在日米軍は「基地内外を問わず飲酒の即時禁止」を発表しました/沖縄における米兵の飲酒運転での死亡事故を受けた米軍の対応が報告されました

米軍の対応が防衛省経由で横須賀市に情報提供されました

本日、防衛省南関東防衛局から横須賀市に対して情報提供がありました。

政策推進部渉外担当部長名義で全市議に対して報告がありましたので、市民のみなさまにお伝えいたします。

政策推進部渉外担当部長

2017年11月20日

防衛省南関東防衛局からの情報提供について

防衛省南関東防衛局から平成29年11月19日に沖縄県で発生した飲酒運転事故に関わる在日米軍の対応について、下記のとおり情報提供がありましたので、報告します。

  • 平成29年11月19日、沖縄県那覇市で米軍人が運転する車両が現地日本人の車両と衝突し、一人の日本人が死亡し、一人の米軍人が怪我をした。

  • 在日米軍司令部より、全ての在日米軍人に対し、別途通知があるまで、アルコールの摂取及びアルコールの販売を禁止する。

昨年6月6日にも同じく飲酒による事故があり、米軍による『一時的な行動制限』が行なわれました。

過去にも何らかの犯罪が発生しては綱紀粛正の為の『一時的な措置』が繰り返されてきました。

事件がマスメディアから報道されなくなった頃に、措置は解除されます。

やがて、再び事件が起こる。

この繰り返しです。

この繰り返しを何度も見てきました。

だから、今回の米軍の決定に対してフジノは評価をしていません。

抜本的な解決につながるとは考えられません。



飲酒運転による死亡事故の概要と、日本政府の対応

各紙の報道からまとめた19日の飲酒運転に寄る死亡事故と、日本政府の対応も記しておきます。

【事件の概要】
11月19日午前5時25分頃、沖縄県那覇市の交差点で、61才の会社員Aさんが運転していた軽トラックに2トントラックが衝突しました。

Aさんは搬送先の病院で死亡が確認されました。

沖縄県警によれば、2トントラックは米軍の公用車で、運転していたのは21才の米海兵隊員でした(キャンプ・キンザー所属の上等兵)。

那覇署によると、容疑者の呼気から基準値の3倍近いアルコールが検出されました。

自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)と道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで逮捕し、容疑者も容疑を認めているとのことです。

在沖米軍トップのニコルソン四軍調整官は

「事故で亡くなった方のご家族と友人に、深い遺憾と哀悼の意を示したい」

と述べ、事故の原因究明と再発防止に向けた取り組みを行なうとしていました。

本日の発表は、このコメントにあった取り組みの1つだと思われます。

【日本政府の対応】
また日本政府の動きとしては、外務省が在日米大使館と在日米軍に対して綱紀粛正と再発防止を申し入れたとのことです。

(参照:沖縄タイムスによる記事



【報告】7月16日11時半頃に横須賀上空を通過した6機の戦闘機は横浜で開催されたイベントの為の「展示飛行」でした

横須賀の上空を轟音で通過していった戦闘機についての報告です

本日午前11時30分から12時頃にかけて、横須賀市上空を5~6機の戦闘機がかなりの低空飛行で通過しました。

このことに不安を感じた多くの市民の方々からフジノは問い合わせを受けました。

当時フジノ自身は横浜市大の校舎内に居ました。

その為、市民の方が不安に感じたというその轟音の大きさを実際に聴くことはできておらず、「日頃から戦闘機は見慣れてはいるがかなりの低空飛行で驚いた」という実際の姿は見ることができていません。

すぐに情報収集の為に横須賀に戻ることにしました。

状況把握の為に関係各所に電話で問い合わせをしながら横須賀に戻りつつも、一刻も早く市民のみなさまに情報提供をしなければならないという気持ちでいっぱいでした。

すでにみなさまがご承知のとおり、関係各所からの情報をもとに、約50~60分後には『考えうる最も現実的な(ほぼ100%そうだと結論できる)推論』に至りました。

ツイッターを通じてその結論はご報告いたしましたが、あらためてブログでもご報告いたします。

【報告】11:30頃の三浦半島上空を通過した戦闘機について、多数のお問い合わせを受けて、今できる範囲で情報を集めています。自衛隊関係者の方からの複数の情報では、自衛隊機ではない、とのこと。米海軍に問い合わせをしているのですが、残念ながら現在まで情報の提供はしてもらえていません。

【報告2】通常、三浦半島上空を飛行するのが自衛隊機であれば、信頼関係によって事前の連絡を頂くことが大半です。市役所にも横須賀市コールセンターにも連絡を頂いています。今回の戦闘機の横須賀上空を飛行した件についても横須賀市コールセンターには何も情報は届いておりません。

【報告3】南関東防衛局報道室と連絡が取れました。米海軍関係の飛行についていつも連絡を取り合うパートナーです。こちらも「米軍も飛ばしていない」とのことでした。以上の各種関係機関からの報告をまとめると、ひとつだけ推測ですが考えうる可能性があります。

【報告4】本日パシフィコ横浜でイベント『サマーコンファレンス2016』が開催中で、ブルーインパルスの展示飛行(いわゆる飛行そのものです)がプログラムにあります。この飛行を終えた機が横須賀方面に飛来した可能性があります。

【報告5】今回の飛行に関してはこの推測が現在では最有力で緊急出動では無いと思われます。このツイートをもって報告を終わりますが、市民のみなさまにはこうした事案のたびに「緊急出動では無いのか?」とご心配ご不安をおかけして誠に申し訳ありません。今回の件も情報提供の対策を考えます。


横須賀市長横須賀市の公式ツイッターは、いつもこういう時にきちんとした情報を市民のみなさまに発信しません。

また、残念ながら現在に至るまで、横須賀市から市議会に対しても正式な報告は一切ありません。

原因となった「サマーコンファレンス2016ブルーインパルス展示飛行」

原因となった「サマーコンファレンス2016ブルーインパルス展示飛行」


結果的に展示飛行であった(とほぼ結論づけられた)ものの、一刻も早く市民の方々に安心を提供する為の情報発信は絶対に不可欠です。

このような平時でさえ市民の方々が感じている不安に応えられない行政では、実際の災害時や危機においてスピーディーに正確な情報発信ができるのでしょうか。

いつものことながら、吉田市長に対しては危機感の欠如と不甲斐なさを、横須賀市に対しては出すべき情報の優先順位のおかしさを感じます。強く抗議します。

【速報】原子力空母ロナルド・レーガンの横須賀入港は10月2日と外務省から報告がありました/9月13日、40団体が「横須賀の原子力空母永久母港化に反対する大集会」を開催へ

10月2日、新たな原子力空母が横須賀に入港します

市民のみなさまにお知らせがあります。

本日、全議員あてに以下の報告が政策推進部渉外担当部長からなされました。

平成27年(2015年)8 月31日

政策推進部渉外担当部長

外務省からの情報提供について

米原子力空母「ロナルド・レーガン」について、下記のとおり外務省から情報提供がありましたので報告します。

本31日、米海軍から、原子力空母「ロナルド・レーガン」の横須賀入港に向けた準備を開始しており、現時点での入港予定日は10月2日である旨の連絡があった。

添付資料:外務省報道発表

参考

艦名ロナルド・レーガンジョージ・ワシントン
艦種航空母艦航空母艦
艦級ニミッツ級ニミッツ級
全長約332.9メートル約332.9メートル
排水量約103,637トン約103,637トン
乗組員数約5,820名約5,820名

(ジェーン軍艦年鑑 2014-2015)

外務省が行なった報道発表資料が添付されていました。

外務省報道発表より

外務省報道発表より


外務省の報道発表中の、下の文章にフジノは強い違和感を抱きました。

「ロナルド・レーガン」は,東日本大震災の際の米軍による支援活動(トモダチ作戦)に従事した艦船であることにも留意し,今回の同空母の入港を歓迎します。

東日本大震災の災害支援活動に従事した為に、ロナルド・レーガンの乗船員の多くが被爆をして、訴訟が起こされています(すでに2名が白血病などで亡くなっています)。




外務省のこうした歓迎の言葉に強い不快感を抱きました。

また、フジノはかねてから横須賀で原子力軍艦による原子力災害が起こった場合の『地域防災計画』の改訂が延期され続けていることを問題視してきました。

2014年5月23日付・赤旗より

2014年5月23日付・赤旗より


上の画像でお示しした『ダブルスタンダード問題』が原因で、『地域防災計画』を改訂できないまま放置されているのです。

横須賀市長は、今年5月28日も外務省を訪れました。

そして、原子力空母ロナルド・レーガンが新たに横須賀に入港する前までに「政府見解の明示」もしくは「回答期限の明示」をするよう強く要請しました。

しかしいまだに政府から回答はありません。

このままでは市民のみなさまの安全を守ることができません。

認定NPO法人・原子力資料情報室による予測

認定NPO法人・原子力資料情報室による予測

吉田市長には、期限を区切っての『政府見解の明示』を求めた以上、一刻も早く回答を政府から引き出すさらなる積極的なアクションを起こすべきです。

回答を引き出せなければ市長が政治責任を負うのは当然のことですが、市長が辞職すれば済む問題ではありません。

市民のみなさまの命と暮らしを守る為の『地域防災計画』であり、その基準を求めるのは市長だけでなく、市議会も責任をもって行わねばなりません。

あらゆるチャンネルを使って、政府や外務省に回答を迫らねばなりません。



後日談:9月13日に反対集会が開かれます

翌日の新聞各紙では、この問題を大きく報じました。

2015年9月1日・神奈川新聞より

2015年9月1日・神奈川新聞より


その中で、約40の市民団体・労働組合が『原子力空母ロナルド・レーガンの横須賀母港化反対の集会』を開くことが報じられていましたのでご紹介します。

2015年9月1日・神奈川新聞より

2015年9月1日・神奈川新聞より


お時間の許す方はぜひご参加くださいね。

「横須賀の原子力空母永久母港化に反対する大集会」チラシより

「横須賀の原子力空母永久母港化に反対する大集会」チラシより


フジノ自身は当日、朝から夕方までずっと研修が入っていて行かれません…。とても残念です。

「横須賀の原子力空母永久母港化に反対する大集会」チラシより

「横須賀の原子力空母永久母港化に反対する大集会」チラシより


原子力空母の交代問題は、実は戦争法案と深い関わりがあります。

そうした客観的な情報を知る為にも、市民のみなさまには生の情報に触れていただけたらと願っています。

このまちの市民のみなさまのいのちと暮らしを守るのがフジノたち政治家の仕事です。

原子力空母が存在している限り、どれだけ日常生活のあらゆる出来事において社会保障・社会福祉政策を努力したとしても、市民のみなさまを守り切ることはできません。

「安全保障は国政の問題だ」と吉田市長は逃げています。

けれどもこのまちに暮らす人々のいのちと暮らしを守る立場である以上、反対すべきです。



「原子力空母ジョージ・ワシントンのメンテナンス作業に伴い発生する放射性廃棄物の移送」を「今年だけは横須賀では行わない」と米海軍が発表しました

「約束違反の放射性廃棄物」を「今年だけは横須賀で行わない」ことが発表されました

本日、全市議会議員宛に政策推進部渉外担当部長から以下の報告がありました。

原子力空母ジョージ・ワシントンのメンテナンス作業で発生する放射性廃棄物の移送」を「今年だけは横須賀で行わない」との報告です。



政策推進部渉外担当部長

米原子力空母「ジョージ・ワシントン」のメンテナンス作業に伴い発生する廃棄物の移送について

本日、次のとおり、米海軍に確認しましたので報告します。

  • 米海軍として、空母「ジョージ・ワシントン」からの低レベルの放射能にさらされた固形廃棄物の日本での移送は今年は予定していない。

  • 2015年の横須賀での整備を終えた後、空母「ジョージ・ワシントン」が米国本土へ戻る過程で輸送される予定である。

  • この背景には、今年、空母「ジョージ・ワシントン」が空母「ロナルド・レーガン」と交代されるという特殊な状況がある。

  • 通常毎年行われる固形廃棄物の移送は、2016年、空母「ロナルド・レーガン」の整備を終えた後、再開する。

事務担当は、政策推進部基地対策課

報告は以上です。



2010年から毎年くりかえされてきた約束違反の行為

みなさま、憶えておられますか?

2010年4月17日・神奈川新聞より

2010年4月17日・神奈川新聞より


2010年から毎年くりかえされてきた約束違反の放射性廃棄物の搬出作業。

2013年7月7日「たより」233号より

2013年7月7日「たより」233号より

『エード・メモワール』という1964年に交わした日米間の合意文書があるにもかかわらず、堂々とその約束違反が繰り返されてきたのです。

これを「今年だけは横須賀では行わない」と報告がなされたのです。



横須賀で無ければどこでやるのか?

あなたは「良かった、良かった」と思いますか?

横須賀市民としてはフジノも少しだけは「良かった」と思います。

しかし、『脱原発』『脱被曝』を政策に掲げる政治家としては「良かった」とは全く考えていません。

じゃあ、かわりにどこでやるのか?

どこかの公海上でやるのか?

日本の領海なのか?

太平洋なのか?

それともアメリカのサンディエゴ港か?

どこでやろうと、例え低レベルであろうと放射性廃棄物の移送が行われることは作業に関わる人々の危険を伴います。

日本人従業員が横須賀でやろうとも、アメリカ軍人がどこかの海でやろうとも、その被曝の危険性に変わりはありません。



そもそも原子力軍艦の存在全てに反対です

フジノは『原子力』を推進力にした空母の存在そのものに反対です。

安全保障上の必要性がある時に戦闘行為を行なう上で、『空母』という存在が高い機能性・機動性を持つことは理解しています。

横須賀市議会としても、原子力空母を認めないかわりに、あくまでも通常艦(ディーゼル燃料を使ったエンジンの空母)に関しては認めてきた歴史があります。

けれども、そうしたディーゼル燃料を用いた動力による空母と原子力空母は根本的にその持つ意味が全く異なります。

フジノは、原子力空母・原子力潜水艦などの原子力軍艦の全てに反対です。

それは原子力発電所と同じ理由です。

地球に生きる全ての生物に死をもたらしうるものだからです。

いのちを守りたいと願うフジノは『放射脳』ですか?

被曝から人々を守りたいと願う政治家フジノは『サヨク』ですか?

4年前、東日本大震災にともなう東京電力福島第一原発事故で放射能の恐怖をリアリティをもって体感したみなさま。

どうか一緒に考えてみて下さいませんか?

原子力発電所も原子力軍艦も、その動力の仕組みは同じものです。

しかも戦闘行為の中に出撃していくのが原子力軍艦です。どちらがより危険性が高いかは、言うまでもありません。

そんな存在は、横須賀には必要ありません。

いや、世界中のどこにも存在してはならないのです。

あなたはどうお考えになりますか?



原子力空母ジョージ・ワシントンで微量の放射能漏れと怪我人が出た、との想定で「日米合同原子力防災訓練」を行ないました/ツイキャス録画で実際の様子をご覧下さい

横須賀にはまちの中心に2つの原子炉を積んだ原子力空母があります

今日は、朝9:30から日米合同で『原子力防災訓練』を行ないました。

横須賀市と米海軍をはじめ、諸官庁の協力のもとで日米合同防災訓練を行ないました

横須賀市と米海軍をはじめ、諸官庁の協力のもとで日米合同防災訓練を行ないました

9月には『核燃料工場GNF-J』での防災訓練もツイキャスで生中継したのですが、今日もフジノはツイキャスで生中継しました。
横須賀には中心部に米海軍横須賀基地があって、1年間の3分の2以上の期間は、原子力軍艦(原子力空母・原子力潜水艦)が母港として停泊しています。

「横須賀の軍港にうかぶ2つの原子炉(20130925改訂版)」より

「横須賀の軍港にうかぶ2つの原子炉(20130925改訂版)」より


『原子力空母』は当然ながら原子力発電所と同じ危険を持っています。

認定NPO法人・原子力資料情報室による予測

認定NPO法人・原子力資料情報室による予測


そもそも米海軍横須賀基地を原子力空母の母港にするという話が日米政府から出た時に、フジノたちは必死に反対運動をしました。




でも、母港化を止められませんでした。



モニタリングポストはあっても「避難の基準」は「原発の20倍」という異常事態が続いています

原子力空母の母港化の後、政府は、放射線量を測定する『モニタリングポスト』を増やすなどの対応は取りました。

横須賀市内に設置されているモニタリングポストの場所

横須賀市内に設置されているモニタリングポストの場所


また、『原子力防災資機材の整備』や『医療救護活動体制の整備』も進めています。

「横須賀市の取り組み」原子力防災パンフレットより

「横須賀市の取り組み」原子力防災パンフレットより


でも、事故や災害が起こった時の避難を含めた『防災訓練』は、不十分な状態が続いています。

そもそも『避難の基準値』の設定が、異常です。

2014年5月23日付・赤旗より

2014年5月23日付・赤旗より


国会でも市議会でも何度も何度も質疑がなされているのですが、原子力発電所と原子力軍艦では『避難の基準』が20倍も異なります。

原子力発電所の場合には、5マイクロシーベルト/毎時が避難の基準値です。

原子力軍艦の場合には、100マイクロシーベルト/毎時が避難の基準値です。

原子力発電所の場合には5マイクロシーベルトで避難しなければならないのに、横須賀市民は100マイクロシーベルトにならなければ避難しなくて良いという異常なダブルスタンダードがあるのです。

そこで市民団体をはじめフジノたち議員も、今はとにかく『原子力発電所があるまちと同じ基準に基づいた防災訓練』を行なうように求め続けています

しかし、それは実現していません。



現在の「原子力防災訓練」は現実に対応していないけれど、それでも「実施していること」だけは市民のみなさまに知ってほしいのです

いちおう横須賀市は米軍とともに『原子力防災訓練』を実施していますが、フジノには『現実的な訓練』とは考えられません。

しかも『原子力防災訓練』が実施されていること自体、そもそも市民のみなさまに知られていません。

東日本大震災後、大人向けにも原子力防災パンフレットを作成したりはしているのですが、周知は全く足りていません)

だからフジノは

「せめてその訓練の様子をお伝えすることで知ってほしい」

「いつかはもっと多くの市民のみなさまに防災訓練に参加してもらいたい」

と願って、こうしたインターネットでのリアルタイム中継・録画放送を行なっています。

フジノが撮影している所を、市民の方が撮影してくれました

フジノが撮影している所を、市民の方が撮影してくれました





本日、米軍とともに「原子力防災訓練」を実施しました

今日の訓練の概要は下の通りです。

  • 実施日時:
    2014年12月17日(水) 9:30〜2時間半程度

  • 参加機関:
    ●日本側:横須賀市、政府機関(外務省、内閣府、原子力規制庁、防衛省、海上自衛隊、海上保安庁)、神奈川県、神奈川県警察、横須賀共済病院
    ●米国側:米海軍、米国大使館

  • 訓練想定・項目
    横須賀港寄港中の原子力空母ジョージ・ワシントンの機関室内で配管から漏水が発生し、乗組員1名が軽度の被ばく・汚染を伴う怪我(骨折)を負ったという想定の下、次の訓練を行います。


  1. 情報伝達・共有
    ・日米間の密接な情報伝達・共有
    ・横須賀市警戒本部に日米のあらゆる情報を集約
  2. 広報
    ・市民生活の安全と安心確保のため、広報(3回にわたりプレス・ リリースの発出)
  3. 負傷者の搬送
    ・搬送に携わる者が2次被ばくすることを防ぎながらの負傷者の搬送
  4. 搬送訓練の様子(本日の実際の映像)

    搬送訓練の様子(本日の実際の映像)

  5. 負傷者の治療
    ・治療に携わる者が2次被ばくすることを防ぎながらの骨折の治療と除染
  6. 基地内従業員への連絡・通報
    ・空母艦内のアナウンス
    ・艦船修理に携わる従業員へ迅速な連絡・通報
  7. 合同環境モニタリング
    ・日米の専門家による合同環境モニタリングの実施(空母停泊場所周辺と米海軍病院の患者搬送口付近)
  8. 日米合同訓練のイメージ図

    日米合同訓練のイメージ図

    日米合同原子力防災訓練タイムテーブル

    日米合同原子力防災訓練タイムテーブル




実際の様子を動画でご覧下さい

【録画その1】
フジノが市役所に到着〜市消防局内の災害対策本部へ移動〜呉東弁護士らとの談話〜訓練開始




フジノは下の『災害対策本部』と取材エリアの間に貼られたロープから身を乗り出して撮影してました。

災害対策本部の室内図

災害対策本部の室内図


しかも今日はラッキーなことに、フジノの隣の席に『原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会』共同代表の呉東正彦弁護士がいらっしゃいました。

いろいろなお話をうかがいながら、訓練に立ち会うことができました。

【録画その2】
ジョージ・ワシントンで事象発生〜




【録画その4】



【録画その5】



【録画その6】



【録画その7】
訓練終了〜最後に、呉東弁護士とフジノの談話も少しあります





「脱原発」も「原子力空母母港化撤回」も、自分たちが先頭に立っていかねばならない時期にきているはず

ところで、今日はたまたま呉東弁護士(『原子力空母の横須賀母港問題を考える市民の会』共同代表)のお隣でお話しながら過ごせたのですが、とてもありがたかったです。

日頃はお互いに忙しくて全然お会いする機会がありません。

2014年10月の「ピースフェスティバル」での呉東弁護士とフジノ

2014年10月の「ピースフェスティバル」での呉東弁護士とフジノ


呉東弁護士や『非核市民宣言運動ヨコスカ』の新倉さんのような先輩方、つまりフジノたちよりひとまわり上の世代のみなさんが、ずっと横須賀では活動を続けてきて下さいました。

こうした諸先輩方のおかげで、今までフジノは(『受け身』の立場で)いろいろなイベントに出席したり、活動に『参加』してきました。

でも、そろそろしっかりと世代交代をしなければならないことを自覚しはじめました。

だって、小学生時代からこうした活動に参加してきたのですが、フジノも今ではもう40才です。

40代といえば、ふつうの企業ならば部下を引っ張っていかねばならない立場です。

フジノは『自分たちの世代』がしっかりとバトンを受け継いで、活動を発展させていかなければならない責任を感じています。

脱原発も原子力空母母港化撤回も、イベントに出席とか活動に参加、ではなくて、イベントを企画したり活動を引っ張っていかねばならないのだと感じています。

どうか同世代のみなさま、力を貸して下さいね。

安全保障の要にある横須賀基地だから、カンタンに母港化撤回はできないかもしれません。

だからって、日本の原子力発電所が立地している他のまちと同じ基準で、この横須賀でも防災訓練を実現したいのです。

これには保守もリベラルもありえません。

市民のみなさまのいのちを守る為に必要な『当たり前の訓練』を実現したいのです。

どうか同世代のみなさま、一緒に声をあげていってくださいませんか。



「放射能に晒された物を収めたコンテナを原子力空母から運搬船へ移し替え作業を実施する」と米海軍から連絡がありました

原子力空母からは放射能に晒された物が定期的に搬出されています

『原子力空母ジョージ・ワシントン』から、放射能に晒された様々な物を運び出す作業が定期的に行なわれています。

低レベルの放射能に汚染された様々な物とは、以下のような物だとされています。

  • ぞうきん

  • プラスチックシート

  • 手袋

フジノの手元の資料をチェックしたところ、少なくとも過去5回(2010年4月16日、2012年4月10日、2013年5月23日、あと2回は日付を確認できませんでした)はこの作業が行なわれてきました。

2010年4月17日・神奈川新聞より

2010年4月17日・神奈川新聞より


この搬出作業は「本来の約束を超えた不法行為だ」という立場から、『非核市民宣言運動ヨコスカ』のみなさんは定期的に監視活動を行なってくれています。

2013年7月7日「たより」233号より

2013年7月7日「たより」233号より


フジノも同じ見解です。

しかし、毎年この作業が行なわれていることは事実で、2014年もその時期がやってきました。



アメリカ海軍から連絡がありました

その『搬出作業』について、本日、全市議会議員宛に政策推進部渉外担当部長(基地対策)から以下の報告がありましたので、市民のみなさまにもお伝えいたします。

米海軍からの情報提供について

本日、米海軍から、次のような情報提供がありましたので、報告します。

  • 原子力空母ジョージ・ワシントンの通常のメンテナンス作業に伴う、低レベルの放射能にさらされた物が収められているコンテナの、ジョージ・ワシントンから運搬船への移し替え作業を5月3日(土)に行なう予定である。

  • 移し替え作業は、クレーンを用い、このクレーン作業とこれに伴う安全管理に、日本人従業員が従事するが、日本人従業員は、コンテナに触れることは無い

  • コンテナはジョージ・ワシントンから直接運搬船に移し替えられ、陸揚げされることは無い。

  • 作業後、米国へ帰国し、搬出、最終処理が行われる。

これに対し、市として、次の事項について米海軍に確認しました。

  • 作業の実施にあたり、安全管理には細心の注意を払う。

  • 作業に直接従事する日本人従業員には、事前に作業についての説明を行い、適切な指示を与える。

  • 実際に作業に従事するものだけではなく、他の日本人従業員(ジョージ・ワシントンで作業する民間の従業員含む)に、説明を実施する。

  • 作業終了後、市に連絡する。

過去の経緯からフジノとしては「この作業によって多くの市民の方々に何かしら影響が起こることは無い」と判断しています。

何らかの事故やミスが起こった時に、実際に直接的な影響を受けるのは『作業に従事しておられる基地従業員の方々(作業を行なう方々が日本人か否かは問題ではありません)』です。

ですから、作業に関わる全ての方々の安全をこころから願っています。

また何らかの情報があれば、すぐに市民のみなさまにお伝えいたします。



「基地周辺地区安全対策協議会」が開かれました/米軍と地元との日常的な対話の場が必要だ

フジノの提案が実り、4年ぶりに「基地周辺地区安全対策協議会」が開かれました

今日は、市役所正庁で開かれた『基地周辺地区安全対策協議会』を傍聴しました。

基地周辺地区安全対策協議会を傍聴しました


この『基地周辺地区安全対策協議会』は12月議会でのフジノの一般質問での提案によって、4年ぶりの開催が決まりました。



報道の傍聴席は満員、一般の傍聴席はフジノだけ

報道関係者席はいっぱいでした。市政記者クラブの方々に加えて、NHKなどのメディアも来ていました。

一方、残念ながら一般の傍聴席は、フジノ1人だけでした。

他の市議会議員も、市民の方々の傍聴も全くありませんでした。

この問題に対する関心は、フジノ以外にもう無いのでしょうか...。



米軍の「綱紀粛正措置」の説明はわずか5分

さて、今日のプログラムは、下の通りです。

プログラム


開会、副委員長あいさつ、米軍のオーウェン大佐から『米軍の綱紀粛正の為の一連の措置について』の説明がなされました。

これはわずか5分ほどで終わってしまい、協議会メンバーとの意見交換へと移りました。

基地周辺地区安全対策協議会


協議会のメンバーは、地元9町内会をはじめ、米海軍、神奈川県警、横須賀市などで構成されています。

  • 汐入2丁目2区町内会(欠席)
  • 横須賀汐入ハイム自治会
  • 汐留町内会
  • 本庁町会
  • 大滝町会
  • 小川町町内会
  • 米が浜町会
  • 若松町会
  • 日の出町会
  • 本町商店会
  • FMブルー湘南(横須賀FM放送)
  • 市民委員1名(欠席)
  • 神奈川県の基地対策課
  • 横須賀警察
  • 在日米海軍(オーエン司令官がかねる・米海軍を代表して)
  • 米海軍横須賀基地司令部
  • 南関東防衛局横須賀防衛事務所
  • 市の副市長(欠席)
  • 市の政策推進部長
  • 市の市民安全部長

そもそもこの協議会は、『安全対策を協議する場』として設置されました。

○基地周辺地区安全対策協議会設置要綱(平成18年3月1日)

(設置)
第1条 米国海軍横須賀基地の周辺地区における安全対策について市、市民、米国海軍等が連携して協議するため、基地周辺地区安全対策協議会(以下「協議会」という。)を設置する。

けれども今日、本来の目的である『安全対策』については全くと言って良いほど話題になりませんでした。



景気の厳しさばかりが話題になりました

各商店会の方々が『景気の厳しさ』を訴えて、米軍による夜間外出禁止令を解除してほしい(=米兵はドブ板通りなどの飲食店のメインのお客さんなので)という陳情が続出しました。

『安全対策』の為の協議会ですから、こうした展開になってしまったことは率直に残念でした。

けれども、『景気の厳しさ』を訴える声も直視しなければならない大切な現実です。

フジノはこうした意見が続くのを見ながら、今回の総選挙の結果を思い出していました。

その構造は全く同じだ、と感じました。

「原発をどうするか」という『安全対策』よりも「とにかく景気が苦しいのを助けてほしい」という切羽詰まった『景気の厳しさ』への対応をまず求める叫びこそが、今回の総選挙の結果だとフジノは受け止めています。

こうした姿が「良い」とか「悪い」とか価値判断をするべき話ではありません。これが現実の姿であり、政治家としてしっかり考えて取り組まなければならないとフジノは考えています。



フジノが感じた2つのこと

さて、実際に開催した結果どうだったか。

提案者としてフジノは、2つのことを特に感じました。

1.安全対策についての情報共有と意見交換の場の重要性

米軍自身が、市民に対してじかに安全対策を説明する、質問を受ける、市民のみなさまと率直に意見交換をする、こうした場を定期的に持つことがやはり不可欠です。

改めてフジノは『基地周辺地区安全対策協議会』の重要性を確信しました。

今後は、年1回など、定期的に開催していくことが必要ではないかと感じました。

事件が起こった時だけ開催するのではなくて、お互いの取り組みや想いを理解し合う為に開催していくのです。

2.米軍と地元住民との日常的な意見交換の場を新たに作る必要性

また、『基地周辺地区安全対策協議会』とは別の形の場を新たに作る必要性も感じました。

今日の商店会の方々の声のように、よりカジュアルで、定期的に、日常的な意見交換ができる場づくりが必要ではないか、と考えるようになりました。

これは今後の市議会でフジノは設置を提案していきます。

ところで、毎度のことではありますが...。

今回も米軍によって出された資料のあまりのレベルの低さにフジノは呆れました。

今どき、中学生もパワーポイントやキーノートを使って、もっとまともな資料を作ることができます。

米軍には、内容そのもの・表現の仕方ともに改善を求めていきたいです。



後日談

当日のテレビメディアによる報道、翌日の新聞各紙の紙面は、やはり「夜間外出禁止令の解除を求める声」をメインにとりあげたものばかりでした。

神奈川新聞・2012年12月20日より
20kanagawa


朝日新聞・2012年12月20日より
朝日新聞


MSN産経ニュースより




原子力空母の横須賀母港化5年目の今日、要望書を出しました

事故が起これば大きな被害を広範囲にもたらす原子力空母

4年前の今日、アメリカの原子力空母ジョージ・ワシントンが、横須賀を母港とする為に入港しました。

原子力空母の動力源には、原子炉2基(推定120万kw)を積んでいます。何らかの事故が起これば、すさまじい被害が起こると予測されています。

認定NPO法人・原子力資料情報室による予測

認定NPO法人・原子力資料情報室による予測

カリフォルニア大学のジャクソン・デイビス教授による予測

カリフォルニア大学のジャクソン・デイビス教授による予測


政治家の仕事は、いのちを守ることです。だからフジノは、原子力発電所の存在に反対しているのと全く同じ理由で、原子力空母が存在していることに反対してきました。

そしてこれからも、できうる限りのことをしていきたいと決意しています。



市議有志で「要望書」を出しました

母港化5年目がスタートする今日という節目に、原子力空母の横須賀母港化に反対する市議会議員の有志で、在日アメリカ海軍司令官と日本政府の外務大臣に対して「原子力空母の安全性と安全対策に関する要望書」を提出しました。

そしてフジノの合計5名の市議有志です。

下がその全文です。

外務大臣 玄葉 光一郎 殿
在日米海軍司令官 ダン・クロイド少将 殿

原子力空母の安全性と安全対策に関する要望書

本日9月25日は、原子力空母ジョージ・ワシントンが米海軍横須賀基地に入港し、母港とした2008年9月25日から4年が経過した。

2010年11月には、液体を含む油漏れ事故を起こしている。幸いにも放射性物質を放出するような事故には至らなかったものの液体の特定や漏れた量、漏れだした原因などが全く究明されていない。

今後、原因究明を行い公表するとともに事故防止のための対策を強化する必要がある。

また、この4年の間に、半年にわたるメンテナンス作業を4回行い、2011年のメンテナンス作業の途中で東日本大震災に見舞われた。

この時は、放射性物質が漏れ出すなどの事故は報告されなかったが、艦船が大きく揺れ、あわや大惨事になる可能性も指摘された。

一方、昨年2011年3月11日に発生した東日本大震災によって福島第一原子力発電所が事故を起こし、日本及び国際社会は甚大な被害を被った。

とりわけ、原子力事故に対する日本政府の対応によって多くの日本人が被ばくしたことは、世界中からも批判された。

これまでの歴代政府が振りまいた安全神話の下、原子力事故に対する対応が不十分だったことや地震の多い日本列島に原子力発電所を設置するという世界の常識からも外れた原子力行政の転換を求める「原発ゼロ」の世論が、圧倒的多数となっている。

そのような中、我が横須賀市においても原子力に対する市民の不安が大きくなっており、とりわけ市民が不安に感じているのは、「仮に東日本大震災と同規模の震災が横須賀市を見舞った場合、原子力空母ジョージ・ワシントンの原子力機関の安全性は確保されるのかどうか?」という点である。

この問題については、横須賀市長が昨年4月に米大使館から書簡をもらっているが、ほぼ、ファクトシートと同じ内容であり、安全性を証明したものとは言えない。

特に巨大地震や津波に対する防災対策については説明が不十分である。

先日、新たに南海トラフ地震での被害予想も出されたことや原発事故の調査報告書なども出ていることなど新たな状況を踏まえた上で、改めてその安全性と安全対策を講じ、そのことを市民に説明することが急務である。

よって、以下の項目について日本政府、並びに米海軍においては早急に対応するよう求めるものである。

  • 震災に対する最新の知見を集め、原子力推進機関の安全性確保の為に必要な対策を全て講じること。また、横須賀市民の安全を確保する為の施策を検討し直すこと。
  • 横須賀市民が原子力空母の安全性について確証を持てるだけの十分な情報を公開すること。
  • 東日本大震災後に起きている新たな状況を踏まえ、原子力空母の安全性について改めて市民に説明すること

上記の対応及び本要望書への回答を求めるものである。

以上