横須賀市立中学校による「第27回中学生の主張大会」へ/神奈川新聞も報じてくれました

2年に1度の「中学生の主張大会」へ

けさは久里浜にある市立総合高校SEAホールへ向かいました。

『中学生の主張大会』に出席する為です。

横須賀市立中学校・主張大会の会場にて

横須賀市立中学校・主張大会の会場にて


第27回となりましたが、毎回フジノは大好きで足を運んで、中学生の生の声に耳を傾けています。

「横須賀市立中学校・第27回中学生の主張大会」パンフレットより

「横須賀市立中学校・第27回中学生の主張大会」パンフレットより


横須賀市のプレスリリースではこんなふうに紹介されています。

第27回 中学生主張大会の開催について ~若者たちの熱きメッセージ~

横須賀市では、中学生による主張大会及び主張の会を隔年開催しております。

今年度は、 主張大会として、全市立中学校の代表生徒による主張発表を通して、自らの考えを発表したり、様々な考えを知って自分の考えを深めたりすることを目的として開催いたします。

  1. 日時:平成26年10月4日(土) 9:00開会
  2. 場所:市立総合高校SEAホール
  3. 内容:市立各中学校生徒代表による主張発表
  4. 当日の時程:
    8:30~9:00 受付・入場
    9:00~9:20 開会式
    9:20~12:00 主張発表
    12:00~ 12:20 閉会式

「運営」も中学生たちががんばっています

主催は教育委員会なのですが、運営は『横須賀市中学校連合生徒会』のみなさんが行なってくれています。

それぞれの中学校にある『生徒会執行部』が、市内全校集まったものが『連合生徒会』です。

実は、『連合生徒会』というのは、他のまちにはありません。62年も続いている横須賀市独自の活動なのです。

「目で見る横須賀教育史」より引用

「目で見る横須賀教育史」より引用


自分の学校内での取り組みだけではなくて、他校との横のつながりを市全体で深める『連合生徒会』でのいろいろな活動(例えばリーダースキャンプが代表ですね)をとても大切にしています。

フジノも中学生時代に生徒会長で、生徒会執行部を率いていましたので、こうした『連合生徒会』の取り組みの大変さもその持つ価値も身を持って体験しています。

だから、『リーダースキャンプ』も『リーダース講習会』も、後輩たちの頑張りを応援したくて足を運んでいます。

という訳で、プログラムの最初も、運営の中心校としてがんばってくれた坂本中学校の生徒会長Bさんの『生徒代表の言葉』からスタートしました。

Bさんは、体育大会(体育祭)でカラー長を務めたそうですが、苦しかった時にみんなが助けてくれたおかげで頑張れた、というお話を盛り込みながら、とても良い『生徒代表の言葉』を行なってくれました。

次に、『スローガンコール』です。

大会のスローガンを、会場のみんなで大きな声で読み上げます。

衣笠中学校による「スローガンコール」

衣笠中学校による「スローガンコール」


今年は

つなげようぼくらの努力 文化の輪

でした。

担当した衣笠中学校の生徒会執行部のみなさん、とても良かったですよー!

中学生たちの「主張」は胸をうちました

さて、「主張」がスタートです。

トップバッターは、坂本中学校のTさん。『学校という存在と仲間』というタイトルでした。

最初の発表者はとても緊張するものですが、よく頑張っていました

最初の発表者はとても緊張するものですが、よく頑張っていました


最初の発表者は毎回とても緊張するものですが、Tさんはとても見事な姿勢でした。

「自分と同じ人はひとりもいない。だから、個性がぶつかりあうことは当然のこと。問題が起きた時にどう解決するかが大切になってくる」

「様々な意見を聴いて、たくさんの違った意見に触れることができるのが学校の魅力。勉強だけでなく、人との関わりを学ぶことができるから。

「一生というスパンで考えれば、学校にいる時間はほんのわずかです。1日1日を大切に過ごして行きたいです」

フジノは中学生時代にこんな広い視点を持てませんでしたから、本当に素晴らしいなあと感じました。

フジノは中学生時代には「家⇒学校⇒部活⇒塾」という目の前の暮らしに圧倒されていて、その後に高校生活や大学生活が待っていること、その後にはもっともっと長い社会人としての暮らしが続いていくことなんて全く想像さえできませんでした。

坂本中学校Tさんによる「学校という存在と仲間」

坂本中学校Tさんによる「学校という存在と仲間」


Tさんの言うとおりで、自分の人生を80年というスパンで鳥のように上から眺めたら、中学生時代の3年間はほんの小さな点。そう考えると、本当にわずかな期間に過ぎないのですよね。

でも同時に中学生時代は、思春期の10代まっただなかにとっては、人生のあらゆることに悩み苦しむ、圧倒的に濃い時期でもありますよね。

その濃さに全力で飛び込んでcrawlしつつも、俯瞰するまなざしをもって毎日を過ごしていくことができたら、きっと充実した学生生活になると思いました。とても良い主張でした!

主張のテーマは、高齢者問題、いじめ、ボランティアなど様々でしたが、どれもリアルなものばかりでした

23名の主張は、それぞれのテーマはとても様々なものであらゆる分野にわたりました。

20141004student03

『高齢者問題』をとりあげた北下浦中のNさん。

まずは身近な自分の祖父母との関わりを大切にしたい、との結論はすごく大切だったと思いました。

フジノはおじいちゃん子だったので、特に共感しながら聴いていましたよ。

20141004student04

『仲間』というタイトルでいじめ撲滅について語ってくれた浦賀中学校のAさん。生徒会執行部の活動としていじめ撲滅の為のあらゆる取り組みを行なったことをお話してくれました。

Aさんの取り組みは、まさにフジノが政治家が取り組んでいることと全く同じ重みがあります。浦賀中生徒会執行部の頑張りは、すごく胸を打ちました。

横須賀市では『横須賀市いじめ等の対策に関する条例』を今年7月1日から施行しました

横須賀市ホームページより

横須賀市ホームページより


けれども、条例(=法律)を作ってもいじめは無くなりません。毎日の取り組みをずっと続けていくしかないのです。

いじめ撲滅には、特効薬はありません。

だから、一緒に取り組んでいきましょうね!

すごく良い主張でした。

残りのみなさんの主張も全てフジノはメモをとりましたし、ここにそれぞれの感想も記したいのですが、ブログを書くことに充てる時間がなかなか取れません。

一言ずつのコメントでごめんなさい。

『人のこころをつなぐボランティア』について主張してくれた長沢中学校のKさん。

特に長沢中学校の『ちょボラ』という取り組みを紹介してくれました。フジノは知りませんでしたが、とても良い活動だと感じました。

20141004student05

ボランティアをはじめとする様々な活動は「もっと参加者が増えてほしい」という活動する側の想いと、毎日の暮らしで精一杯でボランティア活動なんて参加できないというリアルな論理との、はざまで悩むことも多いと思います。

でも、フジノのような40代の人間からすると、阪神・淡路大震災が起こった1995年まではボランティア活動って日本では全く浸透していなかったんです。

だから、今のように東日本大震災が起こると本当に多くの人びとが現地を訪れて、先日の広島市での災害にも多くのボランティアが訪れて、あるいは世界のあらゆる場所にNGOとして日本人が駆け回っている現状は、ものすごくかつてと比べたら発展したんです。

だから、必ずもっともっとボランティア活動(そして寄附という文化も)は広がっていくはずです。Kさん、お互いに頑張っていきましょうね!

20141004student06

そして、『平和・環境』について主張してくれた大津中学校のOさん。

フジノにとっては、あなたの主張が『優勝』『グランプリ』でしたよ。

脱原発、新たなエネルギー(特に自然エネルギーの活用)、絶対に戦争を起こしてはならない、というあなたの主張は、深く強くフジノのこころに響きました。

世界をより良い場に変えていく為に、今できることをそれぞれに頑張っていきましょうね。

フジノは次の用事があって、ここで途中退出でした。

全員の主張を聴けなくて、本当にごめんなさい。

今年の主張大会もすごく良かったです。

参加してくれた中学生のみなさん、ありがとうございました!

運営にがんばってくれた連合生徒会のみなさん、おつかれさまでした!

後日追記:神奈川新聞が報じてくれました

翌日の神奈川新聞がこの『中学生の主張大会』を報じてくれました。

2014年10月5日・神奈川新聞記事より

2014年10月5日・神奈川新聞記事より


以下に全文を引用させていただきます。

中学生が思いを熱く 
横須賀で23校代表登壇し主張大会

聴衆を前に自分の意見を発表する「第27回中学生の主張大会」が4日、横須賀市久里浜の市立横須賀総合高校SEAホールで開かれた。

同市立中学の全23校から代表生徒が登壇し、熱弁を振るった。

市教育委員会の主催。

自らの思いを発表し、多様な考えを知る機会にもしようと隔年で開催されている。各校の生徒や保護者ら約200人が来場した。

発表者は各校1人で、テーマは自由。

大楠中学2年の男子生徒は「言葉の重み」と題し、「僕たちは言葉の本当の意味を置き去りにし、表面的な意味で使っている」と指摘。

学校生活でよく使われているという「きもい」「うざい」といった言葉について、「軽いノリで使っているが、あらためて言葉の本当の意味を考えてみよう。その言葉の重みが相手を押しつぶしてしまうかもしれない」とし、「お互いを思いやった上で本当の意味で使ったときに、言葉は大きな力、意味を持つはず」と訴えた。

発表全体では「仲間」や「いじめ」をテーマにした主張が目立った。

会場で耳を傾けた野比中学3年の女子生徒は「同じ問題について考えたとしても一人一人考え方が違うのだと分かった。中学校生活をより良くしていく参考になった」と話していた。

(山本昭子)

山本記者、ありがとうございました!

桜台中学校が閉校しました/政治家フジノが敗北した日

政桜台中学校の閉校式が行なわれました

今日は、桜台中学校の『閉校式』でした。

終業式を終えた1・2年生とともに10時40分から体育館に集合しました。

PTAのみなさん、OB・OGのみなさん、地域のみなさん、歴代教員のみなさん、多くの関係者のみなさんが、一同に介しました。

3月3日の『47周年を祝う集い』とは違って、今日の『閉校式』はあくまでも教育委員会の主催でした。

だから当然ではあるのですが、司会進行も学校再編を担当した教育委員会がやったのですが、そのことにフジノは激しく強い違和感を覚えました。

この素晴らしい学校の統合を決めた教育委員会が式典を進めていくことに複雑な気持ちになったのは、フジノだけではなく、他の来賓の方々からも指摘を受けました。

ふつうに考えれば、当然のことですよね。



最後の桜台中学校校長・小幡先生の言葉

教育長のあいさつの後、小幡校長先生からの言葉がありました。

小幡校長先生は、第17代目にして最後の校長先生です。

桜台中学校の魅力は何よりもまずこどもたちの存在、そして教員の方々も素晴らしい方が多かったことだと思います。

そんな中でも小幡校長先生はフジノにとって、このコーナーで何度も書いてきましたが

「こんな素晴らしい校長先生が居てくれて、本当に良かった」

という存在でした。

小幡校長先生の言葉

小幡校長先生の言葉


3年前に辞令が出されて着任早々、『統合』についてすさまじい量のマスコミに取材ぜめにあったこと。

教育委員会は、最初は

「『統合』ありきではなく『小規模校』を積極的に支援する」

と言ったこと。

しかし、寝耳に水で、『統合』が決定されてしまったこと。

PTAによる統合撤回を求めた署名活動が始まり、市議会でも論議が始まったこと。

そして、結局はウワサどおりに『統合』が決まってしまったこと。

『統合』が決まっても、こどもたちが入学してきてくれたこと。
 
そのおかげで統合が1年先延ばしになったこと。

これらの経緯は全てこちらのコーナーをご覧ください)

大きな戸惑いと激動の中で、PTAのみなさんの大きな期待と励ましに力づけられたこと。

何よりもいつも生徒たちのことを最優先して考えてきたこと。



こどもたちを守れなかった政治家フジノの敗北

小幡校長先生のお話を聴きながら、フジノは、涙が出てしかたがありませんでした。

先生の言葉のひとつひとつに様々な光景が浮かんできました。

しまいには、涙が嗚咽になってしまい、声を出さないようにハンカチで口元を押さえました。

悔しかった。

こんなに素晴らしい学校を統合することは、明らかに間違っている。

けれども、統合を止められなかったのは、明らかに「政治家としてフジノが敗北した」ということだ。

統合について生徒たちが書いた作文を自分の立場が危うくなるかもしれないのにフジノにコピーしてくれた先生。

どうしたら統合を止められるかを一緒に何時間も話し合ったPTAの方々。

統合が決まってからも政治家としてフジノは

「絶対に桜台中学のこどもたちが不利にならないように」

と、必ず市議会があるたびに取りあげてきました。

昨日おこなわれた、政治家としての任期4年間で最後の予算委員会(教育経済常任委員会)でも

「学校の統廃合はこどもたちの気持ちを最も大切にしてほしい」

「統合してからも桜台中から坂本中へ移ったこどもたちをしっかりと追跡調査してほしい」

と、くりかえし訴えました。

けれども、結局そんなことは小手先でしかない。
 
やっぱり僕は、このまま桜台中学校を残したかった。

悔しくて悔しくて、泣けてしかたがありませんでした。
 
来賓席の最前列に座っていましたが

もはや外面だとか対面なんて考えることすらできないくらい、悔しくて悲しくて、ずうっと泣けてたまりませんでした。

政治家としての無力を感じました。

今日の活動日記に生徒たちの写真が無いのは、生徒たちを見るにつけても涙がこぼれて仕方がなくて、写真を撮るどころじゃなかったのですね。



4年間ずっと大好きだった合奏

その後、『PTA会長のあいさつ』、『生徒お別れのことば』があり、『生徒の合奏』が行なわれました。

フジノは合奏を誰よりも1番前で聴かせてもらえました。

4年間、この合奏がとても大好きでした。

2度目に桜台中学校を訪れた時に、『第一教室』の先生が

「文化祭に向けてみんなで練習した風景をおさめたビデオがあるんだよ」

と、1本のビデオを貸してくれました。

大きな音が鳴ると体調が悪くなってしまうこどもに何日も何日もかけて、少しずつ音に慣れていってもらうのですね。

そして、それから今度は少しずつ音符に合わせて、楽器を鳴らせるように練習していきます。

一人の時には演奏できてもみんなで合奏する時にはうまくできないこどももいます。

こんないろいろなことがあって、練習によって少しずつ少しずつ1つの曲が完成していくのです。

障がいのないこどもたちは、ゆっくりとした歩みの障がいのあるこどもたちのことをはじめのうちは

「何でこんなこともできないの!」

と思ったかもしれません。

でも、桜台中学校で一緒に過ごしていくうちに、障がいのないコから見た「ゆっくり」は障がいのあるコにとって「全身全霊をかけた速さ」であることにやがて自然と気がついていくのです。



校旗の返還、そして最後の校歌斉唱

合奏が終わって、席に戻るこどもたちを見つめながら、やっとフジノは涙を止めることができました。

ついに、『校旗』の返還です。

桜台中学校の旗を教育委員会へと返すのです。

桜台中学校の「校旗」を教育委員会に「返還」しました

桜台中学校の「校旗」を教育委員会に「返還」しました


そして、最後のプログラムが『校歌斉唱』でした。

桜台中学校の校歌

桜台中学校の校歌


毎年2~3回しか訪れなくても、フジノもこどもたちと一緒に、この校歌を歌ってきました。

だから、今ではそらんじて歌えるようになりました。

この文章を今、パソコンに打ちながらも気づいたら鼻歌で校歌を歌っていました。

しかし、桜台中学校のこどもたちと一緒にあの場所で歌うことはもう2度と無いのだと思うと、本当に残念です。

歌い終わると、ついに閉校式が終わりました。



どんな立場になっても、坂本中学校に編入されたこどもたちを守ります

PTAの方々やいろいろな方々が

「フジノさん、これまでありがとうございました」

と、声をかけてくださいました。

そのたびに僕は

「桜台中学校を残すことができなくて、本当に申し訳ございませんでした」

と謝りました。

そして、

「こどもたちが坂本中学校に編入してからも苦しんだり困ったりしないように、どんな立場になっても絶対に僕は卒業まで見守ります」

とお伝えしました。

僕はいつものようにバイクに乗って、正門へ向かって走り出しました。

桜台中学校の正門の前の桜が1本だけ、この日に間に合って、咲いていました。

僕は、本当に悲しくてたまらず、桜台中学校を出てからもまっすぐに事務所に向かうことができませんでした。

1・2年生のこどもたち、親御さん、先生方、卒業生、OB・OGのみなさん、PTAのみなさん、歴代の教員のみなさん、本当に申し訳ございませんでした。

政治家として力が足りなかったばかりに、大切な素晴らしい特色のある学校を守ることができませんでした。

本当にごめんなさい。

2007年3月24日・毎日新聞より

2007年3月24日・毎日新聞より





規模の大きさが『社会性』を育てる、という仮説

今回の統廃合は、「最後の最後までこどもたちを抜きにしてなされた」と感じています。

昨日の教育経済常任委員会でも『学校再編』『規模の適正化』についてフジノは教育委員会と議論をしました。

「ある程度の人数がいなければ『こどもたちの社会性』が育たない」と教育委員会は主張します。

けれども、それは『フィクション』だと思います。

誰がそれを事実だと証明できますか。

小規模の学校で育ったこどもたちは大人になった時に、本当に『社会性』が弱いのでしょうか。

30年とか40年とか経って追跡調査をした研究があるのでしょうか。

(公衆衛生学には『コホート調査』という同一集団を何十年も追いかける調査研究がありますが、教育学の分野でこういった研究がなされたということは聞いたことがありません)

つまり、壮大な『仮説』に過ぎないとフジノは断言します。

こどもたちが社会性を育めるかどうかは、あくまでもそのこどもたちを取り巻く全ての環境(学校だけではなく、兄弟や家族、親族、地域との関係)と時代背景に左右されるものだと思います。

だから、小規模な学校を『適正化』するという発想そのものにフジノはこれからも徹底的に反対し続けます



桜台中学校の持つ魅力=1学年36名という少人数の教育!/桜台中の「総合学習」を見学させていただきました

桜台中学校の総合学習「国際交流」を見学しました

朝の10時半からお昼すぎまで、桜台中学校におじゃましてきました。

総合学習の『国際交流』の時間を見学させてもらったのです。

『国際交流事業団(JICA)』の海外研修生の方々を招いて、中学1年生たちと交流するという素敵な機会でした。

研修生といっても学生ではなくて、アルゼンチン・メキシコ・フィリピン・タイの それぞれの国の、政府の関係者(みんなごっついエリート)です。

交流会のプログラムはこんなでした。

  1. まずクラス全体で、研修生の方の自己紹介など。
  2. 国際協力事業団の紹介。
  3. 班ごとに分かれて、生徒が自己紹介。
  4. 研修生の方々の国について調べてきた内容を発表。
  5. 自由な会話、日本の遊びの紹介。
  6. 一緒に昼食。
  7. 最後にクラス全体に戻って、お礼の言葉や校歌を歌う。
  8. みんなでお見送り。

まず、ここまでで昭和49年生まれの僕にとっては「うらやましいなあ」と思います。
 
僕たちの頃の中学校にはこういう取り組みは無かったもの。

『総合学習』という教科に対して賛否両論あるとは思うのですけれども、そっちょくな反応として僕は「うらやましい」と思いました。

さらに、『桜台中学ならでは』のことがあるんですよ!
 
これは『総合学習』をさらに効果的にするなあ、と思ったことがあるんです。
 
すごいよ。



桜台中学校の、とりくみのすごさと素晴らしさ

何がすごいか。

それは桜台中学校の1年生が、36名しかいないこと。

だから、この国際交流のクラスも体育館をつかった大きなイベントなんかじゃないんです。

教室をつかって、もちろんマイクなんて無しですべて肉声。
 
生徒が36名のところに、海外研修生の方が4人。

だから、班に分かれての交流なんて本当に身近なんですね。

7~9人くらいの班に分かれて、それぞれの班に先生がいて英語のサポートをしながら、生徒たち1人1人が海外研修生の人たちと一緒に折り紙をしたりだとか、いろんなことを話してるのですね。

これはものすごく貴重な体験だと思いました。

何故なら、上の文章で書いたメニューも、人と人との交流という意味でものすごく『濃い』のです。

体育館で数百人を集めてステージ上からあいさつするみたいな決して薄っぺらな交流なんかじゃない。

もう本当に1対1での交流。

僕の中学時代には1学年が10クラスくらいあったし、1つのクラスも45人はいたから、こういう少数の授業って考えられなかったです。
 
今わざわざお金を払ってNOVAに通ってこういう機会を作っている僕の本音としては、「見学させてもらった国際交流の授業はすごくうらやましいなあ」と思いました。

生徒たちはみんなまだ英語を話したりすることや通じなくてもコミュニケーションすることに緊張してたけど、先生たちも熱心にサポートしてたし、こういうチャンスが日常的にある学校なんてめったにないよ。すごいなあ。 

いいなあ、桜台中学校の1年生たち。



何故こんなに生徒の数が少ないのか?

何故そんなに生徒の数が少ないのか?

それは全国的な少子化の傾向にくわえて『学区選択性』によって、桜台中学に入学した生徒の数がこうなったそうなのです。

3学年全てを足しても1500人くらいの場所に、この地域では中学校が4つもあります。

特に桜台中学があるあのあたりには3つくっついています。
 

横須賀市坂本町1丁目には3つの中学校があります

横須賀市坂本町1丁目には3つの中学校があります


不入斗中と坂本中と、そして桜台中ですね。
 
(横須賀市以外の方はぜひ『あのあたり』をクリックしてくださいね。ほんとうに同じ敷地の中に3つも中学があるんですから)

だから、サッカーだとか人数が必要な部活動をやりたい子たちは1番大きい不入斗中学を選んでいったようです。



少人数であることは、教育にとって「強み」です

それでは桜台中学は、『選ばれなかった学校』ということでしょうか?
 
選ばれなかった『不評な学校』なのでしょうか?

いいえ、違います。むしろ少人数になったことをチャンスに変えてる。

わずか数時間の見学だけですけれども、僕はこの中学に対して、そう強く感じました。

例えば、この国際交流の授業も、今年だけのことではなくてもう何年もやっている。

校長先生をはじめ先生たちが熱心にいろんなことに挑戦している感じが伝わってきました。

障がいのあるお子さんたちに対してもそう。

だから、桜台中学を選んだ子どもたちは僕にはすごくうらやましく感じました。

僕がもしもあの地域に住んでいる親だったとしたならば、桜台中学を選んでるかもしれない。

もちろん、少人数にともなうデメリットも僕はよく認識しています。

けれどもデメリットを差し引いても、メリットの方がかなり大きいと僕は感じました。

こういう先生たちの『熱い努力』が伝わっちゃうと来年は生徒の数が増えてしまうかもしれません。

「増えてしまうかもしれない」なんて書き方をしたのは増えない方が僕にはよく感じられてしまったからなのです。

「少人数だからこその目がいきとどく教育がそこにはある」ように思うからです。
 
スクールカウンセラーの方だっているんですよ。

すごいうらやましいです。

大きな学校には大きな学校のメリットもあるとは思いますが、僕は桜台中学校の取り組みをすごくいいなあと感じました。

桜台中学校の先生方、見学させてくださって本当にありがとうございました。
 
勉強になりましたし、個人的にもすごく楽しい時間でした。

また来月にも見学に行かせていただきます。

というのもまた来月も、『国際交流』のクラスがあるからです。こういう取り組み、本当にいいですよね。