請願「戦争法案廃案を求める政府への意見書提出」に署名し、正式に紹介議員になりました

戦争法案の廃案を求める意見書提出の請願が正式に受理され、フジノは紹介議員となりました

本日開催された『議会運営委員会』では、市民の方々からの陳情は8件、請願は2本との報告がありました。

審査する議案・報告・請願・陳情の本数

審査する議案・報告・請願・陳情の本数


2件の請願のそれぞれのタイトルは

請願第6号・安全保障関連法案の廃案を求める意見書の提出について

請願第7号・安全保障関連法案の慎重かつ徹底審議を求める意見書の提出について

となっており、請願を出した方々も異なりますし、ゴールも異なります。

2つの請願のそれぞれ正式な名称

2つの請願のそれぞれ正式な名称


フジノはかねてから申し上げてきた通り「戦争法案は廃止すべきだ」と考えています。

したがいまして、慎重審議を求める請願第7号では無く、廃案を求める請願第6号に署名し、本日、正式に『紹介議員』となりました。

三浦市議会では臨時議会を開いてまでこの問題が議論されました。

隣町ではまさに民主主義が実践されていることに、フジノは大変勇気づけられましたし励まされました。

この姿をじかに目に焼き付けてきたフジノとしては、請願が可決されるように努力したいです。



なんと採決は賛否同数!最後は「議長の判断」で「否決」しました/三浦市議会・臨時議会へ(その4)

前の記事から続いています)

反対討論はなし、そして採決!

賛成の側は、きちんと賛成する理由を述べる討論を行ないました。

しかし、反対する側の議員たちは、誰も討論に立ちませんでした。これは極めて残念なことです。

慎重な審議をするのが政治家として当たり前のことであるのと同じく、自分が何故その議案に賛成するのか反対するのか、しっかりと説明責任を果たすのが政治家として当たり前のことです。

にもかかわらず、反対討論に立った議員は一人もいませんでした。

そして、ついに採決となりました。



賛成6名、反対6名、なんと賛否同数となりました!

議長が述べました。

「これより採決に入ります。

採決の方法は起立により行ないます。

なお、この際申し上げます。起立しない者は反対とみなします

おはかりいたします。

意見書案第5号について、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます」

そして…

採決では賛成・反対ともに同数となりました

採決では賛成・反対ともに同数となりました


なんと起立(賛成)が6名、着席したまま(反対)が6名となりました。

賛否が同数の場合には、最終的に議長が決断することとなっています。

地方自治法

第116条
この法律に特別の定がある場合を除く外、普通地方公共団体の議会の議事は、出席議員の過半数でこれを決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。

そして議長が述べました。

「ただいま採決の結果、可否同数であります。

よって地方自治法第116条の規定により、議長において本案に対する可否を採決いたします。

本案については、議長は否決と採決いたします。

よって意見書案第5号は否決されました」

あまりにもあっけない幕切れでした。



傍聴席から怒りの声がたくさんあがりました。しかし闘いはこれからです!

フジノはあまりにもあっけない幕切れにショックを受けました。

しかし同時に、『可否同数での議長判断』は三浦市議会では53年ぶりの出来事だとも聴いていましたので、とても感心しました。

こうやって戦争法案に対する意見書を審議する為に臨時議会を開催した三浦市議会議員の有志のみなさんは本当に素晴らしい。

そして公開の場で、自らの賛成の想いをしっかりと討論をした方を深くリスペクトする気持ちを持ちました。

反対の側の議員のみなさんは、反対する理由を述べることさえしなかった。これはとても残念です。

もしも信念をもって反対をしておられるならば、その説明責任を果たすべきでした。

しかし、慎重に審議するという当たり前のことに反対をする、そんな理由を述べることは政治家としての終わりを意味します。

慎重に審議することを拒否する政治家はもはや政治家とは呼べないからです。

だからこそ誰も反対討論に立てなかったのだと思います。

また、最後の最後で議長判断になりましたが、議長は元共産党の出身だったそうです。それが今ではこうして戦争法案への意見書に反対をした。

人というものは長く生きていくうちに様々な思想の変化がある訳ですが、その姿を目の当たりにして、フジノは改めて人という生き物の難しさを痛感させられました。

本会議終了後、傍聴席からは怒りの声がたくさんあがりました。

しかし、フジノは怒りの気持ちはあまりありませんでした。

むしろ、繰り返しになりますが、同じ議会人としてこのように臨時議会を開催にこぎつけた議員有志のみなさまのご尽力を深く尊敬しています。

結果そのものは否決となりました。

けれどもフジノたちにとって、最終的に国会の場で法案が廃止される事こそがゴールのひとつです。

だから、民主主義の手続きに則ってこうして意見書提出に向けて頑張った三浦市議会の闘いというのは、大きな励みになりました。

まもなくスタートする9月議会で横須賀市議会にも請願が出されています。

横須賀市議会では徹底的に議論が行なわれることをフジノは強く望んでいます。そして意見書が提出されるよう、議員の多数が賛成することを願っています。

しかし仮に横須賀市議会で否決されようとも、決して挫けるつもりはありません。

何故ならば、本当のゴールとは『平和を守ること』だからです。

先人たちが300万人以上もの犠牲者を出したあの戦争の反省に立って、わが国は70年間にわたって他国と戦争をしてこなかったのです。

この素晴らしい歴史を守り続けていく事こそが我々の本当のゴールだからです。

いち地方議会での政府に対する意見書の提出をめぐる闘いはとても大切です。

けれどもさらに大切なことは、こどもや孫の世代にも、いや未来永劫にわたってわが国が戦争を2度としない国であり続けることです。

まず、安倍政権による戦争法案は当然廃止に追い込むべきです。

安倍政権は退陣させるべきです。

そして平和な日本を取り戻す為には、『国民主権』をもう1度全ての国民のみなさまに思い出してもらう必要があります。

政治家は、単なる代表でしかありません。

この国のリーダーは、国民のみなさまです。フジノたち政治家はただの代表でしかありません。

この国をこの先ずっと未来まで平和であり続けたいと国民のみなさまが願い、その為に行動しなければ、何も守ることはできません。

フジノは国民のみなさまが『行動』を取ることを深く望んでやみません。

毎日の生活は忙しく、経済は苦しく、国会や政治に向きあう時間や体力はほとんど無いのが現実の国民のみなさまの現実の姿だと感じています。

それでも最後の最後に戦争に行くような国にしてしまうのか否かを決めるのは、国民のみなさまの『行動』です。

国民のみなさま、いや、あなたにはぜひ立ち上がってほしいと願っています。

目を覚まして下さい。

目の前の現実から絶対に目を背けること無く、こどもたちの為に闘って下さい。

そして、この国を守って下さい。一緒に。



三浦市議会のみなさま、おつかれさまでした

フジノは三浦市議会のみなさまのことを深く尊敬します。

もちろん、賛成・反対と政策が異なるのは承知の上で、それ以上に大切なことはこうして民主主義の法手続きにもとづいて臨時議会を開いたことに強く尊敬の念を抱かずにいられません。

幼い頃から30年以上、三浦市との市境に住んでいたフジノにとって、三浦市も横須賀市もカンケーなくひとつの三浦半島だと感じて生きてきました。

同じ三浦半島に暮らすひとりとして、民主主義の大切さを改めて認識させて頂いたことを深く感謝しております。

ありがとうございました。



後日談:翌日の神奈川新聞が大きく報じました

翌日の神奈川新聞がこの臨時議会を大きく報道しました。

2015年8月19日・神奈川新聞より

2015年8月19日・神奈川新聞より

2015年8月19日・神奈川新聞より


全文を引用し、ご紹介いたします。

「安保慎重審議」意見書案
三浦市議会臨時会 賛否同数で議長否決

国会審議中の安全保障関連法案の慎重審議を求める意見書案を採決するため、三浦市議会(定数13)の臨時会が18日に開かれ、議長を除く採決の結果、6対6で賛否同数となり、議長が否決を決めた。

意見書案の採決で議長が最終判断するのは同市議会では初めて。

意見書案は、法案が衆院憲法審査会で違憲と指摘された点などを挙げ、国会で「慎重かつ十分な審議を尽くすこと」を求める内容。共産(3人)と無所属(3人)が提出、賛成し、保守系最大会派のみうら市政会(議長を除き4人)、自民(1人)、公明(1人)が反対した。

意見書案については小林直樹氏(共産)が趣旨説明。

市内には戦時中に砲台や特攻艇の基地があったことや、1954年に米国がビキニ環礁で行った水爆実験で多くのマグロ船が被災した事実を指摘。

さらに、隣接する横須賀市に米軍基地がある点などを挙げ、「このような歴史を持つ三浦市の議会として意見書への賛同を求める」とした。

下田剛氏(無所属)が賛成討論を行い、反対討論はなかった。



反対討論もなく不満傍聴席市民ら

安保法案の慎重審議を求める意見書案について、最終的に議長が否決を決めた三浦市議会の臨時会。賛否同数で分かれた展開に決着をつけたのは「意見書は全会一致で可決する」という慣例だった。

傍聴席には市民ら約20人が詰めかけ、「反対討論もなく、理由が分からず残念だ」と不満の声が漏れた。

岩野匡史議長は閉会後に会見を開き、否決理由を「全会一致が前例であり原則」と説明。

「議会で意思表示をすることについて、数だけで押し切ると間違いを起こす可能性もある。全国では数を頼りにいろいろな決議をしているが、そうしたことがまかり通る恐れがある」

と話した。

小林直樹氏(共産)は「全会一致を目指すかどうかを諮る場面ではなく、詭弁(きべん)だ。議長は意見書案の内容に対して賛成か反対かを決めるべき」と反論。

「議長は意見書案の内容を否決したと受け止めている」と述べた。

同市議会は、可決された意見書は賛否の構成に関わりなく議会全体の意思を示す形になるため、全会一致による可決を慣例としてきた。

意見書1件を採決するための今回の臨時会開催の是非については意見がまとまらず、議会の「総意」という形ではなく、意見書提出議員の6人が招集請求した経緯がある。

反対の草間道治氏(みうら市政会)は「なるべく調整して全会一致の形に持って行くのが筋」とし「否決される見込みがある中で意見書案が提出され、パフォーマンスだ」と批判した。

一方で、「そもそも全会一致の原則は崩れている」と指摘するのは木村謙蔵氏(無所属)。

昨年6月の定例会で「集団的自衛権行使を容認する解釈改憲を行わないことを求める意見書」が賛成多数で可決された例を念頭に、

「集団的自衛権に関するテーマは議員の主義主張やイデオロギーに関わる。全会一致はあり得ない」

と話した。

新しい正副議長が選ばれました。フジノは正式に「教育福祉常任委員会」に就任しました/2013年臨時議会

臨時議会が開かれて「議会人事」が決まりました

今日は『臨時議会』が開かれました。

かねてからお伝えしてきた通りで、この臨時議会では『議会の人事』が決められるのみ。

市長からの議案の提出も無く、本会議・委員会での審議もありません。

  • 議長
  • 副議長
  • 議会運営委員会
  • 4つの常任委員会

など、それぞれ新たにメンバーが選ばれました。

2013年度の1年間(2013年6月〜2014年5月)は、新しいメンバーによる委員会構成で議会は進んでいきます。



板橋議員が議長、矢島議員が副議長に選ばれました

フジノにとって、『臨時議会』ではうれしいことが2つありました。

まず第1に、選挙の結果、新しい正副議長が選ばれました。

  • 議長:板橋衛さん
  • 副議長:矢島真知子さん(横須賀市議会史上初の女性副議長)

このお2人が選ばれたことは、フジノにとって「『新しい横須賀市議会』がスタートする」というワクワク感を抱かずにはいられません。

左からフジノ、板橋衛さん(新議長)、矢島真知子さん(新副議長)

左からフジノ、板橋衛さん(新議長)、矢島真知子さん(新副議長)


フジノが初当選した11年前は、ものすごく年齢の離れた先輩議員がたくさんいて、正直なところあまり口も聞いてもらえませんでした。

当時のフジノはいつもトゲトゲしていましたし、他の議員の方々と交わることを避けていたのも事実です。

そんな中でも、板橋さん・矢島さんのお2人の先輩は、会派を超えて、無所属のフジノにもあらゆる機会にたくさんのアドバイスをして下さいました。

板橋さん・矢島さんは『政策通』としてよく知られています。

例えば、議案への賛否などで立場が違っても板橋議員は、本会議や委員会でのフジノの質疑の後に声をかけて下さいました。

「フジノくん、あの質問は良かったよ。よく調べてきたね」

「フジノくんは知らないかもしれないけれど、あの問題には実はこういう背景があるんだよ」

といったふうに。

また、時には委員会などで、手加減なしの厳しい批判を頂くこともありました。

けれどもそうした批判も全て『政策的な判断』からの批判だとフジノも納得できることばかりでしたし、議会が終わればノーサイドで接して下さいました。

『政策』こそが政治家の全てと信じているフジノにとって、『政策通』の板橋さんに折にふれてアドバイスを頂くことができたのは、とてもありがたかったです。

そして、矢島さんにも特別な想いがあります。

2003年、フジノが美術館建設反対運動をスタートさせるにあたって、はじめに相談したのは矢島さんです。

雄人でも木村さんでもありません。

(美術館建設反対運動に雄人を誘ったのは僕です。雄人は後から加わりました)

だから、フジノは「矢島さんと2人で始めた美術館建設反対だった」と今でも受け止めています。

そんなこともあって、こんな風に述べていたこともあります。

「フジノにとって『政治家としての父』は木村正孝さんで、『政治家としての母』は矢島真知子さんだ」

美術館問題、男女共同参画問題、マニフェスト選挙の実現、議会改革など、矢島さんと一緒に取り組ませて頂いたテーマはいくつもあります。

このお2人が名実ともに横須賀市議会のリーダーに就任されたのです。

日本の地方自治体は二元代表制という形をとっており、市長と市議会の2つともがそのまちのリーダーです。

その市議会の全ての議員の代表が『議長』『副議長』です。つまり、市長と同じ意味合いを持つ、まちのリーダーなのです。

横須賀市議会は今どんどん良い方向へと向かっていますが、さらに今年はもっともっと前へと歩みを進めていかれると思います。

何よりもフジノ自身が楽しみにしています!

議会事務局のみなさんに退任の挨拶をされる前・正副議長

議会事務局のみなさんに退任の挨拶をされる前・正副議長





正式に「教育福祉常任委員会」に就任しました!

そして、第2にうれしかったこと。

フジノの「教育福祉常任委員会」への就任が本会議で正式に決定しました。

常任委員会の所属別名簿

常任委員会の所属別名簿


すでに『内々定』という形で決まっていたことではありますが、議会での正式な承認が無ければなりません。ホッとしました。

昨日もおとといもたくさんの市民の方々から

「フジノさんがまた教育福祉常任委員会になってくれて良かった」

という期待の声を頂きました。

本当にうれしかったです。

ここしばらく『政策』とは無関係のトラブルに巻き込まれていて、無為に時間を浪費せねばならなくて意気消沈することもありました。

けれども、福祉の現場ではたくさんの人々がフジノのことを待っていてくれるのを感じました。

その期待の声にしっかりと応えて『政策』を実現していく為に、フジノは教育福祉常任委員会メンバーとして全身全霊をかけて働いていきます。

教育、いじめ、不登校、自殺対策、精神保健福祉、障がい福祉、こども家庭福祉、高齢者福祉、保健・医療・福祉など、課題は山積みです。

これまで以上に専門性を発揮してがんばります!



まもなく人事を決める臨時議会が開かれます/2013年臨時議会

毎年恒例の『臨時議会』が開かれます

今日は、議会運営委員会が開かれました。

議会運営委員会の配布資料より

議会運営委員会の配布資料より


5月13日に開催する『臨時議会』の事前準備の為です。

毎年書いていることですが、この『臨時議会』は毎年5月に『定期的』に行われるものです。

議長・副議長、4つの常任委員会、議会IT化運営協議会などの会議、議会内役職などの役職(ポスト)を決める為だけで、議案の審議はありません。

議会運営委員会の配布資料より

議会運営委員会の配布資料より


会期もわずか1日だけです。

5月13日(月)のみの開会です

5月13日(月)のみの開会です





どの常任委員会に所属するか

横須賀市議会では、下の4つの常任委員会のどれかに必ず所属することになっています。

委員会名所管する部局
総務常任委員会政策推進部
総務部
財政部
経済部
市議会事務局
選挙管理委員会事務局
監査委員事務局
生活環境常任委員会市民安全部
市民部
資源循環部
上下水道局
消防局
教育福祉常任委員会福祉部
健康部
こども育成部
教育委員会事務局
都市整備常任委員会環境政策部
都市部
土木部
港湾部

委員会も任期が1年間なので5月でメンバーが入れ替わります。

2012年度のフジノは

  1. 教育福祉常任委員会
  2. 議会IT化運営協議会

に所属していました。

議会運営委員会が終わった後で会派に所属しない無所属議員の3人で話し合って、無所属に割り当てられた委員会を誰がどこに所属するかを決めました。

2013年度のフジノは

  1. 教育福祉常任委員会
  2. 議会IT化運営協議会

に所属する予定です。

昨年度と全く同じです(正式に決定となるのは5月13日です)。

今年も教育福祉常任委員会に所属します。

担当するのは、

健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会の4部局です。

10年間、保健・医療・福祉・教育の分野で政策の実現の為に毎日全力で取り組み続けてきました。

今、問題は山積みです。

くりかえしお伝えしてきたように、国民健康保険・介護保険をはじめとする社会保障が崩れそうな状況に追い込まれています。

フジノの使命は、社会保障を守ることだと受け止めています。

今まで以上に努力を積み重ねて、誰からも深く信頼と期待をしていただけるようにもっとしっかりと学んで、政策を実現していきたいです。



政治家10年目もフジノは「教育福祉常任委員会」に所属して全力で保健・医療・福祉・教育を改善していきます/2012年臨時議会

議会運営委員会が開かれました

今日は、議会運営委員会が行なわれました。

5月11日に開催する『臨時議会』の事前準備の為です。

この『臨時議会』は臨時とは名ばかりで、毎年5月に『定期的』に行われるものです。

議長・副議長・委員会・議会内役職などの役職(ポスト)を決める為だけの場で、議案の審議はありません。

わずか1日だけの会期で終わります。

『慣例』という悪しき習慣によってあらゆる役職が強制的に交代させられます。

例えば...

毎年全く何も問題が無いのに『副議長』が自ら辞表を出して、新しい人間が副議長のポストに就きます。

また、『議長』については『慣例』によって2年ごとに交代します。

この1年交代だとか2年交代だとかがもしも条例や正式な議会規則で定めた『任期』であるならば、フジノは問題視しません。

けれども、違います。

本来は、議長も副議長も4年間の任期であるはずなのに、会派と会派のあいだの取り決めによって(=『慣例』)ポストがたらい回しされているのです。

41万人市民の代表である41人の市議会議員を束ねるトップリーダーである市議会議長は、『権力』と『権威』が絶対に必要です。

『権力』というのは肩書きで自動的に与えられるものです。
 
そのポストに就けば誰でも持てる、命令するパワーです。

一方で、『権威』というのは言葉は似ていますが『権力』とは全くの別モノで、周りの人のこころの中に生まれる、自然なリスペクトの気持ちみたいなものです。

こころの深い部分での信頼感と言い換えても良いかもしれません。

本来ならば、市長と同じかそれ以上に大きな『権力』を持つリーダーであるにも関わらず

こんなたらい回しをしている限り、横須賀市議会の議長・副議長に『権威』は絶対に生まれません。

こうした現状こそ実は議会自らが議会の存在を貶めていることに、一刻も早く全ての議員が気づいて目を覚まして欲しいです。



政治家10年目も『保健・医療・福祉』『教育』に取り組んでいきます

横須賀市議会では、下の4つの常任委員会のどれかに必ず所属することになっています。

委員会名所管する部局
総務常任委員会政策推進部
総務部
財政部
経済部
市議会事務局
選挙管理委員会事務局
監査委員事務局
生活環境常任委員会市民安全部
市民部
資源循環部
上下水道局
消防局
教育福祉常任委員会福祉部
健康部
こども育成部
教育委員会事務局
都市整備常任委員会環境政策部
都市部
土木部
港湾部

委員会も任期が1年間なので、5月でメンバーが入れ替わります。

2011年度のフジノは

     

  • 教育福祉常任委員会
  • 議会報告会等準備会
  • 財団法人横須賀市健康福祉協会・理事

に就任していました。

議会運営委員会が終わった後で、会派に所属しない無所属議員の4人で話し合いをもって

無所属に割り当てられた委員会を誰がどこに所属するか、無事に合意ができました。

2012年度のフジノは

  • 教育福祉常任委員会
  • 議会IT化運営協議会

に就任する予定です(正式に決定となるのは5月11日です)。

今年も希望通りの『教育福祉常任委員会』に所属できることになりました!

担当するのは、健康部・福祉部・こども育成部・教育委員会の4部局です。

政治家としてフジノは丸9年間ずっと保健・医療・福祉・教育の委員会に所属してきたのですが

「今年は誰かに交替せざるをえないのかもしれないなあ」
 
「あらかじめ覚悟しておかなければ...」と考えていました。

けれども、無所属の他の3名の方々の理解を頂けて、10年目を迎える今年も、教育福祉常任委員会で働くことができるようになりました。

本当にありがたいことです。

フジノは、上の文章で『権力』『権威』について記しました。

そのことを自らへの課題として、自分に課さなければならないと考えています。

どこかの委員会に所属することで、その所管する部局に対して、直接に議案の審議や議決という形で『権力』を持つことになります。

ある委員会に所属することで『権力』を持つことで、短期的な意味で政策を動かすことはできても

もっと長いスパンでの成果を生むことは、なかなかできません。

つまり、現実を変えていく為には委員会に所属するという『権力』だけではなくて

福祉分野にかけてはフジノならばこころから信頼できる、という想いを、市民の方々や市職員の方々や他の議員の方々に感じてもらえなければならない訳です。

それを言い換えると、『権威』を付与していただくということなのだろうと考えています。

9年間、保健・医療・福祉・教育の分野で毎日全力で取り組み続けてきたという自負心はありますが、この分野については、誰からも深く信頼と期待をしていただけるように

もっとしっかりと学んで、自分を磨いて、政策を実現して、そして、成果を出していきたいです。

がんばります。



人事院勧告への無意味な横並び「職員給与カット」に反対/臨時議会での市長へのフジノの質疑・賛否

臨時議会での市長へのフジノの質疑/無意味な横並びに反対

今日は、会期が1日だけの『臨時議会』でした。

5つの議案が市長から提案されましたが、フジノは市長に対して本会議の場で質疑を行ないました。

質疑の全文はこちら

2つの議案が

国の『人事院勧告』に基づいて市職員の給与をダウンさせる

というものでした。

フジノはこの議案に対して質疑を行ないました。

質疑の結果、市長の答弁では納得ができなかったので、昨年に続いて『反対』しました。

(最終的に市議会全体では『賛成』多数で可決されました)

20101129fujino1

フジノは「市職員の『給与制度』を改革すべきだ」という立場です。

本来であれば、給与というものは、もっと経営の観点から戦略的に対応しなければなりません。

しかし、この厳しい経済社会状況では、公務員に対する感情的な激しいバッシングがあります。

給与に対しても

「公務員の給与は高すぎる」
「下げて当たり前」

という感じの意見が多くて、残念ながら冷静な判断に基づいたものとは思えません。

けれども、フジノは組織の経営とは民間企業も地方政府も根っこは同じだと考えています。

単に「人件費を下げる為に給与はどんどんカットすれば良い」とは考えません。

むしろ、働く方々の能力や意欲を最大限に高めることができるような給与の在り方こそ絶対に必要です。

もっと組織を活性化させるマネジメントの観点が必要なのです。

それなのに、全国の地方政府が国の『人事院勧告』に従って、横並びで一斉に給与を上げ下げしているのが現状です。

フジノは、それに反対しています。

日々の努力や工夫によって得られた実績や成果に応じて市職員の給与を決定していくべき

というのがフジノの信念です。

そこで、吉田市長の前例踏襲主義を厳しく批判しました。

今までずっと横須賀市は国の『勧告』に従ってきました。

吉田市長に交代してからも、前例踏襲の全国横並びです。

これでは、職員のモチベーションは上がりません。

どれだけ職員が努力をして成果を出しても、それは全く給与には反映されません。

同時に、どれだけ職員が成果を出せなくても、それは全く給与には反映されません。

こんなことで、モチベーションは上がるのでしょうか?

20101129fujino6

歴代の市長たちと同じように吉田市長が、前例踏襲で横並びのやり方をするにしても

何故、今までどおりのやり方を踏襲するのか。
 
そうすることで、どんな効果があるのか。

市民のみなさまにどのようなメリットが生まれるのか。

これらを『経営』という観点から、しっかりと説明できれば良いのです。

しかし、市議会議員時代からの議事録を読んでも、今まで吉田市長は給与政策についてハッキリと述べたことがありません。

今日の質疑を通しても、何故このままで良いのかは分かりませんでした。

フジノは「沢田元市長がスタートさせた人事制度改革をさらに進化・深化させて給与との連動を進めるべきだ」と考えています。

こうしたフジノの主張する成果と連動した給与制度への改革は、いくつかの課題があります。

行き過ぎた成果主義はかえって組織を弱くしてしまいます。

また、人を成果で評価する場合には、評価する者の客観的な姿勢やはっきりとした判断基準の設定などが不可欠です。

けれども、こうした取り組みが民間企業では成功している事例がいくつもあります。

必ず横須賀市役所でも実現できるはずです。

国の『人事院勧告』という制度は来年度以降も続きますから、去年・今年に続いて来年も吉田市長が前例踏襲をするならば

フジノは対案を提案し続けていきます。