聴いています。


吉田市長は、かつて自分自身が市議時代に無所属だった時期もあるのに、本当に情けない。

市長からの答弁の内容や答え方が、大会派とそうでない市議に対して全く扱いが変わる。

こどもたちにいじめ撲滅を訴えているはずの立派な大人であるはずの市長が、向きあう相手によって態度を変えるのです。

そもそも地方自治法では『議員平等の原則』という大原則があり、無所属であろうと最大会派であろうと、みな対等なのです。

しかし、歴代の市長たちによる大会派への媚びと少数会派への差別的な対応は、ずっと行なわれてきました。

吉田市長自らも市議時代に怒りを感じたはずです。

ところが、吉田市長は自らも歴代市長と同じに成り下がりました。

それどころかむしろ吉田市長になってから、さらに加速しました。

1期目が終わり、2期目に入ると、さらにひどくなりました。

フジノはそんな市長の姿を見るのが情けなくて、もはやどんな答弁にも怒りを感じることさえなくなりました。

いつもただ虚しさだけを感じています。



「二元代表制」の原則を守る為にも上地議員は市長の在り方を見過ごせなかった

この6月議会においても、吉田市長の答弁の在り方はひどかったです。

特に、上地克明議員の一般質問に対する吉田市長の答弁はあまりにもひどかったです。

上地議員はこの4月の統一地方選挙までは、会派を組んでいました(かつて吉田市長が在籍した会派です)。

その当時は、上地議員への答弁はまっとうなものでした。

しかしこの市議選が終わって上地議員が無会派になった途端に、答弁は一変しました。

これまでフジノがやられてきたような対応を、なんと上地議員にまで行なったのです。これでハッキリしました。

議場からも市長をとがめるヤジが多数あがりました。

そもそも本会議で一般質問を『市長』に対してあえて行なうのは、市長の政策判断をただす為です。

部局長や課長の『事務的な判断』を聴く為ではありません。

これは、市議会と市長との在り方の根っこに関わる重大な問題です。

『二元代表制』のもとに市議として誇りを持って活動を続けてきた上地議員は、こうした市長の姿勢を認めることはできませんでした。

上地議員は、市長に対する『問責決議』を提案する決意をされました。



フジノも『議会人』として賛同し、問責決議を求める議案を提案しました

仮に『問責決議』が可決されたとしても、フジノには吉田市長が姿勢を変えるなんて甘い期待はしていません。

しかし、フジノも『二元代表制』のもとで議会に身を置く政治家として、上地議員のそのまっとうな主張に賛同しました。

こうして本日『問責決議』を求める議案を市議会議長に提出しました。

上地議員とフジノの署名によって、問責決議を求める議案提出がなされました

上地議員とフジノの署名によって、問責決議を求める議案提出がなされました


6月26日の議会運営委員会を経て、同じ日の本会議にかけられることになりました。



問責決議案の全文です

実際に提出した問責決議案の全文を以下に紹介します。

決議案第1号
吉田雄人市長に対する問責決議の提出について

本市議会において、次のとおり決議する。

平成27年6月24日提出
横須賀市議会議員 上地克明

吉田雄人市長に対する問責決議

吉田市長は、平成27年第2固定例会の一般質問答弁において、「所属常任委員会所管事項に関する一般質問は遠慮する」という議会運営委員会申し合わせに基づき、答弁を拒否した。

しかし、この規定は、あくまで議会内のものであり、本会議において行われた市民代表である議員からの質問に、市長が答弁する必要があることは言うまでもない。

今回のような対応は、これまでになかったものであり、市長任期2期目となったことによるおごりのあらわれともとれ、市民代表として到底看過できないものである。

あまつさえ、先の人事問題における議会側の申し入れに対する不誠実な対応や一般質問において、本来市長が答弁すべき内容まで部長に代弁させるなど、昨今の議会への対応は自に余るものがある。

よって、市長のたび重なる議会軽視ともとれる不誠実な態度に対し、厳しくその責任を聞い、あわせて猛省を促すものである。

以上、決議する。

(提案理由)
市長の議会への不誠実な態度に対し、その責任を闘うため。

以上です。



後日談:翌日の神奈川新聞に報道されました

翌日の神奈川新聞に大きく報道されました。

2015年6月25日・神奈川新聞より

2015年6月25日・神奈川新聞より


以下に全文を引用させていただきます。

市長問責決議案を提出へ 上地横須賀市議

横須賀市議の上地克明氏(無会派)が24日、吉田雄人市長への問責決議案を提出する方針を固めた。

本会議場での答弁拒否や人事問題での不誠実な対応などを理由に挙げており、「おごりの表れとも取れ、到底看過できない」と指摘。

26日の市議会最終日に提案する構えだ。

吉田市長の答弁拒否は11日の一般質問。

上地氏が、谷戸地域で加速度的に増える空き家の問題を取り上げ、「谷戸公社のような法人を立ち上げてさまざまな地区計画を立て、整備・開拓を行う政策展開が必要」として、見解をただした。

この質問に答えなかったため、上地氏があらためてただしたところ、市長は「上地議員は都市整備常任委員会に所属していることもあり、答弁を差し控えた」と重ねて表明した。

同市議会では、議員が所属する常任委が所管する事項については「一般質問は遠慮する」という議会運営委員会の申し合わせがある。

だが、あくまで議員間の取り決めで、実際は自身が所属する常任委のテーマを質問する例が少なくなく、市長も答弁していた。

この日も、上地氏の前に質問に立った議員が所属常任委のテーマについて取り上げ、市長は答えていた。

一方、「人事問題での不誠実な対応」は、採用前に吉田市長側に献金していた任期付き職員を、今春に正規職員として採用した件が念頭にある。

市議会の審議で「情実人事」「公平性を保てない」との指摘が上がり、板橋衛議長らが職員採用は疑念を持たれないよう市長に申し入れたが、市長はその5日後に合格通知を出した。

問責決議案では、「答弁拒否はこれまでになかった。(他にも)本来市長が答弁すべき内容まで部長に代弁させるなど、昨今の議会対応は目に余る。市長の度重なる不誠実な態度に対し、厳しく責任を問い、併せて猛省を促す」と指摘している。

同市議会で市長への問責決議案が提出されるのは初。決議案は過半数で可決されるが、法的拘束力はない。

引用は以上です。