パートナーシップ制度導入の議論に性的マイノリティ当事者の生の声をもっと反映させましょう!/当事者団体「多様な性にYESの日横須賀」が横須賀市へ要請書を提出・意見交換しました

当事者団体「多様な性にYESの日横須賀」代表とともに人権・男女共同参画課へ要請書の提出と意見交換に訪れました

今日フジノは、性的マイノリティ当事者団体『多様な性にYESの日横須賀』の代表とともに、市民部の人権・男女共同参画課を訪れました。

『パートナーシップ制度の導入』『横須賀市人権施策推進指針の改定』についての要請書を提出し、意見交換をする為です。

人権・男女共同参画課長に要請書を手渡す「多様な性にYESの日横須賀」代表(左)

人権・男女共同参画課長に要請書を手渡す「多様な性にYESの日横須賀」代表(左)


1980年代から障がいのある方々の当事者団体のスローガンとして使われてきた

『私たちの事を私たち抜きで決めないで(Nothing About us without us)』

という言葉があります。

今ではあらゆる当事者活動のスローガンになっています。

横須賀市による『パートナーシップ制度の導入』も『人権施策推進指針の改定』も、性的マイノリティ当事者のみなさまに直接関わりのある取り組みです。

パートナーシップ制度ができることは素晴らしいことですが、当事者の声ぬきにつくられてはいけません。

そこで、当事者団体として生の声を行政に届ける為に、今日の要請書の提出と意見交換を行なうことになりました。

2時間にわたって、とても密度の濃い、良い意見交換ができたと思います。



パートナーシップ制度導入の議論に、性的マイノリティ当事者の声がもっと必要です!

2017年9月議会での上地市長による答弁を受けて、現在、横須賀市ではパートナーシップ制度(同性カップル等パートナーシップ制度)の導入に向けた議論をスタートしています。

議論の場は『人権施策推進会議』です。

委員は合計10人ですが、メンバーのバックグラウンドは様々です。

その中に、いわゆる性的マイノリティ当事者の委員は飯田亮瑠さんひとりきりしか居ません。

名前所属
委員長
西村 淳
神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部教授新任
職務代理者
多田 幸子
横須賀市人権擁護委員会常務委員再任
飯田 亮瑠性的マイノリティー支援団体 ダイビーノン代表新任
石 節子公募市民新任
植田 威NPO情報セキュリティーフォーラム新任
大友 朋子神奈川県弁護士会新任
小林 優人公募市民再任
杉本 脩子全国自死遺族総合支援センターグリーフサポートリンク代表新任
早坂 公幸一般社団法人神奈川人権センタ一事務局長新任
堀越 君枝北下浦地区民生委員児童委員協議会会長新任

日頃から講演・啓発活動を行なっておられる飯田さんは、セクシュアリティに関する専門家です。

けれどもセクシュアリティは本当に多様であって、人の数だけ存在します。

メディアでよく使われている単語に『LGBT』というものがありますが、人を4つ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー)に分けることはできません。

実際はこんな区分に分けられずに、もっとバラエティに富んでいるのがセクシュアリティです。

横須賀市の行政としては飯田さんの専門性に期待して委員に委嘱をした訳ですが、全ての性自認・性的指向をおひとりに代表させることはそもそも無理があります。

『私たちの事を私たち抜きで決めないで(Nothing About us without us)』のスローガンのとおりで、市内の当事者団体がこうして生の声をじかに行政にぶつけることは、すごく大切なソーシャルアクションだと思います。



より良い制度をつくる為に、当事者のみなさまの声をお待ちしております

あさって15日には、もう1つの当事者団体『よこすかにじいろかれー』のみなさんが人権・男女共同参画課を訪れます。

「よこすかにじいろかれー」のツイッターより

「よこすかにじいろかれー」のツイッターより


生の声、リアルな想いを、行政に届けていただけることはフジノにとって本当にありがたいことです。

さらに、団体に所属しておられない、市内に暮らしておられる圧倒的多数のいわゆる性的マイノリティ当事者のみなさまにお願いがあります。

ぜひあなたの声をお声を聞かせて下さい。

より良いパートナーシップ制度をつくる為にも、ぜひもっとたくさんの当事者の方々の声を伝えていきたいとフジノは願っています。

人権・男女共同参画課はいつでもご意見をお待ちしておりますし、フジノに伝えていただいてもOKです。

次回、パートナーシップ制度を議論する『人権施策推進会議』は

  • 9月11日(火)15:00〜

です。

傍聴も心からお待ちしております!



放射性物質が検出された給食食材の使用とりやめの要請書を教育委員会へ提出しました/冷凍みかんからセシウムが検出

冷凍みかんからセシウムが検出

5月下旬に給食として使用する予定の食材の放射性物質濃度の測定を実施したところ、冷凍みかんから、セシウム134とセシウム137の合算で6.51Bq/kgが検出されました(横須賀市発表資料『学校給食食材の放射線量の測定結果』)。

横須賀市教育委員会のホームページより

横須賀市教育委員会のホームページより


内部被曝に「これは安全です」という値(=しきい値)はありません。

そこで、多くの市民の方々から「給食に使用しないでほしい」という声があがりました。

すでに、同じ問題に直面した横浜市では冷凍みかんを使用しないことを発表しています。

一方、横須賀市ではなんら動きが見られませんでした。

このままでは汚染された食材がこどもたちの身体に入ってしまうことになる。

そんな危機感を持ったフジノたち議員有志は、教育委員会に『利用中止』を申し入れることにしました。

  • 井坂しんや議員
  • 大村洋子議員
  • 小林のぶゆき議員
  • ねぎしかずこ議員
  • フジノ
  • 山城保男議員

以上の6名です。



教育委員会に使用とりやめの要請書を提出

今日、午後1時半に教育委員会を訪れて、要請書を教育長に渡しました。

教育委員会からは教育長をはじめ、学校教育部長、教育総務部長、学校保健課長も同席してくれました。

教育長に要請書を提出しました

教育長に要請書を提出しました


その後、30分ほど意見交換をしました。

教育長からは

「市長とも話しあっていますが、現時点の決定としてはこのまま提供する予定です。ただ、市議のみなさまからこのように要請書も受けましたし、市民の方からの声も多数いただいておりますので改めて検討していきます」

との回答を受けました。

要請書を受けての再度の検討結果については、必ずフジノたちに報告して下さるとのことです。

教育委員会を出て記者クラブに向かいましたが、残念ながら各社とも不在だった為、要請書を置いてきました。

さらに、待っていて下さった市民の方々に教育委員会とのやりとりを報告しました(冷凍みかんの使用中止を求める市民の方々が応援の為に市議会に集まって下さったのです。ありがとうございます)。

フジノは「この問題はまだ始まったばかりだ」と考えています。

不安を感じておられる市民のみなさまは、ぜひその声を教育委員会に届けて下さい。

お互いに立場があり組織を背負っていますが、一人の個人としての本音ベースでは、教育委員会のみなさんもフジノたちと同じ想いであると感じます。

繰り返し申し上げてきた通り、教育委員会は決して『敵』ではありません。

ともに、こどもたちの健やかな育ちを守る味方同士です。

どうか市民のみなさま、一緒に力を合わせてこどもたちの健康を守る為にがんばっていきましょう。