横須賀市政初、吉田市長に対する2度目の「問責決議」を可決しました/吉田市長は自ら辞職すべきだ

与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました

本日の本会議に、吉田市長に対する2度目の『問責決議案』が提出されました。

前回(2015年6月)の『問責決議案』は上地議員とフジノの2人きりでの提出でしたが、今回は全く違います。

吉田市長の与党会派を除く、全ての会派が提出者・賛成者となって提出されたのです。

市長の与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました

市長の与党会派を除く全ての会派から問責決議案が提出されました


その内容は、以下の通りです。

本市議会において、次のとおり決議する。

平成27年12月15日提出

吉田雄人市長に対する問責決議

吉田市長は、平成27年第2回定例会の南まさみ議員の一般質問において、横須賀製鉄所創設150周年記念事業としての日本丸の招致先が久里浜港となった経緯を問われた際に、日本丸側の意向であった旨の答弁を行った。

しかしながら、本件について、航海訓練所に確認したところ、 「久里浜港を希望した事実はない」とする正反対の回答を得た。

その後、同定例会の渡辺光一議員の緊急質問、第3回定例会の大野忠之議員及び大村洋子議員からの一般質問においても同趣旨の質問がなされ、その結果、本市議会としては吉田市長の答弁は虚偽の疑いが極めて強いと判断し、地方自治法第100条の権限を付与する吉田市長の不透明な市政運営に関する調査特別委員会を設置し、真相の究明に努めてきたところである。

この審査の過程においても、昨年9月に日本丸を表敬訪問した際の会話の内容について証人喚問を行ったが、航海訓練所からの照会文書回答と吉田市長の証言とはまったく異なることが明らかとなり、本件について本市議会は、市長の証言は虚偽と認められると結論づけた。

このように、市民の代表である議会に対する一連の虚偽発言は、すなわち市民への背信行為であり、市議会のみならず、市民をも巻き込んだ大きな混乱を招いた市長の責任は非常に重いと言わざるを得ない。

課題の山積する本市にあって、市政の停滞は市民の不利益に直結するものであり、本市議会として、吉田市長の政治的、道義的責任を断じて見過ごすことはできず、市長と議会の不正常な関係を一刻も早く解決するよう、再度猛省を促すものである。

以上、決議する。

そして、賛成多数で可決されました。



停滞する横須賀市をこれ以上衰退させない為には、市長を変えるしかない

横須賀市政において、市長に『問責決議』が2度も可決されたのは初めてのことです。

それだけ吉田市長の市政運営は極めて問題が大きいことを表しています。

このような市長がこのまちのトップであることを、とても恥ずかしく感じています。

1度すでに問責決議を受けたのに、吉田市長はその姿勢を改めませんでした。

そして2度目の問責決議を受けました。

しかしさらにこれからも百条委員会で市長の不透明な市政運営に対する調査が続いていきます。

やらねばならない課題・解決しなければならない問題は山積みなのに、市政は停滞しています。

市長が交代しない限り、もはやこの異常事態は解決できないとフジノは断言します。

吉田市長は、自ら辞職すべきです。



後日追記:翌日の新聞各紙が報じました

翌日、新聞各紙が問責決議について報じました。

まず、朝日新聞です。

2015年12月16日・朝日新聞
2015年12月16日・朝日新聞


次に、毎日新聞です。

2015年12月16日・毎日新聞

2015年12月16日・毎日新聞





性的マイノリティに関する「単独の条例」を「再来年度以降」に検討する旨の答弁をえました/2015年12月議会・一般質問の報告(その1)

市長に対する一般質問を行ないました

本日の本会議で、フジノは市長に対して一般質問を行ないました。

本会議で一般質問をするフジノ

本会議で一般質問をするフジノ


答弁ではいくつもの成果が得られましたので、ブログで1つずつ報告していけたらと思います。

*ただ、現在すでに市長に対する100条委員会が開かれていることからもお分かりのとおり、市長の答弁には虚偽答弁や不誠実答弁が多く、答えたからと言ってそれがウソの可能性もあります。もはや今の横須賀市議会では、市民代表である市議会が市長に質問をしても、返ってくる答弁が本当なのかウソなのか分からないという不信感が強くあります。もはや議論の前提が成立しない現状にあることがとても残念です。




性的な多様性を保障する単独の条例を再来年度以降に検討する可能性が答弁されました

今回のフジノの一般質問の全文はこちらに掲載しました。

(市長からの答弁とその後の一問一答による再質疑は、ボランティアの方のご協力をいただきながら一生懸命文字起こしをしているところです)

今回の質問の1問目は

『性的な多様性』の存在を前提とした観点から『男女共同参画推進条例』の見直しと『第5次男女共同参画プラン』策定の作業等を行なう必要性について

についてでした。

現在の『男女共同参画推進条例』とその実施計画である『男女共同参画プラン』は、あくまでも世の中には『男』『女』しか存在しないという『男女二元論』に基いて作られています。

『性的な多様性』を当たり前の前提として、条例もプランも根本的に見直すべきだとフジノは提案しました。

特に、条例もプランもともに来年度から見直し作業に入るスケジュールになっています。大変な好機です。

しかし吉田市長は、

「今回の条例の見直しのスケジュールではやらねばならないことが多く時間に余裕が無いから難しい(まだ作業がスタートさえしていないのに)」

という趣旨の答弁をしました。

とても失望させられました。

ただし、その後の再質問でフジノは以下の答弁を得ることができました。

2015年12月議会・一般質問の再質問より

(男女共同参画推進条例の見直しに『性的な多様性』を明文化しない、という市長の答弁に対して)

フジノの質問

市長、「今の条例の中にも(性的な多様性に関する)理念は含まれている」とおっしゃっているじゃないですか。

『理念』は含まれているなら文章に戻すだけの話で、条例の背景が変わるとか、そんなこと詭弁じゃないですか。

今、『理念』に含まれているなら、それを分かりやすい言葉に直すだけで、それがどうして市長の中では結びつかないのか分かりません。

どうしてこれだけ取り組みを進めているのに『条例』には書きたくないのか。

それは何故なんですか。



市長の答弁

決して「書きたくない」と申し上げている訳では、まずありません。

ただ、社会的な課題の1つとして、やはりまだまだ女性の社会進出・社会参画、そういった課題が一方で目に見える形で大きくある。

そういった課題の解決するためにつくられたこの『条例』と、その多様な性を認めていく世の中を作っていくという理念的なものとを一緒にしてしまっていいのか、という議論というのは当然生じなければいけないと私は思っています。

往々にして女性の社会参画、そういった取り組みと、いわゆる『性的な多様性』を認めていく取り組みといういのは、一概に同じ手段を伴うとは限らないと思っていますので、理念のレベルで共有できていても、やはり『条例』の中で位置付けるとなれば発生する作業というのは多いのではないかと思っています。



フジノの質問

「まだ女性の社会進出が解決できていないからこのまま(の条例で)続けたい」ということなんですけれど、では『性的マイノリティ』の方々が就職活動に大変苦しんでおられたり、企業の中で自分の本当の気持ちを話せないまますごく苦しい思いをしている。そういう人たちのことは関係ないと、この『条例』の中では関係ないんだと、そういうふうなお考えだということですか。



市長の答弁

この『条例』に位置付けることが適当かどうかというのはやはり議論はしなければいけないと思います。



フジノの質問

そうすると「別の条例を単独でつくる」ということでよろしいですか。



市長の答弁

そういった議論も含めて『単にひとこと追加する』というでは済まない議論がこれから必要になるだろうというふうに思っています。

ただ、「『審議会』への諮問を」というふうにおっしゃいましたけれど、来年度の中でやるべき作業というのは、ある程度現在想定をしている中では、『条例』に関する審議まではなかなかボリュームとしても難しいのではないかと思っています。



フジノの質問

来年度できない、ということなんですけれど、将来については含みを残している、再来年度やるかもしれない。そう受け止めてよろしいですか。



市長の答弁

そう受け止めていただいて結構です。

つまり、スケジュール的に無理なので『男女共同参画推進条例』は『男女二元論』のまま見直しをしない。

しかし、『性的な多様性』を当たり前の前提とした現代社会で共生社会を実現する為の単独の条例を、再来年度以降は検討していく可能性がある。

そのような答弁を得たのです。

質疑応答の淡々とした文章や本会議の録画中継では分からないと思うのですが、フジノはこの答弁を引き出した時、

「ついに市長から条例化の言質を得た!」

と心の中でガッツポーズを取りました。

こんなのんびりしたペースでは、政府の方が先に動き出してしまうかもしれません。

けれども、横須賀市にとっては大きな前進です。

これまで8年近く横須賀市では性的な多様性の取り組みを進めてきたものの、公的な文章の中にはっきりと載せることができたのは3つだけなのです。

横須賀市が性的な多様性の保障を明文化しているもの

  1. 横須賀市人権施策推進指針(2009年1月策定)

  2. 横須賀市「性的マイノリティに関する施策」(2013年予算議会で了承)

  3. 横須賀市「性的マイノリティに関する施策体系」(2013年予算議会で了承)

これまでフジノはこうした文書に文言を明記できたことをもって、実践的な取り組みをどんどん推進していくことを優先してきました。

そしてすでに様々な取り組みが行なわれてきたのですが、本来は行政にとってそうした実践活動の根拠になるものが『条例』であり『計画』なのです。

だから、この8年間の横須賀市での取り組みが成熟しつつある今だからこそ、次は『条例化』が絶対に必要です。

みんなの力で『条例』を作りましょう。前に進めましょう。




次回も良い報告です。ぜひご覧下さい)

本会議での一般質問の順番が決まりました。フジノは明日3番目の登壇です/2015年12月議会スタートします

一般質問の発言順が決まりました

今日は『議会運営委員会』が開かれました。12月議会が明日からスタートします。

まず、27日(金)と30日(月)に行なわれる市長への一般質問の登壇順が決定しました。

27日(金)に一般質問を行なう議員

  1. ねぎしかずこ
  2. 加藤眞道
  3. フジノ
  4. 山本けんじゅ
  5. 山城保男
  6. 大村洋子
  7. 小幡沙央里


30日(月)に一般質問を行なう議員

  1. 長谷川昇
  2. 上地克明
  3. 井坂直
  4. 大野忠之
  5. 小林信行
  6. 小室卓重

フジノは、明日朝10時スタートの本会議で3番目に登壇します。

午前中の最後か、午後の最初になると思います。

本会議は、どなたでも傍聴できます(詳しくはこちらのご説明をご覧ください)。

横須賀市議会HP「傍聴のご案内」より

横須賀市議会HP「傍聴のご案内」より


また、インターネットで生中継もご覧いただくことができます。

お時間が許せば、ご覧になってくださいね。



議員研修会「横須賀振興を考える」が開催されました

午後は、『議員研修会』が開催されました。

議員研修会「横須賀振興を考える」

議員研修会「横須賀振興を考える」


講師は、横須賀商工会議所会頭であり、かながわ信用金庫の理事長である平松廣司さんです。

平松廣司さん(横須賀商工会議所会頭)

平松廣司さん(横須賀商工会議所会頭)


「横須賀市には生産性のある取り組みが全く見られない」

といった厳しいご意見をたくさん頂いたのですが、研修の場で語られたことには基本的に何も異論はありませんでした。

平松廣司さん配布資料

平松廣司さん配布資料


実際、議場にいたみなさんも感じたと思うのですが、横須賀が本質的に抱えている様々な問題を平松会頭はすさまじく的確に把握しておられました。

『横須賀病』と先輩議員が呼んでいる、このまちの歴史的・地理的な条件からくる様々な深刻な課題をフジノたちはいつも議員同士で議論してきました。

平松会頭が語った危機感の強さは、我々市議会以上ではないかとお話を伺って強く感じました。

そして、平松会頭は「あくまで私見」と断りつつも、この現状を打破するビジョンと取り組みを最後にお話しして下さいました。

フジノはその姿を見るにつけても

「本来、市長とはこういう方がやるべきなのに...」

と感じ、深くため息をついてしまいました。

平松会頭のリーダーシップの高さは、かながわ信用金庫の躍進からも周知の事実です。また、かながわ信用金庫はずっと地域福祉の向上にも常に取り組んでこられた極めて優良な信金です。

幼い頃からただ政治家になることを目標として、ビジネス経験のないまま政治家になった吉田市長。

地域の中小企業の為の金融マンとして、長年にわたる経験を持つ叩き上げの平松会頭。

そもそも2人を比べること自体に無理があるのは百も承知です。

明確な危機感を持った上で適切なビジョンを語り希望のある未来への道筋を示すことはリーダーに求められる最重要の姿勢です。

平松会頭からはそれを感じました。

しかし、今の横須賀市行政には、それがありません。

2015年11月25日・神奈川新聞より

2015年11月25日・神奈川新聞より


極めて残念な現状にあります。

そしてそれは市民のみなさまにとって、あらゆる意味で大きな損失を与えてます。

本市行政におけるリーダー不在を改めて痛感させられた研修でした。



虚偽・不誠実答弁を繰り返し市政を私物化する吉田市長に対して、批判が集中している明日の一般質問/2015年9月議会

明日の一般質問の内容を読むと、吉田市長への批判ばかりでした

明日からスタートする9月議会に向けて、今日は議会運営委員会が開かれました。

明日からの本会議に向けて議会運営委員会が開かれました

明日からの本会議に向けて議会運営委員会が開かれました


市長への一般質問が行なわれるのですが、その質問の内容をあらかじめ記した『発言通告書』が全議員に配布されました。

中でも大変目につくのが、吉田市長の虚偽答弁や不誠実答弁を繰り返す市議会でのいいかげんな姿勢を質す内容や、市政の私物化に対する追及です。

少しだけご紹介します。

大野忠之議員の発言通告書より

日本丸の招致問題について

(1) 7月7日と24日の神奈川新聞における吉田市長の「虚偽答弁」の記事に対する市長の率直な気持ちについて

(略)

(3) 市長が言うところの「誤解を招く答弁」について

ア 第2回定例会において南議員は通告に基づいて質問をしており、市長は副市長を初め関係部局の理事者を交えて検討し、本会議に臨まれていると思う。

市長が誤解をしていて「先方からの希望」という方向で答弁しようとしたとしても、関係理事者が「それは、事実と異なる」と異を唱えるべきだったのではないかと考えるが、事前の検討はどのようなものだったのか。

イ なぜ南議員への答弁で昨年の8月に久里浜港への寄港を要請していることを明らかにしなかったのか。

(4) 浦賀地区説明会での説明内容について

ア 浦賀地区での説明会では、日本丸の招致理由について「久里浜港のポートセールスのため」及び「浦賀は民有地であるため、久里浜港に誘致した」旨の説明がなされたとのことだが、南議員への答弁において「日本丸側の意向だった」と発言した理由を同説明会で言及しなかった理由について

(略)

(6) 議会での答弁に虚偽が許されるのであれば、議会制民主主義は成り立たなくなってしまうが、市長はどのように考えているのか。

大野議員が指摘している記事はこちらです。

2015年7月7日・神奈川新聞より

2015年7月7日・神奈川新聞より


この問題は極めて深刻です。

フジノは厳しく追及しつつもいつも心の中では後輩である雄人をかばいたい気持ちを持っています。

けれども、この問題ではかばうことができる要素がもはや全くありません。

吉田市長は、自らのウソを心から市民のみなさまにお詫びし、市議会に対しても深く謝罪すべきです。

他に選択肢はありません。

高橋英昭議員の発言通告書

横須賀警察署跡地について

(1) 土地購入に対する市の考え方について

ア 市として購入しないことは正式な決定なのか。正式決定であればその理由について

イ 重大な案件にもかかわらず、議会側への相談も報告もない理由について

高橋議員が指摘するとおり、事前に市議会には何も報告はありませんでした。

そもそもこんなことは『あってはならないこと』です。

2015年8月8日・神奈川新聞より

2015年8月8日・神奈川新聞より


上の記事でインタビューに応じて下さったあるPTA会長の言葉が象徴的です。

(記事より引用します)

県からの打診を断っていたことを報道で知ったといい、「なぜいらないとなったのか、私たちは寂しい思いをした」と指摘。

横須賀署の移転により、周辺地域での非行の抑止力低下をすでに実感しているという。

さらに、「市の中心地である跡地をちゃんと整備しないと、横須賀に住んでいる者も(市を)愛せなくなる。それでは絶対に市として繁栄しない」と強い危機感を示した。

新聞報道でも多数報じられたとおり、この問題ではたくさんの市民の方々が強い怒りを抱いています。

続いて、田辺議員の指摘も深刻です。

田辺昭人議員の発言通告書より

2.よこすかポートマーケットのBBQパークについて

(1) よこすかポートマーケットを運営する上での土地利用形態について

ア 土地使用料減免の状況について

イ 使用料を減免している場合の減免額及び減免の期間について

(2) 駐車場スペースをBBQパークとして利用する場合の市との協議の必要性について

(3) 同パーク設置の発案者について

(4) 貴重な大型パスの駐車スペースを削ってまで同パークを設置する必要性について

(5) 同パークの運営者について

(6) 同運営者の選定方法及び同者との土地利用等の契約形態について

(7) 同パークのコンテナが使用中止となった理由及び経緯について

(8) 市長及び都市部が同パークの違法営業形態を知ったそれぞれの時期について

(9) 同パークが建築確認申請を怠った理由について

3.市とシティサポートよこすかの関係について

(1) シティサポートよこすか及びよこすかポートマーケットに対する市の指導や監督の範囲について

このBBQパークについてもスタート前から強い批判がありました。

大型バス駐車場用地をあえて潰して作らせたBBQパーク

大型バス駐車場用地をあえて潰して作らせたBBQパーク


案の定、実施してみたところ問題が多発した訳です。

よこすかポートマーケットのホームページより

よこすかポートマーケットのホームページより


何故、市長はまわりの冷静な声を聴かずに独断専行でこうした取り組みをしたのか、大きな疑問です。

田辺議員の追及によって、こうした異常な状況が改善されることを望んでいます。

石山満議員の発言通告書より

職員採用問題について

(1) 平成27年3月25日付の議長からの申し入れに対する市長の回答について

(2) 同申し入れ後から採用決定に至るまでの正副議長並びに議会への市長の対応について

(3) 議会や市民からの不信感に対する市長の所見について

この問題も、極めて深刻です。

吉田市長は自らに政治献金をした人物を、市役所職員としてあえて採用したのです。

すでに採用の前から問題視した横須賀市議会は、「そのような採用は極めて慎重であるべきだ」と正副議長が申し入れを行なったにもかかわらず、わざわざ採用したのです。

これは以前にもあった、自分の後援会メンバーが所属するNPOに随意契約をしたのと全く同じ。

完全に『市政の私物化』です。

大村洋子議員の発言通告書より

市長の問責決議に関連する問題について

(1) 第2回定例会で上地議員から市長に対して問責決議案が出され、議会の多数により可決された。

後日、記者会見において上地議員だけではなく、私や藤野議員へも同様に直接的な答弁にならないようにしていたと市長はご自身の認識を言明されていた。

私は以前から、市長の答弁に対して真撃にお答えいただいていないという感を持っていたので、この際、この件についてしっかり質疑を交わしていきたいと考えるようになった。

同時に今年に入り、何点か市長の言動について議会からいろいろな場面で指摘はしていたが、市長自身が考えを表明する機会がなかった。

これでは、あやふやなまま水泡に帰してしまうので、「問責決議の発端である答弁拒否について」、「日本丸の久里浜港招致をめぐっての渡辺議員、南議員への説明のすりかえ」の2点についてこの場ではっきりさせたい。

ア なぜ、所属常任委員会の所管事項に関する一般質問は遠慮するという、議会側のルールを根拠に答弁しないと判断されたのか。

イ 市長は毎回答弁の最初に「ご質問ありがとうございました。」とおっしゃるが、いったいどのようなお気持ちで、おっしゃっているのか。

ウ 日本丸の招致に関して、なぜ、南議員への答弁で本市が8月21日に依頼書を提出していたことを第一義にふれなかったのか。

エ 神奈川新聞は市長の答弁に対して、虚偽答弁としているが、当の市長ご自身に虚偽答弁をしたとの認識はあるのか。

オ 市長は渡辺議員に追及されると依頼書のことを答弁せざるを得なくなり、依頼書そのものは見ていないが久里浜港に向けた招致を進めていくことは承知していたと答弁を二転三転させた。その後、依頼書は部長決裁だったと言い、結局市長決裁だったことがわかった。

このようなしどろもどろの答弁を繰り返したあげく、港湾部長に責任を負わせるような発言で終わってしまったことは、到底許されるものではない。

ご自分の言動を振り返って、現在どのようにお感じになっているか。

カ 今後はぜひ、真撃な態度で、誠実な答弁、説明を行っていただくようお願いしたいがいかがか。

この質疑についてはフジノも当事者のひとりとして名前が挙がっています。

問責決議を受けたにも関わらず、そのあとに行われた市長記者会見で吉田市長はまたも失言を繰り返しました。

そのやりとりを議事録で読んだフジノは

「市長の発言は最悪だ」

と頭を抱えました。

副市長や広報課長は何故このような市長発言をストップさせることができなかったのか、と疑問にも感じました。

吉田市長の放言は、いつもいきあたりばったりで危機管理意識も極めて低く、メディアに対する発言も全くトレーニングされていません。

市議会での発言は虚偽や不誠実。

その一方で、メディアのインタビューや、場所を市外に移しての市長のお友達(例えばG社のH氏)とのイベントなどでの数々の発言は、極めてだらしがない。

「横須賀市の恥をさらすような内容だからやめてほしい」

とフジノは批判をすることさえ、やめました。

このまま吉田市長が市長を続けることは、横須賀市にとって不利益が多いとフジノは感じています。対外的なイメージダウンばかりだからです。

吉田市長が外で発言していることの多くは首長としてあまりにも情けない発言が多く、それを批判してもっと多くの人の目につくようにしてしまうことでさらに横須賀市の利益を損なってしまうからです。

しかし、市議会のみなさまは、9月議会でそんな吉田市長のことを厳しく追及することを決めたようです。

けれども、吉田市長が受ける批判は全て『自業自得』としか言いようがありません。

明日、せめて少しでも誠実な答弁を行なうことで、吉田市長には失われた信頼を取り戻す努力をしていただきたいです。



横須賀市史上初めて市長への「問責決議」が可決されました/吉田雄人市長の答弁拒否・詭弁・情実人事の責任を問う決議

完全に意味不明の「釈明」が吉田市長からありました

午後2時に本会議がスタートすると、直後に市長から発言の申し出がありました。

要するに、上地議員とフジノに問責決議を出させない為に、先に謝ってしまおうという作戦を取ったのです。

議長が許可をすると、以下のような発言をしました。

本会議冒頭にもかかわらず、発言の機会を与えていただきましてありがとうございます。

6月11日の本会議における上地克明議員の一般質問への答弁の中で、一部、議員の御質問に対してお答えしていない箇所があり、その御指摘に対して、私は発言通告書や所属委員会のことなど、議会の取り決めを理由に答弁を行わなかった旨の発言をしてしまいました。

これは市長の発言として適切ではなかったと深く反省をしていまして、本件にかかわる私の発言につきましては、取り消しをお認めいただきたいと存じます。

釈明をする吉田雄人市長
 
また、上地克明議員に対しまして、御不快な思いをさせてしまったことを衷心よりおわび申し上げます。申しわけありませんでした。
 
私は、これまでも議会での発言には慎重を期してまいりましたが、他の項目の答弁の中でも不適当な言葉を使い訂正をさせていただいた発言もあり、なお一層の注意が必要と深く反省をしているところです。

今後は、このようなことがないよう、これまで以上に誠意をもって対応してまいります。
 
二元代表制のもと、市議会と市長は市政を担う車の両輪であるという原点に立ち戻り、気を引き締めて市政運営に臨んでまいりますので、市議の皆様におかれましては、引き続き御指導賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。
 
このたびは、まことに申しわけありませんでした。

この直後、本会議場の議員のみなさんは絶句してしまいました。

あまりにも市長が何も理解していないことを知らされて、唖然としてしまったのです。

残念というか空しいというかバカバカしいというか、この釈明(?)は一体何なのでしょうか?

何故、上地議員とフジノが問責決議を出そうとしているのかを吉田市長は全く分かっていない(分かっているけれど本気では変える意志が無い)ことが伝わる言葉でした。

吉田市長は、こうした言葉を言えば、ほこをおさめるよう市議会側が上地議員とフジノに説得をしてくれるという甘い期待をしたようです。



しかしこんな偽の「釈明」で上地議員もフジノも気持ちは変わりませんでした

その後、本会議は休憩(1時間)となり、様々な協議がなされました。

もちろん控室で上地議員とフジノも改めて話し合ったのですが、「こんな釈明をするからこそあえて問責決議案を提出すべきだ」との結論に至りました。

そして提出した問責決議案が下の通りです。

決議案第1号
吉田雄人市長に対する問責決議の提出について

本市議会において、次のとおり決議する。
  
平成27年6月24日提出

横須賀市議会議員 上地克明

吉田雄人市長に対する問責決議

吉田市長は、平成27年第2回定例会の一般質問答弁において、「所属常任委員会所管事項に関する一般質問は遠慮する」という議会運営委員会申し合わせに基づき、答弁を拒否した。

しかし、この規定は、あくまで議会内のものであり、本会議において行われた市民代表である議員からの質問に、市長が答弁する必要があることは言うまでもない。
 
今回のような対応は、これまでになかったものであり、市長任期2期目となったことによるおごりのあらわれともとれ、市民代表として到底看過できないものである。
 
あまつさえ、先の人事問題における議会側の申し入れに対する不誠実な対応や一般質問において、本来市長が答弁すべき内容まで部長に代弁させるなど、昨今の議会への対応は目に余るものがある。
 
よって、市長のたび重なる議会軽視ともとれる不誠実な態度に対し、厳しくその責任を問い、あわせて猛省を促すものである。
 
以上、決議する。

(提案理由)
市長の議会への不誠実な態度に対し、その責任を問うため。

この決議案の提案理由を、上地議員が本会議場で説明いたしました。

提案理由の説明

上地克明であります。

問責決議を吉田市長に出させていただきたいと思います。

提案理由を説明する上地議員

先ほどの陳謝の説明をお聞きした限り、果たして事の本質がわかっているのかということをどうしても疑問に思わざるを得ません。

それは、不適当、不適切という言葉をお使いになっていました。確かに所属委員会における、私が所属している委員会の質問には答えないというのは議員の申し送り、議員内部の問題ですけれども、それについて不適切で不適当だったということはまず理解はしたとしても、その後の一問一答の中でほかの議員の皆さんに配慮をしているというお答えをしています。

この配慮という意味が全くわかりません。

もし配慮するならば、議事録を全部調べてみても、所属委員会に関する議員の質問に答えていない例は一つもありません。

仮にもしそれがうそでなかったとしたら、配慮というのはどういうことなのか。

これは議会制民主主義に対する重大な挑戦、議員一人一人によって意見を変えていく、答弁を変えていくということは重大な二元性に対する挑戦だというふうに思います。
 
よって、本来、先ほどの陳謝で撤回をさせてもらうつもりも少しはありましたが、本質的な意味で、前言を正当化するために詭弁を弄し、いや、詭弁ではなきこととするために、明らかなうそ、虚偽を述べるというこの体質については、一般人では許されますが、公開の席でこのようなことを続けることは断じて許すべきではないという考えに基づいて、私はこの問責決議を提案させていただく次第であります。
 
ぜひ議場の皆さんには御賛同いただきますよう、お願いを申し上げたいと思います。

上地議員の提案説明は、以上です。

このあと、採決となりました。



横須賀市史上初めて、市長への問責決議が可決されました

吉田市長の与党会派(7名)を除く、全議員が賛成をしました。

採決の様子(与党議員以外、全員賛成しました)

採決の様子(与党議員以外、全員賛成しました)


これによって、横須賀市史上初めて、市長に対する問責決議が可決されました。

吉田雄人市長が市長としてふさわしくないという確信を、ほぼ全ての議員が抱いています。

与党議員の方々(ひとりひとりは立派な方々なのに)があえて市長をかばう理由が理解できません。どのように市民のみなさまに説明責任を果たすのでしょうか。

市長が虚偽答弁をしようが、議会で詭弁をしようが、情実人事をしようが、与党議員のみなさまは「かまわない」「問題ではない」とお考えなのでしょうか。

特に、まだよく分かっておられない新人議員の方々は『会派拘束』のままに問責決議に反対をしたのだと思われますが、可哀そうです。

会派拘束を外して、市議会議員としての良識にしたがって賛否を表明させてあげるべきだったのではないかと(他会派のことながら)フジノは感じました。



吉田市長は一刻も早く辞任すべきです

フジノは今、「吉田雄人市長は一刻も早く辞任すべきだ」と確信しています。

横須賀市民のみなさまの為に、市長は辞任すべきです

横須賀市の対外的なイメージをさらに悪化させ、市内に暮らすみなさまの生活も守られない。そんな今の吉田市政からこの横須賀を守る為に、最も早い1つの手段が市長の辞任だとフジノは確信しています。

市長職としての吉田雄人市長の使命は終わったと感じています。

もしもこれからも政治家を続けて国会議員になりたいと今も考えておられるのであれば、これ以上、問題が大きくなる前に今、辞職する方が政治家としての傷は浅いと思います。

衷心から申し上げますが、将来まだ政治家を続けたいとお考えならば、吉田市長は一刻も早く市長を辞職すべきです。

これ以上、横須賀市を悪くする前に市長を辞めていただきたいのです。

フジノは12年間の政治家生活を通して3人の市長と向き合ってきましたが、残念ながら吉田市長が最も成果が無く、将来ビジョンの実現可能性も低く、あらゆる意味で力不足だというのが結論です。

初めての市長選挙では吉田候補を応援したフジノですが、たもとをわかったことは正しかったです。

かつて吉田市長が誕生するきっかけを作った戦犯の一人だという自覚がフジノにはあります。

だからこそ今では、彼を一刻も早く辞任させることがフジノの使命だと最近は強く感じています。



後日談:翌日の新聞各紙が大きくこの問題を報じました

この問題を翌日の新聞各紙が大きく報道しました。

2015年6月27日・神奈川新聞より

2015年6月27日・神奈川新聞より


神奈川新聞では横須賀欄だけでなく、社会面でも報じました。

2015年6月27日・神奈川新聞・社会面より

2015年6月27日・神奈川新聞・社会面より


下は、朝日新聞です。

2015年6月27日・朝日新聞より

2015年6月27日・朝日新聞より


下は、毎日新聞です。

2015年6月27日・毎日新聞より

2015年6月27日・毎日新聞より


フジノが購読しているのは上記3社なのですが、他社も一斉にこの問題を報じていました。

吉田市長は選挙がとにかく上手く、市長当選後も街頭演説を繰り返しています。

在るべき市長の姿は『街頭演説』の回数が何千回になったとか自慢することではなく、「横須賀に企業を誘致する為に何千社を訪れた」「横須賀に足りない介護サービスを誘致する為に何千事業所を訪れた」というものであるべきです。

ほとんどの市民の方々はそういった本質的な市長の姿の間違いに気づかないままに、なんとなく街頭演説をしている姿に共感を抱いてしまいがちです。

けれども、市民のみなさまには問題の深刻さが市民のみなさまに正確に伝わることを深く願っています。



「横須賀市は支出ゼロ」と1年以上も嘘の答弁/実際は支出していた!【横須賀美術館・特別企画展問題その2】

前回から続いています)

横須賀市が繰り返してきた虚偽答弁の内容

横須賀美術館が2012年度に実施した、2つの『特別企画展』。

その『おカネの流れの仕組み』(スキーム)について、横須賀市は繰り返してきたこう述べてきました。

 

  1. 『特別企画展』の全ての費用は(株)電通が出す。

    ・横須賀美術館での2つの『特別企画展』(ラルク・アン・シエル展70sバイブレーション!)にかかる全ての費用は電通が出す。

  2. 横須賀市の支出はゼロ。収入もゼロ。
  3. ・横須賀市のリスクはゼロであるかわりに、仮に『特別展』の利益が上がり黒字になったとしても、それは電通が収入する。

  4. したがって、横須賀市の予算には『特別企画展』にかかる収入・支出は全く存在しない。

これらの答弁は、全くのウソでした。

本当は、支出されていた!

先日閉会した9月議会で明らかになったのが、実際には支出がなされていた事実です。

金額は約300万円。

しかし、金額がいくらだったかということは問題ではありません。

横須賀市の支出はゼロだと答弁を繰り返して市議会や市民やマスメディアを納得させてきた訳ですが、それは嘘だったのです。

特別企画展に対する横須賀市の支出
1.特別企画展への支援

242万7,528円

2.その他事務費

57万3,198円

合計

300万0,726円

その内訳は以下の通りです。

1.特別企画展への支援 242万7,528円 (1)+(2)

 

(1)ラルク・アン・シエル展
京急媒体制作費

71万3,212円

駐車料金、タクシー料金

1万9,800円

警備委託料

4万4,100円

テープカット備品レンタル

3万1,500円

駐車場管理業務委託

22万6,800円

小計

103万5,412円

 

(2)70’sバイブレーション!
告知チラシ制作

42万円

告知チラシ折り込み

33万198円

ポスター制作

64万1,918円

小計

139万2,116円

2.その他事務費 573,198円

日帰り旅費 (非常勤職員分)

7万5,600円

日帰り旅費 (市職員分)

1万2,740円

需要費 (消耗品等)

20万6,870円

公園使用料

27万7,988円

さらには、収入もありました。

「横須賀美術館を活用した特別企画展公園使用料」として、7万5,600円です。

最初に嘘の答弁を受けたのはフジノでした

今年9月議会で明らかになるまで、1年以上にわたって嘘の説明が繰り返されてきました。

しかも、この虚偽答弁が初めて成されたのは、2012年3月の予算議会・教育福祉常任委員会での、フジノの質疑に対してでした。

 

2012年3月8日・教育福祉常任委員会
questionより柔軟な取り組みができる体制の導入というのをかねてから提案してきた訳ですけれども、昨日の記者会見で発表された横須賀美術館と日本音楽制作者連盟との『特別企画展』というのは、非常に新しい斬新で改革的な取り組みだと評価したいと思います。

ただ、これは昨日発表されたものなので、新年度予算の中にはどんな形で計上されるのか分からないところがあります。

協力いただく企業から費用が出るのか、そういった費用面などの新年度予算案の中での位置づけというのを伺いたいと思うのですが、いかがでしょうか。

answer(答弁=教育総務部長)
今回の企画は、日本音楽制作者連盟並びに電通、そういったところがお金を出して横須賀市の美術館は一切お金を出さないという形になっております。
questionとても素晴らしい仕組みだと思います。

ただ、もう1点だけ伺いたいのは、費用については向こう側(日本音楽制作者連盟・電通)が出すということで、横須賀市の利益、収入についてはどのような扱いになるのでしょうか。

answer現在、まだ詳細が詰まっておりません。

利益につきまして、今回は試行という形ですので、今のところ予定はしておりませんが、これが赤字になるのか黒字になるのか、全く今のところ読めていないというのが我々教育委員会サイドです。

経済部としてはある程度もくろみがあるからできているのだとは判断しておりますが、その結果はまだ詳細には煮詰まっていないというところでございます。

questionまさにこうした新しい取り組みこそ、これからの横須賀美術館には進めていっていただきたいと考えています。

フジノは『ハコモノ改革』を誰よりもずっと訴えてきました。

だから、誰よりも早くこの『特別企画展』に対しても情報を得て、質疑を行なったのでした。

このスキームで行なわれる試行事業には、強い期待も抱いてきました。今は裏切られた憤りでいっぱいです。

はじめから裏切られていた「フジノのハコモノ改革への想い」

ハコモノ改革、特に美術館改革については、何年間にもわたって以下の改革案を提案してきました。

  • 提案1 美術館の即時休館によって支出を最低限化させる
  • 提案2 美術館を博物館法のしばりから外す対応を行なう
  • 提案3 美術館を直営から民営へ移行する
  • 提案4 美術館運営課を市役所から切り離して外郭団体化する

これらの提案は、フジノは市長への一般質問をはじめとする公の場で強く訴えてきたのです。

「美術館改革と言えばフジノ」という一定の評価も市職員の間でも定着しつつありました。

そうしたことから、2012年3月、経済部長から

「『特別企画展』は藤野議員の提案に沿った取り組みで、同じゴールを目指しています」

と報告を受けました。

『特別企画展』のスキームについて説明を受けたフジノは、経済部長の言葉を信じました。

そして、

「この試行事業(特別企画展)は、今後の美術館改革の為には必要なのだ」

と同意するに至りました。

そして、誰よりもこの『特別企画展』の実施を『応援する立場』となりました。全ては美術館改革、ハコモノ改革、ひいては社会保障の財源を生み出す為です。

しかし、そんなフジノの想いは、はじめから裏切られていたのでした。

嘘の答弁で塗り固められた「決算」に反対しました/「附帯決議」が可決【横須賀美術館・特別企画展問題その1】

2012年度決算の「認定」にフジノは反対しました

閉会した9月議会では、最終日(10月8日)に決算に関する10議案への採決が行なわれました。

市役所

横須賀市役所


この10議案のうち、市財政のメインである『一般会計』の決算には、深刻な問題がありました。

平成24年横須賀市一般会計・歳入決算説明資料・経済部

平成24年横須賀市一般会計・歳入決算説明資料・経済部


その為、横須賀市議会が始まって以来、初めて『不認定』となるところでした。

委員会での審査では、厳しい質疑が交わされました。

しかし、最終的に『認定』されてしまいました。

フジノは全く納得できず『不認定』にすべきだと『反対』をしました。

最終的に『反対』したのは下の5名です。

  • 井坂 新哉
  • 一柳 洋
  • 大村 洋子
  • 上地 克明
  • ねぎし かずこ
  • フジノ

議長を除く34名は『賛成』にまわりました。



「附帯決議」が可決されました

市議会史上初の『不認定』という事態を回避したとはいえ、この異常な状態を放置することはできません。

市長らに今後の改善を求める『附帯決議』が予算決算常任委員会において提案・可決されたのですが、最終日の本会議でも正式に可決されました。

その内容は下の通りです。

平成25年附帯決議案第1号

平成24年度横須賀市一般会計歳入歳出決算に対する附帯決議

本定例会で決算審査が行われた横須賀美術館特別企画展の事業は、執行前から「市の持ち出しはゼロである」と議会説明がなされていた。

しかし、決算審査において、実際は横須賀集客促進実行委員会から240万円余りが支出されていることが判明した。説明不足だけでは済まされない問題である。

この件のみならず、市から負担金を支出している各種の実行委員会等について、市の決算審査として関与できる範囲が限定されている。横須賀集客促進実行委員会の業務執行については、市の出資が大半を占めているにもかかわらず、市以外からの団体等の拠出金も併せて執行していることから、議会に対する説明が市負担部分に限られている。

さらに市の監査も経済部の定期監査の一部として1年おきに行われているに過ぎない。

また、市から出資金を支出している一般財団法人等の業務執行についても、地方自治法により直接的に議会の関与ができない。

よって、市におかれては、公金が支出されている実行委員会等や一般財団法人等の健全性を担保する方策を検討し、早期に実行されることを強く要望する。

フジノは、この『附帯決議』の文面でも弱すぎると考えています。

『附帯決議』を受けて、吉田市長は12月議会には改善策を報告するとしました。

保健所健診センターの早帰り満額支給問題ばかりが大きくクローズアップされて、もっと深刻で重大なことであるにもかかわらず全く報道もされずにきたのがこの問題です。

一体どのような問題であったのか、振り返って市民のみなさまに説明していきたいと思っています。

その2へ続きます)