低所得世帯の小中学生への「学用品費」の補助を半額カット/こんな見直しは間違いだ!

小中学生への就学援助をカットする予算

2014年度予算案の審議が続いています。

フジノの所属する教育福祉常任委員会では、現在、『教育委員会』の予算をチェックしています。

今回、フジノが最もおかしいと感じているのが

低所得世帯の小中学生への学用品費の補助(就学援助)を半額にカットする

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というものです。

本会議での市長への質疑でも取り上げました。

教育委員会「就学援助制度のおしらせ」他よりフジノが作成

教育委員会「就学援助制度のおしらせ」他よりフジノが作成


横須賀市では、生活が苦しい世帯のこどもたちへの就学援助を行なってきました。

  • 要保護=生活保護を受けている世帯
  • 準要保護=生活保護は受けていないけれど低所得の世帯

しかし、その就学援助の『学用品費』を半額カットするのです。

「平成25年度事務事業等の総点検について」より

「平成25年度事務事業等の総点検について」より


『事務事業の総点検』をチェックして初めて見つけた時、フジノは本当にショックでした。

これにより、予算を360万円削減できるとのことでした。

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フジノが「税金のムダづかいだ」と指摘してきた予算はカットしない。

そのくせ、こんな大切な予算を削る。

全く理解できません。



こどもたちの学ぶ機会を守るのが大人の責任だ

こどもたちの学ぶ機会を守るのが大人の責任です。

けれども、そんな大切なことが揺らいできたという危機感をおととしぐらいからフジノは感じてきました。

ちょうど1年前の予算議会でもフジノは、市長・教育長に対して「就学援助を守るべきだ」と質疑を行ないました。

フジノが感じてきた危機感は、吉田市長によって現実のものにされてしまいました。

「こどもが主役のまちづくり」「こどもからも選ばれるまち」という吉田市長のキャッチコピーは、僕には虚しく聴こえる。

こんな見直しは、絶対に間違っています。

あなたはどうお考えになりますか?

こどもたちは、生まれてくる家を選べません。

親だって、こどもたちにしっかりと教育を受けさせてあげたい。

けれども、この厳しい経済社会状況で、所得が低い世帯は増えています。

だからこそ、どんな状況にあるこどもたちにも安心して教育を受ける機会を保障するのが、政治の仕事です。

こんな見直しは、絶対に間違っています。

フジノは、この予算には反対します。



【市長への質疑2】生活保護を受けている高齢者・就学援助を受けているこどもたち

前回に続いて、市長への質疑の内容を発言通告書から紹介しています。

続いての質問は、「新たな基準引き下げ」をする以前に「現時点」でもあらゆる課題があることを指摘して、改善を求める内容です。



1(2)生活保護を受けている高齢者の困難

(2)現時点での生活保護・低所得者対策の課題の把握と対策について

(1)でとりあげた「今後」についてだけでなく、「現時点」での生活保護・低所得者対策についても、いくつも課題が存在する。

生活保護を受給している要介護の高齢者の方々に「施設入所」が必要になった場合、「待機期間」がかなり長期に及んでしまい対応に苦慮していると複数の民生委員の方々からご指摘を頂いた。

特別養護老人ホームの多床室と個室ユニット型では居住費・食費など自己負担に差額があり、多床室に空きが出なければ施設側が受け入れないことが待機の長期化の原因とのことである。

(質問)
ア.生活保護を受給している要介護の方々が施設サービスを受けることが困難な状況があるとの指摘に対して、本市としてそのような事実を把握しているか。もし事実であれば、どのような対策を取っているのか。



1(2)「貧困の連鎖」を止める為に

「貧困の世代間連鎖」を無くすには学校における「教育を受ける機会の保障」が最も有効だと私は考えており、小中学生への就学援助と高校生への『奨学金』について教育長に伺いたい。

(質問)
イ.小中学校における要保護・準要保護世帯への各種の就学援助について、本市教育委員会の申請に対する却下数はここ数年間どのような推移をたどっているか。却下の理由はどのようなものか。

(質問)
ウ.中学校で就学援助を受けていた生徒の高校進学率は把握しているか。

本市では就学困難な本市在住の高校生に『奨学金』を支給している。

昨年9月議会において、現在の『奨学金支給事業』の金額の妥当性や成果が得られているかを検証する為に、高校生たちに生活状況のヒアリングや意見を伺うべきだと私は提案した。

また、『奨学金』の支給金額を上げることと支給する対象を増やすことへの要望が毎年出されているが、単なる拡大ではなく、地域の行事への積極的な参加や地域の高齢者のサポートなどを条件として課した上で実施してはどうかとも提案した。

その検討状況について伺う。

(質問)
エ.『奨学金』を支給した高校生たちに生活状況のヒアリングや意見を伺うという取り組みは、今年度行なっていくのか。

(質問)
オ.『奨学金』の支給について、新たな在り方を検討したか。




次回に続きます。