公約では「自治基本条例」制定を訴えていても本音では「住民自治」を否定している吉田市長

一般質問を文字起こししました

6月6日の本会議でフジノが市長に対して行なった一般質問を、文字起こししてみました。

まず、「大楠は悪者扱いされている」という吉田市長の発言の有無、それはどのような意図で成された発言なのかの認識をただした質疑についてご紹介します。

〜ここから文字起こししたものです〜

4.吉田市長が地域住民を「悪者扱い」したという発言の有無とその真意について

市のホームページやマスメディアの報道には一切取り上げられていませんが

漁網受け入れに反対する市民の方のブログやチラシによれば、4月28日(日)に開催された芦名町内会総会に出席した吉田市長は、漁網受け入れを再度要請したとされています。

ブログ「横須賀の学校教職員・こどもを守りたい」2013年5月10日より引用

ブログ「横須賀の学校教職員・こどもを守りたい」2013年5月10日より引用


その際、住民の方々に対して

「このままでは大楠は悪者になっている」

という趣旨の発言をしたとされています。

芦名のみなさんが『住民自治』として受け入れの賛否を問うた結果、「受け入れをしない」という結論に至ったにも関わらず、市長はその結果を尊重せずに「悪者扱いする」ということは、あってはなりません。

吉田雄人マニフェスト2009より

吉田雄人マニフェスト2009より


市民による『住民自治』を進める為に『自治基本条例』を新たに制定したい、『住民投票制度』と『地域運営協議会』を設置したい、と提案してきた吉田市長であるにも関わらず、

芦名のみなさんによる『住民自治』の結果を侵害するような発言は、言っていることとやっていることが完全に矛盾しています。

そこで、まず事実関係を市長に伺います。

【質問】
(1)吉田市長はこの指摘どおりに芦名町内会に出席したのでしょうか。出席したのが事実であれば、どのような発言をしたのか、具体的にご説明下さい。

【質問】
(2)吉田市長は「大楠は悪者になっている」という発言をしたのでしょうか。

続いて、ご自身の発言に対する認識を伺います。

【質問】
(3)発言が事実ならば、地元住民のみなさまは「誰」から「悪者扱い」されているのでしょうか。

吉田市長からでしょうか。被災地の方々からでしょうか。メディアからでしょうか。お答え下さい。

【質問】
(4)もしも横須賀市民が他者から「悪者扱い」されているのであれば、吉田市長が成すべきことは『市民の盾』となって市民を守ることではないでしょうか。

お答え下さい。

市長の答弁

芦名町内会総会に出席したのか、その発言はどのようなものかというご質問を頂きました。

4月8日に箱根町が岩手県広野町の漁網100トンを上限に受け入れる検討を開始することが発表されました。

「状況は変わってきている」と思い、「県の説明を再度聴いてほしい」とお願いをする為に芦名町内会総会に出席いたしました。

具体的な発言は、

  • 大楠連合町内会が実施した意向調査の結果は重く受け止めている。
  • 洋野町の高く積まれた漁網を観て早く処理しなければ復興は無いと思う。
  • 受け入れを前提とするのではなくてもいいから、県の説明を再度聴いてほしい。

という内容でした。

次に「大楠は悪者になっている」という発言をしたのか、また「発言したのであれば、誰から悪者扱いされているのか」というご質問をいただきましたので、合わせて回答をいたします。

私は、いろいろな人から「大楠の方々が今回の件で誤解等により悪者扱いされている」という声を聞き、発言をいたしました。

次に、「もしも横須賀市民が悪者扱いされているならば、『市民の盾』となって市民を守るべき」というご指摘を頂きました。

平成24年11月の『意向調査』の時は、「なんで芦名だけが被災地のごみを受け入れなければいけないのか」という声がありましたが、箱根町が岩手県広野町の漁網を上限100トンまで引き受ける、そういう検討が開始されたことで状況が変わってきました。

『市民の盾』となるという意味では、もう1度県の説明を聴くという姿勢を示してもらうことで、誤解を解くことができるのではないかと思い、行動をいたしました。

〜ここから一問一答形式での質疑となります〜

フジノの質問

『住民自治』という観点から、僕は今回の芦名町内会についての市長の発言を問いただして一回目の質問を行ないました。

市長は実際に出席をされていた。

そして、発言の内容も実際に市民の方のブログやチラシに書かれている通りだった。

「いろいろな人から悪者扱いされている」と大楠のことを指摘して、発言をされた、と。

この「いろいろな人」というのは一体誰なんですか?

市長の答弁

市役所に対しても、町内会の役員のみなさんに対しても、匿名や、当然メールアドレスなんかが書いてあるパターンもありますが、電話などでそういった悪者扱いされているようなですね、意見というのが寄せられているところです。

フジノの質問

それは具体的に何件、どういうふうな内容で、そして逆に応援するような言葉というのは何件、どういった内容で来ているのでしょうか。

そしてそれは、そういうメールが来ているから、ということで地元住民の人を「悪者扱いされている」と言って良い根拠になるものなのでしょうか。

お答え下さい。

市長の答弁

町内会の役員の方々のところにも相当多数来ているということですが、これについては数字を持っていません。

市の方に寄せられた『災害廃棄物の受け入れに関する意見』については、現在2月までの数字ですけれども、369件入っています。

この中では、正直この場で口にするのもはばかられるような内容の悪口というようなもの、あるいは、当然、受け入れに反対するような立場からのご意見なども頂いているところです。

フジノの質問

答弁漏れがあります。

このうち、何件が「悪者扱い」をしていて、それは市長が地元住民の方々を「『悪者扱い』されている」と言うに至る根拠になりうるのか、この2点をお答え下さい。

市長の答弁

反対、賛成等の件数については市として取っているところですが、その中で横須賀の市民、あるいは大楠の町民のみなさんが悪者扱いされているというのを一件一件ピックアップした数字というのは持っていません。

フジノの質問

僕が申し上げたいのは、『住民自治』を大切にしていきたい、というのが市長のマニフェストの根幹であったはず。

にも関わらず、芦名の方々が、まさに市長が望んでこられた『住民投票』ですよ、それをやって、そして総意が出た。

大楠連合町内会の決定を市長に通知した文書

大楠連合町内会の決定を市長に通知した文書


にも関わらず『住民自治』を損なうような発言を市長が行なっていいのか、その点を聴いているんです。

どうお考えですか。

市長の答弁

まず、『住民投票』ではなくてあくまで『意向調査』の結果だというふうに思っています。

ただ、『意向調査』の結果についても尊重するという立場は私もとっています。

ただこの『意向調査』を取った時点では、大楠の地域のみなさんから「なんで大楠だけなんだ」という意見が強かったというふうに私は承知をしています。

ですから、箱根町が新たに受け入れをしようと手を挙げた中で状況は変わってきている。

その状況が変わってきた中で大楠のみなさんにもう1度被災地の状況であるとか、県が受け入れようとしている漁網の状況であるとか、そういった説明を聞く機会を作って欲しいという、そういうお願いをしてきたところです。

フジノの質問

僕は『住民投票制度』にも『自治基本条例』にも『地域運営協議会』にも賛成しても良いという立場でした。

けれども、実際に進んだ地域である大楠・芦名のみなさんが『意向調査』という名前であっても実質的に『住民自治』のもとで『住民投票』を行ない、そしてその総意をまとめたものを市長は「状況が変わった」というアリバイによって、その『住民自治』を壊す発言を繰り返している。

そんな方が作るような『住民投票条例』『自治基本条例』『地域運営協議会』、作ったってムダですよ。

これはハッキリと申し上げたいと思いたいと思います。

『地域自治』『住民自治』を尊重するということをもう1度お考えになっていただきたいと思います。

(文字起こしはここまでです)

岸牧子さんという大切な存在/神奈川新聞「2013横須賀市長選」特集で岸さんが取り上げられました

神奈川新聞の市長選挙特集記事、最終回は岸牧子さんです

神奈川新聞が3回連続で『横須賀市長選挙』の特集記事を掲載しました。

第1回目は吉田市長でした。

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その最終回は、岸牧子さんでした。

とても良い感じの記事ですので、ご紹介します。

フジノは、市長選挙では岸牧子さんを支援はしません。

けれどもフジノにとって大切な存在であることにかわりはありません。

何故なら3.11以前から原子力軍艦への問題意識は全く同じだからです。

きっと市長選挙が終われば、『横須賀市民9条の会』や様々な活動をまた一緒にやっていかれるとフジノは信じています。

2013年5月23日・神奈川新聞より

2013年5月23日・神奈川新聞より


以下、引用です。

岸牧子氏、空母の是非を争点化

「『横須賀も攻撃の対象だ』と北朝鮮に名指しされて、実家からは『大丈夫なのか』と電話がかかってきた」。

横須賀市長選への出馬を決めた岸牧子が市内で開いたミニ集会。

出席した女性が、米軍基地に対する考えを

「無い方がいいのかもしれないが、今は仕方がないのかも」

と明かした。

別の集会では、参加者が

「基地で働いている人も多いし、国から交付金も出ている」。

岸たちが

「沖縄やフィリピンでは米軍基地が閉鎖された跡地が開発されて発展している」

と説明すると、相手はこう答えた。

「なんで、私、諦めちゃってたんだろう」

3月の出馬表明後、岸が40回以上にわたって重ねたミニ集会は「市民と議論して課題を考える形式」を取ってきた。

「これまでは政治に無関心だった人が考えを変えている」

と実感している。

日米両政府は2005年、横須賀基地に原子力空母を配備する計画を発表した。

地元では、配備の是非を住民投票で問うことを目指す運動が始まった。

「横須賀市民九条の会」の中心にいた岸は、住民投票の直接請求を目指した集会開催の担当者として奔走する。

だが、住民投票は2度にわたって市議会で否決され、実現には至らなかった。

08年には、横須賀に原子力空母ジョージ・ワシントンが配備された。

09年の前回市長選では、空母母港化の見直しを訴える候補者も名乗りを上げたが、現職市長の吉田雄人に敗れている。

吉田は現在「空母を現実のものとして受け止める」との姿勢。

出馬を表明している前副市長の広川さとみも「日米安全保障体制は東アジアの公共財」として、横須賀の空母部隊の存在を評価する立場だ。

「福島第一原発事故後、原子力災害の深刻さに気づいたのに、横須賀市長選では米空母が争点になっていない」。

年明けに岸の擁立が決まった。

5月18日夜。

市内で聞かれた政策発表会で、岸が聴衆に訴えた。

「横須賀を国の直轄地にするわけにはいかない。市民は寝た子にされてきたが、市民生活を最優先にする街にしよう」

原発ゼロを目指し、再生可能エネルギーの地産地消の普及を通じて地域経済の振興を目指すことなどが、岸の掲げる主要な政策。

ただ市政の実務を経験している吉田・広川に挑む立場として

「『基地や原発をなくそう』と言うだけでは、市民運動の域を出ない」

との意識も、岸にはある。

「街の将来像を示さなければいけないと思っている」




【略歴】
1956年生まれ。武蔵野美大卒。

美術教師などを経て、現在は園芸業。




【市畏選で掲げる主な政策】

  • 原子力空母の母港化撤回を国に要望
  • 再生可能エネルギーの普及
  • 放射能から子どもを守る
  • 住民投票制度の制定と市民の市政参画

(高橋融生)

(引用終わり)




今回、市内で様々な市民活動をしている方々は『市長選挙に候補者を擁立しない方針』でおられたようです。

みんな、うまく吉田市長に取り込まれてしまったようでした。

フジノは広川候補を応援する立場ですが、多くの市民活動を共にしてきたひとりとして『候補者を立てないという方針』をふがいなく感じましたし、とても悔しかったです。

だから、周囲の反対を押し切ってまでも、岸牧子さんが立候補を決断した時、「とても素晴らしいことだ」とこころから拍手を送りました。

市長選挙では他の候補を支援するフジノですが、岸牧子さんの生き方はとても立派で深く尊敬しています。



全国紙が「市長選挙」を全く報じない中、地元紙はがんばってます!

もう1か月後に横須賀市長選挙が近づいていますが、全国紙では報じてくれません。

そんな中、神奈川新聞はたびたび特集記事を組んで下さり、市民のみなさまに市政の課題や争点を報じてくれています。

誰が市長になろうとも、市民のみなさまが自分自身の想いを反映する為に考えた末に投票をして、市民のみなさまの代表として選ばれることが必要です。

フジノたちも情報発信に努めてはいますが、やはりマスメディアの威力にはかないません。

ぜひ神奈川新聞をみなさまご覧になって下さいね。



まもなく2012年12月議会/吉田市長は最後に1つだけでも成果を出せるのか?

けさは『議会運営委員会』が開かれました。来週28日(水)から12月議会がスタートします!

市長への一般質問を行なう予定者は12名と多数になりましたので、初日(29日)と翌日の予備日(30日)の2日間にわたって本会議を開きます。

もちろんフジノも市長への一般質問を行なう予定です。質問の順番は、28日の議会運営委員会で抽選によって決まります。

12月議会のポスター

12月議会のスケジュールは下の通りです。

12月議会スケジュール
11月28日議会運営委員会(いわゆる「直前議運」と呼ばれるもので、翌日の一般質問の質疑の順番などが決まります)
11月29日本会議(1日目・市長への一般質問)、教育福祉常任委員会(請願の審査に参考人を呼ぶか否かを議論します)
11月30日本会議(2日目・市長への一般質問、市長から提出議案の説明)
12月3日教育福祉常任委員会と都市整備常任委員会(市長から提出された議案を審議、市民の方々から出された陳情・請願の審議、部局から報告事項を受けてその内容について質疑、所管事項についての質疑など)
12月4日予備日(本会議や委員会が延びると予備日を使用します)
12月5日総務常任委員会と生活環境常任委員会 (市長から提出された議案を審議、市民の方々から出された陳情・請願の審議、部局から報告事項を受けてその内容について質疑、所管事項についての質疑など)
12月6日予備日
12月7日自治基本条例検討特別委員会と防災体制等整備特別委員会
12月10日予備日
12月12日予算決算常任委員会理事会、予算決算常任委員会(予算に関わる議案はここで賛否の採決を行ないます)
12月14日議会運営委員会(討論の順番を決めたりします)、本会議(最終日。委員長による委員会審議の報告、賛否の討論、議案の最終的な採決)、議員研修会

12月議会では、いつもの補正予算案の審議に加えて、吉田市長のマニフェストに関わる3つの議案も審議される予定です。

吉田雄人マニフェストより

吉田雄人マニフェストより

  1. 自治基本条例案(継続審議になっています)
  2. 『住民投票制度』をつくる為の条例案
  3. 『地域運営協議会』をつくる為の条例案

まもなく吉田市長の任期4年間が終わろうとしています。

市長に就任してからこの3年半、吉田市長が選挙で掲げたマニフェストや公約は、ほとんど実現していません。成果といえるものは、ほぼゼロです。

ですから、この3つの条例案は、吉田市長のラストチャンスだと思います。これらさえも実現できないとすれば、もはや次期市長選挙には立候補すべきではない、とフジノは考えています。

2011年1月のフジノの活動日記で書いたことを改めてここに記します。

フジノとしては、市民のみなさまがハッキリと意思表示をできるようになる常設の『住民投票制度』を盛り込んだ自治基本条例の実現こそが、何よりも重要だと考えています。

 

これは吉田市長のマニフェストであるだけでなくフジノが政治家になってからの8年間を通しての悲願でもあります。

 

このまちの主役は、市議会でも市長でも無く、市民のみなさまであるということを制度として保障するのです。

 

この国には『お任せ民主主義』が蔓延しています。それでは絶対にダメなのです。

 

政治家も官僚も万能なんかではありません。市民のみなさまこそが、自分のまちを動かしていく存在なのです。その意識をハッキリと感じていただく為にも住民投票制度を実現することは重要です。

 

眠ってしまっている市民のみなさまの目を覚ます為の劇薬ともいうべき存在が住民投票制度です。

 

これは、絶対に実現しなければいけません。

 

吉田市長にとっては、美術館問題をはじめとする、あらゆる選挙公約・マニフェストが崩れ落ちた2年間でした。これまで成果と言えるものは、ほとんど何も思いつきません。

 

今年、住民投票制度をもりこんだ自治基本条例を実現できるかどうか吉田市長のラストチャンスだとフジノは考えています。

 

この12月議会で「吉田市長の4年間とは何だったのか」の結論が出るのだと思います。

また、地域主権一括推進法によって、横須賀市が福祉施設などの新たな基準を設ける為の議案がたくさん出されます。

フジノたち教育福祉常任委員会では36本の議案を審議する予定です。

市民の方々から出されている請願・陳情についても、とても重要なものがいくつも出されています。例えば、保育園の給食についても小学校同様に放射線量の測定を行なってほしいという請願をはじめ、社会福祉関係の県単独補助制度の維持継続を求める意見書を提出してほしいという陳情などです。

さらに、追加で『教育委員会委員』などの人事案件についての議案も出される予定です。

どの議案・請願・陳情もしっかり議論していきます!

「新しいごみ処理施設」の建設予定地の問題を神奈川新聞が報じてくれました/予算議会でのフジノの一般質問

新しいごみ処理施設の建設予定地問題を、神奈川新聞が報じてくれました

けさの神奈川新聞がフジノが市長に対して行なった本会議での質疑を大きく報じてくれました。

まず、見出しで『美術館』問題をとりあげてくれました。

2010年3月6日・神奈川新聞より

2010年3月6日・神奈川新聞より


さらに『一問一答』では『ごみ処理建設予定地』の問題をとりあげてくれました。

こうした問題を1人でも多くの市民のみなさまに知っていただきたいので、神奈川新聞にとりあげていただいて、感謝しています。

全文を引用させて頂きます。

指定管理者制度も視野/美術館運営で吉田市長

横須賀市議会第1回定例会は4日、本会議を開き、藤野英明、田辺昭人(以上無会派)の2氏が個人質問に立った。

吉田雄人市長は美術館について、指定管理者制度も視野に入れて運営形態を見直し、施設の維持管理費や運営費の抑制を目指す考えを明らかにした。

そしてもう1つです。

【藤野 英明氏】
ごみ処理施設の建設候補地に長坂が選定されたが、発表が一方的で唐突すぎた。
 
どこが市民主体なのか。

【吉田 雄人市長】
施設の性格上、市民参加は現実的でないと考えた。
 
建設計画他の選定をしていることについてはもっと広報すべきだったと思う。

(佐藤 浩幸)




つごうの良い時だけの「市民参加」はニセモノ民主主義だ

『新しい横須賀』を実現する為に、吉田市長は『住民投票制度』の導入も視野に入れています。

「このまちのことは市民のみなさまが決める」

という市民主体を実現する為です。

それなのに今回の新ごみ処理施設建設予定地の決定は、完全に『市民不在』でした。

あまりにも突然に決めて、そこに市民の議論は入る余地は無く、ただひたすらに決定だけを市長は押し付けたのです。

つごうの良い時だけ「市民参加」を訴えて、つごうの悪い時には「市民不在」ではニセモノの民主主義です。

そんな身勝手な判断を、絶対にフジノは認めません。



情報公開とはかけ離れた「新しいごみ処理施設」建設予定地の発表/神奈川新聞が社説で厳しく批判

情報公開とはかけはなれた「ごみ処理施設」建設予定地の発表

けさの神奈川新聞の社説は、横須賀市が突然に発表した『ごみ処理施設建設予定地』についてでした。

2010年2月24日・神奈川新聞・社説より

2010年2月24日・神奈川新聞・社説より

広域ごみ処理、合意形成へ情報公開を

横須賀、三浦両市の広域ごみ処理がようやく動きだした。

長年の懸案だった焼却施設など3施設の建設候補地に、横須賀市の長坂地区が選ばれた。

しかし、突然の発表に地元住民の戸惑いは大きい。

同市は情報公開に努め、住民の合意形成を図るべきである。

横須賀市は唯一の焼却施設である『南処理工場』が稼働して26年経過し、老朽化が進んでいることから

三浦市と共同でごみ処理施設を建設して利用し合う『ごみの広域処理』を目指し、昨年3月に基本計画をまとめた。

横須賀市内に焼却施設と生ごみ資源化施設、不燃ごみなどの選別施設を建設し、三浦市内には最終処分場を整備する。

県は1998年に『県ごみ処理広域化計画』をまとめ、単独市の横浜、川崎、相模原を含む9ブロックに県内を分割。2007年度までに広域化実施計画の策定を目指すとした。

ある程度の規模でごみ処理することにより、経費や環境面への負担軽減を図る狙いがある。

県環境農政部によると、現在は3ブロック増え、単独の3市を除いても9ブロックで広域化に取り組んでいる。

既に焼却施設の建設地を決めて住民との協議に入っているものから、計画策定に至らず協議中のものまで、各地の事情を反映して進行状況はさまざまだ。

理念としては広域処理に賛成しつつも、焼却施設の建設場所など具体的な話になると難しくなる。

横須賀、三浦両市のケースも例外ではない。

それも当然だろう。

処理施設の周辺住民は大気汚染など環境面に加え、ごみの搬入による交通問題の影響を懸念する。

ましてや、長坂地区のある横須賀市西部には県の産業廃棄物処理施設や市のプラスチック類減容固化施設があり、ごみ処理施設に対する反発は強い。

周辺住民の理解を得るために欠かせないのが情報公開である。

特に、環境面への不安を取り除く客観的なデータの提供は重要である。

できるだけ速やかで、きめ細かな対応が求められる。

住民の声に耳を傾けて市の施策に反映させるとともに、公害防止協定を締結して約束を守らせることもできる。

もし、ごみ処理に支障をきたすようなことがあれば、市民生活にも大きな影響を与える。

その重要さを思いながら、両者の前向きな話し合いを望みたい。

社説では、周辺住民の理解を得る為に欠かせないのが『情報公開』である、と記されています。

全く同感です。

しかし、情報公開という点においてこの問題に対して吉田市長はすでにスタートから完全にまちがっています。

候補地が3か所あったことも『秘密』、誰がどうやって決定したかも『秘密』。

『情報公開』とはかけ離れた、極めて異常な状況です。

こんなやり方が許されるならば、民主主義なんて不必要だということになります。

あらかじめ行政が決定したことに市民はただ従え、というのであれば市民なんて『奴隷』と一緒です。

このまちの『主役』は市民であって、市長も行政も政治家も、市民の『公僕』として働いているはず。

特に吉田市長は、

一方では市民のみなさまの声を聴く為にいろいろなメニューを作ろうとしながら

例えば、『住民投票条例』を作ろうとしたり『事業仕分け』に市民参加を求めたりしながら

一方では、市民のみなさまに決定だけを押し付けています。
 
そしてそれを「理解し協力してほしい」とごり押しているのです。

つまり、『使い分け』をしているのです。

行政にとって都合の良いことだけは市民参加、行政にとって都合の悪いことには市民不参加でいい、という使い分けです。

これでは、本音では市民を信頼していないとしか思えませんし、民主主義を冒涜しています。

『ニセ市民派』の汚い最低なやり方です。
 
そんなやり方に誰が納得できるのでしょうか。

だからこそ、フジノは今回の予算議会でもこの問題(=市長の言行不一致の姿勢)について追及します。



「新しいごみ処理施設」の建設予定地は長坂5丁目になりました/言行不一致の吉田市長を支えることは、もうできません

新しいごみ処理施設の建設予定地は長坂5丁目になりました

あまりにも突然の発表に、怒りを通り越して、むなしくなりました。

新しいごみ処理施設の建設予定地が発表されました。

長坂5丁目です。

新ごみ処理施設の建設予定地が発表されました

新ごみ処理施設の建設予定地が発表されました


今回の吉田市長の『決定』に、フジノは全く賛成できません。

『決定のプロセス』も、『発表の仕方』も、完全に反対です。



言行不一致の吉田市長、今後フジノは一切の支援をやめます

美術館建設に反対運動が起こったのも、長井海の手公園ソレイユの丘に反対運動が起こったのも

あまりにも市民不在で行政が決めてしまう、そうした在り方への怒りがあったはずです。

それを何故、ともに反対運動を闘った吉田雄人が市長になったら、途端に歴代市長と同じことをするのだろうか。

僕はあまりにも情けなくて、本当に悔しいです。

こんなことを吉田市長が行なった以上は、信頼関係を保つことは完全に不可能です。

今日を最後に、吉田市長の駅立ちには参加しませんし、そのことは吉田市長にもそうお伝えしました。

こんな民主主義の冒涜は絶対に許せないからです。

フジノにとって、吉田市長への信頼はゼロになりました。
 
もうこれ以上、彼を支えることはフジノには不可能です。

吐き気がするくらいに(言葉のあやではなくて、本当の意味で、です)精神的にも不愉快でうんざりさせられました。

「こんな言行不一致な人をついさっきまで必死に支えていたのか」と思うと、自らのバカバカしさが身に染みて、情けなくてたまりません。

薄々気づいても、「おかしい」と感じても、ずっと自分をごまかしてきましたが、今日はっきりと分かりました。

僕は、まちがっていました。