上地市政における横須賀美術館の位置づけと今後の在り方について/市長に行なう質問の発言通告書を紹介します(その1)2018年予算議会

発言通告書を提出しました

2月26日から4日間にわたって開かれる本会議。

ここでは、上地市長が行なった施政方針演説と2018年度予算案に対する代表質問・個人質問が行なわれます。

フジノも市長へ質問を行ないます。

そこで、質問の要旨を記した『発言通告書』を提出しました。

発言通告書に署名して提出しました

発言通告書に署名して提出しました

さっそくその内容をご紹介します。

1 上地市政における横須賀美術館の位置づけと今後の在り方について

(1) 横須賀復活を掲げる上地市長にとって、横須賀美術館とはどのような存在であり、横須賀復活に資するものなのか。

市長選挙を通じて訴え、施政方針でも述べた「復活3構想」の1つに「スポーツ・音楽・エンターテインメント都市」構想があるが、「アート」も重要な位置を占めている。

しかし「アート」の拠点の1つであるはずの横須賀美術館について上地市長は施政方針で一言も触れておらず、今後4年間の方向性を示した「横須賀再興プラン」でも全くと言っていいほど触れていない。

市議時代に「行列のできる美術館をめざせ」と改革案を記した提言書を歴代市長に5度にわたって出してきた上地市長の過去の経緯を踏まえると、強い違和感があった。

ア 横須賀復活を掲げる上地市長にとって、現在の横須賀美術館とはどのような存在なのか。

イ 横須賀復活のために、横須賀美術館は何らかの役割を果たしうるとお考えか。

ウ もし横須賀復活に資する存在であるとお考えならば、施政方針では全く触れず、横須賀再興プランでも全くと言っていいほど触れていないのはなぜか。

エ 現在まで担当部局に対して特に何も指示を出しておられないのはなぜか。

オ 集客への改革はある程度進んだので、このまま社会教育施設として毎年約3億円の赤字はやむを得ないというお考えなのか。

カ 横須賀美術館のさらなる改革のお考えはあるか。

(2) 今後の横須賀美術館の運営形態のあり方をどうお考えか。

開館以来11年、年間観覧者数は例年10万人台にとどまっており、美術館運営評価委員会も達成目標を「10万人以上」からさらに高く設定していく姿勢が見られない。

こうした姿勢は公設公営の限界だと受けとめており、毎年の赤字を1円でも減らすべきとの立場から私は指定管理者制度の導入を提案し、その前段階として市長部局への移管を訴えてきた。

前市長は2014年度から移管への取り組みを実施したものの、市長交代によって立ち消えとなっている。

ア 市長は、今後の横須賀美術館の運営形態のあり方をどうお考えか。現行の公設公営のままでよいとお考えか。

イ 施政方針で市役所の組織改正の目玉とおっしゃった「文化スポーツ観光部」へ横須賀美術館を移管すべきではないか。

(3) 放置されたままの美術品等取得基金の絵画の扱いと、今後の基金の存廃をどうお考えか。

4億円の美術品等取得基金のうち3億9,980万円の絵画を購入しながら一般会計で買い替えをせずに10年間にわたって基金に放置したままとなっている。

監査委員から「横須賀市監査委員公表・平成30年第1号」が公表され、この点を指摘するとともに「今後、美術品等取得に関して長期的な視点に立った在り方を検討することが望まれる」との「意見」が出された。

歴代市長が放置してきたこの基金のあり方について、存続か廃止かの結論も含めたあり方の見直しが上地市長に求められていると私は受けとめている。

ア 監査委員公表の意見を読んで、本市が10年間も、基金で購入した絵画の買い替えを避けてきたことをどうお考えか。

イ 買い替えを行うべきか否かについてはどうお考えか。

ウ 市長はこの基金の存廃についてどうお考えか。

エ 本市がこれまで実質的に凍結してきた新たな美術品等の購入について、今後どうすべきと市長はお考えか。

美術館改革は、フジノの政治家としての原点です。

市長が誰に替わろうとも厳しく追及を続けていきます。

次の記事へ続きます)



横須賀美術館の市長部局への来年4月の移管は「とりやめ」になりました/教育委員会定例会

毎月開催の教育委員会定例会が開かれました

今日は、『教育委員会・定例会』が開かれました。

教育委員会定例会の会場にて

教育委員会定例会の会場にて


今回のプログラムは下のとおりです。

議事次第

議事次第


『横須賀美術館を教育委員会から市長部局へ移管する』というテーマについて、2回目の議論が行なわれる予定でした。

しかし、事務局から突然の発表がありました。

ものすごく残念な結果になりました。



事務局が「4月移管とりやめ」を発表しました

あっけなく、方針撤回です。

『来年4月の移管』は、とりやめになりました。

配布された説明資料は、以下の通りです。

報告事項5

横須賀美術館の在り方について

横須賀美術館の在り方については、2014年市議会第3回定例会に報告として説明したが、この中で、今後の方向性として、「集客やイメージの向上に資する為、教育を目的とすることだけに縛られない、自由な発想の中から幅広い活用を図る為に、美術館を教育委員会から他部課との連携がより緊密に取れ、文化行政を所管する市長部局(政策推進部)へ移管することを考えている」とし、これに向けたスケジュールを示した。

しかしながら、教育委員会での検討を重ねた中で、引き続き十分な議論をする必要があると考え、教育委員会会議を経た上で市議会第4回定例会に予定していた美術館条例ほか関連条例の改正議案の上程は行なわないこととした。

今後は、社会教育委員会会議の答申及び教育委員のご意見を踏まえ、美術館をより一層活用できるよう、『美術館運営改革プロジェクトチーム』で引き続き検討していく。

また、検討状況に応じて教育委員会会議で報告をし、慎重に議論していき、美術館の在り方の方向性を定めたい。

●これまでの経過

  1. 省略
  2. 省略
  3. 省略
  4. 省略
  5. 省略
  6. 10月24日の教育委員会会議では、答申についての報告を受け、今後の進め方を審議した。その中で下の意見が示され、引き続き十分な議論をしていく必要があるとの考えに至った。

    (10月24日の教育委員会会議における意見概要)
    (1)市長部局へ移管することで集客増や幅広い活用が期待できるとの説明だけで、その具体的なものが示されておらず、期待増だけでは判断が行なえない。

    (2)移管すべきか否かより、社会教育委員会議から要請されている「市民に身近で市民や地域に開かれた美術館」をどうやって実現するか、その課題についての方向性とその手段を考えていかなければならない。

    (3)例えば、教育委員会の所管には残すけれども、事務の委任のかたちで、実質的に業務は市長部局で行ない、教育を目的とする事業の確認の為に教育委員会に事業計画を見せるなどの方法を可能性として考えるべき。

    (4)社会教育委員会議の答申を踏まえて、教育委員会として十分な議論をした上で、美術館の在り方を選択していくべき。

  7. 改めて市長部局と教育委員会事務局が協議し、当初予定していた議案の提出は行わないこととした。




毎年3億5000万円の赤字を減らして、こどもたちを守る為にもっと予算を使いたい!

フジノがずっと望んできた、美術館の赤字を減らすこと。

赤字の穴埋めに使ってきた市民のみなさまの税金を、もっとこどもたちの為にこそ充てるべきだから。

その為に、美術館の在り方を変える方法を今までいくつも提案してきました。

その手段の1つが『教育委員会から市長部局への移管』でした。

しかし、今日開かれた教育委員会定例会で、事務局から「来年4月の移管とりやめ」が報告されました。

フジノにとっては、悔しさでいっぱいです。

あと少しで実現するところでした。

移管に向けたスケジュールのうち、終わっていた手続きは下の表でグレーに色付けしたところです。

市長部局への移管に向けたスケジュール

8月22日 教育委員会会議
・中間報告書について報告。
・美術館の在り方について社会教育委員会議に諮問
8月28日 社会教育委員会議
・諮問(美術館の在り方について)を受ける。
9月5日 第3回市議会定例会
・美術館の在り方について報告
9〜10月 社会教育委員会議
4回の議論

10月22日 社会教育委員から教育長へ答申
10月24日 教育委員会会議(答申を受け、審議)
11月14日 教育委員会会議→今日はココです
11月 第4回市議会定例会(条例改正議案上程・組織改正報告)→とりやめ
2014年4月 市長部局(政策推進部)へ移管→とりやめ

でも、終わりではありません。

もう1度、仕切り直しです。

もう1度、改革を実現させる為にリスタートしなければなりません。

フジノは12年間ずっとハコモノ改革を訴えてきたのです。これからも改革が実現する為、何度だって立ち上がります。



市民のみなさまに知っていただきたいこと

ひとつ、市民のみなさまに知っていただきたいことがあります。

この改革を潰した責任は誰にあるか、ということです。

教育委員の4名ではありません。

(教育委員は5名いますが、教育長は除きます。彼は戦犯の1人だからです)

教育委員のみなさまは、社会教育委員会会議への諮問を出したことをはじめ、答申を受けた前回・今回とも誠実な議論を行なわれました。

フジノからすれば賛成はできなくとも、彼ら彼女らの立場からすれば、定例会の議論で発言された全てのご意見は十分に理解することができるものばかりでした。

つまり、教育委員としての責務に忠実であった訳です。

では、誰がこの改革を潰したのか?

担当課である美術館運営課長が悪いのでは、絶対にありません。

課長・学芸員のみなさんをはじめ、スタッフのみなさんが汗を流してきた姿をフジノは知っています。

では、誰がこの改革を潰したのか?

今回の問題の根本は、

  1. 市長と教育長のトップ2人がちゃんと4人の教育委員のみなさんと意思疎通を続けてこなかったこと。

  2. 条例提出のスケジュールが先に決められていて「結論ありき」での議論に、社会教育委員も教育委員も誰もが『不快感』を抱いたこと。

の2点です。

つまり、市長・教育長のトップに最大の責任があります。

これによって、またハコモノ改革が遅れました。きっと最低でも1年は先送りになるでしょう。

吉田市長への失望は、本当に大きい。フジノには怒りを通り越して呆れしかない。現場の職員が可哀想でならない。

これから始まる12月議会でも、この件に関しては激しい追及がなされることでしょう。

けれども、どうか市議会のみなさま、矛先を誤らないで下さい。

市民のみなさまもどうか知っていて下さい。

この改革を潰したのは…いや、そもそも無理なスケジュールで最初から改革を実現するつもりが本当にあったのか。今となっては本気度にさえ、疑問を感じてしまう。

市長と教育長がもっとしっかりと教育委員・社会教育委員・市議会のみなさんに対して、丁寧に意思疎通を図っていたならば、違う結果になったとフジノは考えています。

今はただ、悔しくてたまりません。

また改革が潰された。



抽選ハズレ、フジノ傍聴できず(涙)/長井海の手公園等指定管理者選考委員会(公開プレゼンテーション)

長井海の手公園ソレイユの丘の新しい指定管理者を選ぶプレゼンテーションが行なわれました

フジノが『ハコモノ3兄弟』の三男として厳しく追及してきた『長井海の手公園ソレイユの丘』

吉田市長は、1期目の終わりになってようやく『長井海の手公園あり方検討委員会』を設置して、議論をスタートさせました。フジノは毎回傍聴をして、議論の様子を見守り続けてきました。

ここでの議論が終わり、その結果は市議会にも報告されました。

来年から、『長井海の手公園ソレイユの丘』は指定管理者制度へと変更されます。

昨年、突然打ち出された方針

2015年から2023年の8年間にわたって『長井海の手公園ソレイユの丘』を新たに運営していく事業者(指定管理者)を8月末まで募集しました。

そして今、まさに選考作業のまっただなかです。

横須賀市ホームページより

横須賀市ホームページより


特に、今日は応募した事業者による『公開プレゼンテーション』が行なわれる予定です。

第2回長井海の手公園等指定管理者選考委員会

  • 日時:
    2014年10月9日(木)10時10分~16時20分
  • 場所:
    横須賀市役所本庁舎1号館3階 会議室B
  • 審議等事項:
    指定管理者の応募者について、都市公園条例に基づく審査を行う為、応募者のプレゼンテーション及び、応募者へのヒアリングを行います。
  • 傍聴方法:
    会議開始15分前までに本館1号館4階401会議室(傍聴者控室)へお越し下さい。
  • 傍聴者定員:
    21人(定員を超えた場合は、抽選を行います。)
  • 担当課:
    環境政策部公園管理課

そこで今日、フジノが傍聴者控室に向かうと…

傍聴者控室はすでにいっぱいで室内に入りきれず

傍聴者控室はすでにいっぱいで室内に入りきれず


(例によって)傍聴室はあふれていました。

プレゼンを行なう事業者たちの関係者が大挙して訪れていました。

控室をみまわしても、ふつうの市民の方らしき姿は見えません。市議会議員もフジノだけでした。

フジノは抽選番号28番でした

フジノは抽選番号28番でした


最終的に、希望人数が多いので抽選(くじ引き)となりました。

  • 傍聴できる人数 21名
  • 傍聴を希望する人数 32名

抽選の様子(白紙を引くと、傍聴はできません)

抽選の様子(白紙を引くと、傍聴はできません)


結局、くじ運が悪いフジノは、公開プレゼンテーションを観ることができませんでした。

フジノは「白紙」=傍聴はできませんでした

フジノは「白紙」=傍聴はできませんでした


いつもいつも思うのですが

  • 誰が『長井海の手公園ソレイユの丘』を利用するの?
  • こどもたちと親御さんたちでしょう?
  • 遊びに来てくれるみなさんたちは、事業者選びに全く参加することができない。
  • それどころかプレゼンテーションが行なわれていることすら、知らない。
  • こんなことで、愛される『長井海の手公園ソレイユの丘』に変えることはできるの?

吉田市長は、こういう方法で実施していることを「正しい手続き通りに実施した」というのでしょうけれど、フジノはそうは考えません。

こういう公開プレゼンテーションをこどもたちみんなの前で実施してみたらどうなのですか?

そして、傍聴も21名しか認めないようなやり方も、バカげてる。インターネットで生中継すればいいじゃないですか。できるノウハウはとっくにあるのですから。

芸術劇場の指定管理者を選ぶ時にも公開プレゼンテーションがありましたが、市議会議員のみなさんは、フジノの他には傍聴にいらっしゃいませんでした。

市議会議員のみなさまは、全てが終わってしまった後に出された報告のペーパーを読むだけで、その事業者が選ばれて本当に良かったのか、分かりますか?

フジノは能力が足りないので、せめてプレゼンみないと判断できません。

あらゆる意味で、いろいろなことに、フジノは全く納得ができていません。

傍聴できなかったこと(くじ引きにはずれたこと)が頭にくるとか以前に、こんなやり方をいつまで続けていくのだろうと情けなくなる気持ちがとても大きいです。



後日追記:2014年12月議会で出された議案にフジノは反対しました

この公開プレゼンテーションの後、最終的に選考委員会がある事業者を選びました。

そしてその事業者を指定管理者にしたいという市長提出議案が12月議会に出されてきましたが、フジノは反対しました。

その理由などはこちらです。



募集要項の配布スタート/「長井海の手公園・ソレイユの丘」と「荒崎公園」を「近い」というだけの理由でセットにして指定管理に出す

「長井海の手公園・ソレイユの丘」と「荒崎公園」をセットにして指定管理に出します

フジノが『ハコモノ3兄弟の三男』と呼んできた『長井海の手公園・ソレイユの丘』

毎年4億円以上の赤字を出し続けており、その改革は絶対に不可欠です。

しかし、吉田市長のハコモノ改革は「1度作ったものは壊せない」ので「収入を増やす方策を取る」という改革に値しないものでした。

さらに、2013年6月議会でのフジノの一般質問で明らかになったのですが

『ソレイユの丘』『荒崎公園』の2つをセットにして指定管理に出す

という方針が、突然打ち出されました。

昨年、突然打ち出された方針

昨年、突然打ち出された方針


テーマパークである『長井海の手公園・ソレイユの丘』と全く性質の異なる『荒崎公園』を、ただ単に距離が近いという理由でセットにするのです。

しかし、2つをセットにして指定管理させることに、フジノは反対です。

荒崎公園

荒崎公園


これまで『長井海の手公園・ソレイユの丘』を運営してきた民間企業は、テーマパーク経営を全国各地で行なってきたものの、いくつものトラブルを起こしてきました。

横須賀においても、食品の消費期限のラベルを剥がすなど信じられない事件も起こしました。

こうした『テーマパーク経営をメインにしてきたという事業者』でさえ満足な経営ができてこなかったのに、それに加えて、荒崎海岸を擁する『荒崎公園』をきちんと守ることができるのか、強い疑問を感じます。

その後、一体化を進める吉田市長から提出された、『長井海の手公園・ソレイユの丘』と『荒崎公園』をまとめて指定管理に出せるようにする条例改正にも、反対しました(2014年3月26日・本会議)。

しかし、反対はフジノだけでした。



今日から指定管理者の募集要項の配布が始まりました

そして、ついに『長井海の手公園・ソレイユの丘』の運営管理を行なう『指定管理者』の募集がスタートします。

本日6月30日付で、環境政策部長から全議員宛に以下の報告がありました。

2014年6月30日

環境政策部長

長井海の手公園ほか1箇所の指定管理者募集について

標記のことについて、都市公園条例に基づき、指定管理者の募集を下記のとおり実施いたしますので、資料を送付いたします。

  1. 案件名称
    長井海の手公園ほか1箇所の指定管理者募集について
  2. 募集要項の配布期間及び申請受付期間
    募集要項配布期間 平成26年6月30日(月)~8月29日(金)
    申請受付期間 平成26年8月25日(月)~8月29日(金)
  3. 募集要項の配布方法
    (1) 事務担当課での配布
    (2) 市のホームページへの掲載
    ※平成26年6月30日(月)午前8時から本市ホームページにて公開

(事務担当は、環境政策部公園管理課管理係 担当:根本、小野 直通 046-822-9561)

次は、別紙です。

○長井海の手公園(ソレイユの丘)ほか1箇所の指定管理者募集について

長井海の手公園ほか1箇所の指定管理者の募集を開始したため、その概要を報告します。

  1. これまでの経過
    長井海の手公園(ソレイユの丘)は、わが国最初のPFI方式による都市公園として平成17年に整備され、開園以来9年間、毎年50万人を超える集客施設として定着しています。

    平成27年3月のPFI終了後の当公園のあり方については、平成25年度に外部委員を加えた「長井海の手公園あり方検討委員会」を発足し、今後の管理運営手法等に関して検討報告を受けました。

    今年度は、指定管理者選考委員会等条例に基づき「長井海の手公園等指定管理者選考委員会(以下委員会」という)」を設置し、5月30日(金)に開催された第1回委員会において、募集要項等の内容をご検討いただきました。

  2. 応募の流れ
    (1)募集要項配布期間
    平成26年6月30日(月)~8月29日(金)

    ※窓口配布時間:午前8時30分~正午、午後1時~午後5時15分
    ※配布方法:事務担当課での配布及び市のホームページへの掲載

    (2)応募者説明会
    平成26年7月9日(水)午後2時開始

    (3)申請受付期間
    平成26年8月25日(月)~8月29日(金)
    ※受付時間は、午前9時~正午、午後1時~午後5時

  3. 管理手法等
    (1)対象施設
    「長井海の手公園」及び「荒崎公園」

    (2)指定期間
    8年間(平成27年4月1日~平成35年3月31日)

    (3)管理手法

    • 長井海の手公園及び荒崎公園の駐車場は、利用料金制(承認料金制)を採用し、収入は指定管理者の収入として、施設管理経費に充当します。
    • 施設管理経費は、市が支払う指定管理料と上記利用料金収入によって賄うものとします。
    • 長井海の手公園の施設のうち、レストランや温浴施設などの収益が見込まれる施設は、指定管理者が独立採算で運営し、公園使用料を市に納めるものとします。
  4. 今後のスケジュール(予定)
    平成26年10月上旬 応募者からのヒアリング及びプレゼンテーション
    10月 指定管理者候補団体の選考
    12月 指定管理者指定議案の提出
    平成27年1~3月 基本協定の締結、引継ぎ等
    4月1日 年度協定締結、施設の管理開始

2013年6月議会で吉田市長は

毎年4億円も支払ってきた指定管理料を半分にする

とフジノに答弁しました。

市長の言葉どおりに「半額」にできたとしても、税金を毎年2億円も投じるのはおかしいとフジノは考えています。

そして、『荒崎公園』の管理のレベルが低下するようなことは絶対にあってはなりません。

フジノは、この指定管理者の選考も厳しくチェックしていきます。

どうか市民のみなさまも、注目し続けて下さいね。

よろしくお願いします!



後日追記:10月9日に事業者のプレゼンが行われました

この募集要項に基いて手をあげてくれた事業者のプレゼンが行われました。

しかしフジノは痛恨の傍聴の抽選にハズレ

立ち会うことができませんでした。



吉田市長は改革なんてしていない/ハコモノ3兄弟の次男・横須賀美術館、8年目は3億8188万円の赤字

2014年度の美術館、赤字3億8,188万円

フジノがこのまちの『負の遺産』として、『ハコモノ3兄弟』と名づけた3つの施設があります。

横須賀芸術劇場、横須賀美術館、長井海の手公園ソレイユの丘の3つです。

ハコモノ改革を訴えて当選した吉田市長は市長就任から5年が経ちますが、実際には改革なんてしていません。

今日は、ハコモノ3兄弟の次男・横須賀美術館の2014年度予算を報告します。

教育委員会の当初予算説明資料よりフジノが作成
収入 支出
観覧料 4097万円 給与 1億938万円
駐車場使用料 1270万円 運営事業費 1億349万円
刊行物売払代 353万円 管理事業費 2億2620万円
(合計) 5720万円 (合計) 4億3908万円



横須賀美術館スタート8年目の予算は、

マイナス3億8,188万円

です。

このうち管理事業費380万円は市債を発行(借金)して、まかないます。

教育委員会当初予算説明資料より

教育委員会当初予算説明資料より

残りの赤字は、全て市民のみなさまの税金で穴埋めすることになります。

3億8000万円の市税を、もっと優先順位の高いことに使うことができれば、もっとたくさんのこどもたちを守る為に使うことができれば、と悔しくてたまりません。



改革案だった「指定管理者への移行」は、報告さえ無し

2010年3月。

2010年3月6日・神奈川新聞より

2010年3月6日・神奈川新聞より


吉田市長は、ハコモノ改革の1つとして「横須賀美術館への指定管理者制度の導入」をフジノに答弁しました。

2010年3月12日号タウンニュース紙より

2010年3月12日号タウンニュース紙より


つまり『公設民営化』です。

指定管理者制度への『移行のスケジュール』も発表されました。

教育委員会が市議会に示した資料より

教育委員会が市議会に示した資料より


その後、スケジュールを1年間延期したいという報告がありました。

教育福祉常任委員会で報告された資料より

教育福祉常任委員会で報告された資料より


しかし、その延期した期間も過ぎました。

教育委員会からも吉田市長からも、この件について報告は一切ありません。

吉田市長は答弁したことも守らないのです。



フジノは絶対に美術館問題を忘れない

市民のみなさまが毎日の暮らしに忙殺されて忘れてしまっても、あるいは市議会の大半の人々が気にしなくとも、フジノは絶対に忘れません。

何故なら『美術館建設反対』は、政治家フジノの原点だからです。

2003年の統一地方選挙のフジノの選挙公報より

2003年の統一地方選挙のフジノの選挙公報より


2003年の選挙に美術館建設反対を訴えてフジノは当選しました。

しかし、市長と市議会の多数派によって建設の予算が可決されました。

選挙公約を守れなかったフジノは、責任をとって『政務調査費』を全額返還しました。

2004年5月5日・毎日新聞より

2004年5月5日・毎日新聞より


建設は止められませんでした。

今後は赤字を1円でも減らすことがフジノの使命となりました。

そして、フジノは『美術館の民営化』を1つの手段として提案してきました。

こうしたフジノの訴えをうけて、2010年に吉田市長は「指定管理者制度の導入」を答弁したのです。

しかし、それから4年。

吉田市長は問題を放置したままです。

昨年の市長選挙でフジノが吉田市長の対立候補を応援したのは、こういう吉田市長の姿勢が許せなかったからです。

市民のみなさまは『改革派のイメージ』で吉田市長を見ていると思うのですが、現実の姿は全く違います。

当然ながら、2014年予算案にフジノは反対しました。

これだけの赤字を生む施設が無ければ、もっと福祉に税金を回すことができたはずなのです。

いのちを守る為に、税金は使うべきです。

低所得や貧困の世帯に生まれたとしても、こどもたちが『学ぶ機会』を守られるまちにする為に、税金は使うべきです。

今の横須賀は、そんな在るべき政治の姿からかけ離れています。



吉田市長は改革なんてしていない/ハコモノ3兄弟の長男・横須賀芸術劇場の「赤字」

不公平な税金の使われ方に怒りを覚えた予算

予算議会が終わりました。

吉田市長による税金の不公平な使い方に対して、フジノは強い怒りを感じ続けた1ヶ月間でした。

その予算の中身を、少しずつ市民のみなさまに紹介していきたいと思います。

吉田市長の「ハコモノ改革」は失敗そのもの

フジノがこのまちの『負の遺産』として、『ハコモノ3兄弟』と名づけた3つの施設があります。

横須賀芸術劇場、横須賀美術館、長井海の手公園ソレイユの丘の3つです。

吉田市長はハコモノ改革を訴えて市長に当選しましたが、この5年間、抜本的な『改革』とは程遠い小手先の『改善』に終始しています。

まずはこのハコモノの現実をみなさまにお伝えしていきたいと思います。

公募はアリバイづくり、外郭団体がまた選ばれただけ

2010年予算議会の本会議でのフジノの一般質問において、「横須賀芸術劇場は次期指定管理者を公募で行なう」と述べました。

フジノはこの答弁に対して「問題を抜本的に見直すことにはなっていない」と厳しく追及しました。

当時、この質疑をタウンニュース紙が報じてくれました。

2010年3月12日号タウンニュース紙より

2010年3月12日号タウンニュース紙より


そして2012年10月、実際に『公募』は行なったものの、素晴らしいプレゼンテーションを行ない審査委員を魅了した民間事業者は選ばれませんでした。

再び選ばれたのは、従来通りの市の外郭団体でした。

指定管理料カットも答弁どおりにできず

この『茶番劇』の後、それでも改革の為にフジノは追及を続けてきました。

2012年12月議会の本会議における一般質問でフジノは、こう問いました。

2012年12月議会・本会議
question (フジノ)
平成22年第1回定例会での僕の質問に対して、市長は、公募による指定管理料の削減額は年間約3,600万円という試算を示しました。

そこで伺います。

【質問】
今回提出された収支計画書・事業計画書では、候補者に選ばれた市の外郭団体は年間いくら指定管理料を削減できるのでしょうか

answer (政策推進部長)
次に、候補者に選ばれた市の外郭団体の収支計画書、事業計画書での削減できる指定管理料の見込みについて御質問をいただきました。

今回、選考委員会が選考いたしました横須賀芸術文化財団の単年度の指定管理料提案額は3億8,800万円であります。現行の指定管理料からは約3,200万円の削減ができる見込みでございます。

しかし、この答弁も真っ赤なウソでした。

2013年度当初予算説明資料・政策推進部より

2013年度当初予算説明資料・政策推進部より


2013年度の指定管理料は4億2004万円です。

2014年度当初予算説明資料・政策推進部より

2014年度当初予算説明資料・政策推進部より


2014年度の指定管理料は3億9909万円です。

4億2004万円-3億9909万円=2095万円

2095万円しかカットできませんでした。

答弁の「年間約3200万円削減できる」という試算でも『小手先の改善』に過ぎません。

しかし、その答弁さえウソで、3200万円のカットは実現できませんでした。

つまり、吉田市長による芸術劇場の『改革』などは、存在していないのです。

指定管理者を公募したというアリバイづくりと、その結果として1000万円ほどの『改善』があっただけです。

フジノはこういう吉田市長のニセモノの改革が大嫌いです。

横須賀芸術劇場の「管理・運営費用の赤字」

ハコモノが持つ問題は、大きく2つに分けられます。

第1に『建設費用の借金』です。

第2に『管理・運営費用』です。

建物も内装も時が経つにつれて古くなります。修理費用も必要になりますし、使用している設備も更新していかなければならないので、ずっと多額の税金が出ていくことになります。

それが『管理・運営費用』です。

2014年度予算における横須賀芸術劇場の支出は合計6億6231万円です。

内訳は、下の通りです。

1.管理事業費
指定管理料 3億9909万円
ベイスクエアよこすか一番館共用部分負担金 1億3613万円
舞台用備品購入費 310万円
建物総合損害共済基金分担金 60万円
修繕料 300万円
合計 5億4191万円

1ですが、芸術劇場は市の外郭団体に運営を委託しており、指定管理料(=委託金のことです)を支払っています。

2.設備更新事業
舞台機構設備 6280万円
舞台音響設備 547万円
建物設備 5212万円
合計 1億2040万円

4の建物整備に対して、県から750万円の補助金が出ました(県からの補助金も、もともとはみなさまの税金です)。残りは、横須賀市が新たに1億770万円の借金をしました。

かたや、市への収入はゼロです。

つまり

収入0円-支出6億6231万円=赤字6億6231万円

となります。

この財政危機の横須賀において、ムダ使いは全て無くすべきです。

低所得世帯のこどもたちが安心して学校に行かれる補助も十分に出さない横須賀です。

それなのに今、こんなにも税金を使ってまで芸術劇場が必要でしょうか?

もっとこどもたちの暮らしを守る為に税金は使うべきです!

「長井海の手公園あり方検討委員会」検討結果が市議会へ報告されました/赤字をいくら減らせるか?

あり方検討委員会の結果が常任委員会で報告されました

これまでもお伝えしてきましたが、『長井海の手公園ソレイユの丘』の2015年度以降の在り方を検討する『あり方検討委員会』の議論が終わりました。

その結果が、先日の都市整備常任委員会で環境政策部から報告されました。

内容は下の通りです。

  1. 委員会における検討結果
    (1)運営見直しに係る基本方針について

    • 「南フランス、プロヴァンス風」にこだわることなく、三浦半島の魅力を前面に出して行くことが望ましい。
    • 自然とのふれあいや動物とのふれあいなど子どもたちが遊びながら学べる場を提供すること。
    • 地域の生産者等と協力し地産食材などを活かしたレストラン、地場のおみやげにこだわった売店とすること。
    • 観光情報など地域の魅力を発信する情報基地とすること。
    • 地域の様々な資源と連携し、体験の場の提供や周遊の拠点とすること。
    • 日帰り施設から宿泊利用が可能な施設とすること。
    • 平日や閑散期の利用を促進するため、立ち寄り機能やイベントの充実を図ること。
    • 災害時の避難場所など地域の安全に貢献する施設であること。



    (2)管理運営手法について
    検討委員会では、『指定管理者制度』『PFI事業』(コンセッション方式)の2通りについて、

    1. 市の政策との整合性
    2. 住民サービスの向上
    3. 利用サービスの向上
    4. 地域との連携推進
    5. 市の財政面でのメリット
    6. 評価と改善等

    の6つの基本的視点から比較検討し、市が基本的視点を十分尊重し、より魅力ある公園として管理運営できる手法を選択するよう報告された。

    なお、現在、市は現事業者からPFI法に基づくコンセッション方式による事業提案を受けており、採用の結果を通知する必要がある。


  2. 次期管理運営について
    『長井海の手公園あり方検討委員会』における検討結果を踏まえ、上記の6つの視点から検討し、次期管理運営については『指定管理者制度』によることと判断した。

  3. 今後の予定
    (1)現事業者(株式会社ファーム)からの事業提案に対して「採用しない」旨、回答する。

    (2)2013年第1回市議会定例会において都市公園条例改正。(指定管理者の公募及び指名の改正)

    (3)2013年度に『指定管理者』の選考を行なう。



この報告に対して、都市整備常任委員会では目立った質疑はありませんでした。



要するに何が「変わる」のか?

いろいろなことが羅列されていますが、決して特別なことは書いてありません。

ひとことにまとめて言えば、下の2つです。

  1. 今までのコンセプトにこだわらずに集客が増やせることはしっかりやる
  2. 来年度からは『指定管理者制度』で管理運営を行なう



1番目については、フジノがこのブログにかつて掲載した『第2回長井海の手公園あり方検討委員会』の事務局資料のイメージ図のままです。

第2回検討委員会配布資料より

第2回検討委員会配布資料より


4年前に吉田市長が就任してから、フジノはずっと『ハコモノ3兄弟』について議論を交わしてきました。

率直なフジノの感想は、ハコモノ改革のスピードはとても遅く、4年間もの時間を費やした結果がこの程度のものなのか、というものです。

これでは契約期間が終わるのを待っていただけに過ぎないのではないか、と落胆しています。



毎年4億円の赤字を半額以下に減らすべき

来年度から起こる最大の変化は、10年間の契約が切れて新しい契約になるということです。

2回の市長選挙で『ハコモノ』批判を続けてきた吉田市長ですが、1期目の4年間では何も改革できませんでした。毎年4億円もの税金を10年間にわたって支払い続けてきただけです。

この赤字を徹底的に減らさなければなりません。

それではいくら減らせる見込みなのか?

今年6月議会でのフジノの一般質問に対して、吉田市長は新たな契約では半額以下に抑えたいとの趣旨を答弁しました。

さらに、神奈川新聞の取材(2013年8月16日記事より)に対して、市関係者はこんなコメントもしています。

「50万人のベースがあることで、他の民間企業からも注目されている。運営費は半分に抑えられるはず」と指摘する。

まずは、これを絶対に実現しなければなりません。

来年2014年、ついに新たな『指定管理者』の選考を行ないます。

かくなる上は、とにかく吉田市長には税金の投入を1円でも少なくすることに全力を尽くして頂きたいです。



市長は税金のムダをいくら減らせるのか/長井海の手公園あり方検討委員会(第3回)へ

長井海の手公園あり方検討委員会へ

前回(5月20日)に続いて、『長井海の手公園あり方検討委員会』を傍聴しました。

長井海の手公園あり方検討委員会の会場にて

長井海の手公園あり方検討委員会の会場にて


ハコモノ3兄弟の三男坊、長井海の手公園

現在の指定管理者であるファームとの契約が切れた後、2015年度からどのような体制で『長井海の手公園』を運営していくのか。

これがこの『検討会』のテーマです。

長井海の手公園あり方検討委員会の議事次第

長井海の手公園あり方検討委員会の議事次第


現地視察(1回)+会議(3回)の計4回にわたって開催されるのですが、今日はその3回目です。

事務局からの配布資料をもとに、検討会メンバーによる意見が出されました。

その資料を全てここに掲載します。

配布された資料の全文

【資料1】

長井海の手公園の運営見直しに係る基本方針

1.運営見直しの前提

(1)長井海の手公園のこれまでの運営の中で培ってきた良いものを伸ばし、さらに利用者ニーズにこたえるものを追加し、「子どもたちが、わくわくドキドキしながら元気いっぱいに遊ぶことができる」施設とする。

(2)運営手法についても検討し、費用対効果の一層の向上を目指す。

2. コンセプト

(1)三浦半島に位置する横須賀の西海岸の魅力である「みどり・海・夕日・富士山・食」を積極的に提供し、来園者に三浦半島を感じてもらう。

(2)今の良さを残しつつ、「横須賀ならでは」を加え、市外の人には「いつもと違う体験」を、市内の人には気軽な利用を提供する。

(3)日帰り利用型の集客施設から宿泊利用が可能な集客施設へ。

3. 公園の運営目標

(1)現状
年間来園者 50万人
園内消費額 1,000円(1人あたり)

(2)設定目標
年間来園者 60万人
園内消費額 1,500円(1人あたり)

4.各施設の運営方針

各施設の運営方針

各施設の運営方針

各施設の運営方針

各施設の運営方針

5.新たに展開する事業

(1)公圏内でのキャンプ体験
・ファミリ一層を対象
・滞在型利用により三浦半島をまるごと体験

(2)地産地消のレストラン
・地場産の食材や圏内の農園で生産された食材を積極的に提供

6. 拡充する事業

(1)平日来園者向けイベントの実施
・未就学児が楽しめるイベント
・大人も楽しめる音楽イベント

(2) 地域の活動につながるイベントの実施
・中学生や高校生による吹奏楽の演奏会
・小学生や中学生による発表会
・地域住民による発表会

7. 集客力向上に向けた施設のリニューアル

(1)日よけや風よけの設置
・日よけ等が少ない園内にパーゴラの設置や植樹を実施
・キッズガーデンやじゃぶじゃぶ池周辺にパーゴラを増設

(2)老朽化した施設(遊具、外周柵)の交換
・利用者の安全確保の為、老朽化した施設の交換は市が行なう。
・遊具交換時には人気のある新たな遊具を設置する。

(3)大型遊具の新設
・ファミリ一層の集客力向上

(4)キャンプ場の整備
・ウッドデッキ型キャンプサイトを25基〜30基程度整備する。
・各サイトにバーベキュー施設を整備する。
・利用料は宿泊8,000円、日帰り3,000円程度を想定。

8.入園料と駐車場利用料

(1)入園料は無料
・入園料を徴収するためには外周柵を容易に乗り越えられない高さにする必要がある。現在は高さ1.2m。
・散策などに訪れる人を考えると無料が妥当。

(2)駐車場料金
・上限額を市が設定する。
・立寄り型利用を促進するため入庫から2時間は無料とする。

(3)有料遊具等の利用料に共通一日パスの設定を検討

9.防災計画

(1)帰宅困難者の対応策
・繁忙期には1日に約1万5,000人が来園
・食料等の確保
・トイレ、休息施設の確保
・通信手段の確保

(2)地域住民の一時避難地としての役割
・事業者と地域、市による協定の締結

別紙2

別紙2

別紙2のうち、現状と変更がある部分のみを拡大した図

別紙2のうち、現状と変更がある部分のみを拡大した図

別紙2の色分けの説明

別紙2の色分けの説明

【資料2】

長井海の手公園の管理運営について

1.管理運営手法検討の考え方

(1)管理運営手法の検討方針
・公設民営により民間の力を極力活用できる方策を検討
・指定管理者制度と業務委託の併用も視野に入れる

(2)エリアごとの収益性
・収益性のあるエリア
  レストラン、温浴施設、体験教室、おもしろ自転車、ゴーカート等

・収益性のないエリア
  ホタル館、ビオトーフ、じゃぶじゃぶ池、多目的広場等

(3)一括管理と分割管理
・一括管理
  一体感のある運営
  収益性のあるエリアの収益により公園エリアの維持管理経費を削減

・分割管理
  エリアごとの競争と協調
  収益性のある集客エリアは独立採算制
  公園エリアは業務委託や指定管理者制度

2.管理運営の考え方

(1)現状

・収入
指定管理料 4億円
園内売上げ 5億円
合計 9億円

・支出
管理運営費 7億円
その他経費 2億円
合計 9億円

・収支のバランスがとれており、来園者数も目標の50万人に達しているので、PFI事業として成立している。

(2)次期管理運営の考え方
・市としては次期運営では市の負担を極力少なくしたい。
・運営の見直しに係る基本方針で示した設定目標が達成されれば、計算上の指定管理料はO円になる。
  60万人×1,500円=9億円

3. 管理運営手法の比較

(1)指定管理者制度
・施設の管理権限を包括的に委任する。
・市は施設設置者として業務について指示を行う。
・指定管理期間は市が設定する。
・施設の整備、大規模修繕は市が行う。

(2)PFI事業方式
・運営権設定による独立採算型施設の運営。

・運営権者となった事業者の自主性と創意工夫が尊重されるので従来に比べ運営における事業者の自由度が向上。

・運営権は抵当権設定や譲渡が可能。
(事業者は運営権の譲渡による資金回収が可能)

・事業者が初期投資を無理なく回収するために長期契約になる。

・市による初期投資がなく、施設整備は事業者が行う。

(3)指定管理者制度とPFI事業方式の違い
・競争性の確保
 指定管理では運営権を設定する PFI方式に比べ事業者の初期投資が 少ないため参入しやすく、 応募事業者数が多くなるので競争性が確保される。

・事業者にとってのリスク
 事業者にとってのリスクは運営権の対価 の支払い等の初期投資が多いPFI方式の方が高い。

・事業者の資金回収
 どちらの方法も初期投資等の資金は管理運営期間内に回収するが、PFI方式では運営権の譲渡により事業者は資金の回収が可能となる。

・運営の自由度
 PFI方式では運営権者である事業者の自主性と創意工夫が尊重されるので事業者主導の運営になる。

・施設整備
 市が施設整備や大規模修繕等を行う場合は複数年度に分けて整備する場合があるが、PFI方式では事業者が資金を調達して整備するので短期間で整備が可能。

(資料の掲載は以上です)

絶対に税金の持ち出しを「半額以下」を実現すべき

6月議会での市長への質疑において、フジノはこう尋ねました。

「今まで見直すこともなく毎年4億円も支払ってきた指定管理料を、次の契約からはいくら減らせるのか?」

これに対して吉田市長は、

「必ず半分に減らしてみせる」

と答えました。

4億円の半分、つまり、2億円は指定管理料をカットする、という意味です。

フジノは、この市長の言葉を信じたい。

もしも、それが実現できるならば、中学校での給食導入を実現する為の『財源』に回したいからです。

『長井海の手公園』を運営する為に毎年4億円も税金を使うよりも、『中学校給食の導入』の方がフジノにとって政策の優先順位は上です。

1期目、吉田市長は全くハコモノ改革をやらなかった。

2期目、吉田市長は絶対に有言実行してほしい。

そして、こどもたちの健康と暮らしを守る為の『財源』を生み出してほしい。

しかし、実際のところは配布資料を読んで、フジノには疑問ばかりが残りました。

何よりも、こうした文章に強い疑問を感じました。

現在の入園者数50万人(1人あたり消費額1,000円)が60万人(1人あたり消費額1,500)になれば、計算上の指定管理料は0円になる。

現在の指定管理者であるファームには毎年4億円も支払ってきた税金が、理屈上はゼロにできる、という意味です。

フジノはこれを読んで「おいおい、本気かよ」と感じました。

まず最初に感じた怒りは

「そんなに突然に集客力がアップできるのならば、今まで何故やらなかったのか」

というものでした。

そして次に感じた怒りは

「そんなに突然に来場者の消費金額がアップする訳ないだろう!」

というものでした。

介護保険料の値上げ、国民健康保険料の値上げ、下水道使用料の値上げ、消費税の値上げ、とこれからも値上げは続いていきます。

それとも、アベノミクスでみなさん突然に大金持ちになったのでしょうか?

東日本大震災の後、どうしたらこんなに楽観的な経営感覚を持てるのか...フジノには全く理解できませんでした。

資料1より

資料1より

資料2より

資料2より


一方で、市長に対して

「やれるものなら今すぐやってほしい」

と怒りを通り越した気持ちも感じました。

事務局の配布資料のように『長井海の手公園』がそんなにも優良なコンテンツならば、ぜひ『毎年4億円の税金の持ち出し』を『ゼロ』にして頂きたい。

ゼロがムリでも、吉田市長には6月議会で答弁したように、とにかく指定管理料を半分以下に絶対に減らして頂きたい。

そして、1期目の4年間ずっと垂れ流してきた税金のムダを、2期目の4年間こそ、こどもたちの為の『財源』に充てて頂きたい。

ぜひ市民のみなさま、注目し続けて下さい。

『長井海の手公園ソレイユの丘』の1年間の赤字は4億9,030万円(2011年度)

「長井海の手公園」が出した2011年度の赤字

フジノがこのまちの『ハコモノ3兄弟』と名付けている3施設が、横須賀市の財政へ与えているダメージを報告しています。

今日は、三男坊にあたる長井海の手公園『ソレイユの丘』について、1年間の税金投入額(=赤字)を見てみましょう。

収入はありません。

『ソレイユの丘』で、市民の方々がアトラクションなどに支払う料金は全て運営管理をしている(株)ファームの収入になり、横須賀市には1円も入りません

支出を説明します。

1.総合公園整備事業費:1億230万7,000円

内訳:公有財産購入(BTO施設買取一式)

10年間かけて施設を買い取る為のローンの分割払いみたいな支払いを続けているのですが、2011年度の支払い金額が1億230万円です。

神奈川県から1200万円の補助金が出されましたので、1200万円を除いた横須賀市の支払いは9030万7,000円となります。

環境政策部・決算説明資料より

環境政策部・決算説明資料より


続いて、運営管理ににかかった費用です。

2.長井海の手公園運営事業:4億円

運営を委託している『株式会社ファーム』に対して毎年4億円の指定管理料を支払っています。

環境政策部・決算説明資料より

環境政策部・決算説明資料より


ということで、1+2=2011年度のソレイユの丘にかかった費用は、4億9030万7,000円でした。

先ほど述べたとおりで横須賀市への収入はゼロですから、

つまり、

4億9030万7,000円の赤字

です!

「長井海の手公園」のこれまでの利用者数

続いて、2005年のオープンから2011年度末までの利用者数の動きをみてみましょう。

ソレイユの丘・利用者数の実績

年度 利用者数
2011年度  52万4,503人
2010年度  55万2,833人
2009年度  65万8,418人
2008年度  65万9,981人
2007年度  58万8,506人
2006年度  65万8,355人
2005年度  73万6,084人

2011年度の『ソレイユの丘』の利用者数は、前年度比マイナス2万8,330人の52万4,503人となりました。

東日本大震災があった2011年度の決算なので芸術劇場と同じく、集客施設にとって厳しい1年間だったのは事実です。

けれども、こと『ソレイユの丘』については大きな災害が無くても、猛暑日が続いたり台風が来たりという当たり前の天候の変化だけですぐに数万人もガタ落ちになってしまうという、集客施設としては致命的な欠陥を抱えている施設です。

2010年9月を例に挙げます。

猛暑日と雨が数日間続いた結果、9月だけで前年度比較マイナス4万8,600人となったのです。このように、天候が変わるだけであっという間に利用者数が減ってしまうのです。

農業型テーマパークなので基本的には日光の下で過ごす性格であるとはいえ、直射日光を避けられるような施設も雨が降ったら降ったで建物内で楽しめるような施設もほとんどありません。集客施設としての工夫が無いので天候が変わるだけで利用者が激減してしまうのです。

オープンした2005年がピークで、約74万人でした。

それから2年続けて減少して約59万人へと落ち込みました。翌年、芝ぞりゲレンデとミニSLを新たに導入するなどテコ入れをして、ようやく2009年には約66万人と盛り返しました。

けれども2010年には一気に55万人へ転落し、2011年には52万人へとさらに減少しました。

このままでは、利用者はいずれもっと減少していくのではないでしょうか。

「長井海の手公園」改革は遅々として進んでいません

かねてから『長井海の手公園ソレイユの丘』に対して、市議会議員時代の吉田市長とともにフジノは厳しく追及をしてきました。

2009年に吉田市長が新たに市長に就任した後も、フジノは抜本的な改革を求め続けてきました。吉田市長の改革のスピードはあまりにもゆっくりで、時にはフジノから見て、改革を放棄しているようにも映りました。

そうした姿勢を厳しくフジノが追及すると

「財政面から見て、これらの3施設(ハコモノ3兄弟)の建設により、市債償還費や維持管理費が増大し、本市の財政状況を悪化させた一因になっているとの認識に変わりはありません」

といった答弁を吉田市長はするものの、とにかく動きが遅くて、赤字による市税の出血は今も続いています。

ようやく今年2012年度予算案で示されたのが『長井海の手公園ソレイユの丘あり方検討委員会』です。

現在の指定管理者との契約期間が終了する2015年度からの運営形態の見直しをする為の検討委員会です。

環境政策部・2012年度予算説明資料より

環境政策部・2012年度予算説明資料より


外部の有識者も加わるこの『あり方検討委員会』は来年2013年3月までに1回開かれる予定です。

2015年度からの運営形態の見直しを検討する、という目的そのものもあまりにもスローですが検討委員会の初回の開催が2013年になるなんて...遅すぎますよね、動きが。

それで今は何をしているかというと、この『あり方検討委員会』で議論する為の『たたき台』を作る為に、市役所内部の関係部課長によるプロジェクトチームを開いています。

プロジェクトチームのメンバーは、環境政策部からは緑地管理課、公園建設課。経済部からは商工観光課、農林水産課、集客担当課長。政策推進部からは政策推進課、行政管理課。

6月から合計3回、開催したのですが、1回目は顔合わせ、2回目は『ソレイユの丘』への現地視察、3回目は議論スタートという内容でした。

4回目の開催は、日程調整中です。

『あり方検討委員会』のメンバーの候補は議論しているものの、まだ決定していないとのこと。とにかく、もっと早く動いてほしいです。

2009年に吉田市長が市民のみなさまに選ばれたのは、若さとか悪しき官僚主義の打破とかいろいろな要因はありますが、何よりも改革のシンボルとして市民のみなさまが求めたのは『ハコモノ3兄弟』が垂れ流す巨額の赤字への『スピード感ある徹底的な改革』だった、とフジノは信じています。

それからもう3年が経ちました。

フジノは改革をあきらめずに対策を訴え続けてきました。

けれども、吉田市長の任期はもう1年を切りました。

任期が切れる前に、しっかりとけじめを付けてほしいです。

ハコモノ3兄弟を外して社会福祉を狙い撃ちした「事業仕分け」の40事業の「恣意的な選び方」への怒り

事業仕分けの40事業の選び方への怒り

横須賀市が10月に行なう『事業仕分け』について、フジノはずっと追いかけてきました。

今回の横須賀市の『事業仕分け』では、合計40事業が仕分けの対象となります。

市の1,000を超える事業の中から40事業を選ぶプロセスをチェックする為に

対象事業を選ぶ場である『行政改革推進委員会』もフジノは傍聴を続けてきました。

(*毎回、フジノ以外に傍聴はゼロでした)

そうした中で見えてきた問題点について、そのたびにツイッターでも繰り返し発信してきましたが

今回、9月議会の常任委員会の場で対象40事業の選び方の問題についてフジノは指摘しました。

ふだんこうした常任委員会の場での質疑が注目されることは無いのですが、神奈川新聞とタウンニュースがあえて報じてくれました。

2010年9月10日付・神奈川新聞より

2010年9月10日付・神奈川新聞より

2010年9月17日付・タウンニュース紙より

2010年9月17日付・タウンニュース紙より


恣意的な対象事業選び。福祉事業が狙い撃ち、ハコモノ外し

もともとフジノは『事業仕分け』には賛成です。

昨年に政府が『事業仕分け』を行なう前から『構想日本』(政策シンクタンクです)が行なってきた活動に注目してきました。

また、3月の予算議会でも吉田市長への質疑の中で、『ハコモノ3兄弟』を『事業仕分け』すべきだと提案しています。

しかし、『ハコモノ3兄弟』は1つも仕分けの対象になりませんでした。

その一方で、こども家庭福祉・高齢者福祉・障がい福祉がねらいうちをされてしまいました。

少しだけ例を挙げてみます。

  • 重度障害者等福祉手当
  • ねたきり高齢者等紙おむつ支給
  • ねたきり高齢者出張理容等サービス
  • ひとり暮らし高齢者等緊急通報システム貸与
  • 福祉バス運行
  • 横須賀こころの電話
  • 子育てネットワークづくり推進
  • 社会福祉施設 水道料金等繰出金
  • 乳幼児健康支援デイサービスセンター(病児保育)

もともと40事業にしぼりこむ前には、332事業が対象になっていました。

フジノはもちろんその332事業もチェックしました。

そこには『美術館の運営』についてなども入っていたのですが、いざフタをあけてみたら、40事業から全て外されていました。

みなさまはハコモノを全く仕分けせずに、これらの事業を対象にしたことをどう思いますか?