ぷれジョブ~小学生からのしごと体験~という試みから見えるもの/「ぷれジョブ藤沢」代表としてのアサノさんの講演を伺いました

県による障がい者週間イベント「障がい者のはたらく現場は今」

今日は、横浜駅西口にあるかながわ県民センターへ向かいました。

会場にて

会場にて


『障がい者週間』の神奈川県の取り組みのひとつとして、いま全国に広がりつつある『ぷれジョブ』についての展示と講演会が開かれました。

「障がい者のはたらく現場は今」チラシより

「障がい者のはたらく現場は今」チラシより


今日9日〜11日まで、会場では下の4つが行われています。

  1. ぷれジョブパネル展
  2. 商品販売コーナー
  3. 経営相談コーナー
  4. 作業体験コーナー

会場は、かながわ県民センター1階展示場です

会場は、かながわ県民センター1階展示場です


アサノ先生の講演は本日だけですが、パネル展示だけでもかなりのボリュームがあります。

また、商品販売コーナーでは、いろいろな商品が販売されています。

県内で活動する障害福祉サービス事業所で作られたお菓子も販売されています

県内で活動する障害福祉サービス事業所で作られたお菓子も販売されています


フジノのオススメは、『ジンジャークッキー』(まどか工房)と『くるみ&チョコチップのパウンドケーキ』(まどか工房)です。

家に帰ってすぐペロリと全部食べてしまいました。

家に帰ってすぐペロリと全部食べてしまいました。


特に『ジンジャークッキー』はぴりりとした辛さが風邪を吹き飛ばしてくれそうでした。

フジノはまたお菓子をたくさん買ってしまいました(汗)

フジノはまたお菓子をたくさん買ってしまいました(汗)


ぜひあなたも足を運んでみて下さいね。

「ぷれジョブ」ってなんでしょう?

さて、『ぷれジョブ』ってなんでしょうか?

この単語を、初めて聴いた方も多いかもしれません。

そこでフジノなりに理解している『ぷれジョブ』をひとことで書いてみますね。

『ぷれジョブ』とは・・・

小学校高学年から高校生までの知的障がいのある児童生徒が、週に1回1時間ジョブサポーター(地域のボランティア)と共に半年間という期間、地域の店舗や企業で仕事体験をするという活動です。

2003年に岡山県で始まり、現在では全国21都府県で行なわれています。

障がいのある子どもたちが、自分たちの街の一員であることを地域の人々に認識してもらえることを目指しています。また子どもたち自身にとっても、地域社会で社会経験を得る貴重な体験となります。

全国ぷれジョブマップ(現在23都府県で実施)

全国ぷれジョブマップ(現在23都府県で実施)


詳しくは『全国ぷれジョブ連絡協議会』のサイトをご覧下さいね。

2年前「ぷれジョブ」とアサノさんが出会った歴史的瞬間にフジノも立ち会えたのでした

フジノが『ぷれジョブ』の存在を知ったのは、わずか2年前のことです。

当時、フジノは慶応大学SFCの『障がい福祉研究会』(アサノゼミ)に潜っていました。

ノートをみると、こんなメモが記してありました。

(2012年4月24日・ゼミの最後にて)

明日、日程が開いている学生さんたちはアサノ先生と一緒に、14時に『藤沢商工会議所』7階(藤沢市役所の隣)に行く。

それは『ぷれジョブ』。

まず声をかけていくのは事業所。そこからおこさんに声をかける。

金井さんという専務理事の方。藤沢在住で、かつては市役所で障がい福祉もやっておられた方。

そこで、金井さんと、この『ぷれジョブ』について理解がある内海智子さんに明日初めてお会いする。

いずれ学生のみなさんには『ぷれジョブ』に関わってもらうこともあるので、前もって面通しをしておくのもいいかもしれない。

まだ、アサノ先生が内海智子さんと初対面する前日。

ということは、この日のゼミは、歴史的瞬間の前日だったのですね。

この翌日から、まさに『ぷれジョブ藤沢』設立がとんとん拍子で進んでいくのです。

ちなみに、内海隼吾さんご一家とフジノは、アサノさんの慶応大学SFC『障がい福祉研究会』で2012年に出会いました。

振り返ってみると、「2012年はアサノさんという触媒をきっかけにしていろいろなことが花開いた年だったんだなぁ」と改めて感じます。

内海智子さんとアサノ先生のお話

さて、講演は以下のプログラムで行われました。

(1)司会者のごあいさつ

(2)神奈川県 保健福祉局 福祉部 障害福祉課 障害福祉課長のごあいさつ

県の障害福祉課長からごあいさつ

県の障害福祉課長からごあいさつ


『障がい者週間』の意義などを語って頂きました。

(3)内海智子さん(ぷれジョブ藤沢・事務局長)のごあいさつ

続いて、『ぷれジョブ藤沢』の活動を実質的に推進して下さっている事務局長の内海智子さんからごあいさつがありました。

2年前に、『ぷれジョブ藤沢』はスタートしました。

知的障がいのあるこどもたちが、年内までに15企業、20ケースが実現しました。

仕組みは、企業へメンバーが1週間に1時間出向いてお仕事をします。それが6ヶ月間続いたら、終了します。これでワンタームです。

そして、次のタームに移ります。

メンバーが企業へ向う時には、ジョブサポーターがついていきます。

メンバーが回数を重ねるうちに、少しずつ仕事を覚えていったりできるようになります。

ぷれジョブがいろいろな企業に体験を受け入れてもらえるように、広げていきたいです。必ずこどもたちにも企業にもプラスになりますから。

(4)内海さんがメンバーひとりひとりの感想をお聴きしました

内海事務局長がメンバーおひとりおひとりの感想をお聴きしました

内海事務局長がメンバーおひとりおひとりの感想をお聴きしました

(5)ぷれジョブメンバーへの記念品の贈呈

記念品の贈呈が行われました

記念品の贈呈が行われました

(6)浅野史郎さんによる講演

『ぷれジョブ藤沢』代表の浅野史郎さんから『地域の福祉力』のタイトルで講演が行なわれました。

ぷれジョブ藤沢・浅野史郎代表

ぷれジョブ藤沢・浅野史郎代表


アサノさんの講演内容の全てをここに記すことは難しいので、かわりにこちら(club willbe web magazinzeでのアサノさんインタビュー)をぜひご覧下さい。

いつもながらとても楽しく語って下さるアサノさん

いつもながらとても楽しく語って下さるアサノさん


『ぷれジョブ藤沢』で、初代のメンバーになったのは、内海さんの息子さんである内海隼悟さん。

さらに初代のジョブサポーターになったのは、アサノゼミの学生Aくんです。

このAくんは、横須賀市議会にフジノの委員会質疑も傍聴に来てくれたことがあります。

このタッグには、感動的な出来事もあって、まさに『ぷれジョブ』を象徴する1組目となりました。

ぷれジョブメンバーのみなさんとアサノさん

ぷれジョブメンバーのみなさんとアサノさん


2組目以降も、アサノゼミの学生さんたちがサポーターとして活躍してくれたこともあって、大きく活動が広がっていきました。

これからはさらにもっと活動が広がっていくことになるのだと思います。

横須賀での「ぷれジョブ」立ち上げに関心のある方、一緒にやりませんか?

講演が終わった後、アサノさんから

「横須賀で『ぷれジョブ』をフジノさんがスタートさせなさいよ」

「あなたが全てをやる必要は無いんだから。協力者を探して、始めてみなさい」

と言われました。

やりたいです。

やりたいなぁ。

でも、こんなフジノにも、他にもいろいろやらなければならないことがあるんです。

『ぷれジョブ』に関心を持った方がいらしたら、ぜひフジノと一緒に横須賀でチャレンジして下さいませんか?

終了後、県民センターを出ると外はすでに真っ暗でした

終了後、県民センターを出ると外はすでに真っ暗でした

(『特定秘密保護法』反対!SASPL、おれはきみたちの活動にこころから賛同しているよ。大人として、政治家として、こんな社会にしてしまったことを恥じています。でも、明日施行されても、おれも何も諦めないぞ!)

浅野史郎教授の「地方自治論」でゲストスピーカーを勤めました/神奈川大学法学部へ(2013)

神奈川大学法学部「地方自治論」へ

今日は、横浜の六角橋(東急東横線白楽駅)にある『神奈川大学』へ向かいました。

神奈川大学に到着したフジノ

神奈川大学に到着したフジノ


先日お知らせした通り、神奈川大学でのアサノ先生の講義でゲストスピーカーをさせていただきました。

アサノ先生の「地方自治論」

アサノ先生の「地方自治論」


フジノの尊敬するアサノ先生(浅野史郎・元宮城県知事、元慶応大学SFC教授)は、今年(2013年)4月から神奈川大学に特別招聘されています。

特別招聘教授・アサノ教授

特別招聘教授・アサノ教授


『地方自治論』は、法学部(法律学科・自治行政学科)の3~4年生317名が受講しています。

地方自治論

地方自治論


受講生317名って、すごいですね。大人気。



4人の地方議員がゲストスピーカー

ゲストスピーカーは4人。

  1. 小川顕正議員(川崎市議会議員・みんなの党)
  2. 松浦芳子議員(杉並区議会議員)
  3. 山口ゆう子議員(神奈川県議会議員・民主党)
  4. フジノ

フジノだけが『政党』にも『会派』にも所属していない『無所属』でした。

アサノ先生と4人の議員

アサノ先生と4人の議員


すでに先週の講義でアサノ先生が『二元代表制』『議会の役割』はお話し済みとのこと。

今日の講義では、実物の地方議員の生の声を学生たちに知ってもらうという趣旨でした。

講義中のアサノ先生

講義中のアサノ先生


まずは、4人の議員が5分間ほど自己紹介。議員になるまでの経歴や、議員になったきっかけや動機を簡単に自己紹介しました。

フジノは講義中に余裕のピース

フジノは講義中に余裕のピース


次に、アサノ先生から話題を振られては順番に話していく、という形になりました。

まず最初のテーマは「個人としての議会活動の実績を紹介して下さい」でした。

フジノからは自殺対策や性的マイノリティ支援についてお話をしました。

小川顕正議員

小川顕正議員


続いてのテーマは、「議員としての、日常活動は具体的にどんなものかについて紹介して下さい」でした。

松浦芳子議員

松浦芳子議員


これはとても面白かったです。

他の議員の方々、特に政党に所属している方々とフジノでは、同じ職業とは言えないくらいにワークスタイルが違います。

ある意味、政党に所属している議員の方は、会社に就職している人に似ているかもしれません。

山口ゆう子県議会議員

山口ゆう子神奈川県議会議員


かたやフジノは、フリーランスの自営業の方に近いです。

市役所や市議会に行くこともあまり無いですし、ノートパソコンさえあればどこでも仕事ができるのでノマドワーカーみたいな感じですし...。

学生のみなさんも、4人それぞれのワークスタイルの違い(=政治家の在り方の多様さ)に驚いていたようでした。

教室の様子(質疑の時間)

教室の様子(質疑の時間)


続いてのテーマは、「行政との関係、有権者との関係、他の議員との関係について述べて下さい」でした。

フジノは、横須賀市役所には伝統的に優秀な職員が生まれる土壌があること、厚生労働省をはじめとする様々な官庁がそうした職員が創りだした『横須賀方式』を国の制度に取り入れていることを紹介しました。

政治と行政は『敵』ではなくて、「このまちを守りたい・今よりもっと良くしたい」という共通の目的を持つパートナーだ、と説明しました。

他の議員との関係についても、今、横須賀市議会では政策提案がどんどん実現している現状を説明しました。

有権者との関係については、やはり最も重要な存在は『市民』であること、政治家の権力が賦与されているのはあくまでも『主権者である市民』からの信任であること、を繰り返しお伝えしました。

教室の様子(質疑の時間)

教室の様子(質疑の時間)



学生たちへのメッセージ

最後のテーマは、「学生たちへのメッセージを語って下さい」というものでした。

フジノは、いつもいつもお伝えしていることの繰り返しですが、こんなことをお話させてもらいました。

人生にはヘビーなことが多くて、苦しくてつらくてくじけそうになることばかりだと思います。

生きていかねばならない理由も分からないままに、不条理な現実に圧倒されてしまう毎日をみんな送っていると思います。

それでも、「必ず現実は変えることができる」ということを知っていて下さい。

例えば、あなたが苦しんでいることの多くは、政治がしっかりと動けば、取り除くことができるのです。

どんなにあなたが『絶望』に追い込まれているとしても、ほとんどの困難は政治が動けばその『絶望』を『希望』に変えることだってできるのです。

だから、あなたに政治を使い倒してほしいのです。

目の前の現実は変えることができて、政治にはその力があります。

そして、その政治を動かすことはできるのは、主権者である市民のみなさまなのです。

フジノは政治家になってもう11年になりますが、このメッセージは永遠に変わりません。

相手が大学生であろうと大人であろうと誰であっても、このメッセージを送り続けたいと思っています。

その後、学生からの質疑応答に移りました。

フジノはいろいろご質問を頂いて、うれしかったです。

講義の後にも話しかけてきてくれた学生さんがいて、とてもうれしかったです。

研究室でのアサノ先生

研究室でのアサノ先生


1時間半の講義が終わった後は、アサノ先生の研究室へ行きました。

政治家が4人も集まると(いや、アサノ先生も元知事なので5人ですね)、いろいろな社会問題についての議論がすぐに始まります。

暮らしているまちも立場も違う方々と議論を交わせたのはとても良い経験になりました。

解散後、フジノはアサノ先生と白楽駅まで2人で歩いて帰りました。

僕がアサノ先生(アサノ知事)の存在を初めて知ったのは、18才の時。

アサノ先生にお会いするたびに、僕は18才の時の胸の痛みを思い出します。

そして、その痛みを今も感じていることも実感します。

これからもずっとずっとがんばっていかなければ、と改めて思いました。

アサノ先生、本日は貴重な機会をありがとうございました。

そして、神奈川大学法学部のみなさま、とても楽しかったです。ありがとうございました!



後日談:アサノ先生のブログ記事から

アサノ先生のブログ『夢らいん』に、この日の日記が掲載されました。

とても面白いので、全文を引用してしまいます。

神奈川大学での授業

神奈川大学での『地方自治論』の授業は、地方議会議員にゲストとしておいでいただく。

小川顕正川崎市議会議員、藤野英明横須賀市議会議員、松浦芳子杉並区議会議員、山口ゆう子神奈川県議会議員の4人。

いずれの議員も、熱く、堂々と語りかけていた。

学生諸君は、「知らない世界を見せてもらった」、「こんなに立派な議員がいるとは知らなかった」などと、出席カードには興奮状態の記述が多数。

こういう授業だと、とても面白いという記述もあった。

そうはいかないよ。詰まらないかもしれないが、私の授業もきっちり聴講しましょう。

大学の教務から、「レジュメの原稿は、授業の1週間前にお送りください」というお達しがあった。

教務で次週の授業のレジュメを印刷してもらうので、早めに原稿が欲しいということだろう。しかし、それは無理である。

私の場合、レジュメにいろいろ記載する。

授業終了時に回収する出席カード180枚分にすべて目を通し、みつけた誤字を名前入りで記載。

「出席カードの記述が秀逸なもの」を提出した学生の氏名も記載。

提出された宿題にもすべて目を通して、「優秀な出来のもの」の学生氏名を記載する。

出席カードに書かれた質問とその回答も掲載する。その後に、来週の授業の内容についての詳しいレジュメを掲載する。

そんなことが、1週間前に出来上がるはずがない。ということを教務に申し入れたところ、「6日前でいいです」という返答あり。

今回は、作成が楽だったので、今日中に送ることができたが、毎回、そうはいかない。

長年にわたってアサノ先生のことを知るフジノとしては、読みながら、思わず笑ってしまいました。

アサノ先生のレジュメの凄さ(丁寧で細かい!)は、アサノ先生の前任校・慶応大学SFCの学生ならばみんな知っていますよね?

学生たちから提出された出席カードを毎回必ず全て熟読しておられて、学生から質問があれば全部に返事を書いています。

アサノ先生は聴講している学生が370人いたとしてもその流儀は変えない御方です。

大学の教務の方々は確かに印刷の手間を考えると1週間前にはレジュメの原稿を提出してほしいと思うのですが...。

ここまで熱心に学生たちに細やかに指導する教授はなかなかおられません。

どうか「6日前までにレジュメを出して」なんておっしゃらずに「1時間前までに出していただければ印刷します」とアサノ先生に言ってあげてくださいませ。

神奈川大学の教務の方々、どうぞよろしくお願いします!



アサノ先生、最終講義。

アサノ先生、退官

今日は、慶応大学SFCへ向かいました。

アサノ先生(浅野史郎教授)のゼミ『障がい福祉研究会』に出席する為です。

障がい福祉とは

毎週火曜日の『研究会』、後期に入ってからは体調の悪さもあって、フジノはほとんど出席できませんでした。

でも、今日は最終回です。

どんなことがあっても絶対に行かねばなりません!

単なる1年間の最終回ではありません。

2006年度から慶応義塾大学教授として活躍してこられたアサノ先生が定年となり、今年度をもって退官されるのです。

非専門家を半専門家に

アサノ先生の『最終講義』は明日ですが、フジノにとっては今日が『最終講義』でした。

まさに、万感胸に迫る思いです。

08Asanoism

講義が終わると、『研究会』の学生から花束が手渡されました。

花束贈呈

寄せ書きも贈られました。

フジノもメッセージを書かせていただきました。

色紙

さらに、アサノ研のOB・OGからもブルーの花が贈られました。ブルーと言えば、アサノカラーです。

歴代の卒業生がわざわざこうして訪れるのも、アサノ先生が慕われている証拠ですね。。。

OBからも

フジノがアサノ先生から学んだことは、あまりにもたくさんあります。今はただひたすら感謝の想いばかりです。

アサノ先生、ありがとうございました!

アサノ先生

でも、「アサノ先生」が退官したからといって、「浅野史郎さんそのもの」がこの世からいなくなる訳ではありません。

フジノはこれからもアサノさんの後ろ姿を追いかけ続けていきたいと思っています!

フジノが慶応大学SFCを定期的に訪れるのは今日が最後になります。

そこで、キャンパスをぐるりと歩いて回ってみました。

夜のキャンパス

夜の鴨池。校舎。とてもきれいでした。

名残惜しい気持ちと同時に、これでもう毎週パニック発作に襲われながらも満員の長いバスに乗らなくて良いと思うと、少しだけホッとしました(笑)

慶応大学SFC、1年間ありがとうございました!

内海隼吾さんご一家のお話を伺いました/慶応大学SFCアサノ教授の「障がい福祉研究会」

内海さん一家のお話を伺いました/アサノさんの障がい福祉研究会

今日は、2週間ぶりに慶応義塾大学SFCへ。

先週は『民生委員・児童委員大会』にフジノは出席しましたので、『障がい福祉研究会』(浅野史郎教授ゼミ)は欠席させていただきました。

『研究会』のみなさんは、横浜市内の重症心身障がいのある方々の入所施設を見学されたそうです。

慶応大学SFCにて

慶応大学SFCにて


今日は、内海隼悟さんとご両親の智子さん・邦一さんが講師でした。

隼悟さんが出演した映画やミュージカルや海外での障がいのある方々が俳優として出演している作品を観るとともに

隼悟さんのお話をうかがい、質問をさせていただいたり、智子さん・邦一さんご夫妻のお話をうかがいました。

内海隼悟さんと、智子さん邦一さんご夫妻のお話をうかがいました

内海隼悟さんと、智子さん邦一さんご夫妻のお話をうかがいました


フジノは、昨年の朝日新聞の記事で、内海隼悟さんの芸能活動が取り上げられていたのを読んだことがあります。

横須賀でも上映された映画『筆子~その愛~』にも隼悟さんは出演していました。

2011年7月2日・朝日新聞beより

2011年7月2日・朝日新聞beより


隼悟さんの誕生から現在に至るまでをお母さまの内海智子さんが著したこの本も好評です。

『ぼくはダウン症の俳優になりたい』(内海智子著、雲母書房、2009年)

『ぼくはダウン症の俳優になりたい』(内海智子著、雲母書房、2009年)

『ぼくはダウン症の俳優になりたい』(内海智子著、雲母書房、2009年)


今から20年近く前のことになりますが、1996年、映画『八日目』で主演をしたパスカル=デュケンヌさんは、カンヌ映画祭で主演男優賞を受賞しました。

デュケンヌさんは、ダウン症の障がいがあります。

この作品の中では、俳優としてダウン症のある方の役を演じました。

内海さん一家はこの作品との出会いを通して、日本でも障がいのある方々が『芸能の世界』に進む機会がもっとあるべきではないかと感じたのですね。

そして、内海さんは様々な活動を行なって、知的障がいのある児童のプロダクションの設立も実現しました。

内海邦一さんと内海隼吾さん

内海邦一さんと内海隼吾さん


実際、欧米では障がいのある方々が俳優・女優として、テレビや映画などで多くの作品に出演しています。

それから20年近くが経って、日本での知的障がいのある方々の映画・演劇・テレビなどの芸能活動はここ数年ようやく増えてきました。

先ほど紹介した朝日新聞の記事もこうした傾向を紹介したものなのですが、その背景には内海さん一家の活動が大きく貢献していたのだと改めて今日学びました。

内海さん一家の活動を改めて深く学びました

内海さん一家の活動を改めて深く学びました


内海隼吾さん、内海智子さん・邦一さん、今日は本当にありがとうございました。

アサノ先生、今日もありがとうございました。

3時間の研究会のおやつ休憩に横須賀のおみやげを食べました

ところで...。

アサノさんの障がい福祉研究会は3時間の長丁場なので、途中で10分ほど休憩があります。

この時、ゲストでいらっしゃった講師の方々が持ってきて下さったおみやげをみんなで頂きます。

みんなでおやつの時間、という感じでとても楽しいのですが、実は、毎回、少し気が引けていました。

というのも、フジノは自分がゲスト講師で来た時は緊張しすぎて頭が回らず、おみやげを持ってこなかったのです(汗)。

そこで今日ついに、持って行きました!

黒船かりんとうまんじゅう

黒船かりんとうまんじゅう


『横須賀おみやげコンテスト』の第1回金賞受賞作品である『黒船かりんとうまんじゅう』です。

研究会のみなさんが「おいしい!」と喜んで下さいました。
 
良かった!

横須賀というと『海軍カレー』みたいなイメージがありますが、本当は他にももっとたくさん良いものがあることを、この際、フジノが宣伝してきます。

これからしばらくは『横須賀おみやげコンテスト』の受賞作を毎回おみやげとして持って行こうと思います!